JPH0641739Y2 - 溶接ライン - Google Patents

溶接ライン

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JPH0641739Y2
JPH0641739Y2 JP1987060055U JP6005587U JPH0641739Y2 JP H0641739 Y2 JPH0641739 Y2 JP H0641739Y2 JP 1987060055 U JP1987060055 U JP 1987060055U JP 6005587 U JP6005587 U JP 6005587U JP H0641739 Y2 JPH0641739 Y2 JP H0641739Y2
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JP
Japan
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welding
line
shuttle
work
welding line
Prior art date
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JP1987060055U
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JPS63170086U (ja
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孝夫 ▲葛▼西
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、溶接ラインに関するもので、詳しくは、溶接
ロボットによって溶接されるワークを搬送するシャトル
ラインの両側に複数のワーク受けを配設して成る溶接ラ
インに関する。
b.従来の技術 従来の溶接ライン1は、第2図に示すように、シャトル
ライン2の両側に位置されて複数のワーク受け3がベー
ス4上に配設固定されて成り、その外側には複数の溶接
ロボット5が配設されている。
これらの溶接ロボット5は、シャトルライン2のシャト
ルトランスファ2aによって運ばれてくるワーク(図示せ
ず)を当該溶接治具にて位置決め固定し、この固定した
ワークの所定位置における溶接を自動的に行なわしめる
ものである。
c.考案が解決しようとする問題点 ところで、例えば、モデルチェンジ時等の場合には、そ
の車種に応じてそれぞれのワーク受け3の交換が必要と
なる。
しかしながら、この従来の溶接ライン1では、そのそれ
ぞれのワーク受け3がシャトルライン2と溶接ロボット
5との狭い空間内に配置固定されていることから、これ
らのワーク受け3の変換作業は困難なものとなってい
た。
そこで、従来より、シャトルラインの両側にワーク受け
を配設することが提案されている(特開昭59-64177号公
報参照)。
しかしながら、この技術では、複数の治具がエレベータ
式に移動されるように構成されているので、装置が大型
化かつ複雑化する欠点があった。
本考案は、上記実情に鑑みてなされたもので、装置の小
型化および簡単化を図りつつ、ワーク受けの交換を容易
かつ迅速に行うことができる溶接ラインを提供すること
を目的とする。
d.問題点を解決するための手段 本考案では、上記目的を達成するために、複数の溶接ス
テーションを連続的に配設し、これらの溶接ステーショ
ン間をシャトルラインで結んだ溶接ラインにおいて、上
記シャトルラインを跨いでその両側に上記シャトルライ
ンの方向に沿って直線的に往動可能に一対の台車を配設
し、該一対の台車上にそれぞれの溶接ステーションで用
いる複数のワーク受けを分散配置し、不使用時には台車
とともにワーク受けを上記溶接ステーション間に移動さ
せて待機させる構成としている。
e.実施例 以下、本考案に係る溶接ラインの一実施例について添附
図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施例の溶接ライン6は、固定定盤7上中央に支柱8,
8を介してシャトルライン9を配設し、該シャトルライ
ンの左右両側下方の固定定盤7上にそれぞれ一対のレー
ル10,10,11,11を配設し、これらのレール10,10,11,11上
にそれぞれ台車12,13を配置し、これらの台車12,13上に
はそれぞれワーク受け14,15,16およびワーク受け17,18,
19を立設して構成したものである。
ワーク受け14,15,16およびワーク受け17,18,19は、従来
の溶接ラインにおけるそのシャトルラインの両側に配置
されたワーク受けに対応するものである。
台車12,13は、図示しない車輪を有し、それぞれレール1
0,10およびレール11,11上を図示しない駆動装置によっ
て摺移動するように構成されている。
また、レール10,10およびレール11,11の延設端部には、
上記台車12,13と同様の構成とされ、かつそれぞれの上
にはモデルチェンジに対応した別のワーク受け(図示せ
ず)を備えた台車(図示せず)が予め配置されている。
なお、第1図において、9aはシャトルライン9に沿って
図示しないワークを運搬するシャトルトランスファであ
り、20,21はそれぞれ溶接ロボットであり、20a,21aはそ
の先端に図示しない溶接トーチを有する溶接アームであ
る。
本実施例の溶接ラインによれば、モデルチェンジに際
し、固定定盤7、シャトルライン9および溶接ロボット
20,21をそのまま設置した状態で、台車12,13をレール1
0,10,11,11に沿って別の場所に移動し、当該モデルチェ
ンジに合致した別の図示しない台車をレール10,10,11,1
1に沿って固定定盤7上に移動させる。これにより、当
該モデルチェンジに対応した溶接ライン6を簡単に構成
することができる。
f.考案の効果 以上説明したように、本考案に係る溶接ラインによれ
ば、複数の溶接ステーションを連続的に配設し、これら
の溶接ステーション間をシャトルラインで結んだ溶接ラ
インにおいて、上記シャトルラインを跨いでその両側に
上記シャトルラインの方向に沿って直線的に往動可能に
一対の台車を配設し、該一対の台車上にそれぞれの溶接
ステーションで用いる複数のワーク受けを分散配置し、
不使用時には台車とともにワーク受けを上記溶接ステー
ション間に移動させて待機させる構成としているので、
シャトルラインおよび溶接ロボットを固定したままモデ
ルチェンジに対応した溶接ラインを簡単に構成すること
ができ、作業性を向上させることができ、しかも、ロッ
ト生産方式による混流生産も可能となる。
また、溶接作業で使用する場所外である溶接ステーショ
ン間のスペースを利用して、台車ごとワーク受けや溶接
ロボット等を交換することができるので、それらの交換
作業や試作あるいは準備作業を容易に行うことができる
とともに、溶接ラインにおける省スペース化も図ること
ができる。
さらに、本考案では、上記台車をレールに沿って直線的
に移動するようにしているので、その移動距離が最小で
済すとともに、その移動のための駆動装置や位置決め装
置等を簡単な構成とすることができるとともに、装置の
小型化も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る溶接ラインの一実施例の要部を概
念的に示す斜視図、第2図は従来の溶接ラインを概念的
に示す斜視図である。 6……溶接ライン、7……固定定盤部、 8……支柱、9……シャトルライン、 10,11……レール、12,13……台車、 14,15,16,17,18,19……ワーク受け、 20,21……溶接ロボット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の溶接ステーションを連続的に配設
    し、これらの溶接ステーション間をシャトルラインで結
    んだ溶接ラインにおいて、上記シャトルラインを跨いで
    その両側に上記シャトルラインの方向に沿って直線的に
    往動可能に一対の台車を配設し、該一対の台車上にそれ
    ぞれの溶接ステーションで用いる複数のワーク受けを分
    散配置し、不使用時には台車とともにワーク受けを上記
    溶接ステーション間に移動させて待機させるようにした
    ことを特徴とする溶接ライン。
JP1987060055U 1987-04-21 1987-04-21 溶接ライン Expired - Lifetime JPH0641739Y2 (ja)

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JP1987060055U JPH0641739Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21 溶接ライン

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JP1987060055U JPH0641739Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21 溶接ライン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63170086U JPS63170086U (ja) 1988-11-04
JPH0641739Y2 true JPH0641739Y2 (ja) 1994-11-02

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ID=30892126

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JP1987060055U Expired - Lifetime JPH0641739Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21 溶接ライン

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5812114A (ja) * 1981-07-16 1983-01-24 Foster Denki Kk 磁気カ−ドのデ−タ記録装置
IT1152517B (it) * 1982-09-02 1987-01-07 Rosa Gaetano Di Impianto automatico per assemblaggio e saldatura di scocche di autoveicoli

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63170086U (ja) 1988-11-04

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