JPS5946758B2 - 自動作業機械の動作制御方法 - Google Patents

自動作業機械の動作制御方法

Info

Publication number
JPS5946758B2
JPS5946758B2 JP53092017A JP9201778A JPS5946758B2 JP S5946758 B2 JPS5946758 B2 JP S5946758B2 JP 53092017 A JP53092017 A JP 53092017A JP 9201778 A JP9201778 A JP 9201778A JP S5946758 B2 JPS5946758 B2 JP S5946758B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
robot
workpiece
axis
automatic working
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53092017A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5518376A (en
Inventor
徳久 三宅
司文 安藤
太郎 岩本
浩二 黒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP53092017A priority Critical patent/JPS5946758B2/ja
Publication of JPS5518376A publication Critical patent/JPS5518376A/ja
Publication of JPS5946758B2 publication Critical patent/JPS5946758B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動作業機械及びその動作制御法に係力、特に
工業用ロボットにより被作業対象物の形状に沿つて動作
を行わせるための制御方法に関する。
従来、工業用ロボット等の自動作業機械においては、作
業の実行に先だつて何らかの方法で動作径路の教示を行
う必要があつた。
この点を解決する方法としては、倣いによる動作制御が
知られているが、一般にこの倣い動作制御は基本となる
動作方向が一次元の場合に限られていた。すなわち接触
式あるいは非接触式の近接距離検出手段を設け、第1図
において矢印で示すような一次元的方向に動作させなが
ら当該、距離検出手段50により検出方向における相対
距離の変動を検出し、この変動の値に応じて自動作業機
械を変動の値が零となるように駆動制御することにより
,.咋業点を被咋業対象物51の形状に沿つて倣わせる
という動作制御法である。このようにして検出された作
業点の軌跡は破線で示してある。従つて、被対象物の形
状が複雑であ虱基本となる動作方向が一方向では処理で
きない第2図のような場合、すなわち、被対象物形状が
部分的に基本動作方向と直角ないしは直角に近いような
箇所Eを有する場合等においては、従来の倣いによる動
作制御方法は根本的に適用不可能であつた。
更に従来法では、上記のごとく基本動作方向が一次元的
に限られているため、被作業対象物の形状に沿つて一定
速度で動作させる必要がある場合には適用が不可能であ
る。すなわち、この場合には基本となる動作方向に対し
て一定速度で動作させながら倣うため、被作業対象物の
形状に沿つた方向の速度は一定とはならない。また、こ
れに加えて、作業内容が溶接、塗装などの例の様に、作
業ヘツピ、すなわち溶接トーチあるいは塗装ガンなどの
姿勢を被作業対象物の形状、動作の方向などに応じて変
化させる必要がある場合については、従来のものでは制
御不可能であつた。
本発明の目的は、上記の点を考慮し、任意形状の被作業
対象物に対して倣い動作が可能であつて、しかも被作業
対象物の形状に沿つた方向の動作速度を一定に維持し、
且つ作業実施機構部の姿勢を被作業対象物の曲線状の表
面形状ないしは動作の方向などに応じて変化させること
を可能にする自動咋業機械の制御方法を提供することに
ある。
本発明の特徴は、曲線状の表面形状を有する被作業対象
物との相対距離を検出する検出装置を複数個備えた自動
作業機械の動作制御方法において、前記複数の検出装置
の検出信号に基づいて被作業対象物の作業点における作
業軌跡の接線方向を演算によ勺求め、次に該作業軌跡の
接線上に設定した位置に作業実施機構部を該接線方向に
沿つて動作させ、そしてこの設定位置にて該複数の検出
装置からの検出信号に基づいて前記作業実施機構部を回
動させ、これによつて作業対象物に沿つて作業実施機構
部を倣い動作させると共に作動実施機構部の姿勢制御を
行うような制御方法にして、当該自動作業機械の基本動
作方向、および作業実施機構部の姿勢等を制御出来るよ
うにしたものである。本発明の具体的な実施例の一つと
して、第3図に示すような直交座標系の工業用ロボツト
において溶接作業を行う場合の本方式の適用について考
える。
これは溶接作業の場合、作業線に沿つての動作速度およ
び作業線の方向に対する溶接トーチの角度を制御する必
要があるためである。まず、第3図において本ロボツト
1は、油圧シリンダ2によ勺第1のコラム3上をX軸方
向へ往復移動する鞍4と、この鞍4上(C直立に設けら
れた第2のコラム5に沿つて油圧シリンダ6によりZ軸
方向に上下動する十字軸受箱7と、この十字軸受箱7に
取付けられ、油圧シリンダ8によつてY軸方向に往復動
させられるコラム9と、このコラム9の先端に固定され
、垂直軸まわりに回転する振BSWの自由度を持つた手
首機構10とを有している。
また、この手首機構10の先端には溶接トーチ11が取
付けられており、さらに溶接トーチ11の近傍には被作
業対象物である溶接用ワーク30との近接距離を検出す
ることができるセンサ12および13が取付けられてい
る。具体的にはポテンシヨメータにより変位を検出でき
る触針あるいは渦電流により対象物との近接距離を磁気
的に検出できる非接触式検出器などが、上記センサとし
て適用できる。第4図は本ロボツト1の制御系のプロツ
ク図でぁつて、デイジタル計算機14は小型のマイクロ
コンピユータ程度の機能を持つものである。
デイジタル計算機14からの位置指令はインターフエー
ス15によつて所定の軸にふb分けられ、各軸の位置決
め装置16〜19のいずれかへ送られる。いま位置の指
令値がX軸へ送られものとすれば、この指令は減算回路
161へ送られ、ここで位置検出器164から送られた
ロボツトの現在位置との差を算出してサーボ回路162
へ送る。サーボ回路162の出力はロボツトX軸本体1
63を駆動させ、その位置は位置検出器164によつて
フイードバツクされるようになつて−いる。また、前記
近接距離センサ12および13から得られる近接距離デ
ータの出力信号は、センサ用インターフエース20を経
て計算機14に取り込まれる。第5図は上記工業用ロボ
ツトによつて水平面上にある溶接線の形状検出と、この
溶接線に沿つてロボツトの手先を倣い動作させる作業の
状況を図示したものである。なお、この場合作業対象部
分である溶接線31は、水平な平板状部材32上に垂直
に部材33を立てた形状のワークを想定し、これら部材
32および33の交線部の隅肉溶接部分であるとする。
第6図は、ロボツトの手先部の詳細を示したもので、近
接距離センサ12および13は前記の触針型の接触式セ
ンサであるものとする。
第6図において、振J2SW軸の回転中心から溶接トー
チ11の先端の作業点までの水平距離をLAとし、2個
のセンサ12および13は、この溶接トーチ11の主軸
および振り軸の主軸とを含む平面に対して平行で、かつ
上記平面の両側に、しかも上記平面に対して同一距離L
Bだけ離れた平面内にそれぞれの主軸を有しており、し
かもこれらセンサ12.13の主軸はいずれも水平方向
を向いているものとする。さらにセンサ12,13の触
針は共にそれぞれの主軸方向に摺動するものとし、かつ
自由時すなわち触針120.130がワーク等と接触し
ていない場合にはバネ等により触針120,130は前
方に押出されているものとする。また、触針120.1
30の摺動可能範囲すなわちセンサ12,13の距離検
出可能範囲は共にOからLcまでであるとする。さらに
、センサ12,13の触針120,130が自由時には
、触針120.130の先端は共に、溶接トーチ11の
先端を含み溶接トーチ11の主軸の水平面への投影線に
垂直な平面π1からの距離がLD(LDくLc)なる位
置にあり、かつ触針120,130の先端は平面πに対
して溶接トーチ11およびセンサ12,13本体と反対
側にあるものとする。すなわち、被溶接部材33が直立
平板である場合には、溶接トーチ11の主軸の水平面へ
の投影線を溶接線31の垂直に向け、溶接トーチ11の
先端の作業点を溶接線31上に置いた状態において、セ
ンサ12.13の触針120.130の変位は共にLD
となる。第7図は、第5図を説明するために上方から見
た平面図である。
以下に、実際にロボツト1を用いてワーク30に対して
倣い動作を行う場合の、具体的な動作制御方法について
説明する。
第7図において、最初ロボツト1はスタート点Sに位置
決めされているものとする。
なお、以下でロボツト1の位置とは、ロボツト1の手先
に取付けられた溶接トーチ11の先端の作業点をもつて
表わすものとする。また、ロボツト1の手首振b軸の方
向すなわち溶接トーチ11およびセンサ12.13の方
向は、溶接線31の接線に対してほぼ直角方向を向いて
いるものとする。本発明に示す動昨制御法において、人
間がロボツトを操作する必要があるのは、上記のように
ロボツト1の初期位置および姿勢の設定を行う点と、実
際の動作開始および最終的な動作終了の指令を与えると
いう2点だけである。以上のように、被作業対象物への
倣い動作に対するロボツトの位置および手首姿勢の初期
設定がなされていれば、動作の開始指令をオペレータが
与えることにより1倣い動咋を開始する。
倣い動作は開始点への位置決め動作および検出、倣い動
作実行の2つの動作プロツクに分類される。
このうち、開始点への位置決め動作は、さらに3つの動
作モービに分類される。すなわち(1)2つのセンサ1
2.13の触針がともに被検出体に接触しておらず、共
に自由時、(2)2つのセンサ12.13のうち、一方
のみが被検出体に接触しており、近接距離検出可能範囲
に入つている時、(3)2つのセンサ12.13がとも
に被検出体に接触してお虱共に近接距離検出可能範囲内
である時、のそれぞれに対応する動作モードである。い
ま、説明のため上記(1)(2)(3)の3種のモービ
の状態をそれぞれ、ケースA,ケースB.ケースC1の
状態と呼ぶことにする。本発明の動作制御方法は、これ
らの各ケースA.B.Cの各々に対応して3種類に分類
される。
第8図は、これらの内容の具体的な説明のための平面図
であつて、第8図a1第8図b1第8図cはそれぞれ、
ケースA1ケースB1ケースCの状態を示す。なお、振
力SW軸はY軸の正方向を基準に時間廻勺の方向を正に
とるものとする。まず、ケースAの状態であるときには
、振b軸の方向すなわちセンサ12.13の主軸方向に
ロボツト1を微小量駆動する制御を行う。その駆動量を
Δtとすれば、振』軸の角度をθとしてX,Y軸方向に
それぞれΔX=Δt−Sinθ ・・・・・・ (1)
ΔY=Δt●COsO−・・―●● (2)ずつの駆動
指令を与えればよい。
この結果ロボツト1は、駆動前の位置よりも被作業対象
ワーク30に接近することになる。次に、ケースBの状
態であるときには、振BSW軸を微小角回転させる制御
を行う。
その回転方向は、センサ12.13のうち溶接トーチ1
1の主軸方向に対して近接距離検出可能範囲に入つてい
る方のセンサの方向である。なお、この場合ロボツト1
の手首すなわち振!f)SW軸のみを回転させると、手
先のトーチ11のねらい位置がずれるが、このずれ量を
ロボツト本体のX,Y軸を駆動することによつて修正し
、トーチ11のねらい位置Qが変化しないようにする。
具体的な各軸の修正量は、第8図に示すように回転前の
振勺軸角度位置をθ、微小回転角をΔθとして、X,Y
軸に対してそれぞれΔX=LA{Sinθ−Sin(θ
+Δθ)}・・・・・・(3)ΔY=LA{COsθ−
COs(θ+Δθ)}・・・・・・ (4)で与えられ
る。
この結果ロボツト1の手首は、1駆動前の姿勢よりも被
作業対象ワーク30の溶接線31における接線の方向に
、よシ直角に近い姿勢に動作することになる。また、ケ
ースCの状態にあるときであるが、この場合には2通b
の動作制御法が考えられる。
その一つはケースBの場合と全く同一の方法であつて、
センサ12.13の出力がともに一致するまで、すなわ
ちセンサ12および13と被作業対象ワーク30との近
接距離が等しくなるまでこれを繰返すという方法である
。今一つの方法はセンサ12.13の検出データをもと
に振D軸の必要回転角ΔSWを求め、これにもとづいて
動作させる方法であつて、センサ12.13における触
針120.130の変位をそれぞれΔLDlJLD2と
すれば、− LD2−LDl ΔSW=Tan−1 ・・・・・・ (
5)2LBとなる。
従つて振D軸を微小角Δθゞずつ回転させ、その都度X
,Y軸を(3X4)式においてΔθをΔθ5として修正
量を求め、これにもとづいて修正を行い、これを振b軸
の修正角合計がΔSWになるまで繰b返すという方法で
ある。この2つの方法のいずれを採用しても、センサ1
2.13の主軸をワーク30の溶接線31の接線方向に
対して直角に向けることが可能である。
この後、(1X2)式にもとづいてロボツト1のX,Y
軸を駆動し、センサ12.13の触針変位量がともにL
Dとなるまで繰返せば、溶接トーチ11の先端すなわち
作業点を、溶接線上に正しく位置決めすることが可能と
なる。なお、第8図において、実線は動作前の手首の位
置、破線は微小量動作後の位置を示す。以上で開始点へ
の位置決め動作について述べたが、次に今一つの動作プ
ロツクである検出、倣い動作実行について第9図を用い
て述べる。
この動作制御法は、基本的には上記位置決め動作に、溶
接線接線方向へのロボツト駆動を組合せたものである。
まず、倣い動作の開始点ヘロボツト1が位置決めされて
いるものとすれば、本動作では次の関係式にもとずいて
ロボツト1のX,Y軸をそれぞれ駆動する。
Δx=Δp−COsSW・・・・・・ (6)ΔY=−
ΔP−SinSW・・・・・・ (7)ここにSWは振
b軸の角度位置ΔPはロボツト1の空間移動量 この結果ロボツト1の手先すなわち溶接トーチ11の先
端の咋業点は、溶接線31の接線方向に微小量ΔPだけ
矢印Mのように移動する。
いま、溶接線31はその全長にわたつて直線ではなく、
曲線であることが一般であるから、上記のようにロボツ
ト1を駆動した結果、その位置における溶接線31の接
線方向に対して、トーチ11の主軸が垂直でなくなる。
この場合には、センサ12.13の検出距離が一致しな
くなるので、前記開始点への位置決め動作プロツクにお
ける処理と全く同一の動作制御方法をとれば再びトーチ
11の主軸を溶接線31の接線方向に対して矢印Nのよ
うに移動させることにより直角に向けることができる。
以上の動作を繰D返すことにより、トーチ11の先端の
作業点を常に溶接線31上に置き、しかもトーチ11の
主軸を溶接線31の接線方向に対して常に直角に保ちな
がら溶接線31に沿つて等速度でロボツト1を駆動制御
することが可能である。
この動昨は、溶接線31が連続であり、かつその接線の
XY平面内における傾きが連続的に変化するという条件
を満足する限勺可能である。以上をまとめて、一般例と
しての動作順序を第7図によつて示す。まず、ロボツト
1は初期位置から動作を開始し、センサ12.13のう
ち少くとも一方が近接距離検出可能範囲に入るまでケー
スAの動作を行い、センサ12,13のうち少くとも一
方が近接距離検出可能範囲に入ればケースBおよびケー
スCの動作によ勺開始点に位置決めされた後、実際の形
状検出および倣い動作に入勺微小量ずつ溶接線31に沿
つて振b角を制御しながら動作していくということであ
る。次に、第10図および第11図は本発明の別の実施
例を示すもので、作業としてのスポンジ等の弾性体によ
る薬液等の塗布作業への応用例を示すものである。
この場合被塗布体である作業対象物40は、塗布方向お
よび塗布方向に直角な方向に対しても曲率を有する曲面
であるとする。ロボツト1の手首部10は、この場合振
BSW軸に加えて水平軸のまわりに旋回動する曲げBD
軸を有しているものとし、この手先に薬液塗布用↓作業
ヘツビ41が取付けられているものとする。
この作業ヘツド41には弾性体42が具備されており、
この弾性体42の自由表面Fの中心を通る塗布作業方向
に引いた線上には、弾性体42をはさんで互いに反対側
に2個センサ43.44が、ンその主軸が前記塗布作業
方向に引いた線と直角に交わるように配置されている。
また、センサ43,44の主軸は弾性体42の自由表面
Fに垂直であるものとする。さらにセンサ43.44の
先端を結ぶ線分の2等分線上には、センサ45が、その
3主軸がセンサ43,44の主軸と平行になるように配
置されている。ここで塗布作業の性質から、センサ43
.44,45は非接触式の近接距離検出センサであるも
のとし、その先端を含む平面は弾性体43の自由表面に
平行でLEの距離だけ内3側、つまD弾性体42が被作
業物40に押当てられ変形してもセンサ43.44.4
5が被許業物40に接触しないように、昨業時弾性体表
面Gより内側に取付けられているものとする。またセン
サ43およびセンサ44の主軸間距離をLFセン4サ4
3.44を結ぶ線分からセンサ45の主軸までの距離L
Gとする。この場合の動作制御法としては、以下のよう
になる。
まず、3個のセンサ43.44.45において近接距離
の検出精度が確保できる範囲を近接距離検出可能範囲と
呼ぶことにし、これを0からLHまでとする。ここでO
≦LE≦LHであるようにセンサ43.44,45を設
置すべきことは言うまでもない。この場合、3個のセン
サ43.44.45がいずれも近接距離検出可能範囲に
入つていない場合にはロボツト本体各軸を微小量ずつ駆
動して、被塗布ワーク40に接近させる。また、1個ま
たは2個のセンサだけが検出可能範囲に入つている場合
には、残力のセンサが検出可能範囲に入るように各軸を
1駆動する。すべてのセンサが検出可能範囲内にあると
きには、これらすべてのセンサの検出近接距離を一致さ
せるようにロボツトの各軸を駆動制御すればよい。いま
、通常作業時の弾性体42の変形量を、弾性体42の自
由表面からLJの位置にとるものとすれば、センサ43
.44.45とワーク40との近接距離をすべてLE−
LJとすればよい。次いで、ロボツト1を駆動し、セン
サ43および44の先端を結ぶ方向すなわちワーク40
の接線方向に作業ヘツビ41を移動する。
この結果各センサの検出距離データが変化すれば、ロボ
ツト1の各軸を駆動して昨業点すなわち弾性体42の昨
業時表面中心位置が移動しないように修正を行い、これ
を繰返して行くことによつて、被塗布面の昨業点におけ
る接平面π2内に常に弾性体表面があるように、かつ作
業点の移動速度すなわち薬液等の塗布速度が常に一定で
あるように制御しながら動昨させることができる。以上
においてロボツト1の各軸に与えるべき具体的な動作指
冷の値は、第1の実施例と同様であり容易に数式化する
ことができるが、そのうちの代表的なものについて次に
示す。いま、ロボツト1の手首において振BSW軸と曲
げBD軸の主軸がともに直交しているものとし、この2
主軸の交点Rから作業点Qまでの距離をLpとし、さら
にセンサ43.44,45の近接距離検出データをそれ
ぞれL3.L4,L5とすれば、塗布作業の方向を水平
方向として、ロボツト1の振力SWおよび曲げBDの各
軸をそれぞれだけ回転させ、これに応じてロボツト1の
X,YZ軸をそれぞれ、なる関係式によシ修正すればよ
い。
なお、ここで回転前の振D1曲げ軸の角度位置をそれぞ
れSWA,BDAとし、SWAはY軸正方向をOとして
時計廻bを正方向、またBDAは水平方向をOとして上
方を正にとるものとし、かつ曲げ軸0主軸は振b軸の回
転動によりその方向を水平面内で変化させられるものと
する。なお、以上の実施例においては作業が水平面内で
のみ行われる場合に限つて説明したが、例えば垂直面内
で作業を行う場合には式(1)〜α2においてXとZを
置きかえ、さらにSWとBDとを置きかえる等の操作に
よ勺容易に変更可能である。
さらに作業面が平面でさえあれば、その作業面上におけ
る動作方向の線分をXY,YZ,ZXの各平面へ投影し
た線分を考え、これら線分の長さの比に応じてロボツト
各軸を駆動することによシ本方式の適用は十分可能であ
る。すなわち本動作制御方式は作業が二次元の平面内で
行われさえすれば、任意の平面内の作業に対して適用可
能である。ただし、この場合、ロボツト1として、手首
にさらに振bおよび曲げの両軸の主軸と直交する軸を主
軸とするねじBTW軸を具備する必要が生ずる場合もあ
りうることは明らかである。なお、咋業が一平面内で行
われない場合、すなわち昨業面が作業の進行とともに変
化していく場合に対しては、何らかの手段によりその作
業面を与えることにより、本方式の済用が可能である。
この場合、作業面を与える手段として欠、当該作業面の
変化条件を数式によつて与える方法、あるいはさらに近
接距離検出が可能なセンサを具備させ、これによf)作
業面の方向性を上記二つの実施例を示したと同様の方法
にて検出しながら動作を行わせる方法、などにより実現
できる。すなわち、本制御方式の適用により、従来一次
元方向の倣い動作しかできなかつたものに対して、二次
元平面内での倣い動作を可能とすることができるわけで
あるが、この二次元平面内での倣い動作にさらに本制御
方式を重複して適用することにより三次元空間内での倣
い動作が可能となるわけである。なお、上記二実施例に
おいては、溶接トーチあるいは弾性塗布体などの姿勢を
制御するため、手首角度を常に手首軸中心と作業点とを
結ぶ直線が直角になるように制御する場合についてのみ
述べたが、例えが第一の実施例において溶接トーチ11
の姿勢を溶接線31の接線方向に達して任意の角度のオ
フセツトをもたせるように制御することも可能であるこ
とは言うまでもない。本発明は以上、詳細に述べたよう
に、従来の一次元方向動作を基準とする倣い方式では不
可能であつた複雑な形状の被作業対象物に対して、十分
″適用可能な倣い動作の制御方法であつて、任意の二次
元平面内での倣い動作を、その倣うべき軌跡が昨業範囲
内で連続、かつ微分可能すなわち当該軌跡の接線の傾き
が連続であれば実現ならしめる効果を有する。
また、本発明の制御方式を重複適・用することによ勺、
三次元空間内での倣い動作を実現できるように拡張しう
る効果を持つ。さらに、本発明によれば、上記倣い動作
実行中の動作軌跡接線方向への動作速度を常に一定に制
御することができる。
また、これに加えて、動作)軌跡の接線方向に対して任
意の傾きを与え、この傾き角度を常に一定に制御しなが
ら動作させることができる。更にまた複雑な形状を有す
る作業線に対して必要に応じて作業ヘツドの姿勢、動作
速度を制御しながら倣いによる各種自動昨業を行わ・せ
ることが可能となb1自動化に対して大きな効果がある
と言うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来法による倣い動作の説明図、第2図は従来
法では倣い不可拒であつた被作業対象物フ形状の例を示
す説明図、第3図は本発明の実施例の一つとしてのロボ
ツト構成図、第A図は第3図のロボロトの制御系の構成
図、第5図は本発明の実施例の一つである溶接作業への
適用の説明図、第6図は第5図のロボツトの手首部の詳
細図、第7図は第5図を上方から見た平面図、第8図は
本発明の一つの中心をなす動作制御方法の各場合に対す
る原理説明図、第9図は本発明の今一つの中心である作
業線接線接方向への動作時の制御方法を示す説明図、第
10図は本発明の別の実施例としての弾性体による薬液
塗布作業への適用の説明図、第11図は第10図におけ
るロボツト手首部の詳細図、である。 1・・・・・・ロボツト、10・・・・・・手首機構、
11.41.42・・・・・・作業ヘツド(作業実施機
構部)、12.13.43,44.45・・・・・・近
接距離検出センサ、30,40・・・・・・ワータ、1
4・・・・・・デイジタル計算機、SW.BD.TW・
・・・・・手首回転軸、Q・・・・・・作業点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 曲線状の表面形状を有する被作業対象物との相対距
    離を検出する検出装置を複数個備えた自動作業機械の動
    作制御方法において、前記複数の検出装置からの検出信
    号に基づいて被作業対象物の作業点における作業軌跡の
    接線方向を演算により求め、次に該作業軌跡の接線上に
    設定した位置に作業実施機構部を該接線方向に沿つて動
    作させ、そしてこの設定位置にて該複数の検出装置から
    の検出信号に基づいて前記作業実施機構部を回動させ、
    これによつて被作業対象物に沿つて作業実施機構部を倣
    い動作させると共に作業実施機構部の姿勢制御を行うよ
    うにしたことを特徴とする自動作業機械の動作制御方法
    。 2 特許請求の範囲第1項において、前記作業実施例機
    構部の微少動作距離ごとに該検出装置からの検出信号を
    用いて前記被作業対象物の接線方向を演算し、これに基
    づいて作業実施機構部を駆動させることを繰返すように
    したことを特徴とする自動作業機械の動作制御方法。 3 特許請求の範囲第1項において、被作業対象物の作
    業点における被作業対象物と前記作業実施機構部の間隔
    を一定に制御することを特徴とする自動作業機械の動作
    制御方法。 4 特許請求の範囲第1項において、前記作業実施機構
    部の作業点の動作速度を一定に制御することを特徴とす
    る自動作業機械の動作制御方法。 5 特許請求の範囲第1項において、前記作業実施機構
    部の姿勢を作業点の動作方向に対して一定に制御するこ
    とを特徴とする自動作業機械の動作制御方法。
JP53092017A 1978-07-27 1978-07-27 自動作業機械の動作制御方法 Expired JPS5946758B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53092017A JPS5946758B2 (ja) 1978-07-27 1978-07-27 自動作業機械の動作制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53092017A JPS5946758B2 (ja) 1978-07-27 1978-07-27 自動作業機械の動作制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5518376A JPS5518376A (en) 1980-02-08
JPS5946758B2 true JPS5946758B2 (ja) 1984-11-14

Family

ID=14042753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53092017A Expired JPS5946758B2 (ja) 1978-07-27 1978-07-27 自動作業機械の動作制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5946758B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59102584A (ja) * 1982-12-06 1984-06-13 ファナック株式会社 産業用ロボットの制御装置
JPS6138511A (ja) * 1984-07-31 1986-02-24 Toyo Electric Mfg Co Ltd 立体物の座標測定方式
JPS61181313U (ja) * 1985-05-02 1986-11-12
JPS61117696U (ja) * 1985-12-19 1986-07-24
JPH07115313B2 (ja) * 1986-03-20 1995-12-13 株式会社日立製作所 ロボツト装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49118157A (ja) * 1973-03-16 1974-11-12
JPS5198862A (ja) * 1975-02-26 1976-08-31

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49118157A (ja) * 1973-03-16 1974-11-12
JPS5198862A (ja) * 1975-02-26 1976-08-31

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5518376A (en) 1980-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4761596A (en) Method of detecting and controlling work start point of robot
KR101617750B1 (ko) 로봇
US20080027580A1 (en) Robot programming method and apparatus with both vision and force
JPH08505091A (ja) 冗長軸を使用して対象物上の形態をトラッキングするためのシステム並びに方法
KR100562495B1 (ko) 주행축이 부착된 로봇의 오프라인 티칭방법
JPS5815801B2 (ja) 工業用ロボツトの軌跡制御方式
JPS5946758B2 (ja) 自動作業機械の動作制御方法
US6013997A (en) Three dimensional tactile seam tracing device
CN110455272B (zh) 轨迹跟踪系统中的传感系统
JPS60127987A (ja) ならい制御方法および装置
JPH0146275B2 (ja)
US11654562B2 (en) Apparatus, robot control device, robot system, and method of setting robot coordinate system
JPH079603B2 (ja) ロボットの倣い制御装置
JPH0731536B2 (ja) 教示デ−タ補正ロボツト
JPH0310781A (ja) 多関節型ロボット
JPH04367373A (ja) 溶接ロボットの制御方法
JPH0741419B2 (ja) 溶接ロボットの制御方法
JPS6054275A (ja) 溶接ト−チの駆動制御方法
JPH09218705A (ja) ロボットにおけるワーク加工プログラムの自動作成方法
JP4530714B2 (ja) 多関節作業ロボットの駆動制御システム
JPS5826562B2 (ja) ロボットの軌跡制御方法
TW202337653A (zh) 作業機器人系統
JPH0741418B2 (ja) 溶接ロボットの制御方法
JPH06270081A (ja) 多関節ロボットのならい制御装置
Ando et al. Current status and future of intelligent industrial robots