JPH04368452A - 電動機の液冷構造 - Google Patents

電動機の液冷構造

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Publication number
JPH04368452A
JPH04368452A JP14484891A JP14484891A JPH04368452A JP H04368452 A JPH04368452 A JP H04368452A JP 14484891 A JP14484891 A JP 14484891A JP 14484891 A JP14484891 A JP 14484891A JP H04368452 A JPH04368452 A JP H04368452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
liquid
groove
outer periphery
liquid cooling
Prior art date
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Pending
Application number
JP14484891A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Uchida
裕之 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
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Publication of JPH04368452A publication Critical patent/JPH04368452A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動機の外周に位置する
ステータを液体冷却する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ロータが内部にあり、ステータがその外
側に位置するタイプの電動機におけるステータの液冷構
造としては、ステータ部の外周にらせん状の溝を形成し
て、これに冷却液を流す方式が採られている。このらせ
ん溝流路の利点しては、流路に断続部がなく、冷却液が
流路全体を均一に流れる点、流路の密な配設が可能であ
って冷却効果が高い点、流路の拡張が容易であり、ステ
ータ長の長い電動機に対しても対応出来る点等が挙げら
れる。
【0003】従来の冷却構造の一例を図4と図5に示す
。ステータ10の外周に一体化されてステータ部の外周
を構成すると共に流路のインナーケーシングを構成する
インナーケーシング部材12の外周には2周のらせん状
溝20が形成されている。このインナーケーシング部材
12の外周にアウターケーシング部材14を被せて冷却
液流路を構成している。また、らせん状溝20の両端部
20Eには冷却液の入口部材16と出口部材18とが取
り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記らせ
ん状溝の形成に際しては、インナーケーシング部材12
を所定の回転速度で回転させつつ、エンドミル等の工具
を自転させながら長手方向に送る必要があり、旋盤によ
る旋削加工等に比べて加工費用が上昇する。即ち、加工
機械の軸数の増加による設備費のアップ、加工速度の低
下による加工費アップ等が重なり、コスト上昇を招くの
である。また、上述のらせん状溝20の端部20Eの存
在によって加工能率が更に低下すると共に、エンドミル
を用いて加工する必要性のあることと、インナーケーシ
ング部材12との相対移動の方向が母線に対して斜めの
方向となることから被加工部材であるインナーケーシン
グ部材12に変形を生じさせ易い。従って、部材12が
薄い場合には特に変形を生じ易くなる。こうした機械加
工に代えて型成形する方法も考えられるが、鋳物やダイ
キャストの場合には巣の発生という問題が残るため、冷
却液の液漏れを生ずるおそれがあり、必ずしも冷却構造
体の製作には適さない。依って本発明は、製作が容易で
あって、かつ、低コストで製作できると共に信頼性の高
い電動機における液冷構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑みて本発明
は、ロータの外側をステータが囲繞するタイプの電動機
のステータを外周から液体で冷却する液冷構造であって
、ステータの外周部を構成するケーシングの外周に設け
られ、該ケーシングの長手方向に対して直交する複数の
環状溝と、それらの環状溝を連通させると共に前記長手
方向に設けられた連通溝とを具備したことを特徴とする
電動機の液冷構造を提供する。
【0006】
【作用】ステータケーシングの長手方向に対して直交す
る環状溝の形成は、旋盤作業によって容易に行うことが
でき、それらの溝を連通させる長手方向溝のみをフライ
ス加工によって形成すればよい。このフライス加工にお
いてはステータケーシングを回転させる必要はなく、静
止させた状態で加工することができる。こうして製作さ
れた流路に冷却液を流せば従来のらせん状溝の場合と同
等の冷却効果を有する。
【0007】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づき
更に詳細に説明する。図1と図2に示す実施例は、従来
の例を示す図4と図5のものと同等の冷却効果を生む液
冷構造を示している。シャフト11と一体化されている
図示しないロータの外周を囲繞するステータ10の外周
面12Hと密接嵌合してインナーケーシング部材12が
設けられている。このインナーケーシング部材12の外
周面には長手方向に対して直交する環状溝22が2個旋
盤作業によって形成されている。この環状溝の流路断面
積は図5に示すらせん状溝の流路断面積と同一であって
、かつ、同一形状としている。
【0008】上記2個の環状溝22を連通させる連通溝
24をインナーケーシング部材12の長手方向に沿って
、即ち、母線L1に沿ってフライス加工により形成して
いる。この連通溝24の流路断面の幅寸法は環状溝22
の2倍に形成している。従って、流路断面積は2倍とな
っている。図1に示す様に上記連通溝24の反対側、即
ち、母線L1からπだけ離れた角度位置の所に、冷却液
の入口部材16と出口部材18とが取り付けられている
。また、インナーケーシング部材12の外周にはアウタ
ーケーシング部材14が接着剤等によって固定されてい
る。
【0009】液冷構造が上述の構造であると、入口部材
16を介して流入した冷却液は2方向に分かれ、一個の
環状溝22を夫々半周して連通溝24に達し、該連通溝
24を介して隣りの環状溝22へ移り、再び2方向に分
岐して半周し、出口部材18を介して外部へ流出する。 冷却液の流れを滑らかにするためには環状溝22と連通
溝24との交差領域の角部を丸めておくことが望ましい
【0010】図4に示す従来の液冷構造のものと比較し
て流路における冷却液の流れの状態を同じにする、即ち
、流速を同じにする場合、図1に示す本発明の場合には
図4の場合と比べて冷却液の供給は2倍の流量となる。 然しながら流路長は半分であるため、結果的にステータ
部の冷却効果は略等しくなる。厳密に等しくならないの
は、冷却液の流れ途中における液温の上昇等が異なるか
らである。
【0011】図3には従来におけるらせん状溝4周に相
当する本発明に係る液冷構造を示している。長手方向に
並設した4個の環状溝22A, 22B, 22C, 
22Dに対して、環状溝22Aと22Bとを連通させる
連通溝24Aと、環状溝22Cと22Dとを連通させる
連通溝24Cとはインナーケーシング12の1つの母線
上に形成されており、冷却液の入口部材16と出口部材
18、並びに環状溝22Bと22Cとの連通溝24Bと
は上記母線に対してπだけ離れた角度位置において設け
られている。冷却液の入口と出口とが同一角度位置にあ
ることは機械装置への取り付けに際し便利である。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかな様に本発明によ
れば、製作が容易であってかつ低コストあると共に、信
頼性が高い電動機における液冷構造の提供が可能となる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液冷構造の側面図である。
【図2】図1の液冷構造のうちの流路を示しており、図
1の矢視線IIによる側面図である。
【図3】本発明に係る液冷構造の他の実施例を示す側面
図である。
【図4】従来の液冷構造を示す側面図である。
【図5】図4の流路を示しており、図4の矢視線Vによ
る側面図である。
【符号の説明】
10…ステータ 12…インナーケーシング 14…アウターケーシング 22…環状溝 24…連通溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ロータの外側をステータが囲繞するタ
    イプの電動機のステータを外周から液体で冷却する液冷
    構造であって、ステータの外周部を構成するケーシング
    の外周に設けられ、該ケーシングの長手方向に対して直
    交する複数の環状溝と、それらの環状溝を連通させると
    共に前記長手方向に設けられた連通溝とを具備したこと
    を特徴とする電動機の液冷構造。
  2. 【請求項2】  前記環状溝の数が自然数Nの2倍の数
    であり、前記ケーシングの長手方向に沿って順次1から
    2Nまで番号を付与した場合、第1番目と第2N番目の
    環状溝であって、前記ケーシングの同一母線上に夫々冷
    却液の流入口と流出口とを設け、前記環状溝のうち第1
    番目と第2番目のものを連通させる溝を第1番目の連通
    溝とし、前記長手方向に沿って順次番号を付与した場合
    、奇数番目の連通溝を前記母線に対して半周離れた他の
    母線上に形成し、偶数番目の連通溝を前記母線上に形成
    し、これらの連通溝の流路断面積が前記環状溝の断面積
    の2倍である請求項1の電動機の液冷構造。
JP14484891A 1991-06-17 1991-06-17 電動機の液冷構造 Pending JPH04368452A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008527955A (ja) * 2005-11-02 2008-07-24 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 電動モータ
JP2010206993A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Daikin Ind Ltd 電動機
JP2014138542A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Mitsubishi Electric Corp 電動機
JP2019004658A (ja) * 2017-06-19 2019-01-10 日産自動車株式会社 回転電機
FR3072225A1 (fr) * 2017-10-09 2019-04-12 L'air Liquide Societe Anonyme Pour L'etude Et L'exploitation Des Procedes Georges Claude Machine electrique et procede de fabrication

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