JP2786556B2 - サウンド情報及び表示情報の発音表示装置及び発音表示方法 - Google Patents

サウンド情報及び表示情報の発音表示装置及び発音表示方法

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JP2786556B2 JP3178730A JP17873091A JP2786556B2 JP 2786556 B2 JP2786556 B2 JP 2786556B2 JP 3178730 A JP3178730 A JP 3178730A JP 17873091 A JP17873091 A JP 17873091A JP 2786556 B2 JP2786556 B2 JP 2786556B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サウンド情報及び表示
情報の記憶方式並びに発音表示方式に関し、特にサウン
ドデータまたは表示データとこれに対するプログラムの
記憶方式の改良に関する。
【0002】
【従来技術】従来、このような技術については、例えば
音楽教習具を例にとると、CRT等のディプレイに質問
内容を表示し、これにあわせて音楽を鳴らすものがあ
る。例えば、ある曲を鳴らし、この正しい曲名1つと誤
りの曲名2つを文字列のクラフィックで表示し、正しい
ものをキーボードの数値キーの操作によって選ぶもので
ある。
【0003】このような表示と発音の処理を実現するデ
ータとプログラムは、従来は混然一体の形で作成されて
いた。例えば、上述の曲名あての質問であれば図12に
示すように、まずイニシャライズ用のプログラム文がい
くつか記憶され、順次「「い」の表示データをグラフィ
ックメモリの表示座標(a,b)に書き込め」、
「「ま」の表示データをグラフィックメモリの表示座標
(a+n,b)に書き込め」、「「鳴」の表示データを
グラフィックメモリの表示座標(a+2n,b)に書き
込め」、「「っ」の表示データをグラフィックメモリの
表示座標(a+3n,b)に書き込め」……の各プログ
ラム文、「「(」の表示データをグラフィックメモリの
表示座標(c,d)に書き込め」、「「1」の表示デー
タをグラフィックメモリの表示座標(c+n,d)に書
き込め」「「)」の表示データをグラフィックメモリの
表示座標(c+2n,d)に書き込め」「「ち」の表示
データをグラフィックメモリの表示座標(c+3n,
d)に書き込め」、「「ょ」の表示データをグラフィッ
クメモリの表示座標(c+4n,d)に書き込め」……
の各プログラム文、「レジスタSTをクリアせよ」、
「もしテンポカウンタからインタラプト信号INTが与
えられればSTを+1せよ」、「STがステップタイミ
ングデータST1に一致していれば、プログラムナンバ
○○に行け」、「音高NT1のサウンドデータをMID
Iインターフェースに書き込め」、「音量BR1のサウ
ンドデータをMIDIインターフェースに書き込め」…
…の各プログラム文というような形となる。
【0004】これによって、「いま鳴っている曲名は次
のうちどれですか?」と「(1)ちょうちょ」「(2)
夕やけ」「(3)おうまの親子」とが表示画面に表示さ
れ、曲の演奏が行われることになる。この図12に示す
形は、大まかなものであり、実際には上記1つのプログ
ラム文でも複数のステップのプログラム文より構成され
ることもある。プログラム言語はBASICのようなイ
ンタプリタ言語、COBOLのようなコンパイラ言語等
どのようなタイプのものでもかまわない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような形式のものでは、プログラムとデータとが一体不
可分に記憶されているため、設計変更、例えば、正解の
曲を変えるとき、曲のサウンドデータのほか、プログラ
ム文も変更しなければならなかった。一例として、音の
長さが変われば、「ゲートタイムデータGT1待機せ
よ」のプログラム文も変更しなくてはならないからであ
る。
【0006】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、サウンドデータまたは表示データ
とこれに対するプログラムのそれぞれについて設計変更
を行う場合、容易に行うことができ、バリエーションの
幅を広げることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、各サウンドデータまたは各表示データ
と、これに応じた各タイミングデータと、これらのデー
タに基づいて発音または表示の処理を実行するためのプ
ログラムを、上記各データとは分離して記憶したもので
ある。
【0008】
【作用】これにより、設計変更にあたり、プログラムは
そのままで、必要なデータだけを変更すればよく、設計
変更が容易となり、バリエーションの幅が広がる。
【0009】
【実施例】1.表示画面20 図1はCRT(ブラウン管)5の表示画面を示すもので
ある。この表示画面30には、動物の右向きのグラフィ
ックパターン31と左向きのグラフィックパターン31
が交互に切換表示される。これにより、動物のグラフィ
ックパターン31があたかも動いているように見られ
る。この切り換えは、曲の演奏の各楽音の発音タイミン
グと同期して行われる。
【0010】この図1の例は質問形式で表示されてお
り、表示された3つの動物のグラフィックパターン31
のうち、1つのみが曲の演奏に同期して切換表示され、
他の2つが同期しないで切換表示される。解答者は、こ
れに対し、曲の演奏に同期して表示内容が変化するもの
を選んで、これに応じた番号のキーをオンする。これに
対して、正解、不正解の表示が行われる。なお、CRT
5は、液晶表示装置、プラズマディスプレイ等で代用し
てもよい。
【0011】2.全体回路 図2は、発音表示装置の全体回路を示している。キーボ
ード3の各キーはキースキャン回路4によってスキャン
される。このスキャンにより、各キーのオン/オフを示
すデータが検出され、CPU11によってRAM12に
書き込まれる。そして、それまでRAM13に書き込ま
れていた、各キーのオン/オフを示すデータと比較さ
れ、各キーのオンイベント、オフイベントの判別がCP
U11によって行われる。
【0012】フロッピーディスク1の1枚には、サウン
ドデータSD、表示データPF、タイミングデータT
M、入力チェックデータEV等が記憶されており、フロ
ッピーディスクドライバ2を通じて一部が読み出され、
RAM12に記憶される。また、フロッピーディスク1
の別の1枚には、後述するフローチャートに示す各種処
理を行うための、CPU11が実行するプログラムPG
等も記憶されており、場合により同様にしてRAM12
に記憶される。このフロッピーディスク1は、光メモ
リ、メモリカード等の他の記憶手段で代用してもよい。
【0013】上記各種表示データPFは、グラフィック
メモリ6に書き込まれ、上記CRT5に表示される。こ
の表示データPFは、グラフィックパターンそのままの
イメージデータのほか、グラフィックパターンを作成す
るための情報、グラフィックジェネレータまたはキャラ
クタジェネレータを通じて変換されるコードデータ等、
種々の形態のものが含まれる。
【0014】上記各種サウンドデータSDは、MIDI
(ミュージカルインスツルメントデジタルインタフェー
ス)インタフェース7を介し、トーンジェネレータ8へ
送られて、楽音信号が生成され、サウンドシステム9へ
送られて発音される。このトーンジェネレータ8は、時
分割処理によりポリフォニック発音が可能となってい
る。
【0015】制御装置10は、上述のCPU11、RA
M12、テンポカウンタ14等よりなっている。この制
御装置10は具体的には、図3に示すように構成されて
いる。
【0016】3.制御装置10 図3は、制御装置10を示している。制御装置10の中
のCPU11は、再生制御部21と読み出し制御部22
とよりなり、RAM12には、データバッファメモリ2
3、読み出し順テーブル24、イメージジェネレータ2
5、イメージバッファメモリ26、プログラムメモリ2
7、シーケンスカウンタ28等形成される。
【0017】読み出し順テーブル24には、プロッピー
ディスク1内のプログラム及び各データファイルの読み
出し順を示すデータが記憶されている。この読み出し順
は例えば正解、不正解によって、次のデータを読み出し
たり、再度同じデータを繰り返すようにしたりする等で
ある。この読み出し順データに基づいて、読み出し制御
部22は、フロッピーディスク1より各プログラム及び
各データファイルを読み出す。フロッピーディスク1内
の各データファイルの選択は、キーボード3のキー操作
等に基づく。例えば、上記質問に正解したとき、または
中止の指示があったときである。
【0018】読み出し制御部22によって読み出された
プログラムPGはプログラムメモリ27に記憶され、順
次再生制御部21によって読み出され、後述するフロー
チャートに示されるような処理が行われる。なお、この
プログラムPGはフロッピーディスク1に記憶したまま
とし、処理の進行に応じて順次読み出してもよいし、全
プログラムPGを一括してプログラムメモリ27にロー
ドしてもよい。
【0019】また、読み出し制御部22によって読み出
された表示データPF、サウンドデータSD、タイミン
グデータTMの各データは、データバッファメモリ23
に記憶され、順次再生制御部21によって読み出され、
表示データPF、サウンドデータSD、タイミングデー
タTMの判別が行われる。表示データPFについては、
文字、図形等のコードデータの場合は、イメージジェネ
レータ25へ送られてキャラクタデータに変換され、グ
ラフィックメモリ6に送られる。
【0020】また、表示データPFの中の図1に示すよ
うな複雑なグラフィックパターン31のグラフィックメ
モリ6については、イメージバッファメモリ26を使っ
て輪郭線形成と色塗りが行われ、グラフィックメモリ6
に送られる。このイメージバッファメモリ26は、グラ
フィックメモリ6に書き込まれたグラフィックデータを
一時消去して一時退避させるのにも使用される。この場
合、シェーディング処理、イルミネーション処理、トラ
ンスペアレンシー処理等を行って立体感または透明感あ
るグラフィックパターン31を作成してもよい。
【0021】また、サウンドデータSDについては、上
記MIDIインタフェース7を介して送出され、サウン
ドデータSDに応じた楽音が発音される。さらに、上記
タイミングデータTMに基づいて、上記表示データPF
に応じた表示が行われたり、サウンドデータSDに応じ
た発音が行われたりする。このタイミングデータTM
は、サウンドデータSD及び表示データPFの一部とと
もにシーケンスデータSQとして記憶されている。なお
MIDIインタフェース7を通じて、後述する各データ
を出力することにより、外部接続電子楽器を介して音を
発音させたり、逆に入力されたデータに基づいて、後述
する表示処理または発音処理を行うようにしてもよい。
【0022】テンポカウンタ14は、プログラマブルタ
イマ等で構成され、フロッピーディスク1内の各データ
の中のテンポデータTPがセットされ、テンポデータT
Pに応じた周期で再生制御部21にインタラプト信号I
NTが送られる。このインタラプト信号INTが送出さ
れると、上記シーケンスカウンタ28が+1され、時間
のカウントが行われる。シーケンスカウンタ28のカウ
ントデータは、上記タイミングデータTMと比較され、
一致すると表示データPFまたはサウンドデータSDに
基づいた処理が行われる。
【0023】4.データファイルフォーマット 図4は、フロッピーディスク1に記憶されている1つの
データファイルのフォーマットを示している。このデー
タファイルの中には、上述した表示データPF、サウン
ドデータSD、タイミングデータTM、テンポデータT
P、入力チェックデータEV等が含まれる。そして、こ
のデータファイルの前の部分には、後述するプログラム
PGが記憶されている。
【0024】1つのデータファイルは、複数のブロック
データよりなっている。このブロックデータの1つ1つ
が上記のシーケンスデータSQ、表示データPF、サウ
ンドデータSD、タイミングデータTM、テンポデータ
TPのほか、入力チェックデータEVとなっている。
【0025】入力チェックデータEVは、上記質問の正
解データや、例えばサウンドデータSDに基づいて鳴ら
した演奏に対し、キーボード3のキーをこの演奏にあわ
せてオン/オフした場合に、このオン/オフが演奏と合
っているかどうかを判別するためのデータである。この
判別はタイミングについての判別のほか、音高について
の判別、音色についての判別、エフェクト内容について
の判別、音量についての判別等を含めることもできる。
【0026】1つのデータファイルの先頭には、このデ
ータファイルがいくつのブロックデータからなっている
かを示すブロック数データn等が記憶されている。各デ
ータブロックは、ブロックヘッダとデータ部とよりなっ
ている。データ部には上記シーケンスデータSQ、表示
データPF、サウンドデータSD、タイミングデータT
M、テンポデータTP、入力チェックデータEVの内容
が記憶されている。
【0027】ブロックヘッダには、区分コード、データ
長、実行オケージョンコード、ブロック識別ID、ブロ
ックパラメータが記憶されている。区分コードは、上記
シーケンスデータSQ、表示データPF、サウンドデー
タSD、タイミングデータTM、テンポデータTP、入
力チェックデータEVの区別を示すコードデータであ
る。例えば、文字コードデータの表示データPFなら
「1」、イメージデータの表示データPFなら「2」、
楽譜の表示データPFなら「3」、シーケンスデータS
Qなら「4」、入力チェックデータEVなら「5」、
線、円等の図形の表示データPFなら「6」等である。
【0028】データ長は、ブロックデータの長さを示す
データである。実行オケージョンコードは、当該ブロッ
クデータがタイミングデータTMに基づいたタイミング
で処理されるべきものかそうでないかを示す判別ビット
データである。このビットデータが“0”なら、シーケ
ンスデータを読み出す前にこれらデータに基づいた処理
が行われ、“1”ならシーケンスデータの読み出しごと
に処理されていく。ブロック識別IDは、1データファ
イルの中の各ブロックデータの実行される順番を示すデ
ータである。このブロック識別IDを入れ換えると、実
行手順を入れ換えることができる。
【0029】ブロックパラメータは、ブロックデータの
タイプによって記憶される固有のデータである。このブ
ロックパラメータは、表示データPFであれば表示画面
30内の表示位置の座標データ(x,y)や、表示モー
ド、イメージデータの高さと幅、文字コードデータの色
等であり、シーケンスデータSQであれば、このデータ
を使用できる音源タイプ、テンポデータTP、データタ
イプ等であり、入力チェックデータEVであれば、デー
タフォーム等である。
【0030】上記表示モードは、イメージデータがビッ
トマップ形式のものか、輪郭線と色塗形式のものか等々
の区別を示すフォームデータと、透過色の表示の有無、
背景色との論理演算形式等を示すアクションデータとよ
りなっている。上記音源のタイプはMIDI方式による
楽器の区分に基づいている。上記データフォームは、番
号、メロディ、リズム、和音、単音、音別等を示してお
り、質問形式が番号による解答を求めるもの、メロディ
による解答を求めるもの等の区別を示している。
【0031】5.ブロックデータフォーマット 図5及び図6は、上記ブロックデータフォーマットを示
している。このブロックデータフォーマットは、図1に
示す表示画面30の表示内容と発音内容を実現する例に
応じたものである。ブロックデータ1には、図1の上方
に表示される「きょくにあわせて…」の文字コードデー
タの表示データPFが記憶され、ブロックデータ2に
は、図1の下方の右向の動物のグラフィックパターン3
1の表示データPFが記憶され、ブロックデータ3に
は、図1の下方の左向の動物のグラフィックパターン3
1の表示データPFが記憶され、ブロックデータ4に
は、演奏される曲のサウンドデータSDと表示データP
Fの一部とタイミングデータTMとよりなるシーケンス
データSQが記憶され、ブロックデータ5には、正解デ
ータ等の入力チェックデータEVが記憶される。
【0032】ブロックデータ1の先頭には、上述した表
示位置の座標データ(x,y)等のブロックヘッダが記
憶され、データ部には、「きょくにあわせて、おどって
いるさるはどれ?」の文字コードデータの表示データP
Fが記憶されている。なお、この文字の先頭の「Q.1
7」は質問ナンバすなわちデータファイルナンバを示す
もので、キーボード1で選んだ質問ナンバに応じたもの
が表示される。
【0033】むろん、この文字もデータファイルの中に
記憶しておいてもよい。また、表示位置の座標データ
(x,y)は、画面上の特定位置を(0,0)とし、こ
の位置からの離間間隔に応じた座標データとなる。この
座標データ(x,y)は、表示画面30の1ドットに対
応しているが、nドット×mドットの表示パートに対応
したものでもよい。
【0034】ブロックデータ2、3の先頭には、上述し
た表示モード、イメージデータの高さ及び幅等のブロッ
クヘッダが記憶され、データ部には図1の動物のグラフ
ィックパターン31のイメージデータの表示データPF
が記憶されている。このイメージデータはビットマップ
形式のものである。なお、このイメージデータの表示デ
ータPFの表示位置の表示座標データ(x,y)は、後
述するタイミングデータTMの中に記憶されており、こ
こでは記憶されていないが、タイミングデータTMがな
いときにはここで記憶される。
【0035】このように、ブロックデータ1の形式で
は、コード形式の表示データPFを処理することがで
き、ブロックデータ2、3の形式では、イメージ形式の
表示データPFを処理することができ、種々の表示デー
タPFを一括して処理することができる。
【0036】ブロックデータ4の先頭には、上述した音
源タイプ、テンポデータTP、データタイプ等のブロッ
クヘッダが記憶され、データ部には図1の発音内容と表
示内容に応じたシーケンスデータSQが記憶される。こ
のデータの詳しい内容は図6に示すとうりである。な
お、サウンドデータSDは、タイミングデータTMとと
もにシーケンスデータSQのブロックデータ内に記憶さ
れ、表示データPFは上記ブロックデータ1、2、3に
示すように、別のブロックデータに記憶されている。こ
れは、サウンドデータSDのデータ量が少ないためであ
る。むろんサウンドデータSDだけで、1つのブロック
データを構成してもよいし、逆に表示データPFのデー
タ量も少なければ、タイミングデータTMとともにシー
ケンスデータSQのブロックデータ内に記憶することも
できる。
【0037】ブロックデータ5の先頭には、上述した番
号のデータフォーム等のブロックヘッダが記憶され、デ
ータ部には正解等の入力チェックデータEVが記憶され
る。この入力チェックデータEVはブランチ数、正解、
表示基準データ(x*,y*)、番号(1)(2)
(3)の表示位置の座標データからなっている。ブラン
チ数は質問に対する解答のブランチの数を示しており、
図1の例では3つである。正解は、この3つのブランチ
のうち正解の番号を示している。(1)(2)(3)の
表示位置の座標データは、図1の表示画面30内に表示
される解答ブランチ番号(1)(2)(3)の表示位置
の座標データである。表示基準データ(x*,y*)
は、上記番号(1)(2)(3)等の表示の(0,0)
の基準テンポの座標を示している。
【0038】この入力チェックデータEVは、上述のよ
うな番号選択のほか、以下のようなものがある。例え
ば、演奏されるメロディまたはリズムに応じて、キーボ
ード3のキーをオン/オフするような問題であれば、判
別音長データが記憶される。この判別音長データは、後
述するサウンドデータSDのサウンドオン/サウンドオ
フからの時間データを示しており、この時間内に上記キ
ーオン/キーオフがあれば正解となる。この判別音長デ
ータが上記タイミングデータTMに対し加算または減算
されて、この演算タイミングデータ以降または以前に上
記キーオン/キーオフの判別が行われる。
【0039】また、発音される音高やコードの内容を当
てる質問であれば、正解の音高データやコードの種類に
応じた番号やコードを構成する各音高データが入力チェ
ックデータEVとなる。このような場合の解答は、キー
ボード3の数値キー等を代用して行われたり、本装置に
接続された電子楽器を通じて行われ、操作された音高に
応じた音高データが入力されて、正解の判別が行われ
る。
【0040】6.タイミングデータTM 図7は、上述のブロックデータ4のデータ部に記憶され
るシーケンスデータSQを示している。この各データ
は、次のような形式となっている。先頭から、タイミン
グデータTM、コマンドデータ、識別コード、パラメー
タ部となっている。タイミングデータTMは、当該デー
タの処理タイミングを示している。
【0041】コマンドデータは、処理コマンドの内容を
示すもので、例えば“90н(нは16進数であること
を示す記号)”は、表示データPFのグラフィックメモ
リ6への書き込み処理を示し、“80н”はイメージバ
ッファメモリ27に一時退避しておいたイメージデータ
の表示データPFを読み出してグラフィックメモリ6へ
書き込む処理を示し、“A0н”はグラフィックメモリ
6の一部のイメージデータの表示データPFをイメージ
バッファメモリ27に一時退避する処理を示し、“FE
н”はサウンドデータSDのオンまたはオフの処理を示
し、“FCн”はこのパラメータ部の終わりを示し、
“7Fн”はテンポデータTPの変更の処理を示してい
る。
【0042】識別コードは、上述した各ブロックデータ
1、2、3、4、5…のいずれについて実行するかを示
すもので、上述のブロックヘッダのブロック識別IDが
使われる。パラメータ部は、実行される内容を示すデー
タを示しており、表示データPFであれば表示位置の座
標データ(x,y)を示し、サウンドデータSDであれ
ばオン/オフ、ノートナンバ(音高)、ベロシティを示
している。
【0043】この図6は、上記図1に示された動物のグ
ラフィックパターン31の表示内容と発音内容に応じた
ものとなっている。コマンドデータが“90н”と“F
Eн”のものをみていくと、“0000”のタイミング
で“64н”の音高の音が“7Fн”の音量でオンし、
“0096”のタイミングで“64н”の音高の音が音
量“00н”となってオフし、“0096”のタイミン
グで“67н”の音高の音が“7Fн”の音量でオン
し、“0192”のタイミングで“67н”の音高の音
が音量“00н”となってオフすることになる。以後こ
れが繰り返されて“64н”“67н”“64н”“6
7н”……というように演奏が行われていく。これは簡
単な演奏であり、音高の値を種々変えたりして、より変
化に富んだ演奏を行うことができる。
【0044】これに対し、座標(x1,y1)に表示さ
れる図1(1)の動物のグラフィックパターン31は、
“0000”のタイミングで右向の“2”のブロックデ
ータの表示データPFが表示され、“0096”のタイ
ミングで左向の“3”のブロックデータの表示データP
Fが表示され、以後これが繰り返されて“0192”の
タイミングでグラフィックパターン31は右向、“02
88”のタイミングでグラフィックパターン31は左向
……というように変化していく。従って、図1(1)の
グラフィックパターン31は、演奏と完全に同期して表
示切換が行われる。ゆえに、この場合の質問に対する正
解はこの(1)ということになる。
【0045】このように、サウンドデータSDに応じた
発音と表示データPFに応じた表示とを同じタイミング
で同期して行うことにより、表示内容を見ているものに
臨場感を与えることができ、表現内容をより豊かにする
ことができる。
【0046】また、座標(x2,y2)に表示される図
1(2)の動物のグラフィックパターン31は、“00
00”のタイミングで右向の“2”のブロックデータの
表示データPFが表示され、“0064”のタイミング
で左向の“3”のブロックデータの表示データPFが表
示され、以後これが繰り返されて“0160”のタイミ
ングでグラフィックパターン31は右向、“0256”
のタイミングでグラフィックパターン31は左向……と
いうように変化していく。従って図1(2)のグラフィ
ックパターン31は、演奏のタイミングより早く表示切
換が行われる。ゆえに、この(2)は質問に対して不正
解ということになる。
【0047】さらに、座標(x3,y3)に表示される
図1(3)の動物のグラフィックパターン31は、“0
000”のタイミングで右向の“2”のブロックデータ
の表示データPFが表示され、“0128”のタイミン
グで左向の“3”のブロックデータの表示データPFが
表示され、以後これが繰り返されて“0224”のタイ
ミングでグラフィックパターン31は右向、“320”
のタイミングでグラフィックパターン31は左向……と
いうように変化していく。従って図1(3)のグラフィ
ックパターン31は、演奏のタイミングより遅く表示切
換が行われる。ゆえに、この(3)は質問に対して不正
解ということになる。
【0048】上記右向の動物のグラフィックパターン3
1の表示データPFと左向の動物のグラフィックパター
ン31の表示データPFとを入れ替えて表示させると
き、イメージバッファメモリ26に一時退避させて、読
み出して再度表示させることもできる。
【0049】7.全体処理 図8は全体処理のフローチャートを示している。この処
理は電源投入によってスタートし、再生制御部21は、
シーケンスカウンタ28、テンポカウンタ14等のクリ
ア等のイニシャライズ処理を行い(ステップ01)、フ
ロッピーディスク1のプログラムPGを読み出してプロ
グラムメモリ27にロードし(ステップ02)、背景の
グラフィックデータをフロッピーディスクより読み出
し、表示画面30に背景を表示させる(ステップ0
3)。次いでファイルナンバデータNをクリアし(ステ
ップ04)、読み出し制御部22に対し、フロッピーデ
ィスク1内の第N番目のデータファイルの読み出しを指
示する(ステップ05)。
【0050】次いで、読み出し制御部22によって、フ
ロッピーディスク1内の第N番目のデータファイルが読
み出され、データバッファメモリ23へロードされる
(ステップ06)。そして、このロードしたデータファ
イル各ブロックデータの中の実行オケージョンコードが
“0”ものがサーチされ、このサーチしたブロックデー
タだけについて発音表示処理が行われる(ステップ0
7)。この発音表示処理は次述するステップ08の発音
表示処理とほぼ同じである。
【0051】次いで、残りのブロックデータの中からシ
ーケンスデータSQがサーチされ、このシーケンスデー
タSQに基づいて発音表示処理が実行される(ステップ
08)。この発音表示処理は後述する。
【0052】上記ステップ01〜08のフローチャート
に対応したプログラムPGは例えば図9に示すような形
で示すことができ、このプログラムPGはフロッピーデ
ィスク1に記憶されている。この図8のプログラムPG
は分かり易くするために、簡略化して一部のみ示してい
るが、その形態は使用するプログラム言語によって種々
変化する。
【0053】8.発音表示処理 図10は上記ステップ08の発音表示処理のフローチャ
ートを示している。この処理では、再生制御部21(C
PU11)は、上記読み出したデータファイルの中の
「4」の区分コードのブロックデータ、すなわちタイミ
ングデータTMの記憶されているブロックデータの中の
このタイミングデータTMを読み出す(ステップ1
1)。そして、このタイミングデータTMとシーケンス
カウンタ28の時間データとを比較する(ステップ1
2)。図7の例でいけば、先頭のデータのタイミングデ
ータTMは“0000”であるから、即座に一致するこ
とになる。
【0054】そして、上記タイミングデータTMの次の
コマンドデータを読み出し(ステップ13)、このコマ
ンドデータが、“7Fн”のテンポデータTP変更のコ
マンドか、“FEн”のサウンドデータSDのオン/オ
フのコマンドか、“90н”の表示データPFの書き込
みコマンドか、“FCн”のエンドコマンドかを判別す
る(ステップ14、15、16、17)。
【0055】テンポデータTP変更のコマンドであれ
ば、テンポデータTPを読み出して、テンポカウンタ1
4にセットする(ステップ18)。これにより、テンポ
データTPに応じた周期でインタラプト信号INTが再
生制御部21(CPU11)に与えられることになる。
この場合、処理速度を決定するクロック信号φの周波数
を変えれば、このクロック信号はテンポカウンタ14に
与えられるので、インタラプト信号INTの出力周期も
変わり、表示データPF及びサウンドデータSDの処理
速度も変わることになる。
【0056】サウンドデータSDのオン/オフのコマン
ドであれば、次のオン/オフデータ、ノートナンバ(音
高)、ベロシティのサウンドデータSDを読み出し、M
IDIインタフェース7を介してトーンジェネレータ8
に出力する(ステップ19)。これによりサウンドデー
タSDに応じた発音または消音が行われる。
【0057】表示データPFの書き込みコマンドであれ
ば、次の識別コードと同じブロックデータの表示データ
PFを読み出し、グラフィックメモリ6に書き込む(ス
テップ20)。これにより、表示データPFに応じた表
示が行われる。エンドコマンドであれば、この処理を終
え、エンドコマンドでもなければ、ステップ21に進
む。
【0058】ステップ21では、シーケンスカウンタ2
8の値が+1される(ステップ21)。これにより、シ
ーケンスカウンタ28の時間データがカウントされてい
くことになる。
【0059】そして、キーボード3からのコマンド等の
入力があれば(ステップ22)、この入力コマンドが処
理の中止を示すコマンドであれば(ステップ23)、読
み出しデータファイルナンバデータNを+1して(ステ
ップ24)、フロッピーディスク1内の第N番目のデー
タファイルを読み出し、データバッファメモリ23へロ
ードする(ステップ25)。
【0060】上記ステップ23で、処理中止のコマンド
でなければ、解答データの入力と解釈して、「5」のデ
ータブロック内の正解データを読み出し(ステップ2
6)、入力データと比較し(ステップ27)、一致して
いれば上記ステップ24に進む。一致していなければ、
そのまま処理を終える。
【0061】これらステップ11〜27の処理は、以上
のようにしていったん終了するが、これ以降テンポカウ
ンタ14によりインタラプト信号INTが再生制御部2
1(CPU11)に与えられるごとに繰り返し実行され
る。従って、インタラプト信号INTが与えられるごと
に、ステップ21の処理は必ず行われて、シーケンスカ
ウンタ28の時間データは必ずカウントされていく。
【0062】そして、この時間データが「4」のブロッ
クデータの中のタイミングデータTMに一致すれば(ス
テップ11、12)、テンポデータTPのセット(ステ
ップ14、18)、サウンドデータSDに応じた発音
(ステップ15、19)、表示データPFに応じた表示
(ステップ16、20)が繰り返し行われる。これに対
し、正解が入力されれば(ステップ22、23)、正解
かどうかの判別が行われ(ステップ26、27)、これ
に応じてデータファイルNが1つ進められたり、現在の
データファイルが繰り返されたりする。
【0063】上記ステップ11〜27のフローチャート
に対応したプログラムPGは例えば図11に示すような
形で示すことができ、このプログラムPGはフロッピー
ディスク1に記憶されている。この図11のプログラム
PGは分かり易くするために、簡略化して一部のみ示し
ているが、その形態は使用するプログラム言語によって
種々変化する。
【0064】本実施例では、シーケンスデータSQと表
示データPFとも分離して記憶しているので、表示デー
タPFだけまたはシーケンスデータSQだけ変更して、
表示内容だけ変更したり、表示の変化の順番を変更した
りすることができる。シーケンスデータSQの中のサウ
ンドデータSDを変更すれば、発音内容だけ変更した
り、発音の変化の順番を変更したりすることができる。
むろん、シーケンスデータSQからサウンドデータSD
も分離しておけば、サウンドデータSDの変更だけで、
発音内容だけ変更したり、発音の変化の順番を変更した
りすることができる。
【0065】また、図1の(1)のグラフィックパター
ン31については、表示データPFとサウンドデータS
Dとは、同じ値のタイミングデータTMに基づいて、ま
ったく同じタイミングで処理される。しかし、表示デー
タPFまたはサウンドデータSDのいずれかを増やし
て、表示データPFの一部がサウンドデータSDと同期
しないで処理されたり、サウンドデータSDの一部が表
示データPFと同期しないで処理されたりしてもよい。
【0066】本発明は上記実施例に限定されず、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例え
ば、上記サウンドデータSDは、「あ」「い」「う」…
…「ら」「り」「る」……「きゃ」「しゃ」「ちゃ」
「ぎゃ」「じゃ」……または「a」「i」「u」……
「k」「s」「t」……「ky」「sh」「ch」[g
y」「j」……の音の音声コードデータとしたり、また
はこの音声コードデータを付加して、トーンジェネレー
タ8に、この「あ」「い」「う」……の音声サウンドデ
ータも記憶しておき、曲の演奏ばかりでなく、自動的に
歌を歌うようにしてもよい。
【0067】また、表示データPFは、動物のグラフィ
ックパターン31に限られず、楽譜の音符等の各種音楽
記号のグラフィックパターン、円、方形等の図形のグラ
フィックパターン、文字、記号、図形のコードデータ
等、どのようなものでもよく、上記切換表示される複数
の表示データPFは、形の異なるもののほか、色の異な
るもの、模様の異なるもの等として、グラフィックパタ
ーン31が動くように変化するほか、色が変化したり、
模様が変化したりしてもよい。さらに、シーケンスデー
タSQ内の表示データPFを特定のタイミングデータT
Mのところで新たに記憶するようにしたり、それまで記
憶していた表示データPFを特定のタイミングデータT
Mのところで新たに記憶しないようにしたりして、音の
進行に応じて表示画面30内のグラフィックパターン2
1が順次現れたり消えたりするようにしてもよい。
【0068】本願発明の実施の態様は以下の通りであ
る。 (1) 発音する音の内容を示す複数のサウンド
データを記憶するサウンド記憶手段と、 表示するグラ
フィックの内容を示す複数の表示データを記憶する表示
記憶手段と、 上記各サウンドデータの発音のタイミン
グを示すサウンドタイミングデータ、または上記各表示
データの表示のタイミングを示す表示タイミングデータ
を記憶するタイミング記憶手段と、 上記各サウンドデ
ータまたは各表示データを上記各タイミングデータに基
づいて発音または表示の処理を実行するためのプログラ
ムであって、上記各データとは分離して当該プログラム
を記憶するプログラム記憶手段とを備えたことを特徴と
するサウンド情報及び表示情報の記憶方式。 (2)
発音する音の内容を示す複数のサウンドデータを記憶す
るサウンド記憶手段と、 表示するグラフィックの内容
を示す複数の表示データを記憶する表示記憶手段と、
上記各サウンドデータの発音のタイミングを示すサウン
ドタイミングデータ、または上記各表示データの表示の
タイミングを示す表示タイミングデータを記憶するタイ
ミング記憶手段と、 上記各サウンドデータまたは各表
示データを上記各タイミングデータに基づいて発音また
は表示の処理を実行するためのプログラムであって、上
記各データとは分離して当該プログラムを記憶するプロ
グラム記憶手段と、 これら各記憶手段よりプログラム
または各データを読み出す各読み出し手段と、 この読
み出し手段によって読み出されたプログラムに基づいて
処理を行い、かつ上記読み出された各タイミングデータ
の順番に沿って、上記読み出された各サウンドデータま
たは読み出された各表示データについて、発音または表
示の処理を実行する処理手段とを備えたことを特徴とす
る発音表示方式。 (3)発音する音の内容を示す複数
のサウンドデータを記憶するサウンド記憶手段と、 上
記サウンドデータに応じた発音と同期して順次表示され
る、複数のグラフィックの内容を示す複数の表示データ
を記憶する表示記憶手段と、 上記各サウンドデータの
発音のタイミングを示すサウンドタイミングデータまた
は上記各表示データの表示のタイミングを示す表示タイ
ミングデータを記憶するタイミング記憶手段と、 上記
サウンド記憶手段よりサウンドデータを読み出し、上記
表示記憶手段より表示データを読み出し、上記タイミン
グ記憶手段よりタイミングデータを読み出す各読み出し
手段と、 時間の経過をカウントする時間カウント手段
と、 この時間カウント手段によってカウントされた時
間データと上記タイミングデータとを比較する比較手段
と、 この比較手段の比較結果に応じて、上記サウンド
データに応じた発音を行う発音手段と、 上記比較手段
の比較結果に応じて、上記表示データに応じた表示を行
う表示手段とを備えたことを特徴とする発音表示方式。
(4) 上記各サウンドデータまたは上記各表示デー
タと上記各タイミングデータとは分離されて記憶されて
いることを特徴とする請求項1、2または3記載のサウ
ンド情報及び表示情報の記憶方式並びに発音表示方式。
(5) 上記表示データまたは上記サウンドデータは、
それぞれの判別データを含み、かつ上記タイミングデー
タに対応して記憶され、上記処理手段はこのタイミング
データの順番に基づいて、上記判別データに基づいて上
記表示データまたは上記サウンドデータを判別し、上記
各サウンドデータまたは各表示データについて、発音ま
たは表示の処理を実行する手段であることを特徴とする
請求項2記載の発音表示方式。 (6) 上記各サウン
ドデータに応じた発音と上記各表示データに応じた表示
とは同じタイミングで行われることを特徴とする請求項
3記載の発音表示方式。 (7) 上記時間カウント手
段は、そのカウント速度を任意に変更可能であることを
特徴とする請求項3記載の発音表示方式。 [発明の効
果] 以上詳述したように、本発明は、各サウンドデー
タまたは各表示データと、これに応じた各タイミングデ
ータと、これらのデータに基づいて発音または表示の処
理を実行するためのプログラムを、上記各データとは分
離して記憶した。これにより、設計変更にあたり、プロ
グラムはそのままで、必要なデータだけを変更すればよ
く、設計変更が容易となり、バリエーションの幅が広が
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】CRT5の表示画面30に表示されるグラフィ
ックパターン31を示す図である。
【図2】発音表示装置の全体回路図である。
【図3】制御装置10の回路図である。
【図4】フロッピーディスク1に記憶されているデータ
ファイルの1つを示す図である。
【図5】データファイルの中の各データブロックを示す
図である。
【図6】データファイルの中の各データブロックを示す
図である。
【図7】シーケンスデータSQのデータブロックのデー
タ部の内容を示す図である。
【図8】全体処理のフローチャートを示す図である。
【図9】全体処理のプログラムPGの一例を示す図であ
る。
【図10】発音表示処理(ステップ08)のフローチャ
ートを示す図である。
【図11】発音表示処理のプログラムPGの一例を示す
図である。
【図12】従来の発音表示処理のプログラムの一例を示
す図である。
【符号の説明】
1…フロッピーディスク、5…CRT(ブラウン管)、
6…グラフィックメモリ、7…MIDIインターフェー
ス、8…トーンジェネレータ、10…制御装置、11…
CPU、12…RAM、14…テンポカウンタ、21…
再生制御部、22…読み出し制御部、23…データバッ
ファメモリ、24…読み出し順テーブル、25…イメー
ジジェネレータ、26…イメージバッファメモリ、27
…プログラムメモリ、28…シーケンスカウンタ、30
…表示画面、31…グラフィックパターン。
フロントページの続き (72)発明者 木村 剛 浜松市寺島町200番地 株式会社河合楽 器製作所内 (72)発明者 今井 優子 浜松市寺島町200番地 株式会社河合楽 器製作所内 (72)発明者 池谷 由美子 浜松市寺島町200番地 株式会社河合楽 器製作所内 (72)発明者 大内 邦則 浜松市寺島町200番地 株式会社河合楽 器製作所内 (56)参考文献 特開 昭61−148493(JP,A) 特開 平1−188900(JP,A) 実開 昭57−116992(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09B 15/02 G10H 1/00 101 G10H 1/36

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力された問題に対して、解答を行うもの
    であって、 発音する音の内容を示す複数のサウンドデータであっ
    て、上記問題に係るデータを記憶 し、 表示するグラフィックの内容を示す複数の表示データで
    あって、上記問題に係るデータを記憶し、 上記各サウンドデータの発音のタイミングを示すサウン
    ドタイミングデータ、 及び上記各表示データの表示のタイミングを示す表示タ
    イミングデータを記憶し、 上記解答をチェックするチェックデータを記憶し、 上記各サウンドデータ及び各表示データを上記各タイミ
    ングデータに基づいて発音及び表示の処理を実行するた
    めのプログラムと、上記解答を上記チェックデータに基
    づいてチェックするためのプログラムとであって、上記
    各データとは分離して当該プログラムを記憶し、 これら各プログラム及び各データを読み出し、 この読み出されたプログラムに基づき、かつ上記読み出
    された各タイミングデータの順番に沿って、上記読み出
    された各サウンドデータ及び読み出された各表示データ
    について、発音及び表示の処理を実行することにより、
    上記問題を出力し、さらに上記読み出されたチェックデ
    ータに基づいて上記解答をチェックすることを特徴とす
    るサウンド情報及び表示情報の発音表示装置。
  2. 【請求項2】出力された問題に対して、解答を行うもの
    であって、 発音する音の内容を示す複数のサウンドデータであっ
    て、上記問題に係るデータを記憶 し、 表示するグラフィックの内容を示す複数の表示データで
    あって、上記問題に係るデータを記憶し、 上記各サウンドデータの発音のタイミングを示すサウン
    ドタイミングデータ、及び上記各表示データの表示のタ
    イミングを示す表示タイミングデータを記憶し、 上記解答をチェックするチェックデータを記憶し、 上記各サウンドデータ及び各表示データを上記各タイミ
    ングデータに基づいて発音及び表示の処理を実行するた
    めのプログラムと、上記解答を上記チェックデータに基
    づいてチェックするためのプログラムとであって、上記
    各データとは分離して当該プログラムを記憶し、 これら各プログラム及び各データを読み出させ、 この読み出されたプログラムに基づき、かつ上記読み出
    された各タイミングデータの順番に沿って、上記読み出
    された各サウンドデータ及び読み出された各表示データ
    について、発音及び表示の処理を実行させることによ
    り、上記問題を出力させ、さらに上記読み出されたチェ
    ックデータに基づいて上記解答をチェックさせることを
    特徴とするサウンド情報及び表示情報の発音表示方法。
  3. 【請求項3】出力された問題に対して、解答を行うもの
    であって、 発音する音の内容を示す複数のサウンドデータであっ
    て、上記問題に係るデータを記憶 し、 このサウンドデータに応じた発音と同期して及び同期し
    ないで順次表示される、複数のグラフィックの内容を示
    す複数の表示データであって、上記問題に係るデータを
    記憶し、 上記各サウンドデータの発音のタイミングを示すサウン
    ドタイミングデータまたは上記各表示データの表示のタ
    イミングを示す表示タイミングデータを記憶し、 上記解答をチェックするチェックデータを記憶し、 上記サウンドデータ、上記表示データ、上記タイミング
    データ及び上記チェックデータを読み出し、 時間の経過をカウントし、 このカウントされた時間データと上記タイミングデータ
    とを比較し、 この比較結果に応じて、上記サウンドデータに応じた発
    音を行い、同じく上記比較結果に応じて、上記表示デー
    タに応じた表示を行うことにより、上記問題を出力し、 上記読み出されたチェックデータに基づいて、上記解答
    をチェックすることを特徴とするサウンド情報及び表示
    情報の発音表示装置。
  4. 【請求項4】出力された問題に対して、解答を行うもの
    であって、 発音する音の内容を示す複数のサウンドデータであっ
    て、上記問題に係るデータを記憶 し、 このサウンドデータに応じた発音と同期して及び同期し
    ないで順次表示される、複数のグラフィックの内容を示
    す複数の表示データであって、上記問題に係るデータを
    記憶し、 上記各サウンドデータの発音のタイミングを示すサウン
    ドタイミングデータまたは上記各表示データの表示のタ
    イミングを示す表示タイミングデータを記憶し、 上記解答をチェックするチェックデータを記憶し、 上記サウンドデータ、上記表示データ、上記タイミング
    データ及び上記チェックデータを読み出しさせ、 時間の経過をカウントさせ、 このカウントされた時間データと上記タイミングデータ
    とを比較させ、 この比較結果に応じて、上記サウンドデータに応じた発
    音を行わせ、同じく上記比較結果に応じて、上記表示デ
    ータに応じた表示を行わせることにより、上記問題を出
    力させ、 上記読み出されたチェックデータに基づいて、上記解答
    をチェックさせることを特徴とするサウンド情報及び表
    示情報の発音表示方法。
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JPS61148493A (ja) * 1984-12-22 1986-07-07 凸版印刷株式会社 音楽データ格納用記憶媒体のデータ入力出力装置
JPH01188900A (ja) * 1988-01-25 1989-07-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 楽譜表示装置

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