JPH11141769A - シールパッキン - Google Patents

シールパッキン

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Publication number
JPH11141769A
JPH11141769A JP9306722A JP30672297A JPH11141769A JP H11141769 A JPH11141769 A JP H11141769A JP 9306722 A JP9306722 A JP 9306722A JP 30672297 A JP30672297 A JP 30672297A JP H11141769 A JPH11141769 A JP H11141769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flanges
packing
seal packing
flange
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9306722A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Maekawa
健 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
Priority to JP9306722A priority Critical patent/JPH11141769A/ja
Publication of JPH11141769A publication Critical patent/JPH11141769A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下水道管やU字溝をフランジ接続したと
き、双方のフランジの間に介在させるシールパッキンの
弾性復元力を高めてシール性の向上を図ったシールパッ
キンを提供する。 【解決手段】 双方のフランジ11,11の間に介在さ
せて使用するシールパッキン2であって、パッキン本体
20の内部に中空部21を設けると共に、該中空部21
はフランジの締め付け方向に対して縦長形状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフランジの間に介在
させて使用するシールパッキンであって、ボルトとナッ
トとで締め付けてフランジ接続した際に、弾性復元力を
高めてシール性の向上を図ったシールパッキンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から上下水道管や、水田等に農業用
水を供給するコンクリート製のU字溝をフランジ接続す
る場合、双方のフランジの間にシールパッキンを介在さ
せると共に、それぞれのフランジをボルトとナットとで
締め付けて接続することが行われている。図5はU字溝
1をフランジ接続した状態の斜視図であるが、気温の変
化等によってU字溝1が伸縮してフランジ11,11の
間隔が変化したとき、双方のフランジ11,11の間か
ら用水が漏洩することがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フランジの間から用水
が漏洩する現象を説明すると、次の通りである。図6に
示した如く、現場施工の際にフランジ11,11の間に
シールパッキンPを介在させ、フランジ同士をボルトと
ナットとで締め付けて接続する。このとき、フランジ1
1,11の間隔をL0 とする。この様にしてU字溝同士
を接続したのち、図7に示した如くU字溝1が熱膨張に
よってフランジ11,11の間隔がL1 と狭くなり、シ
ールパッキン2が長期間圧縮された状態で維持される
と、シールパッキンPの弾性復元力が低下する。次に、
図8に示した如くU字溝1が収縮してフランジ11,1
1の間隔が元のL0 に戻ったとき、シールパッキンPの
復元力が低下して元の状態に戻らないと、シールパッキ
ンPとフランジ11との間に間隙Sが発生し、用水が漏
洩する
【0004】本発明はかかる課題を解決したものであっ
て、上下水道管やU字溝をフランジ接続したとき、双方
のフランジの間に介在させるシールパッキンの弾性復元
力を高めてシール性の向上を図ったシールパッキンを提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は双方のフランジ
の間に介在させて使用するシールパッキンであって、パ
ッキン本体の内部に中空部を設けると共に、該中空部は
フランジの締め付け方向に対して縦長形状としたことを
特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示すシ
ールパッキンの断面図、図2は図1に示したシールパッ
キンを双方のフランジの間に介在させてボルトとナット
とで締め付けて接続した状態の断面図、図3はフランジ
の間隔が狭くなってシールパッキンが圧縮された状態の
断面図、図4は本発明の他の実施例を示すシールパッキ
ンの断面図であって、図中の符号2は長尺のシールパッ
キンである。
【0007】本発明のシールパッキン2はゴム等の弾性
部材からなるものであって、断面が略矩形状をなすパッ
キン本体20の内部に中空部21を設けると共に、該中
空部21はフランジの締め付け方向に対して縦長形状と
したものである。中空部21の縦長形状は、フランジの
締め付け方向に対する長さをH、その幅寸法をWとする
とき、H〉Wとなるように設定すればよい。
【0008】このシールパッキン2は、図2に示した如
くフランジ11,11の間に介在され、ボルトとナット
との締付作用によってフランジ同士が接続される。この
とき、シールパッキン2に圧縮力Fが作用し、縦長形状
となった中空部21の両側に位置するパッキン壁が外方
に膨らむと共に、パッキン本体20が圧縮されてフラン
ジ間が水密的にシールされる。次に、双方のフランジ1
1,11の間隔が狭くなると、縦長形状となった中空部
21の両側に位置するパッキン壁が更に外方に膨らむと
共に、パッキン本体20が圧縮されてフランジ間が水密
的にシールされる。
【0009】そして、この図3に示した圧縮状態から、
図2に示した如くフランジ11,11の間隔が広くなっ
て元に戻ると、縦長形状となった中空部21の両側に位
置するパッキン壁が弾性変形して内方に凹むと共に、パ
ッキン本体20が双方のフランジ11と弾性的に圧接し
て水密的が確保される。
【0010】尚、前記実施例ではパッキン本体20の断
面を略矩形状としたものを例示したが、本発明はこれに
限定されない。図4に示した如く、フランジの締め付け
方向に対するパッキン本体20の両側を太鼓状に膨らま
せてもよい。また、パッキン本体20の内部には、縦長
形状の中空部21と直交して横長形状の溝22を設けて
もよい。
【0011】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明のシールパッ
キンは、パッキン本体の内部に中空部を設けると共に、
該中空部はフランジの締め付け方向に対して縦長形状と
したので、フランジの締め付けによる圧縮力を縦長形状
の中空部で吸収・緩和することができる。このため、パ
ッキン本体を中実とした従来のシールパッキンの様に圧
縮力に対して復元力が低下することもなく、長期間に亘
ってフランジ間のシール性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示すシールパッキン
の断面図である。
【図2】図2は図1に示したシールパッキンを双方のフ
ランジの間に介在させてボルトとナットとで締め付けて
接続した状態の断面図である。
【図3】図3はフランジの間隔が狭くなってシールパッ
キンが圧縮された状態の断面図である。
【図4】図4は本発明の他の実施例を示すシールパッキ
ンの断面図である。
【図5】図5はU字溝をフランジ接続した状態の斜視図
である。
【図6】図6はフランジの間にシールパッキンを介在さ
せてフランジ同士をボルトとナットとで締め付けて接続
した従来例の断面図である。
【図7】図7はフランジの間隔が狭くなってシールパッ
キンが圧縮された従来例の断面図である。
【図8】図8はフランジの間隔が元のに戻ったとき、シ
ールパッキンとフランジとの間に間隙が発生した従来例
の断面図である。
【符号の説明】
1 U字溝 11 フランジ 2,2a シールパッキン 20 パッキン本体 21 中空部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双方のフランジの間に介在させて使用す
    るシールパッキンであって、パッキン本体の内部に中空
    部を設けると共に、該中空部はフランジの締め付け方向
    に対して縦長形状としたことを特徴とするシールパッキ
    ン。
JP9306722A 1997-11-10 1997-11-10 シールパッキン Pending JPH11141769A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9306722A JPH11141769A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 シールパッキン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9306722A JPH11141769A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 シールパッキン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11141769A true JPH11141769A (ja) 1999-05-28

Family

ID=17960519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9306722A Pending JPH11141769A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 シールパッキン

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JP (1) JPH11141769A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102042408A (zh) * 2009-10-23 2011-05-04 海洋王照明科技股份有限公司 空心密封件及灯具
KR20170125715A (ko) * 2016-05-04 2017-11-15 칼 프로이덴베르크 카게 플랜지 개스킷 및 이와 같은 유형의 플랜지 개스킷을 포함하는 개스킷 장치
KR20200014580A (ko) * 2018-08-01 2020-02-11 주식회사 포스코 동파 방지용 개스킷

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KR20170125715A (ko) * 2016-05-04 2017-11-15 칼 프로이덴베르크 카게 플랜지 개스킷 및 이와 같은 유형의 플랜지 개스킷을 포함하는 개스킷 장치
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