JPH0440469A - 負帯電性非磁性トナー及び画像形成方法 - Google Patents

負帯電性非磁性トナー及び画像形成方法

Info

Publication number
JPH0440469A
JPH0440469A JP2147268A JP14726890A JPH0440469A JP H0440469 A JPH0440469 A JP H0440469A JP 2147268 A JP2147268 A JP 2147268A JP 14726890 A JP14726890 A JP 14726890A JP H0440469 A JPH0440469 A JP H0440469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
charging
treated
alkyl group
particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2147268A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2704785B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Ukai
俊幸 鵜飼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2147268A priority Critical patent/JP2704785B2/ja
Publication of JPH0440469A publication Critical patent/JPH0440469A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2704785B2 publication Critical patent/JP2704785B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子写真法におりる1〜ナー及び画像形成方
法に関するものである。
[従来の技術] 従来、電子写真装誼等におりる帯電手段としてコロナ放
電器が知られている。しかし、コロナ放電器は高電圧を
印加しなければならない、オゾンの発生量が多い等の問
題点を有している。
そこで、最近ではコロナ放電器を利用しないで接触41
F電手段を利用することが検討されている。
具体的には帯電部旧である導電性ローラーに電圧を印加
してローラーを被りIF重体である感光体に接触させて
感光体表面を所定の電位に一11F電させるものである
。このような接触り11:篭手段を用いれはコロナ放電
器と比較して低電圧化が図れ、オゾン発生量も減少する
例えば、特公昭50−13561号においては、芯金に
ナイロン又はポリウレタンゴムからなる話電体を被覆し
たローラーを使うことによって感光紙を荷電する時に低
電圧印加を可能にしている。しかしながら、上記従来例
において、芯金にナイロンを被覆した時、ゴム等の弾性
がないので被帯電体と十分な接触を保つことができず、
91F電不良を起こシテシまう。一方、芯金にポリウレ
タンゴムを被覆すると、ゴム系材料に含浸している軟化
剤か浸み出てぎて被帯電体に感光体を使用すると91F
電部材か当接部において感光体停止時に感光体に固着す
る、或いはその領域が画像ボケを生じるという問題点が
あった。また、帯電部材のゴム系材料中の軟化剤か浸み
出てきて感光体表面に付着すると、感光体か低抵抗化し
て画像流れが起ぎて、ひどい時には使用不能となったり
感光体表面に残留したトナーが一1iF電部材の表面に
イ」着し、フィルミング現象が発生することがあった。
そして、帯電部材表面に多量のトナーが固着すると、帯
電部+、1表面が絶縁化し帯電部拐の帯電能力か失われ
感光体表面の帯電が不均一となり、画像に影響か出てし
まうという欠点があった。
方、負−11F電性の非磁性カラートナーを用いた現像
工程を組み合せた場合には、加えて種々の問題点が発生
した。
このトナーは、磁性体を含まず、また、色の彩度上の観
点からカーボンブラック等の導電性物質も含まないこと
が多い。このため、特に低温低湿下では帯電をリークす
る部分がなく、通常トナーに比べてより一1i:電が過
大になりやすい。
また、フルカラートナーには、定着性、混色性、透明性
などの条件により、ポリエステル系樹脂を結着樹脂とし
て使用する場合が多いが、ポリエステル系樹脂からなる
トナーは一般に温湿度の影響を受けやすく、低湿下での
帯電量過大、高温下ての帯TL量不足といった問題が、
特に発生しやすい。
更に、解像性、7ζ履度均−性或いはカブリなどの種々
の画像特性を改良するのを目的として、トナーに流動性
をイ」与するためにシリカ微粉体を外添することか広く
行われているが、今までのシリカ微粉体は、低湿下での
;1ji−電量か大きく、上記の問題点を一層助長する
結果となった。
また近年、複写機画像の高画質化への要求か強< 11
っている。これに対して、トナーの粒径を細かくするこ
とにより、高画質化を達成しているが、このトナーの小
粒径化によってもトナーの表面積が増えるため、帯電量
か過大となりやすい このように、;1tl−Fか過大になると、感光体上か
らトナーが転写しにくくなり、感光体上の残留トナーが
多くなるため、クリーニング工程で捕兆しきれないトナ
ーか出やすくなる。また、感光体に強く帯電し付着する
ため、クリーニング不良か発生し易くなる。これらのク
リーニング工程で取りきれないトナーが帯電部材に付着
し、帯電能力の低下や感光体にフィルミングが生じてし
まう。
また、粒径が細かいと、トナー相互の接触点か多いので
、トナーの流動性が悪くなる。そのため、クリーニング
工程でトナーの凝集が起こりクリーニング不良が発生す
る。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上記の問題点に鑑みなされたものて、帯電部材
と被帯電体との接触を十分に保つことができ、91F電
部材と被り(F電体との固着を防止し、さらに帯電部材
の導電ゴムに含まれる可塑剤の被帯電体への付着を防ぐ
帯電工程を持つ画像形成方法に用い、高解像度、高精細
な画像が得られ、且つ現像、転写及びクリーニング工程
を経た後、被帯電体上に残留することが極めて少なく、
帯電部材表面にも被帯電体表面にも固着の生しないトナ
ーと、そのトナーを用いた現像工程、転写工程及びクリ
ーニング工程とからなる画像形成方法を提供することを
目自勺とする。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明者は、外
部より電圧を印加した帯電部材を被帯電体に接触させて
帯電を行う帯電工程であって、前記帯電体は導電性ゴム
層と、その導電性ゴム層より外側であって、且つ少なく
とも上記被帯電体に接触する部分に離型性被膜とを有す
るり帯電電材材被り帯電体に接触させて外部より電圧を
印加し帯電を行う帯電工程を採用するにあたり、現像用
非磁性トナーか高解像度、高精細且つ高画質な画像を可
能とするとともに低湿下でも帯電量が過大にならず、十
分な流動性を持つためには何が必要かを検討した結果、
結着樹脂を規定して特定の物質を添加したトナーに、特
定な流動性向上剤をトリー−に添加し、更にトナーの粒
度分布を規定することにより、上記目的にかなったトナ
ーを提供てきることを見い出したものである。
以下、本発明の画像形成方法における現像工程、転写工
程及びクリーニング工程に適用可能なトナーについて説
明する。
本発明のイ1ζ成は、少なくとも、非磁性着色剤含有樹
脂粒子と流動性向上剤とを有する絶特性の非磁性トナー
であって、該非磁性着色剤含有樹脂粒子が、構成成分が
ジオール成分とジカルボン酸成分を主成分とするポリエ
ステル系結石樹脂と、下記(1)式で表される造塩化合
物 を含有し、該流動性向上剤の少なくともひとつがシリカ
微粉体であり、そのシリカ微粉体が正摩擦帯電性部位と
負摩擦帯電性部位を有するシランカップリング剤で処理
され、更にシリコンオイルで処理されたシリカ微粉体で
あることを特徴とするトナーである。
本発明者は、トナーの帯電安定性及びヂャージアップ防
止について鋭意検討した結果、下記(I)式て表される
造塩化合物 を含有した着色剤含有樹脂粒子と、流動性向上剤の少な
くとちびとっかシリカ微粉体てあり、そのシリカ微粉体
か正摩擦−帯電性部位と負摩擦帯電性部位を有するシラ
ンカップリング剤で処理され、更にシリコンオイルで処
理されたシリカ微粉体との混合形態からなるトナーが種
々の環境での帯電性の安定性に極めて優れ、カブリのな
い良好な画像を提供することを見いだしたのである。
その理由としては、結着樹脂としてのポリエステル系樹
脂の本発明で用いるキャリアとの過度の摺擦によるヂャ
ージアップが正帯電性の前述の造塩化合物によって中和
されるからである。この時造塩化合物は、正帯電性とし
ては弱いため、ポリニスデル系樹脂の帯電の立ち上がり
を妨げることなく、むしろ、造塩化合物との摺擦によっ
て帯電の立上りを促進する効果かある。更に、ポリエス
テル系樹脂の帯電が立ち上かった後は、過度の111:
電を中和する機0にか働き、したがって、本発明の構成
のトナーは、キャリアとの摺擦による帯電の立ち上がり
、及び飽和帯電量レベルが種々の環境で良好且つかつ安
定に維持できると同時に、クリーニング特性も良好とな
る。
本発明においては、その性能を確実に発揮し、安定な負
;++!’電性を有するためには、結着樹脂100重量
部に対して0.1〜8重量部含有することが好ましい。
本発明の造塩化合物としては、従来知られているものが
全て使用できるが、具体的には(以下余白) 化合物 色味 融点 などが熱的安定性、且つ白色であるのでカラートナーに
最適である。
従来より上記化合物をトナー中に含有させる事は特公平
1−54694号公報等で開示されているが、これらは
あくまで正帯電性の安定化のために含有されているもの
であり、本発明とは全く異なる発明である。
本発明に用いられるポリエステル系樹脂のジオール成分
としては、エチレングリコール、プロピレングリコール
、1.3−ブタンジオール、1.It−ブタンジオール
、2.3−ブタンジオール、ジエチレングリコール、ジ
プロピレングリコール、トリエチレングリコール、1.
5−ベンタンジオール、1.6−ヘキサンジオール、ネ
オペンテングリコール、ペンタエリスリトールジアリル
エーテル、トリメチレングリコール、2−エチル−1,
3−ヘキサンジオール、水素化ビスフェノールA、また
次式で表されるヒスフェノール誘導体: (式中Rはエヂレン又はプロピレン基であり、x、yは
それぞれ1以上の整数であり、且つX+yの平均値は2
〜10である。) 笠のジオール類が挙げられる。
また、ジカルボン酸成分としてはフマル酸、マレイン酸
、シトラコン酸、イタコン酸などの不飽和ジカルボン酸
類、又はこれらの酸無水物、コハク酸、アジピン酸、セ
バシン酸、アセライン酸なとのジカルボン酸類又はこれ
らの酸無水物、フタル酸、プレフタル酸等の芳香族系ジ
カルボン酸などが挙げられる。
本発明において特に好ましいポリエステル系樹脂として
は、次式 (式中Rはエヂレン又はプロピレン基てあり、X、yは
それぞれ1以」二の整数であり、且つX+yの平均値は
2〜10である。) て代表されるビスフェノール話導体もしくは僅換体をジ
オール成分とし、2価のカルボン酸又はその酸無水物又
はその低級アルキルニスデルとからなるジカルボン酸成
分(例えはフマル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フ
タル酸、テレフタル酸など)とを少なくとも共縮重合し
たポリエステル系樹脂がシャープな溶融特性をイイする
のでより好ましい。
このように、上記のポリエステル系樹脂を使用すること
により、フルカラートナーに必要な定着性、混色性、透
明性を満足しつつ、キャリアとの摺擦による(1F電の
立ち上がり、及び飽和111:電量レベルが種々の環境
で良好且つ安定に維持できると同時に、クリーニング特
性も良好なI−ナーを得ることかてきる。しかし、通常
はこれに解像性、7ハ度均−性或いはカブリなどの種々
の画像特性を改良するのを目的として、I・ナーに流動
性を(=J与するためにシリカ微粉体を外添するのが曹
通であるG が、今までのシリカ微粉体は、特に低湿下ての411−
電量か大きく、これを外添したかために環境安定性が悪
化するという問題が発生した。
今まで環境安定性の良好なトナーを得るにはシリカの吸
水性を抑制し、シリカ自身の摩擦帯電量の安定化を図る
のが、従来の考え方であった。そのような例としては、
シリカをシリコンオイルで処理するものとして特開昭4
9−42354号公報、或いは疎水性シリカをトナーに
外添するものとして特公昭54−11i219号公報等
がイする。また、シランカップリング刑死J]j Lだ
シリカをトナーに外添するものとしては、特開昭56−
123550号公報等が有る。
このように、従来の開発は単にシリカを疎水化するため
の処理剤及び処理法に注意が注がれていた。
木発明者は、トナーの環境不安定性の最大の原因の一つ
はトナーの摩擦り11】の環境変動はキャリア或いはス
リーブのようなトナー担持体の種類に依ってもその程度
は異なるが、シリカもかなり大きな影響を及はしている
。しかも、上記のポリエステル樹脂を使用しても、シリ
カ未外添トナーにおいては摩擦帯電量は環境により変化
するので、トナーの摩擦イ帯電量の環境依存性を無くず
には、シリカそのものの摩擦’I帯電量の環境変動か無
いというたりでは不十分てあり、シリカ未外添I−ナー
の変化を相殺するように変動する必要かある。また、摩
擦帯電量の絶対値が高いシリカはl・ナーの環境安定化
の面から好ましくない。
ここて、摩擦帯電量の高いシリカとは鉄粉(EFV20
0/300日本鉄粉製)との摩擦η11:電景をシリカ
と鉄粉の比を2 : 100てブローオフ法により測定
した場合、1−1501μc/g以上のものをいう。木
発明者は上記の知見を新たに見出した上て、低摩擦(1
1:電性て、しかも低湿度になるほど摩擦111:電量
が低下するシリカの開発を行なった。鋭意検討の結果、
正摩擦41F電性部位と負摩IM帯電性部位の両方を有
するシランカップリング剤てシリカ微粉体をlA3.!
l!した後、更にシリコンオイルて処理ずれは、低摩擦
;lj: 7Ff、性で低湿度になるほと摩擦帯電量が
低下するシリカが得られることを見出して、本発明を完
成させた。
木発明のシリカ微粉体のシランカップリング剤で処理す
る前のシリカ微粉体としては、乾式法シリカ、湿式法シ
リカいずれも使用することができるが、シリカ本来の流
動性付与のためには乾式法シリカの方か好ましい。
ここで言う乾式法とは、ケイ素ハロゲン誘導体の蒸気相
酸化により生じるシリカ微粉体の製造法である。例えは
、四塩化ケイ素ガスの酸素水素中におりる熱分解酸化反
応を利用する方法て、基礎となる反応式は次のようなも
のである。
SiCρ4+ 2112 +〇2→SiO2+ 4 t
icρまた、この製造工程において例えば、塩化アルミ
ニウム又は塩化チタンなと他の金属ハロゲン話導体をケ
イ素ハロゲン誘導体と共に用いる事によってシリカと他
の金属酸化物の複合微粉体を得ることも可能であり、こ
れらも包含する。
一方、木発明に用いられるシリカ微粉体を湿式法で製造
する方法は、従来公知である種々の方法が適用てきる。
例えば、ケイ酸ナトリウムの酸による分解、一般反応式
で示せば(以下反応式は略す)、 Na20XS102+1Ici’  +1120 →5
IO2・n1120  + NaCfその他、ケイ酸ナ
トリウムのアンモニア塩類又はアルカリ塩類による分解
、ケイ酸ナトリウムよりアルカリ土類金属ケイ酸塩を生
成せしめた後、酸で分解しケイ酸とする方法、ケイ酸ナ
トリウム溶液をイオン交換樹脂によりケイ酸とする方法
、天然ケイ酸又はケイ酸塩を利用する方法等かある。
ここていうシリカ微粉体には、無水二酸化ケイ素(シリ
カ)、その他、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸ナトリウム
、ケイ酸カリウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸亜鉛な
どのケイ酸塩をいずれも適用できる。
上記シリカ微粉体のうちで、BET法で測定した窒素吸
着による比表面積が3om’/g以上(特に50〜40
0m2/g )の範囲内のものが良好な結果を与える。
シランカップリング剤の正摩擦帯電性部位となり得る有
機基としては、アミノ基、含窒素複素環基などが例示で
きる。含窒素複素環基としては、不飽和複素環基と飽和
複素環基があり、それぞれ公知のものが適用できる。不
飽和複素環基としては、例えは下記のものが例示される
飽和複素環基を有する化合物としては、例えば下記のも
のが例示てきる。
また、4級アンモニウム塩やピリジニウム塩などの含窒
素塩化合物も例示できる。更に、ボスフィン、ホスホニ
ウム塩なども例示てきる。ただし、合成の容易さ、価格
を考慮するとアミノ基、含窒素複素環基が好ましい。
シランカップリング剤の負摩擦帯電性部位となり得る有
機基としては、種々のものが例示できる。
例えば、有機基が窒素或いはリンを持たない通常のシラ
ンカップリング剤は負摩擦帯電性である。これは、5i
−C結合に起因するものと考えられるが、これを負摩擦
41F電性部位として利用することは非常に好ましい。
ただしこの場合、5t−C結合に起因する負摩擦帯電性
はSiに直接結合している炭化水素の炭素数の増加に伴
い低下するので、本発明の場合は炭化水素3以上のもの
は使用できない。好ましくは、炭素数2以下である。
また、カルボン酸、スルポン酸などの有機酸、或いはフ
ェノール等の酸性を有するヒドロキシ基を有するオルカ
ッ基を用いて、積極的に負摩擦帯電性部位をシランカッ
プリング剤中に設りることかできる。
更に、ハロゲン原子、カルボニル基、スルホニル基、シ
アノ基77とを用いることで、負摩擦帯電性部位をシラ
ンカップリング剤中に設けることがてきる。
木発明のシランカップリング剤は従来公知の方法により
合成することかてぎる。基本的にはヒドロハロゲノシラ
ン或いはヒドロアルコキシシランと」二記正摩擦帯電部
位(必要に応じて負摩擦−11!:電部位)を導入した
アルケン部を有する化合物とを白金含有化合物等の触媒
存在下に作用させる。負摩擦帯電部位として5i−C結
合を利用する場合は負摩擦、ljl+ TL部位を導入
したアルケン部を有する化合物を作用させる必要はない
が、それ以外の場合は正摩擦帯電部位を導入したアルケ
ン部を有する化金物と負摩擦−1iF電部位を導入した
アルケン部を有する化合物の両者をヒドロハロゲノシラ
ン或いはヒドロアルコキシシランと作用させる必要があ
る。その際、正摩擦帯電部位を導入したアルケン部を有
する化合物を作用させる順番は、正、負どちらが先でも
良いし、同時に作用させても良い。
マタ、正或いは負のに擦)11:電部位を導入したアル
ケン部をイアする化合物どもらか一方をヒドロハロゲノ
シラン或いはヒドロアルコキシシランと作用させた、正
、負2稲類のシランカップリング剤をそれぞれ得た後、
両者を作用させて木発明に係るシランカップリング剤を
得ても良い。或いはハロゲノアルキルアルコキシシラン
またはハロゲノアルキルハロゲノシランと上記摩擦−1
11:電部位(必要に応じて負摩擦帯電部位)を有する
化合物とを上述と同様の考え方で作用させても良い。
例えば、ジエチルアミノプロビルトリエトキシシランの
場合、トリエトキシヒドロシランとアリルジエチルアミ
ンとを塩化白金酸触媒存在下で作用させるが、又はクロ
ロプロピルトリエトキシシランとジエチルアミンを作用
させた後に更にナトリウムメトキシドを作用させ精製す
ることにより得ることができる。
本発明のシランカップリング剤の代表的−例を以下に示
すが、これらは本発明を何ら限定するものではない。
(以下余白) (1)負摩擦帯電部位として5t−C結合を用いるもの
IhCNllCIhSi (OCI+3) 3(2)負
摩擦帯電部位としてハロゲン、カルホニル、フェノール
、シアノ基等を用いるもの(3)負摩擦帯電部位として
有機カルホン酸銹導体を用いるもの (4)負摩擦帯電部位を有するシランカップリング剤と
正摩擦イ帯電部位を有するシランカップリング剤を作用
させて得られるもの ULIl13  ULI113 上記のようなシランカップリング剤で処理したシリカは
、)・ナーの環境安定性を改善し、良好な流動性、転写
性を与えるが、このシリカを更にシリコンオイルで処理
することにより、更なる耐湿性、流動性、及び転写性の
向上をもたらすことができる。即ち、シリコンオイル処
理により、耐湿性を高めることかてき、また、シリカの
滑り性が良くなるため、i〜ルナ−流動性を高め、感光
ドラムからの転写性を一段と良くすることができる。
本発明に用いられるシリコンオイルは、一般に次の式て
示されるものである。
例えは、シメチルシリコンオイル、アルキル変性シリコ
ンオイル、α−メメチスヂレン変性シリコンオイル、ク
ロルフェニルシリコンオイル、フッ素変性シリコンオイ
ル等が挙げられる。また、上記シリコンオイルは好まし
くは25℃におりる粘度がおよそ50〜1000センチ
ス1−一りスのものか用いられる。分子量が低過ぎるシ
リコンオイルは加熱処理等により、揮発分が発生ずるこ
とかあり、また、分子量が高ずぎると粘度か高くなりす
き処理操作がしにくくなる。
シリコンオイル処理の方法は公知の技術が用いられ、例
えば上記のシランカップリング剤で処理したシリカ微粉
体とシリコンオイルとをヘンシェルミキサー等の混合機
を用いて直接混合してもよいし、シリカ微粉体へシリコ
ンオイルを噴霧する方法によっても良いし、或いは適当
な溶剤にシリコンオイルを溶解或いは分散せしめた後、
シリカ微粉体と混合した後、溶剤を除去して作成しても
良い。
本発明におけるシリカ微粉体の疎水化度は、90%以上
(好ましくは95%以上)であることが望ましい。疎水
化度かこれ以下であると、高湿下でのシリカ微粉体の水
分吸着により高品位の画像が得られなくなる。
シリコンオイルの処理量は、前段階て一応シリカ微粉体
か疎水化されているため、少量で良く、シランカップリ
ング後のシリカ微粉体100重量部に対しA/25±A
/30(Aニジリカ微粉体の比表面積)重量部、より好
ましくはA/25±A/40の範囲にすることが望まし
い。ここてシリカ微粉体の比表面積とはBET法におけ
るN2吸着から求めた値である。上記処理量を限定した
理由は、シリコンオイル処理量か少なずぎると、シラン
カップリング剤処理のみと同一の結果となり、更なる改
良か達成できなくなる。また、シリコンオイル処理量が
多すぎると、前述のシリカ微粉体の凝集体かできやすく
なり、また、甚だしくは遊離のシリコンオイルができて
しまうため、現像剤に適用した場合流動性を向」二する
ことができない等の欠点が生しる。
木発明に用いられるシリカ微粉体の適用量は、トナー4
11 量に対して0.01〜5%であり、好ましくは0
.05〜2%である。また、本発明に用いられるシリカ
同士或いは公知のシリカをいくつか組み合わせて用いる
こともできる。
木発明のトナーの製造にあたっては、熱ロール、ニーダ
−、エクストルーダー等の熱混練機によって構成材料を
良く混練した後、機械的な粉砕、分級によって得る方法
、或いは結石樹脂溶液中に磁性粉等の材料を分散した後
、噴霧乾燥することにより得る方法、又は、結着樹脂を
構成すべぎ単量体に所定材料を混合した後、この乳化懸
濁液を重合させることによりトナーを得る重合トリー−
製造法等それぞれの方法が応用できる。
本発明のトナーにおいて、トナーの体積平均粒径が6〜
10μmであり、5μm以下の粒径を有するトナー粒子
が15〜40個数%、12.7〜16.0μmが0.1
〜50体積%、16μm以上が1.0体積%以下含有さ
れ、635〜10.1μmの粒径のトナー粒子が下記式
%式% 】 を満足する粒度分布を有するとき、効果はより顕著であ
る。
」1記の粒度分布を有するトナーは感光体上に形成され
た潜像に忠実に再現することが可能であり、網点及びデ
ジタルのような微小なドツト潜像の再現性にも優れ、特
にハイライト部の階調性及び解像性に優れた画像を与え
る。更に、コピー又はプリン)−アウトを続りた場合で
も高画質を保持し、且つ、高濃度の画像の場合でも、従
来の非磁性トナーより少ないトナー消費量で良好な現像
を行うことか可能であり、経済性及び複写機又はプリン
ター本体の小型化にも利点を有するものである。
木発明のトナーにおいて、このような効果が得られる理
由は必ずしも明確でないが、以下のように推定される。
従来、トナーにおいては5μm以下のトナー粒子は、帯
電量コントロールが困難であったり、トナーとしての流
動性を損ない、また、トナー飛散して機械を汚す成分と
して、更に、画像のカブリを生ずる成分として、積極的
に減少することが必要であると考えられていた。しかし
ながら、本発明渚の検問によれは、5μm程度のトナー
粒子か高品質な画質を形成するための必須の成分である
ことが判明した。
例えば、0.5μm〜30μmに渡る粒度分布を有する
非磁性トナー及びキャリアを有する二成分系現像剤を用
いて、感光体上の表面電位を変化し、多数のトナー粒子
が現像され易い大きな現像電位コントラストから、ハー
フトーンへ、更に、ごくわずかのトナー粒子しか現像さ
れない小さな微小ドツトの潜像まで、感光体上の潜像電
位を変化させた潜像を現像し、感光体上の現像されたト
ナー粒子を集め、トナー粒度分布を測定したところ、8
μm以下のトナー粒子が多く、特に5μm程度のトナー
粒子が微小ドツトの潜像上に多いことが判明した。即ち
、5μm程度の粒径のトナー粒子が感光体の潜像の現像
に円滑に供給される場合に潜像に忠実であり、潜像から
はみ出すことなく、真に再現性の優れた画像が得られる
ものである。
また、127μm〜16.0μmのトナー粒子は5μm
程度の粒径のトナー粒子の存在の必要性と関係があるが
、5μm以下の粒径の非磁性トナー粒子は、確かに微小
1−ットの潜像を忠実に再犯する能力なイ■するが、そ
れ自身かなり凝集性が高く、そのためトナーとしての流
動性が損われることがある。
木発明者は、流動性の改善を目的として、前述のシリカ
微粉体を添加することによって、更なる流動性の向上を
図ったが、それだけては、画像濃度、トナー飛散、カブ
リ等全ての項目を満足させる条件が非常に狭いことが確
認された。それ故、そこて木発明者は、更にトナーの粒
度分布について検討を重ねたところ、5μm以下の粒径
のトナー粒子を15〜40個数%含有させた上で、12
.7〜16.0μmのトナー粒子なO1〜5.0体積%
含有させることによって流動性かより向上し、高画質化
が達成できることを知見した。即ち、12.7〜160
μmの範囲のトナー粒子が5μM以下のトナー粒子に対
して、適度にコントロールされた流動性を持つためと考
えられ、その結果、コピー又はプリン1−アウトを続け
た場合でも高濃度で解像性及び階調性の優れたシャープ
な画像が提供されるものである。
更に、6.35〜10.1μmのトナー粒子について、
その体積%(V)と個数%(N)と体積平均粒径(丁V
)とのあいだに、 N なる関係を本発明のトナーが満足していると、更に望ま
しい。
本発明者は、粒度分布の状態と現像特性を検討するなか
で、上記式で示すような最も目的を達成するに適した粒
度分布の存在状態があることを知見した。
即ち、−数的な風力分級によって粒度分布を調整した場
合、上記の式の値が大きいということは、微小ドラトイ
替像を忠実に再現する5μm程度のトナー粒子が増加し
、上記値が小さいということは逆に5μm程度のトナー
粒子が減少することを示していると解される。
従って、dvが6〜IO7zmの範囲にあり、且つ、上
記関係式を更に満足する場合に、良好なトナー流動性及
び忠実な潜像再現性が達成される。
また、16μm以上の粒径のトナー粒子については、1
0体積%以下にし、できるだけ少ない方が好ましい。
本発明の構成について、更に詳しく説明をする。5μm
以下の粒径のトナー粒子が全粒子数の15〜40個数%
であることか良く、更に好ましくは20〜35個数%が
良い。5μm以下の粒径のトナー粒子が15個数%以下
であると、高画質に有効な非磁性トナー粒子か少なく、
特に、コピー又はプリントアウトを続けることによって
トナーが使われるに従い、有効なトナー粒子成分が減少
して、トリー−の粒度分布のバランスが悪化し、画質か
次第に低下してくる。また、40個数%以上であると、
トナー粒子相互の凝集状態が生じやすく、本来の粒径以
上のトナー塊となるため、荒れた画質となり、解像性を
低下させ、又は潜像のエツジ部と内部との濃度差が大き
くなり、中ぬり気味の画像となりやすい。
また、12.7〜16.0μmの範囲の粒子が0.1〜
5.0体積%であることが良く、好ましくは0.2〜3
.0体積%が良い。5.0体積%より多いと、画質が悪
化すると共に、必要以上の現像、即ち、トナーののり過
ぎが起こり、トナー消費量の増大を招く。一方、0.1
体積%未満であると、流動性の低下により画像濃度が低
してしまう。
また、16μm以上の粒径のトナー粒子が1.0体積%
以下であることが良く、更に好ましくは0.6体積%以
下であり、1.0体積%より多いと、細線再現における
妨げになるばかりでなく、転写において、感光体上に現
像されたトナー粒子の薄層面に16μm以上の粗めのト
ナー粒子が突出して存在することで、トナー層を介した
感光体と転写紙間の微妙な密着状態を不規則なものとし
て、転写条件の変動を引き起こし、転写不良画像を発生
する要因となりやすい。また、トナーの体積平均径は6
〜10μm、好ましくは7〜9μmてあり、この値は先
に述へた各構成要素と切りはなして考えることばてきな
いものである。体積平均粒径6μm未満ては、グラフィ
ク画像などの画像面積比率の高い用途では、転写紙上の
トナーののり量か少なく、画像41度の低いという問題
点か生しやすい。これは、先に述べた潜像におりるエツ
ジ部に対して、内部の濃度が下がる理由と同じ原因によ
ると考えられる。体積平均粒径10μ■以上では解像度
が良好でなく、また複写の初めは良くとも使用な続りて
いると画質低下を発生しやすい。
以上のように、このトナーを使用することにより、高解
像度、高精細て且つ高画質なコピー画像か得られると共
に、低湿下ても帯電量か過大となることを防ぐことか可
能となる。そのため、転写効率か」二す、感光体」二の
残留トナーが少なくなり、また、残留トナーと感光体の
間の付着力が小さくなるため、クリーニング不良及びク
リーナからのもれを防止することができる。また、十分
な流動性か得られるため、クリーナー中で凝集すること
が少なく、トナー凝集によるクリーニング不良も防止で
きる。更に、低湿下でも十分な−II!’電量が確保で
きるため、* tfk、カブリが生じることもない。
着色剤としては公知の染顔料、例えばフタロシアニンブ
ルー、インダスレンブルー、ピーコックブルー、パーマ
ネントレッド、レーキレット、ローダミンレーキ、バン
ザイエロー、バーマネン1〜イエロー、ベンジジンイエ
ロー等広く使用することかてきる。その含有量としては
、0IIPフイルムの光透過性に対し敏感に反映するよ
う結着樹脂ioo重量部に対して12重量部以下であり
、好ましくは0.5〜9重量部である。
木発明に係るトナーには荷電特性を安定化するために荷
電制御剤を配合しても良い。その際トナーの色調に影響
を与えない無色または淡色の荷電制御剤が好ましい。本
発明においては、負荷電性現像剤を使用したとき、本発
明は一層効果的になり、その際の負荷電制御剤としては
例えばアルキル置換サリチル酸の金属錯体(例えはジー
tertブチルサリチル酸のクロム錯体又は亜鉛錯体)
の如き有機金属611体か挙げられる。負荷電制御剤を
トナーに配合する場合には結着樹脂100重量部に対し
て0.1〜10ffiffi部、好ましくは0.5〜8
重量部添加するのか良い。
木発明のトナーは一成分現像方法、二成分現像方法のど
ちらにも適用できるが、二成分現像剤として用いる場合
のキャリアにおいてキャリア芯材への被覆樹脂としては
電気絶縁性樹脂を用いるが、トナー材料、キャリア芯材
材料により適宜選択される。木発明においては、キャリ
ア芯材表面との接着性を向上するために、アクリル酸(
又はそのエステル)単量体及びメタクリル酸(又はその
エステル)単量体から選ばれる少なくとも一種の単量体
を含有することが必要である。特にトナー材料として、
負帯電能の高いポリエステル樹脂粒子を用いた場合41
F電を安定する目的で更にスヂレン系単景体との共重合
体とすることが好ましく、スチレン系単量体の共重合重
量比を5〜70重景%とすることが好ましい。
上記共重合体の平均分子量は、キャリア芯材表面の被覆
の均一性、被覆強度を考慮して数平均分子量が10,0
00〜35,000、好ましくは17,000〜24.
000、重量平均分子量が25,000〜100,00
0 、好ましくは49,000〜55,000であるこ
とが好ましい。
木発明に使用てきるキャリア芯月の被覆樹脂用モノマー
としては、スチレン系モノマーとしては、例えはスチレ
ンモノマー、クロロスヂレンモノマー α−メメチスヂ
レンモノマー、スチレンクロロスチレンモノマーなどが
あり、アクリル系モノマーとしては、例えばアクリル酸
エステルモノマー(アクリル酸メチルモノマー、アクリ
ル酸エチルモノマー、アクリル酸ブチルモノマーアクリ
ル酸オクチルモノマー、アクリル酸フェニルモノマー、
アクリル酸2エチルへキシルモノマー)などがあり、メ
タクリル酸エステルモノマー(メタクリル酸メチルモノ
マー、メタクリル酸エチルモノマー、メタクリル酸ブチ
ルモノマー、メタクリル酸フェニルモノマー)などがあ
る。
本発明に使用される611性粒子としては、例えば表面
酸化又は未酸化の鉄、ニッケル、銅、亜鉛、コハル1−
、マンガン、クロム、希土類等の金属及びそれらの合金
又は酸化物などが使用てきる。また、その製造方法とし
て特別な制約はない。
次に前記画像形成方法に適用可能な接jす1帯電工程の
具体例について説明する。
本発明におりる帯電装置は、例えは第1図のごときもの
である。3は被;11;−電体である感光体ドラムであ
り矢印方向に回転する。4は上記感光体トラム3に所定
圧力をもって接触させた帯電部材である帯電ローラーで
ある。Eはこの4(i:電ローラー4に電圧を印加する
電源部て所定の電圧を帯電ローラー4の芯金4aに供給
する。第2図においてEは直流電圧を示しているが、直
流電圧に交流電圧を重畳したものても良い。
本発明ては、金属芯金4aに導電性ゴム層4bを設け、
更にその周面に1111型性被膜である表面層4cを設
りた。その理由は、導電性ゴム層より外側に離型性被膜
を設けることにより被帯電体である感光体と接触する部
分へ導電性ゴムからの軟化剤がしみ出さないようにする
ことにある。そのため、軟化剤の感光体へ付着した場合
の感光体の低抵抗化による画像流れ、残留トナーの感光
体へのフィルミングによる’!i!’ ?iY能力の低
下を防止でき、帯電効率の低下か抑えられる。
さらに、帯電ローラーに導電ゴム層を用いることで′1
1F電ローラーと感光体との十分な接触を保つことがで
き帯電不良を起こすようなこともない。
本発明においては、第2図のような一11F電装置も使
用可能である。ここでは、ブレート状の接触帯電部材を
使用しているが、やはり電圧が供給される金属支持部材
4’aにより導電性ゴム4’bを支持し、感光体ドラム
3との当接部分に離型性被膜である表面層を設けること
により前記例と同様の作用効果を得ることかできる。
前述した例ではり帯電部月としてローラー状、ブレード
状のものを使ったが、これに限るものてなく、他の形状
についても本発明を実施することができる。
また、前記した例ではη11:電部材が導電ゴム層と離
型性被膜から構成されているが、それに限らず、導電ゴ
ム層と離型性被膜表層間に感光体へのリーク防止のため
に高抵抗層、例えば環境変動の小さいヒドリンコム層を
形成すると良い。
11111型性被膜にはナイロン系樹脂PVDF (ポ
リフッ化ビニリデン) 、 PVDC(ポリ塩化ビニリ
デン)を用いることかできる。また、感光体としては、
OPC,アモルファスシリコン、セレン、ZnO等が使
用可能である。特に、感光体にアモルファスシリコンを
用いた場合、他のものを使用した場合に比べて、35電
ゴム層の軟化剤か感光体に少しでも付着すると、画像流
れはひどくなるので導電ゴム層の外側に絶縁性被n= 
したことによる効果は犬となる。更に、本発明の帯電装
置は転写用として用いることも可能である。
以下本発明において使用するトナーの特性値に係る各測
定法(1)〜(3)について述べる。
(1)粒度分布測定・ 測定装置としてはコールタ−カウンターTへ−II型(
コールタ−社製)を用い、個数分布1体積分布を出力す
るインターフェイス(日科機製)及びC×−1パーソナ
ルコンピユータ(キャノン製)を接続し電解液は1級塩
化ナトリウムを用いて1%NaCl!水溶液を調製する
測定法としては前記電解水溶液100〜150m1l中
に分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼ
ンスルポン酸塩を01〜5nl加え、更に測定試料を0
.5〜50mg加える。
試料を懸濁した電解液は超音波分散器で約1〜3分間分
散IA埋を行い、前記コールタ−カウンターTΔ−II
型により、アバヂャーとして100μmアパヂャーを用
いて、2〜40μmの粒子の粒度分布を測定して体積平
均分布9個数平均分布を求める。
これら求めた体積平均分布1個数平均分布より、体積平
均粒径、個数平均分布の504μm以下、体積平均分布
の16,0μm以上の各値を得る。
(2)摩擦帯電量測定 第3図が摩擦−111=電量測定装個の説明図である。
まず測定しようとする粒子と現像剤として使用する磁性
杓子の混合物を作る。混合の比率はトナー及び着色剤含
有微粒子の場合には、磁性粒子95重量部に対して5f
fl量部であり、流動性イ」与剤の場合には磁場18粒
子98重景部に対して2重量部である。
測定しようとする粒子及び磁性粒子を測定環境に置いて
、12時間以」二放買した後ポリエヂレン製のヒンに人
ね、十分混合、1d拌する。
次に、底に500メツシユ(磁性粒子の通過しない大き
さに適宜変更可能)の導電性スクリーン33のある金属
製の測定容器32に摩擦帯電量を測定しようとする粒子
と611性粒子の混合物を入れ、金属製のフタ34をす
る。このときの測定容器32全体の重量を秤りLl;)
  とする。次に、吸引機31(測定容器32と接する
部分は少なくとも絶縁体)において、吸引口37から吸
引し風量調節弁36を調整して真空言135の圧力を2
50mm八qとすへ。この状態で充分(約2分間)吸引
を行いトナーを吸引除去する。このときの電位言139
の電位をV(ポルl−)とする。ここで38はコンデン
サーであり容量をC(μF)とする。また、吸引後の測
定容器全体の重量を秤りW2 (g)  とする。この
摩擦帯電ユニ(μC/g)は下式の如く割算される。
(3)疎水化度測定 密栓式の容器に純水100m1l及び試料1gを入れ、
振とう機にて10分分間上うする。振とう後静置し、シ
リカ粉末層と水層が分離した後氷層を採取し、500m
mの波長でシリカ微粉体を入れていないブランクの純水
を基準として透過率を測定し、その透過率の値をもって
処理シリカの疎水化度とする。
[実施例] 以下、実施例をもって本発明の詳細な説明する。帯電装
置■〜■及びトナー■〜■を作成した。
帯電装置■ 第1図の構成てあり、ilF電ローラー4の外径は12
mmφてあり、導電ゴム層4bはEPDM、表面層4c
には厚み10μmのナイロン系樹脂を用いた。帯電ロー
ラー4の硬度は54.5° (ASKER−C)  と
した。
帯電装置■: 実施例1と同様の構成であるが表面層4Cを設けない’
IiF電ロークローラ−た。その他は帯電装置■と同様
である。
帯電装面■ 実施例1と同様の構成であるが、表面層4CをPVDF
樹脂とする以外は、帯電装置■と同様である。
トナー■: た後、3木ロールミルて少なくとも2回以上溶融混糾し
、冷却後ハンマーミルを用いて粒径約1〜2mm程度に
粗粉砕した。次いでエアージェット方式による微粉砕機
で微粉砕した。更に得られた微粉砕物を分級して着色剤
含有樹脂粒子を得た。
上記着色剤含有樹脂粒子100部にシリカ微粉体アエロ
ジル200(アエロジルC1)社製) 100 重量部
に対して化合物例(1−1)て示したシランカップリン
グ剤20部を処理(温度150℃5時間2時間)した後
、ジメチルシリコンオイルにF−96100cs  (
(g越化学製) 10部を溶剤て希釈したもので処理を
行い、乾燥後約250℃で加熱処理をしたシリカ微粉体
を05%外添してシアントナーを得た。この1〜ナーの
粒度分布は以下の通ってありた。
をヘンシェルミキサ により十分予備混合を行つ トナー■ 本発明の造塩化合物I+を使用する以外は、トナー■と
同様に作成した。
トナー■: 本発明の造塩化合物Iを使用しない以外は]・ナー■と
同様に作成した。
トナー■: 流動性向上剤にシメチルジクロルシランで処理した負帯
電性シリカ微粉体を使用する以外は、トナー■と同様に
作成した。
実施例4以外は、これらのトナー0〜06部に対し、ス
ヂレンーアクリル酸−メタクリル酸2エヂルヘキシル共
重合体で表面被覆したCu−Zn−Fe系フェライ1−
粒子94部を混合して現像剤とした。
実施例1 市販の複写機(CLC−500,キャノン製)の帯電装
置を■の構成をとるよう改造し、感光体への当接圧な5
0g/cmとし、現像コントラストは、23℃/65%
下て  290V 20℃/10%下で  350V 30℃/80%下で  250■ となるように印加電圧を設定し、トナー■を使用した現
像剤を投入し、画出しを行った。その結果、耐久後の帯
電ローラーはほとんど汚れておらず、感光体上のフィル
ミングも発生しなかった。
また、耐久後でも耐久前と比べて帯電効率の低下が非常
に少なかった。耐久中は各環境とも1.40〜1.55
と十分な画像濃度のカブリのない高画質な画像か得られ
た。
実施例2 上記の帯電工程と現像剤を使用し、実施例1と同様の耐
刷試験を行ったところ、り帯電電率率低下も小さく、帯
電ローラーの汚れ、感光体のフィルミングも発生しなか
った。
実施例3 上記のイ帯電工程と現像剤を使用し、実施例1と同様の
耐刷試験を行ったところ、十分な画像濃度の高画質な画
像が得られた。また、帯電ローラーの汚れ、感光体のフ
ィルミングも発生しなかった。
実施例4 隙を250amに保ち、トナー層厚を50μmに規制し
た。20℃710%、23℃/60%、30℃/80%
の各環境下で6000枚の耐久試験を行った結果、各環
境とも画像濃度は1.40〜1.55と安定で、カブリ
のない鮮明な画像が得られた。また、耐久試験後の帯電
ローラーはほとんど汚れていなかった。更に、感光体上
のフィルミングも発生せず、帯電効率の低下も認められ
なかった。
比較例1 市販の複写機(CLC−500,キャノン製)の帯電装
置を■の構成をとるよう改造し、更に現像装置を以下の
条件に設定した第4図の構成になるように改造して画出
しを行った。即ち第4図において、42はアルミニウム
製の円筒の表面に二硫化モリブデンを40重量部分散さ
せたフェノール樹脂をコートシたスリーブ(コート層厚
13μm)である。44はウレタン製スポンジローラー
である。現像剤塗布ブレード45はスリーブ42上に線
圧80g/cmで当接されている。また現像剤担持体と
潜像保持体との間上記の帯電工程と現像剤を使用し、実
施例1と同様の耐刷試験を行った。耐久前に比べて耐久
後では」F電動率の大幅な低下が見られる。帯電ローラ
ーは若干汚れており、感光体上にはフィルミングが発生
した。これは、帯電ローラーのゴムの軟化剤が原因と考
えられる。
比較例2 上記の’!t!’電工程と電工剤を使用し、実施例1と
同様の耐刷試験を行った。帯電ローラーは汚れており、
感光体上にはフィルミングも発生した。また、低温低湿
下では、画像濃度が耐刷を行うにつれ実施例1に比べて
著しく低下した。
比較例3 上記の一!11:電工程と現像剤を使用し、実施例1と
同様の耐刷試験を行った結果、帯電ローラーの汚染、感
光体上のフィルミングが発生し、画像劣化が生じた。
[発明の効果] 本発明によれは、帯電部材と被帯電体との接触を十分に
保つことがてき、帯電部材と被帯電体との固着を防止し
、帯電部材の汚れや被帯電体のフィルミングを防止する
とともに、高解像度、高精細な画像を得ることを可能に
した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の帯電ローラーの概略を示した説明図、
第2図は本発明の他の実施例であるプレートの概略を示
した説明図、第3図は摩擦帯電量測定装置の説明図、第
4図は実施例4て使用した現像装置の説明図である。 3:感光体トラム  4,4’  :帯電部材E:電源
      31:吸引機 32:測定容器    33:導電性スクリーン34:
フタ      35゛真空計 36:風景調節弁   37:吸引口 38:コンデンサ   41.現像保持体42ニスリー
ブ    43:現像剤 44:スポンジローラー 45、現像剤塗布ブレード 46:電源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも、非磁性着色剤含有樹脂粒子と流動性
    向上剤とを有する絶縁性の非磁性トナーであって、該非
    磁性着色剤含有樹脂粒子が、構成成分がジオール成分と
    ジカルボン酸成分を主成分とするポリエステル系結着樹
    脂と、下記( I )式で表される造塩化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) 〔式中、R_1は、C_1〜C_8のアルキル基、R_
    2及びR_3は、それぞれC_1〜C_1_8のアルキ
    ル基、R_4は、C_1〜C_8のアルキル基又はベン
    ジル基を示す。〕を含有し、該流動性向上剤の少なくと
    も一つがシリカ微粉体であり、そのシリカ微粉体が正摩
    擦帯電性部位と負摩擦帯電性部位を有するシランカップ
    リング剤で処理され、更にシリコンオイルで処理された
    シリカ微粉体であることを特徴とするトナー。
  2. (2)トナーの体積平均粒径が6〜10μmであり、5
    μm以下の粒径を有するトナー粒子が15〜40個数%
    、12.7〜16.0μmが0.1〜5.0体積%、1
    6μm以上が1.0体積%以下含有され、6.35〜1
    0.1μmのトナー粒子が下記式 9≦V×@d@v/N≦14 ここでV:6.35〜10.1μmの粒径を有するトナ
    ー粒子の体積% N:6.35〜10.1μmの粒径を有するトナー粒子
    の個数% @d@v:全トナー粒子の平均体積径 を満足することを特徴とする請求項(1)記載のトナー
  3. (3)シリコンオイルによる処理量がシランカップリン
    グ後のシリカ微粉体100重量部に対し、A/25±A
    /30重量部(A:シリカ微粉体の比表面積)であり、
    疎水化度が90%以上であることを特徴とする、請求項
    (1)、(2)記載のトナー。
  4. (4)外部より電圧を印加した帯電部材を被帯電体に接
    触させて帯電を行う帯電工程であって、前記帯電部材は
    導電性ゴム層と、その導電性ゴム層より外側であつて且
    つ少なくとも上記被帯電体に接触する部分に離型性被膜
    とを有する帯電部材を被帯電体に接触させて外部より電
    圧を印加し帯電を行う帯電工程と、少なくとも、非磁性
    着色剤含有樹脂粒子と流動性向上剤とを有する絶縁性の
    非磁性トナーであって、該非磁性着色剤含有樹脂粒子が
    、体積平均粒径が6〜10であり、構成成分がジオール
    成分とジカルボン酸成分を主成分とする結着樹脂と、下
    記式で表される造塩化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) 〔式中、R_1は、C_1〜C_8のアルキル基、R_
    2及びR_3は、それぞれC_1〜C_1_8のアルキ
    ル基、R_4は、C_1〜C_8のアルキル基又はベン
    ジル基を示す。〕を含有し、該流動性向上剤の少なくと
    も一つがシリカ微粉体であり、そのシリカ微粉体が正摩
    擦帯電性部位と負摩擦帯電性部位を有するシランカップ
    リング剤で処理され、更にシリコンオイルで処理された
    シリカ微粉体であることを特徴とするトナーを用いて行
    なう現像工程、転写工程、及びクリーニング工程とを有
    することを特徴とする画像形成方法。
JP2147268A 1990-06-07 1990-06-07 負帯電性非磁性トナー及び画像形成方法 Expired - Fee Related JP2704785B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2147268A JP2704785B2 (ja) 1990-06-07 1990-06-07 負帯電性非磁性トナー及び画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2147268A JP2704785B2 (ja) 1990-06-07 1990-06-07 負帯電性非磁性トナー及び画像形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0440469A true JPH0440469A (ja) 1992-02-10
JP2704785B2 JP2704785B2 (ja) 1998-01-26

Family

ID=15426381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2147268A Expired - Fee Related JP2704785B2 (ja) 1990-06-07 1990-06-07 負帯電性非磁性トナー及び画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2704785B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3022165U (ja) * 1995-08-30 1996-03-22 株式会社ダイアン総合研究所 抗菌抗黴機能を有するベッド用パッド

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58194061A (ja) * 1982-05-10 1983-11-11 Toshiba Corp ロ−ラ−帯電装置
JPS62129862A (ja) * 1985-11-30 1987-06-12 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 静電像現像用正帯電性現像剤
JPS6373272A (ja) * 1986-09-17 1988-04-02 Canon Inc 正帯電性現像剤及び画像形成方法
JPS63139367A (ja) * 1986-12-01 1988-06-11 Canon Inc 負荷電性の電子写真用現像剤
JPH01201675A (ja) * 1988-02-08 1989-08-14 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The トナー組成物
JPH01204067A (ja) * 1988-02-10 1989-08-16 Tomoegawa Paper Co Ltd 静電荷像現像剤
JPH01204081A (ja) * 1988-02-09 1989-08-16 Canon Inc 帯電部材及びプロセスカートリッジ
JPH02877A (ja) * 1988-02-24 1990-01-05 Canon Inc 非磁性トナー及び画像形成方法
JPH02141762A (ja) * 1988-11-22 1990-05-31 Canon Inc 反転現像用現像剤

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58194061A (ja) * 1982-05-10 1983-11-11 Toshiba Corp ロ−ラ−帯電装置
JPS62129862A (ja) * 1985-11-30 1987-06-12 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 静電像現像用正帯電性現像剤
JPS6373272A (ja) * 1986-09-17 1988-04-02 Canon Inc 正帯電性現像剤及び画像形成方法
JPS63139367A (ja) * 1986-12-01 1988-06-11 Canon Inc 負荷電性の電子写真用現像剤
JPH01201675A (ja) * 1988-02-08 1989-08-14 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The トナー組成物
JPH01204081A (ja) * 1988-02-09 1989-08-16 Canon Inc 帯電部材及びプロセスカートリッジ
JPH01204067A (ja) * 1988-02-10 1989-08-16 Tomoegawa Paper Co Ltd 静電荷像現像剤
JPH02877A (ja) * 1988-02-24 1990-01-05 Canon Inc 非磁性トナー及び画像形成方法
JPH02141762A (ja) * 1988-11-22 1990-05-31 Canon Inc 反転現像用現像剤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3022165U (ja) * 1995-08-30 1996-03-22 株式会社ダイアン総合研究所 抗菌抗黴機能を有するベッド用パッド

Also Published As

Publication number Publication date
JP2704785B2 (ja) 1998-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2010212447B8 (en) Carrier for electrostatic image developer, electrostatic image developer, toner cartridge, process cartridge, and image forming apparatus
JPS598821B2 (ja) 静電荷像現像用磁性トナ−
JPH0440469A (ja) 負帯電性非磁性トナー及び画像形成方法
JP2704784B2 (ja) 負帯電性非磁性トナー及び画像形成方法
JP2646286B2 (ja) 負帯電性非磁性トナー及び画像形成方法
JPH09127737A (ja) 静電像現像用キャリア
JP2720357B2 (ja) 負帯電性非磁性トナー及び画像形成方法
JPH04204662A (ja) トナー及び画像形成方法
JP2728551B2 (ja) 正帯電性非磁性トナー
JPS62166359A (ja) 電子写真用トナ−
JPS62182760A (ja) 静電潜像の現像方法
JP2646279B2 (ja) 画像形成方法
JPH0882957A (ja) 正帯電一成分非磁性現像剤
JP2782276B2 (ja) カラートナー
JP2715334B2 (ja) 画像形成方法
JPH09325512A (ja) 静電像現像トナーおよび静電像現像法
JP2646280B2 (ja) 負帯電性非磁性カラートナー及び画像形成方法
JPH05224451A (ja) 感光体表面被覆用粒子および画像形成方法
JPH02163760A (ja) 一成分現像方法
JPH0816801B2 (ja) カラートナー
JPH11282210A (ja) 電子写真用トナー及び現像方法
JPH04204661A (ja) トナー及び画像形成方法
JP2646284B2 (ja) 負帯電性非磁性カラートナー
JPH02287366A (ja) 画像形成方法
JPS63201667A (ja) 静電荷像現像用現像剤

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees