JPS6318298Y2 - - Google Patents

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JPS6318298Y2
JPS6318298Y2 JP1983010292U JP1029283U JPS6318298Y2 JP S6318298 Y2 JPS6318298 Y2 JP S6318298Y2 JP 1983010292 U JP1983010292 U JP 1983010292U JP 1029283 U JP1029283 U JP 1029283U JP S6318298 Y2 JPS6318298 Y2 JP S6318298Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
front plate
energy absorber
impact load
steering wheel
plate portion
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983010292U
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English (en)
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JPS59116275U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ステアリングホイールのボス部位
に装着される方形箱体のホイールパツドに内蔵す
る衝撃エネルギー吸収体に関する。
この種のエネルギー吸収体として、本願出願人
と同一人に係る特許願(特願昭57−35473号、特
開昭58−152660号公報参照)において、主として
衝撃荷重の作用面となる矩形の前板部と、前板部
の上下側部又は左右側部に形成され所定荷重で座
屈変形する一対の側板部とからなる縦断面又は横
断面略コ字形の板金製のものが提案されている。
当該エネルギー吸収体は、従来のつつみ円筒状に
形成されたものに比して、方形箱体のホイールパ
ツドに内蔵したとき四隅角部に大きな空間部を生
じないのでエネルギー吸収特性が良好であるとと
もに、薄肉鋼板からプレス等によつて容易に成形
できコスト的にも有利である。
しかし、前板部に衝撃荷重が作用したとき、衝
撃荷重の作用部位によつては側板部が座屈変形す
ると同時に又は前に前板部に変形(ひずみ)が生
じるおそれがあり、第1図に示すように、荷重−
変形曲線の立ち上りが前板部に変形が生じない場
合(実線)より緩やかとなり(点線)エネルギー
吸収効率のばらつきが生じやすかつた。
この考案は、上記にかんがみ、上記エネルギー
吸収体において、前板部に衝撃荷重が作用したと
きのエネルギー吸収効率のバラツキが小さくなる
ステアリングホイール用衝撃エネルギー吸収体
(以下「エネルギー吸収体」という)を提供する
ことを目的とする。
この考案のエネルギー吸収体は、上記構成のエ
ネルギー吸収体において、前板部の側板部が形成
されていない左右縁又は上下縁、及び前板部の略
中央に形成される肉盗み孔の内周縁にそれぞれ後
方へ折曲した補強リブを形成して、前板部の剛性
を高めることにより上記目的を達成する。
以下、この考案の一実施例を、図例に基づいて
説明する。
第2図に示すエネルギー吸収体は、前板部1と
前板部1の上下に形成される一対の側板部2,3
とからなる縦断面略コ字形で板金製ものである。
前板部1には略中央に肉盗み孔5が形成され、側
板部2,3にはそれぞれ内側へ座屈変形容易なよ
うに断面く字形に折曲しているとともに縦軸方向
に沿つて複数個のスリツト6,7が形成されてい
る。また側板部2,3の先端は折曲してそれぞれ
取付けフランジ部8,9とされている。このエネ
ルギー吸収体において、前板部1の左右縁及び肉
盗み孔5の内周縁にそれぞれ後方へ折曲してリブ
11,12を形成して、前板部1の剛性を高めて
いる。補強リブ11,12の立ち上り長は通常3
〜8mmとする。長がすぎると前板部1の底付きす
るまでストロークが短かくなりエネルギー吸収量
が全体として小さくなる。
上記エネルギー吸収体Aは、第3図に示すよう
なステアリングホイールのボス部位に装着される
方形箱形のホイールパツド13に内蔵して使用す
る。例えば第4図に示すように、エネルギー吸収
体Aを、その取付けフランジ部8,9とホイール
パツド13の上下ブラケツト15,16とをリベ
ツト等で一体化してホイールパツド13に内蔵
し、上ブラケツト15に一体化されたU字クリツ
プ17(2箇所)でボスプレート18の上端縁を
挟着するとともに下ブラケツト16をロアカバー
19に形成された開口部21を介してボスプレー
ト18の下端部にビス止め(2箇所)する。な
お、図例中22はメーンシヤフトである。こうし
て組付けられたエネルギー吸収体Aは前板部1に
ホイールパツド13を介して衝撃荷重白矢印方向
から作用したとき、前板部1はリブ11,12に
より剛性がそれぞれない場合に比して全面にわた
り格段に高くなつているので、作用部位にかかわ
らず、前板部1に変形(ひずみ)が発生する前に
確実に側板部2,3が座屈変形するので、常に第
1図の実線に近い吸収特性示しエネルギー吸収効
率のばらつきが小さい。
なお、側板部2,3は前板部1の左右側部形成
してエネルギー吸収体を横断面略コ字形としても
よく、この場合はリブ11は上下縁に形成する。
また、各リブ11,12はプレス成形により通常
前面側がR面状に形成されるので、リブ11,1
2がない場合のように前板部11に角エツジが生
じず安全上優れている。さらに製作工数もプレス
成形なので、リブ11,12がない場合とほとん
ど変らない。また、エネルギー吸収体の前板部1
にホーンスイツチのコンタクトプレートを組み付
ける場合は、肉盗み孔5はホーンスイツチのリー
ド線の取出し孔を兼ねる。
この考案のエネルギー吸収体は、上記のような
構成作用なので、前板部に衝撃荷重が作用したと
きのエネルギー吸収効率のばらつきが小さくな
り、ひいてはエネルギー吸収特性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はエネルギー吸収特性を示すグラフ図、
第2図はこの考案のエネルギー吸収体の斜視図、
第3図はこの考案のエネルギー吸収体を組付ける
ステアリングホイール一例を示す正面図、第4図
は第3図において第2図のエネルギー吸収体を組
付けた場合の−線拡大断面図である。 1……前板部、2,3……側板部、5……肉盗
み孔、11,12……リブ、13……ホイールパ
ツド、A……エネルギー吸収体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ステアリングホイールのボス部位に装着される
    方形箱体のホイールパツドに内蔵するものであつ
    て、主として衝撃荷重の作用面となる矩形の前板
    部と、該前板部の上下側部又は左右側部に形成さ
    れ設定衝撃荷重で座屈変形する一対の側板部とか
    らなる縦断面図又は横断面略コ字形の板金製のエ
    ネルギー吸収体において、 前記前板部の側板部が形成されていない左右縁
    又は上下縁、及び前板部の略中央に形成される内
    盗み孔の円周縁にそれぞれ後方へ折曲した補強リ
    ブを形成して、前記前板部の剛性を高めるように
    したことを特徴とするステアリングホイール用衝
    撃エネルギー吸収体。
JP1029283U 1983-01-27 1983-01-27 ステアリングホイ−ル用衝撃エネルギ−吸収体 Granted JPS59116275U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1029283U JPS59116275U (ja) 1983-01-27 1983-01-27 ステアリングホイ−ル用衝撃エネルギ−吸収体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1029283U JPS59116275U (ja) 1983-01-27 1983-01-27 ステアリングホイ−ル用衝撃エネルギ−吸収体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59116275U JPS59116275U (ja) 1984-08-06
JPS6318298Y2 true JPS6318298Y2 (ja) 1988-05-23

Family

ID=30141733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1029283U Granted JPS59116275U (ja) 1983-01-27 1983-01-27 ステアリングホイ−ル用衝撃エネルギ−吸収体

Country Status (1)

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JP (1) JPS59116275U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4910453A (ja) * 1972-06-01 1974-01-29
US4200309A (en) * 1975-11-04 1980-04-29 Karl Schmidt Gmbh Safety steering wheel for motor vehicles

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4910453A (ja) * 1972-06-01 1974-01-29
US4200309A (en) * 1975-11-04 1980-04-29 Karl Schmidt Gmbh Safety steering wheel for motor vehicles

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59116275U (ja) 1984-08-06

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