JPH044131Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH044131Y2 JPH044131Y2 JP12906584U JP12906584U JPH044131Y2 JP H044131 Y2 JPH044131 Y2 JP H044131Y2 JP 12906584 U JP12906584 U JP 12906584U JP 12906584 U JP12906584 U JP 12906584U JP H044131 Y2 JPH044131 Y2 JP H044131Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corner
- fence
- horizontal
- horizontal pipe
- tube
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 7
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Fencing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、隅柱を挟んで隣合うフエンス本体同
士が平面視で鋭角をなす場合に最適なフエンスの
隅部連結装置に関する。
士が平面視で鋭角をなす場合に最適なフエンスの
隅部連結装置に関する。
<従来技術>
従来、基礎に植立される隅柱と、その両側に配
された一対のフエンス本体と、これらフエンス本
体と隅柱とを連結する第一隅継手および第二隅継
手とからなるフエンスの隅部連結装置において
は、互いに隣合うフエンス本体が平面視で鋭い鋭
角(60度以下)をなす場合に、各継手の横管同士
が互の対向部で干渉するので、各フエンス本体に
つき隅柱を一本ずつ使用しない限り、フエンスの
隅部の張設作業ができない欠点があつた。
された一対のフエンス本体と、これらフエンス本
体と隅柱とを連結する第一隅継手および第二隅継
手とからなるフエンスの隅部連結装置において
は、互いに隣合うフエンス本体が平面視で鋭い鋭
角(60度以下)をなす場合に、各継手の横管同士
が互の対向部で干渉するので、各フエンス本体に
つき隅柱を一本ずつ使用しない限り、フエンスの
隅部の張設作業ができない欠点があつた。
<目的>
そこで、本考案は、互いに隣合うフエンス本体
が平面視で鋭い鋭角をなす場合でも隣合う隅継手
の横管同士が互の対向部で干渉せず、一本の隅柱
でフエンスの隅部の張設作業が容易にできる隅部
連結装置の提供を目的としている。
が平面視で鋭い鋭角をなす場合でも隣合う隅継手
の横管同士が互の対向部で干渉せず、一本の隅柱
でフエンスの隅部の張設作業が容易にできる隅部
連結装置の提供を目的としている。
<実施例>
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
まず、隅柱1の上部に配された隅部連結装置の
例を第1〜6図により説明すると、これは、基礎
に植立される隅柱1と、その両側に配されたフエ
ンス本体A1,A2と、これらフエンス本体A
1,A2と隅柱1とを連結する第一隅継手B1お
よび第二隅継手B2とからなるフエンスにおい
て、前記第一隅継手B1は、隅柱1に回転自在に
外嵌される第一縦筒2aと、フエンス本体A1の
胴縁3に先部が外嵌されかつ第一縦筒2aに基端
の上半分が溶接された第一横管4aとからなり、
前記第二隅継手B2は、第一縦筒2aの下側で隅
柱1に外嵌された第二縦筒2bと、フエンス本体
A2の胴縁3に先部が外嵌されかつ第二縦筒2b
に基端の下半分が固着されかつ前記第一横管4a
と同一水準に配された第二横管4bとからなつて
いる。
例を第1〜6図により説明すると、これは、基礎
に植立される隅柱1と、その両側に配されたフエ
ンス本体A1,A2と、これらフエンス本体A
1,A2と隅柱1とを連結する第一隅継手B1お
よび第二隅継手B2とからなるフエンスにおい
て、前記第一隅継手B1は、隅柱1に回転自在に
外嵌される第一縦筒2aと、フエンス本体A1の
胴縁3に先部が外嵌されかつ第一縦筒2aに基端
の上半分が溶接された第一横管4aとからなり、
前記第二隅継手B2は、第一縦筒2aの下側で隅
柱1に外嵌された第二縦筒2bと、フエンス本体
A2の胴縁3に先部が外嵌されかつ第二縦筒2b
に基端の下半分が固着されかつ前記第一横管4a
と同一水準に配された第二横管4bとからなつて
いる。
そして、フエンス本体A1,A2同士が平面視
で鋭角をなす場合に、第一横管4aと第二横管4
bが互の対向部で干渉するのを防ぐために、第一
横管4aの基部の第二横管対向側に全周の約1/4
の幅の開口を有する横向V字形の切欠5aが形成
され、かつ第二横管4bの基部の第一横管対向側
に全周の約1/4の幅の開口を有する横向V字形の
切欠5bが形成され、前記第一横管4a、第二横
管4bの横断面は下端部に開放口Dが形成された
C字形とされている。
で鋭角をなす場合に、第一横管4aと第二横管4
bが互の対向部で干渉するのを防ぐために、第一
横管4aの基部の第二横管対向側に全周の約1/4
の幅の開口を有する横向V字形の切欠5aが形成
され、かつ第二横管4bの基部の第一横管対向側
に全周の約1/4の幅の開口を有する横向V字形の
切欠5bが形成され、前記第一横管4a、第二横
管4bの横断面は下端部に開放口Dが形成された
C字形とされている。
なお、6は、格子網製のフエンス本体A1,A
2と横管4a,4bとを固定するボルト止突縁、
7は、縦縁棒Eと横管とを固定するボルト止突縁
であるが、その止突縁6,7を廃止して、第一横
管4a、第二横管4b及び隅柱1にボルトを直接
貫挿して固定してもよい。8は隅柱1のキヤツ
プ、9は止突縁用ボルトを示す。なお、隅柱1の
上部の第二縦筒2bは第4図のように凸状で段付
きの筒であり、その突部2cは第一縦筒2aを回
動自在に支持する。
2と横管4a,4bとを固定するボルト止突縁、
7は、縦縁棒Eと横管とを固定するボルト止突縁
であるが、その止突縁6,7を廃止して、第一横
管4a、第二横管4b及び隅柱1にボルトを直接
貫挿して固定してもよい。8は隅柱1のキヤツ
プ、9は止突縁用ボルトを示す。なお、隅柱1の
上部の第二縦筒2bは第4図のように凸状で段付
きの筒であり、その突部2cは第一縦筒2aを回
動自在に支持する。
次に、隅柱1の下部に配された隅部連結装置の
例を第1図により説明すると、これは、基礎に植
立される隅柱1と、その両側に配されたフエンス
本体A1,A2と、これらフエンス本体A1,A
2と隅柱1とを連結する第一隅継手B1および第
二隅継手B2とからなるフエンスにおいて、前記
第一隅継手B1は、隅柱1に回転自在に外嵌され
る第一縦筒2aと、フエンス本体A2の胴縁3に
先部が外嵌されかつ第一縦筒2aに基端の下半分
が溶接された第一横管4aとからなり、前記第二
隅継手B2は、第一縦筒2aの上側で隅柱1に外
嵌された第二縦筒2bと、フエンス本体A1の胴
縁3に先部が外嵌されかつ第二縦筒2bに基端の
上半分が固着されかつ前記第一横管4aと同一水
準に配された第二横管4bとからなつている。
例を第1図により説明すると、これは、基礎に植
立される隅柱1と、その両側に配されたフエンス
本体A1,A2と、これらフエンス本体A1,A
2と隅柱1とを連結する第一隅継手B1および第
二隅継手B2とからなるフエンスにおいて、前記
第一隅継手B1は、隅柱1に回転自在に外嵌され
る第一縦筒2aと、フエンス本体A2の胴縁3に
先部が外嵌されかつ第一縦筒2aに基端の下半分
が溶接された第一横管4aとからなり、前記第二
隅継手B2は、第一縦筒2aの上側で隅柱1に外
嵌された第二縦筒2bと、フエンス本体A1の胴
縁3に先部が外嵌されかつ第二縦筒2bに基端の
上半分が固着されかつ前記第一横管4aと同一水
準に配された第二横管4bとからなつている。
そして、フエンス本体A1同士が平面視で鋭角
をなす場合に第一横管4aと第二横管4bが互の
対向部で干渉するのを防ぐために、第一横管4a
の基部の第二横管対向側に横向V字形の切欠5a
が形成され、かつ第二横管4bの基部の第一横管
対向側に横向V字形の切欠5bが形成され、前記
第一横管4a、第二横管4bの横断面は上端部に
開放口が形成されたC字形とされている。
をなす場合に第一横管4aと第二横管4bが互の
対向部で干渉するのを防ぐために、第一横管4a
の基部の第二横管対向側に横向V字形の切欠5a
が形成され、かつ第二横管4bの基部の第一横管
対向側に横向V字形の切欠5bが形成され、前記
第一横管4a、第二横管4bの横断面は上端部に
開放口が形成されたC字形とされている。
なお、隅柱1の下部に取付ける第二縦筒2bに
は第4図のごとき突部2cがなくてもよい。その
他の構成は、第2〜6図の隅柱上部の連結装置と
同様である。
は第4図のごとき突部2cがなくてもよい。その
他の構成は、第2〜6図の隅柱上部の連結装置と
同様である。
次に、組立方法を説明すると、第一、第二隅継
手B1,B2において、第一縦筒2aと第二縦筒
2bはフエンスの隅柱1に夫々回動自在に嵌合
し、第一、第二横管4a,4bに、フエンス本体
A1またはA2の胴縁3を外嵌し、第一横管4
a、第二横管4bの開放口Dに夫々フエンス本体
A1またはA2の上下縁の端部と縦縁棒Eを係合
し、止突縁6,7にボルト9を締め付けると、フ
エンス本体を容易に取付けることができる。
手B1,B2において、第一縦筒2aと第二縦筒
2bはフエンスの隅柱1に夫々回動自在に嵌合
し、第一、第二横管4a,4bに、フエンス本体
A1またはA2の胴縁3を外嵌し、第一横管4
a、第二横管4bの開放口Dに夫々フエンス本体
A1またはA2の上下縁の端部と縦縁棒Eを係合
し、止突縁6,7にボルト9を締め付けると、フ
エンス本体を容易に取付けることができる。
そして、第一縦筒2aと第二縦筒2bはフエン
スの隅柱1に夫々回動自在に嵌合してあるので、
一対のフエンス本体A1,A2の隅の角度が鋭角
をなすときに調節することが容易にでき、一本の
隅柱1によつて、簡単にフエンスの隅を施工する
ことができる。
スの隅柱1に夫々回動自在に嵌合してあるので、
一対のフエンス本体A1,A2の隅の角度が鋭角
をなすときに調節することが容易にでき、一本の
隅柱1によつて、簡単にフエンスの隅を施工する
ことができる。
すなわち、第一横管4a、第二横管4bの対向
部の切欠5a,5bは互の対向部で干渉するのを
防ぐように形成してあるから、フエンスの隅の平
面視角度は鋭い鋭角(60度以下)にすることがで
きる。
部の切欠5a,5bは互の対向部で干渉するのを
防ぐように形成してあるから、フエンスの隅の平
面視角度は鋭い鋭角(60度以下)にすることがで
きる。
<考案の効果>
以上の説明から明らかな通り、本考案による
と、第一第二継手の縦筒と第二縦筒はフエンスの
隅柱に夫々回動自在に嵌合してあるので、一対の
フエンス本体の隅の角度が鋭角をなすときに調節
することが容易にでき、一本の隅柱によつて、簡
単にフエンスの隅を施工することができる。
と、第一第二継手の縦筒と第二縦筒はフエンスの
隅柱に夫々回動自在に嵌合してあるので、一対の
フエンス本体の隅の角度が鋭角をなすときに調節
することが容易にでき、一本の隅柱によつて、簡
単にフエンスの隅を施工することができる。
すなわち、本考案では、第一横管および第二横
管の対向部の切欠は互の対向部で干渉するのを防
ぐように形成してあるから、フエンスの隅の平面
視角度は鋭い鋭角(60度以下)にすることができ
る優れた効果がある。
管の対向部の切欠は互の対向部で干渉するのを防
ぐように形成してあるから、フエンスの隅の平面
視角度は鋭い鋭角(60度以下)にすることができ
る優れた効果がある。
第1図は本考案の隅部連結装置を隅柱の上下部
に具えたフエンスの正面図、第2図は同じく隅の
平面視角度が鋭い鋭角(60度以下)の場合におけ
る隅柱上部の隅部連結装置の拡大斜視図、第3図
は第2図の−線断面図、第4図は同じく隅柱
上部の第二縦筒の正面図、第5図は同じく隅柱上
部の第一隅継手の斜視図、第6図は同じく隅柱上
部の第二隅継手の斜視図である。 1……隅柱、A1,A2……フエンス本体、B
1……第一隅継手、B2……第二隅継手、2a…
…第一縦筒、2b……第二縦筒、3……胴縁、4
a……第一横管、4a……第二横管、5a,5b
……切欠、D……開放口。
に具えたフエンスの正面図、第2図は同じく隅の
平面視角度が鋭い鋭角(60度以下)の場合におけ
る隅柱上部の隅部連結装置の拡大斜視図、第3図
は第2図の−線断面図、第4図は同じく隅柱
上部の第二縦筒の正面図、第5図は同じく隅柱上
部の第一隅継手の斜視図、第6図は同じく隅柱上
部の第二隅継手の斜視図である。 1……隅柱、A1,A2……フエンス本体、B
1……第一隅継手、B2……第二隅継手、2a…
…第一縦筒、2b……第二縦筒、3……胴縁、4
a……第一横管、4a……第二横管、5a,5b
……切欠、D……開放口。
Claims (1)
- 基礎に植立される隅柱1と、その両側に配され
たフエンス本体A1,A2と、これらフエンス本
体と隅柱1とを連結する第一隅継手B1および第
二隅継手B2とからなるフエンスにおいて、前記
第一隅継手B1は、隅柱1に回転自在に外嵌され
る第一縦筒2aと、フエンス本体の胴縁3に先部
が外嵌されかつ第一縦筒2aに基端の上半分また
は下半分が固着された第一横管4aとからなり、
前記第二隅継手B2は、第一縦筒2aの下側また
は上側で隅柱1に外嵌される第二縦筒2bと、フ
エンス本体の胴縁3に先部が外嵌されかつ第二縦
筒2bに基端の上半分または下半分が固着されか
つ前記第一横管4aと同一水準に配された第二横
管4bとからなり、第一横管4aの基部の第二横
管対向側に切欠5aが形成され、かつ第二横管4
bの基部の第一横管対向側に切欠5bが形成さ
れ、前記各切欠5a,5bは各横管4a,4bの
全周の約1/4の幅の開口を有する横向V字形とさ
れ、前記第一横管4a、第二横管4bの横断面は
一部が開放されたC字形とされていることを特徴
とするフエンスの隅部連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12906584U JPS6143350U (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | フエンスの隅部連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12906584U JPS6143350U (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | フエンスの隅部連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6143350U JPS6143350U (ja) | 1986-03-20 |
JPH044131Y2 true JPH044131Y2 (ja) | 1992-02-06 |
Family
ID=30687686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12906584U Granted JPS6143350U (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | フエンスの隅部連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6143350U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6626684B2 (ja) * | 2015-10-27 | 2019-12-25 | 日鉄建材株式会社 | ブラケット構造体、ブラケット及び防護柵 |
-
1984
- 1984-08-24 JP JP12906584U patent/JPS6143350U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6143350U (ja) | 1986-03-20 |
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