JPH04361276A - 画像形成装置の制御方式 - Google Patents

画像形成装置の制御方式

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JPH04361276A
JPH04361276A JP3163548A JP16354891A JPH04361276A JP H04361276 A JPH04361276 A JP H04361276A JP 3163548 A JP3163548 A JP 3163548A JP 16354891 A JP16354891 A JP 16354891A JP H04361276 A JPH04361276 A JP H04361276A
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JP
Japan
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image
color
exposure
operation mode
developing
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Application number
JP3163548A
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English (en)
Inventor
Akio Kato
彰男 加藤
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/885,676 priority patent/US5179395A/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0105Details of unit
    • G03G15/0126Details of unit using a solid developer
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0887Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の動作モードによ
る画像の形成が可能に構成された画像形成装置の制御方
式に関する。
【0002】複写機やページプリンタなどの電子写真式
の画像形成装置において、現像色の異なる複数の現像器
を有し、画像の色の指定に応じたそれぞれの動作モード
によって単一色の画像又は複数色が混在した画像(以下
「同時2色画像」という)を形成するように構成された
画像形成装置がある。例えば、黒、赤、黒及び赤の3通
りの画像を形成する機能を有したものがある。
【0003】
【従来の技術】2色画像の形成に際しては、複数の現像
器が並行して駆動されることから、特定の現像器に他の
現像器のトナーが混入し易い。複数色のトナーが混ざっ
たままの状態で現像器を放置すると、後に単一色の画像
を形成したときに画像の色が濁ってしまう。このため、
混入トナーを除去するための混色分離と呼ばれる処理を
行う必要がある。
【0004】一般に、混色分離方法としては、特開平2
−141768号公報に開示されているように、現像器
と感光体の間の相対的な電位差(静電コントラスト)を
画像形成時と異なる値に設定し、各色のトナーの帯電付
着特性の差異を利用して現像器中の不要トナーを潜像担
持体(感光体)に付着させて除去する方法が用いられて
いる。
【0005】なお、この方法による混色分離処理は、感
光体表面の内の画像に影響しない領域を用いるように処
理タイミングが設定されることから、電子写真プロセス
に関係する処理の中のいわゆる像間処理として行われる
【0006】さて、例えば、従来の複写機においては、
複写に先立つ動作モードの指定操作に応じて各部の動作
設定を実行し、プリントキーの押下に従って複写動作を
開始する。そして、複写動作の実行中に、像間処理とし
て混色分離処理が実行可能となった時点で動作モードを
判別し、判別結果が同時2色画像を形成する動作モード
であった場合には混色分離処理を実行するという制御が
行われていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来では、露光及び現
像の終了によって画像形成の上では画像の色に関する動
作モードの区別が不要となった後においても、混色分離
処理のためにそれまでの動作モードが保持されていた。
【0008】つまり、少なくとも混色分離処理を開始す
る時点までは、動作モードの変更が禁止されていた。
【0009】なお、実際には、例えばソータを用いて記
録用紙(以下「用紙」という)を仕分けする動作モード
では、指定枚数の用紙の排出が完了するまで動作モード
の変更が禁止されることから、制御を単純化するために
画像の色に関する動作モードについても、図6に示すよ
うに用紙の排出が完了するまで、すなわち複写動作が完
了するまでその変更が禁止されていた。
【0010】したがって、従来においては、色の異なる
複写を連続的に行う場合において、前の複写の開始から
次の複写に対する色の指定が可能となるまでの時間が長
いという問題があった。
【0011】このため、次の複写の開始は当然に色の指
定の後になることから、単位時間当たりの複写枚数が少
なくなってコピー速度が遅くなり、また、オペレータは
操作に際して長く待たねばならなかった。
【0012】本発明は、上述の問題に鑑み、動作モード
の変更が可能となる時期を可及的に早め、互いに異なる
動作モードによる画像の形成に要する時間の短縮を図る
ことを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1の発明に係る制御方式は、感光体上の潜像
を現像するための少なくとも2個の互いに現像色の異な
る現像手段を有し、指定された動作モードに応じた画像
を形成する画像形成装置の制御方式であって、指定され
た動作モードによる画像の形成途中において、前記感光
体に対する露光が終了する以前の時点で、露光の終了時
から次回の露光の開始時までの時間内に行うべき像間処
理の内容を、当該動作モードに応じて確定しておき、露
光が終了した時点で動作モードの変更を許可する。
【0014】請求項2の発明に係る制御方式は、指定さ
れた色の画像の形成途中において、前記感光体に対する
露光が終了する以前の時点で、露光の終了時から次回の
露光の開始時までの時間内に行うべき像間処理の内容を
、当該画像形成に用いる前記現像手段に応じて確定して
おき、露光が終了した時点で、以降に開始する画像形成
に対応する画像の色の新たな指定を許可する。
【0015】請求項3の発明に係る制御方式は、複数枚
の記録用紙に対する画像の形成途中において、最終の記
録用紙に対応する露光が終了した時点で、以降に開始す
る画像形成に対応する画像の色の新たな指定を許可する
【0016】
【作用】指定された動作モードによる画像の形成が開始
された後、感光体の露光が終了する以前の時点で、後に
行うべき像間処理の内容が前もって確定される。これに
より、それまでの動作モードを像間処理の実行タイミン
グが到来するまで保持する必要がなくなる。
【0017】露光が終了した時点では、電子写真プロセ
スの上で画像の色の区別が不要となる。つまり、画像の
色に係わる動作モードの解除が可能となる。そこで、こ
の時点で、以降に開始する画像形成に対応する画像の色
の新たな指定、すなわち動作モードの変更が許可される
【0018】動作モードの変更が許可されることによっ
て、画像形成装置は、動作モードの指定に関して操作パ
ネルからの信号又は外部機器からの信号を継続中の画像
形成と並行して受け付け可能な状態となる。その後、像
間処理の実行タイミングが到来すると、その時点での動
作モードに係わらず、前もって確定された内容の処理が
実行される。
【0019】
【実施例】図5は本発明に係る同時2色複写が可能な複
写機1の機構を示す断面正面図である。
【0020】複写機1は、原稿を露光走査して電気信号
に変換する走査系10、走査系10から送られる画像信
号を処理する画像信号処理部20、画像信号処理部20
から出力される画像データに基づいて2つの半導体レー
ザ61,62を駆動する印字処理部40、半導体レーザ
61,62からの2本のレーザ光を感光体ドラム71上
の互いに異なった露光位置に導く光学系60、及び、露
光により形成された潜像を現像し転写体である用紙上に
転写し且つ定着する作像系70から構成されている。
【0021】走査系10は、露光ランプ11及びミラー
12が取り付けられたスキャナ19、固定されたミラー
13a,13b、レンズ14、ハーフミラー15、CC
Dアレイなどを用いた光電変換素子16,17、及びス
キャンモータM2などからなる。
【0022】光電変換素子16,17は、原稿内の例え
ば赤色などの特定色の画像と、黒色を主とした非特定色
の画像とを、それぞれ個別に電気信号に変換する。
【0023】画像信号処理部20は、2つの光電変換素
子16,17から出力される画像信号を処理し、特定色
と非特定色とに識別し、印字処理部40に対して色情報
付きの画像データとして出力する。
【0024】印字処理部40は、送られてきた色情報付
きの画像データに応じてそれらを2つの半導体レーザ6
1,62へ振り分けるとともに、2つの半導体レーザ6
1,62に対応する露光位置の違いに応じて、一方の半
導体レーザ62に与える画像データを遅延させる。
【0025】光学系60は、半導体レーザ61,62、
コリメータレンズ61a,62a、2つのレーザ光を合
成するためのダイクロイックミラーからなる合成ミラー
63、ポリゴンミラー65、主レンズ69、反射ミラー
67a、合成レーザ光を元の2本のレーザ光に分離する
分離ミラー68、反射ミラー67b,67cなどからな
る。
【0026】作像系70は、現像転写系70A、搬送系
70B、及び定着系70Cから構成される。
【0027】現像転写系70Aは、図の反時計方向に回
転駆動される感光体ドラム71、及びその周囲に回転方
向の上流側から順に配置された第1帯電チャージャ72
a、第1現像器73a、第2帯電チャージャ72b、第
2現像器73b、転写チャージャ74、分離チャージャ
75、クリーニング部76などからなる。
【0028】各帯電チャージャ72a,72bは、グリ
ッド72a1,72b1を有するスコロトロン型のチャ
ージャである。また、各現像器73a,73bは磁気ブ
ラシ式の現像器であり、第1現像器73aには、赤色ト
ナーとキャリアとからなる二成分現像剤が収納され、第
2現像器73bには黒色トナーとキャリアとからなる二
成分現像剤が収納されている。
【0029】複写機1で用いる赤色トナーは、平均粒径
11μmの非磁性トナーであり、キャリアに対する摩擦
帯電極性は負である。これに対して、黒色トナーは平均
粒径12μmの磁性トナーであり、キャリアに対する摩
擦帯電極性は赤色トナーと同じく負であるが、現像バイ
アス電圧と感光体ドラムの表面電位との差である静電コ
ントラストが赤色トナーに比べて高い値(100V以上
)でなければ、感光体ドラム71上に付着しない。
【0030】搬送系70Bは、用紙を収納するカセット
80a,80b、用紙ガイド81、タイミングローラ8
2、及び搬送ベルト83などからなる。用紙ガイド81
の途中には、通過する用紙の先端を検出するためのペー
パセンサ90が設けられている。
【0031】また、定着系70Cは、加熱された定着ロ
ーラ84,84、及び排出ローラ85などからなる。排
出ローラ85の近傍には用紙の排出終了を検出するため
の図示しないペーパセンサが設けられている。
【0032】一方、複写機1の上面には、操作キーとし
て、複写動作を開始するためのプリントキー101、赤
色と黒色の混在した2色の複写画像を1回の電子写真プ
ロセスで形成する同時2色モードを指定するための同時
2色キー102、及び、黒色又は赤色の単一色の複写画
像を形成する単色モードを指定するための単色カラー選
択キー103などが設けられている。
【0033】以上の各機構部は、図示しないマイクロコ
ンピュータからなるCPUによって、プログラム化され
たシーケンスに従って制御される。
【0034】なお、複写機1では、上述の赤色トナーと
黒色トナーの帯電付着特性の差異を利用した混色分離処
理を行うために、静電コントラストを画像形成時の値と
混色分離時の値とに切換え可能とされている。
【0035】ここで、混色分離について簡単に説明する
【0036】同時2色モードにおいては、第1現像器7
3a及び第2現像器73bが同時に駆動される。このた
め感光体ドラム71の回転方向の下流側の第2現像器7
3b内に赤色トナーが僅かであるが混入する。
【0037】したがって、第2現像器73bから不要の
赤色トナーのみを感光体ドラム71上の用紙と対向しな
い領域(いわゆる像間領域)に付着させる混色分離が行
われる。なお、感光体ドラム71に付着した不要の赤色
トナーは後にクリーニング部76によって除去される。
【0038】複写機1において、混色分離の具体的な制
御としては、感光体ドラム71の回転速度に応じて定ま
る後述のタイミングで、各現像器73bによる現像位置
での静電コントラストが50ボルト程度になるように、
各帯電チャージャ72a,72bのグリッド電圧、及び
各現像器73a,73bのバイアス電圧を所定値に切り
換える。
【0039】これにより、上述したように、黒色トナー
が感光体ドラム71に付着するには、静電コントラスト
が100ボルト以上でなければならないことから、第2
現像器73bから赤色トナーが分離される。
【0040】図1は本発明に係る制御の内容を示すタイ
ミングチャートであり、複写機1の動作シーケンスの一
部を示している。なお、図中の斜線は、この斜線を付し
た期間内に処理又は操作が行われることを示している。
【0041】ここでは、同時2色モードによる1枚の複
写(シングルコピー)に引き続いて、単色モードによる
シングルコピーを行う場合が想定されている。そして、
各シングルコピーは、ともに複写後の用紙の後半部に余
白が生じるような複写、例えば原稿と同一サイズの用紙
を用いる縮小複写である。
【0042】複写(コピー)の開始が可能な待機状態で
は、各種の動作モードの指定及び指定変更が許可される
。すなわち操作キーの押下が有効とされる。
【0043】そこで、オペレータは、画像の色に関する
動作モードとして同時2色モードを指定するために、上
述の同時2色キー102を押下する。そして、複写を開
始させるためにプリントキー101を押下する。
【0044】プリントキー101が押下されると、複写
機1を制御するCPUは、指定サイズの用紙の給紙及び
作像系70の駆動を開始する。そして、同時に動作モー
ドの変更(以下「モード変更」という)及び新たなコピ
ーの開始を禁止する。つまり、同時2色キー102、単
色カラー選択キー103、及びプリントキー101の押
下を無効とする。
【0045】その後、特に感光体ドラム71の周辺各部
の動作が安定するのを待って、原稿の走査を開始し、走
査にともなって画像信号処理部20から出力される画像
データに基づいて感光体ドラム71の露光(潜像の形成
)を開始する。
【0046】同時2色モードでは、赤色及び黒色にそれ
ぞれ対応する合計2箇所で所定の遅延時間を設けて並行
して露光が行われる。そして、下流側の黒色に対応する
露光位置での露光が終了した時点t1では、原稿の走査
が完了しており原稿の交換が許されることから、この時
点t1で次のコピーが許可される。
【0047】なお、この状態において、オペレータは、
原稿を交換した後又は交換せずにプリントキー101を
押下することによって、再び同時2色モードのコピーを
開始させることができる。
【0048】さて、複写機1では、プリントキー101
の押下を検知した時点t0から時点t1までの期間T内
に、動作モードに応じて像間処理の内容が確定される。 すなわち、具体的には、同時2色モードの場合には像間
処理としての混色分離を行うための後述の混色モードフ
ラグがセットされ、単色モードの場合には混色モードフ
ラグのセットは行われない。
【0049】これにより、像間処理の実行タイミングま
で動作モードを保持する必要がなくなることから、時点
t1においては、次のコピーの許可とともにモード変更
も許可される。
【0050】したがって、オペレータは、時点t1から
早くも次のコピーに備えて動作モードを同時2色モード
から単色モードに変更する操作を行うことができる。
【0051】モード変更操作の後、再びプリントキー1
01が押下されると、指定された色に対応する1個の現
像器73a又は73bを用いる単色モードのコピーが開
始される。ただし、この2枚目のコピーでは、1枚目の
同時2色モードのコピーに際して給紙された用紙との間
に所定の間隔を設けるように、タイミングを見計らって
給紙が開始される。
【0052】なお、1枚目のプリントの露光と2枚目の
プリントの露光との間においては、上述の混色モードフ
ラグに基づいて、後述のタイミングで混色分離(像間処
理)が行われる。
【0053】図2〜図4は複写機1の動作を示すフロー
チャートであり、特に静電コントラストに関係する各部
の制御の様子を示している。
【0054】最初にコピーが開始されたか否かをチェッ
クし(ステップ#1)、コピーが開始されると、ファー
ストコピーか否かをチェックする(ステップ#2)。な
お、ここでは、プリントキー101が押下された時点t
0(図1参照)では、同時2色モードが指定されている
ものとする。
【0055】ステップ#2でイエスの場合、すなわち、
開始されたコピーがシングルコピーであるか又はマルチ
コピーの1枚目のコピーである場合には、静電コントラ
ストを同時2色モードによる画像形成時の値とするため
に、グリッド電圧及び現像バイアス電圧の制御を行う(
ステップ#3)。
【0056】すなわち、ステップ#3では、第1帯電チ
ャージャ72aによる感光体ドラム71の帯電位が−5
50ボルトになるように、グリッド72a1の電圧を設
定するとともに、第1現像器73aの現像バイアス電圧
を−400ボルトに設定する。また、第2帯電チャージ
ャ72bによる感光体ドラム71の帯電位が−550ボ
ルトになるように、グリッド72b1の電圧を設定する
とともに、第2現像器73bの現像バイアス電圧を−5
00ボルトに設定する。
【0057】これにより、感光体ドラム71上の露光さ
れた部分(潜像部分)においては、除電によってその帯
電位が−50ボルト程度になることから、各現像器73
a,73bによる各現像位置での静電コントラストは、
それぞれ赤色トナー及び黒色トナーによる現像が可能な
350ボルト程度の値となる。
【0058】一方、ステップ2でノーの場合、すなわち
マルチコピーの2枚目以降のコピーの場合には、前のコ
ピーに際して混色分離時の値に変更された静電コントラ
ストを画像形成時の値に復帰させるための処理を行う(
ステップ#4)。
【0059】すなわち、ステップ#4では、感光体ドラ
ム71の回転速度に応じて所定時間ずつ遅延させて、グ
リッド72b1の電圧、第1現像器73aの現像バイア
ス電圧、グリッド72b1の電圧、及び第2現像器73
bの現像バイアス電圧をそれぞれ順にステップ#3と同
様の値に設定する。
【0060】次に、像間処理の内容(つまり混色分離の
要否)を確定するとともに、像間処理の実行タイミング
を定めるために、ステップ#5〜ステップ#14の処理
を実行する。
【0061】まず、ステップ#5において、画像データ
長(露光時間に対応する)と用紙長(指定された用紙の
長さを感光体ドラム71の回転周速度で割った時間に対
応する)とを比較する。これは例えば原稿と同一サイズ
の用紙に対して原稿を縮小した画像を形成する場合には
、用紙の後半部に余白が生じるが、その余白に混色分離
された赤色トナーが付着するのを防止するために行われ
る。
【0062】画像データ長が用紙長より長いときは、そ
の旨を示す画像データフラグをセットし(ステップ#6
)、その後に、同時2色モードであるか否かをチェック
する(ステップ#7)。このとき、同時2色モードであ
れば、混色分離が必要であることを示す混色モードフラ
グをセットして露光終了を待ち(ステップ#8、ステッ
プ#9)、同時2色モードでなければ、混色モードフラ
グをセットせずに露光終了を待つ。
【0063】つまり、混色モードフラグがセットされれ
ば、像間処理として混色分離を行うことが確定され、セ
ットされなければ、混色分離を行わないことが確定され
る。
【0064】そして、第2の露光位置での露光が終了す
ると、モード変更を許可する(ステップ#10)。
【0065】一方、ステップ#5で画像データ長が用紙
長より短いときは、直ちに同時2色モードであるか否か
をチェックし(ステップ#11)、同時2色モードであ
れば、混色モードフラグをセットする(ステップ#12
)。次に、第2の露光位置での露光が開始されるのを待
ち(ステップ#13)、露光が開始されると、その時点
から用紙長に相当する所定時間(用紙長/感光体ドラム
71の回転周速度)だけ遅延させる遅延処理を行う(ス
テップ#14)。
【0066】そして、ステップ#10へ進んでモード変
更を許可する。なお、当然のことながら、ステップ#1
4の実行途中において露光は終了する。
【0067】露光が終了すると又は所定時間の遅延が終
了すると、像間処理の実行タイミングが到来したことに
なる。そこで、次に混色モードフラグをチェックし(ス
テップ#15)、混色モードフラグがセットされている
場合には、ステップ#16で静電コントラストを混色分
離時の値にするための処理を行う。
【0068】すなわち、ステップ#16では、画像に影
響が現れないように感光体ドラム71の回転速度に応じ
て所定時間ずつ遅延させて、グリッド72b1の電圧、
第1現像器73aの現像バイアス電圧、グリッド72b
1の電圧、及び第2現像器73bの現像バイアス電圧を
それぞれ順に以下の値に設定する。
【0069】まず、グリッド72b1の電圧を第1帯電
チャージャ72aによる感光体ドラム71の帯電位が−
350ボルトになるように設定し、次に第1現像器73
aの現像バイアス電圧を−200ボルトに設定する。こ
れにより、像間処理時には露光が行われないので、第1
現像器73aの現像位置での静電コントラストは常に負
となり、第1現像器73aから感光体ドラム71への赤
色トナーの付着は起こらない。
【0070】次に、グリッド72b1の電圧を第2帯電
チャージャ72bによる感光体ドラム71の帯電位が0
ボルトになるように設定するとともに、第2現像器73
bの現像バイアス電圧を−400ボルトに設定する。
【0071】これにより、第2現像器73bの現像位置
での静電コントラストは、赤色トナーが感光体ドラム7
1に付着し且つ黒色トナーが付着しない50ボルトとな
る。したがって、第2現像器73bに混入した赤色トナ
ーが選択的に除去される。
【0072】このようにステップ#16で混色分離を開
始した後、ステップ#17で混色モードフラグをリセッ
トする。
【0073】その後は、引き続いてコピーを行うか否か
、すなわちマルチコピーの途中であるか又は新たにプリ
ントキー101が押下されたか否かをチェックし(ステ
ップ#18)、ノーであれば、予めこの場合の混色分離
時間として定められた時間を待つ遅延処理を実行した後
、各帯電チャージャ72a,72b、現像バイアスなど
をオフして複写機1を待機状態とする(ステップ#24
、ステップ#25)。
【0074】また、ステップ#18でイエスの場合、す
なわち引き続いてコピーを行う場合には、画像データフ
ラグをチェックする(ステップ#19)。
【0075】画像データフラグがセットされており、画
像データ長が用紙長より長い場合には、次のコピーのた
めに給紙された用紙の先端がペーパセンサ90の配設位
置に到達するのを待ち(ステップ#20)、用紙がペー
パセンサ90の配設位置から転写位置に到達するまでの
時間と感光体ドラム71が第1帯電チャージャ72aの
位置から転写部まで回転する時間との差に相当する時間
だけ遅延させる遅延処理を行い(ステップ#21)、そ
の後に画像データフラグをリセットし(ステップ#22
)、ステップ#2に戻る。
【0076】また、ステップ#19で画像データフラグ
がセットされておらず、画像データ長が用紙長より短い
場合には、ステップ#23で、感光体ドラム71が第2
現像器73bの配設位置から第1帯電チャージャ72a
の配設位置まで回転する時間だけ遅延させる遅延処理を
行い、その後にステップ#22を経てステップ#2に戻
る。
【0077】なお、ステップ#2に戻る場合には、その
後に上述のステップ#3又はステップ#4が実行される
時点で、像間処理が終了することになる。
【0078】上述の実施例によれば、電子写真プロセス
における露光が終了した時点で、モード変更が許可され
るので、従来のように電子写真プロセスが終了して用紙
の排出が完了した時点でモード変更が許可される場合に
比べて、モードの異なるコピーを連続して行う場合に、
操作のための待ち時間が短縮される。特に、縮小コピー
の場合には、同一サイズの用紙に対して等倍コピーを行
う場合に比べて、早い時期に露光が終了するので、次の
コピーのためのアクセス(操作)を大幅に早めることが
できる。
【0079】上述の実施例においては、同時2色モード
でコピーを行った場合のみ混色分離を行うこととしたが
、単色モード時にも混色分離の処理を行ってもよい。
【0080】上述の実施例においては、操作キーによっ
てモード変更を行うように構成された複写機1を例示し
たが、外部のホスト装置などからの制御信号によってモ
ード変更を行うように構成されたページプリンタなどの
画像形成装置にも本発明を適用することができる。
【0081】上述の実施例において、3色以上の色が混
在した画像を形成するために、3個以上の現像器を設け
てもよい。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、動作モードの変更が可
能となる時期を可及的に早めることができ、互いに異な
る動作モードによる画像の形成に要する時間の短縮を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る制御の内容を示すタイミングチャ
ートである。
【図2】複写機の動作を示すフローチャートである。
【図3】複写機の動作を示すフローチャートである。
【図4】複写機の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る同時2色複写が可能な複写機の機
構を示す断面正面図である。
【図6】従来の制御の内容を示すタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1  複写機(画像形成装置) 71  感光体ドラム(感光体) 73a,73b  現像器(現像手段)t1  時点

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体上の潜像を現像するための少なくと
    も2個の互いに現像色の異なる現像手段を有し、指定さ
    れた動作モードに応じた画像を形成する画像形成装置の
    制御方式であって、指定された動作モードによる画像の
    形成途中において、前記感光体に対する露光が終了する
    以前の時点で、露光の終了時から次回の露光の開始時ま
    での時間内に行うべき像間処理の内容を、当該動作モー
    ドに応じて確定しておき、露光が終了した時点で動作モ
    ードの変更を許可することを特徴とする画像形成装置の
    制御方式。
  2. 【請求項2】感光体上の潜像を現像するための少なくと
    も2個の互いに現像色の異なる現像手段を有し、記録用
    紙上に単一色又は複数色の画像を形成する画像形成装置
    の制御方式であって、指定された色の画像の形成途中に
    おいて、前記感光体に対する露光が終了する以前の時点
    で、露光の終了時から次回の露光の開始時までの時間内
    に行うべき像間処理の内容を、当該画像形成に用いる前
    記現像手段に応じて確定しておき、露光が終了した時点
    で、以降に開始する画像形成に対応する画像の色の新た
    な指定を許可することを特徴とする画像形成装置の制御
    方式。
  3. 【請求項3】複数枚の記録用紙に対する画像の形成途中
    において、最終の記録用紙に対応する露光が終了した時
    点で、以降に開始する画像形成に対応する画像の色の新
    たな指定を許可することを特徴とする請求項2記載の画
    像形成装置の制御方式。
JP3163548A 1991-06-07 1991-06-07 画像形成装置の制御方式 Pending JPH04361276A (ja)

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