JPH044167A

JPH044167A - 媒体状態検出方法

Info

Publication number: JPH044167A
Application number: JP10290990A
Authority: JP
Inventors: Tokuyuki Matsuda; 徳之松田
Original assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Current assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date: 1990-04-20
Filing date: 1990-04-20
Publication date: 1992-01-08
Anticipated expiration: 2013-05-13
Also published as: JP2749949B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は非連続紙の媒体を使用するプリンタにおいて、
媒体のスキュー量及び位置を検出するための媒体状態検
出方法に関するものである。

（従来の技術）従来、非連続紙の媒体を使用するプリンタにおいては、
紙カセットから送出された媒体が正しく搬送されている
か否かを判断するために、媒体走行路にセンサが設けら
れており、該センサによって媒体のスキュー量、位Ｗを
検出するようになっている。

第６図は従来の媒体状態検出方法を示す図である。

図において、３１は媒体走行路であり、該媒体走行路３
１を紙カセットから送出された媒体３２が印字部３３に
搬送される。上記媒体走行路３１にはセンサｓ、、ｓ２
．ｓ３．ｓ、が配設されている。センサＳＳ２は媒体走
行方向に垂直の線！上に距離を置いて配設されていて、
センサＳ３．Ｓ、は媒体走行路３１の側壁に沿って配設
される。

そして、センサＳ、、Ｓ、が同時に媒体３２を検知した
場合にスキュー無しと判断し、センサＳ、、Ｓ。

が同時に媒体３２を検出した場合に媒体３２が走行路３
１の右寄りを通って搬送されていることを検出している
。

（発明が解決しようとする課Ｈ）しかしながら、上記従来の媒体状態検出方法においては
、スキューの有無の判定をセンサＳ、、Ｓ。

による同時検知により行うため、その判定が必要以上に
厳しく、わずかのスキューでもスキュー有りと判定して
しまい、操作性が低下してしまう。

また、センサＳ、、Ｓ、の配置上、スキューの有無を判
定することができる媒体サイズが限定され、しかもセン
サＳ１．Ｓ２を媒体３２が通過するのはわずかに一回で
あり、その時以外に媒体３２の状態を検出することがで
きない。

また、媒体走行の異常時に、異常の程度を検出すること
ができない。

本発明は、上記従来の媒体状態検出方法の問題点を解決
して、スキューの有無及び媒体位置を正確に判定して印
字ずれを無くし、媒体の処理が速く操作性の良い媒体状
態検出方法を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段）そのために、本発明の媒体状態検出方法は媒体走行路上
において、媒体走行方向に垂直な線に対して傾斜して二
つのラインセンサを配設する。そして、各ラインセンサ
のそれぞれの出力をクロンクジエネレータによって連続
する複数のパルスで構成される出力信号に変換する。

上記ラインセンサの一部が媒体によって遮蔽されると、
複数のパルスで構成される上記出力信号が分割され、こ
れにより二つの信号部分が形成される。この二つの信号
部分のパルス数は、カウンタによって別々にカウントさ
れ、該カウント値がＣＰＵに送られる。該ＣＰＵは上記
カウント値を演算して媒体走行路上の媒体の状態を識別
する。

（作用）本発明によれば、上記のように媒体走行路上に傾斜して
配設された二つのラインセンサにより、ラインセンサの
一部が媒体によって遮蔽されると、つの信号部分が各ラ
インセンサについて形成される。

この二つの信号部分のパルス数は、カウンタによって別
々にカウントされ、該カウント値がＣＰＵに送られる。

該ＣＰＵは上記カウント値を演算して媒体走行路上の媒
体の状態を識別する。

すなわち、媒体の前端より前方に位置するラインセンサ
部分について二つのカウント値が得られ、このカウント
値から媒体のスキュー量が演算される。

また、媒体の側方に位置するラインセンサ部分について
二つのカウント値が得られ、このカウント値から媒体の
位置が演算される。

（実施例）以下、本発明の実施例について凹面を参照しながら詳細
に説明する。

第１図は本発明の媒体状態検出方法を実施するためのラ
インセンサの配置状態を示す平面図、第２図は同側面図
である。

第１図に示すように、ラインセンサ１．２は媒体給紙路
３１上において、媒体３の走行方向に垂直な線！から角
度θだけ走行方向に傾斜するように取り付けられる。ま
た、第２図に示すように、該ラインセンサ１，２の上方
には所定間隔を置いて光源４が配設されていて、ライン
センサ１２と光ａ４間を媒体３が通過する。

上記ラインセンサ１，２は多数のホトエレメントを配列
したＣＣＤタイプのもので構成され、本実施例の場合、
ホトエレメント幅は８μｍ、ホトエレメント間は５μｍ
、ホトエレメント数２０４８ピントとしである。

第３回は本発明の媒体状態検出方法の原理を示す図であ
る。

媒体３が図に示すように移動して媒体のコーナ部３ａ、
　３ｂがラインセンサ１，２の一部を遮蔽した場合、ラ
インセンサ１の前方端Ｓｌと後方端ｓ２とコーナ部３ａ
間の距離が１．．１．であり、ラインセンサ２の前方端
Ｓｆｆと後方端Ｓ４とコーナ部３ｂ間の距離がｌｚ、ｌ
−であると、スキュー量αを、α−ｒ、　　ｌｚで表すことができる。

また、媒体走行位置については、走行路左側からの距１
［Ｌ、をり、＝ｆ、ｃｏｓ　θ 走行路右側からの距離り、をＬｍ−１ａｃｏｓ　θ で表すことができる。

本発明の媒体状態検出方法は、媒体３がラインセンサ１
．２の一部を覆った状態において、ＣＣＤセンサの上記
路ｍ１．，１．．１．２，１２．に相当する部分のホト
エレメントは検出されるが、コーナ部３ａ。

３ｂに相当する部分のホトエレメントが検出されないこ
とを利用している。

第４図は本発明の媒体状態検出方法を実施するためのラ
インセンサ検出ブロック図、第５図は本発明の媒体状態
検出方法のタイムチャートである。

５はクロックジェネレータ回路であり、ＣＣＤセンサ６
にクロック信号を送るとともに、オア回路２１、インバ
ータ２２にパルスφＴを送る。該パルスφＴが出力され
るごとに各ラインセンサ１，２のＣＣＤセンサ６の出力
が検知される。３９　ＣＣＤセンサ６はクロックシェフ
レータ回路５からクロックを受け、検出した情報をパル
スにして、カウンタＡ９及びシフトレジスタ１２に送る
。

該カウンタＡ９は、ＣＣＤセンサ６からの出力パルスを
８回カウントするごとに１回出力してパルス数を減らし
、必要な精度に換算している。すなわち、第５図におい
てＣＣＤセンサ６はラインセンサｌのｌａ、ｌｂ部分に
対応してａ、ｂのように出力され、カウンタＡ９によっ
てパルス数が減らされ、ａ’、ｂ’　で示されるように
なる。

上記ＣＣＤセンサ６はａ’、ｂ’のデータを一つのパル
スφＴの周期で出力してしまうため、これを別々にカウ
ントして別々のゲート１０．１１に出力する必要がある
。このため、ＣＣＤセンサ６の出力が５パルス分ＬＯ−
レベルになったときコーナ部３ａが検出されたものとみ
なすようにしている。そして、ソフトレジスタ１２に５
つの入力で作動するノア回路２３を接続し、ＣＣＤセン
サ６の出力が連続する５パルス分がノア回路２３に入力
される。該ノア回路２３の入力がすべてＬｏｉｉ　レヘ
ルになると、モノステーブルマルチバイブレータ２４へ
の入力が旧ｇｈレヘルになり、該モノステーブルマルチ
バイブレータ２４からステップ信号が出力されてオア回
路２１に入力される。該オア回路２１においては、該信
号又はパルスφＴが人力されるとりセント信号をカウン
タＢ７に出力してカウンタＢ７をリセットする。

カウンタＢ７はカウンタＡ９から送出されるパルス数を
ａ’、ｂ’について別々にカウントしてａ′のパルスデ
ータをゲートｌＯに、ｂ′のパルスデータをゲート１１
に送る。

また、上記モノステーブルマルチハイブレーク２４の出
力は、ＦＦ（フリップフロップ）１３にも出力され、上
記コーナ部３ａを検出すると、カウンタＢ７の出力を送
るゲートが切り換えられ、ゲートＩＯを閉じてゲーＨ１
を開きｂ′のデータを！１０ポート１４のポートＢへ送
る。そして、次のパルスφＴによりカウンタＢ７とＦＦ
１３はリセットされ、この時ゲーＨ１からゲート１０へ
切り換わる。なお、ＣＰＵ８へはＦＦ１３からの出力が
ポート割込信号として送られ、ポートＡ、Ｂのデータが
読まれる。

１５は、もう一方のラインセンサ２のｃｃＤセンサ回路
であり、同様の処理を行う。

次に、ＣＰＵ　８での処理例を示す。

ＣＰＬＩ　Ｂ側では割込信号が入ると、ポートＡ　　Ｂ
からデータを読み込む。本実施例の場合、ホトエレメン
トが１３μｍごとに並んでいるため、カウンタＢ７へは
１３μｍ×８カウントごとに１パルスが送られることに
なる。

すなわち、分解能は１０４　μ腸である。カウンタＢ７
の値を媒体３の左右位置のデータに変換する場合、走行
路左側からの距ｔｌｌＬ、は（カウンタＢの値）　Ｘ　
（ｃｏｓ　θ）　　Ｘ（１０４μ園）で求まる。

一方、スキュー量αを求める場合は第５［ｆｆ１ｂの部
分のパルス数を左右のラインセンサｌ　２について求め
、それらを比較する。

上記処理を媒体３のセンサ通過速度に応した割り込みタ
イミングで行うことにより、媒体の状態を連続して知る
ことができる。

媒体３が全く検出されず、ＣＣＤセンサ６の出力が媒体
３のコーナ部３ａによって分離されていない状態から、
媒体３が検出されＣＣＤセンサ６の出力がコーナ部３ａ
によって分離された状態になると、カウンタＢ７の出力
が急減する。この時を、上記距離ＬＡ、スキュー量αを
求めるタイミングとするとよい。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。

（発明の効果）以上詳細に説明したように、本発明によれば媒体走行路
上に傾斜して配設された二つのラインセンサにより、ラ
インセンサの一部が媒体によって遮蔽された時に二つの
信号部分を出力し、該二つの信号部分のパルス数をカウ
ンタによって別々にカウントしてＣＰＵに送り、媒体走
行路上の媒体の状態を識別しているので、以下の効果を
奏することができる。

（１）媒体の先頭部において、スキュー量と媒体位置を
同時に検出することができるため、媒体の状態を補正す
る必要があるか否かを瞬時に判定することができ、処理
時間が短縮される。

（２）ラインセンサのデータが上位に送られるため、ス
キュー判定基準、左右位１の基準をソフトウェアで設定
することができる。すなわち、機械のスキューマ−ジン
、左右位１マージンに合わせた判定を行うことができる
。

（３）走行路の両側にラインセンサを斜めに配！してい
るため、幅の異なった媒体を用いることができるととも
に、媒体を媒体走行路の右寄りや左寄り等の任意の位置
で走行させて媒体の位置を検出することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の媒体状態検出方法を実施するためのラ
インセンサの配置状態を示す平面図、第２図は本発明の
媒体状態検出方法を実施するためのラインセンサの配置
状態を示す側面図、第３図は本発明の媒体状態検出方法
の原理を示す図、第４図は本発明の媒体状態検出方法を
実施するだめのラインセンサ検出ブロック図、第５図は
本発明の媒体状態検出方法のタイムチャート、第６図は
従来の媒体状態検出方法を示す図である。１．２・・・ラインセンサ、３・・・媒体、４・・・光
源、５・・・クロンクジエフレータ回路、６・・・ＣＣ
Ｄセンサ、７９・・・カウンタ、８・・・ＣＰＵ　、１
０．１１・・・ゲート、１２・・・シフトレジスタ、１
３・・・ＦＦ、１４・・・Ｔ１０ボート、１５・・・Ｃ
ＣＤセンサ回路。特許出願人　沖電気工業株式会社代理人　弁理士　川　合　　誠（外１名）ライン、七ヱ
ンサの自て１坦〕町も示す手面目第１図ラインセ〉すの配置」九餌ε元す便１１曲回第２図本発明の傅体欣熊秒出方法の屏理も洞■第３図本命日月のゼ日本形１艶、検量方法０タイムチャートん
１才の友某＃杉」性−才鉋出方５人乞示す回第６図

Claims

【特許請求の範囲】（ａ）媒体走行路上において、媒体走行方向に垂直な線
に対して傾斜して配設される二つのラインセンサと、（ｂ）各ラインセンサのそれぞれの出力を、連続する複
数のパルスで構成される出力信号に変換する手段と、（ｃ）上記ラインセンサの一部が媒体によって遮蔽され
て上記出力信号が分割された時に、形成される二つの信
号部分のパルス数を別々にカウントする手段と、（ｄ）上記カウント値を演算して媒体走行路上の媒体の
状態を識別する手段を有することを特徴とする媒体状態
検出方法。