JP2538644Y2 - 工作機械の多軸ヘッド交換装置 - Google Patents

工作機械の多軸ヘッド交換装置

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JP2538644Y2
JP2538644Y2 JP1991072445U JP7244591U JP2538644Y2 JP 2538644 Y2 JP2538644 Y2 JP 2538644Y2 JP 1991072445 U JP1991072445 U JP 1991072445U JP 7244591 U JP7244591 U JP 7244591U JP 2538644 Y2 JP2538644 Y2 JP 2538644Y2
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axis head
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、工作機械の多軸ヘッド
交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、被加工物に対して複数種類の
ドリル加工などを連続して行う工作機械においては、各
種多軸ヘッド(ドリルヘッド)を択一的に選択して主軸
ユニットに着脱することにより交換できるように構成さ
れている。しかして、多軸ヘッドや治具交換部品たる治
具プレートは個々に主軸ユニットや治具に取付けられ、
多軸ヘッドの運搬作業などはチェンブロックやフォーク
リフトなどを用いて行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上述の如く
多軸ヘッドや治具プレートを個々に主軸ユニットや治具
に取付ける方法は、主軸ユニットと多軸ヘッドとの位置
合せが難しく、段取り作業が面倒であるため、段取り作
業に長時間を要し、多軸ヘッドを迅速に交換することが
できないという欠点を有していた。しかも、チェンブロ
ックやフォークリフトが必要となるから、設備費が嵩
み、経済的にも不利であった。
【0004】本考案はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、治具プレートの多軸ヘッド
と治具本体に対する取り合いが容易となり、段取り時間
を短縮させることが可能な工作機械の多軸ヘッド交換装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために本考案においては、機械本体上の送
りユニットに軸方向へ移動可能に設けられる主軸ユニッ
トと、該主軸ユニットの駆動ヘッドに着脱自在に装着さ
れる多軸ヘッドと、前記主軸ユニットに関連して機械本
体および運搬台車の上に配置される交換用の多軸ヘッド
とをそれぞれ備え、前記主軸ユニットの多軸ヘッドと前
記機械本体上又は運搬台車上の交換用の多軸ヘッドとを
択一的に選択して交換する際、前記多軸ヘッドに治具交
換部品を取付けた状態で、前記主軸ユニットの多軸ヘッ
ドを前記駆動ヘッドの軸方向に対して直交する方向に移
動させ、前記駆動ヘッドと位置合わせしてクランプする
ことにより着脱するようにした工作機械の多軸ヘッド交
換装置において、前記交換用の多軸ヘッドに、非使用時
に工具軸と平行な方向へ伸縮自在なガイドロッドを設
け、該ガイドロッドの先端で前記治具交換部品の治具プ
レートを保持し、前記駆動ヘッドに結合している多軸ヘ
ッドの工具と対向する位置に前記治具プレートを位置決
めして、クランプする機構を有する治具本体を配設し、
前記送りユニットの移動と前記ガイドロッドの伸縮とに
よって前記治具本体への治具プレートの着脱を行うよう
構成している。
【0006】
【作用】本考案に係る工作機械の多軸ヘッド交換装置で
は、交換用の多軸ヘッドに、非使用時に工具軸と平行な
方向へ伸縮自在なガイドロッドを設け、該ガイドロッド
の先端で治具交換部品の治具プレートを保持し、駆動ヘ
ッドに結合している多軸ヘッドの工具と対向する位置に
治具プレートを位置決めして、クランプする機構を有す
る治具本体を配設し、送りユニットの移動とガイドロッ
ドの伸縮とによって治具本体への治具プレートの着脱を
行うように構成しているため、多軸ヘッドと治具プレー
トとを組み合わせて交換する構成ながら、多軸ヘッドと
治具本体に対して治具プレーを容易に取り合うことが可
能となる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0008】図1〜図5は本考案の一実施例を示すもの
で、図において1は被加工物Wに対して複数種類の多軸
ドリル加工を同時に行う多軸ヘッド交換式の工作機械で
あり、この工作機械1は、機械本体2上の送りユニット
3に固定され、該送りユニット3にて機械本体2上を軸
方向へ移動可能に設けられる主軸ユニット4と、該主軸
ユニット4に着脱自在に装着される第1多軸ヘッド5
と、主軸ユニット4に関連して機械本体2および運搬台
車6の上に配置される交換用の第2および第3多軸ヘッ
ド7,8とをそれぞれ備え、これら多軸ヘッド5,7,
8はほぼ同様の構造であり、被加工物Wに応じて択一的
に選択して交換するように構成されている。
【0009】上記主軸ユニット4は駆動ヘッド9および
駆動モータ10からなり、駆動ヘッド9には多軸ヘッド
5,7,8を載置するテーブル11が形成されている。
また、駆動ヘッド9内には、駆動軸(主軸)12が伝達
機構13を介して接続された駆動モータ10により回転
自在に配設されている。そして、駆動軸12の前端側に
は駆動クラッチ14が設けられており、この駆動クラッ
チ14は、クラッチレバー15の回動操作により回転駆
動させたクラッチアーム16を介して継続され、これに
より多軸ヘッド5内の従動軸(図示せず)は駆動軸12
と着脱自在に連結されるようになっている。なお、図3
において17はアームロックピンである。
【0010】また、駆動ヘッド9の内部には、多軸ヘッ
ド5を位置決めする位置決めピン18が主軸ユニット4
の軸方向(移動方向)に沿って設けられており、その先
端は多軸ヘッド5を装着した状態で多軸ヘッド5との結
合面9aより突出すべく配置されている。このため、位
置決めピン18の基端には油圧シリンダ19が配設さ
れ、該油圧シリンダ19を作動させることにより位置決
めピン18が軸方向に沿って移動可能に設けられてい
る。
【0011】一方、上記第1多軸ヘッド5における駆動
ヘッド9との結合面5a側には、位置決めピン18と係
合するピン穴20が設けられており、該ピン穴20は位
置決めピン18の先端が挿入できる大きさに形成されて
いる。また、第1多軸ヘッド5の前面5b側には、被加
工物Wの複数箇所に所定の穴明け加工を行う多軸ドリル
21が回転自在に取付けられており、該多軸ドリル21
は図示しない従動軸によって回転するように構成されて
いる。そして、この従動軸は駆動クラッチ14を介して
駆動軸12に連結され、当該駆動軸12によって回転駆
動させられる。
【0012】また、多軸ヘッド5の上下部には、治具交
換部品たる治具プレート22を取付けるためであって、
多軸ドリル21の軸方向と平行な方向へ伸縮自在なガイ
ドロッド23が軸方向に沿って移動可能に設けられてお
り、治具プレート22の取付け時にはガイドロッド23
が第1多軸ヘッド5の前面5bより引き出せるように構
成されている。しかして、ガイドロッド23の前端に
は、ネジ穴24を有する小径部25が形成されており、
小径部25を治具プレート22のパイロット孔26内に
嵌入し、ボルト27をワッシャ28を介してネジ穴24
に螺入することによって治具プレート22がガイドロッ
ド23に締付け固定されるようになっている。また、ガ
イドロッド23の後端には、ストッパピン29と係合す
る周溝30が形成されており、該ストッパピン29はス
プリング31の弾撥力によりガイドロッド23の径方向
へ向って常時付勢されている。
【0013】さらに、上記主軸ユニット4を構成する駆
動ヘッド9の結合面9aと第1多軸ヘッド5の結合面5
aには、これら両ヘッド9,5を結合するヘッドクラン
プ32が上下左右の4ヶ所に配設されており、該ヘッド
クランプ32は、駆動ヘッド9側に設けられるクランプ
フック33と、第1多軸ヘッド5側に設けられるクラン
ププレート34とを備えている。クランプフック33
は、主軸ユニット4の移動方向に沿って設けられてお
り、先端は第1多軸ヘッド5を装着した状態で該第1多
軸ヘッド5との結合面9aより突出すべく配置されてい
る。このため、クランプフック33の基端には油圧シリ
ンダ35が配設され、該油圧シリンダ35を作動させる
ことによりクランプフック33が軸方向に沿って移動可
能に設けられている。そして、クランプフック33の先
端外周面には、径方向へ延びる断面コ字状の凹部36が
設けられており、該凹部36がクランププレート34と
係合しうる大きさに形成されている。
【0014】第1多軸ヘッド5の結合面5aには、クラ
ンプフック33と対応して凹溝37が主軸ユニット4の
移動方向に対し直交する方向に沿って設けられ、該凹溝
37内にクランプフック33の先端が収納されるように
なっている。しかして、クランププレート34が凹溝3
7に沿って固設され、その一部が凹溝37内に突出すべ
く径方向に配置されている。また、クランププレート3
4の外側面は、第1多軸ヘッド5の結合面5aと面一に
なるように配設されている。
【0015】一方、上記主軸ユニット4および第1多軸
ヘッド5の前方に位置する機械本体2上には、治具プレ
ート取付面38aおよびワーク取付面38bを有し、か
つ駆動ヘッド9に結合している多軸ヘッド5の多軸ドリ
ル21と対応する位置に位置決めして、クランプする機
構を有する治具本体38が立設されており、この治具本
体38に治具プレート22および被加工物Wがクランプ
装置(図示せず)を用いて固定されるようになってい
る。そして、さらに治具本体38の前方側には、被加工
物Wを治具本体38まで搬送するコンベア39が設けら
れている。
【0016】また、機械本体2上には、送りユニット3
を間に置いて搬送手段40およびガイドレール41が左
右両側に配設されており、これら搬送手段40およびガ
イドレール41は主軸ユニット4の軸方向に対して直交
する方向に沿って設けられている。さらに、運搬台車6
上にも搬送手段42が機械本体2上の搬送手段40と同
様に設けられており、運搬台車6の高さは機械本体2と
同一に形成されている。
【0017】しかして、多軸ヘッド5,7,8の下面に
は、ガイドレール41と係合するガイド溝43,44,
45がそれぞれ軸方向と直交する方向に沿って形成され
ており、多軸ヘッド5,7,8はガイド溝43,44,
45によってガイドレール41に案内されつつ搬送手段
40上を移動するように構成されている。なお、図にお
いて46は第1および第3多軸ヘッド5,8の移動を阻
止する第1ストッパ部材、47は第2多軸ヘッド7の移
動を阻止する第2ストッパ部材である。
【0018】また、使用頻度の高い第1および第2多軸
ヘッド5,7は、シフト操作のみで駆動ヘッド9に着脱
できるように機械本体2上に設置され、使用頻度の低い
第3多軸ヘッド8は運搬台車6上に設置され、当該運搬
台車6より載せたり機械本体2から降したりする作業を
含めて着脱することになる。そして、交換用の第2およ
び第3多軸ヘッド7,8は、治具プレート22をセット
した状態で配置されており、非使用時においてこの治具
プレート22はボルト27でガイドロッド23に締付け
固定されている。さらに、機械本体2上の第1および第
2多軸ヘッド5,7は、ヘッド移動止めピン48によっ
て機械本体2から落下しないように固定されている。
【0019】また、上記駆動ヘッド9のテーブル11の
上面には、フリーベアリング49を有する複数の支持台
50が配設されており、これら支持台50によって多軸
ヘッド5,7,8がテーブル11上を円滑に移動せきる
ように構成されている。一方、多軸ヘッド5,7,8の
片側側面には、これら多軸ヘッド5,7,8を移動させ
るときに使用する一対の把手51,52,53がそれぞ
れ前後に間隔を置いて取付けられている。
【0020】いま、別種の被加工物Wを穴明け加工する
にあたり、第1多軸ヘッド5と第3多軸ヘッド8とを交
換する場合、まず2本のガイドロッド23を第1多軸ヘ
ッド5の前面5bより一杯に引き出し、送りユニット3
を作動させて第1多軸ヘッド5と駆動ヘッド9を共に前
進させる。すると、ガイドロッド23の小径部25は治
具プレート22のパイロット孔26内に嵌入するため、
ガイドロッド23と治具プレート22とは互いに連結さ
れる。なお、第1多軸ヘッド5を送り過ぎたときは、ガ
イドロッド23がその分だけ縮むことになる。
【0021】次いで、治具プレート22を固定している
クランプ装置(図示せず)を作動させて治具プレート2
2に対するクランプを解除する。そして、再び送りユニ
ット3を作動させて第1多軸ヘッド5と駆動ヘッド9を
共に後退させると、治具プレート22も一緒に付いて来
るから、ボルト27をネジ穴24に螺入して治具プレー
ト22をガイドロッド23に締付け固定し、該ガイドロ
ッド23を第1多軸ヘッド5内に押し込んで縮め、スト
ッパピン29と係合させて固定する。なお、この作業は
これ以降いつでも良い。
【0022】続いて、クラッチレバー15を手動で回動
操作して駆動軸12を後退させ、駆動クラッチ14を切
る。また、油圧シリンダ19を作動させて位置決めピン
18を後退させると共に、油圧シリンダ35を作動させ
てクランプフック33を前進させ、ヘッドクランプ32
による第1多軸ヘッド5と駆動ヘッド9とのクランプを
解除する。しかる後、図2においてA位置にする第1多
軸ヘッド5を主軸ユニット4の軸方向に対して直交する
方向に手で移動させ、B位置の搬送手段40を経て、予
めC位置に設置された空状態の運搬台車6上に搬送手段
42を介して載置する。そして、図示しないヘッド移動
止めピンによって第1多軸ヘッド5を運搬台車6に固定
し、作業者がこの運搬台車6を保管場所まで運搬する。
【0023】次に、第3多軸ヘッド8を載せた運搬台車
6をC位置まで運搬して設置する。そして、図示しない
ヘッド移動止めピンを取外し、上記した手順と逆の操作
で第3多軸ヘッド8をA位置にある駆動ヘッド9のテー
ブル11まで移動させ、クランプフック33の先端を凹
溝37内に挿入し、凹部36を介してクランプフック3
3とクランププレート34とを係合させると共に、駆動
ヘッド9の結合面9aに密着させる。この状態で、位置
決めピン18を油圧シリンダ19にて前進させてピン穴
20に挿入することにより第3多軸ヘッド8を位置決め
すると共に、クランプフック33を油圧シリンダ35に
て後退させ、ヘッドクランプ32のクランプ作用により
第3多軸ヘッド8を駆動ヘッド9に装着する。そして、
駆動軸12をクラッチレバー15にて前進させ、駆動ク
ラッチ14をかみ合せて従動軸(図示せず)と接続す
る。
【0024】続いて、ガイドロッド23を一杯に引き出
し、ボルト27を治具プレート22およびガイドロッド
23から取外す。この状態で、第3多軸ヘッド8を送り
ユニット3により前進させて治具プレート22を治具本
体38の取付面38aに合せ、当該治具プレート22を
クランプ装置(図示せず)にて治具本体38に固定す
る。その後、送りユニット3を後退させると、第3多軸
ヘッド8のみが後退するため、ヘッド交換作業は終了
し、工作機械1は使用可能となり、多軸ドリル21によ
って被加工物Wを穴明け加工できる状態になる。
【0025】また、第1多軸ヘッド5と第2多軸ヘッド
7とを交換する場合も、上記手順とほぼ同じ操作で行わ
れる。但し、このヘッド交換では、A位置の第1多軸ヘ
ッド5を機械本体2上のB位置に移動させ、D位置にあ
る第2多軸ヘッド7をA位置に移動させることになる。
【0026】以上、本考案の一実施例につき述べたが、
本考案は既述の実施例に限定されるものではなく、本考
案の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能
である。
【0027】例えば、既述の実施例において、ヘッドク
ランプ32はクランプフック33およびクランププレー
ト34によって構成されているが、多軸ヘッド5,7,
8を駆動ヘッド9に迅速かつ確実にクランプできれば、
他の構造のものでもよい。
【0028】
【考案の効果】以上の如く、本考案に係る工作機械の多
軸ヘッド交換装置は、機械本体上の送りユニットに軸方
向へ移動可能に設けられる主軸ユニットと、該主軸ユニ
ットの駆動ヘッドに着脱自在に装着される多軸ヘッド
と、前記主軸ユニットに関連して機械本体および運搬台
車の上に配置される交換用の多軸ヘッドとをそれぞれ備
え、前記主軸ユニットの多軸ヘッドと前記機械本体上又
は運搬台車上の交換用の多軸ヘッドとを択一的に選択し
て交換する際、前記多軸ヘッドに治具交換部品を取付け
た状態で、前記主軸ユニットの多軸ヘッドを前記駆動ヘ
ッドの軸方向に対して直交する方向に移動させ、前記駆
動ヘッドと位置合わせしてクランプすることにより着脱
するようにしたものであって、前記交換用の多軸ヘッド
に、非使用時に工具軸と平行な方向へ伸縮自在なガイド
ロッドを設け、該ガイドロッドの先端で前記治具交換部
品の治具プレートを保持し、前記駆動ヘッドに結合して
いる多軸ヘッドの工具と対向する位置に前記治具プレー
トを位置決めして、クランプする機構を有する治具本体
を配設し、前記送りユニットの移動と前記ガイドロッド
の伸縮とによって前記治具本体への治具プレートの着脱
を行うように構成したので、多軸ヘッドと治具プレート
とを組み合わせて交換する構成ながら、多軸ヘッドと治
具本体に対して治具プレーを容易に取り合うことがで
き、これにより段取り作業が簡単となり、被加工物に対
応させて多軸ヘッドを容易勝つ確実に交換することがで
き、段取り時間の短縮によって作業能率の向上が図れ
る。
【0029】また、本考案の多軸ヘッド交換装置では、
多軸ヘッドの運搬などにあたりチェンブロックやフォー
クリフト等が不要となり、これら運搬手段を廃止できる
ため、設備費を大幅に低減させることができ、経済的に
有利である。しかも、治具交換部品を取付けたまま交換
用の多軸ヘッドを運搬台車に設置しているため、これら
部品を一括して保管することが可能となり、保管スペー
スを削減できると共に、ヘッド交換ミスを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る工作機械の多軸ヘッド
交換装置を示す側面図である。
【図2】上記工作機械の多軸ヘッド交換装置を示す平面
図である。
【図3】上記工作機械の主軸ユニットを構成する駆動ヘ
ッドを示す断面図である。
【図4】上記工作記載の多軸ヘッドを示す側面図であ
る。
【図5】上記工作機械の多軸ヘッドを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 工作機械 2 機械本体 3 送りユニット 4 主軸ユニット 5,7,8 多軸ヘッド 6 運搬台車 9 駆動ヘッド 11 テーブル 18 位置決めピン 19 油圧シリンダ 20 ピン穴 22 治具プレート 23 ガイドロッド 24 ネジ穴 25 小径部 26 パイロット孔 27 ボルト 32 ヘッドクランプ 33 クランプフック 34 クランププレート 35 油圧シリンダ 36 凹部 37 凹溝 38 治具本体 40,42 搬送手段 41 ガイドレール 43,44,45 ガイド溝 49 ベアリング 50 支持台 51,52,53 把手

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械本体上の送りユニットに軸方向へ移
    動可能に設けられる主軸ユニットと、該主軸ユニットの
    駆動ヘッドに着脱自在に装着される多軸ヘッドと、前記
    主軸ユニットに関連して機械本体および運搬台車の上に
    配置される交換用の多軸ヘッドとをそれぞれ備え、前記
    主軸ユニットの多軸ヘッドと前記機械本体上又は運搬台
    車上の交換用の多軸ヘッドとを択一的に選択して交換す
    る際、前記多軸ヘッドに治具交換部品を取付けた状態
    で、前記主軸ユニットの多軸ヘッドを前記駆動ヘッドの
    軸方向に対して直交する方向に移動させ、前記駆動ヘッ
    ドと位置合わせしてクランプすることにより着脱するよ
    うにした工作機械の多軸ヘッド交換装置において、前記
    交換用の多軸ヘッドに、非使用時に工具軸と平行な方向
    へ伸縮自在なガイドロッドを設け、該ガイドロッドの先
    端で前記治具交換部品の治具プレートを保持し、前記駆
    動ヘッドに結合している多軸ヘッドの工具と対向する位
    置に前記治具プレートを位置決めして、クランプする機
    構を有する治具本体を配設し、前記送りユニットの移動
    と前記ガイドロッドの伸縮とによって前記治具本体への
    治具プレートの着脱を行うように構成したことを特徴と
    する工作機械の多軸ヘッド交換装置。
JP1991072445U 1991-08-16 1991-08-16 工作機械の多軸ヘッド交換装置 Expired - Lifetime JP2538644Y2 (ja)

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