JPH0438151Y2 - - Google Patents

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JPH0438151Y2
JPH0438151Y2 JP5055187U JP5055187U JPH0438151Y2 JP H0438151 Y2 JPH0438151 Y2 JP H0438151Y2 JP 5055187 U JP5055187 U JP 5055187U JP 5055187 U JP5055187 U JP 5055187U JP H0438151 Y2 JPH0438151 Y2 JP H0438151Y2
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JP
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flange
casing
cooling device
floating
discharge pipe
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JP5055187U
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JPS63158677U (ja
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、排水ポンプ機場におけるエンジン、
減速機および自家発電装置等に使用する冷却水の
冷却に用いられる冷却装置用遊動フランジ装置に
関する。
(従来技術とその問題点) 従来、前記冷却装置は、一般に、排水ポンプの
吐出管の途中に設けられ、かつ、メンテナンスの
便宜上、そのケーシングは、吐出管の軸と平行に
2分割されている。
そして、冷却装置の吐出管への取り付けは、第
4図に示すように、吐出管1Aと1Bとの間に、
冷却装置3および遊動フランジ付短管10を介し
て行なわれる。
すなわち、冷却装置3のケーシング4に設けた
一方のフランジ5bと吐出管1Bのフランジ2b
とをボルト8b、ナツト9bで締結する一方、前
記遊動フランジ付短管10のフランジ11aと吐
出管1Aのフランジ2aとをボルト8a、ナツト
9aで締結するとともに、ケーシング4の他方の
フランジ5aに、前記短管10上に摺動自在に設
けた第1,第2遊動フランジ12,13をフラン
ジ14を介してボルト8c、ナツト9cで締結す
ることにより取付けるものである。
なお、前記冷却装置3は、ケーシング4と複数
の直管状の冷却管6と仕切室7とからなり、仕切
室7から流入した液体を冷却管6を通して排水に
より冷却したのち、図示しない排出口からエンジ
ン等へ循環させるものである。また、前記ケーシ
ング4は吐出管1A,1Bの軸で上部ケーシング
4aと下部ケーシング4bとに分割された2分割
構造となつた従来公知のものである。
しかしながら、前記短管10は吐出管1Aとケ
ーシング4との間に固定的に位置するため、冷却
装置3と短管10との長さが長くなり、ポンプ機
場の建屋の広さの制限から冷却装置3が設置でき
ない場合があつた。なお、P1〜P4はパツキンで
ある。
このため、第5図に示すように、短管10をケ
ーシング4の一部で兼用し、全体の長さを短くす
ることも提案されている。
しかし、本提案によつた場合、冷却装置3のケ
ーシング4が前述のように2分割構造であると、
上部ケーシング4aを取り外すためには、遊動フ
ランジ12,13およびパツキングP2をも2分
割構造にしなければならず、部品の加工が複雑で
あるとともに、分解、組立に手間がかかり、ま
た、分割部分間のシールを必要とするという新た
な問題点を有する。
本考案は、簡単な構成で前記従来の問題点を除
去した冷却装置用遊動フランジ装置を提供するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、前記目的を達成するために、冷却装
置用遊動フランジ装置を、冷却装置のケーシング
の少なくとも一方の吐出管との接続端の開口部内
に、接続する吐出管のフランジと接合されるフラ
ンジを先端に備えた片フランジ付短管を進退自在
に装着し、この短管上に前記ケーシング端面と当
接し、かつ、ケーシング端面側内方隅部にパツキ
ンを介在させた遊動フランジを摺動自在に配設
し、前記両フランジおよび遊動フランジとケーシ
ング端面とをボルト、ナツトで締め付けるように
したものである。
(実施例) つぎに、本考案を実施例である図面にしたがつ
て説明する。
第1図および第2図は第1実施例を示し、基本
的には、前記第3図における短管10をケーシン
グ4の開口部内に摺動自在としたものである。
すなわち、遊動フランジ装置20は片フランジ
付短管(本体)21と遊動フランジ23とからな
り、短管21は、前記吐出管1Aのフランジ2a
に当接するフランジ22を有する本体21が前記
冷却装置3のケーシング4の一方の開口部4c内
に進退自在に配設されるようになつている。
そして、遊動フランジ23は、前記本体21上
にケーシング4のフランジ5aと当接するように
摺動自在に設けたもので、前記フランジ5aと対
向する内方隅部の稜線が切り欠かれ、この切欠部
24にパツキン25が挿入されている。なお、2
6は前記フランジ5a,遊動フランジ23,フラ
ンジ22,2aを貫通した複数本のボルトで、前
記各フランジはナツト27により締め付けられる
ものである。その他は第4図のものと同様であ
る。
つぎに、前記構成の遊動フランジ装置20を利
用して冷却装置3を吐出管1A,1B間に設置す
る場合を説明する。
まず、前記遊動フランジ装置20の本体21を
ケーシング4の開口部4c内に深く位置させた状
態として、冷却装置3を両吐出管1A,1B間の
所定位置に設置する。この場合、遊動フランジ装
置20の突出量は少ないため、設置作業は容易で
ある。
その後、吐出管1Bのフランジ2bとケーシン
グ4のフランジ5bとをパツキンP4を介してボ
トル、ナツトで締め付ける。
ついで、本体21を若干引き出し、フランジ2
aと22との間にパツキンP1を介在させ、ボル
ト26を各フランジに設けた貫通孔に挿通し、各
ナツト27を締め付け、遊動フランジ23をパツ
キン25を介してフランジ5aに圧着すればよ
い。
また、冷却装置3を分解するには、上部ケーシ
ング4aに対応するナツト27を緩めてボルト2
6をケーシング4のフランジ5aから外し、上部
ケーシング4aを上方に引き上げればよい。
さらに、再度組み立てるには、遊動フランジ2
3を若干移動させておけば、極めて容易に、下部
ケーシング4b上に載置組み立てることができ
る。
第3図は、本考案の第2実施例を示し、第1実
施例におけるケーシング4のフランジ5aをケー
シング4の端部で兼用し、ボルト26の先端部を
ねじ込むようにしたもので、フランジ5aの長さ
を省略し、冷却装置3の全長を短くしたものであ
る。その他は第1実施例とほぼ同一である。
なお、前記実施例では、遊動フランジ装置を冷
却装置の片側にのみ設けた場合を示したが、両方
に設けてもよい。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、遊動フランジ装置は、冷却装置のケーシング
内に一部が進退自在に内蔵された構成であるた
め、全体の長さが短くなり、狭いスペースでも冷
却装置を設置することができる。また、冷却装置
と吐出管との距離に誤差があつても、短管を引き
出すことにより追従することができる。さらに、
メンテナンスのために、冷却装置の上部ケーシン
グを取り外す場合でも、上部ケーシングに対応す
る約半分のボルト、ナツトを取り外すだけでよ
く、着脱が容易であるばかりでなく、遊動フラン
ジやパツキンを2分割する必要がないため、製
作、組立、分解が容易であるとともに、装置全体
のシールの信頼性も極めて高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す部分断面
図、第2図は第1図の部分拡大図、第3図は第2
実施例を示す部分断面図で、第4図および第5図
は従来例の部分断面図である。 1A,1B……吐出管、2a,2b……フラン
ジ、3……冷却装置、4……ケーシング、4a…
…上部ケーシング、4b……下部ケーシング、4
c……開口部、5a,5b……フランジ、20…
…遊動フランジ装置、21……短管、22……フ
ランジ、23……遊動フランジ、24……切欠
部、25……パツキン、26……ボルト、27…
…ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排水ポンプの吐出管の途中に設ける、前記吐出
    管の軸と平行に2分割されたケーシングを有する
    冷却装置において、この冷却装置のケーシングの
    少なくとも一方の吐出管との接続端の開口部内
    に、接続する吐出管のフランジと接合されるフラ
    ンジを先端に備えた片フランジ付短管を進退自在
    に装着し、この短管上に前記ケーシング端面と当
    接し、かつ、ケーシング端面側内方隅部にパツキ
    ンを介在させた遊動フランジを摺動自在に配設
    し、前記両フランジおよび遊動フランジとケーシ
    ング端面とをボルト、ナツトで締め付けることを
    特徴とする冷却装置用遊動フランジ装置。
JP5055187U 1987-04-02 1987-04-02 Expired JPH0438151Y2 (ja)

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JP5055187U JPH0438151Y2 (ja) 1987-04-02 1987-04-02

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JP5055187U JPH0438151Y2 (ja) 1987-04-02 1987-04-02

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Publication Number Publication Date
JPS63158677U JPS63158677U (ja) 1988-10-18
JPH0438151Y2 true JPH0438151Y2 (ja) 1992-09-07

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