JPH0440680B2 - - Google Patents
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- JPH0440680B2 JPH0440680B2 JP57201225A JP20122582A JPH0440680B2 JP H0440680 B2 JPH0440680 B2 JP H0440680B2 JP 57201225 A JP57201225 A JP 57201225A JP 20122582 A JP20122582 A JP 20122582A JP H0440680 B2 JPH0440680 B2 JP H0440680B2
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- deflection
- plane
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21K—TECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
- G21K1/00—Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating
- G21K1/08—Deviation, concentration or focusing of the beam by electric or magnetic means
- G21K1/093—Deviation, concentration or focusing of the beam by electric or magnetic means by magnetic means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Particle Accelerators (AREA)
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の分野〕
本発明は、荷電粒子ビームの光学及び輸送に関
する。特に、放射線置装置に使用するために特に
適したアクロマテイツクビーム偏向に関する。
する。特に、放射線置装置に使用するために特に
適したアクロマテイツクビーム偏向に関する。
アクロマテイツク光学素子は商業的医用治療療
装置に必須なものである。そのような治療装置の
主要な特性は、比較的高いビーム強度とその制御
である。マイクロ波線形加速器などの代表的な高
いビーム電流の加速器が、要求されるビーム強度
を達成するが、エネルギー分布はむしろ広い。入
手できるビームを利用するために、ビームのエネ
ルギー分布に比較的鈍感な光学素子を導入するこ
とが必要である。特にX線装置にとつては、X線
ターゲツト上の小さなビームスポツトに強力なビ
ームを集中させて、そのターゲツト照射領域に関
して充分に小さいX線源を得ることが望まれる。
装置に必須なものである。そのような治療装置の
主要な特性は、比較的高いビーム強度とその制御
である。マイクロ波線形加速器などの代表的な高
いビーム電流の加速器が、要求されるビーム強度
を達成するが、エネルギー分布はむしろ広い。入
手できるビームを利用するために、ビームのエネ
ルギー分布に比較的鈍感な光学素子を導入するこ
とが必要である。特にX線装置にとつては、X線
ターゲツト上の小さなビームスポツトに強力なビ
ームを集中させて、そのターゲツト照射領域に関
して充分に小さいX線源を得ることが望まれる。
商業用照射及び医用治療への応用におけるビー
ム偏向装置は、その装置の操作可能性、照射束の
遮蔽及び視準並びに装置構造の経済的考察などに
より、機械的及び幾何学的な束縛が課される。
ム偏向装置は、その装置の操作可能性、照射束の
遮蔽及び視準並びに装置構造の経済的考察などに
より、機械的及び幾何学的な束縛が課される。
従来技の1つのアクロマテイツクビーム偏向装
置が、本出願人に譲渡された米国特許第3867635
号に記載されている。この装置においてビーム
は、3つの一様磁場セクター磁石及び2つの中間
ドリフト空間を横切り、270゜の偏向を受けてX線
ターゲツトに入射する。セクター磁石ボールは、
セクター角度に関して正確に特定される。各セク
ター及び複雑形状の分路に関するビームの入射角
及び射出角が、偏向器の入射及び射出領域だけで
なく中間の空間も占めることになり、磁場のない
ドリフト空間を保証する。この装置の性能を発揮
させるために、偏向器の全部品の内部相互整合が
必須である。
置が、本出願人に譲渡された米国特許第3867635
号に記載されている。この装置においてビーム
は、3つの一様磁場セクター磁石及び2つの中間
ドリフト空間を横切り、270゜の偏向を受けてX線
ターゲツトに入射する。セクター磁石ボールは、
セクター角度に関して正確に特定される。各セク
ター及び複雑形状の分路に関するビームの入射角
及び射出角が、偏向器の入射及び射出領域だけで
なく中間の空間も占めることになり、磁場のない
ドリフト空間を保証する。この装置の性能を発揮
させるために、偏向器の全部品の内部相互整合が
必須である。
他の従来技術が米国特許第3379911号によつて
知られる。そこでは、偏向の中間点(135゜)の付
近に勾配領域が導入され、その勾配領域内の磁場
は偏向平面内の半径方向に変化し軌跡通過可能な
外方部分に向けて増大する。かくして、大きな曲
率半径によつて特徴づけられる軌跡は、小さな曲
率半径が受けるよりも強い磁場を感ずる。勾配シ
ムを適当に調整することにより、所望角度の1次
アクロマテイツク偏向がもたらされる。
知られる。そこでは、偏向の中間点(135゜)の付
近に勾配領域が導入され、その勾配領域内の磁場
は偏向平面内の半径方向に変化し軌跡通過可能な
外方部分に向けて増大する。かくして、大きな曲
率半径によつて特徴づけられる軌跡は、小さな曲
率半径が受けるよりも強い磁場を感ずる。勾配シ
ムを適当に調整することにより、所望角度の1次
アクロマテイツク偏向がもたらされる。
これらの従来技術において、ビームの実質的運
動量分散を導入すべきでなく、また装置の入射平
面で生じた状況を射出平面でありのまま再生する
ことが望まれる。
動量分散を導入すべきでなく、また装置の入射平
面で生じた状況を射出平面でありのまま再生する
ことが望まれる。
本発明の主要目的は、偏向角Ψだけ荷電粒子を
偏向させるための一次アクロマテイ偏向装置およ
びこの偏向装置を利用した荷電粒子照射装置を提
供することである。
偏向させるための一次アクロマテイ偏向装置およ
びこの偏向装置を利用した荷電粒子照射装置を提
供することである。
本発明の1特色において、偏向磁石が、接近し
た第1および第2の磁場領域を形成するため対称
面に関して配置され、第1および第2のポールキ
ヤツ丙プから成る。各磁場領域は実質的に一様な
磁場から成り、磁場領域の間に磁場境界を形成す
るために、各ポールキヤツプにステツプを設け、
そのステツプはポールキヤツプの平面内の直線に
沿つている。第1の領域を通過する粒子の軌跡
は、大きな曲率半径で特徴づけられ、第2の領域
内では小さな曲率半径となり、再び第1の領域を
横切る際には大きな曲率半径となる。上記の境界
とは第1の領域と第2の領域との間の境界(これ
を第2の磁場境界ともいう)で、この境界は直線
である。
た第1および第2の磁場領域を形成するため対称
面に関して配置され、第1および第2のポールキ
ヤツ丙プから成る。各磁場領域は実質的に一様な
磁場から成り、磁場領域の間に磁場境界を形成す
るために、各ポールキヤツプにステツプを設け、
そのステツプはポールキヤツプの平面内の直線に
沿つている。第1の領域を通過する粒子の軌跡
は、大きな曲率半径で特徴づけられ、第2の領域
内では小さな曲率半径となり、再び第1の領域を
横切る際には大きな曲率半径となる。上記の境界
とは第1の領域と第2の領域との間の境界(これ
を第2の磁場境界ともいう)で、この境界は直線
である。
他の特色において、第1及び第2の領域内の磁
場の比は、一定であり、ポールキヤツプ面の間の
第1の間〓(広い)及び第2の間隙(狭い)によ
つて定まる。
場の比は、一定であり、ポールキヤツプ面の間の
第1の間〓(広い)及び第2の間隙(狭い)によ
つて定まる。
他の特色において、第2の領域の比較的狭い間
隙内にエネルギー選択スリツトが配置される。そ
れにより第2の(狭い間隙の)磁場領域の磁性ポ
ールビースの大きな質量によつて、スリツトから
の放射が効果的に遮蔽される。
隙内にエネルギー選択スリツトが配置される。そ
れにより第2の(狭い間隙の)磁場領域の磁性ポ
ールビースの大きな質量によつて、スリツトから
の放射が効果的に遮蔽される。
他の特色において、偏向磁石の屈曲平面が粒子
加速器の軸に対して正確に整合される。この整合
性は、屈曲平面を通る軸のまわりに磁石を回転す
ることによつて達成される。磁石部品の内部整合
は必要ない。
加速器の軸に対して正確に整合される。この整合
性は、屈曲平面を通る軸のまわりに磁石を回転す
ることによつて達成される。磁石部品の内部整合
は必要ない。
他の特色において、磁石の像平面における中央
軌道からの軌跡の変位量は、磁石の入射平面にお
ける中央軌道からの軌跡の変位量に等しい。それ
により入射平面での平行線は、射出平面でも平行
になる。
軌道からの軌跡の変位量は、磁石の入射平面にお
ける中央軌道からの軌跡の変位量に等しい。それ
により入射平面での平行線は、射出平面でも平行
になる。
他の特色において、単一の4重極素子が用いら
れて、アクロマテイツク荷電粒子ビーム偏向装置
における半径方向のウエスストと横方向ウエスト
とを同一ターゲツ平面上に生じさせている。
れて、アクロマテイツク荷電粒子ビーム偏向装置
における半径方向のウエスストと横方向ウエスト
とを同一ターゲツ平面上に生じさせている。
本発明のさらに他の特色は、以下の記述からよ
り明らかとなろう。
り明らかとなろう。
第1図は、磁気偏向装置12を組入れたX線治
療機械10を示す。治療機械10は、ほぼC字状
の回転可能なガガントリー14から成る。ガント
リー14は、水平方向の回転軸線16のまわりに
回転する。ガントリー14は、支柱20を介して
床18から支持される。支柱20は、ガントリー
14を回転可能に支持するためのトラニオン22
を有する。ガントリー14は、ほぼ水平方向の一
対の平行腕24及び26を含む。4重極子28に
連なる線形電子加速器27が腕26内部に収容さ
れる。磁気偏向装置11及びターゲツト29が、
水平腕26の外方端に配置されて、腕26の外方
端と水平腕24の外方端に支持されたX線吸収素
子30との間にX線のビームを投射する。治療処
置のためターゲツト29から発するX線のロープ
内の寝台34に、患者32が支えられている。
療機械10を示す。治療機械10は、ほぼC字状
の回転可能なガガントリー14から成る。ガント
リー14は、水平方向の回転軸線16のまわりに
回転する。ガントリー14は、支柱20を介して
床18から支持される。支柱20は、ガントリー
14を回転可能に支持するためのトラニオン22
を有する。ガントリー14は、ほぼ水平方向の一
対の平行腕24及び26を含む。4重極子28に
連なる線形電子加速器27が腕26内部に収容さ
れる。磁気偏向装置11及びターゲツト29が、
水平腕26の外方端に配置されて、腕26の外方
端と水平腕24の外方端に支持されたX線吸収素
子30との間にX線のビームを投射する。治療処
置のためターゲツト29から発するX線のロープ
内の寝台34に、患者32が支えられている。
次に第2及び第3図を参照すると、本発明のポ
ールビースのポールキヤツプ(pole cap)50
が、示されている。ステツプ52が、ポールキヤ
ツプ50を領域54及び56へと分割している。
領域56内のポールキヤツプ50は、領域54の
それよりもステツプ52の高さhだけ厚い。故
に、ポールキヤツプ50及び50′から成る磁石
は、領域56における幅dの比較的狭い間隙及び
領域54における幅d+2hの比較的広い間隙に
よつて、特徴づけられる。従つて、磁石は、比較
的低い磁場の一様領域54と比較的高い磁場の一
様領域56とを構成する。領域54および56に
関して両側に位置するコイル構造半体58及び5
8′に電流をを供給することによつて、磁石の励
磁が達成される。構造半体58及び58′はそれ
ぞれ、各外方ポール60及び60′のまわりに配
置されている。ポールキヤツプ50及び50′は、
外方ポール60及び60′に固着されている。磁
気回帰路はヨーク62によりもたらされる。トリ
ムコイル(trim coil)64及び64′は、領域5
4及び56内の磁場の比を調節するためのパーニ
ヤもたらす。
ールビースのポールキヤツプ(pole cap)50
が、示されている。ステツプ52が、ポールキヤ
ツプ50を領域54及び56へと分割している。
領域56内のポールキヤツプ50は、領域54の
それよりもステツプ52の高さhだけ厚い。故
に、ポールキヤツプ50及び50′から成る磁石
は、領域56における幅dの比較的狭い間隙及び
領域54における幅d+2hの比較的広い間隙に
よつて、特徴づけられる。従つて、磁石は、比較
的低い磁場の一様領域54と比較的高い磁場の一
様領域56とを構成する。領域54および56に
関して両側に位置するコイル構造半体58及び5
8′に電流をを供給することによつて、磁石の励
磁が達成される。構造半体58及び58′はそれ
ぞれ、各外方ポール60及び60′のまわりに配
置されている。ポールキヤツプ50及び50′は、
外方ポール60及び60′に固着されている。磁
気回帰路はヨーク62によりもたらされる。トリ
ムコイル(trim coil)64及び64′は、領域5
4及び56内の磁場の比を調節するためのパーニ
ヤもたらす。
真空エンベロープ67が、磁石の両ポールの間
に位置され、そして4重極子Qを通じてマイクロ
波線形加速器空胴68と連通している。
に位置され、そして4重極子Qを通じてマイクロ
波線形加速器空胴68と連通している。
以下に議論するように、他の重要なパラメータ
は、電子が偏向器に進入するときの軌跡が磁場に
対してもつ角度(入射角度)である。入射領域に
関しての外方の仮想的磁場境界69を所望の位置
及び方向に維持するために、フリンジ磁場を制御
する。この制御は、アルミニウムスペーサ66′
によつてポールキヤツプから離れた磁場クランプ
66によつて達成される。同様にして、出口磁場
境界の位置及び方向は、この領域の磁場クランプ
66の適当な形状及び位置によつて制御される。
は、電子が偏向器に進入するときの軌跡が磁場に
対してもつ角度(入射角度)である。入射領域に
関しての外方の仮想的磁場境界69を所望の位置
及び方向に維持するために、フリンジ磁場を制御
する。この制御は、アルミニウムスペーサ66′
によつてポールキヤツプから離れた磁場クランプ
66によつて達成される。同様にして、出口磁場
境界の位置及び方向は、この領域の磁場クランプ
66の適当な形状及び位置によつて制御される。
内部の仮想的磁場境界55が、ステツプ表面5
3及び53′の適切な曲率によつて、ステツプ5
2に関して画成され得る。この曲率は、飽和が近
づいたときの磁場の振舞い補償し、又この領域の
フリンジ磁場を制御する。このような形状は、当
技術分野において周知である。
3及び53′の適切な曲率によつて、ステツプ5
2に関して画成され得る。この曲率は、飽和が近
づいたときの磁場の振舞い補償し、又この領域の
フリンジ磁場を制御する。このような形状は、当
技術分野において周知である。
磁場境界69及び55はともに、場所的に明確
に画成された構成ではなく、それ故それらを慣習
どおり「仮想的」(virtual)と呼ぶ。各仮想的磁
場境界に関連するパラメータが、1つの磁場領域
から他の磁場領域への遷移領域におけるフリンジ
磁場を特徴づける。かくして、パラメータK1が、
入射ドリフト空間l1から領域54への磁場の滑ら
かな遷移を記述する単一のパラメータである。こ
の滑らかな遷移は、例えば中心軌道P0のように
選択された軌跡に沿つている。領域54と射出ド
リフト空間l2との間も同様である。フリンジ磁場
パラメータK2は、磁場領域54と56との間の
同様な振舞いを記述する。
に画成された構成ではなく、それ故それらを慣習
どおり「仮想的」(virtual)と呼ぶ。各仮想的磁
場境界に関連するパラメータが、1つの磁場領域
から他の磁場領域への遷移領域におけるフリンジ
磁場を特徴づける。かくして、パラメータK1が、
入射ドリフト空間l1から領域54への磁場の滑ら
かな遷移を記述する単一のパラメータである。こ
の滑らかな遷移は、例えば中心軌道P0のように
選択された軌跡に沿つている。領域54と射出ド
リフト空間l2との間も同様である。フリンジ磁場
パラメータK2は、磁場領域54と56との間の
同様な振舞いを記述する。
双極磁気光学素子の議論において、座標系のz
軸を参照軌跡の接線に選び、入射平面でz=0、
射出平面でz=1にとることは、在来の方法であ
る。入射平面及び射出平面は、一般的に、図示の
ようにドリフト空間によつて磁場境界から離れて
いる。入射及び射出平面を磁場境界であると認識
すべきではない。屈曲平面の偏向の平面内の変位
軸としてx軸を選ぶ。次にy軸は、屈曲平面を横
切る方向にある。慣例的に、y軸方向は「垂直」
と、x軸方向は「水平」と呼ばれている。
軸を参照軌跡の接線に選び、入射平面でz=0、
射出平面でz=1にとることは、在来の方法であ
る。入射平面及び射出平面は、一般的に、図示の
ようにドリフト空間によつて磁場境界から離れて
いる。入射及び射出平面を磁場境界であると認識
すべきではない。屈曲平面の偏向の平面内の変位
軸としてx軸を選ぶ。次にy軸は、屈曲平面を横
切る方向にある。慣例的に、y軸方向は「垂直」
と、x軸方向は「水平」と呼ばれている。
偏向の平面において、中心軌道軸が参照運動量
の矢印P0で示されている。P0に平行な初期軌跡
(屈曲平面内にあり、そこを通過する)を有する
変位された軌跡Cx及びCyが、偏向器の出口のと
ころでも同様な変位を生ずることが、望まれる。
磁場境界に対して角度βiをもつてこの系に入射す
る軌跡が、角度βfをもつて射出する。ここで議論
する実施例においては、βi=βf=βであることが
望まれる。軌跡は、磁場B1である磁石の領域5
4内における曲率半径ρ1で特徴づけられる。領域
56内においては、対応する曲率半径はρ2であ
り、これは磁場B2に依存する。記号ρ0,1(第2図
参照)は、低磁場領域54内の参照軌跡P0の曲
率半径を表わす。曲率半径ρ0,1及びρ0,2によつて決
定される直線が、仮想的磁場境界55と交差し
て、領域56への入射角β2を決定する。軌跡が再
び領域54へ入射するときの磁場界55への入射
角も、対称性の理由によりβ2である。簡単のため
に添字「0」を省略する。領域54にやつてきた
ときのその領域内の偏向平面における偏向角は、
α1である。同様に、領域54を出ていくときのそ
の領域内における偏向角は、やはりα1である。高
磁場領域56において、粒子は全偏角2α2だけ偏
向される。偏向系を通つた総偏角は、Ψ=2(α1
+α2)となる。アクロマテイツク偏向素子のため
の必要十分条件は、以下の通りである。初期の中
心軌跡方向にP0+ΔPの値を有する粒子は偏向角
α1+α2の中点(すなわち、対称平面)において、
運動量分散軌跡dxへと分散されて中心軌跡P0に平
行である。さらに、屈曲平面において軌跡P0と
平行に初期的に変位した粒子の軌跡は、対称平面
のところで軌跡P0に重なるように集束される。
これらの軌跡は、当技術において「コサイン状」
として知られ、Cxで表わされる。ここに添字は
屈曲平面を意味する。磁石の入射平面のところ
で、初期的に軌跡P0から(屈曲平面内において)
相異している軌跡が、第2図に示されている。こ
れらの軌跡は当該技術において「サイン状」とし
て知られ、屈曲平面内のSxで表わされる。最大分
散及び平行から点への集束の状況は、対称平面で
生じる。この平面内に画成スリツト72が位置さ
れて、運動量の範囲及びこの系で許される角度変
位を限界づける。同様な他の光学系におけると同
様に、輻射の2次源となるスリツト72は、ター
ゲツトから離され、磁石のポールピースによつて
遮蔽される。本発明においては、この領域におけ
る間隙が狭く、そのため大きな質量のポールピー
ス50及び50′が環境をスリツト輻射から効果
的に遮蔽する。
の矢印P0で示されている。P0に平行な初期軌跡
(屈曲平面内にあり、そこを通過する)を有する
変位された軌跡Cx及びCyが、偏向器の出口のと
ころでも同様な変位を生ずることが、望まれる。
磁場境界に対して角度βiをもつてこの系に入射す
る軌跡が、角度βfをもつて射出する。ここで議論
する実施例においては、βi=βf=βであることが
望まれる。軌跡は、磁場B1である磁石の領域5
4内における曲率半径ρ1で特徴づけられる。領域
56内においては、対応する曲率半径はρ2であ
り、これは磁場B2に依存する。記号ρ0,1(第2図
参照)は、低磁場領域54内の参照軌跡P0の曲
率半径を表わす。曲率半径ρ0,1及びρ0,2によつて決
定される直線が、仮想的磁場境界55と交差し
て、領域56への入射角β2を決定する。軌跡が再
び領域54へ入射するときの磁場界55への入射
角も、対称性の理由によりβ2である。簡単のため
に添字「0」を省略する。領域54にやつてきた
ときのその領域内の偏向平面における偏向角は、
α1である。同様に、領域54を出ていくときのそ
の領域内における偏向角は、やはりα1である。高
磁場領域56において、粒子は全偏角2α2だけ偏
向される。偏向系を通つた総偏角は、Ψ=2(α1
+α2)となる。アクロマテイツク偏向素子のため
の必要十分条件は、以下の通りである。初期の中
心軌跡方向にP0+ΔPの値を有する粒子は偏向角
α1+α2の中点(すなわち、対称平面)において、
運動量分散軌跡dxへと分散されて中心軌跡P0に平
行である。さらに、屈曲平面において軌跡P0と
平行に初期的に変位した粒子の軌跡は、対称平面
のところで軌跡P0に重なるように集束される。
これらの軌跡は、当技術において「コサイン状」
として知られ、Cxで表わされる。ここに添字は
屈曲平面を意味する。磁石の入射平面のところ
で、初期的に軌跡P0から(屈曲平面内において)
相異している軌跡が、第2図に示されている。こ
れらの軌跡は当該技術において「サイン状」とし
て知られ、屈曲平面内のSxで表わされる。最大分
散及び平行から点への集束の状況は、対称平面で
生じる。この平面内に画成スリツト72が位置さ
れて、運動量の範囲及びこの系で許される角度変
位を限界づける。同様な他の光学系におけると同
様に、輻射の2次源となるスリツト72は、ター
ゲツトから離され、磁石のポールピースによつて
遮蔽される。本発明においては、この領域におけ
る間隙が狭く、そのため大きな質量のポールピー
ス50及び50′が環境をスリツト輻射から効果
的に遮蔽する。
軌跡Cy及びSyは、垂直(y−z)平面内にお
けるコサイン状及びサイン状の軌跡を表わす。
けるコサイン状及びサイン状の軌跡を表わす。
運動量分散軌跡が屈曲平面内において対称平面
(偏向角Ψ/2)のところで角度変位が零である
(∂dx/∂x=0)いう条件の下で、曲率半径ρ1とρ2
との関係、α1及びα2のパラメータに対する磁場
B1及びB2、P0、並びに仮想的磁場境界の磁場延
在パラメータK1及びK2を、得ることが要求され
る。対称平面のところで課されるこの条件から、
dx及びその発散d′xが弦石の出口のところで零に
なることが示され得る。
(偏向角Ψ/2)のところで角度変位が零である
(∂dx/∂x=0)いう条件の下で、曲率半径ρ1とρ2
との関係、α1及びα2のパラメータに対する磁場
B1及びB2、P0、並びに仮想的磁場境界の磁場延
在パラメータK1及びK2を、得ることが要求され
る。対称平面のところで課されるこの条件から、
dx及びその発散d′xが弦石の出口のところで零に
なることが示され得る。
問題の簡単な解析的処理に置いて、領域54へ
とやつてくる軌跡、領域56の部分に入り対称平
面へ進み、次に領域56から領域54との境界へ
進み、再び領域54を通る軌跡についての、移送
行列(transfer matrix)が書き表わされる。屈
曲平面に対する行列は、第4図にす4つの領域5
4i,56i,560,540、を通るビームの伝播
に対応する移送行列の行列積として書き表わされ
る。
とやつてくる軌跡、領域56の部分に入り対称平
面へ進み、次に領域56から領域54との境界へ
進み、再び領域54を通る軌跡についての、移送
行列(transfer matrix)が書き表わされる。屈
曲平面に対する行列は、第4図にす4つの領域5
4i,56i,560,540、を通るビームの伝播
に対応する移送行列の行列積として書き表わされ
る。
ここで、C1,S1,C2,S2はそれぞれ、低磁場
領域1及び高磁場領域2におけるcosα及びsinα
を表わす。βは、tanβを表わす。変数ρ1及びρ2
は、領域54及び56に対応する領域1及び2に
おける曲率半径である。Ci及びSiのパラメータ
は、在来的には参照軌跡に関しての変位として表
現される。(1)式は、以下のように約すことができ
る。
領域1及び高磁場領域2におけるcosα及びsinα
を表わす。βは、tanβを表わす。変数ρ1及びρ2
は、領域54及び56に対応する領域1及び2に
おける曲率半径である。Ci及びSiのパラメータ
は、在来的には参照軌跡に関しての変位として表
現される。(1)式は、以下のように約すことができ
る。
行列要素R11はCx軌跡の相対的空間的変位を記
述する係数を表現する。R12要素は、Sxの相対的
変位を記述する。同様にして、要素R21はCxの相
対的角度変位と、要素R22はSxの軌跡の相対的角
度変位を記述する。要素R15は、運動量分散軌跡
dx(物平面のところで初期的に中心軌跡と一致す
る)の屈曲平面における変位を記述し、R23はそ
の発散を記述する。光学系を簡単にするように幾
つかの条件がある。(a)装置は、入射平面における
平行軌跡を射出平面における平行軌跡に対応させ
る。このことは、行列要素R21=0を導く。(b)偏
向磁石は、軌跡の向きに依存しない。このこと
は、R22=R11を導く(光学の対称性からも明ら
か)。(e)この行列の行列式は、リウヴイルの定理
により常に1である。条件(b)及び(c)より、R11=
−1が導かれる。
述する係数を表現する。R12要素は、Sxの相対的
変位を記述する。同様にして、要素R21はCxの相
対的角度変位と、要素R22はSxの軌跡の相対的角
度変位を記述する。要素R15は、運動量分散軌跡
dx(物平面のところで初期的に中心軌跡と一致す
る)の屈曲平面における変位を記述し、R23はそ
の発散を記述する。光学系を簡単にするように幾
つかの条件がある。(a)装置は、入射平面における
平行軌跡を射出平面における平行軌跡に対応させ
る。このことは、行列要素R21=0を導く。(b)偏
向磁石は、軌跡の向きに依存しない。このこと
は、R22=R11を導く(光学の対称性からも明ら
か)。(e)この行列の行列式は、リウヴイルの定理
により常に1である。条件(b)及び(c)より、R11=
−1が導かれる。
行列の最後の行は、両平面における運動量を記
述する。これらの要素は常に0,0及び1であ
る。何故ならば、何れの静磁系を通過する際にも
ビームのエネルギー(運動量の値)は、増減しな
いからである。
述する。これらの要素は常に0,0及び1であ
る。何故ならば、何れの静磁系を通過する際にも
ビームのエネルギー(運動量の値)は、増減しな
いからである。
アクロマテイツク系の場合には、分散変位項
R13及びその発散R23は、零でなければならない。
上述したように、光学系の設計パラメータの間の
関係をもたらすために、対称平面のところでの
R23についての条件が解析的に展開される。その
結果として次の表現を得る。
R13及びその発散R23は、零でなければならない。
上述したように、光学系の設計パラメータの間の
関係をもたらすために、対称平面のところでの
R23についての条件が解析的に展開される。その
結果として次の表現を得る。
d′x=−(ρ1/ρ2)(1−c1)(s2+β2c2)+c2s1
+c2β1(1−c1)+s2=0(3)式 これを解いて次の条件を得る。
+c2β1(1−c1)+s2=0(3)式 これを解いて次の条件を得る。
ρ1/ρ2=1+s1s2c2−c1c2/2/1−c1 (4)式
在来の手続きに従つて、領域54(入射)、5
6(入射)、56(射出)及び54(射出)につ
いての対応する垂直平面行列を出き表わすことが
でき、それから、光学系を通つて伝播する横方向
平面のための行列方程式が得られる。
6(入射)、56(射出)及び54(射出)につ
いての対応する垂直平面行列を出き表わすことが
でき、それから、光学系を通つて伝播する横方向
平面のための行列方程式が得られる。
Y→(1)=RyY→(0)
ここに「1」は、入射平面z=0に対する射出
平面のz座標の位置である。射出平面において平
行から平行に集束することが、主要な設計条件で
ある。磁石の幾何形状から導かれる偏向平面の場
合の条件と比較されたい。
平面のz座標の位置である。射出平面において平
行から平行に集束することが、主要な設計条件で
ある。磁石の幾何形状から導かれる偏向平面の場
合の条件と比較されたい。
かくして、転移行列Rx及びRyは、磁場境界6
9のところで内方に方向づけられる運動量ベクト
ルP(z1)に演算して、磁石通過後の磁場境界6
9のところに射出運動量ペクトルP(z2)を生成
するという転移機能を記述する。
9のところで内方に方向づけられる運動量ベクト
ルP(z1)に演算して、磁石通過後の磁場境界6
9のところに射出運動量ペクトルP(z2)を生成
するという転移機能を記述する。
好適実施例において、入射ドリフト空間及び射
出ドリフト空間として、それぞれドリフト空間l1
及びl2が含まれる。ドリフト行列は以下の形をも
つ。
出ドリフト空間として、それぞれドリフト空間l1
及びl2が含まれる。ドリフト行列は以下の形をも
つ。
1 i
0 1i=1.2
ドリフト行列は、Rx,y行列に演算する。Rx,y行
列はともに(2)式の形を示し、すなわち以下の形を
もつ。
列はともに(2)式の形を示し、すなわち以下の形を
もつ。
Rx=−1 Lx
0 −1,Ry=−1 Ly
0 −1
磁石転移行列は、等価なドリフト空間の形を有
する。かくして、ドリフト空間1及び2を伴う
全光学系を通つた変形は、以下のように与えられ
る屈曲平面及び横平面についての全転移行列をも
たらす。
する。かくして、ドリフト空間1及び2を伴う
全光学系を通つた変形は、以下のように与えられ
る屈曲平面及び横平面についての全転移行列をも
たらす。
RxT,yT=−1 +Lx,y
0 −1
ここに、負の符号は行列RxTを、正の符号は行
列RyTを表わす。長さLx及びLyは、射出平面から
Sx及びSy軌跡の突出クロスオーバー(projected
crossover)までの距離である。
列RyTを表わす。長さLx及びLyは、射出平面から
Sx及びSy軌跡の突出クロスオーバー(projected
crossover)までの距離である。
第5図を参照すると、屈曲平面又は半径方向平
面内のウエスト(くびれ部分、waigt)及び横方
向平面(横断面)内のウエストが、x軸上の異な
る位置で達成されている一般的状況が示されてい
る。かくして、或る平面においてビーム包絡線が
収束していても、他の平面では収束しない。上述
のように、複数の4重極素子が都合良く配列され
て、これらのウエストを共通の位置zに一致させ
る。好適実施例において、磁場出口境界における
dx=0の結果とともに、d′x=0及びCy=0の条
件が対称平面のところで満足される。さらに、こ
のことからCxが、磁石を通して屈曲平面内で平
行対平行変換を特徴づける。横断面内における平
行対平行変換が、機械設計に条件づけられる。故
に、横断面又は屈曲平面の何れかを記述する行列
は、上述のような形態をとる。本装置の入口にお
ける4重極シングレツト(quadrupole sinslet)
の効果は、次の形態をとる。
面内のウエスト(くびれ部分、waigt)及び横方
向平面(横断面)内のウエストが、x軸上の異な
る位置で達成されている一般的状況が示されてい
る。かくして、或る平面においてビーム包絡線が
収束していても、他の平面では収束しない。上述
のように、複数の4重極素子が都合良く配列され
て、これらのウエストを共通の位置zに一致させ
る。好適実施例において、磁場出口境界における
dx=0の結果とともに、d′x=0及びCy=0の条
件が対称平面のところで満足される。さらに、こ
のことからCxが、磁石を通して屈曲平面内で平
行対平行変換を特徴づける。横断面内における平
行対平行変換が、機械設計に条件づけられる。故
に、横断面又は屈曲平面の何れかを記述する行列
は、上述のような形態をとる。本装置の入口にお
ける4重極シングレツト(quadrupole sinslet)
の効果は、次の形態をとる。
ここで、fqは、4重極可変焦点距離に等しくと
ることができる。ビームのウエストは、以下の式
の表現から得られる。
ることができる。ビームのウエストは、以下の式
の表現から得られる。
|X(1)|2=|CxX(0)|2
+|SxX′(0)|2
|Y(1)|2=|CyY(0)|2
+|SyY′(0)|2
Sx及びSyの軌跡は定義より、z=0のところで
振幅が零なので、Sx及びSyは4重極子により影響
されない。軌跡Cy及びCxの変位は、逆の性質で
ある。もし範囲1+2が適正に選択されるなら
ば、4重極の焦点距離を都合良く調整することが
でき、半径方向ウエスト及び横方向ウエストを一
致させることが可能となる。
振幅が零なので、Sx及びSyは4重極子により影響
されない。軌跡Cy及びCxの変位は、逆の性質で
ある。もし範囲1+2が適正に選択されるなら
ば、4重極の焦点距離を都合良く調整することが
でき、半径方向ウエスト及び横方向ウエストを一
致させることが可能となる。
以下の行列方程式は、垂直平面及び屈曲平面内
においてドリフト空間を含む全光学系を記述す
る。
においてドリフト空間を含む全光学系を記述す
る。
X→(1)=RxTX(0)
Y→(1)=RyTY(0)
この行列方程式は、例えばcode
TRANSPORT(使用方法は、スタンフオード線
形加速器センターから入手可能なSLAC Report
91に記述されている)などの適切な磁気光学プロ
グラムによつて、都合良く解くことができる。
TRANSPORT codeは、パラメータの調和した
組を探すのに用いられる。パラメータとしては、
以下のようなものがある。
TRANSPORT(使用方法は、スタンフオード線
形加速器センターから入手可能なSLAC Report
91に記述されている)などの適切な磁気光学プロ
グラムによつて、都合良く解くことができる。
TRANSPORT codeは、パラメータの調和した
組を探すのに用いられる。パラメータとしては、
以下のようなものがある。
ρ1 領域54内でのP0の曲率半径。
ρ1/ρ2 領域54内のP0の曲率半径の、領域5
6内の曲率半径に対する比。
6内の曲率半径に対する比。
β1 仮想的磁場境界への軌跡P0の入射角。
α2 高磁場領域56内での中心軌跡P0の回転
角。α2は、内方仮想的磁場境界へのP0の
入射角β2を決定する。
角。α2は、内方仮想的磁場境界へのP0の
入射角β2を決定する。
α1 低磁場領域54内での参照軌跡P0の回転
角。
角。
K1 低磁場領域54と外方の自由磁場領域と
の間の仮想的磁場境界についてのパラメー
タ。
の間の仮想的磁場境界についてのパラメー
タ。
K2/K1 高磁場領域と低磁場領域との間の仮想
的内方磁場境界を記述する相対的パラメー
タ。
的内方磁場境界を記述する相対的パラメー
タ。
好適実施例では、対称性が、条件とされてい
る。すなわち、Ψ=2(α1+α2)である。電子偏
向270゜についての1組の代表的設計パラメータに
おいては、所望の平均電子エネルギーは6MeVと
40.5MeVとの間で可変である。この範囲にわた
つて、1次アクロマテイツク条件が要求される。
軌跡の入射及び射出部分に対する入射角βは45゜
であり、外方仮想的磁場境界69は、入射コリメ
ータ(z=0)の開口に対してz=10cmのところ
に位置される。中心軌跡は、4.17キロガウスの磁
場B1の影響の下で41.5゜の角度α1だけ回転し、z
=33cmのところで3.5゜であるβ2=90゜−α2の角度を
もつて内方仮想的磁場境界55と交差し、z=
37.4cmのところで対称平面に到達し、15.9キロガ
ウスの磁場B2の影響の下に角度α2(93.5゜)だけ回
転する。軌跡は両磁場境界の内で対称であり、タ
ーゲツトは外方仮想的磁場境界を越えて位置され
る。入射コリメータのところで、ビーム包絡線
は、直径2.5mmであり、2.4mrの両面において発散
する性質を有する。
る。すなわち、Ψ=2(α1+α2)である。電子偏
向270゜についての1組の代表的設計パラメータに
おいては、所望の平均電子エネルギーは6MeVと
40.5MeVとの間で可変である。この範囲にわた
つて、1次アクロマテイツク条件が要求される。
軌跡の入射及び射出部分に対する入射角βは45゜
であり、外方仮想的磁場境界69は、入射コリメ
ータ(z=0)の開口に対してz=10cmのところ
に位置される。中心軌跡は、4.17キロガウスの磁
場B1の影響の下で41.5゜の角度α1だけ回転し、z
=33cmのところで3.5゜であるβ2=90゜−α2の角度を
もつて内方仮想的磁場境界55と交差し、z=
37.4cmのところで対称平面に到達し、15.9キロガ
ウスの磁場B2の影響の下に角度α2(93.5゜)だけ回
転する。軌跡は両磁場境界の内で対称であり、タ
ーゲツトは外方仮想的磁場境界を越えて位置され
る。入射コリメータのところで、ビーム包絡線
は、直径2.5mmであり、2.4mrの両面において発散
する性質を有する。
磁石の幾形状は、偏向平面による平行対平行変
換を保証する。対称平面におけるd′x=0の条件
は、運動量独立をもたらす。横断面における平行
対平行条件は、拘束条件である。所望の設計パラ
メータの組を得るために、屈曲角α1及びα2並びに
磁場強度比が変化される。
換を保証する。対称平面におけるd′x=0の条件
は、運動量独立をもたらす。横断面における平行
対平行条件は、拘束条件である。所望の設計パラ
メータの組を得るために、屈曲角α1及びα2並びに
磁場強度比が変化される。
270゜の偏向角についての1次アクロマテイツク
偏向系が、(3)式で示す種々の磁場比B1/B2ととも
に達成され得る。
偏向系が、(3)式で示す種々の磁場比B1/B2ととも
に達成され得る。
さらに、水平及び垂直平面の両方についての対
応する行列要素の絶対値が得られ、それらはほと
んど同一であり、対称な像ビームスポツトをもた
らす。
応する行列要素の絶対値が得られ、それらはほと
んど同一であり、対称な像ビームスポツトをもた
らす。
同様に建造された偏向系によつて他の偏向角度
が達成され得ることが、当業者に認識されるであ
ろう。従つて、前述したところは本発明の単なる
1実施例であり、本発明の真の範囲は特許請求の
範囲によつて定まる。
が達成され得ることが、当業者に認識されるであ
ろう。従つて、前述したところは本発明の単なる
1実施例であり、本発明の真の範囲は特許請求の
範囲によつて定まる。
第1図は、本発明の特色を用いたX線治療機械
の概略側面図である。第2図は、本発明の屈曲平
面における各軌跡を示す。第3A図は、第2図の
ポールキヤツプを含む磁石の断面図(屈曲平面に
垂直)である。第3B図は、好適実施例の磁場ク
ランプを示す。第4図は、全中心軌跡に沿つて、
折り曲げられていない、横方向に張り出した軌跡
である。第5図は、半径方向ウエスト及び横方向
ウエストの関係を示す。 〔主要符号の説明〕 10…X線治療機械、1
1…磁気偏向装置、14…ガントリー、16…回
転軸線、18…床、20…支柱、22…トラニオ
ン、24,26…腕、27…線形電子加速器、2
8…4重極子、29…ターゲツト、30…X線吸
収素子、32…患者、34…寝台、50,50′
…ポールキヤツプ、52,52′…ステツプ、5
3,53′…ステツプ表面、54,56…領域、
55…磁場境界、58,58′…コイル構造半体、
60,60′…外方ポール、62…ヨーク、66
…磁場クランプ、67…真空エンベロープ、68
…空胴、69…磁場境界、72…スリツト。
の概略側面図である。第2図は、本発明の屈曲平
面における各軌跡を示す。第3A図は、第2図の
ポールキヤツプを含む磁石の断面図(屈曲平面に
垂直)である。第3B図は、好適実施例の磁場ク
ランプを示す。第4図は、全中心軌跡に沿つて、
折り曲げられていない、横方向に張り出した軌跡
である。第5図は、半径方向ウエスト及び横方向
ウエストの関係を示す。 〔主要符号の説明〕 10…X線治療機械、1
1…磁気偏向装置、14…ガントリー、16…回
転軸線、18…床、20…支柱、22…トラニオ
ン、24,26…腕、27…線形電子加速器、2
8…4重極子、29…ターゲツト、30…X線吸
収素子、32…患者、34…寝台、50,50′
…ポールキヤツプ、52,52′…ステツプ、5
3,53′…ステツプ表面、54,56…領域、
55…磁場境界、58,58′…コイル構造半体、
60,60′…外方ポール、62…ヨーク、66
…磁場クランプ、67…真空エンベロープ、68
…空胴、69…磁場境界、72…スリツト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 対象物を照射するための荷電粒子加速照射装
置であつて、 a) 与えられた軸線に沿つて荷電粒子のビーム
を加速するための荷電粒子加速手段、ならびに b) 前記の与えられた軸線に関して偏向角Ψだ
け前記ビームを前記軸線から屈曲させるための
一次アクロマテイク屈曲用磁石系であり、 1) 接近した第1および第2の磁場領域を形
成するため対称面に関して配置され、第1お
よび第2のポールキヤツプから成り、 前記各磁場領域が実質的に一様な磁場から
成り、 前記磁場領域の間に第2の磁場境界を形成
するために、各ボールキヤツプにステツプを
設け、 前記ステツプが、前記ポールキヤツプの平
面内の直接に沿つているところのポールキヤ
ツプと、 2) 偏向平面内で入口位置の第1の磁場境界
に対して角度β1をもつて、前記荷電粒子のビ
ームを前記第1の磁場境界を通して前記第1
の磁場領域へと導入させるための手段であつ
て、 前記ビームが偏向平面内で角度α1だけ偏向
して前記第2の磁場領域に向かい、角度β2を
以て前記第2の磁場境界を通り、前記第2の
磁場領域内で角度2α2だけさらに偏向して前
記第1の磁場領域に再進入し、前記ビームは
さらに角度α1だけ偏向する、ところの導入手
段、および 3) 前記第1の磁場領域から前記ビームを引
き出すための手段、 を有する磁石系、 から成る照射装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載された照射装置
であつて、さらに 前記ビームとの衝突から透過放射線を生成する
ためのターゲツト手段、から成る照射装置。 3 特許請求の範囲第1項または第2項に記載さ
れた照射装置であつて、さらに 前記対称物を通過する軸線の回りで当該照射装
置を回転させるためのガントリー手段、から成る
照射装置。 4 偏向角Ψだけ荷電粒子を偏向させるための一
次アクロマテツク偏向装置であつて、 少なくとも接近した第1および第2の磁場領域
を形成するため対称面に関して配置され、第1お
よび第2のポールキヤツプから成り、 前記各磁場領域が実質的に一様な磁場から成
り、 前記磁場領域の間に磁場境界を形成するため
に、各ポールキヤツプに少なくとも1つのステツ
プを設け、 前記ステツプが、前記ポールキヤツプの平面内
の直線に沿つている、 ところの偏向装置。 5 特許請求の範囲第4項に記載された偏向装置
であつて、 前記荷電粒子が入口位置の第1の磁場境界で前
記第1の磁場領域に実質的に角度|β1|をもつて
入射し、所望の集束状況が得られ、前記荷電粒子
が角度α1だけ回転される、ところの偏向装置。 6 特許請求の範囲第5項に記載された偏向装置
であつて、 前記荷電粒子が前記第1の磁場領域から出社す
ると同時に前記第2の磁場領域へと前記磁場領域
間の磁場境界である第2の磁場境界を通じて角度
β2で入射し、他の所望の集束状況が得られ、前記
荷電粒子が追加的角度α2だけ回転され、ここでβ2
=90゜−α2である、ところの偏向装置。 7 特許請求の範囲第6項に記載された偏向装置
であつて、 前記荷電粒子が追加的角度増分α2だけ回転さ
れ、再び前記第2の磁場境界に前記角度|β2|で
交差し、前記第2の磁場境界に沿つて以前とは異
なる位置で前記第1の磁場領域に進入し、第3の
集束状況が達成される、ところの偏向装置。 8 特許請求の範囲第7項に記載された偏向装置
であつて、 前記荷電粒子が追加的角度増分α1だけさらに回
転され、以て全偏角|Ψ=2(α1+α2)|が達成さ
れ、前記荷電粒子が前記第1の磁場境界に沿つた
1点で第1の磁場領域を離れ、該点は前記の入射
の点からは離れて前記第1の磁場境界に関して角
度βfをなす。ところの偏向装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/323,010 US4425506A (en) | 1981-11-19 | 1981-11-19 | Stepped gap achromatic bending magnet |
US323010 | 1994-12-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5931500A JPS5931500A (ja) | 1984-02-20 |
JPH0440680B2 true JPH0440680B2 (ja) | 1992-07-03 |
Family
ID=23257404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57201225A Granted JPS5931500A (ja) | 1981-11-19 | 1982-11-18 | ステップギャップ付きアクロマティック屈曲用磁石を組み入れた照射装置および偏向装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4425506A (ja) |
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