JPH0227768Y2 - - Google Patents

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JPH0227768Y2
JPH0227768Y2 JP1985099525U JP9952585U JPH0227768Y2 JP H0227768 Y2 JPH0227768 Y2 JP H0227768Y2 JP 1985099525 U JP1985099525 U JP 1985099525U JP 9952585 U JP9952585 U JP 9952585U JP H0227768 Y2 JPH0227768 Y2 JP H0227768Y2
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leg
plate
metal button
decorative plate
base
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JP1985099525U
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JPS627208U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、釦の雌部材や雄部材を生地等に取付
けた際に使用する金属製釦止部材に関するもので
ある。
(従来の技術とその問題点) 一般に、第4図、第5図に示したように、小径
円筒状の中空脚10を座部11の中央に突設した
止座板12に、装飾板13を被着した金属製釦止
部材を使用し、止座板12の中空脚10を生地1
6に貫通し、雌部材Bの取付孔9に挿通した後、
当該中空脚10の先端をかしめて、雌部材Bと当
該金属製釦止部材とで生地16を挟持させるよう
にしているが、かしめ止めの際に加えられる打撃
力によつて、中空脚10の根元部分が装飾板13
の裏面に強圧されることから、装飾板13の表面
に第6図に示したように、白化現象15が生じや
すいものであつた。
このような白化現象を防止するには、実公昭32
−13729号公報に開示されたプレス金釦のように、
前記装飾板に相当する外被と、前記止座板に相当
する結合片との間に補強片を介在させれば、白化
現象は解消されるが、部品点数が多くなり、該部
品の製作、組立において不経済があるばかりでな
く、メツキ液が内部に滞留しやすいといつた欠点
があり、現在では前記二部品からなる一般的な構
成の金属製釦止部材が使用されているのが現状で
ある。
また、脚付根部14に係る力を分散させて白化
現象15を防止するために、予め、脚付根部14
を崩れやすくした場合には、当該中空脚10の強
度が弱くなる欠点の他、中空脚10の先端を十分
にかしめる前に、当該脚付根部14が崩れ、十分
なかしめを確保することができない欠点を有して
いた。
(問題点を解決するための手段) 本考案の金属製釦止部材は、開口縁部に取付縁
5を形成した大径皿状体3の底部中央下方へ、脚
付根部2のアールを大きくして小径円筒状の中空
脚1を突設するとともに、前記大径皿状体3の底
部であつて脚付根部2の周囲に複数の孔7を均等
間隔で穿設した止座板aと、該止座板aの開口部
を覆つて取付縁5に被着された装飾板bの二部品
から構成したことを特徴とするものである。
(実施例) 本考案に係る金属製釦止部材は、第1図、第2
図に示したように、止座板aの取付縁5を包持す
るように止座板aに装飾板bを被着したものであ
つて、止座板aは、第1図に示したように、開口
縁部に取付縁5を形成した大径皿状体3の底部中
央下方へ、脚付根部2のアールを大きくして小径
円筒状の中空脚1を突設するとともに、前記大径
皿状体3の底部であつて脚付根部2の周囲に、複
数の長円状の孔7を放射状に均等間隔で穿設した
構成とし、該止座板aの開口部を覆つて取付縁5
に装飾板bを被着した構成となつている。
この孔7は、メツキ液の流出を良好にするとと
もに、大径皿状体3の底部の強度を弱めて変形し
やすくし、かしめ打撃力を、脚付根部2と座付根
部8により分散して装飾板bに作用させるための
ものである。
次に、本考案に係る金属製釦止部材の使用方法
について、釦の雌部材Bを生地16に取付ける場
合で説明する。
生地16を貫通した金属製釦止部材Aの中空脚
1を、雌部材Bの取付孔9に挿通した後、当該中
空脚1の先端をかしめ、第3図に示したように、
雌部材Bと当該金属製釦止部材Aとで生地16を
挟持した状態で、雌部材Bに金属製釦止部材Aを
かしめ止めする。
このかしめ時において、中空脚1の先端に係る
力が、脚付根部2、座平面6、座付根部8、取付
縁5に伝わり、座平面6全体が窪んで変形して装
飾板bの内部に押込まれ、脚付根部2及び座付根
部8が装飾板bに接当した状態で、中空脚1の先
端がかしめ止めされる。
なお、前記実施例では、当該金属製釦止部材A
を釦の雌部材Bに取付けた例で説明したが、釦の
雄部材に取付ける場合も同様である。
また実施例では、座平面6に穿設する孔7は、
長円状のもので説明したが、形状は特に限定する
ものではない。
(考案の作用効果) 本考案に係る金属製釦止部材は、従来と同様、
二部材からなるため製作、組立性を維持すること
ができ、特に、小径円筒状の中空脚1を、脚付根
部2のアールを大きくして、大径皿状体3の底部
の中央下方に突設し、この脚付根部2の周囲の座
部3に複数の孔7を穿設した止座板aに、装飾板
bを被着しているため、かしめ時において、座平
面6全体が平均的に窪んで変形し、中空脚1の先
端に係る力が、座付根部8及び脚付根部2を介し
分散して装飾板bに作用するようになり、装飾板
bの白化現象を防止することができる。
また本考案に係る金属製釦止部材は、かしめる
と、座平面6全体が窪んで変形して、装飾板bの
内部17に押込まれるため、大径皿状体3の底部
に、窪みと孔とによる入り込んだ空間を形成する
ことになり、該入り込んだ空間に生地16が挟着
され、取付けた雌雄部材や当該金属製釦止部材の
回動を阻止するようになる。
さらに大径皿状体3の底部に開設した孔7は、
金属製釦止部材をメツキした場合のメツキ液の流
出を良好にし、メツキの作業能率を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る金属製釦止部材の断面
図、第2図は本考案に係る金属製釦止部材の裏面
図、第3図は第1図の金属製釦止部材を生地に取
付けた状態の断面図、第4図は従来の金属製釦止
部材の断面図、第5図は第4図の金属製釦止部材
を生地に取付けた状態の断面図、第6図は白化現
象を生じた従来の装飾板の表面図である。 A……金属製釦止部材、B……雌部材、a……
止座板、b……装飾板、1……中空脚、2……脚
付根部、3……大径皿状体、4……凹陥部、5…
…取付縁、6……座平面、7……孔、8……座付
根部、9……取付孔、10……中空脚、11……
座部、12……止座板、13……装飾板、14…
…脚付根部、15……白化現象、16……生地。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口縁部に取付縁5を形成した大径皿状体3の
    底部中央下方へ、脚付根部2のアールを大きくし
    て小径円筒状の中空脚1を突設するとともに、前
    記大径皿状体3の底部であつて脚付根部2の周囲
    に複数の孔7を均等間隔で穿設した止座板aと、
    該止座板aの開口部を覆つて取付縁5に被着され
    た装飾板bの二部品から構成したことを特徴とす
    る金属製釦止部材。
JP1985099525U 1985-06-28 1985-06-28 Expired JPH0227768Y2 (ja)

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JP1985099525U JPH0227768Y2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28

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JP1985099525U JPH0227768Y2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28

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JPS627208U JPS627208U (ja) 1987-01-17
JPH0227768Y2 true JPH0227768Y2 (ja) 1990-07-26

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JP (1) JPH0227768Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013042232A1 (ja) * 2011-09-21 2013-03-28 Ykk株式会社 ボタン本体及びボタン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013042232A1 (ja) * 2011-09-21 2013-03-28 Ykk株式会社 ボタン本体及びボタン

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Publication number Publication date
JPS627208U (ja) 1987-01-17

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