JPH01237500A - 電子線照射装置 - Google Patents

電子線照射装置

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JPH01237500A
JPH01237500A JP6369788A JP6369788A JPH01237500A JP H01237500 A JPH01237500 A JP H01237500A JP 6369788 A JP6369788 A JP 6369788A JP 6369788 A JP6369788 A JP 6369788A JP H01237500 A JPH01237500 A JP H01237500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electron beam
microwave
electron
power
phase
Prior art date
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Pending
Application number
JP6369788A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinobu Suzuki
鈴木 敏允
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6369788A priority Critical patent/JPH01237500A/ja
Publication of JPH01237500A publication Critical patent/JPH01237500A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、直線加速装置を用いて電子ビームによる滅
菌、キュアリンクなどが行える電子線照射装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
第2図は従来の電子線照射装置を示す構成図であり、図
において、1は電子銃電源、2は電子ビームを発生する
電子銃、3は電子ビームを集中する磁場レンズ、4は電
子ビームを加速する加速管、5は加速された電子ビーム
を集束させる集束電磁石、6はスキャンダクト、7は電
子ビームを走査するスキャン電磁石、8はビーム真空ダ
クト9は電子ビームを真空側から大気側にとり出すため
のビーム取出し窓、1oはマイクロ波を大気側がら真空
側に伝えるRF窓、11は大電力マイクロ波を伝送する
導波管、12は大電力マイクロ波を発生するクライスト
ロン、13はクライストロンマウント、14はタライス
トロン12をドライブするクライストロン パルサ、1
5はビーム取出′し窓9を冷却する空気ノズル、16は
空気ノズル15に空気を送る送風ダクト、17は送風機
、19は滅菌などを行う材料を搬送するコンベアである
次に動作について説明する。まず、電子銃2で発生した
電子ビームは電子銃電源1によって予備加速され、さら
に磁場レンズ3によって集束され、垂直に立っている加
速管4に打ち込まれ、ここで加速される。加速管4には
クライストロン12より大電力のマイクロ波が供給され
、電子ビームの加速に供される。タライストロン12に
はクライストロン パルサ14によってパルス状の大電
力がクライストロン マウント13を通じて供給される
。加速された電子ビームはスキャン電磁石7でスキャン
され、ビーム真空ダクト8を通る間にビーム幅を広げ、
ビーム取出し窓9より大気に取り出され、上記材料の照
射に供される。このとき、ビーム取出し窓9は発熱する
ため、空気ノズル15から高速の空気(冷却気)を吹き
出してこのビーム取出し窓9を強制冷却する。なお、こ
の冷却用の空気は、送風機17から送風ダクト16を通
して供給される。また、ビーム取出し窓9を冷却した空
気は、排気ダクト18を通じて外部に排出される。この
とき、被照射体である材料は、コンベア19によって電
子ビームの照射位置を通過するように搬送される。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の電子線照射装置は以上のように構成されているの
で、加速管4における電子ビームのマイクロ波に対する
位相が広がると、電子ビームのエネルギスペクトルが広
がってしまうほか、高エネルギ化しようとすると装置全
体の高さが大きくなり、設備コストが上昇してしまうな
どの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、加速管における電子ビームのマイクロ波に対
する位相の広がりを小さくでき、かつ水平方向に加速さ
れた電子ビームを垂直方向に偏向して、高エネルギの電
子ビームを比較的低い装置にて安定的に照射出力できる
電子線照射装置を安価に得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る電子線照射装置は、加速管に入射する電
子ビームを、プリバンチャにおいてマイクロ波による位
相変調をかけるようにし、さらに偏向電磁石によって上
記加速管を水平に通過する電子ビームを垂直方向に偏向
して、この偏向した電子ビームを偏向ダクト中にガイド
させるような構成としたものである。
〔作用〕
この発明におけるプリバンチャは、加速管に入射する電
子°ビームをマイクロ波の電力によって位相変調をかけ
るように作用し、これら相互の位相の広がりを抑えて、
エネルギスペクトルの広がりを防止し、一方、偏向電磁
石は水平方向に通過する電子ビームを垂直方向に偏向さ
せ、これにより電子線照射装置の全体の高さを低く抑え
られるようにする。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、20は電子ビームをマイクロ波によって位
相変調するプリンパンチャ、21は集束コイル、22は
プリバンチャ20に供給されるマイクロ波の位相と電力
を調節する位相減衰器、23は電力分割器、24は偏向
電磁石、26は電子ビーム、27はX線シールドである
。また、このほかの第5図に示したものと同一の構成部
分には同一符号を付して、その重複する説明を省略する
次に動作について説明する。
電子銃2で発生した電子ビームは、電子銃電源1によっ
て予備加速され、プリバンチャ20に入射する。プリバ
ンチャ20に入射した電子ビームは、電力分割器23に
よって分割されたマイクロ波電力によって位相変調がか
けられ、加速管4の入力で位相幅が最小に圧縮されるよ
うに、位相減衰器22で、プリバンチャに供給されるマ
イクロ波の位相と電力が調整される。
位相幅が圧縮されて加速管4に入射された電子ビームは
、加速の途中でマイクロ波より受ける電界強度の大きさ
の幅が小さくなり、加速電子ビームのエネルギの幅の狭
い電子ビームが得られる。
この加速された電子ビームは、偏向電磁石24で略27
00反転させながら最終的に90″′に偏向され、加速
ビームラインと実質的に直角方向に電子ビーム26を偏
向ダクト25内へ導びき、スキャン電磁石7で電子ビー
ムを走査し、照射に供する。
第2図(a)は第1図の偏向電磁石24部付近を拡大し
て示したものであり、これが第1図と異なるところは、
電子ビーム26の軌道付近にエネルギリミッタ用のビー
ムストッパ28を設け、加速管4の出口にビーム電流モ
ニタ29を設けた点であり、これによって偏向されて出
力される第2図(b)に示すような電子ビームのエネル
ギの上限を設定可能にする。つまり、高エネルギ側の電
子ビームを制限することができるようにしている。
第3図はクライストロン パルサ14の回路図である。
これによれば第2図(a)にも示したビームストッパ2
8およびビーム電流モニタ29をモニタとして、これら
の出力を各ピークホールド回路28a、29aでホール
ドし、これらのホールド出力を割算回路30に入れ、こ
の商をエネルギ比較回路31−にて設定値と比較する。
また、この比較出力は差動増幅器32を介してデキュー
回路(DeQ)34のサイリスクスイッチ33に入力し
、このデキュー回路34のパルス出力を制御する。この
ようにすれば、クライストロン パルサ14の出力エネ
ルギにフィードバックをかけ、電子ビームの出力を制御
することができる。なお、35はチャージダイオード、
36は差動増幅器32の基準設定抵抗、37はP F 
N (P 1use formingnetwork)
 、38はスイッチング回路、39は出力パルストラン
スである。
第4図はクライストロン パルサ14の他の回路例を示
す。これは第3図に示すエネルギ比較回路31の出力を
インターロック設定回路42に入力して設定値でインタ
ーロック出力をサイリスタ43に入力できるようにした
ものであり、電子ビームのエネルギが異常に上昇した際
に、直ちにリレー44を作動し、接点44aを開いて、
クライストロン パルサ14の電源を遮断するようにし
たものである。なお、45はエネルギ比較回路31の出
力を基準値E□と比較するゲート比較回路、40はトリ
ガゲート回路、41はスイッチング回路38をトリガ制
御するトリガ増幅回路である。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば加速管に入射する電子
ビームに上記マイクロ波によって位相変調をかけるプリ
バンチャを設けるように構成したので、加速管内の電子
ビームのマイクロ波に対する位相の広がりを小さく抑え
ることができ、また、水平方向に通過する電子ビームを
偏向電磁石によって垂直方向に偏向するように構成した
ので、装置全体の高さを小さく抑えることが可能になり
、構成の単純化を図れるものが得られる効果がある。
また、フィードバックによるエネルギ制御を可能にする
ことによって、安全性の高い装置が得られる効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による電子線照射装置を示
す構成図、第2図は電子ビーム偏向部付近の詳細な構成
図および電子ビームのスペクトル図、第3図はこの発明
におけるクライストロンパルサの1例を示す回路図、第
4図はクライストロンー ロン パルサの他の例を示す回路図、第5図は従来の電
子線照射装置を示す構成図である。 2は電子銃、4は加速管、9はビーム取出し窓、1′2
はクライストロン、20はプリバンチャ、24は偏向電
磁石、25は偏向ダクト。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 特許出願人  三菱電機株式会社 2b:他日フ7L

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電子銃で発生した電子ビームが打ち込まれる加速管と、
    上記電子ビームを加速する大電力のマイクロ波を上記加
    速管に供給するクライストロンと、この加速した電子ビ
    ームを大気側に取り出すビーム取出し窓とを有する電子
    線照射装置において、上記加速管に入射する電子ビーム
    に上記マイクロ波によって位相変調をかけるプリバンチ
    ャと、水平方向に配置した上記加速管を通過する電子ビ
    ームを垂直方向に偏向する偏向電磁石と、垂直方向に偏
    向した上記電子ビームをガイドする偏向ダクトとを設け
    たことを特徴とする電子線照射装置。
JP6369788A 1988-03-18 1988-03-18 電子線照射装置 Pending JPH01237500A (ja)

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JPH01237500A true JPH01237500A (ja) 1989-09-21

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5532545A (en) * 1978-08-29 1980-03-07 Mitsubishi Electric Corp Particle accelerator for medical treatment
JPS55104800A (en) * 1979-02-07 1980-08-11 Mitsubishi Electric Corp Beam deflection device
JPS5919440A (ja) * 1982-07-08 1984-01-31 ジ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト 多値信号用適応形等化器
JPS5931500A (ja) * 1981-11-19 1984-02-20 バリアン・アソシエイツ・インコ−ポレイテツド ステップギャップ付きアクロマティック屈曲用磁石を組み入れた照射装置および偏向装置
JPS60195900A (ja) * 1984-02-21 1985-10-04 シーメンス、アクチエンゲゼルシヤフト 電子加速器

Patent Citations (5)

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