JPH0437447Y2 - - Google Patents

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JPH0437447Y2
JPH0437447Y2 JP2937087U JP2937087U JPH0437447Y2 JP H0437447 Y2 JPH0437447 Y2 JP H0437447Y2 JP 2937087 U JP2937087 U JP 2937087U JP 2937087 U JP2937087 U JP 2937087U JP H0437447 Y2 JPH0437447 Y2 JP H0437447Y2
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JP
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male
seat plate
side wall
hook
tip
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JP2937087U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、衣服、ベルト等の装着して使用され
る金属製ホツクを構成する雌雄ホツクのうち、金
属製雄ホツクに関するものである。
(従来の技術) 従来の一般的な金属製雄ホツクは、例えば実公
昭32−13729号に開示されている。これを第3図
において説明すると、側壁1を二重にし且つ上方
へ少し開き、側壁1に囲まれた中央凹部2の底中
央に連結用穴3が穿設され、側壁1の周囲には鍔
4が一体形成された雄部構成体5と、前記連結用
穴3から雄部構成体5の中央凹部2内に先端部を
挿入し、該先端部を外方へ折曲して前記雄部構成
体5と連結する連結管6を備えた鍔付固定部材7
とから構成されている。
この金属製雄ホツクは、鍔付固定部材7の連結
管6を取付生地8に貫通させてから、その先端部
を雄部構成体5の裏側から連結用穴3に通して中
央凹部2内に臨ませ、この先端部をつぶし型を用
いて順次外方へ折曲することにより、取付生地8
を挟んで雄部構成体5と鍔付固定部材7とを連結
し取付生地8に取着するものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところが上記した従来の金属製雄ホツクは、そ
の雄部構成体5が、中央凹部2とその回りの二重
にした側壁1及び側壁1の周囲の鍔4とが一枚板
から打抜き一体形成されたもののみからなるため
に、特に周縁部の鍔部分の強度が弱く変形し易い
こと及び取付生地8を挟む面積が、鍔4に相当す
る狭い面積となることから、取付生地8を挟む力
が弱くて雄ホツクと雌ホツクの係合離脱を繰り返
しをしているうちに、早期に雄ホツク取付部分に
緩みが生じるといつた問題点があり、その結果、
鍔付固定部材7の連結管6が貫通する取付生地8
の穴が毀損されて雄ホツクが取付生地から離脱す
るといつた不都合が生じていた。
また、鍔付固定部材7の連結管6を取付生地8
に貫通させてから、その先端部を雄部構成体5の
裏側から連結用穴3に通して中央凹部2に臨ま
せ、この先端部を数種の型を用いて順次外方へ折
曲しなければならないために、つぶし型の準備と
これによるつぶし加工を必要とする不経済があ
る。
さらに、連結管6が雄部構成体5の中央凹部2
内に貫通しているために、連結管6内空間が雄部
構成体5の中央凹部2内に連通することになり、
この連通部分から、雌雄ホツクの係合空間内へ水
が侵入し易くなつて、係合部分を錆付かせ、ホツ
ク機能を喪失させるに至る。特にこのような欠点
は、ホツクが水分や水に晒されるような状態で使
用される場合に顕著である。
本考案は上記のような現状に着眼してなされた
ものであつて、雄部構成体の鍔部の強度を高める
と共に取付生地を挟む面積を増大させて緩むこと
のない確実な取付けができるようにし、且つ、連
結管6による連通空間を遮断することができる構
造の金属製雄ホツクを提供することを目的として
いる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために金属製雄
ホツクを、雄ホツク本体11と鍔付固定部材7と
で構成し、雄ホツク本体11を、側壁1で囲まれ
た中央凹部2の底中央部に盃状凹み9を形成した
雄部構成体5の周縁部により、中央部に連結用穴
3が穿設された座板10の周縁部を巻込固定し、
鍔付固定部材7の連結管6を雄部構成体5と座板
10との間で外方へ拡開折曲する構成としたので
ある。
(実施例) 次に図に示した実施例において説明すると、二
重にした側壁1が上方に開き、この側壁1で囲ま
れた中央凹部2の底中央部に盃状凹み9が形成さ
れ、側壁1の周囲には鍔4が一体形成された雄部
構成体5の周縁部により、中央部に連結用穴3が
穿設された座板10の周縁部を巻込固定した雄ホ
ツク本体11と、前記座板10の連結用穴3から
前記雄部構成体5の盃状凹み9裏面に先端を挿入
当接し、かつ当接した先端を雄部構成体5と座板
10との間で外方へ拡開折曲して前記雄ホツク本
体11と連結する連結管6を備えた鍔付固定部材
7とから構成された金属製雄ホツクの構造とす
る。
以上説明した本考案の金属製雄ホツクは、例え
ば、雄部構成体5の中央凹部2側に凹凸形状をし
た当て型(図示せず)上に、雄部構成体5を伏せ
るように被せた後、取付け穴の穿設された取付生
地8を、その取付け穴を座板10の連結用穴3に
一致させて載せ、次に鍔付固定部材7の連結管6
を取付生地8の取付穴に貫通させてから、その先
端部を座板10の連結用穴3を通して、雄部構成
体5の盃状凹み9の裏面に当接する。この状態で
鍔付固定部材7にその連結管6の軸線方向の打撃
を加えると、連結管6の先端部は、盃状凹み9の
裏面に添つて外方に拡開折曲されて雄部構成体5
と座板10の間で変形し、鍔付固定部材7の鍔部
と座板10の連結用穴3の周囲面との間で取付生
地8を挟んで雄ホツク本体11と係着されるよう
になる(第2図参照)。
そして、第2図に仮想線で示したように、開口
部内周縁に弾環12を配設支持した雌部構成体1
3と、中央部に円筒14を突設した結合部材15
の周縁を外装部材16の周縁で巻込固定した外装
本体17とを、その円筒14を取付生地8aと雌
部構成体13に貫通折曲して結合した金属製雌ホ
ツクの雌部構成体13に、本考案の金属製雄ホツ
クの雄部構成体5を係合させることにより使用さ
れる。
(考案の作用効果) 以上説明したように本考案の金属製雄ホツクに
よれば、側壁1で囲まれた中央凹部2の底中央部
に盃状凹み9を形成し、側壁1の周囲には鍔4を
一体形成した雄部構成体5の周縁部により、中央
部に連結用穴3を穿設した座板10の周縁部を巻
込固定して雄ホツク本体11を構成したから、雄
部構成体5の鍔部4が補強され、その強度が高め
られると共に取付生地を挟む面積が広くなつて緩
むことのない確実な取付けができるようになる効
果がある。
また、側壁1で囲まれた中央凹部2の底中央部
に盃状凹み9を設けて、連結管6の先端をその裏
面に当接して拡開折曲する構成としたから、つぶ
し型を使用することなく簡単かつ確実に雄ホツク
本体11と鍔付固定部材7を連結して取付生地8
に取着することができるようになり、金属製雄ホ
ツクの取付生地8への取付け作業能率が向上する
効果がある。
更に、中央凹部2の底中央部に盃状凹み9を設
け、連結管6の先端が雄部構成体5と座板10と
の間で外方へ拡開折曲するようにして、連結管6
による連通空間を遮断したから、雌雄ホツクの係
合空間内への水或いは水分の侵入を阻止するよう
になり、係合部分が錆着いてホツキ機能を喪失さ
せるといつた欠点が解消される効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るの金属製雄ホツクの分解
状態断面図、第2図は同じく結合状態の断面図、
第3図は従来の金属製雄ホツクの結合状態断面図
である。 1……側壁、2……中央凹部、3……連結用
穴、4……鍔、5……雄部構成体、6……連結
管、7……鍔付固定部材、9……盃状凹み、10
……座板、11……雄ホツク本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二重にした側壁1が上方に開き、この側壁1で
    囲まれた中央凹部2の底中央部に盃状凹み9が形
    成され、側壁1の周囲には鍔4が一体形成された
    雄部構成体5の周縁部により、中央部に連結用穴
    3が穿設された座板10の周縁部を巻込固定した
    雄ホツク本体11と、前記座板10の連結用穴3
    から前記雄部構成体5の盃状凹み9裏面に先端を
    挿入当接し、かつ当接した先端を雄部構成体5と
    座板10との間で外方へ折曲して前記雄ホツク本
    体11と連結する連結管6を備えた鍔付固定部材
    7とから構成したことを特徴とする金属製雄ホツ
    ク。
JP2937087U 1987-02-28 1987-02-28 Expired JPH0437447Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2937087U JPH0437447Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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JP2937087U JPH0437447Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63138114U JPS63138114U (ja) 1988-09-12
JPH0437447Y2 true JPH0437447Y2 (ja) 1992-09-03

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