JPH07205018A - 一駆動系による回転バレル式洗浄機構 - Google Patents

一駆動系による回転バレル式洗浄機構

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JPH07205018A
JPH07205018A JP615194A JP615194A JPH07205018A JP H07205018 A JPH07205018 A JP H07205018A JP 615194 A JP615194 A JP 615194A JP 615194 A JP615194 A JP 615194A JP H07205018 A JPH07205018 A JP H07205018A
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JP
Japan
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cleaning
barrel
rotating
barrel type
washing
Prior art date
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Application number
JP615194A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Karukome
宏康 軽込
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NIPPON DENKI FACTORY ENG KK
Original Assignee
NIPPON DENKI FACTORY ENG KK
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Publication date
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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】洗浄かごとして用いる洗浄フレームを用い、こ
の洗浄フレームを回転させるための唯一の駆動源を利用
してバレル洗浄用洗浄かごを回転運動させ、別途に駆動
源を設ける事なく簡易的且つ経済的に一洗浄方式を追加
可能とする。 【構成】洗浄フレーム1が垂直軸7を介し駆動モータ8
を動力源として矢印A方向の回転運動を始ると、洗浄フ
レーム1内に水平に設置されたバレル洗浄用洗浄かご2
の水平回転軸6aに回転円板3aを介し力が伝わり、バ
レル洗浄用洗浄かご2は矢印B方向に水平回転運動をす
る。このとき回転円板3bはリング状の固定レール4上
を自由回転し、また回転円板3aは水平回転軸6a,6
bと共に矢印C方向の回転運動を始める。この為、バレ
ル洗浄用洗浄かご2は矢印B方向の水平回転運動と矢印
C方向の回転運動を行い、一つの駆動源を用いたかご内
部の被洗浄物のバレル洗浄が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は機加工部品の洗浄液によ
る浸漬及び気中シャワー洗浄の際に、特に小物部品(ビ
ス等)を多角柱又は円柱型の細かい網目の金属で作成さ
れた洗浄かごに入れ、かごの回転運動により洗浄物が攪
拌されて、加工油・汚れ等をバレル洗浄により除去する
バレル洗浄機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗浄装置では、バレル洗
浄は単独の洗浄方式という形で洗浄装置に組み込まれて
おり、他の洗浄方法(浸漬,気中シャワー)との共用の
できる洗浄装置はなく、従って網目が大きく比較的に大
きな部品を入れて洗浄する洗浄槽を回転させる駆動源の
ほかに、網目が小さく小物部品を入れてバレル洗浄する
洗浄かごを回転させる為の駆動源を別系統で設ける必要
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のバレル
洗浄では、洗浄装置内においてバレル洗浄用洗浄かごを
回転させる為に、専用の駆動系が必要となり、機構的に
も大型化且つ複雑化された構造になってしまう欠点があ
る。
【0004】本発明の目的は、上記従来の欠点を除去
し、一つの駆動源のみを用いて機構的に簡易化し、別駆
動源が不必要な為に経済的にも低価格化を可能とした回
転バレル式洗浄機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一駆動系による
回転バレル式洗浄機構は、唯一の駆動源からの駆動力に
より回転する垂直軸と、網目部材からなる有底の円筒形
状であり前記有底の中心部にて前記垂直軸に連結固定さ
れ前記垂直軸を中心軸として回転する洗浄フレームと、
網目部材からなる中空ローラ状であり両端から延出する
水平軸が円筒形の前記洗浄フレームの前記中心部に対す
る対称位置にそれぞれ軸支されるバレル洗浄かごと、前
記洗浄フレーム内にて前記バレル洗浄かごを前記垂直軸
に直交する面上で水平回転させるとともに前記バレル洗
浄かごを前記水平軸まわりに回転させる回転伝達手段と
を備えている。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0007】図1は本発明の一実施例の斜視図である。
【0008】洗浄フレーム1は、比較的に粗いメッシュ
の網目部材からなり、底面1bを持つ円筒形状を呈して
おり、底面1bの中心の固定部1aには垂直軸7が垂直
に連結固定されている。唯一の回転駆動源である駆動モ
ータ8からの回転力がプーリ9a,9b及びベルト10
を介して垂直軸7に伝えられ、洗浄フレーム1は矢印A
方向に回転する。通常、この洗浄フレーム1は洗浄かご
として使用し、被洗浄物をそのままこの洗浄フレーム1
内に置き、洗浄液を用いた浸漬及び気中シャワー洗浄が
可能な構造となっている。
【0009】また洗浄フレーム1には、その円筒形状の
中心に対する対称位置の2個所に、後述するバレル洗浄
用洗浄かご(以下、洗浄かごと称す)2をそれぞれ軸支
する軸支溝5a,5bを有している。さらに洗浄フレー
ム1の円筒形状のまわりには、その外周縁に沿い全周に
亘ってリング状をなす固定レール4が隣接して設置され
ている。
【0010】洗浄かご2は、比較的に細かいメッシュの
網目部材からなり、両端が閉鎖された中空のローラ状と
なっており、洗浄フレーム1の内部に水平に設置され
る。すなわち、洗浄かご2の両端にはそれぞれ延出した
水平回転軸6a,6bを有し、洗浄フレーム1の軸支溝
5a,5bにそれぞれ軸支される。なお、この軸支溝5
a,5bは、水平回転軸6a,6bを挿入設置するだけ
で簡易的に洗浄かご2を自由に脱着可能な構造としてあ
る。
【0011】また、水平回転軸6a,6bの両端にはそ
れぞれ回転円板3a,3bを有し、それぞれ固定レール
4上に当接させている。なお、一方の回転円板3aは水
平回転軸6aに対し固定されており、また他方の回転円
板3bは水平回転軸6bに対して遊嵌し、相互に自由回
転運動が可能な構造となっている。このように、回転円
板3a,3bは洗浄フレーム1の外周縁に隣接してリン
グ状に設けられた固定レール4を案内ガイド兼支持台と
して、洗浄かご2を洗浄フレーム1内に水平に支持して
いる。
【0012】以下、このような構成の本実施例の動作に
ついて説明する。洗浄液による浸漬及び気中シャワー洗
浄の際に、網目の粗い洗浄フレーム1には普通の大きさ
の被洗浄物を入れ、一方、網目の細かい洗浄かご2の中
には油脂や研磨材等が付着したビス,ナット,鳩目な
ど、洗浄フレーム1の粗い網目からは抜け出てしまうよ
うな小物部品を入れる。駆動モータ8が回転を始める
と、プーリ9a,9b及びベルト10を介して回転力が
垂直軸7に伝わり、洗浄フレーム1が矢印A方向に回転
する。
【0013】中空ローラ状の洗浄かご2は、両端の水平
回転軸6a,6bが洗浄フレーム1の軸支溝5a,5b
に軸支されているため、洗浄フレーム1の固定部1aを
中心にし、洗浄フレーム1と同期して矢印B方向に水平
回転を行う。また、洗浄かご2の両端の回転円板3a,
3bがそれぞれリング状の固定レール4上に当接してい
るため、上述の洗浄かご2の矢印B方向の水平回転に伴
い、回転円板3a,3b及び水平回転軸6a,6bには
矢印C方向の回転力が与えられる。このとき、両端の回
転円板3a,3bは、一方の回転円板3aが水平回転軸
6aに固定されているため、洗浄かご2は水平回転軸6
aと同期して矢印C方向に回転する。他方、反対側の回
転円板3bは水平回転軸6bに遊嵌して自由回転運動で
きるため、洗浄かご2及び水平回転軸6bが矢印C方向
に回転しても空回りを起こし、ただ固定レール4上を空
転移動しているのみであり、水平回転軸6bの支持部の
役割りをはたす。
【0014】このようにして、洗浄フレーム1の矢印A
方向の回転による洗浄に同期して、洗浄フレーム1内に
水平に設置した洗浄かご2の矢印B方向の水平回転及び
水平回転軸6a,6bまわりの矢印C方向の回転が行わ
れ、洗浄かご2内の被洗浄物である小物部品のバレル洗
浄を、洗浄フレーム1の一系統の駆動源のみを用いて同
時に行うことができる。
【0015】なお、上述した実施例における洗浄かご2
の網目の形は、多角柱型又は円柱型の形状など適宜選択
して使用することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、洗浄装置
における洗浄フレームの回転運動のための一駆動源の回
転力を利用し、これをバレル洗浄用洗浄かごの回転軸に
伝えて、バレル洗浄用洗浄かごの回転運動を行わせるこ
とにより、一洗浄方式を簡易的に追加出来、尚且つバレ
ル洗浄用洗浄かご回転の為の駆動系を特別に必要としな
い為、機構的にも簡素で且つ経済的な構造を実現できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 洗浄フレーム 2 バレル洗浄用洗浄かご 3a,3b 回転円板 4 固定レール 5a,5b 軸支溝 6a,6b 水平回転軸 7 垂直軸 8 駆動モータ 9a,9b プーリ 10 ベルト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 唯一の駆動源からの駆動力により回転す
    る垂直軸と、網目部材からなる有底の円筒形状であり前
    記有底の中心部にて前記垂直軸に連結固定され前記垂直
    軸を中心軸として回転する洗浄フレームと、網目部材か
    らなる中空ローラ状であり両端から延出する水平軸が円
    筒形の前記洗浄フレームの前記中心部に対する対称位置
    にそれぞれ軸支されるバレル洗浄かごと、前記洗浄フレ
    ーム内にて前記バレル洗浄かごを前記垂直軸に直交する
    面上で水平回転させるとともに前記バレル洗浄かごを前
    記水平軸まわりに回転させる回転伝達手段とを備えるこ
    とを特徴とする一駆動系による回転バレル式洗浄機構。
  2. 【請求項2】 前記回転伝達手段は、前記洗浄フレーム
    の円筒形状の外周縁に隣接し全周に亘ってリング状に設
    けられた固定のレールと、前記バレル洗浄かごの前記水
    平軸の両端に装着され且つ前記レール上にそれぞれ当接
    して回転する二つの回転円板とからなることを特徴とす
    る請求項1記載の一駆動系による回転バレル式洗浄機
    構。
  3. 【請求項3】 前記二つの回転円板のうち、一方の回転
    円板は前記水平軸に固定され、他方の回転円板は前記水
    平軸に対し相互回転自在なように遊嵌されていることを
    特徴とする請求項2記載の一駆動系による回転バレル式
    洗浄機構。
  4. 【請求項4】 前記洗浄フレームの網目部材のメッシュ
    の大きさに比して前記バレル洗浄かごの網目部材のメッ
    シュが小さいことを特徴とする請求項1,2または3項
    記載の一駆動系による回転バレル式洗浄機構。
  5. 【請求項5】 前記バレル洗浄かごは前記水平軸の部分
    にて前記洗浄フレームに着脱自在に軸支されることを特
    徴とする請求項1ないし4項のいずれかに記載の一駆動
    系による回転バレル式洗浄機構。
JP615194A 1994-01-25 1994-01-25 一駆動系による回転バレル式洗浄機構 Pending JPH07205018A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971224