JPH0442164Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0442164Y2 JPH0442164Y2 JP1987164531U JP16453187U JPH0442164Y2 JP H0442164 Y2 JPH0442164 Y2 JP H0442164Y2 JP 1987164531 U JP1987164531 U JP 1987164531U JP 16453187 U JP16453187 U JP 16453187U JP H0442164 Y2 JPH0442164 Y2 JP H0442164Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- tire
- chain
- fitting
- inner member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000639 Spring steel Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
Landscapes
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、自動車が積雪、凍結等の道路を走行
する際に、タイヤの滑止めのためにタイヤに取付
ける金属性タイヤチエーンに関する。
する際に、タイヤの滑止めのためにタイヤに取付
ける金属性タイヤチエーンに関する。
従来、この種のタイヤチエーン、即ち、タイヤ
の内側チエーンと、該内側チエーンに直交して連
結されたクロスチエーンと、該クロスチエーンに
連結されたタイヤの外側チエーンとから成るタイ
ヤチエーンをタイヤに取付けるに際しては、外側
から見えない内側チエーンの両端に設けられてい
る連結金具の連結を、フエンダーの中に腕を入れ
て手さぐりの状態で行つていた。
の内側チエーンと、該内側チエーンに直交して連
結されたクロスチエーンと、該クロスチエーンに
連結されたタイヤの外側チエーンとから成るタイ
ヤチエーンをタイヤに取付けるに際しては、外側
から見えない内側チエーンの両端に設けられてい
る連結金具の連結を、フエンダーの中に腕を入れ
て手さぐりの状態で行つていた。
したがつて、手さぐりで行う連結金具の連結、
取外し作業には長時間を要し、寒さの中で行う作
業は非常に煩わしかつた。
取外し作業には長時間を要し、寒さの中で行う作
業は非常に煩わしかつた。
本考案は、Ｃ字状のばね鋼材よりなる内側部材
と、クロスチエーン及び外側チエーンから成るタ
イヤチエーンの前記内側部材の一端には、係止孔
を設けた雌形係止金具を取付け、内側部材の他端
に取り付けられる雄形係止金具には、先端よりＵ
字状に折曲形成され前記係止孔と係脱する係止突
起と、中間部より先端が前記係止突起より遠ざか
る方向に傾斜し、前記雌形係止金具を前記係止突
起より離脱する方向に案内するテーパー部を有す
る分離助成部材を設けたことを特徴とするもので
ある。
と、クロスチエーン及び外側チエーンから成るタ
イヤチエーンの前記内側部材の一端には、係止孔
を設けた雌形係止金具を取付け、内側部材の他端
に取り付けられる雄形係止金具には、先端よりＵ
字状に折曲形成され前記係止孔と係脱する係止突
起と、中間部より先端が前記係止突起より遠ざか
る方向に傾斜し、前記雌形係止金具を前記係止突
起より離脱する方向に案内するテーパー部を有す
る分離助成部材を設けたことを特徴とするもので
ある。
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第１図はタイヤの内側に位置するタイヤチエー
ンの内側部分の要部を示し、１は内側部材にし
て、スリーブ１ａを外装したＣ字状のばね鋼材１
ｂより成り、該ばね鋼材１ｂの両端には取付部材
１Ｃが固着され、該取付部材１Ｃには雄形係止金
具２と雌形係止金具３が各別に取付けられてい
る。
ンの内側部分の要部を示し、１は内側部材にし
て、スリーブ１ａを外装したＣ字状のばね鋼材１
ｂより成り、該ばね鋼材１ｂの両端には取付部材
１Ｃが固着され、該取付部材１Ｃには雄形係止金
具２と雌形係止金具３が各別に取付けられてい
る。
４は内側部材１と外側チエーン５との間にほぼ
直交状態に連結されたクロスチエーンを示す。
直交状態に連結されたクロスチエーンを示す。
而して、前記雄形係止金具２は、第２図Ａの平
面図、同図Ｂの断面図に示すように、一端部に前
記ばね鋼材１ｂの一方に固着した取付部材１Ｃを
鋲止めする一対の孔２ａが設けられると共に、他
端部には内方へＵ字状に折曲した係止突起２ｂが
形成され、孔２ａと係止突起２ｂとの中間部に
は、先端が前記係止突起より遠ざかる方向に傾斜
したテーパー部２C1と、テーパー部２C1の先端
より雄形係止金具２に対してほぼ平行な水平部２
C2とから成る分離助成部材２Ｃが切起し形成さ
れている。
面図、同図Ｂの断面図に示すように、一端部に前
記ばね鋼材１ｂの一方に固着した取付部材１Ｃを
鋲止めする一対の孔２ａが設けられると共に、他
端部には内方へＵ字状に折曲した係止突起２ｂが
形成され、孔２ａと係止突起２ｂとの中間部に
は、先端が前記係止突起より遠ざかる方向に傾斜
したテーパー部２C1と、テーパー部２C1の先端
より雄形係止金具２に対してほぼ平行な水平部２
C2とから成る分離助成部材２Ｃが切起し形成さ
れている。
また、前記雌形係止金具３は、第３図Ａの平面
図、同図Ｂの断面図に示すように、一端部に前記
ばね鋼材１ｂの他方に固着した取付部材１Ｃを鋲
止めする一対の孔３ａが設けられると共に、他方
には前記係止突起２ｂが係脱する係止孔３ｂが設
けられている。
図、同図Ｂの断面図に示すように、一端部に前記
ばね鋼材１ｂの他方に固着した取付部材１Ｃを鋲
止めする一対の孔３ａが設けられると共に、他方
には前記係止突起２ｂが係脱する係止孔３ｂが設
けられている。
タイヤにタイヤチエーンを取付けるには、
(a) 内側部材１のＣ字状のばね鋼材１ｂを弾性的
に拡開してタイヤの外側からタイヤ上にかぶ
せ、内側部材１がタイヤの内側に位置したとき
放すと、内側部材１はばね鋼材１ｂの弾性復元
力により原形に復帰する。
に拡開してタイヤの外側からタイヤ上にかぶ
せ、内側部材１がタイヤの内側に位置したとき
放すと、内側部材１はばね鋼材１ｂの弾性復元
力により原形に復帰する。
(b) 次いで、内側部材１をタイヤの外側から押し
縮め、雄形係止金具２の係止突起２ｂを雌形係
止金具３の係止孔３ｂに掛け止める。
縮め、雄形係止金具２の係止突起２ｂを雌形係
止金具３の係止孔３ｂに掛け止める。
この際、係止突起２ｂと係止孔３ｂとは嵌合
係止であるので、簡単確実に重合係止ができる
（第４図参照）。
係止であるので、簡単確実に重合係止ができる
（第４図参照）。
(c) 外側チエーン５の連結は、第５図に示すよう
に、一方のチエーン５に取付けたフツク６を他
方のチエーン５に掛止める等種々の手段が採ら
れ、また外側チエーン５に緊締バンドが掛止め
られることは従来と同様である。
に、一方のチエーン５に取付けたフツク６を他
方のチエーン５に掛止める等種々の手段が採ら
れ、また外側チエーン５に緊締バンドが掛止め
られることは従来と同様である。
そして、内側部材１の連結解除には、タイヤの
外側から内側部材１を押し縮めれば、雄形係止金
具２と雌形係止金具３との相対移動により、雄形
係止金具２と係止突起２ｂとの間に収容されてい
た雌形係止金具３の先端がテーパー部２C1に当
接し、テーパー部２C1に滑り接触しながら移動
し、係止突起２ｂと係止孔３ｂとの係止を解きつ
つ両係止金具２，３は分離する。
外側から内側部材１を押し縮めれば、雄形係止金
具２と雌形係止金具３との相対移動により、雄形
係止金具２と係止突起２ｂとの間に収容されてい
た雌形係止金具３の先端がテーパー部２C1に当
接し、テーパー部２C1に滑り接触しながら移動
し、係止突起２ｂと係止孔３ｂとの係止を解きつ
つ両係止金具２，３は分離する。
本考案は次の効果を有する。
(a) タイヤチエーンの内側部材はＣ字状のばね鋼
材よりなり、該ばね鋼材の両端に係止突起を有
する雄形係止金具と係止孔を有する雌形係止金
具を設けたので、タイヤへの取付けの際、外側
から見えないタイヤ内側での雄雌両係止金具の
重合係止が簡単確実にできる。
材よりなり、該ばね鋼材の両端に係止突起を有
する雄形係止金具と係止孔を有する雌形係止金
具を設けたので、タイヤへの取付けの際、外側
から見えないタイヤ内側での雄雌両係止金具の
重合係止が簡単確実にできる。
(b) 雄形係止金具に雌形係止金具との分離助成用
部材を設けたので、タイヤの外側から内側部材
を押し縮める簡単な動作により、見えない連結
金具の連結を極めて容易に分離することができ
る。
部材を設けたので、タイヤの外側から内側部材
を押し縮める簡単な動作により、見えない連結
金具の連結を極めて容易に分離することができ
る。
従つて、タイヤチエーンの取り付け、取外しが
短時間で容易に行なえるようになつた。
短時間で容易に行なえるようになつた。
第１図はタイヤチエーンの内側部分の要部を示
す平面図、第２図は雄形係止金具を示し、同図Ａ
は平面図、同図Ｂは断面図、第３図は雌形係止金
具を示し、同図Ａは平面図、同図Ｂは断面図、第
４図はタイヤチエーンを取付けたタイヤの内側を
示す正面図、第５図は同じくタイヤの外側を示す
正面図である。 １……内側部材、１ｂ……ばね鋼材、２……雄
形係止金具、２ｂ……係止突起、２Ｃ……分離助
成用部材、３……雌形係止金具、３ｂ……係止
孔。
す平面図、第２図は雄形係止金具を示し、同図Ａ
は平面図、同図Ｂは断面図、第３図は雌形係止金
具を示し、同図Ａは平面図、同図Ｂは断面図、第
４図はタイヤチエーンを取付けたタイヤの内側を
示す正面図、第５図は同じくタイヤの外側を示す
正面図である。 １……内側部材、１ｂ……ばね鋼材、２……雄
形係止金具、２ｂ……係止突起、２Ｃ……分離助
成用部材、３……雌形係止金具、３ｂ……係止
孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 Ｃ字状のばね鋼材よりなる内側部材と、クロス
チエーン及び外側チエーンから成り、 前記内側部材の一端には、係止孔を設けた雌形
係止金具が取り付けられ、 内側部材の他端に取り付けられる雄形係止金具に
は、先端よりＵ字状に折曲形成され前記係止孔と
係脱する係止突起と、中間部より先端が前記係止
突起より遠ざかる方向に傾斜し、前記雌形係止金
具を前記係止突起より離脱する方向に案内するテ
ーパー部を有する分離助成部材を設けた。 ことを特徴とするタイヤチエーン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987164531U JPH0442164Y2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987164531U JPH0442164Y2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0169009U JPH0169009U (ja) | 1989-05-08 |
| JPH0442164Y2 true JPH0442164Y2 (ja) | 1992-10-05 |
Family
ID=31450219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987164531U Expired JPH0442164Y2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0442164Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4812886U (ja) * | 1971-06-21 | 1973-02-13 |
-
1987
- 1987-10-29 JP JP1987164531U patent/JPH0442164Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4812886U (ja) * | 1971-06-21 | 1973-02-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0169009U (ja) | 1989-05-08 |
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