JPS5922365Y2 - トランスミツシヨンのブリ−ザ装置 - Google Patents

トランスミツシヨンのブリ−ザ装置

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Publication number
JPS5922365Y2
JPS5922365Y2 JP9302479U JP9302479U JPS5922365Y2 JP S5922365 Y2 JPS5922365 Y2 JP S5922365Y2 JP 9302479 U JP9302479 U JP 9302479U JP 9302479 U JP9302479 U JP 9302479U JP S5922365 Y2 JPS5922365 Y2 JP S5922365Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
center housing
front case
breather
air chamber
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9302479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5610538U (ja
Inventor
等 芥川
Original Assignee
マツダ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マツダ株式会社 filed Critical マツダ株式会社
Priority to JP9302479U priority Critical patent/JPS5922365Y2/ja
Publication of JPS5610538U publication Critical patent/JPS5610538U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5922365Y2 publication Critical patent/JPS5922365Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はトランスミッションのブリーザ装置に関する
自動車のトランスミッションのように、歯車等の回転部
材がオイル中に一部浸漬されて高速で回転される回転機
械は、そのケーシングが密閉状に形成されると共に、ケ
ーシングにブリーザ装置を設けてケーシング内を大気圧
に保つようにしている。
このようなブリーザ装置として、上記ケーシングの端部
に形成したプリーザのブリーザ口をメインシャフトの端
面に対向して開口させることにより、回転部材の高速回
転に伴って飛散するオイルが上記ブリーザ口に入り込ま
ないようにしたものが知られている(実開昭50−90
050号公報参照)。
しかしながら、上記公知の回転機械のブリーザ装置は、
ケーシングの端部上面に柱状の突起を形成し、このケー
シングの端部および突起に細く、かつ長いブリーザ孔を
穿設し、上記突起の上端に水、泥水および塵埃の侵入を
防止するための保護カバーを取付けているので、製作が
面倒であると共にケーシングの形状が大きくなるという
欠点があった。
この考案は、上記のケーシングを、フロントケースとリ
ヤケースとの間にセンタハウジングを介在させて形成し
た自動車のトランスミッションにおいて、センタハウジ
ングのフロントケースと密着される面に溝を削設してブ
リーザ通路を形成することにより、上記従来の欠点を解
消したものである。
以下にこの考案の実施例を図面によって説明する。
第1図において、1は1〜ランスミツシヨンのフロント
ケース、2は皿状のセンタハウジング、3は前方が開放
されたりャケースであり、フロントケース1の後面板1
aにセンタハウジング2の前面2aを密着固定し、かつ
センタハウジング2の外周突縁2bにリヤケース3の開
口縁3aを密着固定することにより密閉状のケーシング
が形成されている。
そして、フロン1〜ケース1の後面板1aおよびセンタ
ハウジング2に穿設された上方の軸受孔1b、2Cにボ
ールベアリング4を介してメインシャフト5の中央部が
支持され、また下方の軸受孔IC,2bにボールベアリ
ング6を介してカウンタシャフト7の中央部が支持され
ている。
第2〜4図において、上記センタハウジング2のフロン
トケース1側の前面2aにブリーザ通路用溝8および゛
エヤチャンバ用凹部9が設けられる。
ブリーザ通路用溝8は、メインシャフト5用の軸受孔2
Cの上縁から上方へ延びる部分8a、はぼ逆U字状に湾
曲する部分8b、および上記メインシャフト5用の軸受
孔2Cよりも下方へ延びてセンタハウジング2の外周部
2eで大気に開口する部分8Cを有しており、上記ブリ
ーザ通路用溝8の上方へ延びる部分8aに面積の広いエ
ヤチャンバ用凹部9が連通して形成される。
そして、このセンタハウジング2の前面2aを上記のよ
うにフロントケース1の後面板1aに密着固定すること
により、上記のブリーザ通路用溝8がブリーザ通路を、
またエヤチャンバ用凹部9がエヤチャンバをそれぞれ構
成する。
上記の構造において、ブリーザ通路の一端は軸受孔2C
の上縁に開口し、その他端は外周部2eで大気に開口す
るので、フロントケース1、センタハウジング2および
リヤケース3からなる密閉状のケーシングの内部が上記
ブリーザ通路を介して大気に連通される。
そして、エヤブリーザ通路用溝8の上方へ延びる部分8
aにエヤチャンバ用凹部9が連通状に接続されており、
上記の部分8aに侵入したオイルが上記エヤチャンバ用
凹部9にたまるので、上記のオイルが湾曲部8bを越え
て流出することはない。
以上に説明したようにこの考案は、フロントケースとリ
ヤケースとの間にセンタハウジングを有するトランスミ
ッションにおいて、上記センタハウジングのフロントケ
ース側の面に、回転部材軸受近傍から上方へ延びてほぼ
逆U字状に湾曲し回転部材軸受よりも下方で外気に開放
されるブリーザ通路用溝部と、該ブリーザ通路用溝部の
上方へ延びる部分に連通ずるエヤチャンバ用凹部とを設
け、センタハウジングをフロントケースに取付けた状態
でブリーザ通路およびエヤチャンバを形成したものであ
るから、オイルがブリーザ通路から流出しないとともに
水、泥水および塵埃の侵入が防止され、かつトランスミ
ッションの外形に変化がなく、また製作が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はトランスミッションの垂直切断側面図、第2図
はセンタハウジングの正面図、第3図は第2図の■II
−■II線断面図、第4図は第2図のIV−IV線断面
図である。 1:フロントケース、2:センタハウジング、2a:フ
ロントケース側の面、2C:軸受孔、3:ノヤケース、
4:ボールベアリング(回転部材軸受)、5:メインシ
ャフト(回転部材)、8:ブリーザ通路用溝、8a:上
方へ延びる部分、8b:逆U字状に湾曲する部分、8C
:外気に開放される部分、9:エヤチャンバ用凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントケースとリヤケースとの間にセンタハウジング
    を有するトランスミッションにおいて、上記センタハウ
    ジングのフロントケース側の面に、回転部材軸受近傍か
    ら上方へ延びてほぼ逆U字状に湾曲し回転部材軸受より
    も下方で外気に開放されるプリーザ通路用溝部と、該プ
    リーザ通路用溝部の上方へ延びる部分に連通ずるエヤチ
    ャンバ用凹部とを設け、センタハウジングをフロントケ
    ースに取付けた状態でブリーザ通路およびエヤチャンバ
    を構成することを特徴とするトランスミッションのブリ
    ーザ装置。
JP9302479U 1979-07-04 1979-07-04 トランスミツシヨンのブリ−ザ装置 Expired JPS5922365Y2 (ja)

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JP9302479U JPS5922365Y2 (ja) 1979-07-04 1979-07-04 トランスミツシヨンのブリ−ザ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5610538U JPS5610538U (ja) 1981-01-29
JPS5922365Y2 true JPS5922365Y2 (ja) 1984-07-04

Family

ID=29325966

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020067954A1 (en) * 2018-09-27 2020-04-02 Scania Cv Ab Transmission housing part, transmission component and related devices

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5942827U (ja) * 1982-09-14 1984-03-21 アルプス電気株式会社 ワツシヤ−插入器
JPS5986977U (ja) * 1982-12-03 1984-06-12 セイコーインスツルメンツ株式会社 止め輪着脱装置
JPS6059860U (ja) * 1983-09-30 1985-04-25 富士重工業株式会社 変速機のエア抜き装置

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JPS5610538U (ja) 1981-01-29

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