JPH043742Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH043742Y2
JPH043742Y2 JP15737686U JP15737686U JPH043742Y2 JP H043742 Y2 JPH043742 Y2 JP H043742Y2 JP 15737686 U JP15737686 U JP 15737686U JP 15737686 U JP15737686 U JP 15737686U JP H043742 Y2 JPH043742 Y2 JP H043742Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame member
wheel support
support frame
main body
separate wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15737686U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6365557U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15737686U priority Critical patent/JPH043742Y2/ja
Publication of JPS6365557U publication Critical patent/JPS6365557U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH043742Y2 publication Critical patent/JPH043742Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は溶接機等の加工具を搭載して無端レ
ール上を走行する走行台車に関する。
〔従来の技術〕
ポータブル型の溶接機を用いて小径鋼管の接続
作業を施工する場合、溶接台車走行用の円形レー
ルを上記鋼管に対して同心に固定し、溶接トーチ
を搭載してなる溶接台車を該円形レール上を走行
させつつ行うのが一般的である。
この種の溶接においては、無端状に鋼管にセツ
トされた円形レールに台車をセツトするため、レ
ールを保持し走行ガイドする2個のガイド輪を一
旦外した状態にしてレールに台車をのせ、しかる
後に2個のガイド輪を押し込んでレールをしつか
りと保持する必要がある。この操作はなかなか面
倒であり、簡便にセツトできる台車が望まれてい
た。
この考案は上記問題を解消するためになされた
もので、走行の安定性を確保することができる
上、走行台車の無端レールへのセツト・セツト解
除操作をワンタツチ操作で行うことができる走行
台車を得ることを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
この考案は上記目的を達成するため、走行台車
の台車フレームを、車輪支持枠部材を有する枠部
材本体と、支持機構を介して該枠部材本体に対し
て進退可能に支持された別体の車輪支持枠部材及
び該別体の車輪支持枠部材と上記枠部材本体とを
ロツクするロツク機構を有する構造とし、該ロツ
ク機構を上記枠部材本体に軸支されたハンドル基
部に別体の車輪支持枠部材外面に回動圧接可能な
ロツク腕を有するハンドル、上記支持機構が上記
別体の車輪支持枠部材の退避距離を規制する退避
距離規制機構を有する構造としたものである。
〔作用〕
この考案では、一方の車輪支持枠部材を進退さ
せることにより走行台車を無端レール上へセツト
することができるので、該無端レールへの係合構
造として、走行の安定性が得られるレール抱持構
造を採用することができ、しかも、セツト・セツ
ト解除操作はワンタツチ操作で可能である。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
第1図〜第3図において、10は溶接台車の台
車フレームであつて、車輪支持枠部材11と、該
車輪支持枠部材11の両端部から並行して脚部状
に伸びる側枠部材12,13及び車輪支持枠部材
11に並行する縦方向幅の小さいガイド枠部材1
4からなる長方形状の枠部材本体15と、両端部
それぞれ脚部状に突設されたロツド16(一方は
図示しない)を有する別体の車輪支持枠部材17
からなる。枠部材本体15の側枠部材12には軸
方向に伸びる貫通孔12aが形成されており、該
貫通孔12aの車輪支持枠部材11側端は所定長
だけ他部12bより大径に形成された大径部12
cとなつている。側枠部材13にも図示しないが
同様の貫通孔が形成されている。車輪支持枠部材
17は両ロツド16をそれぞれ側枠部材12,1
3の貫通孔12aに摺動可能に挿入して側枠部材
12,13の長手方向に進退可能な状態で枠部材
本体15に支持されている。上記両ロツド16の
先端部所定位置には大径のリング(係合片)18
がボルト19で取着されているので、車輪支持枠
部材17の退避距離は該リング18と該リング1
8に所定距離を隔てて対向する大径部12cの孔
端面(係合部)12dにより規制される。なお、
リング18と孔端面12dからなる退避距離規制
機構は両ロツド16の一方と該ロツドをガイドす
る一方の貫通孔12に設ければ十分である。
ガイド枠部材14の上面の長手方向の適所には
ハンドル21を回動可能に支持する支持突起20
が形成されており、該支持突起20の外側面に
は、ハンドル21の短筒状のハンドル基部22端
面が摺接する偏平な隆起部20aが形成されると
ともにハンドル21のハンドル軸23を挿通する
ための軸孔(図示しない)が形成されている。ハ
ンドル基部22には該基部の半径方向外方に向か
ロツク腕24がハンドル21と所定角度を成して
伸びており、車輪支持枠部材17の外面にはロツ
ク腕24が第3図に示すように回動進入可能な凹
部25を有するロツク部材26が取着されてい
る。この凹部15のロツク腕係合面25aは、第
3図aに示すように、下向きに外側へ張り出し状
に傾斜する傾斜係合面となつている。上記20〜
26はロツク機構を構成している。
車輪支持枠部材17の両端部近傍には第2図に
示すように支持部28が下向きに突出形成されて
おり、この支持部28で、第3図bに示すよう
に、2個のガイド輪29,29を回動自在に支持
する車輪支持体30、該車輪支持体30を一端側
で支持して上記支持部28を貫通するボルト軸3
1、ボルト軸31に固着されて支持部28の外面
に当接する板32からなる車輪ユニツトを支持し
ている。車輪支持枠部材11も支持部28と同様
の支持部が形成されており、該支持部で上記と同
じ構成の車輪ユニツトを支持している。なお、ガ
イド輪29,29は第3図bに示すように円形レ
ール40の側面に形成された外側及び内側の傾斜
ガイド面41,42にそれぞれ係合する。この円
形レール40の外周面には全周に亘り中央溝43
が形成され、該溝43の片面にはラツク44が形
成されている。
33は溶接台車駆動用の縦向きの電動機であつ
て、電動機支持枠34に抱持されて溶接台車10
に搭載されており、電動機軸に軸結されたギア4
5が円形レール40のラツク44に噛み合い係合
する。
第1図〜第3図bは、溶接台車を円形レール4
0にセツトした状態を示しており、車輪支持枠部
材17は側枠部材12,13の端面に当接し、ハ
ンドル21がロツク側へ回動されてロツク腕23
がロツク部材26の凹部25内に進入し、傾斜係
合面25aと係合して車輪支持枠部材17に体し
て該車輪支持枠部材17を枠部材本体15側え押
圧する押圧力を付与している。このセツト状態で
は、車輪支持枠部材11側の対をなすガイド輪2
9は第3図bに示すように円形レール40の一方
側面の傾斜ガイド面41,42に圧接係合し、車
輪支持枠部材17側の対をなすガイド輪29は円
形レール40の他方側面の傾斜ガイド面41,4
2にそれぞれ圧接係合し、溶接台車は合計8個の
ガイド輪で円形レール40を抱持して該円形レー
ル40に支持されている。
図示の状態から、ハンドル21を第2図におい
て実線矢印の方向へ起こすと、ロツク腕23と凹
部25との係合が解かれてロツク解除となるの
で、車輪支持枠部材17に対して第1図に実線矢
印で示す向きに引つ張り力を加えると、車輪支持
枠部材17は、ロツド16が貫通孔12の大径部
12a内に摺動して上記矢印方向に移動し、第4
図に示すように、枠部材本体15に対して離間す
る。これにより8個のガイド輪29による円形レ
ール40の抱持が解かれるので、走行台車を円形
レール40から外すことができる。
本実施例では、台車フレーム10が8個のガイ
ド輪29で円形レール40をその側部側から抱持
しているので、走行の安定性が高く、溶接台車の
走行状態に原因する溶接精度の低下を防止するこ
とができる。
また、溶接台車の円形レールへのセツト・セツ
ト解除がハンドル操作で可能である上、枠部本体
15と車輪支持部材17とは常時連結されている
ので、セット・セット解除操作に要する労力が少
なくてすむ。
なお、上記実施例では、車輪支持枠部材17の
退避距離を、係合片(リング)18と係合部(貫
通孔12の他部12bの孔端面)12dからなる
退避距離規制機構によ規制するようにしている
が、これらは両ロツド16の一方と該一方のロツ
ドをガイドする貫通孔12側に設ければよく、ま
た、この退避距離規制機構としては、車輪支持枠
部材17の一端がピン連結されたリンク部材の他
端と、側枠部材12に一端がピン連結されるリン
ク部材の他端をピン連結してなるリンク機構を用
いてもよい。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明した通り、平行する車輪支
持枠部材の一方を他方車輪支持枠部材側に対して
進退可能にしたことにより、ガイド輪で無端レー
ルをその両側部側から抱持させるレール係合構造
を採ることができるので、高速走行時でも安定し
た走行性を確保することができる上、無端レール
へのセツト・セツト解除をワンタツチ操作で行う
ことができ、また、両車輪支持枠部材は相互非分
離で上記進退可能であるので、持ち運びにも便で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す平面図、第2
図は上記実施例の一部を除去した右側面図、第3
図aは上記実施例における円形レールと電動機と
の位置関係を示す図、第3図bは上記実施例にお
ける円形レールとガイド輪との係合状態を示す
図、第4図は上記実施例の作用を説明するための
図である。 11……車輪支持枠部材、15……枠部材本
体、12,13……側枠部材、12a……貫通
孔、12d……係合部(孔端面)16……ロツ
ド、17……車輪支持枠部材、18……係合片
(リング)、20……支持突起、21……ハンド
ル、22……ハンドル基部、24……ロツク腕、
25……凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 無端レール上を走行する走行台車であつて、
    加工具を搭載するものにおいて、台車フレーム
    が、車輪支持枠部材を有する枠部材本体と、支
    持機構を介して該枠部材本体に対して進退可能
    に支持された別体の車輪支持枠部材及び該別体
    の車輪支持枠部材と上記枠部材本体とをロツク
    するロツク機構を有し、該ロツク機構は上記枠
    部材本体に軸支されハンドル基部に別体の車輪
    支持枠部材外面に回動圧接可能なロツク腕を有
    するハンドルであり、上記支持機構が上記別体
    の車輪支持枠部材の退避距離を規制する退避距
    離規制機構を有していることを特徴とする走行
    台車。 (2) 前記退避距離規制機構が、前記別体の車輪支
    持枠部材に設けられた係合片と前記枠部材本体
    側に設けられ上記係合片に対して所定距離を隔
    てて上記進退方向に対向する係合部からなるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の走行台車。 (3) 前記退避距離規制機構が、前記別体の車輪支
    持枠部材と前記枠部材本体とに亘つて設けられ
    たリング機構であることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の走行台車。
JP15737686U 1986-10-16 1986-10-16 Expired JPH043742Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15737686U JPH043742Y2 (ja) 1986-10-16 1986-10-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15737686U JPH043742Y2 (ja) 1986-10-16 1986-10-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6365557U JPS6365557U (ja) 1988-04-30
JPH043742Y2 true JPH043742Y2 (ja) 1992-02-05

Family

ID=31079868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15737686U Expired JPH043742Y2 (ja) 1986-10-16 1986-10-16

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH043742Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6365557U (ja) 1988-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH043742Y2 (ja)
JPS6128041B2 (ja)
CN116460523A (zh) 一种用于钢管焊接的辅助支撑装置及其使用方法
JP2538644Y2 (ja) 工作機械の多軸ヘッド交換装置
JPH06143906A (ja) タイヤドーリー
JPH027927U (ja)
JP2551093B2 (ja) バッテリ移送装置
JPS6127326Y2 (ja)
JP2003201094A (ja) 車輪移動用台車
JPH0578386U (ja) レール走行台車
JPS6333946B2 (ja)
JPH10202602A (ja) 送材装置
JPH0527273Y2 (ja)
JP2523080B2 (ja) 鉄骨構造物の仮組立て装置
JPH0634056Y2 (ja) 倣い走行式溶接台車装置
JPS5929821Y2 (ja) 重ね溶接装置
JPS6023115Y2 (ja) 円筒状物の縦継手溶接用裏当装置
JPH0641739Y2 (ja) 溶接ライン
JPS6116929Y2 (ja)
JPH0645299Y2 (ja) 工作物反転装置
JP2541370Y2 (ja) 車体移送用台車装置
JPH0326051Y2 (ja)
JPS5914005Y2 (ja) 押出プレスのデツキ装置
JPS63183797A (ja) 倣い走行装置
JPS6331831Y2 (ja)