JPS6228167Y2 - - Google Patents

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JPS6228167Y2
JPS6228167Y2 JP7264980U JP7264980U JPS6228167Y2 JP S6228167 Y2 JPS6228167 Y2 JP S6228167Y2 JP 7264980 U JP7264980 U JP 7264980U JP 7264980 U JP7264980 U JP 7264980U JP S6228167 Y2 JPS6228167 Y2 JP S6228167Y2
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JP
Japan
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hanging rod
fitting
band
loop
metal fitting
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Expired
Application number
JP7264980U
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JPS56174510U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばモーターバイクの連転者用の
ヘルメツトにおける顎紐の如きループ状バンドが
切欠き部から挿入されて尾錠具の掛杆に連結され
る際、掛杆から切欠き部を通つてバンドが離脱さ
れないようにしたバンドと尾錠具との離脱防止金
具に関するものである。
従来、モーターバイクの連転者用のヘルメツト
に用いられる尾錠具は、その掛杆にループ状バン
ドを切欠き部より挿入して連結するだけであつた
ため、ループ状バンドが掛杆から切欠き部を通つ
て何時如何るはずみで離脱しヘルメツトが脱げる
か分らない等の危険性を含んでいた。
そこで、本考案はループ状バンドが掛杆から切
欠き部を通つて離脱することが無いようにするこ
とを目的として案出されたものである。
以下、本考案の一実施例を図について説明する
と、図に於いて1は本考案に係る離脱防止金具を
示し、この金具1は、断面を、尾錠具Aにおける
掛杆3断面形状に適応せしめて折曲した金具本体
2を形成し、この金具本体2開放端に、相対峙す
るようにL字形係止部2Aを延設して略開放構造
に形成したものであり、尾錠具Aの連繋凹体Bの
掛杆3に適宜方向から緊着するようになつてい
る。
尚、図示例における掛杆3の断面形状は角形で
あるため、金具本体2のそれも角形としてある
が、掛杆3の断面形状が丸形、三角形、六角形等
であれば、金具本体2のそれも同様の断面形状を
呈するよう折曲形成されるものである。
図示例に於ける尾錠具Aは、前記掛杆3を有す
る連繋凹体Bと、この中に着脱自在に連結される
連繋凸体Cとからなるもので、連繋凹体B方向を
前方、連繋凸体C方向を後方として、尾錠具Aの
具体的構造を説明すると次の通りである。
連繋凸体Cは、帯状バンドEを連結する掛杆体
6が前後に移動可能なように、掛枠部8左右に設
けた孔7に挿入されることで掛枠部8を形成し、
互いに対向する方向での弾性復元力を有する相対
峙した一対の嵌脱舌片10の前方先端に互いに対
向する方向で外向きにそれぞれ嵌着爪片9を設け
て形成した嵌脱部11を、掛枠部8前方に接続し
て合成樹脂等にて一体に設けたものである。
また、連繋凸体Cに連結される連繋凹体Bは、
ループ状バンドDを挿入させ連結させる、切欠き
部4を有する掛杆3が設けられている掛杆部5を
形成し、中空長方形状で内側面に前記嵌着爪片9
を案内する前方が狭くなるようなテーパー状案内
面12を備え、かつ嵌着爪片9を係合させる係合
面13を有して形成される嵌脱案内部14を掛杆
部5後方に係合面13が前方になるようにして接
続させ、更に嵌脱案内部14両外側後方には、互
いに対向する方向での弾性復元力を有する離脱押
片部16がそれぞれ接続され、離脱押片部16前
方先端には嵌脱案内部14に向つて垂直にそれぞ
れ離脱突片15を設けて、これら5,14,16
を合成樹脂にて一体に設けたものである。
本考案は以上のように構成されており、次にそ
の使用例を説明すると、ループ状バンドDを掛杆
3に設けられた切欠き部4より挿入させてから、
離脱防止金具1を掛杆3に緊着させることで連繋
凹体Bにループ状バンドDを連結するのであり、
一方、掛杆体6に帯状バンドEをその長さを調整
して連結させることで帯状バンドEを連繋凸体C
に連結するものである。そして、連繋凸体Cの嵌
脱部11を連繋凹体Bの嵌脱案内部14内に、嵌
着爪片9とテーパー状案内面12が接するように
して強制的に嵌入し、嵌着爪片9と係合面13と
が係合して連繋凸体Cと連繋凹体Bとがしつかり
と連結されるのである。
また、左右の離脱押片部16を同時に押すこと
により、離脱突片15が嵌着爪片9を押し込み嵌
着爪片9と係合面13との係合が解放されて嵌着
爪片9がテーパー状案内面12に沿つて復旧滑動
し、連繋凹体Bと連繋凸体Cとが離脱する。
従つて、ループ状バンドDを挿入させる切欠き
部4を有する掛杆3に緊着されるよう、断面を掛
杆3断面形状に適応せしめて折曲した金具本体2
を形成し、この金具本体2開放端に、相対峙する
ようにL字形係止部2Aを延設して略開放構造に
形成したから、ループ状バンドDの連結作業は切
欠き部4から挿入することでより容易に行え、製
造に於ける組立て時間の短縮化に役立つばかりで
なく、離脱防止金具1で切欠き部4を閉塞するこ
とで、ループ状バンドDが掛杆3から何時如何な
るはずみで離脱することもなくなり、また掛杆3
自体の補強にもなるのでより安全性を増大したも
のとなる。
特に、離脱防止金具1を掛杆3断面形状に適応
せしめたことで、より掛杆3に緊着し易くなり、
また相対峙したL字形係止部2Aを延設したこと
で、掛杆3から金具1自体が容易に離脱すること
がなく、更に、略開放構造に形成されるので、掛
杆3に適宜方向からの挿入が簡単に行える。しか
も、金具1を掛杆3を覆うように緊着したことに
より、それぞれ対向する片持梁状のものが一体と
なつて両端固定梁状のものとなるから、掛杆3を
強度的に強いものとすることができ、掛杆3取付
け部における外力その他による破損を未然に防ぐ
ものである。
更に、尾錠具Aに於いては掛杆体6を前後に移
動可能としたので、帯状バンドEの長さの調整や
連結が容易に確実に行われる。また、嵌脱舌片1
0に弾性復元力を持たせ、離脱案内部14の内側
面に前記テーパー状案内面12を設けたことで、
連繋凹体Bに連繋凸体Cが嵌入されて完全に連結
された時にはカチツと音を発するので、使用者に
完全な連結状態の正確な確認判断が可能となる。
一方、前記離脱押片部16を左右同時に押すだ
けで、嵌着爪片9と係合面13との係合が解放さ
れて連繋凸体Cが連繋凹体Bから飛び出すように
して離脱するので操作が実に簡単である。そし
て、前記弾性復元力を有した嵌脱舌片10に設け
られた嵌着爪片9と係合面13とで係合されるの
で、如何なるアクシデントによつても離脱しな
い。
以上説明したように本考案によれば、ループ状
バンドが掛杆から切欠き部を通つて離脱し、ヘル
メツトが脱げる等の危険性を少なくし、製造に於
ける組立て時間の短縮化及び取付作業の容易化に
役立ち、しかも構成が簡単であり量産可能なこと
で安価に提供できる等の実用上極めて有益な効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は本考
案に係る離脱防止金具を使用した尾錠具全体の分
解斜視図、第2図は離脱防止金具の使用状態に於
ける断面図、第3図は尾錠金具の連結状態に於け
る縦断面図である。 A……尾錠具、B……連繋凹体、C……連繋凸
体、D……ループ状バンド、E……帯状バンド、
1……離脱防止金具、2……金具本体、2A……
掛止部、3……掛杆、4……切欠き部、5……掛
杆部、6……掛杆体、7……孔、8……掛枠部、
9……嵌着爪片、10……嵌脱舌片、11……嵌
脱部、12……テーパー状案内面、13……係合
面、14……嵌脱案内部、15……離脱突片、1
6……離脱押片部、2A……係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ループ状バンドが連結される掛杆を備えた尾錠
    具において、ループ状バンドを挿入させる切欠き
    部を有する掛杆に緊着されるよう、断面を掛杆断
    面形状に適応せしめて折曲した金具本体を形成
    し、この金具本体開放端に、相対峙するようにL
    字形係止部を延設して略開放構造に形成したこと
    を特徴とするバンドと尾錠具との離脱防止金具。
JP7264980U 1980-05-27 1980-05-27 Expired JPS6228167Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7264980U JPS6228167Y2 (ja) 1980-05-27 1980-05-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7264980U JPS6228167Y2 (ja) 1980-05-27 1980-05-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56174510U JPS56174510U (ja) 1981-12-23
JPS6228167Y2 true JPS6228167Y2 (ja) 1987-07-20

Family

ID=29435801

Family Applications (1)

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JP7264980U Expired JPS6228167Y2 (ja) 1980-05-27 1980-05-27

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0542728Y2 (ja) * 1987-12-28 1993-10-27
JP5396201B2 (ja) * 2009-09-02 2014-01-22 株式会社谷沢製作所 ヘルメット及び帯紐用バックル

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Publication number Publication date
JPS56174510U (ja) 1981-12-23

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