JPH0438757Y2 - - Google Patents

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JPH0438757Y2
JPH0438757Y2 JP1987098191U JP9819187U JPH0438757Y2 JP H0438757 Y2 JPH0438757 Y2 JP H0438757Y2 JP 1987098191 U JP1987098191 U JP 1987098191U JP 9819187 U JP9819187 U JP 9819187U JP H0438757 Y2 JPH0438757 Y2 JP H0438757Y2
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JP
Japan
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frame
pipe
pipe frame
wires
hard board
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JP1987098191U
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JPS644155U (ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ハード・ボードが組み付けられる
乗り物シートのシート・バツク・フレームに関す
る。
背景技術 この種のシート・バツク・フレームは、実開昭
61−21352号公報に開示されたように、複数のワ
イヤが上下方向に適宜の間隔でパイプ・フレーム
に配置されて両端をそのパイプ・フレームのフレ
ーム・サイドに溶接し、そして、それらワイヤ
は、ワイヤ中心をそのパイプ・フレームのパイプ
中心に合わせてそのパイプ・フレームに溶接さ
れ、上方のワイヤには、U字曲げされた複数の掛
止め箇所を形成してその掛止め箇所にフツクを掛
けてハード・ボードをそのパイプ・フレームに取
り付けるのが一般で、下方のワイヤとハード・ボ
ードとの間には、隙間が生じるので、自動車が走
行する際には、振動でその下方のワイヤが、その
ハード・ボードに当り、騒音が発生した。
考案の目的・課題 この考案の目的・課題は、ワイヤが振動でハー
ド・ボードに当ることを阻止して騒音の発生を防
止するところのシート・バツク・フレームの提供
にある。
具体例の説明 以下、この考案のシート・バツク・フレームの
特定された具体的について、図面を参照して説明
する。
第1ないし4図は、自動車のドライバ・シート
に適用されたこの考案のシート・バツク・フレー
ムの具体例10を示している。
そのシート・バツク・フレーム10は、シー
ト・クツシヨン・フレーム(図示せず)に取り付
けられるパイプ・フレーム11、そのパイプ・フ
レーム11の両パイプ・フレーム・サイドの下端
間に溶接されたロア・クロス・パイプ・メンバ・
12、およびそのパイプ・フレーム11に上下方
向に適宜の間隔を置いて固定的に取り付けられた
複数のワイヤ13,13,13で組み立てられ
た。
そのパイプ・フレーム11は、その両パイプ・
フレーム・サイドの下端にブラケツト15,15
を溶接し、そのブラケツト15,15でそのシー
ト・クツシヨン・フレームに取り付けられた。
その複数のワイヤ13,13,13は、第1お
よび4図に示されたように、そのパイプ・フレー
ム11の後面に突き出される出張り16,16,
16を備え、そして、第3図に示されたように、
そのパイプ・フレーム11の前面において、その
両パイプ・フレーム・サイドに両ワイヤ端を溶接
してそのパイプ・フレーム11に固定的に取り付
けられた。
特に、その出張り16,16,16は、円弧状
に曲げられ、所謂、アール曲げされてそのワイヤ
13,13,13に形成された。
したがつて、そのワイヤ13,13,13は、
ハード・ボード14が複数のビス17でそのパイ
プ・フレーム11に固定的に取り付けられると、
その両パイプ・フレーム・サイドをその両ワイヤ
端とそのハード・ボード14の両側端との間に挟
み付け状態に置き、そして、その出張り16,1
6,16を押すそのハード・ボード14によつて
弾性的に変形されてそのハード・ボード14に密
着状態に置かれた。その結果、その自動車が走行
する際の振動が吸収され、すなわち、そのワイヤ
13,13,13およびハード・ボード14の振
動が吸収され、ワイヤ13,13,13が振動で
そのハード・ボード14に当ることが未然に回避
され、騒音の発生が防止された。
第5ないし9図は、この考案のシート・バツ
ク・フレームに適するように変形されたワイヤ2
0,30,40,50,60を示している。
第5図に示されたそのワイヤ20は、出張り2
1が山形に曲げられ、第6図に示されたそのワイ
ヤ30は、出張り31が台形に曲げられ、第7図
に示されたそのワイヤ40は、出張り41が単一
のエンボスに形成され、第8図に示されたそのワ
イヤ50は、出張り51が複数のエンボスに形成
され、そして、第9図に示されたそのワイヤ6
0,60,60は出張り61,61,61が溶接
された共通のワイヤ62で形成されている。
先のように、図面を参照して説明されたこの考
案の具体例から明らかであるように、この考案の
属する技術の分野における通常の知識を有する者
にとつて、この考案の内容は、その考案の課題を
成し遂げるためにその考案の成立に必須であつて
その考案の性質であるところのその考案の技術的
本質に由来し、そして、それを内在させると客観
的に認められる態様に容易に具体化される。
考案の利便・利益 上述から理解されるように、この考案のシー
ト・バツク・フレームは、複数のワイヤがパイ
プ・フレームの後面に突き出される出張りを備え
てそのパイプ・フレームの前面において、両パイ
プ・フレーム・サイドに両ワイヤ端を溶接するの
で、ハード・ボードがそのパイプ・フレームに固
定的に取り付けられると、その両パイプ・フレー
ム・サイドをその両ワイヤ端とそのハード・ボー
ドの両側端との間に挟み付け状態に置き、そし
て、その出張りを押すそのハード・ボードによつ
てその複数のワイヤが弾性的に変形されてそのハ
ード・ボードに密着状態に置かれ、振動によるそ
のワイヤとそのハード・ボードとの当りがそのワ
イヤの弾性変形に吸収され、そのワイヤとそのハ
ード・ボードとの当りが未然に阻止されて騒音の
発生が防止され、実用的になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、自動車のドライバ・シートに適用さ
れたこの考案のシート・バツク・フレームの分解
斜視図、第2図は、第1図に示すシート・バツ
ク・フレームの側面図、第3図は、第2図の3−
3線に沿つて示した断面図、第4図は、第1図に
示すシート・バツク・フレームに使用されたワイ
ヤの斜視図、および第5ないし9図は、第1図に
示すシート・バツク・フレームに使用されるに適
するように、変形されたワイヤの斜視図である。 13,20,30,40,50,60……ワイ
ヤ、16,21,31,41,51,61……出
張り。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シート・クツシヨン・フレームに取り付けられ
    るパイプ・フレーム、および、そのパイプ・フレ
    ームに上下方向に適宜の間隔を置いて固定的に取
    り付けられる複数のワイヤよりなるものにおい
    て、 その複数のワイヤが、そのパイプ・フレームの
    後面に突き出される出張りを備えてそのパイプ・
    フレームの前面において、両パイプ・フレーム・
    サイドに両ワイヤ端を溶接し、そして、ハード・
    ボードがそのパイプ・フレームに固定的に取り付
    けられると、その両パイプ・フレーム・サイドを
    その両ワイヤ端とそのハード・ボードの両側端と
    の間に挟み付け状態に置き、そして、その出張り
    を押すそのハード・ボードによつて弾性的に変形
    されてそのハード・ボードに密着状態に置かれる
    ところに特徴があるシート・バツク・フレーム。
JP1987098191U 1987-06-26 1987-06-26 Expired JPH0438757Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987098191U JPH0438757Y2 (ja) 1987-06-26 1987-06-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987098191U JPH0438757Y2 (ja) 1987-06-26 1987-06-26

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JPS644155U JPS644155U (ja) 1989-01-11
JPH0438757Y2 true JPH0438757Y2 (ja) 1992-09-10

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ID=31324235

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JP1987098191U Expired JPH0438757Y2 (ja) 1987-06-26 1987-06-26

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6121352B2 (ja) * 1980-08-27 1986-05-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6121352U (ja) * 1984-07-13 1986-02-07 株式会社タチエス 車輛用シ−トにおけるシ−トバツクの飾り板取付構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6121352B2 (ja) * 1980-08-27 1986-05-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd

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Publication number Publication date
JPS644155U (ja) 1989-01-11

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