JPH0442982Y2 - - Google Patents

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JPH0442982Y2
JPH0442982Y2 JP13249086U JP13249086U JPH0442982Y2 JP H0442982 Y2 JPH0442982 Y2 JP H0442982Y2 JP 13249086 U JP13249086 U JP 13249086U JP 13249086 U JP13249086 U JP 13249086U JP H0442982 Y2 JPH0442982 Y2 JP H0442982Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は走行車にリンク機構を介して支持フレ
ームを昇降自在に連結させ、その支持フレームに
植付部を左右方向に揺動自在に設けると共に、植
付部の左右傾斜を検出するセンサフロートと、植
付部を左右に傾斜させるローリング調節部材とを
備え、植付田面に対し植付部を略水平に支持させ
て田植作業を行う田植機のローリング制御装置に
関する。
「従来の技術」 従来、特開昭59−34812号公報に示す如く、フ
ロートセンサと水平センサを使い分けて植付部の
左右傾斜を検出する技術があつた。
「考案が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、フロートセンサと水平センサ
の出力切換を手動で行うものであつたから、セン
サの切換を忘れる等の誤操作により不安定な植付
作業を行うことになると共に、前記各センサの出
力切換操作を増やすことにより、従来でも畦際作
業に移行する操作が煩雑であつたから、他の誤操
作をも招き易い等の取扱い操作上の問題があつ
た。
「問題点を解決するための手段」 然るに、本考案は、植付田面に対する植付部左
右側の地上高さ差を検出するフロートセンサと、
水平線に対する植付部の左右傾斜を検出する水平
センサとを備えた装置において、畦際処理か否か
を判別する判別手段を設け、畦際処理時に水平セ
ンサ出力に基づいて制御すべくセンサ出力切換手
段を設けたことを特徴とするものである。
「作用」 従つて、前記各センサの切換忘れ等の誤操作を
なくして安定した植付作業を行い得、従来に比べ
て簡便な取扱い操作で前記各センサを使い分け
得、畦際処理とそれ以外の作業切換操作の簡略化
並びに制御機能の向上などを容易に図り得るもの
である。
「実施例」 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図は水平制御回路図、第2図は乗用田植
機の側面図、第3図は同平面図を示し、図中1は
作業者が搭乗する走行車であり、エンジン2を搭
載する車体フレーム3後端をミツシヨンケース4
に連設させ、前記ミツシヨンケース4の前部両側
にアクスルケース5を介して水田走行用前輪6を
支持させると共に、前記ミツシヨンケース4の後
部両側に伝動ケース7を連設し、前記伝動ケース
7後端部に水田走行用後輪8を支持させる。そし
て前記エンジン2等を覆うボンネツト9両側に予
備苗載台10を取付けると共に、ステツプ11を
形成する車体カバー12によつて前記伝動ケース
7等を覆い、前記車体カバー12上部に運転席1
3を取付け、其の運転席13の前方で前記ボンネ
ツト9後部に操向ハンドル14を設ける。
また、図中15は多条植え用の苗載台16並び
に複数の植付爪17などを具備する植付部であ
り、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台16を
下部レール18及びガイドレール19を介して植
付ケース20に左右往復摺動自在に支持させると
共に、クランク運動させる植付アーム21並びに
植付爪駆動軸22を介して植付ケース20に前記
植付爪17を取付ける。そして前記植付ケース2
0の下方に植付用均平フロート23,24,24
を、植付深さ調節リンク25を介して支持すると
共に、前記各植付ケース20…を植付ミツシヨン
ケース27に連設し、トツプリンク28及びロア
リンク29を含む三点リンク機構30を用いて前
記走行車1後側にこの植付ミツシヨンケース27
を介して植付部15を連結させ、植付部15を昇
降させる油圧シリンダ31を前記ミツシヨンケー
ス4後部とトツプリンク28との間に介設させ、
前記油圧シリンダ31の伸縮動作で植付部15を
昇降させる一方、前記植付部15を降下させて各
フロート23,24を着地させ、左右に往復移動
させる苗載台16から一株分の苗を植付爪17に
よつて順次取出して植付けるように構成してい
る。
また図中32は走行変速レバー、33は植付昇
降レバー、34は植付深さ感度調節レバー、35
は走行クラツチペダル、36,36は左右ブレー
キペダルである。
第4図乃至第7図に示す如く、苗載台16傾斜
下端を臨ませる苗取出板37を植付ケース20上
面側に固設し、苗取出板37の苗取出口38を植
付爪17に対抗させて開設すると共に、植付深さ
調節リンク25を連結する植付深さ調節軸39を
植付ケース20下面側に軸支させ、植付ミツシヨ
ンケース27左側にレバーガイド40を介して設
ける植付深さ調節レバー41を前記調節軸39に
連結させて、前記レバー41操作により植付ケー
ス20とフロート23,24の間隔を変更して植
付深さを調節する一方、前記レバー41と反対側
のミツシヨンケース27右側にレバーガイド42
を介して苗縦取り調節レバー43を取付けてい
る。
さらに左右外側の植付ケース20,20の前部
外側面に基板44を固設し、ガイドレール19を
介して苗載台16を支える支柱45基端を前記基
板44に一体連結させると共に、前記基板44に
一体連結するパイプフレーム46を機外側方に略
水平に延設し、未植側田面に植付走行軌跡を形成
する筋引マーカ47を前記パイプフレーム46に
起伏自在に支持させる。
また前記苗取出板37の端部外側を囲むサイド
バンパ48をL形に折曲げて前記基板44に一体
連結し、サイドバンパ48の前後延設部中間と前
記パイプフレーム46機外側端とを連結固定する
と共に、前記サイドバンパ48の左右延設部中間
に支点ブラケツト49を固設させ、植付部15最
外側の均平フロート24,24の機外側に左右セ
ンサフロート50,50を隣接させて設け、前記
ブラケツト49に支点軸51を介して前記センサ
フロート50を支持させるもので、接地圧変化に
よりフロート50後部が上下動すると共に、その
フロート50の上下動と連動させてこの上下変位
量を検出させるポテンシヨメータ型フロートセン
サ52a,52bを前記ブラケツト50に取付
け、左右センサフロート50,50の上下変位量
を前記の左右フロートセンサ52a,52bの直
線(リニヤ)出力に変換するように構成してい
る。
また前記センサフロート50の後部上面にブラ
ケツト53及び54を介して規制具である規制リ
ンク55下端を連結させると共に、前記パイプフ
レーム46に固設するガイドピン56を前記リン
ク55の長孔57に挿通させ、前記長孔57の長
さによりセンサフロート50の上下ストロークを
設定するもので、平面視において植付部15最外
側のサイドバンパ48より内方側にセンサフロー
ト50を配置させ、前記規制リンク55の案内に
よりセンサフロート50を一定範囲内で上下動さ
せるように構成している。
次いで、第8図乃至第10図に示す如く、前記
トツプリンク28及びロアリンク29の後端にピ
ン58,59を介してヒツチプレート60を連結
すると共に、前記ヒツチプレート60に上下ヒツ
チピン61,62を介して支持フレームであるロ
ーリング支点プレート63を着脱自在に係止さ
せ、その支点プレート63にローリング支点軸6
4を介して植付ミツシヨンケース27を連結支持
し、前記支点軸64を中心に植付部15を左右に
摺動自在に支持するもので、前記支点軸64を中
心に左右対称に左右センサフロート50,50を
配置している。
そして前記支点プレート63上端に門形枠フレ
ーム65を一体連結し、このフレーム65上端に
ブラケツト66及び支軸67を介してアクチユエ
ータであるローリングシリンダ68を支持し、植
付部15を左右方向に傾動させる前記シリンダ6
8を前記支点プレート63の上端近傍に連通させ
ると共に、前記植付ミツシヨンケース27に設け
てガイドレール19を介して苗載台16を支持す
る支柱69を備え、この支柱69上端部の固定軸
70にボールジヨイント71を介して前記シリン
ダ68のピストンロツド72を連結させるもの
で、走行車1に対する植付部15の左右傾斜を検
出するポテンシヨメータ型対本機センサ73を前
記支点プレート63に設けると共に、前記植付ミ
ツシヨンケース27の前面でこの右側に植付入力
軸74を、またその左側にブラケツト75を介し
て水平センサ76を夫々配設させ、植付田面に対
する植付部15の左右傾斜を前記水平センサ76
により検出するように構成している。
次いで、第11図に示す如く、前輪6,6を操
向作動させるタイロツド79,80にパワーステ
アリングシリンダ81を連結し、操向ハンドル1
4と連動するピツトマンアーム82により切換え
るパワーステアリングバルブ83を介して前記シ
リンダ81に油圧ポンプ84を接続させると共
に、植付部15を昇降させる油圧シリンダ31に
昇降バルブ85及び前記パワーステアリングバル
ブ83を介して油圧ポンプ84を接続させ、油圧
ポンプ84に対し分流バルブ86の絞り弁87を
介して前記各バルブ83,85を直列に設ける。
また左傾及び右傾ソレノイド88,89を有す
るローリングバルブ90を備え、そのバルブ90
により複動型ローリングシリンダ68作動制御す
ると共に、前記分流バルブ86の絞り弁91を介
して油圧ポンプ84にローリングバルブ90を接
続させ、可変絞りバルブ92を有する遅動回路9
3並びに短絡回路94のいずれかを介してローリ
ングバルブ90と前記絞り弁91を接続する変速
バルブ95を設け、変速ソレノイド96を有する
前記バルブ95の切換によりローリングシリンダ
68の作動速度を変更する一方、前記分流バルブ
86の絞り弁91の減圧作用により、エンジン2
の回転数変化に関係なく、油圧ポンプ84からの
高圧油を常に略一定圧力で変速バルブ95に印加
させ、単位時間あたりの植付部15の左右傾斜修
正量をエンジン2の回転数に係わらず略一定に保
ち、エンジン2回転数が変化しても常に設定速度
でローリングシリンダ68を作動可能に構成して
いる。
さらに第1図に示す如く、マイクロコンピユー
タで構成する水平制御回路97を備え、前記各セ
ンサ52a,52b,73,76並びに前記各ソ
レノイド88,89,96を前記制御回路97に
接続させる共に、点灯により自動制御状態を表示
する自動ランプ98と、前記フロートセンサ52
a,52bの検出範囲外の出力に基づいて点灯に
より異常検出状態を警報する異常警報ランプ99
と、固定及び自動及び畦際モード端子100a,
100b,100cを有する自動切換スイツチ1
00と、左上げ及び右上げ端子101a,101
bを有する手動スイツチ101と、低速及び中速
及び高速端子102a,102b,102cを有
して各ソレノイド88,89,96を駆動するパ
ルスのデユーテイ比を変更する制御速度切換スイ
ツチ102と、第5図にも示すようにサイドバン
パ48に設けた畦際処理のときに畦にセンサアー
ム部を当接させて畦を検出する左右の畦センサ1
03a,103bと、パイプフレーム46に設け
て筋引マーカ47の起立動作を検出する左右のマ
ーカ起立センサ104a,104bと、フロート
センサ52a,52b出力並びに水平センサ76
出力を選択する検出切換スイツチ105と、走行
変速レバー32又は走行クラツチペダル35操作
と連動して主クラツチ(図示省略)「切」動作を
検出する主クラツチスイツチ106とを備え、前
記各スイツチ77,78,100,101,10
2,103a,103b,104a,104b,
105,106並びに前記各ランプ98,99を
前記制御回路97に接続するもので、畦際処理か
否かを判別する判別手段である前記畦センサ10
3a,103b及びマーカ起立センサ104a,
104bを設けると共に、畦際処理時に水平セン
サ76出力に基づいて制御すべくセンサ出力切換
手段である前記制御回路97を設け、圃場中央部
では植付田面に対する植付部15左右側の地上高
さ差を検出するフロートセンサ52a,52b出
力に基づいて、また畦際では水平線に対する植付
部15の左右傾斜を検出する水平センサ76出力
に基づいて、前記ローリングシリンダ68を作動
制御して植付部15の左右傾斜を修正するように
構成している。
また第12図はセンサフロートの昇降操作説明
図であり、前記センサフロート50を上昇支持す
る引上げ部材である引上げレバー107を設け、
左右センサフロート50,50に引上げ108,
109を介して前記レバー107を連結させると
共に、前記フロートセンサ52a,52bのオフ
動作と連動して前記レバー107を引上げ操作す
る引上げソレノイド110を備え、そのソレノイ
ド110前記制御回路97に接続させ、フロート
センサ52a,52bの出力オフ操作によりソレ
ノイド110を作動させて左右のセンサフロート
50,50を上昇固定するように構成している。
さらに走行変速レバー32及び植付昇降レバー
33にピン111,112及びノツチ113,1
14を介して引げアーム115,116を各別に
係合当接させ、前記レバー107にワイヤ11
7,118を介して前記各アーム115,116
を連結させ、走行変速レバー32の植付走行位置
でセンサフロート50を下降させ、それ以外のそ
のレバー32の変速位置でセンサフロート50を
上昇固定すると共に、植付昇降レバー33の下降
及び植付位置でセンサフロート50を下降させ、
それ以外のレバー33の操作位置でセンサフロー
ト50を上昇固定するように構成している。
本実施例は上記の如く構成しており、第13図
乃至第17図のフローチヤートに示す如く、前記
手動スイツチ101の切換操作を行うことによ
り、第14図のように前記スイツチ101の左上
げ又は右上げ入力に基づいて左上げ又は右上げ制
御を行い、左傾及び右傾ソレノイド88,89を
励磁してローリングバルブ90を切換え、ローリ
ングシリンダ68を作動させてローリング支点軸
64を中心に植付部15を左右方向に傾斜させ、
一定時間経過する迄この状態を維持した後で前記
手動制御が解除される。
また手動スイツチ101入力がなく、自動切換
スイツチ100が固定モード端子100aに位置
し、固定モードが入力されているとき、第15図
のように初期設定された基準傾斜値を入力すると
共に、対本機センサ73値を入力し、その基準傾
斜値にセンサ73値が一致するように左上げ又は
右上げ制御を行い、基準傾斜値に対応した傾斜角
度で植付部15を固定支持する。
一方、自動切換スイツチ100を固定モード以
外の位置に切換えているとき、植付昇降レバー3
3操作により植付部15を上昇させることによ
り、第16図のように制御速度高速切換によつて
変速ソレノイド96が励磁し、変速バルブ95を
切換えて短絡回路94を介してローリングバルブ
90を油圧ポンプ84に接続させ、対本機センサ
73入力により走行車1に対し植付部15が略水
平になるようにローリングシリンダ68を作動さ
せ、植付部15が上昇完了する前に植付部15を
本機に対し水平に支持し、車体カバー12後側の
リヤフエンダ部などに植付部15が接触するのを
防止している。
さらに前記昇降レバー33操作により植付部1
5を下降させることにより、一定時間経過するま
で制御を休止させ、前記レバー33を下降位置か
ら植付位置に切換るのに必要な時間が経過するま
で待機させ、制御動作初期での誤動作を防いで浮
苗発生などを阻止する。
そして植付部15降下から一定時間経過したと
き、検出切換スイツチ105操作により水平セン
サ76から入力させることにより、第17図のよ
うに引上げソレノイド110を作動してセンサフ
ロート50を上昇させると共に、対本機センサ7
3入力に基づき植付部15の左右傾斜が制御範囲
内であるか否かを検出し、植付部15が本機に対
し制御範囲よりも大きく傾斜しているときは異常
警報ランプ99を点灯させて作業者に知らせる一
方、植付部15の傾斜が制御範囲内のとき、水平
センサ76入力に基づいてローリングシリンダ6
8を作動制御し、左上げ制御及び右上げ制御によ
り植付田面に対して植付部15を略水平に支持さ
せ、一定時間経過する迄その状態を保つて水平セ
ンサ76に基づくローリング制御を繰返し行う。
また前記検出切換スイツチ105操作によりフ
ロートセンサ52a,52bから入力させたと
き、左右フロートセンサ52a,52b入力が検
出範囲内であるか否かを夫々確認し、検出範囲外
のときは異常警報ランプ99を点灯させてセンサ
フロート50,50の異常上下動を作業者に知ら
せると共に、第17図のようにセンサフロート5
0を上昇固定し、水平センサ76によりローリン
グ制御を行う。一方、前記センサ52a,52b
入力が検出範囲のとき、自動切換スイツチ100
が畦際モードであるか否かを確認し、畦際モード
でないとき、走行変速レバー32又は走行クラツ
チペダル35の主クラツチ切操作により主クラツ
チスイツチ106がオンになつて水平制御が中止
されると共に、前記スイツチ106がオフで主ク
ラツチ入のときには対本機センサ73から入力さ
れる。
そして対本機センサ73入力に基づき、左右フ
ロートセンサ52a,52b入力が大であるか否
かを判断し、植付田面に対し植付部15が大きく
傾いているとき、制御速度高速切換により変速ソ
レノイド96を励磁させ、変速バルブ95を切換
えて短絡回路94を介して油圧ポンプ84の作動
油をローリングバルブ90に印加させ、ローリン
グシリンダ68の作動を高速で行わせる一方、植
付田面に対する植付部15の傾きが小さいとき、
制御速度低速切換によりローリングバルブ90に
変速バルブ95を遅動回路93を介して接続さ
せ、ローリングシリンダ68の作動を低速で行わ
せる。
また左右フロートセンサ52a,52bの出力
差に基づき植付田面に対する植付部15の左右方
向の傾斜角を演算し、左傾又は右傾を判断してロ
ーリングシリンダ68を前記の設定速度で作動さ
せ、角センサ52a,52bの出力差をなくすよ
うに左上げ及び右上げ制御を行い、植付田面に対
して植付部15を略水平に支持する。
一方、自動切換スイツチ100が畦際モードの
とき、左右の筋引マーカ47,47の上昇をマー
カ起立センサ104a,104bにより検出させ
ると共に、左右の畦センサ103a,103bの
いずれか一方により畦を検出させるもので、左右
の筋引マーカ47,47が上昇していて植付部1
5が畦に近接している畦際処理のとき、第17図
のようにセンサフロート50を上昇固定し、水平
センサ76によりフローリング制御を行うもの
で、前記各センサ103a,103b,104
a,104bにより畦際処理か否かを判別し、畦
際処理のときに水平センサ76出力に基づいてロ
ーリング制御する。
さらに前記自動切換スイツチ100が畦際モー
ドでないとき、また走行変速レバー32が植付変
速位置のとき、また植付昇降レバー33が下降及
び植付位置のとき、支点軸51を中心にセンサフ
ロート50を昇降自在に支持し、フロートセンサ
52a,52b出力に基づくローリング制御を行
えるように維持する一方、前記自動切換スイツチ
100が畦際モードのとき、また走行変速レバー
32が植付変速位置以外のとき、また植付昇降レ
バー33が下降及び植付位置以外のとき、またフ
ロートセンサ52a,52b出力をオフ制御した
とき、引上げレバー107の引上げ動作により左
右のセンサフロート50,50を上昇固定するも
のである。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、植付
田面に対する植付部15左右側の地上高さ差を検
出するフロートセンサ52a,52bと、水平線
に対する植付部15の左右傾斜を検出する水平セ
ンサ76とを備えた装置において、畦際処理か否
かを判別する畦センサ103a,103b及びマ
ーカ起立センサ104a,104bなどの判別手
段を設け、畦際処理時に水平センサ76出力に基
づいて制御すべく水平制御回路97などのセンサ
出力切換手段を設けたもので、戦記各センサ52
a,52b,76の切換忘れ等の誤操作をなくし
て安定した植付作業を行うことができ、従来に比
べて簡便な取扱い操作で前記各センサ52a,5
2b,76を使い分けることができ、畦際処理と
それ以外の作業切換操作の簡略化並びに制御機能
の向上などを容易に図ることができる等の実用的
な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す水平制御回路
図、第2図は全体の側面図、第3図は同平面図、
第4図は植付部の側面図、第5図は同平面図、第
6図はセンサフロート部の側面図、第7図は同平
面図、第8図はローリングシリンダ部の側面図、
第9図は同正面図、第10図は同部分図、第11
図は油圧回路図、第12図はセンサフロートの昇
降操作説明図、第13図乃至第17図はフローチ
ヤートである。 15……植付部、76……水平センサ、97…
…水平制御回路(センサ出力切換手段)、103
a,103b……畦センサ(判別手段)、104
a,104b……マーカ起立センサ(判別手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 植付田面に対する植付部左右側の地上高さ差を
    検出するフロートセンサと、水平線に対する植付
    部の左右傾斜を検出する水平センサとを備えた装
    置において、畦際処理か否かを判別する判別手段
    を設け、畦際処理時に水平センサ出力に基づいて
    制御すべくセンサ出力切換手段を設けたことを特
    徴とする田植機のローリング制御装置。
JP13249086U 1986-08-28 1986-08-28 Expired JPH0442982Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13249086U JPH0442982Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13249086U JPH0442982Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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Publication Number Publication Date
JPS6338723U JPS6338723U (ja) 1988-03-12
JPH0442982Y2 true JPH0442982Y2 (ja) 1992-10-12

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ID=31031925

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JP13249086U Expired JPH0442982Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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Also Published As

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JPS6338723U (ja) 1988-03-12

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