JP2018128986A - 経路補正方法及び多軸加工機の制御装置 - Google Patents

経路補正方法及び多軸加工機の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018128986A
JP2018128986A JP2017023394A JP2017023394A JP2018128986A JP 2018128986 A JP2018128986 A JP 2018128986A JP 2017023394 A JP2017023394 A JP 2017023394A JP 2017023394 A JP2017023394 A JP 2017023394A JP 2018128986 A JP2018128986 A JP 2018128986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
path
axis
workpiece
correction method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017023394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6879766B2 (ja
Inventor
明 斉藤
Akira Saito
明 斉藤
長谷川 雅信
Masanobu Hasegawa
雅信 長谷川
岩崎 孝行
Takayuki Iwasaki
孝行 岩崎
佐藤 隆太
Ryuta Sato
隆太 佐藤
正悟 長谷川
Shogo Hasegawa
正悟 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Kobe University NUC
Original Assignee
IHI Corp
Kobe University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp, Kobe University NUC filed Critical IHI Corp
Priority to JP2017023394A priority Critical patent/JP6879766B2/ja
Publication of JP2018128986A publication Critical patent/JP2018128986A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6879766B2 publication Critical patent/JP6879766B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】より正確に多軸加工機の加工経路を補正する。【解決手段】被加工物と接触する領域が曲面に設定されると共に長尺状の工具を複数の基準軸を基準として移動させることにより、上記被加工物を加工する経路補正方法であって、上記工具の先端よりも内側に設けられる基準点における予め記憶された予測経路と、上記被加工物を目標形状とするための上記基準点の目標経路との誤差に基づいて、上記工具の位置を補正する。【選択図】図1

Description

本発明は、経路補正方法及び多軸加工機の制御装置に関するものである。
例えば、特許文献1には、NCデータの各ブロックの指令位置(目標経路)に対応する実際の加工位置(予測経路)を求め、指令位置と加工位置との差を補正量としてNCデータを修正する補正方法が開示されている。この特許文献1の補正方法においては、加工位置と指令位置との誤差に基づいて、補正量を算出している。
特開2012−254517号公報
ところで、多軸加工機に設けられたモータの特性によって、例えば曲率の大きい形状となるように加工を行う場合に、モータが指示された出力に追従しきれず、指令位置と加工位置との間に誤差が発生する場合がある。このような場合に、特許文献1に記載された手法により補正を実施しても、例えば曲率の大きな曲線状の加工を行う場合等に、実際の加工経路が、指令された経路から大きく外れ、所望の形状に加工できない場合がある。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、より正確に多軸加工機の加工経路を補正することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための経路補正方法に係る第1の手段として、被加工物と接触する領域が曲面に設定されると共に長尺状の工具を複数の基準軸を基準として移動させることにより、上記被加工物を加工する経路補正方法であって、上記工具の先端よりも内側に設けられる基準点における予め記憶された予測経路と、上記被加工物を目標形状とするための上記基準点の目標経路との誤差に基づいて、上記工具の位置を補正する、という構成を採用する。
経路補正方法に係る第2の手段として、上記第1の手段において、上記工具は、エンドミルとされ、上記基準点は、上記工具の工具中心である、という構成を採用する。
経路補正方法に係る第3の手段として、上記第1または第2の手段において、上記予測経路は、予め上記工具の運動軌跡を測定することにより算出される、という構成を採用する。
経路補正方法に係る第4の手段として、上記第1または第2の手段において、上記予測経路は、予め上記工具の運動軌跡をシミュレーションすることにより算出される、という構成を採用する。
多軸加工機の制御装置に係る第1の手段として、被加工物と接触する領域が曲面に設定されると共に長尺状の工具を複数の基準軸を基準として移動させることにより、上記被加工物を加工する多軸加工機の制御装置であって、上記工具の先端よりも内側に設けられる基準点の運動軌跡の予測経路をシミュレーションにより算出する予測経路算出手段と上記予測経路と上記被加工物を目標形状とするための上記基準点の目標経路との誤差に基づいて、上記工具の運動量を補正する補正手段とを備える、という構成を採用する。
本発明によれば、多軸加工機の工具の先端点よりも工具の内側に設けられる基準点に基づいて補正量を決定する。したがって、制御において、基準点の位置をより正確に把握することができ、より正確に多軸加工機の加工経路を補正することができる。
本発明の一実施形態における多軸加工機の模式図であり、(a)が全体図であり、(b)が工具の拡大図である。 本発明の一実施形態における制御装置のX軸、Y軸及びC軸方向の制御ブロック図である。 本発明の一実施形態における制御装置のZ軸方向の制御ブロック図である。 本発明の一実施形態における制御装置のB軸方向の制御ブロック図である。 本発明の一実施形態における多軸加工機の工具の被加工物に対する動作を示す模式図である。 本発明の一実施形態における制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における多軸加工機の工具目標経路の補正を示す模式図である。 本発明の一実施形態における制御装置による補正の結果を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明における多軸加工機の制御装置の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
まず、本実施形態において制御装置1により制御される多軸加工機100について説明する。なお、以下の説明においては、設置面に対して平行な一方向をX軸方向とし、設置面に対して平行かつX軸方向に垂直な方向をY軸方向とし、設置面に対して垂直な方向をZ軸方向としている。また、Y軸を中心として回転する方向をB軸方向、Z軸を中心として回転する方向をC軸方向としている。
多軸加工機100は、コラム110と、Y軸ベース部120と、Z軸ベース部130と、ヘッド部140と、テーブル部150と、旋回機構160とを備えている。
コラム110は、上部にY軸ベース部120が設置された直方体状の部材であり、下部にY軸方向に突出したレール載置領域を有している。このレール載置領域の上面には、X軸方向に沿って2本のX軸方向レール111が形成されている。X軸方向レール111上には、テーブル部150が設置されている。X軸方向レール111に沿ってテーブル部150が移動されることにより、テーブル部150がX軸方向に移動可能とされている。Y軸ベース部120は、Z軸に垂直な平板状であり、上面にY軸方向に沿って2本のY軸方向レール121が形成されている。Y軸方向レール121上には、Z軸ベース部130が設置されている。Y軸方向レール121に沿ってZ軸ベース部130が移動されることにより、Z軸ベース部130がY軸方向に移動可能とされている。
Z軸ベース部130は、Y軸方向に沿って移動可能であると共に、Z軸に沿う方向の平面に、Z軸方向に沿って2本のZ軸方向レール131が設けられている。また、Z軸方向レール131上には、ヘッド部140が設置されている。Z軸方向レール131に沿ってヘッド部140が移動されることにより、ヘッド部140がX軸方向に移動可能とされている。ヘッド部140は、Z軸方向に移動可能とされ、Y軸方向及びZ軸方向下側に突出した刃物台141と、工具142を有している。
刃物台141は、下面に多軸加工機100が備える工具142が取り付けられており、工具142を回転可能に保持している。工具142は、図1(b)に示すように、回転軸O方向に長い長尺状であり、回転軸OがZ軸に沿うように刃物台141に設置されている。工具142は、先端部が球面状のボールエンドミルとされ、先端部の球面状の領域における中心点が工具中心点P1(基準点)とされている。また、工具142において、刃物第141から最も回転軸O方向に突出した点が作用点P2とされている。
テーブル部150は、X軸方向に沿って移動可能とされ、Y軸方向に向けて設けられる底部と、Z軸方向に向けて立設される側壁部とを有し、Y軸方向とZ軸方向とに向けて略L字状に屈曲された部材である。テーブル部150は、側壁部に旋回機構160が設けられている。旋回機構160は、パレット161を有し、パレット161をB軸方向及びC軸方向に回転可能としている。パレット161は、被加工物Wが載置され、固定される部材である。
制御装置1は、多軸加工機100の加工時における経路算出を行う装置であり、経路算出部1a(予測経路算出手段)と、経路補正部1b(補正手段)とを備えている。制御装置1は、例えばコンピュータとされ、不図示の出力手段及び入力手段を備えるものとしてもよい。経路算出部1aは、被加工物Wの目標形状から工具142の工具中心点P1が辿るべき目標経路を算出し、さらに、多軸加工機100のサーボ系の特性を模擬したシミュレーションにより得られた位置および角度、または多軸加工機の各移動軸が備える位置または角度センサにより測定され記録された位置および角度から、工具中心点P1の予測される経路である予測経路を算出する。なお、目標経路及び予測経路は、複数の座標値の集合であり、それぞれテーブルとして制御装置1に記憶される。経路補正部1bは、目標経路と予測経路とを取得し、目標経路と予測経路との差分値を算出し、目標経路に対して当該差分値の符号を反転させて加算する。
経路補正部1bの各基準軸における制御構成について、図2〜4を参照して説明する。
各基準軸のうち、X軸、Y軸及びC軸では、図2に示すように、Pコントローラaで指令値と積分器bの出力との差分値に比例演算処理を施し、PIコントローラcで当該Pコントローラaの出力と送り軸駆動部dの位置を示す制御量との差分値に比例積分処理を施している。また、Pコントローラaの出力に摩擦補償器eの出力を加算したものを操作量としてPIコントローラcに供給する。なお、上記積分器bは上記制御量を所定の時定数で積分処理して出力するものであり、上記摩擦補償器eは、上記送り軸駆動部dにおける駆動摩擦に対応する補正係数を上記制御量に乗算して出力する。
また、Z軸では、図3に示すように、Pコントローラaで指令値と積分器bの出力との差分値に比例演算処理を施し、PIコントローラcで当該Pコントローラaの出力と送り軸駆動部dの位置を示す制御量との差分値に比例積分処理を施している。さらに、PIコントローラcの出力に、重力による外乱力fを減算したものを操作量として送り軸駆動部dに供給する。また、Pコントローラaの出力に摩擦補償器eの出力を加算したものを操作量としてPIコントローラcに供給する。なお、上記積分器bは上記制御量を所定の時定数で積分処理して出力するものであり、上記摩擦補償器eは、上記送り軸駆動部dにおける駆動摩擦に対応する補正係数を上記制御量に乗算して出力する。
また、B軸では、図4に示すように、Pコントローラaで指令値と積分器bの出力との差分値に比例演算処理を施し、PIコントローラcで当該Pコントローラaの出力と送り軸駆動部dの位置を示す制御量との差分値に比例積分処理を施している。さらに、PIコントローラcの出力に、重力による外乱トルクgを減算したものを操作量として送り軸駆動部dに供給する。また、Pコントローラaの出力に摩擦補償器eの出力を加算したものを操作量としてPIコントローラcに供給する。なお、上記積分器bは上記制御量を所定の時定数で積分処理して出力するものであり、上記摩擦補償器eは、上記送り軸駆動部dにおける駆動摩擦に対応する補正係数を上記制御量に乗算して出力する。
多軸加工機100は、工具142をY軸方向及びZ軸方向に移動可能であり、被加工物WをX軸方向、B軸方向及びC軸方向に移動可能である5軸加工機である。多軸加工機100は、加工時において、図5に示すように、作用点P2が常に被加工物Wに接触しながら被加工物Wの周りを回る。この際、工具142及び被加工物Wは、工具142の回転軸Oが常に被加工物Wの法線方向となるように移動される。これにより、工具142は、常に曲面状の領域において被加工物Wと接触することとなる。
続いて、本実施形態における制御装置1の経路補正方法を図6を参照して説明する。
初めに、制御装置1は、目標経路を算出する(ステップS1)。ステップS1では、経路算出部1aが、被加工物Wの目標形状を取得し、目標形状から、被加工物Wに対して工具142の工具中心点P1が辿るべき目標経路を算出する。さらに、制御装置1は、予測経路を算出する(ステップS2)。ステップS2では、経路算出部1aが、数値計算シミュレーションにより、目標経路上に沿って工具142を移動させた場合の工具142の辿る経路を算出する。
次に、制御装置1は、目標経路と予測経路との差分を算出する(ステップS3)。ステップS3では、経路補正部1bが、工具中心点P1が辿ると予測される予測経路上の座標と、対応する目標経路上の座標との差分値を算出し、記憶する。さらに、制御装置1は、経路補正を実施する(ステップS4)。ステップS4では、図7に示すように、差分値の符号を反転させ、目標経路上の座標に加算した補正経路を算出し、算出した補正経路を新たな目標経路とし、新たな目標経路上の座標値を多軸加工機100に出力する。なお、該差分値のベクトル方向は、図7における目標経路の法線方向と同一または略同一となる。
図8は、本実施形態に係る被加工物Wの目標形状と、補正を行わない場合、従来手法による補正を行った場合、および本発明による補正を行った場合における作用点(先端点)の運動軌跡を比較する図である。
被加工物Wの目標形状は、Y軸方向に長く、Y軸方向における中央領域においてX軸方向の厚みが最大となる扁平形状とされており、Y軸方向の両端部が曲率の大きな曲線状とされている。また、被加工物Wは、Y軸方向の一端よりも他端の曲率が大きく設定されている。
図8の(a)に示す補正を行わない場合では、被加工物WのY軸方向の端部では、破線で示す目標形状から内側に大きくずれている。そして、図8の(b)に示す従来手法による補正を行った場合の結果では、補正を行わない場合よりも破線で示す目標形状に近づいているものの、曲率が大きい側の端部では、工具と実際の加工経路の軌跡がなす角度が変化するため、誤差量が正しく算出できず、目標系上よりも形状が外側にずれている。これに対して、図8の(c)に示す本実施形態における補正形状は、工具と加工経路の軌跡とがなす角度が変化する影響を受けないため、図8における上端及び下端において目標形状と略同一となっている。
制御装置1に記憶された多軸加工機100の加工プログラムであるCAM(computer aided manufacturing)において、設定上の工具の作用点は、工具位置情報であるCLデータに記され、上述した作用点P2とされている。実際の加工時には、加工経路の軌跡が運動誤差を持つことにより、工具142と加工経路の軌跡とがなす角度が、工具姿勢が同じ場合でも変化する。したがって、作用点P2を基準点として誤差補正を行う従来手法は、目標形状と加工経路の軌跡との誤差量を正しく算出できないという課題を有していた。本実施形態に係る制御装置1においては、工具142の先端よりも内側に設けられる基準点(工具中心点P1)に着目しており、工具142と加工経路の軌跡とがなす角度が変化しても、影響を受けずに正確に誤差を算出できる。
このような本実施形態における多軸加工機100の制御装置1によれば、工具142の工具中心点P1の目標経路と予測経路との差分に基づいて補正経路を算出している。このため、運動誤差による軌跡の傾き等により加工プログラムにおいて設定された作用点P2の軌跡と実際に辿る作用点P2の軌跡とが異なっている場合においても、制御装置1は、多軸加工機100の工具中心点P1の位置に基づいて誤差量を正確に算出し、補正を実施することができる。したがって、図8の結果に示すように、より正確に多軸加工機100の加工経路を補正することができる。
また、本実施形態における制御装置1によれば、基準点が工具中心点P1とされている。工具中心点P1は、工具142の先端部における被加工物Wとの当接位置が変化した場合にも、いずれの当接位置に対しても等距離となる。したがって、工具142の当接姿勢によって基準点を変更することなく誤差を算出し、補正を行うことができる。
また、本実施形態における多軸加工機100は、シミュレーションにより予測経路を算出する。したがって、実際に多軸加工機100により加工することなく、容易に予測経路を算出することができる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
(1)上記実施形態においては、予測経路をシミュレーションにより算出するものとしたが、本発明はこれに限定されない。予測経路は、実際に多軸加工機100を動かすことにより測定されるものとしてもよい。この場合、制御装置1は、多軸加工機100の実際のサーボ系の特性を取得することができるため、より正確な補正を行うことができ、実機を使った結果においても、形状誤差がほぼ無くなる。
(2)上記実施形態においては、工具142がボールエンドミルとしたが、本発明はこれに限定されない。工具142としては、ラジアスエンドミル、スクエアエンドミルやバレル工具等とすることも可能である。なお、バレル工具の場合にも、基準点がバレル工具の先端よりも内側に設けられ、被加工物Wとの当接位置が側周面であるものとする。工具の形状(種類)は上記例示したものに特に限定されるものではなく、工具中心位置P1と作用点P2等を使って予め使用する工具の運動軌跡をシミュレーション可能あれば、本発明は適用可能である。
(3)また、上記実施形態においては、制御装置1が経路算出部1aにより、予測経路を算出するものとしたが、制御装置1が予測経路を算出せず、別個のコンピュータ等により、予測経路を算出するものとしてもよい。
(4)また、上記実施形態における制御装置1は、多軸加工機100に備えられるものとしてもよい。
(5)さらに、本実施形態においては、一例として、2次元における経路補正方法について説明したが、本発明は3次元的な経路補正においても適用可能である。
(6)また、上記実施形態においては、制御装置1は、工具中心点P1を基準点として用いるものとしたが、本発明はこれに限定されず、工具142において作用点P2よりも工具142の内側であれば、基準点の位置は限定されない。なお、工具中心点P1以外を基準点として用いる場合には、基準点と工具中心点P1との座標の差分を加算または減算することにより、工具中心点P1を基準点として用いる場合と同様に誤差を算出し、補正することができる。
1 制御装置
1a 経路算出部
1b 経路補正部
100 多軸加工機
110 コラム
111 X軸方向レール
120 Y軸ベース部
121 Y軸方向レール
130 Z軸ベース部
131 Z軸方向レール
140 ヘッド部
141 刃物台
142 工具
150 テーブル部
160 旋回機構
161 パレット
a コントローラ
b 積分器
c コントローラ
d 軸駆動部
e 摩擦補償器
f 外乱力
g 外乱トルク
O 回転軸
P1 工具中心点
P2 作用点
W 被加工物

Claims (5)

  1. 被加工物と接触する領域が曲面に設定されると共に長尺状の工具を複数の基準軸を基準として移動させることにより、前記被加工物を加工する経路補正方法であって、
    前記工具の先端よりも内側に設けられる基準点における予め記憶された予測経路と、前記被加工物を目標形状とするための前記基準点の目標経路との誤差に基づいて、前記工具の位置を補正することを特徴とする経路補正方法。
  2. 前記工具は、エンドミルとされ、
    前記基準点は、前記工具の工具中心であることを特徴とする請求項1記載の経路補正方法。
  3. 前記予測経路は、予め前記工具の運動軌跡を測定することにより算出されることを特徴とする請求項1または2記載の経路補正方法。
  4. 前記予測経路は、予め前記工具の運動軌跡をシミュレーションすることにより算出されることを特徴とする請求項1または2記載の経路補正方法。
  5. 被加工物と接触する領域が曲面に設定されると共に長尺状の工具を複数の基準軸を基準として移動させることにより、前記被加工物を加工する多軸加工機の制御装置であって、
    前記工具の先端よりも内側に設けられる基準点の運動軌跡の予測経路をシミュレーションにより算出する予測経路算出手段と
    前記予測経路と前記被加工物を目標形状とするための前記基準点の目標経路との誤差に基づいて、前記工具の運動量を補正する補正手段と
    を備えることを特徴とする多軸加工機の制御装置。
JP2017023394A 2017-02-10 2017-02-10 経路補正方法及び多軸加工機の制御装置 Active JP6879766B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017023394A JP6879766B2 (ja) 2017-02-10 2017-02-10 経路補正方法及び多軸加工機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017023394A JP6879766B2 (ja) 2017-02-10 2017-02-10 経路補正方法及び多軸加工機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018128986A true JP2018128986A (ja) 2018-08-16
JP6879766B2 JP6879766B2 (ja) 2021-06-02

Family

ID=63173465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017023394A Active JP6879766B2 (ja) 2017-02-10 2017-02-10 経路補正方法及び多軸加工機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6879766B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019197333A (ja) * 2018-05-08 2019-11-14 株式会社Ihi 経路補正方法及び多軸加工機の制御装置
JP2020170355A (ja) * 2019-04-03 2020-10-15 ファナック株式会社 評価用ワーク、加工プログラム及びデータ構造
CN116039264A (zh) * 2022-10-31 2023-05-02 季华实验室 多轴运动平台的控制方法、装置、终端设备以及存储介质
JP7436174B2 (ja) 2019-10-07 2024-02-21 ファナック株式会社 工作機械

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11143548A (ja) * 1997-11-11 1999-05-28 Yaskawa Electric Corp 電動機の摩擦補償方法
JP2015134400A (ja) * 2013-12-16 2015-07-27 国立大学法人 東京大学 主軸モータの制御装置
JP2015156194A (ja) * 2014-02-21 2015-08-27 三菱重工業株式会社 機械装置の制御装置及び摩擦補償用のゲイン決定方法
JP2015221491A (ja) * 2014-05-21 2015-12-10 ファナック アメリカ コーポレイション 経路学習制御

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11143548A (ja) * 1997-11-11 1999-05-28 Yaskawa Electric Corp 電動機の摩擦補償方法
JP2015134400A (ja) * 2013-12-16 2015-07-27 国立大学法人 東京大学 主軸モータの制御装置
JP2015156194A (ja) * 2014-02-21 2015-08-27 三菱重工業株式会社 機械装置の制御装置及び摩擦補償用のゲイン決定方法
JP2015221491A (ja) * 2014-05-21 2015-12-10 ファナック アメリカ コーポレイション 経路学習制御

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019197333A (ja) * 2018-05-08 2019-11-14 株式会社Ihi 経路補正方法及び多軸加工機の制御装置
JP7061013B2 (ja) 2018-05-08 2022-04-27 株式会社Ihi 経路補正方法及び多軸加工機の制御装置
JP2020170355A (ja) * 2019-04-03 2020-10-15 ファナック株式会社 評価用ワーク、加工プログラム及びデータ構造
JP7088872B2 (ja) 2019-04-03 2022-06-21 ファナック株式会社 評価用ワークおよび加工プログラム
JP7436174B2 (ja) 2019-10-07 2024-02-21 ファナック株式会社 工作機械
CN116039264A (zh) * 2022-10-31 2023-05-02 季华实验室 多轴运动平台的控制方法、装置、终端设备以及存储介质
CN116039264B (zh) * 2022-10-31 2023-09-22 季华实验室 多轴运动平台的控制方法、装置、终端设备以及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP6879766B2 (ja) 2021-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7096288B2 (ja) ロボットを制御する方法
JP5632036B2 (ja) Cnc工作機械の誤差を補正する装置
JP4056542B2 (ja) ロボットのオフライン教示装置
JP6295070B2 (ja) 多軸工作機械の幾何誤差同定方法及び多軸工作機械
US9423785B2 (en) Tool trajectory display device having function for displaying inversion position of servo axis
JP6879766B2 (ja) 経路補正方法及び多軸加工機の制御装置
JP6669715B2 (ja) 振動抑制装置
US20070242073A1 (en) Robot simulation apparatus
JP6490112B2 (ja) ロボット制御装置
JP6585666B2 (ja) 速度一定が要求されるアプリケーションにおいて学習制御を行うロボット及びその制御方法
JP2006293826A (ja) ロボットプログラム補正装置
WO2018199947A1 (en) Robotic structure calibrations
JP2020110885A (ja) 経路生成装置、経路生成方法、及び経路生成プログラム
JP2015058492A (ja) 制御装置、ロボットシステム、ロボット、ロボット動作情報生成方法及びプログラム
US11003177B2 (en) Apparatus and method for generating robot program
JP7061013B2 (ja) 経路補正方法及び多軸加工機の制御装置
US20160077516A1 (en) Data compensation device, data compensation method, and machining apparatus
JP2016064497A (ja) データ補正装置、データ補正方法、及び、加工装置
JP2016189136A (ja) 制御装置、工作機械及びコンピュータプログラム
JP2014135068A (ja) エラーマップ作成方法及び装置並びにエラーマップ作成機能を有した数値制御工作機械
WO2014068677A1 (ja) ワーク取付情報報知装置
JP2007136671A (ja) ロボットプログラム評価・修正方法及びロボットプログラム評価・修正装置
JP2013030005A (ja) 多軸工作機械の幾何誤差補正システム。
JP4794937B2 (ja) アーク溶接用プログラミング装置
JPH0736519A (ja) ロボットのニアミスチェック方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170316

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20181130

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201027

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210406

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210430

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6879766

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150