JPH0437448Y2 - - Google Patents

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JPH0437448Y2
JPH0437448Y2 JP4140487U JP4140487U JPH0437448Y2 JP H0437448 Y2 JPH0437448 Y2 JP H0437448Y2 JP 4140487 U JP4140487 U JP 4140487U JP 4140487 U JP4140487 U JP 4140487U JP H0437448 Y2 JPH0437448 Y2 JP H0437448Y2
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JP
Japan
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piece
female
cylinder
coupling hole
tip
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JP4140487U
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JPS63148205U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、衣服、バツグ、ベルト等に装着して
使用される金属製ホツクを構成する雌雄ホツクの
うち金属製雌ホツクに関するものである。
(従来の技術) 従来の一般的な金属製雌ホツクは、例えば第3
図に示すように、底部隅角部9の曲率が小さい有
底筒体の開口部内周縁部に輪状弾機1が嵌合さ
れ、内底中央部に結合用孔2を開設した椀形の雌
片3と、前記結合用孔2の内径よりも小さい外径
であつて、先端部の内径に沿つて剪断刃4を形成
した円筒5を有する補強板6の外周縁が外被材7
でくるまれ円筒基部周囲が凹んだ形態となつた抑
片8とからなり、前記雄片3と前記抑片8との間
に取付生地を配設した後、抑片8の円筒5を取付
生地に貫通させて雌片3の結合用孔2に挿入し、
次いで円筒5の先端部をつぶし型を用いて外方に
拡開折曲することにより、取付生地に取付けるよ
うにしたものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記説明した従来の金属製雌ホツク
は、結合用孔の内径に対し円筒先端部の剪断刃の
外径が小さいために、円筒先端部の剪断刃によつ
て取付生地が確実に剪断されずに結合用孔内へ引
き込まれるようになること及び雌片の底部隅角部
の曲率が小さくて円筒基部周囲の凹み内へ底部隅
角部で取付生地を押し込むことが原因となつて、
金属製雌ホツクの取付部分の取付生地に皺が形成
されるという問題点があつた。
本考案は上記従来の問題点に着眼してなされた
ものであつて、雌片と抑片との間に挟まれる取付
生地が雌片の結合用孔に引き込まれることがな
く、また取付生地をなだらかな曲面に沿うように
して取付生地に皺が形成されないようにした金属
製雌ホツクを提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、雌片の結合用孔に抑片の円筒を挿通
し、この円筒の先端をかしめる金属製雌ホツクに
おいて、前記の底部隅角部をなだらかな曲面にす
ると共に前記結合用孔の周囲を椀形内部へ隆起す
る盃状のテーパとし、前記抑片の円筒の先端部に
は、該先端部を僅かに拡開し外径が前記結合用孔
の内径よりも僅かに大きくなるように剪断刃を削
成したことを特徴とする金属製雌ホツクを要旨と
している。
(作用) 上記構成した本考案に係る金属製雌ホツクは、
雌片と抑片との間に取付生地を配設した後、抑片
の円筒で取付生地を雌片の底面から結合用孔に押
付けると、結合用孔よりも僅かに大きい円筒の先
端の剪断刃は、取付生地を挟んで結合用孔の周囲
のテーパ面に当接されるようになる。
従つて、この状態においてつぶし型を用いて円
筒軸方向に打撃力を加えると、円筒の先端の剪断
刃によつて取付生地を確実に剪断され、取付生地
を結合用孔に引き込むことなく、円筒のみが結合
用孔内に押し込まれて、この円筒の先端部が反対
側から当てがわれたつぶし型によつて外方に拡開
折曲され、雌片と抑片とが取付生地を挟んで結合
されるようになる。
また、雌片と抑片とが取付生地を挟んで結合さ
れた際に、雌片の底部隅角部で抑片の円筒基部周
囲の凹み内へ取付生地が押し込まれるが、取付生
地は雌片の底部隅角部がなだらかな曲面に沿うよ
うになる。
(実施例) 次に図に示した実施例において本考案の金属製
雌ホツクを詳説する。
第1図は本考案を実施した金属製雌ホツクの分
解断面図であつて、雌片3と抑片8とから構成さ
れている。
雌片3は、底部隅角部9の曲率を通常の折曲時
の曲率(半径0.5〜1mm)よりも数倍大きい2〜
3mmのなだらかな曲面とした椀形の有底筒体の開
口部内周縁部に輪状弾機1が嵌合され、底中央部
には直径dの結合用孔2を開設すると共に該結合
孔2の周囲を椀形内部へ隆起する盃状のテーパ1
0に形成した構成となつている。
また、抑片8は、前記結合用孔2に挿通される
円筒5を形成した補強板6と、該補強板6の外周
縁部をくるむように巻込む外被材7とからなり、
前記円筒5の先端部は、僅かに拡開され外径が前
記結合用孔2の内径dよりも僅かに大きな外径D
となる剪断刃4が削成された構成となつている。
このように構成した雌片3と抑片8とは、第2
図に示すように、雌片3の結合用孔2のある底面
と抑片8の円筒5のある側を対峙させてその間に
取付生地Aを配設した後、抑片8の円筒5によつ
て取付生地Aを雌片3の底面から結合用孔2の周
囲のテーパ10面に押付け、次いで、つぶし型
(図示せず)を用いて円筒5の軸方向に打撃力を
加えることにより、円筒5の先端の剪断刃4によ
つて取付生地Aが確実に剪断され、取付生地Aを
結合用孔2に引き込むことなく、円筒5のみが結
合用孔2内に押し込まれ、反対側から当てがつた
つぶし型によつて外方に拡開折曲されて、結合さ
れるのである。
そして、雌片3と抑片8とに挟まれた取付生地
Aは、雌片3のなだらかな曲面の底部隅角部9に
沿つて抑片8の円筒基部周囲の凹み内へ押し込ま
れるようになるのである。
(考案の効果) 以上説明した本考案の金属製雌ホツクによれ
ば、結合用孔の内径に対し円筒先端部の剪断刃の
外径を僅かに大きくし、該剪断刃が当接される結
合用孔の周囲をテーパにしたから、円筒先端部の
剪断刃によつて取付生地が確実に剪断されて結合
用孔内へ引き込まれるようになることがなくなる
と共に雌片の底部隅角部をなだらかなの曲面にし
たから、雌片の底部隅角部で抑片の円筒基部周囲
の凹み内へ取付生地が押し込まれてもなだらかな
曲面に沿うようになり、取付生地に皺が形成され
ないところの金属製雌ホツクを提供することがで
きる効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る金属製雌ホツクの分解状
態断面図、第2図は同じく結合状態の断面図、第
3図は従来の金属製雌ホツクの分解状態断面図で
ある。 1……輪状弾機、2……結合用孔、3……雌
片、4……剪断刃、5……円筒、6……補強板、
7……外被材、8……抑片、9……底部隅角部、
10……テーパ、D……外径、d……内径。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 雌片の結合用孔に抑片の円筒を挿通し、この円
    筒の先端をかしめる金属製雌ホツクにおいて、雌
    片の底部隅角部をなだらかな曲面にすると共に前
    記結合用孔の周囲を椀形内部へ隆起する盃状のテ
    ーパとし、前記抑片の円筒の先端部には、該先端
    部を僅かに拡開し外径が前記結合用孔の内径より
    も僅かに大きくなるように剪断刃を削成したこと
    を特徴とする金属製雌ホツク。
JP4140487U 1987-03-20 1987-03-20 Expired JPH0437448Y2 (ja)

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JP4140487U JPH0437448Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

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JP4140487U JPH0437448Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

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Publication Number Publication Date
JPS63148205U JPS63148205U (ja) 1988-09-29
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9468740B2 (en) 2000-03-10 2016-10-18 Venetec International, Inc. Medical anchoring system
US9480821B2 (en) 2008-06-30 2016-11-01 Venetec International, Inc. Anchoring system for a medical article
US9526871B2 (en) 2006-01-12 2016-12-27 Venetec International, Inc. Universal catheter securement device

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JP5615848B2 (ja) * 2010-01-13 2014-10-29 Ykk株式会社 ボタン

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US9480821B2 (en) 2008-06-30 2016-11-01 Venetec International, Inc. Anchoring system for a medical article

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JPS63148205U (ja) 1988-09-29

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