JPH0439833B2 - - Google Patents

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JPH0439833B2
JPH0439833B2 JP59069896A JP6989684A JPH0439833B2 JP H0439833 B2 JPH0439833 B2 JP H0439833B2 JP 59069896 A JP59069896 A JP 59069896A JP 6989684 A JP6989684 A JP 6989684A JP H0439833 B2 JPH0439833 B2 JP H0439833B2
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signal
reset
line
transistor
circuit
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/60Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔背景〕 この発明はテレビカメラに用いられるような撮
像器(イメージヤ)の出力信号を処理する装置、
特に電荷結合装置(以後CCDと呼ぶ)撮像器の
ような固体撮像器の表示画像中に現れることのあ
る低周波数雑音を低減する処理回路に関する。
この発明は例として画像Aレジスタ、蓄積Bレ
ジスタおよび読取りCレジスタを含むフイールド
転送型のCCD撮像器について説明する。Aレジ
スタは被写体からの輻射光子エネルギすなわち光
を受ける感光素子のマトリツクスを含み、その輻
射エネルギの強度に比例する電荷が発生されてそ
の累積された電荷がテレビジヨン信号の場合は1
フイールド未満のある時間だけ蓄積される。この
累積電荷は垂直ブランキング期間中にクロツク信
号の制御より列を成してAレジスタからBレジス
タに転送される。また水平ブランキング期間中に
は、電荷の1水平線がクロツク信号の制御の下に
Cレジスタに並列に移動する。水平テレビジヨン
線の有効部分の間に電荷パケツトがクロツク信号
の制御の下にCレジスタから直列に読取られ、次
の水平ブランキング期間中に次の水平線がBレジ
スタからCレジスタに並列に移動される。結局B
レジスタに蓄積された全部の線がCレジスタに移
動し、さらにそれから読取られて、Bレジスタか
ら1フイールドが読み取られると、それはAレジ
スタから累積電荷の他のフイールドを受入れる状
態になつている。こゝに説明する発明はフイール
ド転送型の撮像器に限定されるものではなく、例
えばインターライン転送型の撮像器のような他の
装置にも適合する。
Cレジスタの出力信号は同チツプ上の電荷電圧
変換器の浮動拡散域により感知することができ
る。この浮動拡散域から引出された出力信号はそ
の撮像器が形成されている同じチツプ上に集積さ
れて低入力キヤパシタンスを有するMOSFET増
幅器で緩衝される。しかしこのようなCCD製造
工程に合うトランジスタは1/雑音が大きく、
すなわち、単位帯域幅当りの雑音エネルギが周波
数が低いほど大きくなる。特にこの雑音は、直流
から100KHzまでの間で問題で、表示画像に不規
則な水平ストリークやフリツカを生じ、このスト
リークやフリツカは照明の弱いときに眼に見え
る。
その上浮動拡散出力段を持つCCD撮像器はリ
セツト雑音を随伴する。累積電荷のパケツトが感
知された後その浮動拡散域がリセツトされて次の
クロツクパルス中に電荷を受入れる準備をする。
このリセツト雑音は浮動拡散域のリセツトによつ
て生じ、熱的な雑音により変調された導電チヤン
ネルを介してリセツトドレンに現われるまで生じ
る。
浮動拡散出力段を持つCCD撮像器に従来法の
相関2重サンプリング(CDS)を用いると、浮
動拡散域リセツト雑音が極めて少なくなり、低周
波数増幅器雑音がなくなる。可視CCD撮像器に
用いるためのCDS回路が作られたが、これは低
い光レベルの性能を著しく向上した。しかしこの
結果生ずる高周波数雑音は黒基準を変調し、また
その雑音はある方式では低周波雑音に変わること
がある。この発明によれば、CCD撮像装置の低
周波数雑音をさらに低減することができる。
〔発明の概要〕
従つてこの発明は、一般に(1)各線の有効映像部
分が、リセツト期間と互いに交番する画素期間と
で構成されていて、その順次連続する各画素期間
中の画素の光レベルを表わす信号で構成された映
像信号を生成する線走査型撮像器と、(2)その画素
期間相互間のリセツト期間にその映像信号の基準
電位を設定する働きをする第1のクランプ回路
と、(B)上記映像信号の走査線期間の少なくとも一
部であつてその走査線の有効映像部の外側にある
部分の間その映像信号を基準電位に固定する働ら
きをする第2のクランプ回路と、(4)この2つのク
ランプ回路間の交流結合とを含む映像信号発生装
置に関する。各線の有効部の外側の部分の間に起
る雑音が平均黒レベルから外れると、第2のクラ
ンプ回路が交流結合を異常な黒レベルに荷電し
て、2回固定された信号に低周波数の雑音成分を
加えることになる。引伸された低周波数雑音は映
像表示で水平のストリークとして現れる。
この効果を減じるため、この発明によれば、第
1のクランプ回路とAC結合の間に、(1)上記走査
線期間の有効映像部分中は第1のクランプ回路か
らクランプされた映像信号を、(2)その有効映像部
分の外側の線期間中は基準電位を、交互にAC結
合に印加する切換手段が設けられている。第2の
クランプ回路が後者の線期間中このように動作す
ると、その線期間中交流結合にその基準電位を印
加することによる低雑音時中効果があり、従つて
低周波数雑音の発生とそれによる水平ストリーク
が減じられる。
〔詳細な説明〕
第1図において、Cレジスタ1は公知の方法で
3レベル多結晶シリコンCCD装置として形成さ
れ、埋込みチヤンネルSSD撮像器のP型シリコン
基板3はドープされ、内部を電荷パケツトが転送
される埋込みチヤンネルを画定するn型材料5の
チヤンネルを持つようにされている。複数個の電
極7,9,11はそれぞれ位相固定信号φ1,φ2
φ3を受ける。この複数個の電極は基板3のほぼ
全長に亘つて左に延びている。各電極の細部は示
されていないが、ブロツク13で各電極が表され
ている。各電極(例えば7,9,11)は重なら
ないように図示されているが、3レベル多結晶シ
リコン装置では隣接する電極が重なつていること
に注意すべきである。クロツク信号の制御の下に
各電荷パケツト(図示せず)が右に移動する。例
えば、φ1が低レベルまたは負になると、その下
の電荷パケツトが殆んど瞬間的に移動して電極9
の下に来る。次のサイクルでφ2が低レベルにな
るとそのパケツトは殆んど瞬間的にゲート11の
下に来て、以下同様である。この電荷パケツトの
クロツク制御と移動を第2図についてさらに詳述
する。ゲート11が低レベルになると、パケツト
が直流バイアスされたゲート15を通過して
CCDの出力部の浮動拡散域19に移動する。浮
動拡散域19はリセツトゲート21、直流ゲート
17,25およびリセツトドレン27を有する
FETのソース電極として働らく。ドレン27は
正電位源(図示せず)に接続されて各電荷電圧変
換後にそのFETをリセツトする。ゲート21は
リセツト信号φRを受け、ゲート15は直流バイ
アスを受けて拡散域19を電極7,9,11のク
ロツク信号から遮蔽する。同様に、ゲート17,
25はリセツトクロツク信号がそれぞれ浮動拡散
域19とリセツトドレン27に印加されるのを防
ぐ。さらにゲート15,17,25はクロツク信
号およびリセツト信号の不規則雑音が場合によつ
て拡散域19やドレン27に供給されるのを防い
でいる。
低い光レベルで使用し得る出力電圧を得るため
には拡散域19のキヤパシタンスが小さくなけれ
ばならない。従つて出力部29はMOSFET緩衝
増幅器を備えている。このMOSFET緩衝増幅器
は同チツプ上のMOSFET31,33,35を含
んでいる。浮動拡散域19は低歪高入力インピー
ダンス用の電流源接続MOSFET33にソースホ
ロワとして接続されたMOSFET31のゲートに
結合されている。第1のソースホロワ出力は同様
にチツプ外の受動負荷37とソースホロワ型に接
続されたMOSFET35のゲートに結合されてい
る。MOSFET31,35のドレンは正電圧源
VDDに接続され、MOSFET33のソースとゲー
トは接地されている。MOSFET緩衝増幅器の出
力は抵抗37を介して前置増幅器A1の入力に接
続されている。抵抗37はMOSFET緩衝増幅器
の内部抵抗と出力電圧を低下させる分圧器を形成
するため、一般にその抵抗は帯域幅を広くするた
め低くすべきであるが、低過ぎる必要はない。
MOSFET緩衝増幅器に関する問題は、拡散域1
9の低キヤパシタンスが高周波数で高SN比(信
号対雑音比)をもたらすが、その増幅器が大量の
1/雑音を有することである。またCCDの出
力段の他の問題はリセツト雑音で、このリセツト
雑音は浮動拡散域19のリセツトによつて、熱雑
音で変調された導電チヤンネル5を介してリセツ
トドレン27に現われる。
チツプの上のMOSFET緩衝増幅器29の出力
信号は利得約10の前置増幅器A1の入力に印加さ
れる。コンデンサC1とトランジスタQ1がクラ
ンプ回路を形成し、これによつて信号電荷を受け
入れる前に浮動拡散域にリセツト雑音がある間、
次段の増幅器A2の入力の直流電位を接地電位に
戻す。これは一般に次に転送される信号電荷に対
して画素からリセツト雑音を除去する。固定され
た信号は一般にインピーダンス整合のための高イ
ンピーダンス入力およびエミツタホロワを含む増
幅器A2に印加される。信号電荷が浮動拡散域1
9に転送された後、トランジスタQ2が導通して
信号をサンプリングし、これがコンデンサC2に
蓄積される。すなわち、Q2とC2がサンプル・
アンド・ホールド回路を形成する。このクランプ
とサンプル・アンド・ホールド動作のサイクルは
各画素ごとに行われる。CDS処理後信号は同様
にコンデンサC3とトランジスタQ3に対するイ
ンピーダンス整合用エミツタホロワを含み得る増
幅器A3に印加される。C3とQ3はクランプ回
路を形成し、これによつて水平ブランキング期間
中各線ごとに黒レベルの固定を行う。コンデンサ
C3とトランジスタQ3はダイナミツクレンジ調
節、黒レベル再生等に用いる後続の映像処理回路
の一部である。映像出力が交流結合される映像方
式では、各線ごとに黒レベルを固定するために複
数個の黒レベルクランプ回路を用いることがあ
る。映像処理増幅器の後の各段は図示されていな
い。
次に第2図についてCCDおよびCDS処理にお
ける電荷転送をさらに詳細に説明する。第2図は
3相CCDテレビジヨンカメラに関連する各種信
号の波形図である。波形a,b,cはCCDのC
レジスタの電極3つ目ごとに、例えは電極7,
9,11にそれぞれ印加される。(1/3より僅かに
大きい衝撃係数を持つ)信号φ1,φ2,φ3を示し、
波形dは信号電荷が読取られた後浮動拡散域をリ
セツトするために用いるリセツト信号φRを示す。
チツプの出力の映像信号すなわちチツプ上の緩衝
増幅器のMOSFET35のソースの電圧は波形e
で表され、また画素クランプ信号およびサンプ
ル・アンド・ホールド信号はそれぞれ波形f,
g,で表される。
ある信号レベルを表す電荷パケツト(図示せ
ず)が第1図の電極7の下に蓄積されていると仮
定すると、これは次のように転送される。時点t1
(第2図)に信号φ1は高レベルで、電荷パケツト
は電極7の下に蓄積される。このサイクルを一般
化してCレジスタに沿う電荷転送を説明し得るこ
とに注意すべきである。例えば、t1ではCレジス
タ内にある信号電荷パケツトはφ1ゲートの下に
蓄積されている。時点t2では信号φ1,φ2が高レベ
ル、信号φ3が低レベルで、従つて電荷パケツト
は電極7,9の下にある。t3では信号φ2が高レベ
ル、信号φ1,φ3が低レベルで、電極7の下に蓄
積された残りの電荷は電極9の下だけに転送され
る。時点t4,t5で表される次のサイクル中に電荷
パケツトが電極11の下に転送される。t6で電荷
パケツトは電極11と浮動拡散域19の下に配分
される。信号φ1が高レベルになると、その電荷
パケツトの半分が電極15を通つて浮動拡散域1
9に移動する。t7で信号φ1は高レベル、信号φ2
φ3は低レベルになり、残りの電荷パケツトが電
極15を通つて移動し、全電荷パケツトが拡散域
上に蓄積される。電極11からの電荷の転送前に
浮動拡散域19は波形dで示すリセツトパルス5
6によつてリセツトされる。波形eで示す浮動拡
散域19の映像信号はこのリセツトパルス56で
リセツトされる。信号φRのパルス56が存在す
るリセツト期間中映像出力はリセツト電位にあ
り、リセツトパルスがなくなると浮動拡散域が容
量的にペデスタル60の値に駆動される。このリ
セツト動作により浮動拡散域19に新しい電荷パ
ケツトが転送されるまでにその浮動拡散域の電位
が回復する。クロツクパルスφ3が負になるにつ
れて(54)、ゲート11の下にあつた信号電荷パ
ケツトが押されてゲート15の下の直流障壁電位
を越え、浮動拡散域19に入る。こうして信号電
荷パケツトが、ゲート15の下から浮動拡散域1
9に転送されると、それまでペデスタル電位60
であつた浮動拡散域19の電位は、電位60より
も低い或る電位(電荷パケツトの量に応じて決ま
る電位、たとえば第2図eでは電位62)に低下
する。浮動拡散域の電位を回復するMOSFETの
リセツトにより波形eのベデスタル60に若干の
リセツト雑音が導入されるが、このリセツト雑音
は相関2重サンプリングにより効果的に除去され
る。リセツトパルスを受けた後、クランプスイツ
チQ1が波形fで示すパルス64によつて導通す
る。このクランプパルスの効果は、信号電荷を受
入れる前で浮動拡散域にリセツト雑音が存在する
間、各画素を表わす電位すなわち増幅器A2の入
力の直流電位を接地電位まで戻すことである。信
号電荷が浮動拡散域19に転送された後、波形g
のサンプル・アンド・ホールド・パルス66で示
すようにトランジスタQ2が導通して信号をサン
プリングし、これをコンデンサC2に蓄積する。
テレビジョン方式では交流結合を用いるため、
水平出力レジスタ(Cレジスタ)を水平ブランキ
ング期間まで過剰走査することによりCCD撮像
器の黒基準が得られる。この黒基準に固定する
と、固体撮像器で光レベルの低いとき表示画像に
低周波数のストリーク雑音が加わる(この低周波
数のストリーク雑音はまた撮像管の場合も生ずる
ことに注意)が、これは黒基準を変調する高周波
数雑音がクランプ回路C3,Q3によりその線期
間中保持され、それが低周波数ストリークに変換
されるようになるためである。この効果はクラン
プ時定数を増すことにより低減することができ
る。通常線約10本の時定数が用いられるが、これ
は高周波雑音を幅約線10本のストリーク帯に変換
する。クランプ時定数をさらに増すと、カラーカ
メラの測色学的誤差を生ずる。
CCD型その他の形式の固体撮像器は、これに
よると各画素ごとに、すなわち画素クランプ期間
中に黒レベル基準が得られるため、低周波数雑音
の問題を解決する独特の機会を与える。基準電位
への固定はすでにCDS回路で行われているので、
この固定結果を、上記回路よりも後段での各線ご
との固定作用に利用することができる。しかし、
後段での各素ごとの固定作用のために利用するこ
とは、通常の映像増幅器の帯域幅の制限のため実
用的でないことがある。この帯域制限効果は画素
内の細部の逸失を生じ、第2図eに示す黒基準ペ
デスタル60の位置決めを不可能にする。その
上、ここに述べた方法はまた画素クランプだけを
用い、その後の第2の相関画素サンプリングを行
わない方式にも適用することができる。画素クラ
ンプにより各画素に対する黒レベル基準が得られ
る。
第3図に示すように、映像信号は有効テレビジ
ヨン線期間Aを有し、この期間Aは暗視野を表し
ている。暗電流は室温で正規の信号の約2%であ
る。期間Aの映像信号は読取られた後、期間Bで
示す過剰走査期間中真の黒レベルまで低下する。
この過剰走査期間中の黒基準は線クランプにより
引伸ばされて上述のように表示画像にストリーク
雑音を与える高周波数雑音を含んでいる。Cで示
される振幅の差は画像および蓄積レジスタから集
まつた暗い電流を表わす。この発明によれば、相
関2重サンプリング回路の出力に新しい黒基準が
発生される。この新しい黒基準は雑音が!?かに低
く、後続の各線ごとの直流再生回路に用いて可視
の低周波数雑音のない表示画像を生成することが
できる。
第4図は相関2重サンプリング回路と線周波数
クランプ回路の詳細な回路図である。図中の各素
子の引用数字は他の各図面のものと同一または類
似である。CCDの出力は電位差計100を介し
て演算増幅器102の非反転入力に印加される。
ここで説明する映像方式では、映像信号が上下反
対に処理されさらに出力で反転されることに注意
すべきである。例として演算増幅器102はシグ
ネテクス社(Signetics Corporation)のNE5539
型のような広帯域演算増幅器でよい。第4図の回
路では演算増幅器102は約10倍の電圧利得を与
える。演算増幅器102の出力はコンデンサC1
とトランジスタQ1を含むクランプ回路に印加さ
れる。例としてトランジスタQ1はSD211型
FETトランジスタでよい。クランプされた信号
はエミツタホロワQ5に結合されたソースホロワ
Q4の入力側に印加される。例としてソースホロ
ワQ4用のトランジスタは3N154型FETトラン
ジスタでよく、またエミツタホロワQ5は
2N4124型バイポーラnpnトランジスタでよい。
エミツタホロワQ5の出力はトランジスタQ2と
トランジスタC2を含むサンプル・アンド・ホー
ルド回路に印加される。C2のゲート端子のキヤ
パシタンスはサンプル・アンド・ホールド回路の
蓄積コンデンサとして働らく。例としてトランジ
スタQ2はSD211型FETトランジスタ、トラン
ジスタC2は3N154型FETトランジスタでよい。
このサンプル・アンド・ホールド回路の出力はエ
ミツタホロワQ6に印加される。例としてトラン
ジスタQ6は2N4124型バイポーラnpnトランジ
スタでよい。エミツタホロワQ6の出力はコンデ
ンサC3とトランジスタQ3を含む線周波数クラ
ンプ回路に印加される。
第4図の回路の動作は第1図についてすでに説
明したので、その詳細な説明は繰返さない。第5
図にはこの発明による回路の追加部分の詳細が示
されている。第4図から変形した第5図の回路の
その部分だけを次に詳細に説明する。図中の各素
子の引用数字は各図面のものと同一または類似で
ある。第5図の追加部分は破線で囲まれている。
追加された2つの部分は数字104で示されたス
イツチ回路と数字106で示された可変レベルク
ランプ回路を含んでいる。
エミツタホロワQ6の出力には2つのアナログ
スイツチQ8,Q9が追加されている。このスイ
ツチはHで示される水平ブランキングパルスで制
御され、Q8が水平ブランキングパルスに従つて
切換えられ、Q9はインバータ108を介して伝
送された反転した水平ブランキングパルスで切換
えられる。水平ブランキング期間中トランジスタ
Q8は遮断バイアスされ、トランジスタQ9は導
通バイアスされてエミツタホロワである出力トラ
ンジスタQ10のベースを接地する。有効水平線
中は上記動作と相補的な動作となり、すなわちQ
8が導通してQ9が遮断する。従つてQ8は有効
水平線中導通して映像信号をエミツタホロワQ6
のエミツタからエミツタホロワQ10を介して線
周波数クランプ回路C3,Q3に送られる。例と
してトランジスタQ8とQ9はSD211型FETト
ランジスタ、トランジスタQ10は2N4124型バ
イポーラnpnトランジスタでよい。
スイツチ104の他にクランプレベル回路10
6が追加されている。画素クランプトランジスタ
Q1のソースの電圧は回路106の低インピーダ
ンス相補トランジスタ対Q11,Q12を用いて
調節することができる。従つてQ1のドレンの点
xとQ9のドレンの点yの間の偏倚電圧を調節し
て2つの点に実効基準電位を生成する。動作時に
ダイオードD1,D2は入力が0のとき、すなわ
ち電位差計R1の出力がほぼ0のときトランジス
タQ11とQ12を僅かに導通させるように設定
されている。このバイアスで、入力の振れにより
一方のトランジスタがその遮断点近傍に来たとき
他方のトランジスタが導通し始める。この装置を
通る零入力電流はダイオードと出力トランジスタ
のエミツタ・ベース接合の相対電圧降下によりダ
イオードをバイアスする電流によつて制御され
る。入力が零でなければ、2つのトランジスタの
一方だけが電流を供給しており、このトランジス
タは本質的に非導通のトランジスタにより装荷さ
れたエミツタホロワである。npnトランジスタQ
11が導通すると、npnトランジスタQ12が遮
断し、その選もまた同様である。このようにして
有効線期間ペデスタルは画素クランプ回路により
設定される。
画素クランプ回路の可変電圧源は、出力をQ1
のドレン電極に結合され、非反転入力が電位差計
R1の可動接点に接続された電圧ホロワ接続の演
算増幅器のような当業者に公知の他の回路によつ
て構成することもできる。
第5図に示す追加部分によれば、ブランキング
期間中の映像出力は真の黒基準で、実際上無雑音
である。従つてこの結果表示画像に低周波数雑音
を加えずに各線ごとの直流再生に交流結合を用い
ることができる。Q1のドレン端子xとQ10の
ベース端子yは直流結合されていることに注意す
べきである。この回路から得られる映像出力を第
6図に示す。図から判るように水平ブランキング
期間Dの間信号は実際上無雑音であるが、これに
対し第3図では雑音が含まれている。この映像処
理法によると一般に低周波数雑音や引伸ばされた
黒レベル期間の雑音がない画像が得られる。この
回路構成は画素ごとに黒レベル基準が得られる任
意の撮像器に適合することに注意すべきである。
第2図の波形は理想化したものであつて、
CCD撮像器の信号の実際の波形を余りよく表し
ていないことを理解すべきである。第7図はオツ
シロスコープに取付けたカメラで撮影した読取り
クロツク周波数8MHzのCCD影像器からの信号の
実際の軌跡を示す。
一ばん上の軌跡aはチツプ上の浮動拡散緩衝増
幅器の出力の映像信号を表わし、ピーク58は波
形bに示されるようにリセツトパルス56を受入
れたときの映像信号を示す。ペデスタルは数字6
0で表されている。この映像信号は軌跡62aで
示される白信号レベルと軌跡62bで示される黒
信号レベルの2レベルを表している。波形cはク
ロツクφ3のパルス54を表わし、波形dはサン
プル・アンド・ホールド・パルス66を表わし、
波形eは画素クランプパルス64を表わす。
カラー画像を表わす信号の発生には1個、2個
または3個の撮像器を要することがあることは当
業者に自明なことはいうまでもない。1技法によ
れば、入射光の赤、緑、青の成分を光学プリズム
その他の分光手段により分離し、それぞれ赤、
緑、青用の各別の3個の撮像器上に結像させる。
この発明の技術範囲内で他の多くの実施例が可
能なことが判る。例えば、第5図のペデスタル調
節回路106を簡単な分圧器のような他の技法で
代用することもできる。また第5図のスイツチQ
8,Q9を他の装置で置換することも考えられ、
例えばスイツチQ8を適当な値の抵抗で置換する
か、Q9を抵抗で置換することもできる。その
上、Q1のソースを接地し、ペデスタル制御回路
106をQ9のソースに結合することもできる。
この発明の原理はまた3相CCD撮像器以外の装
置例えば2相または4相の撮像器やその他の固体
撮像器に適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はCCD撮像器のCレジスタの出力段と
それに結合されたCDS(相関2重サンプリング)
回路の部分ブロツク回路図、第2図は第1図の撮
像器と回路における電荷転送を説明する一般的タ
イミング図、第3図および第6図はこの発明の説
明に用いるテレビジヨン信号の一部を示す図、第
4図は第1図の回路の一部の詳細図、第5図はこ
の発明の原理によりCCD撮像器から信号を回復
するための信号処理回路の回路図、第7図はオツ
シロスコープに表示されたCCD撮像器からの信
号の写真から作られた詳細タイミング図である。 1……CCD撮像器、C1,Q1……第1のク
ランプ回路、C3,Q3……第2のクランプ回
路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各線ごとの映像信号であつて、その各線の有
    効映像部分が、各線期間内でリセツト期間と互い
    に交番する一連の各画素期間に生じる各画素の光
    レベルを表わしている形態を有する、映像信号を
    供給する撮像器と;上記リセツト期間中、上記映
    像信号の基準電位を設定するように働く第1のク
    ランプ手段と;上記映像信号の線期間の一部であ
    つて上記有効映像部分の外側にある部分の間、上
    記映像信号を基準電位にクランプするように働く
    第2のクランプ手段と;上記両クランプ手段相互
    間の交流結合手段と;を含み、 更に、上記第1のクランプ手段と上記交流結合
    手段の間には、上記交流結合手段に対して、上記
    線期間の上記有効映像部分の間は上記第1のクラ
    ンプ手段からクランプされた映像信号を、また上
    記有効映像部分の外側の線部分の間は基準電位
    を、交互に印加するスイツチング手段を含み、上
    記第2のクランプ手段は、上記有効映像部分の外
    側の線部分の間動作することを特徴とする映像信
    号発生装置。
JP59069896A 1983-04-07 1984-04-06 映像信号発生装置 Granted JPS59200586A (ja)

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US06/482,855 US4549215A (en) 1983-04-07 1983-04-07 Low noise black level reference for CCD imagers
US482855 1983-04-07

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JPS59200586A JPS59200586A (ja) 1984-11-13
JPH0439833B2 true JPH0439833B2 (ja) 1992-06-30

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FR (1) FR2544148B1 (ja)
GB (1) GB2137850B (ja)

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