JPH0437439B2 - - Google Patents

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JPH0437439B2
JPH0437439B2 JP59271142A JP27114284A JPH0437439B2 JP H0437439 B2 JPH0437439 B2 JP H0437439B2 JP 59271142 A JP59271142 A JP 59271142A JP 27114284 A JP27114284 A JP 27114284A JP H0437439 B2 JPH0437439 B2 JP H0437439B2
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music
memory
music data
interface
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Giichi Yorimoto
Noboru Matsuhashi
Kunitaka Shimizu
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、いわゆるシンセサイザーのような
音楽再生装置の外部メモリとして使われる音楽デ
ータ格納用記憶媒体のデータ入力出力装置に関す
る。
〔従来の技術〕
近年、円板状のレコードやカセツトテープを使
わず、音楽データが記憶された集積回路を埋設し
たカードを使つて音楽を再生するシステムが開発
されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来のカードを使つた音楽再生システ
ムでは、次のような問題があつた。すなわち、従
来のカードでは、ICに記憶される音楽データは
いわゆる楽符データである。そして、この楽符デ
ータは、実際の再生音の電気信号をサンプリング
して得たデジタルのパターンデータである。この
ような構成においては、音を忠実に再生するため
に、電気信号のサンプリング周期を短くし、分解
能を上げる必要がある。その結果、サンプリング
データを圧縮する技術があるにせよ、サンプリン
グデータの量が膨大なものとなり、大きな容量の
メモリ用集積回路が必要であつたり、また、サン
プリングデータを充分な量だけ記憶できないとい
う問題があつた。これにより、価格や情報量の面
で、既存のレコードやカセツトテープに匹敵する
カードはなかなか作り出せなかつた。
また、音楽データとしては、上述したような楽
符データの他に、シンセサイザ等の音楽再生装置
の再生動作を制御する制御プログラムデータ(以
下、演奏プログラムデータと称する)がある。従
来のカードを使つた音楽再生システムでは、上述
の如く、カード中の集積回路は楽符データだけを
記憶しているもので、カードは、既存のレコード
やカセツトテープと同様に、単に、再生装置で再
生処理すべき被処理データを格納する外部メモリ
でしかなかつた。したがつて、従来のカードは、
その演奏プログラムを内蔵した専用の再生装置で
しか再生することができなかつた。したがつて、
仮に再生装置にいわゆる汎用のパーソナルコンピ
ユータを接続し、このパーソナルコンピユータの
制御の基に、カードを再生しようとしても、この
コンピユータの内部メモリに演奏プログラムを内
蔵しておかなければ、カードの使用範囲がかなり
限定されるものであつた。
この発明は上記の事情に対処すべくなされたも
ので、充分なデータ量を記憶できるとともに、音
楽再生装置の種類を拘束することなく、かつこの
装置との接続も容易な音楽データ格納用記憶媒体
のデータ入力出力装置を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
音楽再生装置により再生すべき曲の楽符データ
をコードデータとして格納するとともに、上記音
楽再生装置の再生動作を制御する制御プログラム
データを格納する格納部と、このデータ格納部か
ら上記コードデータ及び制御プログラムデータを
並列に読み出し、この読み出したデータを直列デ
ータに変換する並列/直列変換部とを備えた集積
回路をカード状本体に埋設するようにして、音楽
データ格納用外部記憶媒体を形成したものであ
る。そして外部とのインターフエースとして、並
列/直列変換部から出力されたデータを音楽再生
装置にて処理されるデータ形式に会わせることが
できるようにデータ形式処理プログラム保有のイ
ンターフエース回路を用意するものである。
〔実施例〕
以下、図面を参照してこの発明の実施例を詳細
に説明する。
第1図はこの発明に係わる音楽データ格納用外
部記憶媒体の一実施例の構成を透視して示す斜視
図である。
第1図において、音楽データ格納用記憶媒体1
0は、例えば合成樹脂から成るカード状本体11
に集積回路12,13を埋設したものである。そ
して、その大きさ及び厚さ等はいわゆる磁気カー
ド並みに設定され、薄形のカード状となつてい
る。
集積回路12は楽符データ及び演奏プログラム
データという2種の音楽データを記憶するメモリ
である。この集積回路12としては例えば電気消
去型、紫外線消去型のEPROM、非消去型の
PROM、マスクROM、バツクアツプ用の電池を
備えたRAMが用いられ、音楽データの読み出し
だけでなく書き込みも可能となつている。
集積回路13は集積回路12から楽符データを
読み出したり、この集積回路12に音楽データを
書き込むためのデータアクセス回路である。この
集積回路13は例えばシングルチツプマイクロコ
ンピユータから成り、上記音楽データアクセス用
のデータ読み出しアドレスやデータ書き込みアド
レスを発生するようになつている。そして、この
集積回路13は集積回路12から並列に読み出し
音楽データを直列に出力するとともに、外部から
直列に与えられる音楽データを並列データとして
集積回路12に書き込む並列直列変換機能を有
する。
なお、以下の説明では、便宜上、集積回路12
をメモリ、集積回路13をデータアクセス回路と
して説明する。
ところで、第1図の記憶媒体10においては、
データアクセス回路13がアドレス発生機能と並
列直列変換機能を有するために、記憶媒体10
と音楽再生装置間でプログラムデータの転送を行
うために、記憶媒体10に設けられる端子14の
数は非常に少ないものとなつている。一例を述べ
れば入出力端子、クロツク端子、電源端子、グラ
ンド端子、リセツト端子の5端子から構成されて
いる。なお、この端子14はカード状本体11に
形成された開口部15を介して外部に接続され
る。
ここで、メモリ12に格納される音楽データに
ついて説明する。なお、以下の説明では、この発
明をシンセサイザの国際統一規格のMIDI
(musical instrument digital interface)に適用
する場合を代表として説明する。
第2図はメモリ12のメモリマツプを示すもの
で、A1は演奏プログラムデータエリア、A2は楽
符データエリアである。演奏プログラムデータの
容量は、機械語で100バイト程度であり、楽符デ
ータエリアA2を圧縮するものではない。
この発明の楽符データは従来のようなパターン
データではなく、いわゆる楽符をコード化したコ
ードデータとなつている。ここで、1音分のデー
タは、第3図に示すように、音程コマンド(1バ
イト)、タツチコマンド(1バイト)、エフエクト
コマンド(1バイト)、音の長さコマンド(2バ
イト)の計5バイトのデータとなつている。そし
て、この1音分のデータが繰り返されて1つの楽
符データとなり、最後に終了コマンドが付加され
ている。
ここで、上記記憶媒体10のメモリ12に格納
された音楽データに従つて音楽を再生する再生シ
ステムの一例を第4図を用いて説明する。
第4図に示す再生システムでは、音楽再生装置
は、シンセサイザ50とパーソナルコンピユータ
30を別体として組み合わせた装置となつてお
り、コンピユータ30によつてシンセサイザ50
の音楽再生動作を制御するようになつている。す
なわち、記憶媒体10がインターフエース20に
セツトされ、かつ、例えばコンピユータ30のキ
ーボードを使つて、データの読み出しモードが設
定されると、コンピユータ30は、その内部メモ
リに格納されているデータ読み出しプログラムに
従つて、記憶媒体10のメモリ12に格納されて
いる音楽データを取り込む。そして、パーソナル
コンピユータ30は取り込んだ音楽データのう
ち、楽符データをシンセサイザ50に送るととも
に、演奏プログラムデータに従つてシンセサイザ
50の再生動作を制御することにより、取り込ん
だ楽符データに従つた曲再生がなされるようにす
る。
なお、第4図において、31はコンピユータ3
0とインターフエース20を接続するためのイン
ターフエースである。また、32はシンセサイザ
50とコンピユータ30を接続するためのMIDI
方式のインターフエースであり、40は同じく
MIDI方式のバスである。
ここで、パーソナルコンピユータ30の内部メ
モリに取り込まれた音楽データに従つて、シンセ
サイザ50にて曲を再生する動作を第5図及び第
6図に従つてさらに詳細に説明する。
第5図は、インターフエース32の構成を示す
回路図であり、第6図はBASICインタプリタの
演奏プログラムの一例を示すフローチヤートであ
る。但し、図示のフローチヤートは説明をわかり
やすくするために1音のみの記述となつている
が、実際には多音を重ねることが可能である。
まず、パーソナルコンピユータ30は、ステツ
プS1にて、第5図に示すカウンタ321,322
をパスライン33を介してイニシヤライズし、次
のステツプS2にて、シリアルポート用LSI323
をイニシヤライズする。カウンタ321,322
は16ビツトカウンタである。このうち、カウンタ
321は曲全体のテンポを決める基準信号を発生
するもので、その計数クロツクとしては、コンピ
ユータ30のクロツクが使われる。カウンタ32
2は1音の長さを決定するもので、その計数クロ
ツクとしては、カウンタ321の計数出力が使わ
れる。
次に、コンピユータ30はステツプS3にて曲全
体のテンポを決めるカウンタ321をセツト状態
にし、その計数を開始させる。
次に、コンピユータ30はステツプS4にてその
内部メモリに格納されている楽符データのコマン
ドの読み出す。この読み出しに当つて、ステツプ
S5、S6、S7にて、読み出したコマンドが音程コマ
ンドか、タツチコマンドか、エフエクトコマンド
かを判定し、それらのコマンドであれば、ステツ
プS8にて、これらをインターフエース32のLSI
323に転送した後、ステツプS4に戻り、次のコ
マンドの読み出しを実行する。
ステツプS7でエフエクトコマンドでないとの判
定結果が得られたら、ステツプS9にて、音の長さ
コマンドか終了コマンドかを判定し、音の長さコ
マンドであれば、ステツプS10に移る。このステ
ツプS9では、音の長さを示す値をカウンタ322
にプリセツトするとともに、インターフエース3
2のLSI323に音を出せというコマンドを転送
する。これにより、カウンタ322はプリセツト
値からカウンタ321の計数出力をダウンカウン
トする。これと同時に、LSI323から上記音程
等のコマンドがシンセサイザ50に送られ、曲の
再生が開始される。
このとき、ステツプS11でカウンタ322がア
ンダーフローしたか否かを監視し、アンダーフロ
ーしていなければ、ステツプS4に戻り、コマンド
の読み出しを実行する。一方、アンダーフローし
ていれば、ステツプS12に移り、コンピユータ3
0はLSI323に音を切れというコマンドを送
る。これにより、1音分の演奏が終了し、ステツ
プS4に戻る。なお、ステツプS9で終了コマンドが
検出されたら、コンピユータ30はその内部メモ
リからのコマンドの読み出しを終了する。
記憶媒体10のメモリ12はデータの読み出し
及び書き込み可能なことは上述した通りである
が、ここで、メモリ12からの音楽データの読み
出し及びメモリ12に対する音楽データの書き込
みをさらに詳細に説明する。
インターフエース20は第7図に示すように、
インターフエース20とコンピユータ30を接続
するためのポート21と、マイクロプロセツサ2
2、このマイクロプロセツサ22のプログラムを
格納するROM23、バツフアメモリとしての
RAM24等から成るマイクロコンピユータと、
インターフエース20と記憶媒体10を接続する
ポート25を有する。また、26はパスラインで
ある。
このインターフエースにおいては、記憶媒体1
0のメモリ12から読み出された音楽データは一
旦、マイクロプロセツサ22によつてRAM24
に格納され、その後、逐時コンピユータ30に送
られる。コンピユータ30によつて作製された音
楽データを記憶媒体10に書き込む場合も同様
で、音楽データはRAM24に格納された後、逐
時、記憶媒体10に送られる。
第8図はインターフエース20と記憶媒体10
との接続状態を示す回路図である。なお、インタ
ーフエース20としては、ポート25を重点的に
示す。
図において、1aはアドレスバスであり、この
アドレスバス1a上のアドレスデータに従つてア
ドレスデコータ2aがメモリ12を選択するため
のチツプセレクト信号を出力する。3aはメモリ
12に音楽データの書き込みを指示するライト信
号を転送する信号ラインであり、4aは同じく読
み出しを指示するリード信号を転送する信号ライ
ンである。5aはデータアクセス回路13等の動
作の基準となるクロツクを転送する信号ラインで
ある。6aは電源ライン、7aはアースライン、
8aはリセツトラインである。また、9aは音楽
データを転送するデータバスである。10aはチ
ツプセレクト信号を転送する信号ラインである。
音楽データをメモリ12に書き込む場合は、チ
ツプセレクト信号CE及びライト信号WEがデー
タ変換回路11aよりデータアクセス回路13に
与えられ、メモリ12の選択及び書き込みモード
の設定がなされる。また、データバス9a上の並
列の音楽データはデータ変換回路11aにて直列
データに変換され、データアクセス回路13に与
えられる。データアクセス回路13は入力データ
を並列データに変換し、メモリ12に与える。こ
れと同時に、データアクセス回路13はデータ書
き込みアドレスを発生し、メモリ12に与える。
したがつて、コンピユータ30から与えられる音
楽データは並列データとしてメモリ12の所定の
番地に書き込まれる。
音楽データをメモリ12から読み出す場合は、
チツプセレクト信号CE、リード信号REによつて
メモリ12が選択され、かつ読み出しモードに設
定される。これにより、メモリ12に格納されて
いる音楽データはデータアクセス回路13から出
力されるデータ読み出しアドレスに従つて並列に
読み出され、このデータアクセス回路13にて直
列データに変換される。この直列データはデータ
変換回路11aにて並列データに変換される。こ
の並列データは一旦、マイクロプロセツサ22に
よつてRAM24に格納され、このRAM24よ
り逐時読み出され、コンピユータ30に送られ
る。
ここで、音楽データの書き込み及び読み出し処
理を具体例を挙げてさらに詳細に説明する。
今、コンピユータ30はインタプリタ方式のプ
ログラム言語または機械語をもつパーソナルコン
ピユータとする。また、インターフエース21,
31としてはRS232−Cポートを採用する。
RS232−Cポートによるインターフエース方式を
選んだのは、現在のパーソナルコンピユータの多
くが採用している方式であるからである。また、
他にも、コンピユータ30とインターフエース2
0との接続が容易であるからであり、さらには、
インタプリタの中のコマンドで、インターフエー
ス20における音楽データの入出力がサポートさ
れている場合が多いからである。他に、GP−IB
等の標準インターフエースから同等のサポートが
なされている場合には、そのインターフエースを
用いてもよい。
まず、音楽データメモリ12に書き込む場合を
説明する。メモリ12に書き込むべき音楽データ
はユーザによつてインタプリタ方式のプログラム
言語あるいは機械語を用いて、作製される。作製
された音楽データはフアイル転送コマンドを用い
て、インターフエース20に送られる。そして、
このインターフエース20内のRAM24に蓄え
られる。RAM24に蓄えられた音楽データは逐
時読み出され、記憶媒体10に送られる。
コンピユータ30から転送されてくる音楽デー
タを一旦、RAM24に蓄積するのは、コンピユ
ータ30からの音楽データの転送周期とメモリ1
2のサイクルタイムが適合しない場合があるから
である。そこで、コンピユータ30から送られて
くる音楽データを一旦、RAM24に格納し、こ
のRAM24からのデータ読み出し周期をメモリ
12のサイクルタイムに適合させることにより、
メモリ12に対して音楽データが正確に記憶され
るようにしている。
コンピユータ30から送られてくる音楽データ
は、インタプリタの場合は、ASCIIコードで表現
され、機械語の場合は、バイナリコードで表現さ
れている。
ここで、インタプリタと機械語に応じたインタ
ーフエース20の動作を説明する。
インターフエース20はコンピユータ30で作
製された音楽データをこのコンピユータ30がイ
ンターフエース31にセーブするコマンドを受け
とると、第9図の処理を開始する。ステツプS1
は、音楽データがインタプリタか機械語かが判定
される。インタプリタならステツプS2に移り、イ
ンターフエース20のRAM24の先頭アドレス
をアドレスカウンタにロードする。次に、ステツ
プS2にて、コンピユータ30より送られてきた音
楽データを取り込む。そして、この取り込んだデ
ータをステツプS4にてRAM24に書き込む。こ
の後、ステツプS5にて、アドレスカウンタの内容
を+1し、次の書き込みに備える。以上の動作を
繰り返しながら、RAM24に書き込まれたデー
タが音楽データの最後のデータか否かを監視す
る。最後のデータなら、ステツプS7に移り、音楽
データの最後に、データの終りであることを示す
終了コード、例えば“END”を付加する。この
ように、終了コードを付加するのは、コンピユー
タ30から音楽データを取り込む場合は、インタ
ーフエース20はコンピユータ30の指示の基
に、音楽データの終了を判別できるが、記憶媒体
10から読み出した音楽データをコンピユータ3
0に転送する場合は、音楽データの終了を判別す
ることができないからである。
この終了コードの付加が済むと、ステツプS8
移り、インターフエース20では、RAM24に
格納されているデータをメモリ12に転送する処
理が開始される。すなわち、このステツプS8
て、イターフエース20はメモリ12にプログラ
ムデータを書き込む上でのこのメモリ12の先頭
アドレスをデータアクセス回路13に指示する。
データアクセス回路13は指示された先頭アドレ
スを初期値としてデータ書き込みアドレスを発生
する。ステツプS9では、RAM24から音楽デー
タが1つずつ読み出される。次のステツプS9
は、RAM24から終了コードが読み出されたか
否かによつて、RAM24からのデータの読み出
しが終了したか否かが監視される。もし、データ
の読み出しが終了していなければ、ステツプS11
に移り、RAM24から読み出されたデータを直
列データとして1つずつメモリ12に転送する処
理がなされる。次のステツプS12は、メモリ12
がEP−ROMやP−ROMの場合のステツプで、
メモリ12に書き込み電圧VPPを与える処理が指
定時間なされる。次のステツプS13では、データ
を1つ転送するたびにアドレスカウンタの内容が
+1に設定され、次のデータの転送に備えられ
る。
ステツプS1にて、音楽データが機械語であると
判断されると、第10図に示すフローチヤートに
移る。この場合は、インターフエース20は音楽
データの終りに終了コードを付加する必要がな
い。すなわち、機械語の音楽データのフアイルフ
オーマツトは、第11図に示すように、コンピユ
ータ30の内部メモリにおいて、音楽データが格
納されている領域の先頭番地nにはこの先頭番地
を示すデータが記憶され、次の番地n+1には、
音楽データのデータ数を示すデータが記憶され、
以下、実際の音楽データが記憶されている。した
がつて、メモリ12に上記先頭番地、データ数を
示すデータを音楽データとともに記憶するように
しておけば、メモリ12からデータを読み出す際
に、インターフエース20は上記先頭番地及びデ
ータ数を示すデータによつて音楽データ終りを知
ることができるわけである。
では、機械語の場合の処理を説明すると、第1
0図のステツプS14では、RAM24の先頭アドレ
スがアドレスカウンタにセツトされる。次のステ
ツプS15では、1番最初のデータである先頭アド
レスを示すデータを取り込み、これを次のステツ
プS16で、例えばRAM24等のバツフアメモリに
記憶する。次のステツプS17では、2番目のデー
タであるデータ数を示すデータを取り込み、これ
を次のステツプS13でRAM24等のバツフアメモ
リに記憶する。また、このステツプS18では、デ
ータ数をNデータカウンタにセツトする。
以上の処理が済むと、ステツプS19に移り、実
際の音楽データを1つずつ取り込み、RAM24
に記憶する。次のステツプS20では、データを1
つ取り込むたびに、データカウンタの内容を1つ
ずつデイクリメントし、次のデータの取り込みに
備える。以上の処理を、ステツプS21にて、デー
タカウンタの内容が0か否かを監視しながら続
け、0ならステツプS22に移る。
このステツプS22以降の処理は、インターフエ
ース20がRAM24の格納データをメモリ12
に転送する処理である。まず、ステツプS22では、
音楽データのデータ数をデータカウンタにセツト
する。次のステツプS23では、RAM24からデー
タを1つずつ読み出し、この読み出されたデータ
をステツプS24でデータアクセス回路13に送る。
そして、データを1つ転送するたびに、次のステ
ツプS25で書き込み電圧VPPをかけ、次のステツプ
S26でデータカウンタの内容を1つずつデイクリ
メントする。以上の動作を続けながら、次のステ
ツプS27でデータカウンタの内容が0か否かが判
定され、もし、0ならばデータ転送動作は終了す
る。
次に、メモリ12から音楽データを読み出す場
合の動作を第12図〜第14図を参照しながら説
明する。
第12図において、コンピユータ30がインタ
ーフエース31から音楽データをロードするため
のコマンドがコンピユータ30より送られてくる
と、インターフエース20はメモリ12から音楽
データを読み出すための処理を開始する。まず、
ステツプS1では、音楽データがインタプリタか機
械語かが判断される。もし、インタプリタならス
テツプS2に移り、データアクセス回路13にメモ
リ12のデータ格納領域における先頭アドレスを
示すデータを転送する。このデータを初期値とし
て、データアクセス回路13は、データ読み出し
アドレスを発生し、メモリ12から音楽データを
1つずつ読み出す。このデータは、次のステツプ
S3でインターフエース20内に1つずつ取り込ま
れ、次のステツプS4でRAM24に書き込まれ
る。以上の動作を繰り返しながら、ステツプS5
終了コードが取り込まれたか否かを監視する。
もし、終了コードが取り込まれたら、メモリ1
2からのデータの取り込みを停止し、ステツプS6
に移る。このステツプS6では、RAM24から音
楽データを1つずつ読み出し、コンピユータ30
に転送する。この処理をステツプS7にて終了コー
ドが読み出されたか否かを監視しながら続け、終
了コードが読み出されたら、転送処理を終了させ
る。
ステツプS1にて、機械語であるとの判定結果が
得られたら、第13図に示すフローチヤートに従
つた処理に移る。第13図のステツプS8では、デ
ータアクセス回路13にメモリ12のデータ格納
領域の先頭アドレスを示すデータを送る。このデ
ータに従つて、データアクセス回路13は、メモ
リ12から音楽データを1つずつ読み出す。
次のステツプS9では、データアクセス回路13
で読み出されたデータのうち、先頭のデータ、つ
まり、コンピユータ30の内部メモリのデータ格
納領域の先頭アドレスを示すデータがインターフ
エース20内に取り込まれる。この取り込みデー
タは次のステツプS10でRAM24等のバツフアメ
モリに取り込まれる。次のステツプS11では、ス
テツプS9、S10と同様にして2番目のデータ、つ
まり音楽データのデータ数を示すデータがRAM
24等のバツフアメモリに書き込まれる。そし
て、次のステツプS12で上記データ数がデータカ
ウンタにセツトされる。次のステツプS13では、
ステツプS9、S10と同様にして、実際の音楽デー
タの取り込み及び書き込みが1つずつなされる。
次のステツプS14では、ステツプS13にてデータが
1つ書き込まれるたびに、データカウンタの内容
を1つずつデイクリメントし、次のデータの書き
込みに備える。以上のステツプS13、S14の処理
を、ステツプS15にてデータカウンタの内容が0
か否かを監視しながら続け、0になつたら、デー
タの取り込みを停止し、ステツプS16に移る。
このステツプS16からは、RAM24に書き込ま
れたデータをコンピユータ30に転送する処理に
移る。まず、ステツプS16では、上記RAM24等
に記憶されている先頭アドレスを示すデータとデ
ータ数を示すデータから、コンピユータ30の内
部メモリのデータ格納領域の最終アドレスを算出
し、第14図に示すようにこれをn+1番地のデ
ータとする。
次のステツプS17では、先頭アドレスを示すデ
ータをコンピユータ30に転送し、次のステツプ
S18では、ステツプS16で得られた最終アドレスを
示すデータをコンピユータ30に転送する。そし
て、次のステツプS19からは、実際の音楽データ
の転送に移り、データを1つ転送するたびに、ス
テツプS20にてデータカウンタの内容を1つずつ
デイクリメントする。そして、ステツプS21にて、
データカウンタの内容が0であるとの判定結果が
得られたら、データ転送を停止する。
以上詳述したこの実施例によれば、次のような
効果がある。
まず、この実施例では、コード化された楽符デ
ータを記憶するので、小さいメモリ容量で多くの
曲を記憶することができる。
また、音楽再生装置の演奏プログラムデータを
格納するようにしたので、専用の再生装置を必要
とせず、プログラム読み取り機能を備えた装置で
あれば、自由に使える利点がある。
また、この実施例のプログラムデータ格納用外
部記憶媒体10はデータの書き込み及び読み出し
アドレスを発生する機能とデータの並列/直列変
換機能を備えたデータアクセス回路13を有す
る。したがつて、メモリ12から読み出されたデ
ータをコンピユータ30に転送するために、記憶
媒体10に設けられる端子14の数を5本という
非常に少ない数に設定することができる。これに
より、端子14とインターフエース20を接続す
るコネクタ部の機械的構成が簡単となり、両者の
接続状態の信頼性を向上させることができる。
仮に、上記アドレス発生機能及びデータ変換機
能を設けない場合、メモリ12はコンピユータ3
0から取り外しができるという点を除けば、コン
ピユータ30の内部メモリと等価となつてしま
う。したがつて、メモリ12として64Kビツトの
メモリを使う場合、端子14としては、8本のデ
ータバス、13本のアドレスバス、チツプセレクタ
線、ライトイネーブル線、アウトプツトイネーブ
ル線、電源線、グランド線の計25本の信号ライン
と接続すべき25個の端子が必要となる。これによ
り、コネクタ部の機構的構成が複雑になり、接続
操作が煩雑となつたり、端子141つ当りの面積
が小さいので、接続の信頼性、端子耐久性の面で
問題が生じてくる。
また、音楽データがインタプリタの場合には、
データの最後にその終了を示す終了コードを付加
するようにしたので、インタプリタ、機械語のい
ずれの音楽データにも対処できる利点がある。
なお、この発明は先の実施例に限定されるもの
ではない。
例えば、以上の説明では、音楽データの読み出
しだけでなく、書き込みもできる場合を説明した
が、この発明は少なくとも読み出し機能を備える
ものであればよい。この場合は、メモリ12とし
て例えばマスクROMを使えばよい。
また、この発明は、メモリ12とデータアクセ
ス回路13を別々の集積回路で構成する場合を説
明したが、これらを1つ集積回路で構成してもよ
いことは勿論である。
また、この発明では、データアクセス回路13
はシングルチツプマイクロコンピユータに限ら
ず、並列直列変換回路やアドレス発生回路など
のデイスクリート集積回路の組み合せで構成して
もよいことも勿論である。
また、この発明では、データアクセス回路13
は並列直列変換機能をもつだけでもよく、この
場合でも、音楽データ転送用の信号ラインを先の
設例では1/8に削減できるので、端子14の大幅
な削減を図ることができる。
〔発明の効果〕
このようにこの発明によれば、充分なデータ量
を記憶できるとともに、音楽再生装置の種類に拘
束されることなく、かつこの装置との接続も容易
な音楽データ格納用記憶媒体のデータ入力出力装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる音楽データ格納用外
部記憶媒体の一実施例の構成を示す透視斜視図、
第2図は第1図に示すメモリ12のマツプを示す
図、第3図は楽符データのデータ構成を示す図、
第4図は音楽再生システムの1例の全体的な構成
を示す回路図、第5図は第4図中に示すインター
フエース32の構成を示す回路図、第6図は演奏
プログラムの1例を示すフローチヤート、第7図
は第4図に示すインターフエース20の構成を示
す回路図、第8図はインターフエース20と記憶
媒体の接続構成を示す回路図、第9図及び第10
は記憶媒体に音楽データを書き込む場合の動作を
示すフローチヤート、第11図は記憶媒体に書き
込まれる機械語の音楽データの内容を示す図、第
12図及び第13図は記憶媒体より音楽データを
読み出す場合の動作を示すフローチヤート、第1
4図は読み出し時にコンピユータに転送される音
楽データの内容を示す図である。 10……音楽格納用外部記憶媒体、11……カ
ード状本体、12……メモリ、13……データア
クセス回路、14……端子、15……開口部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 再生すべき曲の楽譜データをコードデータと
    して格納するとともに、音楽再生装置の再生動作
    を制御する制御プログラムデータを格納する格納
    部及び、この格納部から上記コードデータ及び制
    御プログラムデータを並列に読み出し、この読み
    出したデータを直列に変換する並列/直列変換部
    を備えた集積回路による音楽データ格納用外部記
    憶媒体と、 前記並列/直列変換部から出力されたデータを
    前記音楽再生装置にて処理されるデータ形式に会
    わせることができるようにデータ形式処理プログ
    ラム保有のインターフエース回路とを具備したこ
    とを特徴とする音楽データ格納用記憶媒体のデー
    タ入力出力装置。
JP59271142A 1984-12-22 1984-12-22 音楽データ格納用記憶媒体のデータ入力出力装置 Granted JPS61148493A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS58208883A (ja) * 1982-05-29 1983-12-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Icカ−ド

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