JPH04362960A - カラー画像形成方法 - Google Patents

カラー画像形成方法

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JPH04362960A
JPH04362960A JP3156736A JP15673691A JPH04362960A JP H04362960 A JPH04362960 A JP H04362960A JP 3156736 A JP3156736 A JP 3156736A JP 15673691 A JP15673691 A JP 15673691A JP H04362960 A JPH04362960 A JP H04362960A
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羽根田 哲
Masato Ueda
正人 上田
Tadashi Miwa
正 三輪
Masakazu Fukuchi
真和 福地
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機等の画
像形成装置において、転写材上の画像を光沢を有する画
像とするカラー画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真複写機等の画像形成装置
においては、現像剤のトナー濃度を監視してトナーを自
動補給する手段を設けて現像条件を一定に保持するとか
、原稿の平均濃度を測定しその結果に応じて現像条件を
変更し、可能な限り原稿に忠実な、また読取りやすいコ
ピーを得るようにした装置は知られている。しかし、原
稿画像の光沢度まで再現することのできるカラー画像形
成方法は知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、オーバーヘッド
プロジェクタ等に使用されるトランスペアレンシーシー
トに記録される画像についてみると、画像面に光沢をも
たせることによって透過光の乱反射を防止し、クリアで
彩度の高い投影画像が得られることから、光沢度の高い
転写画像が求められている。
【0004】また、記録紙上に転写する画像に関しても
、原稿が写真等の場合には光沢のあるのが好ましく、そ
れによって画像の品位をさらに高めることもできる。
【0005】本発明は前記要望に応えるべく転写材上の
コピー画像を、転写材の材質に左右されず凹凸のない光
沢画像として記録することのできるカラー画像形成方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、転写材上に
形成されるカラートナー画像は定着されたカラートナー
の付着領域と透明トナーの付着領域とからなることを特
徴とするカラー画像形成方法であり、前記各領域におけ
る付着トナー量はほぼ等しくなるようにしたことを特徴
とするカラー画像形成方法によって達成される。
【0007】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明を適用し、光沢あるいは非光
沢のコピーが得られるようにした画像形成装置の一例を
示す断面図である。この画像形成装置は画像読取り系A
、レーザ書込み系B、画像形成部H等よりなっている。
【0008】画像形成装置上部には、透明なガラス板な
どからなる原稿台と、さらに原稿台上に載置した原稿D
を覆う原稿カバー等からなる原稿載置部11があり、原
稿台の下方であって、装置本体内には第1ミラーユニッ
ト12、第2ミラーユニット13、主レンズ20、カラ
ーCCD23等からなる画像読取り系Aが設けられてい
る。第1ミラーユニット12は露光ランプ14、第1ミ
ラー15を備え、前記原稿台と平行に、かつ図面左右方
向へ直線移動可能に取り付けられていて、原稿Dの全面
を光学走査する。第2ミラーユニット13は第2ミラー
16及び第3ミラー17を一体化して備え、常に所定の
光路長を保つように第1ミラーユニット12の1/2の
速度で左右同方向に直線移動する。勿論この第2ミラー
ユニット13の移動は前記第1ミラーユニット12と同
様に原稿台に対して平行である。前記露光ランプ14に
よって照明される原稿台上の原稿Dの像は、主レンズ2
0により第1ミラー15、第2ミラー16、第3ミラー
17を経てカラーCCD23上へ結像されるようになっ
ている。走査が終わると第1ミラーユニット12及び第
2ミラーユニット13は元の位置に戻り、次のコピーま
で待機する。
【0009】上記走査によってカラーCCD23より得
られる画像データは、図2に示す画像信号処理部60に
よって処理され、画像信号としてセレクター68を経て
レーザ書込み系Bに出力される。
【0010】画像信号処理部60は、A/D変換部61
B,61G,61R、シェーディング補正部62、補色
変換部63、黒成分抽出部64、マスキング部65、透
明成分抽出部66、メモリ部67から構成されている。
【0011】A/D変換部61B,61G,61Rは、
カラーCCD23より入力されるブルー(B),グリー
ン(G),レッド(R)の画像データからなるカラー画
像データを、例えば256階調のデジタル信号の画像デ
ジタルに変換してシェーディング補正部62によって階
調性向上の補正を行ったのち後述する補色変換部63に
出力する。
【0012】補色変換部63は、A/D変換部61で変
換されシェーディング補正部62で補正されたカラー画
像データのデジタル信号を補色変換してイエロー(Y)
,マゼンタ(M),シアン(C)の画像データを得る。
【0013】黒成分抽出部64は、例えば下色除去する
ことにより、補色変換部63で得られたY,M,Cの画
像データから黒(BK)の画像データを抽出する。
【0014】マスキング部65は、下色除去後のY,M
,Cの画像データを補正する。
【0015】透明成分抽出部66はマスキング部65で
補正されたY,M,C画像信号(y,m,c)と下色除
去による黒成分抽出部64で抽出された黒成分信号(b
k)とより次式の演算を行い、透明成分信号tを抽出す
る。
【0016】t=Z−(y+m+c+bk)ここで、Z
は正の定数であり、好ましくは各信号y,m,c,bk
の和の最大値あるいは、それより大なる定数である。こ
れによって、後述するコピープロセスで感光体上に図3
に示すトナー層が形成され、全面のトナー層の厚みをほ
ぼ一様にすることができる。Zが和の最大値と一致する
ときは、最大濃度の画像部では透明トナーTが付着しな
いし(図3A)、Zが大なるときは、最大濃度の画像部
においてもある程度の透明トナーTが付着することにな
る(図3B)。Zを和の最大値より小さくした場合は図
3Cに示すようになる。なお、Zが比較的小さく設定さ
れ、tが負となる条件の時は、t=0に再設定する条件
を付加しておく。
【0017】メモリ部67は、マスキング部65で色補
正されたY,M,Cの画像データ(y,m,c)と黒成
分抽出部64で抽出されたBKの画像データ(bk)及
び透明成分抽出部66で抽出された透明トナーのデータ
(t)とからなるカラー画像データを記憶する。なお、
ここまでの画像処理過程をコンピュータ等により代用し
てもよいことはいうまでもない。また、メモリ部67は
読取り走査を色毎に走査することにより省略することも
できる。
【0018】また、収納されている画像データはコンピ
ュータ等により作成され、メモリ部67に収納したカラ
ー或はモノクロ画像データであってもよい。
【0019】画像形成部Hは、像形成体である感光体ド
ラム30の周縁に配設された帯電器35、像露光部50
、現像器36T,36Y,36M,36C,36BK、
転写器37、分離器38、クリーニング装置39及び搬
送ベルト44、定着器45A,45B等からなっている
【0020】上記現像器36T,36Y,36M,36
C,36BKは感光体ドラム30周縁の最上流部に透明
トナーTを収容した現像器36Tが、最下流部には黒色
トナーBKを収容した現像器36BKが配設されている
。現像器36Y,36M,36C,36BKに収容され
るカラートナーについては周知のものが使用されるので
説明は省略する。ただし黒色トナーBKは、赤外透過性
を有するものを用いることにより、画像形成順の制約を
受けないものを選択する。
【0021】上記現像器36Tに収容される透明トナー
Tは、着色剤の入らない樹脂からなるもので、例えばス
チレン等のスチレン系単量体とブチルアクリレート等の
アクリル酸エステル類単量体及び/またはメチルメタク
リレート等のメタクリル酸エステル類単量体との共重合
により得られるスチレン−アクリル系共重合体樹脂で、
ポリエステル樹脂等の熱可塑性樹脂が用いられる。
【0022】前記定着器45Aは通常の定着が行われる
定着器である。定着器45Bは定着温度が通常より高い
か、又は加圧が通常より大か、或はまた定着時間が通常
より長くなるよう設定されているか、さらにまた上記3
条件のうちの2条件又は3条件が組み合わされていて、
トナー像が充分に溶融定着されて光沢を有するように定
着される強化定着設定の定着器である。搬送ベルト44
は可動式になっていて、通常の非光沢定着時には転写紙
Pを定着器45Aに搬送し、光沢定着時には2点鎖線で
示す位置に回動して転写紙Pを定着器45Bに搬送する
【0023】次に画像形成部Hの光沢モード時のコピー
プロセスについて説明する。
【0024】いま図示しない操作部において光沢モード
が指定されると、図示しない制御部の制御によってまず
搬送ベルト44は2点鎖線で示した位置に回動し、次に
画像読取り系Aからの画像信号が、駆動モータ31、回
転多面鏡32、及び図示しない半導体レーザ、fθレン
ズ、補正レンズ等からなるレーザ書込み系Bに入力され
るとコピー動作を開始する。即ち、感光体ドラム30は
矢示のように時計方向に回転し、帯電器35により一様
に電荷を与えられ、像露光部50において原稿Dの画像
に対応したイエロー(Y)像の書き込みがレーザ書き込
み系Bによるレーザビームによって行われY像の静電潜
像が形成される。この感光体ドラム30上の上記静電的
な潜像は、現像器36YによってYトナーによる反転現
像が行われ可視のYトナー像となる。即ち現像器36Y
のマグネットロールを内蔵した現像スリーブには、直流
或はさらに交流のバイアス電圧が印加され、顕像手段で
ある2成分現像剤による非接触現像が行われYトナー像
が形成される。このYトナー像を形成した感光体ドラム
30は退避しているクリーニング装置39の下を通過し
、続いて帯電器35による帯電とレーザ書き込み系Bに
よるマゼンタ(M)像のレーザビーム書込みが行われ、
前記Yトナー像の上にマゼンタ(M)像の静電潜像が形
成される。この潜像はマゼンタのトナーを収容した現像
器36Mによって反転現像されMトナー像となる。続い
て同様にシアン(C)トナー像、黒色(BK)トナー像
が形成される。最後に前記透明トナーT部に対する信号
tによる透明トナーT部が重ねて形成され、感光体ドラ
ム30上には多色で透明トナーT部が全面に加わったカ
ラートナー画像が形成される。転写紙への転写程度によ
り透明トナーはカラートナーの下層に形成される。
【0025】原稿Dがモノクロ画像の場合は、現像器3
6BKと現像器36Tとのみが作動して黒色トナーBK
と透明トナーT部が全面に加わったトナー画像が形成さ
れる。
【0026】次に、転写材である白色の転写紙Pの収容
された給紙カセット40より1枚ずつ給紙ローラ41に
よって繰り出された転写紙Pは、感光体ドラム30上の
前記トナー像と同期して作動するレジストローラ42に
よって感光体ドラム30上に送出される。この転写紙P
には、転写器37の作用により、感光体ドラム30上の
透明なトナーT部を含むカラートナー画像が転写され、
分離器38によって感光体ドラム30上から分離された
のち、2点鎖線で示す位置に回動された搬送ベルト44
を経て定着器45Bへ送られ、熱定着ローラ及び圧着ロ
ーラによって挟持押圧されて透明トナーT部を下層とし
た光沢定着がなされたのち、排紙ローラ46により装置
外のトレイへ排出される。
【0027】一方、前記感光体ドラム30は回転を続け
、その表面に転写されずに残留したトナーは、退避を解
除されたクリーニングブレード39A等を有するクリー
ニング装置39により回収清掃されて、次回のコピーに
待機する。
【0028】図示しない操作部において通常の非光沢コ
ピーが指定された場合は、前記コピープロセスにおいて
、透明成分抽出部66の透明成分の抽出は行われず、ま
た現像器36Tも作動しないように制御される。従って
、Y,M,C,BKの画像データによる静電潜像の形成
と、Y,M,C,BKトナーによる現像が行われ、この
トナー像を転写された転写紙Pは実線で示した位置の搬
送ベルト44によって定着器45Aに搬送され通常定着
が行われたのち排紙ローラ46により装置外のトレイへ
排出される。
【0029】以上のようにして、光沢コピーの指定があ
った場合は、転写材全面はカラートナーの溶融付着領域
と透明トナーの溶着領域とからなる光沢定着されたカラ
ートナー画像が形成される。しかも透明トナーTの付着
量は他のトナー付着量を勘案して決定されているので、
全トナー層の厚みが全面ほぼ一様になり凹凸のないコピ
ーを得ることができる。
【0030】なお、上記実施例の定着器としては45A
,45Bの2つを用いたが、定着器45Aのみにより光
沢画像形成条件より非光沢画像条件へと定着条件を変更
するようにして、1個の定着器45Aにより光沢画像コ
ピーと非光沢画像コピーを得るようにすることもできる
。これによりカラー画像形成装置をより簡単な構成とす
ることができる。
【0031】(実施例2)本実施例は図1に示すカラー
画像形成装置を用いて、感光体30上に形成するトナー
像の順序を、実施例1と同様なプロセスにより、まず透
明トナーT部を形成し、その上にY,M,C,BKの順
にトナー像を重ね合わせて形成し、図4に示すようなト
ナー層構成としたものである。このカラートナー画像を
転写紙Pに転写し、光沢定着を行って凹凸のない光沢を
有するカラー画像又は黒白画像を得ることができる。転
写紙上で透明トナーはカラートナーの上層に形成される
【0032】(実施例3)本実施例は転写ドラム70を
用いた図5の如き転写方式のカラー画像形成装置を用い
た例である。なお、図1と同一部分は同一符号が付され
ている。
【0033】本実施例では感光体ドラム30の1回転目
において、最初実施例1(図1)のときと同様の画像読
取り系AによりBK画像信号が読取られ、該信号により
レーザ光を変調し、変調されたレーザ光は回転多面鏡、
fθレンズ等を介して、予め帯電器35による均一帯電
が付与された感光体上に像露光されて静電潜像が形成さ
れる。
【0034】この静電潜像は交流バイアス及び直流バイ
アスが付与された現像器36BKにより非接触反転現像
されて、感光体ドラム30上にBKトナー像が形成され
る。このBKトナー像は転写ドラム70に金具71によ
りその先端が咥えられ、転写ドラム70上に捲付け固定
された転写紙P上に転写器37の作用で転写される。感
光体ドラム30の2回転目において、前回と同様均一帯
電を受けた感光体ドラム30はY画像信号により変調さ
れたレーザ光により像露光され、現像器36Yにより非
接触反転現像されて感光体ドラム30上にYトナー像が
形成され、BKトナー像を担持した転写紙P上に重ねて
Yトナー像が転写される。以後感光体30の3回転、4
回転目において前回と同様にしてM画像信号及びC画像
信号に基づくレーザ光による静像形成、現像器36M及
び36Cによる現像を経てMトナー像及びCトナー像が
形成され、それぞれ像形成毎に転写紙P上に重ねて転写
されてカラートナー像が形成される。 さらに感光体ドラム30の5回転目において画像読取り
系Aにより得られた実施例1と同じ透明成分信号tによ
り潜像形成を行い、レーザ書込系感光体ドラム30を着
色剤を除いた透明トナーTを含む現像剤が充填された現
像器36Tにより交流及び直流のバイアス印加下に非接
触反転現像して透明トナーT部を形成し、これを前記カ
ラートナー像を担持した転写紙P上に転写される。ここ
で分離爪72が作動して転写紙Pは転写ドラム70から
分離搬送され、かつ光沢定着されて図6に示すような透
明トナーTの付着領域である透明トナーT部を有する凹
凸のない光沢を有するカラー画像が形成される。なお現
像器36Tを不作動とし透明トナーT部を形成せず通常
定着によって通常のカラー画像とすることもできる。
【0035】(実施例4)本実施例は、実施例3(図5
)の転写ドラム70を用いたカラー画像形成装置の非接
触反転現像方式の現像器を、感光体ドラム30に対し3
6T,36Y,36M,36C,36BKの順に配置換
えし、最初に透明トナーTから現像していくほかは実施
例3と同様の像形成を行った。
【0036】像形成方法として、コピースタート時感光
体ドラム30の1回転目で画像読取り系A、帯電器35
およびレーザ書込み系Bを作動せず、感光体ドラム30
上に現像器36Tにより非接触反転現像して負に帯電さ
れた感光体ドラム30上に一様な透明トナーT部を形成
し、転写器37の作用により転写紙Pに転写する。次い
で該透明トナーT部上に実施例1の帯電、像露光、反転
現像、転写からなる像形成方法を行うことによりYトナ
ー像、Mトナー像、Cトナー像およびBKトナー像を重
ね合わせてカラートナー画像を形成し、転写ドラム70
上の転写紙Pには前記透明トナーT部を含むカラートナ
ー画像が形成される。こののち転写紙Pは定着器へと搬
送され光沢定着される。この場合形成されるトナー層は
、図7に示すように前記現像器36Tによって形成され
た透明トナーT部の上に上記カラートナー画像を有する
もので、凹凸のない光沢のあるカラー画像を形成するこ
とができる。
【0037】(実施例5)本実施例は図1に示すカラー
画像形成装置によって、図8に示す構成のトナー層を有
するカラートナー画像を形成するカラー画像形成方法で
ある。
【0038】現像器36Tによる透明トナーT部は各ト
ナー層毎に形成され、各色Y,M,C,BKトナー層の
透明成分信号ty,tm,tc,tbkは各色成分毎に
次のような演算によって得られる。
【0039】ty=Zy−y tm=Zm−m tc=Zc−c tbk=Zbk−bk ここで、Zy〜Zbkは正の定数、好ましくは各色信号
y,m,c,bkの各々の最大値あるいはそれより大な
る定数である。これによって各色毎のトナー層の厚みが
ほぼ全面に亙って均一になる。なお、Zy〜Zbkが比
較的小さく設定され、ty〜tbkが負となる条件の時
はty〜tbkを0と再設定する条件と付加しておく。
【0040】(実施例6)本実施例は図5に示す転写ド
ラム70を用いたカラー画像形成装置によって、実施例
5と同様の方法により図9に示すトナー層構成を形成す
るカラー画像形成方法であり、透明トナーT部は各トナ
ー層毎に形成され、各色毎のトナー層の厚みがほぼ全面
に亙って均一になるようにしたものである。
【0041】(実施例7)以上の本実施例において用い
た透明トナーT部は一枚の画像中で選択可能に設けるこ
ともできる。例えば、エディタ等により指定された領域
や光沢画像部分(画像中で写真が貼られたもの)に対し
、透明トナーT部を選択的に形成することができる。 この場合定着器は従来の実施例では光沢用と非光沢用を
選択的に用いたが共通とし、1つの定着器を使用する。 同一定着条件においても透明トナーを用いた領域では光
沢性は向上する。
【0042】この光沢用をさらに向上させる手段として
、透明トナーのトナーのガラス転移温度TgTをカラー
のガラス転移温度TgCに対して下げることが有効であ
る。
【0043】 例として、カラートナーとして、TgC=57℃のもの
透明トナーとして、TgT=52℃のものを用いて上記
実施例(1)〜(6)をトナーの使用部は光沢性が高く
非使用部は光沢性が低いという好ましい結果が得られた
【0044】実験の結果、TgTは50〜60℃、Tg
Cは53〜65℃であり、TgC−TgTは好ましくは
3〜15℃が好ましいことが明らかとなった。これ以下
であると光沢と非光沢の差が不充分であり、これ以上で
あるとオフセットが生じ易かった。
【0045】
【発明の効果】本発明は以上説明した方法により、一般
の転写紙を用いても優れた光沢を有し、しかも凹凸のな
いカラーコピーを得ることができ、さらに、転写材とし
てトランスペアレンシーシートを用いる場合は、透過性
が良好で乱反射がなく、クリアで彩度の優れた画像を投
影可能な優れたコピーを得る方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したカラー画像形成装置の一実施
例を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例1の画像信号処理部の一例を示
すブロック図である。
【図3】本発明の実施例1により形成される感光体上の
トナー層構成を示す断面図である。
【図4】実施例2により形成した感光体上のトナー層構
成を示す断面図である。
【図5】本発明を適用したカラー画像形成装置の他の実
施例を示す断面図である。
【図6】実施例3により形成した転写紙上のトナー層構
成を示す断面図である。
【図7】実施例4により形成した転写紙上のトナー層構
成を示す断面図である。
【図8】実施例5により形成した感光体上のトナー層構
成を示す断面図である。
【図9】実施例6により形成した転写紙上のトナー層構
成を示す断面図である。
【符号の説明】
30  感光体ドラム 35  帯電器 36T,36Y,36M,36C,36BK  現像器
37  転写器 38  分離器 39  クリーニング装置 40  給紙カセット 44  搬送ベルト 45A  定着器(非光沢用) 45B  定着器(光沢用) 46  排紙ローラ 60  画像信号処理部 66  透明成分抽出部 70  転写ドラム A  画像読取り系 B  レーザ書込み系 BK  黒色トナー C  シアントナー H  画像形成部 M  マゼンタトナー T  透明トナー Y  イエロートナー P,PA,PB  転写紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  転写材上に形成されるカラートナー画
    像は定着されたカラートナーの付着領域と透明トナーの
    付着領域とからなることを特徴とするカラー画像形成方
    法。
  2. 【請求項2】  前記各領域における付着トナー量はほ
    ぼ等しいことを特徴とする請求項1のカラー画像形成方
    法。
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