JPH0439277Y2 - - Google Patents

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JPH0439277Y2
JPH0439277Y2 JP1986038836U JP3883686U JPH0439277Y2 JP H0439277 Y2 JPH0439277 Y2 JP H0439277Y2 JP 1986038836 U JP1986038836 U JP 1986038836U JP 3883686 U JP3883686 U JP 3883686U JP H0439277 Y2 JPH0439277 Y2 JP H0439277Y2
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JP
Japan
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gear
small hole
air breather
gear chamber
reach
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JP1986038836U
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JPS62150495U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はリーチ式フオークリフトのエアブリー
ザとギヤケースを結ぶ連絡孔に係り、詳しくはエ
アブリーザからのオイル洩れを防ぐ構造に関す
る。
従来技術 従来、第4図に示されるようにリーチ式フオー
クリフトのドライブ装置2のギヤ室3内にはギヤ
オイル4が充満しており、ドライブモータ5から
の動力を伝えるギヤ6の潤滑を行つている。一方
前記ギヤ室3のケースカバー7には小孔8が穿設
されており、該小孔8の上部にはエアブリーザ9
が取り付けられている。
考案が解決しようとする問題点 上記従来のドライブ装置2においては第5図に
示されるようにギヤケース10のケースカバー7
に設けられているギヤ室3とエアブリーザ9とを
結ぶ小孔内8にギヤオイル3が表面張力によつて
薄膜Aを形成する。さらにギヤ室3の温度上昇に
よつてギヤ室3内の空気が膨張し、圧力が上昇す
るため前記薄膜Aが小孔8内を上方に押し上げら
れエアブリーザ9から吹き出すためギヤオイル3
が減少するという問題点があつた。
本考案は従来のドライブ装置がもつ以上の問題
点を解消し、ギヤオイルの薄膜を解消する構造を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 駆動輪がギヤ室に収納されたギヤ装置を介して
ドライブモータによつて駆動されるリーチ式フオ
ークリフトのドライブ装置において、前記ギヤ室
の上方にはエアブリーザを設け、ギヤ室の上面に
は、該ギヤ室内と前記エアブリーザとを連通する
小孔を設けるとともに、該小孔の開口下端には拡
径した曲面を有する凹部が穿設されているリーチ
式フオークリフトのエアブリーザからのオイル吹
き出し防止構造を問題点を解決するための手段と
する。
作 用 小孔の開口部が広くなつているため表面張力に
よるギヤオイルの薄膜が付着しにくくなり、ギヤ
室内の空気の膨張によつてエアブリーザからギヤ
オイルが吹き出すことなく空気の流通が行われ
る。
実施例 1 本考案の第1実施例を図面に基づいて以下に詳
述する。
第1図に示すように、リーチ型フオークリフト
のドライブ装置11は、ドライブモータ12、ギ
ヤ装置13および駆動輪14が一体となつたユニ
ツト構造となつておりユニツトブラケツト15に
よつて支持されるとともに、該ユニツトブラケツ
ト15と一体成型された懸架アーム16を介して
車体に揺動可能に取付けられている。
ドライブモータ12はユニツトブラケツト15
上面に縦向きに載置固定されており、ユニツトブ
ラケツト15の下部に垂直軸線回りの回転可能に
取付けられたステアリング用の旋回歯車17がス
テアリングハンドルの回転操作によりステアリン
グシヤフト18およびステアリングギヤ19を介
して旋回される。また旋回歯車17は前記ユニツ
トブラケツト15とともにラビリンス20を形成
しており、外部からの水滴やゴミの侵入を防いで
いる。さらに旋回歯車17の下部にはギヤケース
21とケースカバー22とから形成されるギヤ室
23が設けられ該ギヤ室23内はドライブモータ
12の回転を減速するギヤ装置13と該ギヤ装置
13の潤滑のためのギヤオイル24が満たされて
おり、前記ドライブモータ12の回転は原動軸2
5およびギヤ装置13を介して減速され駆動輪1
4に伝達されることによりフオークリフトが走行
するようになつている。
上記のように構成されたリーチ式フオークリフ
トにおいて前記ギヤケース21のケースカバー2
2の下面には第2図に示されるように曲面状に下
方に向つて穿設された凹部26が設けられてお
り、さらに該凹部26内から上方へ小孔27が穿
設され該小孔27の上端はケースカバー22上に
取り付けられたエアブリーザと連通されている。
なお、前記凹部26の径はこの小孔27の径より
も大きく拡径されている。
以上の構成によりギヤ室23内の空気が膨張
し、圧力が上昇することによつてギヤ室23内の
空気は小孔27およびエアブリーザ28を介して
外部へ放出される作用が行われる。一方、前記凹
部26の径が大きく、曲面をもつて開口している
ため表面張力によりギヤオイル24の薄膜が付着
することを防ぐため、エアブリーザ28からのギ
ヤオイル24の吹き出しを防止する。
実施例 2 次に本考案の第2実施例を第3図に示す。図中
22は前記ギヤケース21のケースカバーを示し
ている。該ケースカバー22には前記第1実施例
と同様に曲面に形成された凹部29が設けられて
おり、該凹部29の底部から小孔30が穿設され
ている。さらに該小孔30と前記凹部29との境
界部分は曲面31を形成して連絡されている。
考案の効果 以上のように本考案はギヤ室とエアブリーザ間
を連通する小孔をギヤ室側に設けられた曲面状の
凹部内から穿設されており、かつギアオイルの液
面と小孔との距離が離されたことにより小孔の下
方開口部にギヤオイルの薄膜が付着することがな
くギヤ室内の温度上昇によつてギヤオイルが小孔
およびエアブリーザから吹き出るということがな
く、ギヤオイル4が減少するということもないと
いう効果が得られる。また第2実施例に示される
ように凹部と小孔の境界部分を曲面に形成してい
るため表面張力による薄膜の発生をより付着し難
くしている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示すリーチ式フ
オークリフトのドライブ装置を示す断面図、第2
図はその要部断面図、第3図は第2実施例を示す
断面図、第4図は従来の技術を示すリーチ式フオ
ークリフトのドライブ装置の断面図、第5図はそ
の要部断面図である。 11……ドライブ装置、12……ドライブモー
タ、13……ギヤ装置、14……駆動輪、23…
…ギヤ室、24……ギヤオイル、26……凹部、
27……小孔、28……エアブリーザ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動輪がギヤ室に収納されたギヤ装置を介して
    ドライブモータによつて駆動されるリーチ式フオ
    ークリフトのドライブ装置において、前記ギヤ室
    の上方にはエアブリーザを設け、ギヤ室の上面に
    は、該ギヤ室と前記エアブリーザとを連通する小
    孔を設けるとともに、該小孔の開口下端部には拡
    径した曲面を有する凹部が穿設されているリーチ
    式フオークリフトのエアブリーザからのオイル吹
    き出し防止構造。
JP1986038836U 1986-03-17 1986-03-17 Expired JPH0439277Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986038836U JPH0439277Y2 (ja) 1986-03-17 1986-03-17

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JP1986038836U JPH0439277Y2 (ja) 1986-03-17 1986-03-17

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JPS62150495U JPS62150495U (ja) 1987-09-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5799879B2 (ja) * 2012-04-03 2015-10-28 株式会社豊田自動織機 バッテリ式フォークリフト
JP2014105057A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Mitsubishi Nichiyu Forklift Co Ltd フォークリフト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5896171U (ja) * 1981-12-23 1983-06-30 トヨタ自動車株式会社 車両用歯車変速機のブリ−ザプラグ取付構造

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JPS62150495U (ja) 1987-09-24

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