JPH09267772A - バンパーリインホースメント及びその製法 - Google Patents

バンパーリインホースメント及びその製法

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JPH09267772A
JPH09267772A JP8007096A JP8007096A JPH09267772A JP H09267772 A JPH09267772 A JP H09267772A JP 8007096 A JP8007096 A JP 8007096A JP 8007096 A JP8007096 A JP 8007096A JP H09267772 A JPH09267772 A JP H09267772A
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Japan
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bumper reinforcement
flange
vertical surface
recesses
downward
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JP8007096A
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Shoji Ando
将司 安藤
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Futaba Sangyo KK
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Futaba Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた荷重特性を有するうえ低コストで製造
できるバンパーリインホースメントの提供。 【解決手段】 バンパーリインホースメント1は、第1
及び第2半割部材10、20を接合して製造されてい
る。第1半割部材10の第1上面13は第1上側凸部1
3aと第1上側凹部13bが、第1下面15は第1下側
凸部15aと第1下側凹部15bが交互に並んで形成さ
れている。第2半割部材20の第1上面23は第2上側
凸部23aと第2上側凹部23bが、第2下面25は第
2下側凸部25aと第2下側凹部25bが交互に並んで
形成されている。バンパーリインホースメント1に圧縮
荷重を加えたとき変形量がある大きさを超えると塑性変
形するが、このとき大面積部L1に略楕円形状の窪みが
生じるにとどまり、断面形状は維持されため塑性変形後
も大きな圧縮荷重に耐え得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衝突時のエネルギ
ーを吸収させるために車両のサイドメンバの前端に直接
取り付けられるバンパーリインホースメント及びその製
法に関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】従
来、車両が衝突したときのエネルギーを効果的に吸収す
る構造として、図7に示すように車両のサイドメンバの
前端にバンパーリインホースメントという補強材を直接
取り付けた構造が知られている。かかる構造は、車両が
衝突してサイドメンバが潰れると乗員の保護が十分果た
せない点に鑑み開発されたものであり、衝突の際に発生
する荷重をサイドメンバに達する前で受け止めることを
目的としている。
【0003】上記構造に用いられるバンパーリインホー
スメントとしては、例えば図8に示すものが知られてい
た(図8(a)は平面図、(b)はA−A断面図)。こ
のバンパーリインホースメント101は、ロール成形に
より板材を断面略四角形となるように且つ車両前方に所
定の曲率半径をもって膨出するように加工する工程、曲
率半径をより小さくするように加工する工程(図8
(a)の一点鎖線参照)、突き当たった部分を溶接する
という工程、により製造できる。
【0004】しかしながら、上記バンパーリインホース
メント101は、十分な荷重特性が得られなかった。図
9はこのバンパーリインホースメント101の荷重特性
を表すグラフである。バンパーリインホースメント10
1では、圧縮荷重を受け始めると、弾性変形するため変
形量に略比例して圧縮荷重が増加する。そして、変形量
がある大きさを超えると、バンパーリインホースメント
101の略四角形の断面形状が潰されて図8(c)に示
すような略台形状に塑性変形するため、圧縮荷重は急激
に低下しまう。
【0005】従って、このようなバンパーリインホース
メント101では、例えば材質にハイテンション120
kg級のものを用いることにより、塑性変形後の圧縮荷
重の吸収を材質の高張力効果で補うようにしていた。本
発明は上記課題に鑑みなされたものであり、優れた荷重
特性を有するうえ低コストで製造できるバンパーリイン
ホースメントの提供、及び、かかるバイパスリインホー
スメントを製造する方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するため、請求項1記載の発明は、車両のサイド
メンバの前端に直接取り付けられるバンパーリインホー
スメントにおいて、衝突面に略直交する上面は、上方に
突出する凸部と下方に没入する凹部が交互に並んだ形状
に形成され、衝突面に略直交する下面は、下方に突出す
る凸部と上方に没入する凹部が交互に並んだ形状に形成
され、前記上面及び前記下面の凸部同士、並びに、前記
上面及び前記下面の凹部同士がそれぞれ相対向するよう
に配設されたことを特徴とする。
【0007】かかる請求項1記載のバンパーリインホー
スメントでは、上面及び下面に凹凸を備えているため、
上面及び下面にかかる凹凸を備えていない場合に比べ
て、衝突面の剛性が高い。このバンパーリインホースメ
ントは圧縮荷重を受け始めると弾性変形し、その変形量
に略比例して圧縮荷重が増加するが、このときの変形量
に対する圧縮荷重の増加率が大きい。
【0008】また、変形量がある大きさを超えるとバン
パーリインホースメントが塑性変形するが、この場合、
衝突面のうち、上面の凸部(上方に突出している)と下
面の凸部(下方に突出している)に囲まれた部分に窪み
が生じるように塑性変形するのみであり、バンパーリイ
ンホースメントの断面形状自体はほとんど崩れることは
なく維持される。従って、この断面形状により塑性変形
後も大きな圧縮荷重に耐えることができる。
【0009】このように、請求項1記載のバンパーリイ
ンホースメントによれば、従来のように、優れた荷重特
性が得られるため、高張力を有する高価な材質を使用す
る必要はない。請求項2記載の発明は、請求項1記載の
バンパーリインホースメントを製造する方法であって、
衝突面となる第1垂直面と、上方に突出する第1上側凸
部と下方に没入する第1上側凹部が交互に並んで形成さ
れ、第1垂直面に略直交する第1上面と、下方に突出す
る第1下側凸部と上方に没入する第1下側凹部が交互に
並んで形成され、第1垂直面に略直交する第1下面と、
第1上面の縁に設けられた第1上側フランジと、第1下
面の縁に設けられた第1下側フランジとを備えた第1半
割部材、及び、第2垂直面と、上方に突出する第2上側
凸部と下方に没入する第2上側凹部が交互に並んで形成
され、第2垂直面に略直交する第2上面と、下方に突出
する第2下側凸部と上方に没入する第2下側凹部が交互
に並んで形成され、第2垂直面に略直交する第2下面
と、第2上面の縁に設けた第2上側フランジと、第2下
面の縁に設けられた第2下側フランジとを備えた第2半
割部材をそれぞれプレス形成し、第1半割部材と第2半
割部材を向かい合うように配置し、第1上側フランジと
第2上側フランジ、第1下側フランジと第2下側フラン
ジをかしめることを特徴とする。
【0010】かかる請求項2記載の製法では、プレス成
形された第1及び第2半割部材を使用するため、車両前
方に向かって膨出するように湾曲した形状に成形する
際、ロール成形する場合に比べて曲率半径を設定する自
由度が高い。例えば、ロール成形では曲率半径がR50
00(単位はmm)以下にすることが困難なため、ロー
ル成形後に再び曲率半径を小さくする工程を必要とした
が、ここではプレス成形を採用しているため、小さな曲
率半径(例えばR3000)でもそのまま成形すること
ができる。
【0011】また、第1及び第2半割部材はプレス成形
品であるため、バンパーリインホースメントの上面の凸
部・凹部、下面の凸部・凹部の形状を容易に実現するこ
とができるし、例えば車両幅方向の両サイドについて車
両前後方向の厚みを大きくして、この厚みが圧縮される
までサイドメンバに大きな荷重が加わらないようにする
こともできる。あるいは、車両幅方向の中央部につい
て、車両前後方向の厚みを大きくして、この厚みにより
最大圧縮荷重を大きくすることもできる。
【0012】更に、一対の半割部材をかしめにより接合
しているため、溶接する場合に比べて接合費用が嵩ま
ず、低コスト化を実現できる。請求項3の発明は、請求
項2記載のバンパーリインホースメントの製法であっ
て、第1及び第2上側フランジのうち第1及び第2上側
凹部によりフランジ幅が広がった箇所をかしめ、第1及
び第2下側フランジのうち第1及び第2下側凹部により
フランジ幅が広がった箇所をかしめることを特徴とす
る。
【0013】請求項3記載のバンパーリインホースメン
トの製法では、かしめを行う際、各フランジのうち各凹
部によりフランジ幅の広がった箇所をかしめる。かしめ
を行うには、かしめ用の治具を用いるため、フランジは
ある程度の幅を有している必要がある。従って、フラン
ジ全体の幅を広くしてもよいのだが、そのような構成で
は重量が嵩むうえコストも高くなる。そこで、各フラン
ジのうち各凹部によりフランジ幅が広げられていること
に着目し、その部分をかしめ箇所としたのである。
【0014】このように、請求項3記載のバンパーリイ
ンホースメントの製法によれば、かしめ作業を容易に行
うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施例を
図面に基づいて説明する。尚、本発明の実施の形態は、
下記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の
技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはい
うまでもない。
【0016】図1は本実施例のバンパーリインホースメ
ントの説明図であり、(a)は平面図、(b)は正面
図、(c)は底面図、(d)は背面図である。図2は本
実施例のバンパーリインホースメントの部分斜視図であ
る。本実施例のバンパーリインホースメント1は、衝突
面(=第1垂直面11)、上面3、下面5及び背面(=
第2垂直面21)を備え、第1半割部材10と第2半割
部材20とを接合して製造されたものである。このバン
パーリインホースメント1は背面側の両サイドにて車両
のサイドメンバに直接取り付けられる。
【0017】第1半割部材10は、車両の幅方向に延び
る部材であり、プレス成形されたものである。この第1
半割部材10は、衝突面となる第1垂直面11、この第
1垂直面11に略直交する第1上面13、同じく第1垂
直面11に略直交する第1下面15、第1上面13の縁
即ち車両の幅方向に延びる縁に沿って設けられた第1上
側フランジ14、第1下面15の縁即ち車両の幅方向に
延びる縁に沿って設けられた第1下側フランジ16を備
えている。この第1半割部材10は、上方もしくは下方
からみると、第1垂直面11の略中央が車両の前方(図
1(a)にて下側)に膨出するように湾曲している。
【0018】第1垂直面11は凹凸のない曲面である
が、第1上面13は上方に突出する第1上側凸部13a
と下方に没入する第1上側凹部13bが交互に並んで形
成されている。また、第1下面15は下方に突出する第
1下側凸部15aと上方に没入する第1下側凹部15b
が交互に並んで形成されている。そして、第1上側凸部
13aと第1下側凸部15aは相対向するように配置さ
れ、第1上側凹部13bと第1下側凹部15bも相対向
するように配置されている。この結果、第1垂直面11
は、第1上側凸部13a及び第1下側凸部15aによっ
て囲まれた大面積部L1と、第1上側凹部13b及び第
1下側凹部15bによって囲まれた小面積部S1とが交
互に並んだ状態となっている。
【0019】第2半割部材20は、第1半割部材10と
同様、車両の幅方向に延びる部材であり、プレス成形さ
れたものである。この第2半割部材20は、衝突面の背
面となる第2垂直面21、この第2垂直面21に略直交
する第2上面23、同じく第2垂直面21に略直交する
第2下面25、第2上面23の縁即ち車両の幅方向に延
びる縁に沿って設けられた第2上側フランジ24、第2
下面25の縁即ち車両の幅方向に延びる縁に沿って設け
られた第2下側フランジ26を備えている。この第2半
割部材20は、上方もしくは下方からみると第2垂直面
21の略中央が車両の前方に膨出するように湾曲してい
る。
【0020】第2垂直面21は凹凸のない曲面である
が、第2上面23は上方に突出する第2上側凸部23a
と下方に没入する第2上側凹部23bが交互に並んで形
成されている。また、第2下面25は下方に突出する第
2下側凸部25aと上方に没入する第2下側凹部25b
が交互に並んで形成されている。そして、第2上側凸部
23aと第2下側凸部25aは相対向するように配置さ
れ、第2上側凹部23bと第2下側凹部25bも相対向
するように配置されている。この結果、第2垂直面21
には、第2上側凸部23a及び第2下側凸部25aによ
って囲まれた大面積部L2と、第2上側凹部23b及び
第2下側凹部25bによって囲まれた小面積部S2とが
交互に並んだ状態となっている。また、第1半割部材1
0の大面積部L1は第2半割部材20の大面積部L2と
相対向しており、小面積部S1は小面積部S2と相対向
している。
【0021】本実施例のバンパーリインホースメント1
は、第1半割部材10と第2半割部材20とを向かい合
うように配置した状態で、第1上側フランジ14と第2
上側フランジ24を重ね合わせた上でかしめてかしめ部
3aを形成することにより、バンパーリインホースメン
ト1の上面3が完成されている。また、第1下側フラン
ジ16と第2下側フランジ26を重ね合わせた上でかし
めてかしめ部5aを形成することにより、バンパーリイ
ンホースメント1の下面5が完成されている。
【0022】ここで、かしめ部3aは、第1及び第2上
側フランジ14、24のうち第1及び第2上側凹部13
b、23bによりフランジ幅の広がった箇所に設けら
れ、かしめ部5aは、第1及び第2下側フランジ16、
26のうち第1及び第2下側凹部15b、25bにより
フランジ幅の広がった箇所に設けられている。このよう
にフランジ幅の広い箇所でかしめ作業を行ったため、か
しめ作業用の治具を容易に配置することができ、作業を
スムーズに行うことができる。また、溶接により接合す
る場合に比べて、上記かしめ作業はコストが安価であ
り、しかもすべてのかしめ部3a、5aを一度に形成す
ることができるため、作業効率も優れている。
【0023】次に、本実施例のバンパーリインホースメ
ント1の機能について説明する。このバンパーリインホ
ースメント1の静圧縮試験の結果を図3のグラフに示
す。また、バンパーリインホースメント1が塑性変形し
たときの正面図を図4に示す。尚、従来例のバンパーリ
インホースメント101の静圧縮試験の結果は図9に示
す。
【0024】本実施例のバンパーリインホースメント1
は、上面3及び下面5に凹凸を備えているため、従来例
に比べて衝突面の剛性が高い。即ち、圧縮荷重をかけ始
めるにしたがってバンパーリインホースメントは弾性変
形し、その変形量に略比例して圧縮荷重が増加するが、
第1実施例では従来例に比べて、変形量に対する圧縮荷
重の増加率が大きくなっている。
【0025】また、変形量がある大きさを超えるとバン
パーリインホースメントが塑性変形する。この場合、本
実施例では図4に示すように、衝突面のうち大面積部L
1に略楕円形状の窪みが生じるにとどまり、バンパーリ
インホースメント1の断面形状そのものはほとんど崩れ
ることなく維持される。従って、この断面形状により塑
性変形後も大きな圧縮荷重に耐えることができる。一
方、従来例では図8(c)に示すように、断面形状が変
形してしまうため、塑性変形後は急激に圧縮荷重が低下
してしまう。
【0026】このように、本実施例のバンパーリインホ
ースメント1によれば、従来のように、高張力を有する
高価な材質を使用することなく、優れた荷重特性を得る
ことができる。また、本実施例では第1及び第2半割部
材10、20はプレス成形品であるため、ロール成形す
る場合に比べて設計の自由度が高い。即ち、車両の前方
に向かって膨出させる場合の曲率半径をより小さくする
ことができるし、断面形状も種々の形状に対応できる。
更に、本実施例では第1及び第2半割部材10、20を
かしめにより接合したため、溶接により接合する場合に
比べて接合工程が簡素化され且つ安価である。 [上記実施例の変形例]上記実施例では凸部13a、1
5a、23a、25aの立ち上がり角度を約45度とし
たが、この立ち上がり角度は特に限定されるものではな
く、例えば図5に示すように約90度としてもよく、こ
の場合でも上記実施例と略同等の効果が得られる。
【0027】また、本発明のバンパーリインホースメン
トの全体形状は、上記実施例の形状に限定されるもので
はなく、任意の形状を採用することができる。但し、衝
突エネルギーを効率的に吸収する観点から、バンパーリ
インホースメントの略中央部が車両の前方に向かって湾
曲した形状であることが好ましい。このような形状とし
ては、上記実施例の形状のほか、例えば図6に示すよう
に、第1半割部材10の第1上面13の幅を略中央部が
最も広く両サイドにいくに従って狭くなるように形成し
てもよい。
【0028】また、上記実施例ではプレス成形品である
第1及び第2半割部材10、20をかしめることにより
バンパーリインホースメント1を製造したが、このバン
パーリインホースメント1と同様の形状(フランジ1
4、16、24、26を除く)を例えば鋳造などにより
製造してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例のバンパーリインホースメントの説
明図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)
は底面図、(d)は背面図である。
【図2】 本実施例のバンパーリインホースメントの部
分斜視図である。
【図3】 本実施例のバンパーリインホースメントの静
圧縮試験の結果を表すグラフである。
【図4】 本実施例のバンパーリインホースメントが塑
性変形したときの正面図である。
【図5】 変形例のバンパーリインホースメントの正面
図である。
【図6】 他の変形例のバンパーリインホースメントの
斜視図である。
【図7】 車両が衝突したときのエネルギーを効果的に
吸収する構造の説明図である。
【図8】 従来例のバンパーリインホースメントの説明
図であり、(a)は平面図、(b)はA−A断面図、
(c)は塑性変形後の断面図である。
【図9】 従来例のバンパーリインホースメントの静圧
縮試験の結果を表すグラフである。
【符号の説明】
1・・・バンパーリインホースメント、3・・・上面、
5・・・下面、 10・・・第1
半割部材、11・・・第1垂直面、 13
・・・第1上面、13a・・・第1上側凸部、
13b・・・第1上側凹部、14・・・第1上側フラ
ンジ、 15・・・第1下面、15a・・・第1
下側凸部、 15b・・・第1下側凹部、16
・・・第1下側フランジ、 20・・・第2半割
部材、21・・・第2垂直面、 23・・
・第2上面、23a・・・第2上側凸部、 2
3b・・・第2上側凹部、24・・・第2上側フラン
ジ、 25・・・第2下面、25a・・・第2下
側凸部、 25b・・・第2下側凹部、26・
・・第2下側フランジ、 L1、L2・・・大面
積部、S1、S2小面積部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のサイドメンバの前端に直接取り付
    けられるバンパーリインホースメントにおいて、 衝突方向に略平行の上面には、上方に突出する凸部と下
    方に没入する凹部が交互に並んで形成され、 衝突方向に略平行の下面には、下方に突出する凸部と上
    方に没入する凹部が交互に並んで形成され、 前記上面及び前記下面の凸部同士、並びに、前記上面及
    び前記下面の凹部同士がそれぞれ相対向するように配設
    されたことを特徴とするバンパーリインホースメント。
  2. 【請求項2】 衝突面となる第1垂直面と、 上方に突出する第1上側凸部と下方に没入する第1上側
    凹部が交互に並んで形成され、第1垂直面に略直交する
    第1上面と、 下方に突出する第1下側凸部と上方に没入する第1下側
    凹部が交互に並んで形成され、第1垂直面に略直交する
    第1下面と、 第1上面の縁に設けられた第1上側フランジと、 第1下面の縁に設けられた第1下側フランジとを備えた
    第1半割部材、及び、 第2垂直面と、 上方に突出する第2上側凸部と下方に没入する第2上側
    凹部が交互に並んで形成され、第2垂直面に略直交する
    第2上面と、 下方に突出する第2下側凸部と上方に没入する第2下側
    凹部が交互に並んで形成され、第2垂直面に略直交する
    第2下面と第2上面の縁に設けられた第2上側フランジ
    と、 第2下面の縁に設けられた第2下側フランジとを備えた
    第2半割部材をそれぞれプレス形成し、第1半割部材と
    第2半割部材を向かい合うように配置し、第1上側フラ
    ンジと第2上側フランジ、第1下側フランジと第2下側
    フランジをかしめることにより請求項1記載のバンパー
    リインホースメントを製造することを特徴とするバンパ
    ーリインホースメントの製法。
  3. 【請求項3】 第1及び第2上側フランジのうち第1及
    び第2上側凹部によりフランジ幅が広がった箇所をかし
    め、第1及び第2下側フランジのうち第1及び第2下側
    凹部によりフランジ幅が広がった箇所をかしめることを
    特徴とする請求項2記載のバンパーリインホースメント
    の製法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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