JPH0438593Y2 - - Google Patents

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JPH0438593Y2
JPH0438593Y2 JP1984122555U JP12255584U JPH0438593Y2 JP H0438593 Y2 JPH0438593 Y2 JP H0438593Y2 JP 1984122555 U JP1984122555 U JP 1984122555U JP 12255584 U JP12255584 U JP 12255584U JP H0438593 Y2 JPH0438593 Y2 JP H0438593Y2
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JP
Japan
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capacitor
circuit
transistor
resistor
variable resistance
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JP1984122555U
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JPS6137626U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、時間の経過とともに、抵抗値が変
化する可変抵抗回路に関する。
(ロ) 従来の技術 時間の経過に応じて抵抗値の変化する可変抵抗
回路の1つとして、従来第5図に示す回路が使用
されている。この可変抵抗回路は、入力端子Piと
接地GND間に、抵抗R1とコンデンサCの直列
回路が接続され、さらに抵抗R1とコンデンサC
の接続点aは抵抗R2を介して、トランジスタ
Trのベースに接続されている。またトランジス
タTrのエミツタが接地GNDに接続され、コレク
タが出力端子Poに接続されている。
この可変抵抗回路では、to時点で、入力端子Pi
に入力信号IN(第6図参照)を入力すると、抵抗
R1を通して、コンデンサCが充電され、それに
応じてa点の電圧が上昇し、応じてトランジスタ
Trの内部抵抗Zが第6図に示すように変化(小
さくなる)するようになつている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記従来の可変抵抗回路において、R2>>R
1とすると、トランジスタTrの内部抵抗Zの変
化特性は時定数τがτ=C・R1となり、単位時
間当たりの変化分が大きくなつてしまう。したが
つて時間に対し、ゆつくりとした抵抗変化を得よ
うとすれば、コンデンサCの静電容量を大きくせ
ねばならない。しかしそれではコンデンサCが大
型化し、実装スペースが大となる上、高価にな
り、またリークも大となるという欠点があつた。
この考案は、コンデンサCを大型化することな
く、時間−抵抗変化をゆつくりとし、直線性の良
い特性のものが得られる可変抵抗回路を提供する
ことを目的としている。
(ニ) 問題点を解決するための手段及び作用 この考案の可変抵抗回路は、抵抗R1とコンデ
ンサCからなり、入力信号VINが加えられると
コンデンサに充電される時定数回路と、この時定
数回路のコンデンサの両端電圧の変化に応じて内
部抵抗が変化するトランジスタTrと、前記コン
デンサの両端電圧を前記トランジスタのベースに
与えるための第2の抵抗R2と、前記時定数回路
の抵抗とコンデンサ間の抵抗端と前記トランジス
タの出力電極間に接続されるダイオードdとから
構成されている。
この可変抵抗回路では、入力電圧VINの印加
によりコンデンサCが所定値〔トランジスタTr
のVBE以上〕以上に充電されるとダイオードd、
トランジスタTrを通して電流が流れ、コンデン
サcの見かけ上の静電容量が増加したことにな
り、その分時間的にゆつくりとトランジスタTr
の内部抵抗Zが変化してゆく。
(ホ) 実施例 第1図は、この考案の1実施例を示す可変抵抗
回路の接続図である。同図にといて入力端子Piと
接地GND間に抵抗R1とコンデンサCからなる
直列回路(時定数回路)が接続され、さらに抵抗
R1とコンデンサCの接続点aは抵抗R2を介し
てトランジスタTrのベースに接続され、またト
ランジスタTrのエミツタが接地GNDに接続さ
れ、コレクタが出力端子Poに接続されている。
以上の接続は第5図に示す従来回路と同様であ
る。しかし、この実施例回路は、a点とトランジ
スタTrの出力電極すなわちコレクタ間に、a点
側をアノードとするダイオードdが接続さてい
る。
この実施例回路において、時点toで、入力端子
Piに入力信号VIN(第2図参照)を入力すると、
抵抗R1、コンデンサCを通して充電電流が流
れ、トランジスタTrのベースに加えられる電圧
も上昇してゆき、トランジスタTrの内部抵抗Z
も小さい方に変化してゆく。トランジスタTrの
ベースに入力される電圧がVBEを越えるトラン
ジスタTrがオンし、コンデンサCに充電された
電圧がダイオードd、トランジスタTrを通して
実線矢印の方向に電流が流れ、放電される。その
ため、等価的にコンデンサCの充電時間が長くな
ることになり、トランジスタTrの内部抵抗変化
分(単位時間当たりの)は第2図に示すように非
常になだらかになる。
第3図は、上記実施例回路を用いて、可変利得
増幅回路を構成した場合の回路図を示している。
この可変利得増幅回路は、演算増幅器Aに、可
変抵抗回路VRCを組合わせたものである。可変
抵抗回路VRCの入力端子Piに制御信号VCが加え
られない状態では、演算増幅器Aの出力端は抵抗
Rfを介して、その入力端(−)に接続されたも
のとなり、回路全体の利得GVは1である(第4
図の時点toまでを参照)。
今、時点toで制御信号VCを入力端子Piに加え
ると、可変抵抗回路VRCの抵抗値が直線的に小
さくなり、これにより回路全体の利得GVが徐々
に上昇してゆく(第4図の時点to以降を参照)。
この可変抵抗回路の他の応用例として、タイマ
を構成することができる。一般に、簡単なタイマ
でも長い制御時間を得るためには、コンデンサの
静電容量をかなり大きくしなければならないが、
上記可変抵抗回路を用いれば、小さな静電容量の
コンデンサで非常に制御時間の長いタイマを実現
できる。
(ヘ) 考案の効果 この考案によれば、時定数回路のコンデンサの
充電電圧が所定レベルを越えると、その電圧を、
ダイオードを通してトランジスタに放電させるの
で、コンデンサCの等価静電容量が大となり、比
較的小容量のコンデンサを使用しても、非常にゆ
つくりとした変化の可変抵抗回路を得ることがで
きる。
ゆつくりとした抵抗変化を得るのに、コンデン
サの静電容量が小さくて足りるということは、小
型のコンデンサを使用でき、実装が容易であり、
かつ安価に回路設計ができ、その上、リークが少
なくなるという種々の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例を示す可変抵抗回
路の接続図、第2図は同可変抵抗回路の動作を説
明するためのタイムチヤート、第3図は上記実施
例可変抵抗回路を用いて可変利得増幅回路を構成
した場合の回路接続図、第4図は同可変利得増幅
回路の動作を説明するためのタイムチヤート、第
5図は従来の可変抵抗回路を示す接続図、第6図
は同可変抵抗回路の動作を説明するためのタイム
チヤートである。 R1,R2……抵抗、C……コンデンサ、Tt
……トランジスタ、d……ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 抵抗とコンデンサからなり、入力信号が加えら
    れると、コンデンサに充電される時定数回路と、
    この時定数回路のコンデンサの両端電圧の変化に
    応じて内部抵抗が変化するトランジスタと、前記
    コンデンサの両端電圧を前記トランジスタのベー
    スに与えるための第2の抵抗と、前記時定数回路
    のコンデンサの前記抵抗接続端と前記トランジス
    タの出力電極間に接続されるダイオードとからな
    る可変抵抗回路。
JP12255584U 1984-08-09 1984-08-09 可変抵抗回路 Granted JPS6137626U (ja)

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JP12255584U JPS6137626U (ja) 1984-08-09 1984-08-09 可変抵抗回路

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JP12255584U JPS6137626U (ja) 1984-08-09 1984-08-09 可変抵抗回路

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JPS6137626U JPS6137626U (ja) 1986-03-08
JPH0438593Y2 true JPH0438593Y2 (ja) 1992-09-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6500694B2 (ja) * 2015-08-19 2019-04-17 富士電機株式会社 電力変換装置用制御装置および電力変換装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5175369A (ja) * 1974-12-25 1976-06-29 Nippon Musical Instruments Mfg Suitsuchingukairo

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52145752U (ja) * 1976-04-27 1977-11-04
JPS5561349U (ja) * 1978-10-19 1980-04-25

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JPS5175369A (ja) * 1974-12-25 1976-06-29 Nippon Musical Instruments Mfg Suitsuchingukairo

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JPS6137626U (ja) 1986-03-08

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