JPH04367373A - 溶接ロボットの制御方法 - Google Patents

溶接ロボットの制御方法

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Publication number
JPH04367373A
JPH04367373A JP8717191A JP8717191A JPH04367373A JP H04367373 A JPH04367373 A JP H04367373A JP 8717191 A JP8717191 A JP 8717191A JP 8717191 A JP8717191 A JP 8717191A JP H04367373 A JPH04367373 A JP H04367373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
weaving
robot
equation
point
Prior art date
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Pending
Application number
JP8717191A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Nio
仁尾 理
Toyoji Hamashima
浜島 豊治
Shinobu Sato
忍 佐藤
Shigemi Nohayashi
野林 繁美
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
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Publication of JPH04367373A publication Critical patent/JPH04367373A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多関節型アーク溶接ロ
ボットの溶接線倣い制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、消耗電極式アーク溶接機で図1(
a)に示すような隅肉溶接や、図1(b)に示すような
V開先溶接を行う場合、ウィービング運動する溶接トー
チ1を搭載した台車を開先線に沿って走行させているが
、台車がワークの開先線に沿って正しく走行しないとき
は溶接部2が偏って溶接される。この問題点を除去する
ため、溶接トーチ先端のウィービングの中心が、溶接線
から偏った場合、ウィービング両端における溶接電流又
は電圧が異なったものとなることを利用し、溶接トーチ
1を溶接線に対し、ウィービング方向に水平に移動させ
るアクチュエータを設け、これを前記ウィービング両端
での検出値の差が0になるように制御して左右にずれの
ない溶接ビードが得られるようにし、またその検出値が
常に一定になるように垂直方向(消耗電極方向)にアク
チュエータを制御する溶接線自動追従倣い制御装置が提
案されている。この倣い方式を公知の円筒座標ロボット
(cylindrical  coordinates
  robot)、極座標ロボット(polar  c
oordinates  robot)、直角座標ロボ
ット(cartesian  coordinates
  robot)、多関節ロボット(articula
ted  robot)で実行する場合を考えると、例
えば図2に示すような構成のアーク溶接ロボットとなる
。この図2に示すものは多関節ロボットに前記方式を適
用した場合の一例を示すもので、ロボットの手首にウィ
ービング装置3と水平駆動アクチュエータ4、及び垂直
駆動アクチュエータ5を装備したものであるが、2軸の
アクチュエータとウィービング装置の合計3軸の駆動源
がロボット手首に装着されることになるため、その重量
と大きさが問題になる。即ち、作業ツールが重くなると
、ロボット手首への負担が大きくなり、手首の耐久性か
ら好ましくないし、また作業ツールが大きくなると、狭
い所へ入って行わないため、溶接箇所の制約を受け、汎
用性を損う欠点がある。また、提案されている前記溶接
線自動追従倣い制御装置には、溶接ロボットに必要な以
下の技術・手段が何ら開示されていない。すなわち、手
首角度(溶接トーチ姿勢)制御や多数ブロックから成る
被溶接物のブロック切替方法(曲り角検出方法)やワー
クずれのため、被溶接物の溶接開始点に溶接トーチが正
しくセットされないときの迅速な溶接開始点への接近方
法や、間欠的に与えられるウィービング両端での軌跡修
正信号間の3次元的溶接トーチ駆動方法が、この先行技
術には何ら示されておらず、汎用の3次元ワーク溶接倣
いに使用できないという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のよう
に、ロボットの手首に、ウィービング装置3、水平駆動
アクチュエータ4及び垂直駆動アクチュエータ5を装備
しなくとも、それらを装備した場合と同様の動作を行う
多関節型溶接ロボットを提供することができる制御方法
を得ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の目的を達
成するためになされたものでウィービング軸、水平軸ア
クチュエータ及び、垂直軸アクチュエータの3軸動作又
は水平及び垂直軸アクチュエータの動作をロボットの3
次元運動を行なわせるための基本3軸又は基本3要素で
代行させ、ウィービング中心が予め教示されている軌跡
上またはその軌跡を3次元平行シフトした軌跡上を進行
するよう制御すると共に、ウィービング端に来る毎に溶
接電流または溶接電圧を検出し、前回のウィービング端
でのそれと比較し、その差があれば、その差をなくす方
向、すなわち、ウィービング中心(実際の溶接線)の進
行方向に対する左、右(ウィービング方向)と、前回の
ウィービング端と今回のウィービング端での溶接電流ま
たは溶接電圧の平均値をプリセットされている値と比較
し、その差があれば、その差をなくす方向、すなわちウ
ィービング中心の進行方向に対する上,下(ウィービン
グ方向と直交する方向)とで規定される合成ベクトル方
向へウィービング中心をロボット基本3軸又は基本3要
素を制御することによりシフトさせ(修正制御)、ウィ
ービング中心と実際の溶接線の位置ずれを修正し、かつ
溶接電流又は溶接電圧を一定にすることによって適正な
るウィービング溶接を行なうと同時に複雑な3次元ワー
クのロボットによる自動倣い溶接を可能とする適正な手
首角度(溶接トーチ姿勢)制御方法、ブロック切替え方
法(曲り角検出方法)、適正かつ迅速な溶接開始点への
接近方法及び間欠点軌跡修正信号への適正対応法を提供
するものである。
【0005】
【実施例】以下にその制御方法について更に図面を参照
しながら説明する。図3は本発明を実行するための多関
節型ティーチング・プレイバック・ロボットの一例を示
すもので、11が消耗電極式溶接トーチである。この溶
接ロボットは、土台12上に屈曲する2つのアーム13
,14を具えた旋回体15を設け、アーム13の先端に
取付けられた溶接トーチ11はふり角度及びひねり角度
を駆動モータで変えられるようになっており、溶接トー
チ11のウィービングは、アーム13と14と旋回体1
5を制御して行なわれる。周知のように、ティーチング
・プレイバック・ロボットは、図示しないティーチボッ
クスで2点を教示すると、直線補間によってその2点間
を結ぶ直線上を溶接トーチ11が移動する。従って、図
4に示すような曲線からなるワーク溶接線Rを追跡させ
るような場合には、軌跡修正機能を持たないロボットで
は多数の教示点を与えないと、適正な溶接を行なうこと
ができない。そこで、この発明ではおおまかにP1,P
2,P3の3教示点を与えるだけで、ワーク溶接線Rを
追跡する制御方法を提供しようとするものである。この
実用的価値は、溶接開始前の教示作業を簡単化し、ロボ
ットの取扱を容易にすると共に、ワークの精度が悪い場
合でも適正な溶接が実行されることを可能とするもので
ある。
【0006】先ず原理について説明する。
【外1】 ロボットの溶接トーチ11の先端がワークの溶接線R上
の軌跡を動くためには前述のずれ量検出のためのウィー
ビング運動を続け乍ら、溶接トーチのウィービング中心
を常に溶接線上に持って行うようにすればよい。そして
、ウィービング中心が溶接線R上をたどるためには、公
知のセンサから与えられるウィービング両端での軌跡修
正信号に対応した方向にウィービング中心を移動させ、
その後、教示された軌跡を3次元的に平行シフトした軌
跡l1,l2,l3……上をたどるようにすればよい。 これら3つの動き、即ちウィービング運動、ウィービン
グ中心の軌跡修正、ティーチング軌跡の3次元平行シフ
トされた軌跡上をウィービング中心が移動する運動をロ
ボット基本3軸又は基本3要素で実行させ、ウィービン
グ中心より等しい距離だけ溶接線に対し左右にウィービ
ングしながら両端での軌跡修正信号が与えられると、そ
の方向へウィービング中心を移動させ、移動完了後は3
次元平行シフトされた新たな軌跡上をウィービング中心
が移動、与えられないときにはもとの軌跡上を移動しな
がら次の軌跡修正信号を持つ動作をくり返し,P2”に
到達する。このP2”点即ち変曲点以後は平行シフトの
方向を―P2P3方向としてシフトさせ乍ら追跡動作を
行なわせればワーク溶接線Rの追跡制御が実行されるこ
とになる。この平行シフト方向の切換を行うための変曲
点R2”の検出は、曲り角検出監視点P20を∠P1P
2P3の補角側に定め、溶接トーチ先端のウィービング
中心との距離mを常に演算し、その最小値よりある変動
巾だけ大きくなった点を検出すればP2”が求めること
が出来る。なおP20は∠P1P2P3の2等分線上に
設定されることが望ましい。このようにして追跡制御を
行えば、従来法に比し、極めてラフなティーチング(教
示)で、適正なウィービング溶接が実行され、溶接ロボ
ットの運転操作に貢献するところ極めて大である。次に
、ロボット基本3軸又は基本3要素によるウィービング
運動に関し図5に基づき説明する。ロボット運転に先立
って先ず、ウィービングの方向、振巾、周波数等、倣い
溶接上必要な条件をティーチングする必要がある。前記
教示点P1,P2間でQ1,Q2,Q3の3点を任意に
ティーチングすることにより、ウィービングの方向と振
巾を設定する。2点Q1,Q2のみでは溶接線に対する
ウィービングする面が決まらないため、点Q3を設定す
るものである。こゝで─Q1Q2にQ3から垂線を下ろ
してその足をHとし、
【数1】 となる点Q2’を求め、ウィービング中心Hからの振巾
を等しくH→Q1→H→Q2’→Hの単振動ウィービン
グをさせる。Q1,Q2,Q3で作られる面と─P1P
2の交点W(xw,yw,zw)は、
【数2】
【数3】 とすると、Wの位置は、
【数4】 P1,P2,Q1,Q2,Q3は教示された点であり、
その座標値は判明しているので、α,β,γ,α’,β
’,γ’,λ,μ,νすなわちxw,yw,zw,は演
算装置により簡単に求められる。
【0007】ウィービング中心はHであるが、説明をわ
かりやすくするために、本記載事項中では、交点Wをウ
ィービング中心と仮称する。このウィービング中心Wが
図4におけるP1から始まり、倣い動作をしながらP2
’点に到達することになる。ロボットの手首に装着した
溶接トーチ先端は、Wの軌跡をたどるのではなく、時々
刻々のWの値に→WHベクトルとHからのウィービング
現在値を加算した軌跡をたどることになる。Wは→P1
P2上または→P1P2の3次元平行シフト軌跡l1,
l2……上または修正軌跡をたどる。溶接トーチの先端
がHから出発し基準クロックK回後のウィービング点座
標を求めるために1回の基準クロックで─Q1Q2’上
を動く距離Sを求める。こゝにいう基準クロックとは、
一般にサーボクロックと称される信号で、図4に示す分
周、立上り微分回路37の出力信号である。 その詳細は図18に関する説明で後述するが、同図BR
M(Binary  Rated  Multipli
er)の出力、即ちロボットを構成している各軸の位置
サーボへのパルス列信号としての位置サーボ指令が同図
に示すクロックφとBRMビット数で決まる時間で払い
出し完了となる周期を有するクロックのことである。そ
してその周期を基準クロック周期と称する。この基準ク
ロック周期内に各軸への次の位置サーボ指令データ、即
ち、同図に示すバッファ41への入力データが演算器3
1で演算される。なおこの演算クロック周期は、通常数
msに設定され、この基準クロック周期毎にロボット各
軸の移動量をインクリメンタル演算し、きめの細いウィ
ービング運動を行なわせるものである。ウィービング運
動を行なわせるにあたり、最初このKをK=1とし、基
準クロック周期毎にK=K+1となる値にKを増分させ
ていく。こゝで、基準クロック周期をC0、ウィービン
グ周波数をh、ウィービング振巾の半分をjとすると、
【数5】 で表わされる。また基準クロックN回後のウィービング
パターン上の現在値xk  yk  zkは
【数6】 で表わされる。なおH→Q1→H→Q2’→Hのウィー
ビングでQ1,Q2’から折り返すときにはΔx,Δy
,Δzの符号を逆にするのは当然である。→WHの長さ
と方向は常に一定であり、その成分x0,y0,z0は
【数7】 となる。従って、(6)式、(7)式にウィービング中
心Wの座標を加算した軌跡を溶接トーチ先端がたどれば
よいことになる。図4に示すようにウィービング中心W
は最初P1を始点、P2を終点とする直線上を動き始め
ウィービング両端での軌跡修正信号により方向を修正し
、次に─P1P2と平行な新たな軌跡l1をたどる。 すなわちウィービング中心Wの制御には修正モードと平
行移動モードの2つがある。図5(a)に示すように修
正モード時におけるウィービング中心Wの進行方向に対
する左,右の軌跡方向はウィービング方向すなわち→Q
2’Q1’→Q1Q2’,上下方向はベクトル→Q1Q
2’と→P1P2の外積の方向と定義する。―Q1Q2
を平行移動させ―P1P2とH点で交わらしたときの∠
P2HQ2’=ωとおくと、上下方向の方向余弦(e,
f,g)は
【数8】 で求められる。左右方向の方向余弦は前記α,β,γと
なる。
【0008】図6は8通りの左右上下の修正ベクトルを
示す。修正ベクトルの方向余弦(u,v,w)は─Q1
Q2’および―HQAに関するその方向に応じて8個の
形をとる。すなわち左側のものから、
【数9】 となる。ウィービング中心、Wの修正なしのときの進行
方向は─P1P2に平行であり、その方向余弦は前記(
λ,μ,ν)となる。図7はウィービング中心Wを(λ
,μ,ν)の方向へγだけ移動させながら修正させるこ
とを示す図である。合成された実際のWの修正ベクトル
δのx,y,z成分★δx,★δy,★δzは次式より
求まる。
【数10】 指定された溶接速度Vを実現するために平行移動モード
時の基準クロック毎の移動量は
【数11】 で表わされる。修正モードを除き平行移動モードでウィ
ービング中止Wが基準クロックK回後に移動する距離★
δx’★δy’★δz’は
【数12】 となる。図7のベクトルδをたどる修正モードではr方
向が指定速度Vで制御されるのでr/Vなる時間にWは
δだけ移動する。よって基準クロック1回当りのδ方向
への移動量★xn1,★yn1,★zn1は
【数13】 となる。修正モード中の基準クロックK’回目の移動量
【数14】 となる。この★δx1,★δy1,★δz1が修正モー
ド終了時★δx,★δy,★δzと一致するように修正
モードの最終回でその差を補正する。よってウィービン
グ中心Wの基準クロックN回目の座標xn,yn,zn
【数15】 として求まる。前記したように溶接トーチ先端の制御点
の座標xn,yn,znを次式になるよう制御すればよ
い。
【数16】 またそのブロックの終点P2”を求めるために点P20
(★x20,★y20,★z20)とウィービング中心
Wとの距離D
【数17】 を基準クロック毎に求め、最小値を保存し、WがP2に
近づくにつれ最小値が更新され、WがP2”点を過ぎる
とDが最小値より大きくなる。WのP1→P2”への進
行につれて平均的には距離Dは小さくなっていくが、修
正モードでの修正ベクトルの出かたによっては必ずしも
ミクロな意味でDは小さくなるとはかぎらない。このた
め現在までの最小値にある微小な変動巾を持たせ、それ
を越えた点をそのブロックの終点とする。この曲り角認
識方法は、図4に示すようななだらかな曲り角検出には
有効であるが、急峻な直角コーナ等の曲り角には適用で
きない。よって図13,図14で説明する曲り角認識法
と併用することになる。
【0009】つぎにロボット手首軸の制御について説明
する。手首姿勢は、溶接線に沿いトーチ角、前進角が溶
接上で決まるある変化巾内にあるよう制御されねばなら
ない。教示点P1,P2,P3点での手首姿勢は当然正
しくティーチングされている。P1→P2への溶接倣い
の場合、手首ふり軸B、ひねり軸TのP1,P2点での
値を★B1,★T1,★B2,★T2として、基準クロ
ックC0当りの増分量ΔB,ΔTは次式より求められる
【数18】 基準クロック毎にこれを加算しP1→P2”への進行に
ともない修正モード、平行移動モードを問わず一様に変
化させる。よって基準クロックN回目のBn,Tnは

数19】 となる。ブロックの終点P2”でのB,Tは★B2,★
T2と一般に等しくならないが、図4ではワークのずれ
が跨張して書かれているにすぎず、現実の対象ワークで
のP2,P2”点間の距離は小さいため、この差は何ら
実用上の支障にならない。従って溶接倣い中、常に適正
な溶接トーチ姿勢が保たれる。(1)式のX,Y,Z値
は制御点である溶接トーチ先端の値であるから、(1)
式を求めるために、ロボットの形態が直交形、多関節形
、円筒形、極座標形を問わず、メモリに格納されている
P1,P2,Q1,Q2,Q3の各駆動軸座標データか
ら直交座標への変換が必要となる。また(17)式、(
20)式で計算された時々刻々(基準クロック毎)の溶
接トーチのあるべき位置(Xn,Yn,Zn,Bn,T
n)をロボットとして実現するために(17)式の解X
n,Yn,Znをロボット基本3軸の駆動軸データに逆
変換しなければならない。ロボット手首軸データはBn
,Tnとなる。図3に示した実施例ロボットの基本3軸
、すなわち3要素の旋回体15アーム13,14はそれ
ぞれ回転角φ,ψ,θで制御され、手首ふり軸、ひねり
軸は回転角B,Tで制御される。制御点Pは溶接トーチ
11の先端である。手首ふり軸回転中心より距離A、ひ
ねり軸回転中心より距離d離れた点Pがティーチングさ
れた制御点であるから、その直交座標値は
【数20】 となる。また(17)式で求めたXn,Yn,Znと(
20)式で求めたBn,Tnより(21)式を逆変換し
た次式により関節ロボットの基本3軸の回転角Ψn,θ
n,ψnが求まる。
【数21】 (21)式,(22)式はそれぞれのロボット形態に応
じ、夫々定義される。図8はウィービング両端での溶接
電圧、溶接電流等から上,下,左,右方向へ一定量qだ
け移動させるための軌跡修正信号を発生させるセンサ回
路部である。
【0010】図5で説明したQ1,Q2,Q3がティー
チングで与えられると、垂線の足Hの座標は求まり、そ
れをxh,yh,zhとすると、ウィービングの現在値
xk,yk,zk((6)式)より現在の振巾j’が求
まる。
【数22】 このj’がjとなったときがウィービング端であり、こ
のときセンサ回路部へ測定開始指令が与えられる。溶接
トーチのウィービング中心が実際の溶接線より溶接線方
向に対し右にずれているときには“左”信号が発生され
る。左にずれたときには“右”信号が発生される。ウィ
ービング両端の値の平均値がプリセットされている値よ
り大きいときには“上”信号が、小さいときには“下”
信号が発生される。この上下左右信号は8通りの組み合
わせがある(図6参照)。図9にこゝで言う上下左右の
方向を示す。左右はウィービング方向で、上下は溶接ト
ーチ方向、すなわちワイヤ電極11aの出てくる方向で
ある。図10はウィービング教示パターンの自動継続を
説明するための図である。図においてP1,P2,P3
は図5同様ティーチング点、Q1,Q2’,Q3は図5
と全く同じことを意味する。―P1P2の延長線上にP
eをとる。P1とΔQ1Q2’Q3をこのまゝ―P1P
2にそって平行移動し、P1をP2にもってきたとき―
Q1Q2’が─Q10Q20’の位置になる。―P2P
3と─P2Peで作る平面に垂直な方向―P2Uを引く
。ただし―P2Uは2つのベクトル―P2P3と―P2
Peの外積の方向にとる。∠P3P2Pe=ω0として
―Q10Q20’を―P2Uの軸のまわりに―P2Pe
から―P2P3へ向う方向へω0だけ回転させると次の
ブロックのウィービングパターン―★Q1★Q2’が求
まる。P1(★X1,★y1,★z1),P2(★x2
,★y2,★z2)の座標値から─P1P2の方向余弦
(λ,μ,ν)を求めP2(★X2,★y2,★z2)
,P3(★X3,★y3,★z3)の座標値から─P2
P3の方向余弦(λ’,μ’,ν’)を求めるとω0は
次式で定義される。
【数23】 Q1,Q2’,Q3の座標値がそれぞれ(x1,y1,
z1)、(x2,y2,z2),(x3,y3,z3)
のとき★Q1(x1’,y1’,z1’)は次式で定義
される。
【数24】 ★Q2’(x2’,y2’,z2’),★Q3(x3’
,y3’,z3’)も同様に求められる。ウィービング
パターン、振巾のティーチングは最初の溶接線で1回行
なうだけでよく、後続ブロックでは★Q1,★Q2’,
★Q3を順次求め、図5で説明したことをくり返しなが
らウィービングが適正な方向に自動継続される。途中に
ウィービングをしないエアーカットのブロックがあって
も演算上は上記計算を続行するのでエアーカット後の溶
接線でもウィービング点Q1,Q2,Q3のティーチン
グは不要である。換言すると、Q1,Q2,Q3のティ
ーチングは1回で済む。ティーチング点P1,P2間の
同一ブロック内で、ティーチングされている軌跡と実際
のワーク溶接線のずれ角ξ(図11,図12参照)には
溶接倣い上の制約がある。すなわちウィービング周波数
h(Hz)、溶接速度V(mm/min)、図6に示し
た軌跡修正量q(mm)、または√2q(mm)により
ξの許容最大ζmaxが決まる。
【数25】 このζmax以下なら同─ブロック内での溶接倣いが可
能となり、本来曲り角とみなす必要はない。しかし、こ
ゝではζmax/2を同一ブロック内の許容角度とする
。今h=2Hz、q=0.7mm、V=300mm/m
inではζmax≒30°となりζmax/2≒15°
と溶接自動化上の生産技術からみても15°もワークの
バラツキがある被溶接物は一般に存在しないことからし
てζmax/2を採用することは妥当といえる。
【0011】図13は隅肉溶接における急峻な直角コー
ナ部での倣い溶接の挙動を示している。実際のワーク溶
接線上を倣いながら進み、ウイービング中心はP2’点
に達する。P1’〜P2’,間のウィービング方向は→
P1P2に直角な方向である。P2’で隅肉部がなくな
ると平板上に溶接ビードを乗せだす。この場合ロボット
は平板上を→P1P2に平行なベクトル→P2’Pn’
を基準とし倣い溶接を続行し、(26),(27)式で
決まるζmaxの角度の方向へウィービング中心は進む
。図14はP2’点近傍におけるウィービング中心の挙
動を更に詳細に示す拡大図である。前記(15)式で与
えられるウィービング中心(xn,yn,zn)を修正
モード前後■,■’,■,■’,……で記憶しておき、
前回の修正モードに入る直前の座標(xn−1,yn−
1,zn−1)と今回の修正モードに入る直前の座標(
xn,yn,zn)を結ぶ直線l1をティーチングされ
ている直線−P1P2と─P2P3で作られる面上へ投
影したときの─P1P2とのなす角度ξを求める。 また今回の修正モード完了直後の座標(xn’,yn’
,zn’)と前回の修正モード完了直後の座標(xn’
−1,yn’−1,zn’−1)を結ぶ直線l2を上記
面へ投影したときの─P1P2とのなす角度ηを求める
。─■■,  ─■■,─■■……の方向余弦(a,b
,c)、■’■’,■’■’………の方向余弦(a’,
b’,c’)、−P1P2の方向余弦(λ,μ,ν)、
−P2P3の方向余弦(λ’,μ’,ν’)は、P1,
P2,P3,■,■’,■,■’,………の座標値がわ
かっているから簡単に求まる。よってξ,ηは次式で定
義される。
【数26】 このξとηの平均値を溶接倣い中修正モードの前後で毎
回計算し、FIFOに順次記憶しておきFIFO内の平
均値がζmax/2以上でζmaxに近づいたとき図1
3点P2’’を曲り角と認識するようにする。こゝで図
10で説明したようにウィービング方向が切り替わり─
P2P3に直角な方向となる。P2’’を始点としP2
→P2’’’変位ベクトルだけP3をシフトした点P3
’を終点とする直線を基準として次のブロックの倣い溶
接が始まる。しかし、まだ隅肉部でなく平板上にトーチ
ウィービング中心があるため、−P2’’P3’とζm
axなる角度の方向へ向かいP2’’点へ到達後、正確
な隅肉部溶接倣いを実行する。曲り角認識後のξ,ηの
平均値もζmaxとなるためこゝで曲り角の認識をしな
いためのインターロックは必要である。この場合
【外2
】 というようにオーバターンをすることになるが、このオ
ーバターンは必ずしも悪いとはいえない。即ち、もとも
と鋭角コーナ部の溶接は難しく、アンダーカットをなく
すために、倣なしのロボットによる鋭角曲り角のティー
チングは、図15に示すように溶接線の外側を曲す例が
多い。
【0012】図15は隅肉溶接でのティーチング位置と
溶接トーチ姿勢を上と横からみた図である。比較的大き
な溶接電流を使う隅肉溶接では、通常ウエブ側のアンダ
ーカットを防ぐため、溶接トーチのねらい位置をフラン
ジ側にtだけずらして溶接する。そして、特にコーナ部
では肉量が多くなるため、ウエブ側のアンダーカットが
生じやすいので、図示のようにコーナ部では溶接トーチ
のねらい位置をtよりも大きくする。このことを考える
と、この曲り角認識法には妥当性があるといえる。また
図15に示すtなるオフセット量は、センサ回路部の左
右信号比較回路(図示せず)にバイアスをかけ、零点を
オフセットすれば本溶接倣いでも当然可能である。図1
6,図17は、量産の場合にしばしば起る実際の溶接開
始点が、もともと溶接開始点としてティーチングされて
いた点から大きくずれているときの溶接開始点サーチ機
能の説明図である。図16中、点線で示されたワーク位
置で正しくティーチングされた溶接開始点P1が、ワー
クが点線から実線の位置に斜め上方にずれたため隅肉部
がなく実際の溶接開始点は平板上になるので、その点P
’1でウィービング溶接倣いを開始すると平板上を図9
で説明したウィービング方向(左右方向)に溶接トーチ
11を振るためウィービング両端で電流差が生じる。 溶接線に平行なベクトル─P1’P2’を基準とし、そ
の電流差をなくし、しかも溶接電流を一定にしようとし
て左方向、下方向の合成ベクトル方向すなわち隅肉部へ
向ってζmaxなる角度で近づきP1’’点より正常な
溶接を始めることになる。  長さm1を最小にし、し
かもP1’P1’’への不要溶接ピードが被溶接物に悪
影響を与えないようにするため、P1’P1’’間は実
際の溶接線(P1’’以降)と異なるウィービング条件
、溶接速度で溶接倣いを行なうようにする。すなわち、
溶接速度Vと溶接電流値を極端に落とし、ウィービング
周波数hを上げ、軌跡修正量qを大きくし、(26),
(27)式のζmaxが大きくなるようにする。 P1’’点の認識は、図13,図14で説明した方法を
準用すればよい。図17はワークが逆にずれたときの図
であり、図16と全く同様に処理される。
【0013】図18は本発明の一実施例における演算器
と2段バッファ付きBRMで構成された溶接倣い制御器
とロボット全体の動作を統括するメインCPU(マイク
ロプロセッサ)と、溶接電流指令切替スイッチ及び図8
で説明したセンサ回路部とのつなぎを示すブロック図で
ある。演算器からのコマンド要求に対し、全体のロボッ
ト動作シーケンス上から溶接倣いを行なう場合には、メ
インCPU20は図示しないティーチボックスで指定し
た倣うべきブロックの始点P1、終点P2と倣うべきブ
ロックに続くつぎのブロックの終点P3とウィービング
パターン定義点Q1,Q2,Q3および距離監視点P2
0のロボット基本3軸とロボット手首軸の原点からのパ
ルス数、溶接速度V、ウィービング周波数h、軌跡修正
量qをメモリ(図示せず)から読み出してレヂスタ21
〜レヂスタ30にセットし、溶接倣い開始マクロコマン
ドを出力する機能を有している。演算器31は、シーケ
ンスコントローラ32、マイクロプログラムメモリ33
、パイプラインレヂスタ34、マルチプレクサ35、R
ALU(Register  and  Arithm
etic  Logical  Unit)36、レヂ
スタ21〜レヂスタ30、クロックφの分周、立ち上り
微分回路37及び基準クロック・アドレスゼネレータ3
8より構成される。シーケンスコントローラ32はマイ
クロプログラムメモリ33に格納されているマイクロイ
ンストラクションの実行シーケンスを制御するアドレス
コントローラである。パイプラインレヂスタ34からの
制御命令により種々のアドレッシングとスタックコント
ロールを行なう。更に詳しくいえば、現在実行中のアド
レスのインクリメント、マクロコマンドで指定されたア
ドレス選択、基準クロックアドレスジェネレータ38で
指定されたアドレス選択、RALUスティタスを含めた
テスト条件に応じた条件ジャンプのときパイプラインレ
ヂスタ34から与えられるジャンプアドレスの選択、無
条件ジャンプのときパイプラインレヂスタ34から与え
られるジャンプアドレスの選択、マイクロサブルーチン
コール時のスタックコントロール等を処理する部分であ
る。アドレッシングのための入力情報としてはCPUか
らのマクロコマンド、基準クロックアドレスジェネレー
タ38の出力及びパイプラインレヂスタ34の出力の3
つがある。マイクロプログラムすなわちパイプラインレ
ヂスタ34の制御命令により、シーケンスコントローラ
32がこの3つのうちどれを選ぶか、またはどちらも選
ばずカレントアドレスのインクリメントを行なうかが決
まる。 溶接倣い制御用には次の4つのマクロコマンドがある。 ■  エアカット直後のアークスタートブロックであり
、しかも次のブロックとの曲り角認識を距離監視方式で
行う。■  エアカット直後のアークスタートブロック
であり、しかも次のブロックとの曲り角認識をξ+η/
2角度計算方式で行なう。■既に前回のブロックでアー
クスタートが出され溶接を連続して行なうブロックで、
次のブロックとの曲り角認識を距離監視方式で行なう。 ■  既に前回のブロックでアークスタートが出され、
溶接を連続して行なうブロックで、次のブロックとの曲
り角認識をξ+η/2角度計算方式で行なう。このマク
ロコマンドと基準クロックアドレスジェネレータ38の
出力はハードウェア上からいえば、それぞれの処理マイ
クロプログラムの先頭アドレスを示す形で与えられる。 これらがシーケンスコントローラに与えられていないと
きには、パイプラインレヂスタ34出力からのジャンプ
アドレス、サブルーチンコールアドレス、カレントアド
レスインクリメントが与えられる。
【0014】マイクロプログラムメモリ33は本演算器
31の中枢部で、全ての演算処理はこのマイクロプログ
ラムの指令通りに実行される。パイプラインレヂスタ3
4はマイクロプログラムメモリ33のバッファレヂスタ
で現在実行すべき演算用マイクロインストラクションを
RALU36へ出力するとともに、次のマイクロアドレ
ス決定のための制御命令をシーケンスコントローラ32
と、マルチプレクサ35へ出力し、ジャンプアドレス、
サブルーチンコールアドレス、カレントアドレスインク
リメントをシーケンスコントローラ32へ出力する、ま
た溶接倣い実行中のブロックで曲り角が検出されたとき
には、次のブロックの座標データを要求するコマンド要
求をメインCPU20へ出力する。このパイプラインレ
ヂスタ34は、2つの信号パスを形成し、各々を並列に
同時進行させ、マイクロサイクルタイムを短縮させ、演
算の高速化をはかるためにある。すなわち、1つのパス
はパイプラインレヂスタ34⇒シーケンスコントローラ
32⇒マイクロプログラムメモリ33とつながるコント
ロール系のパス、今一つはパイプラインレヂスタ34→
RALU36の演算系のパスで、この2つのパスを同じ
クロックサイクルの間に並列に動作させるために、パイ
プラインレヂスタ34が用意されている。クロックCP
の立ち上り時には既にコントロール系のパスで準備され
たマイクロプログラムの次の命令がパイプラインレヂス
タ34の入力にあらわれているため、メモリフェッチ時
間がゼロと等価な高速動作が可能となる。マルチプレク
サ35はパイプラインレヂスタ34の制御命令に応じR
ALUスティタス,センサ部よりの軌跡修正信号の図6
に示す8通りのテスト条件をシーケンスコントローラ3
2へ与え、それぞれの処理プログラムへの条件ジャンプ
を実行させるためのものである。
【0015】RALU36は論理・算術演算ユニットと
プログラマブルレヂスタで構成され、マイクロプログラ
ムで規定された演算インストラクションを実行する。演
算結果である基準クロック毎のロボット各駆動軸の増分
パルス数がRALU36内の所定のレヂスタに格納され
る。レヂスタ21は始点P1、レヂスタ22は終点P2
、レヂスタ23はP3点、レヂスタ24はQ1点、レヂ
スタ25はQ2点、レヂスタ26はQ3点、レヂスタ2
7はP20点のロボット基本3軸とロボット手首軸の原
点からのパルス数を格納するレヂスタである。レヂスタ
28は倣い溶接速度Vを、レヂスタ29はウィービング
周波数hを、レヂスタ30は軌跡修正量qを格納するレ
ヂスタである。バッファ41はロボット各駆動軸のつぎ
の基準クロックで払い出すべき増分パルス数を格納する
レヂスタ、バッファ42は現在払い出し中の増分パルス
数を格納するレヂスタである。BRMはバッファ42に
格納されているパルス数を基準クロック周期内に、クロ
ックφに同期したパルスとして均一一様に配分し、基準
クロック毎にバッファ転送用払い出し完了信号を出力す
る。分周、立ち上り微分回路はクロックφよりBRMの
ビット数だけ分周された基準クロックを作りその立ち上
りを微分する回路で、BRM払い出し完了信号と基準ク
ロックの同期をとるためのものである。溶接機とセンサ
回路部50への溶接電流指令はメインCPU20から与
えられるが溶接開始点検出時には演算器出力により溶接
電流指令切替スイッチ51が切替わり、固定値を選択す
るし、溶接開始点が検出されると演算器出力によりメイ
ンCPU指令値側に切替わる。
【0016】図19は、図18で説明したBRMから払
い出される指令パルスにより制御される多関節形ロボッ
トの基本3軸(ψ軸,θ軸,φ軸)と手首2軸(B軸,
T軸)の位置サーボである。溶接トーチ先端がウィービ
ング運動をしながら溶接倣いをするべく与えられた各軸
指令パルスと各パルスゼネレータ616,626,63
6,646,656からのフィードバックパルスとの差
が偏差カウンタ611,621,631,641,65
1から出力されD/A変換器612,622,632,
642,652を介してアナログの速度指令がサーボア
ンプ613,623,633,643,653に夫々入
力される。サーボアンプはその速度指令とタコゼネレー
タ615,625,635,645,655の出力(検
出速度)とを夫々比較し、その差がなくなるように各駆
動モータを制御する。この位置サーボ系により、ロボッ
トに装着された溶接トーチ先端が指令パルス通りに追従
し所望の溶接倣い動作が行なわれる。
【0017】つぎに、図18に示した制御回路による溶
接倣い制御動作について説明する。演算器31は最初ウ
ェイトルーチンを実行している。シーケンスコントロー
ラ32は、メインCPU20からマクロコマンドが与え
られると、そのサービスプログラムの先頭アドレスを選
択する制御命令をパイプラインレヂスタ34から与えら
れながら、演算器31がウェイトルーチンを実行するよ
うアドレスコントロールしている。このウェイトルーチ
ンには基準クロック分周回路37をリセットする命令が
入っているため、基準クロックは発生しない。溶接倣い
制御を始めるにあたって、メインCPU20はまずレヂ
スタ21〜レヂスタ26に、溶接倣いブロックの始点P
1(★ψ1,★θ1,★φ1,★T1,★B1)、終点
P2(★ψ2,★θ2,★φ2,★T2,★B2)、次
ブロックの終点P3(★ψ3,★θ3,★φ3,★T3
,★B3)、ウィービングパターン定義点Q1(ψ1,
θ1,φ41,T1,B1)、Q2(ψ2,θ2,φ2
,T2,B2)、Q3(ψ3,θ3,φ3,T3,B3
)の座標値をセットする。またレヂスタ28〜レヂスタ
30に、倣い溶接速度V、ウィービング周波数h、軌跡
修正量qをセットする。そしてそのブロックの曲り角認
識が距離監視方式であるときにはレヂスタ27にP20
(★ψ20,★θ20,★φ20,★T20,★B20
)の座標値をセットする。メインCPU20が前記4つ
のマクロコマンドのうち1ヶを出力するとそれぞれの対
応するサービスマイクロプログラムの先頭アドレスが選
択される。この4通りのサービスプログラムは、溶接開
始点検出を含むブロックであるときには溶接開始点検出
フラグ(図示せず)を1にセットし、含まないブロック
であるときには0にリセットし、曲り角検出が距離監視
方式であるときには、曲り角検出フラグ(図示せず)を
1にセットし、ξ+η/2計算方式であるときには曲り
角検出フラグを0にリセットした後溶接倣い処理プログ
ラムN#へエントリーするプログラムである。またこの
4通りのプログラムには基準クロック分周回路37のリ
セット信号の解除命令が入っているため、分周回路37
はクロックφをカウントし始める。以後次の基準クロッ
クアドレスゼネレータ38よりの出力がくるまでシーケ
ンスコントローラ32は演算処理に必要なアドレッシン
グを行なうよう動作する。
【0018】では次にN#から始まる溶接倣い処理プロ
グラムについて説明しよう。アークスタート時のブロッ
クから溶接倣いを始めるので、最初は溶接開始点フラグ
は1になっている。よって正規の溶接開始点に溶接倣い
動作が到達する迄は、溶接速度V、ウィービング周波数
h、軌跡修正量qはレヂスタ28〜レヂスタ30にセッ
トされている値を使わずに、演算器内に固定値として記
憶されている値を使う。また溶接機とセンサ回路部50
に与える溶接電流指令が固定値となるよう溶接電流指令
切替スイッチ51を演算器出力で切替える。レヂスタに
セットされているP1,P2,P3,Q1,Q2,Q3
を(21)式により(1)式に示す直交座標系データに
変換する。また曲り角検出フラグが1のときにはP20
を(21)式によりP20(★x20,★y20,★z
20)に変換する。つぎに演算器内に固定値として記憶
されているhにより(4)式、(5)式を解く。また、
固定値Vにより(11)式を解く。また(2)式及び(
3)式を解き次いで(7)式を解く。P1,P2の手首
軸角度より(19)式を解く。これ以降の処理プログラ
ムが格納されている先頭番地がM#であるとする。溶接
倣いを開始する最初の基準クロックでは、溶接トーチは
まだウィービング中心上に位置しているため軌跡修正信
号は発生しない。よって今の時点では(8)式〜(10
)式、(13)式、(14)式は関与せず演算器31は
平行移動モードの状態となる。一番最初の基準クロック
ではN=1にして(6)式を解く。またK’=0である
から(16)式よりK=1となる。(12)式、(15
)式、(7)式より(17)式のXn,Yn,Znを求
める。(20)式よりBn,Tnを求める。(20)式
の解Bn,Tnと前回の基準クロック時のBn,Tn(
今の場合には★B1,★T1)の差ΔB,ΔTをRAL
U36内の所定のレヂスタにセットする。(17)式の
解Xn,Yn,ZnとBn,Tnを(22)式に代入し
て基本3軸ψn,θn,φnを求め、前回の基準クロッ
ク時のψn,θn,φn(今の場合★ψ1,★θ1,★
φ1)の差Δψ,Δθ,ΔφをRALU内の所定のレヂ
スタにセットする。また曲り角検出フラグが1のときに
は(18)式を計算しその値をRALU内の所定のレヂ
スタにセットし演算器31は待機する。この待機はメイ
ンCPU20よりのマクロコマンドを待つウェイトルー
チンとは異なり、次の基準クロックアドレスゼネレータ
出力M#を待つルーチンであり、分周回路37のリセッ
トは行なわれない。以上の演算が終了するまでの時間以
上に基準クロック周期が長くなるようにクロックφとB
RMビット数を設定しているので、演算時間が間にあわ
ないというトラブルは発生しない。
【0019】演算器31がM#を待つウェイトルーチン
を実行しているとき基準クロックが発生すると同時にB
RMより払い出し完了信号が出力され5ヶのバッファ4
1に前記RALU36内の所定のレヂスタからΔψ,Δ
θ,Δφ,ΔB,ΔTがそれぞれロードされ、バッファ
42にはバッファ41の内容がロードされる。初回の基
準クロックではバッファ41がクリアされたままである
ため、バッファ42には0が入り、BRMによるパルス
払い出しは行なわれない。この基準クロックにより基準
クロックアドレスジェネレータ38が作動し、マイクロ
プログラムはM#から実行され始めN=2にして(6)
式を求める。前回の基準クロック時の(23)式のj’
がjになっていないため軌跡修正信号は発生せず演算器
は平行移動モードを継続する。よってK’=0のままで
、(16)式よりK=2となる。そこで(12)式、(
15)式より(17)式のXn,Yn,Znを求める。 また(20)式のBn,Tnを求め、前回との差ΔB,
ΔTをRALU内の所定のレヂスタにセットする。 このXn,Yn,ZnとBn,Tnを(22)式に代入
しψn,θn,φnを求め、前回との差Δψ,Δθ,Δ
φをRALU内の所定のレヂスタにセットする。また(
18)式を計算し、その値がRALU内に格納されてい
る前回の値より小さいことを確認してその値を入れ換え
る。その後演算器は待機し、次の基準クロックアドレス
ゼネレータ出力M#を待つ。つぎの基準クロックでバッ
ファ42には前回のバッファ1の内容が入り、バッファ
41には今回のΔψ,Δθ,Δφ,ΔT,ΔBがそれぞ
れロードされ、BRMにより各軸位置サーボへ指令パル
スが払い出される。この動作は(23)式におけるj’
がjになるまでくり返えされる。j’=jとなった時点
で(15)式で求めたウィービング中にxn,yn,z
nを記憶しておき、測定開始指令をセンサ回路部50へ
与え、次の基準クロックで演算器31は軌跡修正モード
に入る。すなわちセンサ回路部よりの上下左右の軌跡修
正信号をM#でテスト条件として受けとり、既に計算済
みのα,β,γ,λ,μ,νと演算器内に固定値として
記憶されているqと固定値γとにより(8)式、(10
)式、(13)式を解く。K’=1とおき(14)式を
解き、Kは前回の値のままで(15)式を解いて求めた
ウィービング中心xn,yn,znをx’n,y’n,
z’nとして記憶しておく。N=K+K’とおき(6)
式を解く。(17)式の解Xn,Yn,Znを求める。 Bn,Tnを求め、Δψ,Δθ,Δφ,ΔT,ΔBに変
換しRALU内の所定のレヂスタにセットし、BRMに
より位置サーボ制御をする。また(18)式を計算しそ
の値を更新する。
【0020】次に演算器は再度平行移動モードに入り、
基準クロックがくる毎にψn,θn,φn,Tn,Bn
を求め前回の基準クロック時との差Δψ,Δθ,Δφ,
ΔT,ΔBにより位置サーボ制御を行なう。(18)式
の計算も毎回行ない最小値を保存しておく。再度j’=
jになるまで平行移動モードを続行する。再度j’=j
となった時、(15)式で求めたxn,yn,znと前
回記憶したxn,yn,zn(xn−1,yn−1,z
n−1となる)を結ぶ直線の方向余弦(a,b,c)を
xn,yn,zn,xn−1,yn−1,zn−1の座
標値より求め、★P2P3の方向余弦(λ’,μ’,ν
’)をP2(★x2,★y2,★z2)、P3(★x3
,★y3,★z3)の座標値より求め、既に(2)式で
求めている─P1P2の方向余弦とより(28)式のξ
を計算する。そのξの値をFIFO(First  I
n  First  Out)メモリに記憶しておく。 また今回求めたxn,yn,znを前回値と入れ替え記
憶する。測定開始指令をセンサ回路部50へ与え、次の
基準クロックで演算器31は軌跡修正モードに入る。セ
ンサ回路部50から軌跡修正信号に応じ(8)式、(1
0)式、(13)式を解く、そしてK’=2とおき(1
4)式を解き、Kは前回の基準クロック時の値のままで
(15)式を解いて求めたウィービング中心xn,yn
,znをx’n,y’n,z’nとする。このx’n,
y’n,z’nと前回記憶したx’n,y’n,z’n
(x’n−1,y’n−1,z’n−I,となる)を結
ぶ直線の方向余弦(a’,b’,c’)をx’n,y’
n,z’n,x’n−1,y’n−1,z’n−1の座
標値から求め、既に求めている方向余弦(λ,μ,ν)
と(λ’,μ’,ν’)により(29)式のηを計算す
る。そのηの値FIFOメモリに記憶しておく。また今
回求めたxn’,yn’,zn’を前回値と入れ替え記
憶する。N=K+K’とおき(6)式を解く。(17)
式の解Xn,Yn,Znを求める。Bn,Tnを求めΔ
ψ,Δθ,Δφ,ΔT,ΔBに変換しRALU内所定の
レヂスタにセットし、BRMにより位置サーボ制御をす
る。また(18)式を計算しその値を更新する。これで
修正モードは終り再度平行移動モード⇒修正モード⇒平
行移動モード…繰り返えす。この修正モードでの前後で
FIFOメモリに記憶されている(ξ+η)/2の平均
値が(26)式または(27)式で計算されたξmax
の1/2以上でξmaxに近づいているかどうか計算し
、ξmaxに近い値であるときには溶接開始点検出中で
あると認識し、V,h,qをそのままの固定値で、溶接
電流指令切替スイッチ51も固定値側にしたまま溶接倣
いを続行する。そして(ξ+η)/2の平均値がξma
x/2以下になったとき溶接開始点に到達したと判断し
、溶接電流指令切替スイッチ51がメインCPU20よ
りの溶接電流指令値を選択するよう演算器出力を制御し
、V,h,qの値をレヂスタ28〜レヂスタ30の値に
変更し、(4),(5)式を解き基準クロック当りのウ
ィービング移動量Δx,Δy,Δzを求め直し、(11
)式の★xn0,★yn0,★zn0を求め直し、(1
0)式の計算にもレヂスタ30のqを使う。 また(26)式、(27)式のξmaxも計算し直す。 以降、曲り角検出フラグが1のときには(18)式の最
小値を更新していき、曲り角検出フラグが0のときには
ξ,ηを順次FIFOに貯えておき、上記溶接倣い動作
を続行する。曲り角検出フラグが1のときには、(18
)式の最小値がある変動巾以上になったときをそのブロ
ックの終点とする。曲り角検出フラグが0のときには、
FIFOメモリ内のξ+η/2の平均値がζmax/2
以上でζmaxに近づいたときをそのブロックの終点と
する。
【0021】曲り角検出が終ると演算器31は、次のブ
ロックでのウィービング方向を決め、前のブロックのウ
ィービング振巾と等しい振巾になるようにウィービング
パターン継続処理を行なう。すなわち、既に前ブロック
で求めた−P1P2の方向余弦(λ,μ,ν)と−P2
P3の方向余弦(λ’,μ’,ν’)により(24)式
のω0を求め、(25)式より次ブロックでのQ1点す
なわち図9で説明した★Q1点の座標x’1,y’1,
z’1を求める。同様に★Q2点、★Q3点を求め(1
)式のQ1,Q2,Q3を入れ替える。曲り角が検出さ
れたときのウィービング中心の位置(xn,yn,zn
)が次ブロックの始点となる。このxn,yn,znと
P2点(★x2,★y2,★z2)との差i1,=(x
n−★x2)、i2=(yn−★y2)、i3=(zn
−★z2)を記憶しておき、xn,yn,znを(1)
式のP1の座標データ★x2,★y2,★z2とする。 その後演算器31からのコマンド要求に対しメインCP
U20は次ブロックの終点のロボット5軸の原点からの
パルス数をレヂスタ22にセットし、つぎのつぎのブロ
ックの終点および次のブロックの距離監視点のロボット
5軸の原点からのパルス数をレヂスタ23、レヂスタ2
7にセットした後、前記マクロコマンドを演算器31に
与える。このマクロコマンドは溶接開始点検出を含まな
い。演算器31はレヂスタ22にセットされたブロック
の新たな終点P2座標(★ψ2,★θ2,★φ2,★T
2,★B2)、レヂスタ23にセットされた次ブロツク
の新たな終点P3座標(★ψ3,★θ3,★φ3,★T
3,★B2)、レヂスタ27にセットされた新たなP2
0(★ψ20,★θ20,★φ20,★T20,★B2
0)を(21)式によりP2(★x2,★y2,★z2
)、P3(★x3,★y3,★z3)、P20(★x2
0,★y20,★z20)に変換する。このP2(★x
2,★y2,★z2)の座標値を、記憶しているi1,
i2,i3だけシフトした点を新たな終点座標とする。 すなわち★x2+i1⇒★x2,★y2+i2⇒★y2
,★z2+i3⇒★z2と変更を行ない新たな終点P2
(★x2,★y2,★z2)とする。その後の溶接倣い
動作は溶接開始点検出を行なわないことを除いて前ブロ
ックの動作と全く同様である。また2段バッファにより
指令パルスを払い出しながらいつもバッファ41に次の
データが入っているため曲り角にきたときもブロック間
停止がなくなめらかな溶接倣いが実現される。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本実施例による溶
接倣いシステムは精度の悪いワークの溶接の自動化を可
能とするもので次のような長所をもっている。 (1)  ロボット手首に溶接トーチ以外なにも装着さ
れていないため、溶接トーチが入っていける所ならどん
な狭い所でも溶接倣いが可能である。 (2)  ワーク精度が悪く実際のワーク溶接点がティ
ーチングされた点から大巾にずれていても高価なビジョ
ンシステム等の形状認識装置がなくても溶接開始点を検
出できる。 (3)  形状認識装置がなくても、溶接倣いをしなが
ら円滑にどんな形状の曲り角をも適正な溶接が可能であ
る。またその曲り角がワークにより大巾にばらついても
適正な溶接が可能である。 (4)  ウィービング周波数、溶接速度、軌跡修正量
の設定値で決まる溶接倣い角度以下のワーク溶接線は同
一ブロックに含めてよいため、最初のティーチング作業
が簡単で操作性が良い。 (5)  ウィービングパターン自動継続機能があるた
め最初の溶接ブロックにのみウィービングパターンを定
義する3点をティーチングするだけでよいのでティーチ
ング作業性が良い。 (6)  特別のセンサをロボット手首に装着するので
はなく、アーク現象(溶接電流、溶接電圧)そのものか
らセンシング情報を得るため、非接触センサ、接触セン
サを問わず通常他のセンサでは問題になる“溶接時セン
サが邪魔になる”、“死角が存在する”、“溶接熱、ス
パッター、ヒューム等による悪環境下での信頼性に弱点
がある”等の欠点がない。 従って本発明によれば、精度の悪いワークでも、ワーク
取付位置が多少ずれたり、溶接線が波を打っているよう
な場合でもロボットによる溶接の自動化が可能となり、
溶接自動化に貢献するところが極めて大きいといえる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】ウィービング溶接の説明図である。
【図2】従来のウィービング溶接方式を適用したアーク
溶接ロボットの斜視図である。
【図3】本発明を実施するためのアーク溶接ロボットの
斜視図である。
【図4】本発明による倣い制御方式の説明図である。
【図5】ウィービング運動設定用教示点の説明図である
【図6】修正ベクトル図である。
【図7】修正ベクトル図である。
【図8】センサ回路部の入出力信号の説明図である
【図
9】溶接トーチの制御方向を示す図である
【図10】ウ
ィービング教示パターンの自動継続を説明するための図
である。
【図11】ティーチング軌跡と実際の溶接線のずれ角を
説明するための図である。
【図12】ティーチング軌跡と実際の溶接線のずれ角を
説明するための図である。
【図13】隅肉溶接における急峻な直角コーナ部での倣
い溶接の挙動を示す説明図である。
【図14】図13の一部拡大説明図である。
【図15】隅肉溶接での教示点と溶接トーチ姿勢を示す
図である。
【図16】実際の溶接開始点が教示点と相違する場合の
動作説明図である。
【図17】実際の溶接開始点が教示点と相違する場合の
動作説明図である。
【図18】実施例における制御回路のブロック図である
【図19】実施例におけるサーボ制御部のブロック図で
ある。
【符号の説明】
11  溶接トーチ 12  土台 13  アーム 14  アーム 15  旋回体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶接トーチ先端をウィービングさせ、教示
    線に沿って溶接トーチ先端を移動させる多関節型溶接ロ
    ボットであって、ウィービング両端での溶接電流又は溶
    接電圧を検出し、その検出値の変化により被溶接物の実
    際の溶接線のずれを検知し、前記検出値から演算した軌
    跡修正信号によって溶接線に沿った溶接トーチ先端の移
    動軌跡を修正するようにした多関節型溶接ロボットにお
    いて、溶接トーチ先端を教示線に沿って移動させる基本
    動作に、溶接トーチ先端のウィービング動作およびウィ
    ービング中心の軌跡の修正動作の2動作を重畳させた動
    作を、ロボット基本3軸又は基本3要素を制御すること
    により行うことを特徴とする多関節型溶接ロボットの制
    御方法。
  2. 【請求項2】教示点間を直線補間によって実行するティ
    ーチング・プレイバック・溶接ロボットを使用したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の多関節型溶接
    ロボットの制御方法。
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