JPH0437422A - 複合加工装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は例えばタレットヘッド、レーザ加工ヘッド、
順送型ヘッド、ベンディングヘッド、成形加工ヘッド等
の各種の加工ヘッドを交換自在に備えた複合加工装置に
関する。

（従来の技術） 従来、タレットパンチプレスにおいては、上、下のタレ
ットを一対として回転自在に設け、上、下のタレットに
設けたパンチとダイとの協働にょってワークにパンチン
グ加工が行なわれていた。

そして、製品が変った場合には金型を入れ替えするのが
一般的であった。

（発明が解決しようとする課題） ところで、上述した従来のタレットパンチプレスは、タ
レット内の金型は通常５８セット程度あり、多品種、少
量生産が要求される現在、金型数が足らず製品毎に金型
交換を行なっている。このため、金型交換にかなりの工
数や時間がかかり、また、大型金型を交換するときは、
大きな労力を必要とし、生産性の向上が図れないという
問題があった。

また、同一タレット内に打抜き型と成形型の金型を組込
んで加工すると製品に疵が付くので、製品ごとに金型の
入れ替えが必要となり、順送りを行なう際はタレットが
あるため装着ができないという問題もあった。

この発明の目的は、上記問題点を改善するため、上、下
タレットで加工中の金型の裏段取りを可能にすると共に
、レーザ加工ヘッド、順送型ヘッド、ベンディングヘッ
ド、成形加工ヘッド等と交換可能として、多品種、少量
生産の要求を満たし生産性の向上を図った複合加工装置
を提供することにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、この発明は、ブリッジ構造
のタレットパンチプレスにおいて、上、下のフレームを
連結するタイロッドに回転自在な保持フレームを設け、
この保持フレームに各種の加工ヘッドを装着、着脱自在
に設けて複合加工装置を構成した。

（作用） この発明の複合加工装置を採用することにより、上、下
のフレームを連結するタイロッドに保持フレームを回転
自在に設け、この保持フレーム−組の上、下タレットの
他に例えばタレットヘッド、レーザ加工ヘッド、順送型
ヘッド、ベンディングヘッド、成形加工ヘッド等の種々
の加工ヘッドを、装着、離脱自在に設けられている。

而して、加工する製品に応じて加工ヘッドを自在に交換
ができて各種の加工ができると共に、タレットヘッドを
選択すれば金型数も従来より２倍以上となるため、金型
交換の回数並びに工数が低減し生産性の向上が図られる
。

（実施例） 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。

第１図および第２図を参照するに、パンチ複合加工装置
１は、ブリッジ構造のタレットパンチプレス３と各種加
工ヘッドを供給する加工ヘッド供給装置５とから構成さ
れている。

ブリッジ構造のタレットパンチプレス３は、公知の構造
のもので詳細な説明を省略するが、上部フレーム７と下
部フレーム９がタイロッド１１にて連結されていて、こ
のタイロッド１１にベアリング１３を介して保持フレー
ム１５が回転自在に支承されている。保持フレーム１５
には、加工ヘッド用Ｃフレーム１７が着脱自在に設けら
れ、この加工ヘッド用Ｃフレーム１７に上部タレット１
９を下部タレット２１が回転自在に装着され、上部タレ
ット１９には複数個のパンチ２３が、下部タレット２１
には前記上部タレット１９に設けたパンチ２３に対応し
て複数個のダイ２５が設けられている。

一方、上部フレーム７内にはプレス機構であるクランク
２７が設けられ、このクランク２７に連結したストライ
カ２９が上下動自在に設けられている。なお、プレス機
構はメカプレス方式でも油圧プレス方式でも良いが、ベ
ンディング加工を行なう際には油圧プレス方式が望まし
い。

更に、下部フレーム９上にワークテーブル３１が備えら
れており、図示を省略したが第１キヤリツジを水平に移
動自在に備えると共に、ワークをクランプするたの複数
のクランプ装置３３を備えた第２キヤリツジ３５が設け
られている。また、前記ワークテーブル３１にワークＷ
を供給するため、ワークテーブル３１に隣接したワーク
供給装置３７が設けられ、このワーク供給装置３７に並
列して順送型用ワーク供給装置３９が設置されている。

順送型用ワーク供給装置３つはアンコイラ４１と送出し
装置４３とより構成されている。

上記構成により、ワーク供給装置３７よりワクテーブル
３１に送られたワークＷをクランプ装置３３にて把持し
、第１、第２キヤリツジ３５により上部、下部タレット
１９．２１間に位置付けられ、プレス機構の作動により
ストライカ２９を上下動し、パンチ２３とダイ２５の協
働によりワクに所定の加工か施される。

前記ブリッジ機構のタレットパンチプレス３の前面（第
１図および第２図において右側）に、各種の加工ヘッド
をタレットパンチプレス３側へ供給したりタレットパン
チプレス３に係止した加工ヘッドを収納する加工ヘッド
供給装置５が設けられている。この加工ヘッド供給装置
５には、レーザ加エヘソド用し−サ発振器（図示省略）
が内蔵されている。

加工ヘッド供給装置５は、供給装置本体４５上に複数の
レール４７か敷設され、このレール４７上に複数台のベ
ース４９ａ、４９ｂが載置されている。ベース４９ａ、
４９ｂは図示を省略したが例えば電動機等の駆動源によ
りねじ棒５１を回転させ、このねじ棒５１にベース４９
ａ、４９ｂに設けたナツト部材５３が螺合して、ベース
４９ａ。

４９ｂは左右（第１図において上下方向、第２図にて図
面に直交した方向）に移動自在となる。

前記ベース４９ａ、４９ｂ上には複数のレール５５ａ、
５５ｂが前記レール４７に直交した方向に敷設され、そ
のレール５５ａ、５５ｂ上に各種の加工ヘッドが載置さ
れている。各種の加工ヘッドとは、例えばタレットヘッ
ド５７、レーザ加工ヘッド５９、順送型ヘッド６１、ベ
ンディングヘッド６３、成形型ヘッド６５等である。

なお、選択された加工ヘッドがタレットパンチプレス３
の保持フレーム１５の中心に位置したとき、加工ヘッド
を保持フレーム１５に装着したり、交換を要する加工ヘ
ッドを保持フレーム１５より加工ヘッド供給袋Ｗ５側へ
収納するため、例えば流体圧作動のシリンダ６７が供給
装置本体４５に設けである。このシリンダ６７のピスト
ンロッド６９の先端に加工ヘッドと係止する係止部材７
１が設けられている。本実施例ではシリンダを採用した
が、このシリンダに変えて電動機等による駆動方式とし
ても、また人手で行なうことでも良い。

なお更に、第２図に符号７３で示す部材は、レーザ発振
器より発振されるレーザビームの導管である。

上記構成により、供給装置本体４５に設けた駆動源より
ねじ棒５１を回転させ、タレットヘッド５７、レーザ加
工ヘッド５９、順送型ヘッド６１、ベンディングヘッド
６３、成形型ヘッド６５等の各種の加工ヘッドを所望の
加工に応じて、タレットパンチプレス３の保持フレーム
１５の中心へ選択搬送する。

保持フレーム１５の中心に位置付けられた加工ヘッドは
、シリンダ６７の作動により保持フレム１５へ装着後、
保持フレーム１５を回動して加工位置に加工ヘッドを位
置付は所望の加工を行なう。保持フレーム１５に装着さ
れた加工ヘッドを供給装置本体４５に収納する場合は、
前述した操作を逆に行なうことにより可能となる。

例えば、タレットへラド５７を装着した場合は、通常の
２倍の金型をタレット内に保有することができ、長時間
にわたる無人複合加工を行なうことができ、生産性の向
上を図ることができる。また、順送プレス加工やベンデ
ィング加工など、従来タレットパンチプレスで行なえな
かった加工をも行なうことが可能となる。

次に、保持フレーム１５の左右に装着した加工ｌ＼ラッ
ドＣフレーム１７の回転機構について、更に詳細に説明
する。

第３図を参照するに、タイロッド１１に回動自在に装着
した保持フレーム１５において、タイロッド１１に接近
し第１組（第３図においてタイロッドコ１の左側）、第
２組（イタロッド１１の右側）に回転軸７５Ａ、７５Ｂ
がタイロッド１１と平行して垂直に設けられている。

回転軸７５Ａ、７５Ｂの上下端は、加工ヘッド用Ｃフレ
ーム１７に設置した軸受によって回転自在に軸承されて
いる。なお、軸芯間距離り、、Ｌ２は同一寸法に設けら
れている。

回転軸７５Ａの上部には上翼主動鎖車７７Ａを装着し、
この上翼主動鎖車７７Ａと、加工中の第１組の上部タレ
ット１９Ａの軸７９Ａに取付けられた上翼従動鎖車８１
Ａとの間にリンクチェーンがエンドレス状に巻回されて
いる。同様に、回転軸７５Ａの下部に固定した上翼主動
鎖車８３Ａと、加工中の第１組の下部タレット２１Ａの
軸８５Ａに取付けられた下部従動鎖車８７Ａとの間にリ
ンクチェーンがエンドレス状に巻回されている。

また、回転軸７５Ｂの上下部に上翼主動鎖車７７Ｂと上
翼主動鎖車８３Ｂを装設し、それぞれ、上翼従動鎖車８
１　Ｂと上翼従動鎖車８７Ｂとの間にリンクチェーンが
巻回されている。

回転軸７５Ａ、７５Ｂの下端には、それぞれ従動歯車８
９Ａ、８９Ｂが装着されており、従動歯車８９Ａは、サ
ーボモータ９１のモータ軸９３に取付けられた主動歯車
９５に噛合され、また、従動歯車８９Ｂは、ＤＣモータ
９７のモータ軸９９と直結された歯車軸１０１に回転自
在に取付けられた主動歯車１０３に噛合されている。

モータ軸９９には主動歯車１０５が回転自在に取付けら
れており、この主動歯車１０５は、タイロッド１１に回
動自在に装着された保持フレーム１５の下端に固定され
た従動歯車１０７に噛合されている。

また、鎖車側の主動歯車１０３とＤＣモータ側の主動歯
車１０５との間には、切換クラッチ１０９が装着されて
いる。この切換クラッチ１０９は、その中間に切換クラ
ッチ片１１１が歯車軸１０１に固定されており、その切
換歯に嵌着されるクラッチ受け１１３は鎖車側の主動歯
車１０３に、また、他のクラッチ受け１１５はＤＣモー
タ側の主動歯車１０５に、それぞれ固定されている。

更に、加工時に加工ヘッド用Ｃフレーム１７が動かない
よう、上部フレーム７と下部フレーム９にショットピン
装置１１７が設けられ、このショットピン装置１１７の
ピン１１９が加工ヘッド用Ｃフレーム１７に嵌合固定さ
れる。なお、ショットピン装置１１７の構成は一般公知
のものであり、詳細な説明を省略する。

上記構成により、第１組のパンチ加工が終った後、第２
組のパンチング加工を行うときは、まず、切換クラッチ
１０９の切換クラッチ片１１１を作動して鎖車側の主動
歯車１０３のクラッチ受け１１３より脱出（開放）させ
、ＤＣモータ９７側の主動歯車１０５のクラッチ受け１
１５に嵌入（噛鎖）させる。

次に、ＤＣモータ９７を起動させてモータ軸９９を回転
し、主動歯車１０５と従動歯車１０７との歯車伝動によ
ってタイロッド１１を軸として、加工ヘッド用Ｃフレー
ム１７を回動させ、第２組の上部タレット１９Ｂと下部
タレット２１．　Ｂとをストライカ２９の下方に位置決
めさせる。

このとき、歯車軸１０１が回転しても主動歯車１０３は
クラッチ噛合より開放されているので回転せず、したが
って、第２組側の鎖車伝動は停止する。また、サーボモ
ータ９１は情動しであるので第１組の超動伝動も停止さ
れている。

第２組の上部タレット１．９　Ｂと下部タレット２１Ｂ
がストライカ２９の下方に位置したらば、ショットピン
装置１１７を作動して位置固定する。

そして、バンチ２３とダイ２５との協働によってワーク
Ｗにパンチ加工を行なう。なお、パンチング加工時には
、サーボモータ９１を駆動し、上部タレット１．９　Ｂ
と下部タレット２１Ｂを回動させて所望のバンチ２３と
ダイ２５とパンチング加工位置に位置ずける。

一方、用済となった第１組の上部タレット１９Ａと下部
タレット２１．Ａを備えた加工ヘッド用Ｃフレーム１７
は、前述した加工ヘッド供給装置５のシリンダ６７の作
動により供給装置本体４７上へ収納される。そして、新
しいバンチ２３とダイ２５が装着されたタレットヘッド
５７を加工ヘッド供給装置５より保持フレーム］５へ装
着する。

新しいタレットヘッド５７である加工ヘッド用Ｃフレー
ム１７が保持フレーム１５に装着されたら、切換クラッ
チ片１１１を作動させて主動歯車１０３のクラッチけ１
１３に嵌入させ、主動歯車１０５のクラッチ受け１１５
より脱出させる。

次に、ＤＣモータ９７を起動させ主動歯車１０３を回転
させ、回転軸７５Ｂを介して踏動伝達を行ない、金型の
段取りを行なう。

前記タレットヘッド５７あるいはレーザ加工ヘッド５９
、順送型ヘッド６１、ベンディングヘッド６３、成形型
ヘッド６５等の加工ヘッドである加工ヘッド用Ｃフレー
ム１７を保持アーム１５に係止させる手段としては、第
４図および第５図に示しである。すなわち、本実施例で
はタレットパンチブレス３にベンディングヘット６３が
装着され、ワークＷにヘンディング加工が施されている
。

そこへタレットヘット５７を装着する例であり、この実
施例に限定されるものでなく各種の加工ヘッドか装着て
きるものである。

タレットヘッド５７側には、加工ヘッド用Ｃフレーム１
７の保持フレーム１５に当接する面に、回り止め用キー
１２１と係止部材１２３が設けである。係止部材１２３
は第５図に詳細に示しであるが、コレットチャフ式の一
般公知の固定機構であるため詳細な説明を省略するが、
ブレスタノド１２５の先端を掴持、開放自在なコレット
本体１２７を設け、このコレット本体１２７をドローパ
ー１２９により押引して係止、離脱自在となす構成であ
る。

一方、タレットパンチブレス３に設けた保持フレーム１
５側には、前記回り止め用キー１２１が嵌合するキー溝
１３１と、前記係止部材１２３が嵌合する傾斜穴１３３
が設けられている。なお、加工ヘッド用Ｃフレーム１７
には前記ショットビン装置１１９が嵌入する穴１３５が
設けである。

上記構成により、タレットパンチブレス３の保持フレー
ム１５へタレットヘッド５７である加工ヘッド用フレー
ム１７を装着する場合、前述した加工ヘッド供給装置５
により加工ヘッド用Ｃフレーム１７を保持フレーム１５
側へ搬送する。

加工ヘッド用Ｃフレーム１７が保持フレーム１５へ接す
ると、回り止め用キー１２１はキー溝１３１へ嵌合し、
係止部材１２３は傾斜穴１３３に嵌入する。その後ドロ
ーパー１２９を図示を省略したが例えば、油圧シリンダ
等を作動させて係止部材１２３のブレスタッド１２５を
掴持することにより、確実に加工ヘッド用Ｃフレーム１
７は保持フレーム１５へ固定され、保持フレーム１５を
回動して次の段取りを行なう。

第６図にはベンディングヘッド６３をタレットパンチブ
レス３へ装着した一実施例が示しである。

なお、この場合は、手動にて油圧ピストン１３７を作動
させベンディング加工を行なう。

上述したごとく、タイロッド１１を回動軸として回動す
る保持フレーム１５に各種の加工ヘッド用Ｃフレーム１
７を係止、離脱自在に設けた。この加工ヘッド用Ｃフレ
ーム１７は、スワンネックフレームとしての性格を持ち
、パンチング加工時に高精度な加工を可能としである。

このため、レーザ加工ヘッド５９を選べば、レザ加工が
でき、タレットヘラＦ５７を選べば、２倍の金型をタレ
ット内に保有して長時間の無人加工ができる。順送型ヘ
ッド６１を選べば、いままでタレットパンチブレスでは
できなかった順送型プレス加工ができる。また、成形型
ヘッド６５を選べば、パンチ加工と完全にヘッドを別個
にてきるので疵なし加工ができ、ベンディングへ・ノド
６３を選べばベンディング加工ができる。このように、
１台の機械で複合加工を可能としたので生産性の向上を
図ることができる。

なお、この発明は前述した実施例に限定されることなく
、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実施
し得るものである。例えば、本実施例では、２組の加工
ヘッドを用いて説明したが、なにも２組に限られるもの
でなく、保持フレームに３組、４組複数個の加工ヘッド
を装着させることが可能で、要は、金型数を多く、加工
範囲を拡大して生産性が向上するように構成されればよ
い。

また、保持フレーム１５からタレットヘッドを外して、
レーザ加工ヘッド５９、順送型ヘッド６１、ベンディン
グヘッド６３、成形型ヘッド６５のうち２組を選択して
種々の複合加工をも行なうことも可能である。

［発明の効果コ 以上のことき実施例の説明より理解されるように、この
発明によれば、上、下のフレームを連結するタイロッド
に回転自在に保持フレームを設け、この保持フレームに
例えばタレットヘッド、レザ加工ヘッド、順送型ヘッド
、ベンディングへ・ノド、成形型ヘッド等の各種の加工
ヘッドを装着、離脱自在に設けた。

而して、１台のタレットパンチプレスに各種の加工ヘッ
ドを装着し、種々の加工りかでき、例えばタレットヘッ
ドを装着することにより、金型個数は従来の倍となり金
型交換の頻度を低減することができ、多品種、少量生産
の要求を満たし、生産性の向上を図ることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はこの発明の主要部を示すパンチ複
合加工装置の全体配置を示し、第１図は平面図、第２図
は第１図における側面図である。 第３図は加工ヘッドを装着したタレットパンチプレスの
タレットの駆動系を示す説明図である。第４図および第
５図は各種加工ヘッドの装着係１ト手段を示し、第４図
は斜視説明図、第５図は係止状態を示す断面図である。 第６図はベンディングヘッドをタレットパンチプレスへ
装着した一実施例を示す斜視説明図である。 １・・・パンチ複合加工装置 ３・・・タレットパンチプレス ５・・・加工ヘッド供給装置 ７・・・上部フレーム　　９・・・下部フレーム１１・
・・タイロッド　　１５・・・保持フレーム代理人　弁
理士　　三　好　秀　和 第２図 第３図 第６　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ブリッジ構造のタレットパンチプレスにおいて、上、下
   のフレームを連結するタイロッドに回転自在な保持フレ
   ームを設け、この保持フレームに各種の加工ヘッドを装
   着、着脱自在に設けてなることを特徴とするパンチ複合
   加工装置。