JP2000042656A - ダイ金型用グリッパ装置 - Google Patents

ダイ金型用グリッパ装置

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JP2000042656A
JP2000042656A JP10211471A JP21147198A JP2000042656A JP 2000042656 A JP2000042656 A JP 2000042656A JP 10211471 A JP10211471 A JP 10211471A JP 21147198 A JP21147198 A JP 21147198A JP 2000042656 A JP2000042656 A JP 2000042656A
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die
gripper
grippers
screw
mold
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Takeshi Kawashima
猛 川島
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイ金型のグリッパ時の保持力を向上させて
ダイ金型の挿入動作の安定を図るようにしたダイ金型用
グリッパ装置を提供することにある。 【解決手段】 ダイチェンジャアーム51に、相対向し
て第1,第2グリッパ81,83をそれぞれ左、右ねじ
部69L,69Rに螺合した左右ねじ69を回転可能に
設けると共に、この左右ねじ69に直交した方向にそれ
ぞれ相対向して第3、第4グリッパ95,97をそれぞ
れ螺合した左ねじ89、右ねじ91を回転可能に設け、
前記左右ねじ69、左ねじ89および右ねじ91を連結
機85,101,103を介して同期的に回転駆動せし
め、前記連結機構が、3枚のカサ歯車85,101,1
03で構成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダイ金型を交換
するためのダイ金型用グリッパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板材加工機としての例えばタレッ
トパンチプレスにおいて、金型を貯蔵する金型マガジン
より本体タレットにダイ金型を自動交換する際、ダイ金
型用グリッパ装置によりダイ金型を把持して行なってい
る。図4に示されているように、図4において左右方向
へ延伸したダイチェンジャアーム201が設けられてい
る。このチェンジャアーム201の下部には左右方向へ
延伸したリニアガイドレール203が敷設されている。
【0003】このリニアガイドレール203にはダイ金
型用グリッパ装置207の一部を構成するスライダ20
9L,209Rを介してダイグリッパ209L,109
Rが左右方向へ移動自在に設けられている。このダイグ
リッパ209L,209Rは左右方向へ延伸した左右ね
じ211の左、右ねじ部211L,211Rに螺合され
ている。なお、ダイグリッパ209L,209Rにはそ
れぞれ複数のダイ金型をグリップする複数のグリッパ部
213L,213Rが形成されている。
【0004】上記構成により、図示省略の駆動モータを
駆動せしめると、左右ねじ211が回転されることによ
り、左、右ねじ部211L,211Rに螺合されたダイ
グリッパ209Lとイグリッパ209Rとが互いに接近
したり、あるいは離反されることになる。なお、この場
合、スライダ209L,209Rがリニアガイドレール
203に案内されて移動するのでダイグリッパ211
L,211Rとはスムーズに移動されるものである。ダ
イグリッパ211Lとダイグリッパ211Rが接近され
ることにより、ダイ金型がグリップされるし、ダイグリ
ッパ209Lとダイグリッパ209Rが離反されること
により、ダイ金型がアングリップされるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のダイ金型用グリッパ装置201では、ダイ金型をグ
リップするグリッパ部213L,213Rの位置および
ダイ金型のサイズ別による径の違いによって、ダイグリ
ッパ209L,209Rの加工が非常に難しいという問
題があった。また、スライダ207L,209Rとダイ
グリッパ209L,209Rとの取付け(突き当て)
が、しっかりしないとダイ金型のグリップ時にガタが発
生して安定せず、タレットパンチプレスにおける下部タ
レット内や、金型マガジンのタレット内への挿入がうま
くいかないという問題があった。
【0006】この発明の目的は、ダイ金型のグリップ時
の保持力を向上させてダイ金型の挿入動作の安定を図る
ようにしたダイ金型用グリッパ装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のダイ金型用グリッパ装置
は、ダイチェンジャアームに、相対向して第1,第2グ
リッパをそれぞれ一方向へ接近・離反自在に設けると共
に、前記一方向と交差した他方向へ相対向して第3,第
4グリッパをそれぞれ接近・離反自在に設けてなること
を特徴とするものである。
【0008】したがって、ダイチェンジャアームに設け
られた第1グリッパと第2グリッパとが接近されること
によりダイ金型がグリップされる。また、第3グリッパ
と第4グリッパとが接近されることにより、ダイ金型が
グリップされる。而して、ダイ金型が第1〜第4グリッ
パで4方向からグリッパされるので、ダイ金型グリップ
時の保持力が向上され、例えば下部タレットなどに形成
される装着孔にダイ金型が挿入される挿入動作の安定が
図られる。
【0009】請求項2によるこの発明のダイ金型用グリ
ッパ装置は、請求項1のダイ金型用グリッパ装置におい
て、前記第1,第2グリッパの接近・離反と、第3,第
4グリッパの接近・離反とが同期して作動せしめてなる
ことを特徴とするものである。
【0010】したがって、第1,第2グリッパの接近・
離反と、第3,第4グリッパの接近・離反とを同期して
作動せしめることにより、ダイ金型のグリップ、アング
リップが短時間で、確実に行われる。
【0011】請求項3によるこの発明のダイ金型用グリ
ッパ装置は、ダイチェンジャアームに、相対向して第
1,第2グリッパをそれぞれ左、右ねじ部に螺合した左
右ねじを回転可能に設けると共に、この左右ねじに直交
した方向にそれぞれ相対向して第3、第4グリッパをそ
れぞれ螺合した左ねじ、右ねじを回転可能に設け、前記
左右ねじ、左ねじ及び右ねじを連結機構を介して同期的
に回転駆動せしめてなることを特徴とするものである。
【0012】したがって、ダイチェンジャアームに設け
られた左右ねじを回転せしめると、左、右ねじ部に螺合
した第1グリッパと第2グリッパとが接近される。ま
た、左右ねじを回転せしめると連結機構を介して左ね
じ、右ねじが回転されることにより、左ねじに螺合した
第3グリッパと右ねじに螺合した第4グリッパとが接近
されることにより、ダイ金型が第1〜第4グリッパでグ
リップされる。而して、ダイ金型が第1〜第4グリッパ
で4方向からグリップされるので、ダイ金型グリップ時
の保持力が向上され、例えば下部タレットなどに形成さ
れた装着孔にダイ金型が挿入される挿入動作の安定が図
られる。また、第1〜第4グリッパが同期して同時に接
近したり、離反したりするので、ダイ金型のグリップ、
アングリップが短時間で、確実に行われる。
【0013】請求項4によるこの発明のダイ金型用ダイ
グリッパ装置は、請求項3のダイ金型ダイグリッパ装置
において、前記連結機構が、3枚のカサ歯車で構成され
ていることを特徴とするものである。
【0014】したがって、連結機構が3枚のカサ歯車で
構成されているから、機構が簡単であると共に左右ねじ
の回転が左ねじ、右ねじに回転が確実に伝達される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0016】まず、板材加工機として例えばパンチング
プレスとその付帯設備の全体的構成について概略的に説
明する。なお、板材加工機としてパンチングプレスを対
象として説明するが、この機種に限定するものではな
い。
【0017】図3を参照するに、タレットパンチプレス
1は、ベース3の両側にコラムフレーム5,7を立設
し、さらにこれらのコラムフレーム5,7の上側に上部
フレーム9を備えてなるものである。
【0018】そして、上部フレーム9の下面には複数の
パンチ金型Pを装着した金型支持部材である上部タレッ
ト11が上部回転軸13によって回転自在に支持されて
いる。この上部タレット11に相対向してベース3の上
面には、前記パンチ金型Pと対をなす複数のダイ金型D
を装着した下部タレット15が設けられ、この下部タレ
ット15の外径は前記上部タレット11の外径より大径
となり、下部タレット15を回転せしめる下部回転軸1
7は前記上部回転軸13より偏心している。
【0019】このため、図3に示しているごとく、加工
位置K1 とパンチ金型交換位置K2とダイ金型交換位置
3 が設けられている。また、前記加工位置K1 に位置
したパンチ金型Pを打撃するため、上部フレーム9内に
例えば流体シリンダ19が設けられ、この流体シリンダ
19により上下動するラム21が設けられている。
【0020】したがって、上部タレット11と下部タレ
ット15は図示省略したサーボモータ等により回転制御
され、所望のパンチ金型Pとダイ金型Dが対となりラム
21の真下である加工位置K1 に選択的に位置決め制御
され、流体シリンダ19の作動によりラム21が上下動
してパンチ金型Pとダイ金型Dとの協働によりワークW
にパンチング加工が行われることとなる。
【0021】前記ベース3の上面には下部タレット15
を囲繞してワークテーブル23が設けられ、このワーク
テーブル23の上方に駆動モータ25よりボールネジ2
7を介してY軸方向(図4において左右方向)へ移動自
在なキャレッジベース29が設けられている。また、こ
のキャレッジベース29にはX軸方向(図3において図
面に直交する方向)に移動自在なキャリッジ31が装着
されていて、このキャリッジ31には板状のワークWの
一端を把持する複数のワーククランプ33が設けられて
いる。
【0022】したがって、上部タレット11と下部タレ
ット15の間へのワークWの位置決めは、ワークWを把
持するワーククランプ33が装備されたキャリッジ31
が、キャレッジベース29上をX軸方向に移動制御さ
れ、かつ、キャレッジベース29がY軸方向に移動制御
されることにより行われる。
【0023】このようにして位置決めされたワークW
は、上部タレット11と下部タレット15を回転位置決
めして、選択した所定のパンチ金型Pとダイ金型Dとの
協働によりパンチ加工が行なわれる。
【0024】前記タレットパンチプレス1に隣接して金
型交換位置35が設けられていて、この金型交換装置3
5は、ツールチェンジャ37を備えていると共に右側に
は金型マガジン39が配置されている。
【0025】より詳細には、ツールチェンジャ37は、
駆動部材モータ41により複数のギヤ43,45を経て
回転自在な支柱47に、Z軸方向(図3において上下方
向)へ駆動部材(図示省略)により移動自在なパンチ金
型Pを交換するためのパンチチェンジャアーム49と、
ダイ金型Dを交換するためのダイチェンジャアーム51
とがZ軸方向へ移動自在に上、下に並んで設けられてい
る。
【0026】前記パンチチェンジャアーム49の先端に
は、水平方向へ伸縮自在なパンチ金型Pを把持するため
のパンチ金型用グリッパ装置53が設けられていて、こ
のパンチ金型用グリッパ装置53は既に公知の構成のも
ので、板バネグリッパ等による把持装置で構成されてい
る。また、前記ダイチェンジャアーム51の先端には、
詳細な構成は後述するがダイ金型Dを挟圧把持するダイ
金型用グリッパ装置55が設けられている。
【0027】上記構成により、上、下部タレット11,
15に装着されたパンチ、ダイ金型P,Dを交換する際
は、パンチ,ダイチェンジャアーム49,51をパンチ
金型Pの交換位置K2 とダイ金型Dの交換位置K3 の真
上に位置決めする。そして、パンチ,ダイチェンジャア
ーム49,51を下降し、パンチ金型用グリッパ装置5
3とダイ金型金型用グリッパ装置55にてパンチ,ダイ
P,Dを把持し、所定量パンチ,ダイツールチェンジャ
アーム49,51を上昇して、パンチ,ダイ金型P,D
を上,下部タレット11,15より引き抜く。
【0028】パンチ金型Pの引き抜きを終了したらパン
チ金型用グリッパ装置53を後退せしめ、ダイ金型Dの
直上にパンチ金型Pを位置決めしてからパンチ,ダイツ
ールチェンジャアーム49,51を回動して、金型マガ
ジン39上へパンチ,ダイ金型P,Dを収納する。
【0029】金型マガジン39は、駆動部材モータ57
により複数のギヤ59,61を経て回転自在な支柱63
に、パンチ金型Pを多数貯蔵可能なパンチ金型用タレッ
ト65と、ダイ金型Dを多数貯蔵可能なダイ金型用タレ
ット67が固定されて構成されている。
【0030】したがって、前述したツームチェンジャ3
7にて上,下部タレット11,15より取り外したパン
チ,ダイ金型P,Dは、金型マガジン39に設けたパン
チ金型用、ダイ金型用タレット65,67に収納され
る。また、パンチ金型用、ダイ金型用タレット65,6
7に貯蔵されたパンチ,ダイ金型P,Dのうち所望のパ
ンチ,ダイ金型P,Dを前記ツールチェンジャ37にて
取出し、上、下部タレット11,15に装着するもので
ある。
【0031】図1および図2を参照するに、ダイチェン
ジャアーム51の下方には図1において上方方向へ延伸
した左右ねじ69が設けられており、この左右ねじ69
の一端(図1において上端)はダイチェンジャアーム5
1に設けられた軸受71に支承されていると共に、左右
ねじ69の他端(図1において下端)はダイチェンジャ
アーム51に設けられたプーリ73に支承されている。
また、ACモータ75の出力軸には駆動プーリ77が装
着されていると共に、この駆動プーリ77と前記プーリ
73とにはベルト79が巻回されている。
【0032】前記左右ねじ69には左ねじ部69Lと右
ねじ部69Rが備えられており、この左ねじ部69L,
右ねじ部69Rには第1,第2グリッパ81,83が螺
合されている。しかも、前記左右ねじ69の中央部には
連結機構としての一例のカサ歯車85が取り付けられて
いる。
【0033】前記ダイチェンジャアーム51の下部には
リニアガイドレール87A,87Bが敷設されている。
このリニアガイドレール87A,87Bの下方には、図
1,図2において左右方向へ延伸した左ねじ89,右ね
じ91が設けられている。しかも、この左ねじ89,右
ねじ91の両側は軸受93で支承されている。
【0034】前記左ねじ89,右ねじ91にはそれぞれ
第3,第4グリッパ95,97が螺合されていると共
に、この第3,第4グリッパ95,97はスライダ99
A,99Bを介してリニアガイドレール87A,87B
に設けられている。前記左ねじ89,右ねじ91には連
結機構としての一例としてのカサ歯車101,103が
設けられていると共に、このカサ歯車101,103は
前記カサ歯車85に噛合されている。
【0035】上記構成により、ACモータ75を駆動せ
しめると、出力軸を介して駆動プーリ77が回転され
る。この駆動プーリ77の回転によりベルト79,プー
リ73を介して左右ねじ69が回転されることになる。
この左右ねじ69の回転により左ねじ部69Lに螺合さ
れている第1グリッパ81と、右ねじ部69Rに螺合さ
れている第2グリッパ83とが接近したり、あるいは離
反されることとなる。
【0036】また、左右ねじ69の回転でカサ歯車85
が回転され、このカサ歯車85にはカサ歯車101,1
03が噛合されているから、左ねじ89,右ねじ91が
それぞれ回転される。この左ねじ89,右ねじ91には
第3,第4グリッパ95,97が螺合されているので、
左ねじ89,右ねじ91のの回転により、第3グリッパ
95と第4グリッパ97とが接近したり、離反されるこ
ととなる。
【0037】したがって、第1〜第4グリッパ81,8
3,95,97が同期して接近することにより、4方向
から第1〜第4グリッパ81,83,95,97でダイ
金型Dがグリップされるので、ダイ金型Dのグリップ時
の保持力を向上せしめることができ、例えば下部タレッ
ト15に形成された装着孔にダイ金型Dが挿入される挿
入動作の安定を図ることができる。
【0038】また、第1〜第4グリッパ81,83,9
5,97は同期して同時に接近したり、離反したりする
ことができるので、ダイ金型Dのグリップ、アングリッ
プを短時間で確実に行うことができる。しかも、連結機
構としての3枚のカサ歯車85,101,103を用い
ているので、機構が簡単であると共に、左右ねじ69の
回転を、左ねじ89,右ねじ91に回転が確実に伝達せ
しめることができる。
【0039】なお、この発明は前述した発明の実施の形
態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。本実施の形
態では連結機構として3枚のカサ歯車を用いた例で説明
したが、それ以外の連結機構であっても構わない。ま
た、左右ねじ69と左ねじ89,右ねじ91とを同期を
とるように説明したが、個々に駆動して回転せしめるよ
うにしても構わない。
【0040】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明よ
り理解されるように、請求項1によるこの発明によれ
ば、ダイチェンジャアームに設けられた第1グリッパと
第2グリッパとが接近されることによりダイ金型がグリ
ップされる。また、第3グリッパと第4グリッパとが接
近されることにより、ダイ金型がグリップされる。而し
て、ダイ金型が第1〜第4グリッパで4方向からグリッ
プされるので、ダイ金型グリップ時の保持力を向上する
ことができると共に、例えば下部タレットなどに形成さ
れる装着孔にダイ金型が挿入される挿入動作の安定を図
ることができる。
【0041】請求項2の発明によれば、第1,第2グリ
ッパの接近・離反と、第3,第4グリッパの接近・離反
とを同期して作動せしめることにより、ダイ金型のグリ
ップ、アングリップを短時間で、確実に行うことができ
る。
【0042】請求項3の発明によれば、ダイチェンジャ
アームに設けられた左右ねじを回転せしめると、左、右
ねじ部に螺合した第1グリッパと第2グリッパとが接近
される。また、左右ねじを回転せしめると連結機構を介
して左ねじ、右ねじが回転されることにより、左ねじに
螺合した第3グリッパと右ねじに螺合した第4グリッパ
とが接近されることにより、ダイ金型が第1〜第4グリ
ッパでグリップされる。而して、ダイ金型が第1〜第4
グリッパで4方向からグリップされるので、ダイ金型グ
リップ時の保持力を向上することができると共に、例え
ば下部タレットなどに形成された装着孔にダイ金型が挿
入される挿入動作の安定を図ることができる。また、第
1〜第4グリッパが同期して同時に接近したり、離反し
たりするので、ダイ金型のグリップ、アングリップを短
時間で、確実に行うことができる。
【0043】請求項4の発明によれば、連結機構が3枚
のカサ歯車で構成されているから、機構が簡単であると
共に左右ねじの回転が左ねじ、右ねじに回転を確実に伝
達せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、ダイ金型用グリッパ
装置の拡大平面図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿った矢視図であ
る。
【図3】タレットパンチプレス,金型交換装置、金型マ
ガジンを示す概略側面図である。
【図4】従来のダイ金型用グリッパ装置の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス(板材加工機) 35 金型交換装置 39 金型マガジン 49 パンチチェンジャアーム 51 ダイチェンジャアーム 55 ダイ金型用グリッパ装置 69 左右ねじ 81 第1グリッパ 83 第2グリッパ 85,101,103 カサ歯車(連結機構) 89 左ねじ 91 右ねじ 95 第3グリッパ 97 第4グリッパ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイチェンジャアームに、相対向して第
    1,第2グリッパをそれぞれ一方向へ接近・離反自在に
    設けると共に、前記一方向と交差した他方向へ相対向し
    て第3,第4グリッパをそれぞれ接近・離反自在に設け
    てなることを特徴とするダイ金型用グリッパ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1,第2グリッパの接近・離反
    と、第3,第4グリッパの接近・離反とが同期して作動
    せしめてなることを特徴とする請求項1記載のダイ金型
    用グリッパ装置。
  3. 【請求項3】 ダイチェンジャアームに、相対向して第
    1,第2グリッパをそれぞれ左、右ねじ部に螺合した左
    右ねじを回転可能に設けると共に、この左右ねじに直交
    した方向にそれぞれ相対向して第3、第4グリッパをそ
    れぞれ螺合した左ねじ、右ねじを回転可能に設け、前記
    左右ねじ、左ねじ及び右ねじを連結機構を介して同期的
    に回転駆動せしめてなることを特徴とするダイ金型用グ
    リッパ装置。
  4. 【請求項4】 前記連結機構が、3枚のカサ歯車で構成
    されていることを特徴とする請求項3記載のダイ金型用
    グリッパ装置。
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