JPH102715A - 位置検出装置 - Google Patents
位置検出装置Info
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- JPH102715A JPH102715A JP15399396A JP15399396A JPH102715A JP H102715 A JPH102715 A JP H102715A JP 15399396 A JP15399396 A JP 15399396A JP 15399396 A JP15399396 A JP 15399396A JP H102715 A JPH102715 A JP H102715A
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Abstract
出誤差をなくし、正確な位置検出を行う。 【解決手段】 移動物体1には光センサ3,4、光源7
が設けられ、壁、等に固定されたエンコーダパターン2
の前面を移動する。光源7からの投射光5はパターン2
の明部11では反射して反射光Lとなり光センサ3,4
で検出され、暗部12では反射されない。検出されたパ
ルスは電圧値「1」、検出されない時「0」とし、カウ
ンタで読み取り、波形整形回路から出力する。光センサ
3,4は各々検出出力の位相が90°ずれるように取付
けられ、パターン2のパルス列として検出し、どちらの
光センサが先に検出したかにより移動方向を知る。パタ
ーン2は高速,中速,低速域で明,暗部の幅a,bの比
を変え、速度に応じて検出可能な幅とし、幅/速度=時
間=一定としてデューティー比の差をなくし、パルスの
カウントを確実にし、検出誤差をなくすことができる。
Description
体に適用され、移動量を検知するための位置検出装置に
関する。
エンコーダパターンの図、図6は従来の位置検出装置の
全体の構成図、図7は従来の他の形式の位置検出装置の
構成図である。これらの図において1は移動物体で、光
センサ3,4と光源7が設けられている。22はエンコ
ーダパターンであり、壁等に固定され白黒の縞、即ち、
明部11と暗部12とを備えている。
量を検知する方法として、エンコーダパターン22の白
黒或いは明暗の変化を数えることによりその変化量から
移動量を検知する方法がある。この方法では、白黒或い
は明,暗部11,12の縞を有するエンコーダパターン
22を用意する必要が有る。
は、明暗を検出するために、エンコーダパターン22に
対して光源7より投射光5をあてる。その時、エンコー
ダパターン22の明部11では光が反射し、暗部12で
は光が反射しないことを利用し、その反射光6の変化を
光センサ3,4により捕らえ、光が反射してくる部分は
電圧が高く、光の反射が無い部分では電圧が低いといっ
た電気信号に変換され、さらに電気信号の高低変化を図
2の波形整形回路8により、例えば電圧が高いときを
1、低いときを0、となる様にデジタル信号とすること
によって、例えば1の時はカウンタ9でカウントし、0
の時はカウントしないといったことをカウンタ回路で行
い、その値により物体の移動量を検知するものである。
コーダパターン22の検出出力の位相差を90°とする
必要が有り、図5に示すようにエンコーダパターンの明
部11と暗部12の位相差が90°となるように取付け
たり、図6に示すように光センサ3,4の出力が90°
の位相差を持つようにエンコーダパターン22を取付け
るといった方法が取られる。
2つの光センサのうち、一方を3、他方を4とすると
き、どちらの光センサの出力が先にでるかにより、移動
方向を知ることができる。例えば、光センサ3が先に出
力される場合のカウンタをカウントアップとし、4が先
に検出される場合のカウンタをカウントダウンとするこ
とにより、物体が移動した方向と場所を捕らえることが
できる。以上のような方法で、物体の移動量を検出して
いた。
ーダパターン22において、エンコーダパターン22の
明部11と暗部12の幅の比を図8(a)のようにa:
bとする。ここで、従来の問題点として、a=bの場
合、センサの反応遅れ等により、図8の(b)に示すよ
うに検出レベルLが設定されているとき、検出信号波形
の波形整形後、(c)に示すように幅c<dとなる場合
がある。
早いと、ついにはcが消滅し、カウントされないといっ
た問題があった。そこで、移動物体の速度を抑えるか、
エンコーダパターンの幅を大きくとるといったことが必
要であった。
解決するために、明部と暗部の縞を交互に直線状に配置
し、その前面を通過する移動体の移動速度に応じてその
直線方向を段階的に区分した速度域を設け、各速度域に
おいては、前記明部と暗部の幅の比を所定の値に定め、
同所定値は低速域から高速域になるに従って段階的に変
更したエンコーダパターンと;前記移動体に取り付けら
れ、前記エンコーダパターンの明,暗部を読みとる光セ
ンサと;同光センサの信号をカウントし、波形整形して
検出する検出部とを具備してなることを特徴とする位置
検出装置を提供する。
が通常その位置を通過する移動速度に応じて、白黒等の
明,暗部を有するエンコーダパターン22の明部と暗部
の幅の比(a:b)を段階的に変更したエンコーダパタ
ーンに対し、移動体に取り付けた光センサでこの明暗の
パターンを読みとり、その信号を検出部のカウンタによ
ってカウントし、カウントした信号を波形整形して検出
し、そのカウントにより移動量を検出する。移動体の移
動方向は例えば、光センサを2個配置し、どちらかの光
センサからの出力を先に検出するかにより知ることがで
きる。
の白黒あるいは明暗のエンコーダパターン2が、センサ
の反応遅れ等により移動物体1のスピードによってカウ
ントされないことも起こるが、本発明のエンコーダパタ
ーンでは、移動体のスピードに応じて、明暗部のパター
ン比を段階的に変えることによって、明部からの反射光
による信号の検出を確実にすると共に、実際にセンサに
よって検出された後、波形整形回路による出力信号のデ
ューティー比をほぼ50%とすることができる。実際に
は、移動体のスピードは連続的に変化するのに対して、
エンコーダパターンは段階的(不連続)に変化する。そ
こで、エンコーダパターンの変化の段階をできるだけ増
やして、この不連続性を影響のない範囲に抑えることが
好ましい。
て、図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の
実施の一形態に係る位置検出装置の全体の構成図であ
る。図1において、1は移動物体、2はエンコーダパタ
ーン、3,4は光センサ、7は光源であり、5は投射
光、6は反射光である。11はエンコーダパターン2の
白黒の縞のうち、明部、12は暗部であり、その幅をそ
れぞれa,bとしている。
は白黒或いは明暗の縞である。また光源7は可視光やレ
ーザ光等を使用して光を放射する。さらに、エンコーダ
パターン2は壁などの固定側に取り付ける。各エンコー
ダパターン位置に対して移動物体1はおおよその移動速
度の範囲が限定された動作をする。
速度に合わせて、図示のように高速域,中速域,低速域
に区分し、高速域では明部11の幅a,暗部12の幅b
の比をa:b=2:1,中速域ではa:b=3:2,低
速域ではa:b=1:1として段階的に変化させ、スピ
ードによる信号検出の反応遅れによる影響が起きないよ
うに構成している。又、後述するように波形整形回路に
よる出力信号のデューティー比をほぼ50%にすること
ができる。
ーン2の速度区分を3段階にしているが、実際の移動物
体1の速度は連続的に変化するので、この移動物体1の
速度に沿うようにパターン2の段階をできるだけ多くし
て不連続性の影響のないようにすることが好ましい。
回路構成図であり、この装置は光センサ3,4、波形整
形回路8、カウンタ9、値出力10からなる。光センサ
3,4は移動物体中に取り付けるものとし、例えば光を
受けると電圧が高く、光を受けない時は電圧が低くなる
と言うものであり、これによって、エンコーダパターン
2を検出する。
電圧の高い時を1、電圧の低い時を0と言ったデジタル
信号とする。このデジタル信号をカウンタ9で読みとる
ことによって、移動物体1の位置を検出し、この位置を
値出力10から出力する。
る移動物体1の速度とエンコーダパターン2の関係を示
す図である。図3に示すように、各エンコーダパターン
2上を移動物体1が通過する速度をvX (x=1,2,3 …)
、各エンコーダパターンの長さをax 、移動物体1が
各パターン上を通過する時間をtx とする。
は各エンコーダパターン上での速度vX によって異な
り、これが、波形整形回路8でのデューティー比の差に
なる。そこで、予め、ax /vX =tx =一定となるよ
うなax を設置すれば移動物体の移動速度によるデュー
ティー比の差をほとんど無くすことができる。さらに、
波形整形回路1でのデューティー比を50%(c=d)
となるようにax を設定することも可能となる。
の光センサ信号出力を示した図である。光センサは検出
出力位相が90°ずれるように取り付ける。つまり、光
センサ出力は(a),(b)に示されるように2種類考
えられる。
う一方を光センサ4としたとき、どちらの光センサが先
に検出されるかによって移動方向を知ることができる。
例えば、図4の(a)の場合は光センサ3が先に出力さ
れているので、カウンタ9をカウントアップとし、図2
(b)の場合は光センサ4が先に検出されているのでカ
ウントダウンとし、移動した方向と場所を捉えることが
可能となる。
が低速で移動するといった場合、デューティー比を50
%とすることはできないがエンコーダパターン2をカウ
ントミスすることはない。確実のため、このような非常
時には移動物体を低速で初期位置に戻し、カウンタ9を
クリアするものとする。
は、明部と暗部とを交互に配置したエンコーダパターン
に段階的な速度域を設け、この速度域における明部と暗
部との幅の比を低速域から高速域になるに従って段階的
に変更し、この明部と暗部を読み取る光センサと、読み
とった信号を検出する検出部とを備えた構成を特徴とし
ているので、次のような効果を有する。
るとセンサの出力が明部(c)<暗部(d)或いはc=
0となることによって位置検出が不安定または誤差を含
むことがあった。しかし、本発明では、移動体の移動速
度に応じたエンコーダパターンを用いることから、波形
整形回路出力はほぼc=dとすることが可能となり、カ
ウンタが確実にカウントできるようになる。これによっ
て位置検出誤差をなくすことが可能となる。
体構成図である。
路のブロック図である。
位置における移動物体の速度とエンコーダパターンとの
関係を示す図で、(a)はパターンと速度及び時間を、
(b)は波形整形回路の波形を示す。
センサ信号出力の図で、(a),(b)とで位置のずれ
た2種類の出力を示す。
す図である。
る。
図である。
の影響を示す図で、(a)はエンコーダパターン、
(b)は光センサの出力、(c)は波形整形回路の出力
をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 明部と暗部の縞を交互に直線状に配置
し、その前面を通過する移動体の移動速度に応じてその
直線方向を段階的に区分した速度域を設け、各速度域に
おいては、前記明部と暗部の幅の比を所定の値に定め、
同所定値は低速域から高速域になるに従って段階的に変
更したエンコーダパターンと;前記移動体に取り付けら
れ、前記エンコーダパターンの明,暗部を読みとる光セ
ンサと;同光センサの信号をカウントし、波形整形して
検出する検出部とを具備してなることを特徴とする位置
検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15399396A JP3297306B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15399396A JP3297306B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 位置検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH102715A true JPH102715A (ja) | 1998-01-06 |
JP3297306B2 JP3297306B2 (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=15574579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15399396A Expired - Fee Related JP3297306B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3297306B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008055229A (ja) * | 2007-11-16 | 2008-03-13 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2011255246A (ja) * | 2011-10-05 | 2011-12-22 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014110999A (ja) * | 2013-10-30 | 2014-06-19 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2016105791A (ja) * | 2016-01-18 | 2016-06-16 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP15399396A patent/JP3297306B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008055229A (ja) * | 2007-11-16 | 2008-03-13 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2011255246A (ja) * | 2011-10-05 | 2011-12-22 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014110999A (ja) * | 2013-10-30 | 2014-06-19 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2016105791A (ja) * | 2016-01-18 | 2016-06-16 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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JP3297306B2 (ja) | 2002-07-02 |
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