JP2016012020A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像剤の製造コストを上げずに、耐光性を改善することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、静電潜像を担持する像担持体に、顔料を用いて製造された第1の現像剤を供給して第1の現像剤像を形成する第1の現像装置と、静電潜像を担持する像担持体に、顔料を用いていない第2の現像剤を供給して第2の現像剤像を形成する第2の現像装置と、第1の現像剤像及び第2の現像剤像を媒体上に転写する転写装置と、転写装置によって媒体上に転写された第1の現像剤像及び第2の現像剤像を定着する定着装置とを有する画像形成装置において、第1の現像剤像の上層に、第2の現像剤像を設けることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関し、例えば電子写真方式プリンタや複写機等の画像形成装置に適用し得るものである。
一般に、電子写真方式によるカラー画像を形成する画像形成装置は、K(ブラック)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の4色のカラー現像剤(トナー)を用いて画像を形成している。画像形成装置により画像形成方法は、光導電性絶縁層を一様に帯電させる帯電工程、帯電した層を露光し、その部分の電荷をさせることで静電潜像を形成する露光工程、潜像に現像剤(トナー)を付着させることで像を可視化させる現像工程、可視化させた像を紙等の転写材に転写させる転写工程、熱や圧力などの方法で像を紙等に定着する定着工程を有する。
また、近年、前記4色の現像剤に加えて、特色現像剤(以下、特色トナーともいう。)と呼ばれる現像剤を用いる画像形成装置がある。特色トナーは、例えば透明トナー(以下、クリアトナーという。)等を含むものである。
特許文献1には、着色力と耐光性を向上させるために、イエロー顔料とイエロー染料とを併用したイエロートナーに関する技術が記載されている。
特開2013−113981号公報
しかしながら、前述した特許文献1の記載技術は、顔料と特別な染料とを併用してイエロートナーを製造するものであるため、トナーの製造コストが向上してしまうという問題が生じ得る。
そのため、現像剤の製造コストを上げずに、耐光性を改善することができる画像形成装置が求められている。
かかる課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、(1)静電潜像を担持する像担持体に、顔料を用いて製造された第1の現像剤を供給して第1の現像剤像を形成する第1の現像装置と、(2)静電潜像を担持する像担持体に、顔料を用いていない第2の現像剤を供給して第2の現像剤像を形成する第2の現像装置と、(3)第1の現像剤像及び第2の現像剤像を媒体上に転写する転写装置と、(4)転写装置によって媒体上に転写された第1の現像剤像及び第2の現像剤像を定着する定着装置とを有する画像形成装置において、第1の現像剤像の上層に、第2の現像剤像を設けることを特徴とする。
本発明によれば、現像剤の製造コストを上げずに、耐光性を改善することができる。
第1の実施形態に係る画像形成装置の概略的な構成を示す構成図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る耐光性を確認するための印刷媒体上の印字範囲を説明する説明図である(その1)。 第1の実施形態に係る耐光性を確認するための印刷媒体上の印字範囲を説明する説明図である(その2)。 第1の実施形態に係る比較例及び各実施形態の評価結果を示し評価結果図である(その1)。 第1の実施形態に係る比較例及び各実施形態の評価結果を示し評価結果図である(その2)。 第2の実施形態に係る比較例及び各実施形態の評価結果を示し評価結果図である(その1)。 第1の実施形態に係る比較例及び各実施形態の評価結果を示し評価結果図である(その2)。
(A)第1の実施形態
以下、本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
第1の実施形態は、中間転写方式を採用した電子写真方式カラープリンタに本発明を適用する場合を例示する。
以下では、第1の現像剤は、顔料を用いて製造された現像剤である。例えば、第1の現像剤は、イエロー現像剤(イエロートナー)、マゼンタ現像剤(マゼンタトナー)、シアン現像剤(シアントナー)、ブラック現像剤(ブラックトナー)、白色現像剤(白色トナー)を含むものである。第1の実施形態では、第1の現像剤がイエロートナーである場合を例示する。
また、第2の現像剤は、顔料を用いないで製造された現像剤であり、例えば透明現像剤(クリアトナー)を含むものである。
さらに、第1の現像装置は、第1の現像剤を用いて、像担持体としての感光体ドラムの表面に形成された静電潜像を可視化するものである。第1の現像装置は、後述する画像形成ユニットY2、M2、C2、K2を含むものである。
第2の現像装置は、第2の現像剤を用いて、像担持体としての感光体ドラムの表面に形成された静電潜像を可視化するものである。第2の現像装置は、後述する画像形成ユニットT2を含むものである。
また、特許請求の範囲に記載の「媒体」は、像担持体の表面上の現像剤像を移すものである。つまり、例えば、後述する中間転写方式の電子写真方式プリンタの場合、「媒体」は中間転写ベルトを含むものであり、また例えば、直接転写方式の電子写真方式プリンタの場合、「媒体」は記録用紙等の記録媒体を含む概念である。
(A−1)第1の実施形態の構成
(A−1−1)画像形成装置の構成
図1は、第1の実施形態に係る画像形成装置の概略的な構成を示す構成図である。
図1において、第1の実施形態に係る画像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の現像剤を用いて画像形成を行なう画像形成ユニットY2、M2、C2、K2と、特色現像剤としてのクリアトナーを用いて画像形成を行なう画像形成ユニットT2と、を備えるものである。
また、第1の実施形態に係る画像形成装置1は、中間転写ベルト3の回動方向に沿って、クリアトナーを用いた画像形成ユニットT2、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の現像剤を用いた画像形成ユニットY2、M2、C2、K2を配置している。すなわち、中間転写ベルト3の回動方向に沿って、画像形成ユニットT2、Y2、M2、C2、K2の順に並んでいる。
画像形成装置1は、複数枚の印刷媒体4を収容する用紙カセット5、用紙カセット5に収容されている印刷媒体4を1枚ずつ分離・取り出しを行なう供給ローラ6、印刷媒体4を引き出す搬送ローラユニット7、印刷媒体4の先端位置を検出する位置検出センサ8、無端状で転写されたトナーの搬送を行う中間転写ベルト3、中間転写ベルト3を駆動する駆動ローラ9a、9b、各画像形成ユニットT2、Y2、M2、C2、K2のトナーを中間転写ベルト3に転写させる1次転写ローラ10t、10y、10m、10c、10k、内部にハロゲンランプなどの発熱体を有し印刷媒体4を加熱する加熱ローラ11及び加圧する加圧ローラ12を有して印刷媒体に現像剤の定着を行う定着ユニット13、再給紙か又は排出かを切り替えるセパレータ14、媒体を排出するための排出ローラユニット15、1回目の印刷面と2回目の印刷面を変えないでループさせる再給紙ローラ16、再給紙ユニット17、排出された媒体を蓄える排出カセット18を有する。
なお、画像形成ユニットT2、Y2、M2、C2、K2はそれぞれ、透明トナー、イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナー、ブラックトナーに潜像を形成するためのLEDヘッド19t、19y、19m、19c、19kを有する。
画像形成ユニットT2、Y2、M2、C2、K2は、感光体ドラム20t、20y、20m、20c、20k、帯電ローラ21t、21y、21m、21c、21k、現像ローラ22t、22y、22m、22c、22k、供給ローラ23t、23y、23m、23c、23k、現像ブレード24t、24y、24m、24c、24kクリーニングブレード25t、25y、25m、25c、25k等を有する。また、画像形成ユニットT2、Y2、M2、C2、K2は、現像剤としてのトナーを貯蔵するトナータンク36t、36y、36m、36c、36kがある。ここで、クリーニングブレードのゴム硬度はJIS−A基準で測定し、68[°]のものを用いた。
また、画像形成装置1は、画像形成ユニットT2、Y2、M2、C2、K2を転写ベルト3から離接するための図示しない離間機構をもつ。
現像ローラ22t、22y、22m、22c、22kは、金属製のシャフトの外周に弾性体を有して構成される。現像ローラ22t、22y、22m、22c、22kは、例えば金属製のシャフト上に弾性体としてゴム硬度70°(アスカーC)の半導電性のウレタンゴムを用いる。
供給ローラ23t、23y、23m、23c、23kは金属製のシャフトの外周に発泡体を有して構成される。供給ローラ23t、23y、23m、23c、23kは、例えば金属製シャフトの上に硬度50°(アスカーF)のシリコン発砲体を成形してある。
感光体ドラム20t、20y、20m、20c、20kは、円筒型に加工された導電性支持体上に感光層を塗布した感光層部を有する。感光層部は、導電性支持体の表面から順に、ブロッキング層、電荷発生層、電荷輸送層の構成で積層構造となっている。この実施形態では、電荷輸送層が約18μmになるように塗布した。
中間転写ベルト3は、継ぎ目なしのエンドレス上に形成されたプラスチックフィルムからなり、支持部材としてのベルト駆動ローラ9a、ベルト従動ローラ9b、及び2次転写バックアップローラ26aに架橋される。2次転写バックアップローラ26aに中間転写ベルトを介して2次転写ローラ26bを当接させる。この中間転写ベルト3は、高抵抗材料からなる高抵抗層と、低抵抗材料からなる導電層との2層構造を有する。高抵抗層を外周面として、該外周面上部を感光体ドラム20t、20y、20m、20c、20kの表面に当接するように設けられている。
中間転写ベルト3の高抵抗層は、例えば、体積抵抗率が1×1011〜1×1013Ω・cmとなるように、ポリアミドイミド(PAI)にカーボンを混入して形成される。また、中間転写ベルト3の導電層は、例えば、体積抵抗率が1×1014Ω・cm以下となるように、導電性部材としてのアルミ薄膜を圧延し、前記高抵抗層に張り合わせて、或いは、蒸着して形成される。
図2は、第1の実施形態に係る画像形成装置1の制御系の構成を示すブロック図である。なお、図2において、図1と同一又は対応する構成要素には、同番号を用いている。
図2において、画像形成装置1は、印刷制御部27、インタフェイス部29、メモリ31、CPU34、センサ35、操作入力部30、現像電圧制御部(I)37a、現像電圧制御部(II)37b、層形成・供給電圧制御部(I)38a、層形成・供給電圧制御部(II)38b、帯電電圧制御部(I)39a、帯電電圧制御部(II)39b、露光制御部(K)41k、露光制御部(C)41c、露光制御部(M)41m、露光制御部(Y)41y、露光制御部(T)41t、転写制御部(I)40a、転写制御部(II)40b、定着制御部43、モータ制御部42を有する。
図2において、画像形成装置1は、印刷制御部27により制御される。印刷制御部27は、情報入力手段としての上位装置28からの印刷データを取得するインタフェイス部29と操作入力部30とに接続する。メモリ31内には印刷動作のフローや各種補正を行う計算式が格納されているROM32、RAM33が設けられており、メモリ31は印刷制御部27に接続されている。
また、CPU34は、印刷制御部27に接続する。さらに、例えば印刷媒体4の先端位置や温度・湿度等を検出する各種センサ35は、印刷制御部27に接続する。
現像電圧制御部(I)37aは、現像部内の現像ローラ22y、22m、22c、22kの動作を制御するものであり、現像電圧制御部(II)37bは、現像ローラ22tの動作を制御する。
層形成・供給電圧制御部(I)38aは、供給ローラ23y、23m、23c、23kの動作や、層形成ブレード24y、24m、24c、24kの動作の動作を制御するものである。また、層形成・供給電圧制御部(II)38bは、供給ローラ23tや層形成ブレード24tの動作を制御する。
帯電電圧制御部(I)39aは、帯電ローラ21y、21m、21c、21kへの印加電圧を制御するものである。帯電電圧制御部(II)39bは、帯電ローラ21tへの印加電圧を制御するものである。
転写制御部(I)40aは、1次転写ローラ10t、10y、10m、10c、10kの転写動作を制御するものである。転写制御部(II)40bは、2次転写ローラ26bへの印加電圧を制御するものである。
露光制御部41t、41y、41m、41c、41kはそれぞれ、LEDヘッド19t、19y、19m、19c、19kを制御する。
モータ制御部42は、例えば、図示しない、感光体ドラムモータ、中間転写モータ、給紙ローラモータ、排出ローラモータを制御する。感光体ドラム20t、20y、20m、20c、20kは図示しない感光体ドラムモータより、図1の矢印aの方向に回転駆動される。また、中間転写ベルト3の駆動ローラ9a、9bは、図示しない中間転写ベルト駆動モータにより図1の矢印の方向bの方向に回転駆動される。
(A−1−2)現像剤について
結着樹脂は、特に限定するものではないが、例えば、ポリエステル系樹脂、スチレン−アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、又は、スチレン−ブタジエン系樹脂が好ましい。第1の実施形態では、結着樹脂がスチレン−アクリル樹脂である場合を例示する。なお、結着樹脂は、離型剤、着色剤等が添加され、その他に帯電制御剤、導電性調整剤、流動性向上剤、クリーニング性向上剤等の添加剤が適宜添加されていてもよい。
結着樹脂に含まれる離型剤は、特に限定するものではないが、例えば、パラフィンワックス、カルナバワックス等の公知のものが挙げられる。また、離型剤は、単独の種類又は複数種類のワックスを併用しても良い。
着色剤は、特に限定するものではなく、汎用的な着色剤を用いることができる、例えば、既存のブラック、イエロー、マゼンタ、シアンのトナー用着色剤として用いられている顔料を使用することができる。なお、着色剤は、単独種類又は複数種類の顔料を併用しても良い。
特に、第1の実施形態では、イエロートナーの着色剤は、ピグミンイエロー(PY)−74を用いる場合を例示する。また、クリアトナーは、着色剤としての顔料を使用していない。
帯電制御剤は、既存のものを用いることができる。帯電制御剤は、例えば、アゾ系錯体帯電制御剤、サリチル酸系錯体帯電制御剤、カリックスアレン系帯電制御剤、4級アンモニウム塩系帯電制御剤などが挙げられる。また、帯電制御剤は、単独種類又は複数種類を併用したものを使用することができる。
外添剤は、環境安定性、帯電安定性、現像性、流動性、保存性向上のために添加されるものであり、既存のものを用いることができる。外添剤は、例えば、シリカ、チタニア、アルミナ、樹脂微粒子等を用いることができる。また、外添剤は、単独種類又は複数種類のものを併用して使用することができる。また、外添剤は、印刷中に後述する帯電装置に印加されるバイアスとは逆極性もつものとなる。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態に係る画像形成装置1における処理動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(A−2−1)画像形成処理
以下では、画像形成装置1が、特色現像剤としてのクリアトナーと、4色のイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナーとを用いた画像形成処理を説明する。
図1に示す画像形成装置1において、図2の印刷制御部27は、インタフェイス部29を介して上位装置28から印刷指示を取得する。
印刷指示を取得した印刷制御部27はモータ制御部42に対して駆動指示を行なう。モータ制御部42は、例えば、感光体ドラムモータ、中間転写モータ、給紙ローラモータ、排出ローラモータを制御する。これにより、画像形成ユニットT2、Y2、M2、C2、K2のそれぞれにおいて、感光体ドラム20t、20y、20m、20c、20kと、現像ローラ22t、22y、22m、22c、22kと、供給ローラ23t、23y、23m、23c、23kが回転する。
感光体ドラム20t、20y、20m、20c、20kが回転すると、帯電ローラ21t、21y、21m、21c、21kは、感光体ドラム20t、20y、20m、20c、20kと連れまわりで回転する。
このとき、帯電電圧制御部(I)39a及び帯電電圧制御部(II)39bは、印刷制御部27の制御を受けて帯電ローラ21t、21y、21m、21c、21kに対して、それぞれ任意の電圧を印加する。そうすると、帯電ローラ21t、21y、21m、21c、21kは、感光体ドラム20t、20y、20m、20c、20kの表面を帯電することになる。
次に、露光制御部(T)41t、露光制御部(K)41k、露光制御部(C)41c、露光制御部(M)41m、露光制御部(Y)41yは、印刷制御部27からの画像データを、LEDヘッド(T)19t、LEDヘッド(K)19k、LEDヘッド(C)19c、LEDヘッド(M)19m、LEDヘッド(Y)19yに与える。
LEDヘッド19t、19y、19m、19c、19kはそれぞれ、帯電した感光体ドラム20t、20y、20m、20c、20kの表面に、画像データに基づいた静電潜像を形成する。
現像電圧制御部(I)37a及び現像電圧制御部(II)37bは、印刷制御部27の制御を受けて、現像ローラ22t、22y、22m、22c、22kのそれぞれに、任意の電圧を印加する。また、層形成・供給電圧制御部(I)38a及び層形成・供給電圧制御部(II)38bは、印刷制御部27の制御により、供給ローラ23t、23y、23m、23c、23kと、層形成ブレード24t、24y、24m、24c、24kとに、それぞれ任意の電圧を印加する。
各画像形成ユニットT2、Y2、M2、C2、K2において、トナータンク36t、36y、36m、36c、36kに収納される各色のトナーが、供給ローラ23t、23y、23m、23c、23kの表面に移される。さらに、供給ローラ23t、23y、23m、23c、23kの表面のトナーは、現像ローラ22t、22y、22m、22c、22kの表面に供給される。
このとき、層形成ブレード24t、24y、24m、24c、24kは、現像ローラ22t、22y、22m、22c、22kの表面と接触している。層形成ブレード24t、24y、24m、24c、24kは、物理的な力及び電位差により、現像ローラ22t、22y、22m、22c、22kの表面上のトナー層の層厚を均一にする。
層厚が均一に規制されたトナー層を付着している現像ローラ23t、23y、23m、23c、23kの表面と、感光体ドラム20t、20y、20m、20c、20k表面とが接触すると、感光体ドラム20t、20y、20m、20c、20kの表面上の静電潜像に、トナーが現像される。
1次転写ローラ10t、10y、10m、10c、10kは、転写制御部(I)40a及び転写制御部(II)40bから任意の高電圧値が印加されている。そのため、感光体ドラム20t、20y、20m、20c、20kの表面上のトナー像は、1次転写ローラ10t、10y、10m、10c、10kによって、中間転写ベルト3に転写される。
ここで、各画像形成ユニットT2、Y2、M2、C2、K2は、中間転写ベルト3の回転方向に沿って、この順番で配置されている。また、中間転写ベルト3は、駆動ローラ9a及び9bにより回転している。
従って、クリアトナー像、イエロートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像、ブラックトナー像が、中間転写ベルト3の表面上に順番に積層されて、積層した像が2次転写ローラ26bに向けて移動する。
一方、給紙ローラ6により用紙カセット5に収納されている最上部の印刷媒体4が繰り出される。印刷媒体4は搬送ローラ7により挟まれて2次転写ローラ26bに向けて搬送される。このとき、位置検出センサ8により、印刷媒体4の先端が検出される。印刷制御部27は、2次転写ローラ26bにおいて、中間転写ベルト3の表面上のトナー像と印刷媒体4との位置合わせのため、搬送制御を行なう。
そして、2次転写ローラ26bにより、中間転写ベルト3の表面上のトナー像が印刷媒体4に転写される。
ここで、中間転写ベルト3は駆動ローラ9bで反転するため、中間転写ベルト3の表面上のトナー像の積層状態は逆となって、2次転写ローラ26bに搬送される。従って、2次転写ローラ26bにより印刷媒体4上に転写される。すなわち、印刷媒体4上では、トナー像のうち、クリアトナーが最上部に位置することになり、4色のトナー層の上層にクリアトナーが置かれることになる。
トナー像が転写された印刷媒体4は、定着制御部43により任意の温度に加熱された加熱ローラ11と対向する加圧ローラ12とに挟まれて搬送されると、印刷媒体4上のトナー像は、加熱ローラ11と加圧ローラ12により加熱、加圧され、印刷媒体4にトナーが定着される。
(A−2−2)耐光性確認評価について
以下では、イエロートナーと、製造条件を変化させた複数種類のクリアトナーのうちいずれかのクリアトナーとを用いて画像形成を行ない、印字した画像の耐光性確認の評価を実施した。つまり、イエロートナー層の上層にクリアトナー層を乗せた状態で2次転写及び定着処理を行なって形成した、印刷媒体4上の画像について耐光性の確認評価を行なった。
(A−2−2−1)イエロートナーについて
次に、第1の実施形態に係るイエロートナーについて説明する。
第1の実施形態に係るイエロートナーは、例えば乳化重合法によって製造されたものを用いる場合を例示する。以下、乳化重合法によるイエロートナーの製造方法を説明する。
まず、最初にスチレン、アクリル酸、メチルメタクリル酸からスチレンアクリル共重合により、結着樹脂である一次粒子を製造する(一次粒子製造工程)。
次に、着色剤として一般的、かつ安価な、ピグミンイエロー(PY)−74を用いる。また、ワックス(WAX)としてステアリン酸ステアリルを用いる。そして、ピグミンイエロー(PY)−74及びステアリン酸ステアリルを一次粒子と混合・凝集することでベーストナーを製造する(ベーストナー製造工程)。
製造したベーストナー100重量部に、外添剤として、疎水性シリカ微粉末「R−972」(日本アエロジル社製)1.0重量部と、疎水性シリカ微粉末「RY−50」(日本アエロジル社製)1.5重量部と、導電性微粒末である酸化チタン0.25重量部、メラミン0.20重量部と、を加えてへンシェルミキサー(三井鉱山株式会社製)で混合する(外添工程)。
その後、外添剤を混合したベーストナーを篩にかけて、イエロートナーを製造した(トナー製造工程)。
前述のようにしてガラス転移点(Tg)がTgy=70℃のイエロートナーを製造した。以下では、このガラス転移点(Tg)がTgy=70℃のイエロートナーを「Y1」と呼ぶ。
(A−2−2−2)クリアトナーについて
次に、第1の実施形態に係るクリアトナーについて説明する。
クリアトナーは、上述したイエロートナーと同様の製造方法である乳化重合法で製造した。クリアトナーの製造工程では、着色剤を用いていない。また、クリアトナーは、一次粒子製造工程の重合条件(重合時間条件、組成比条件等)、外添工程における外添工程(混合時間、混合の際の加熱温度(熱)等)を変化させることで、トナーの熱特性の1つであるガラス転移点(Tg)を変化させた複数種類のクリアトナーを製造した。
具体的には、Tgt=45℃のクリアトナーを「T1」という。Tgt=50℃のクリアトナーを「T2」という。Tgt=55℃のクリアトナーを「T3」という。Tgt=60℃のクリアトナーを「T4」という。Tgt=65℃のクリアトナーを「T5」という。Tgt=70℃のクリアトナーを「T6」という。Tgt=75℃のクリアトナーを「T7」という。
イエロートナー及びクリアトナーのガラス転移点(Tg)は、例えば、示差熱量分析計DSC(EXSTER6000、エスアイアイナノテクノロジー株式会社製)を用いて測定した。ガラス転移点の測定条件は、昇温速度10℃/minで、20℃から200℃まで昇温させた。N2流量は20〜60mlに調整して測定し、ベースラインとピークの延長線との交わる点からガラス転移点を求めた。
(A−2−2−3)比較例、実施例について
第1の実施形態では、印刷媒体4としてHAMMERMIL241b(90g/m、216mm×279mm)を用いる。
なお、比較例と下記の各実施例の画像印字を作成するための定着温度、定着速度は、180℃、37ppmで固定して評価を実施した。
(比較例1)
比較例1は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)のみで作成した画像印字とした。
(実施例1−1−1)
実施例1−1−1は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT1(Tgt=45℃)を用いてクリアトナーの印刷媒体4上の付着量(層厚)を0.30mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
ここで、印字媒体4上の付着量は、印字媒体4上の単位面積(ここでは、1cm2)当たりのトナー量という。なお、定着処理により溶融したトナーを略均一な層厚で印刷媒体4上に定着させることから、付着量を層厚と呼んで説明する。
(実施例1−1−2)
実施例1−1−2は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT1(Tgt=45℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.35mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−1−3)
実施例1−1−3は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT1(Tgt=45℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.40mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−1−4)
実施例1−1−4は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT1(Tgt=45℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.45mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−1−5)
実施例1−1−5は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT1(Tgt=45℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.50mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−1−6)
実施例1−1−6は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT1(Tgt=45℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.55mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−1−7)
実施例1−1−7は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT1(Tgt=45℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.60mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−1−8)
実施例1−1−8は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT1(Tgt=45℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.65mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−1−9)
実施例1−1−9は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT1(Tgt=45℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.70mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−2−1)
実施例1−2−1は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT2(Tgt=50℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.30mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−2−2)
実施例1−2−2は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT2(Tgt=50℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.35mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−2−3)
実施例1−2−3は、イエロートナーY1(Tg=70℃)、クリアトナーT2(Tgt=50℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.40mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−2−4)
実施例1−2−4は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT2(Tgt=50℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.45mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−2−5)
実施例1−2−5は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT2(Tgt=50℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.50mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−2−6)
実施例1−2−6は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT2(Tgt=50℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.55mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−2−7)
実施例1−2−7は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT2(Tgt=50℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.60mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−2−8)
実施例1−2−8は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT2(Tgt=50℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.65mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−2−9)
実施例1−2−9は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT2(Tgt=50℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.70mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−3−1)
実施例1−3−1は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT3(Tgt=55℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.30mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−3−2)
実施例1−3−2は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT3(Tgt=55℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.35mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−3−3)
実施例1−3−3は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT3(Tgt=55℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.40mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−3−4)
実施例1−3−4は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT3(Tgt=55℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.45mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−3−5)
実施例1−3−5は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT3(Tgt=55℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.50mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−3−6)
実施例1−3−6は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT3(Tgt=55℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.55mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−3−7)
実施例1−3−7は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT3(Tgt=55℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.60mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−3−8)
実施例1−3−8は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT3(Tgt=55℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.65mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−3−9)
実施例1−3−9は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT3(Tgt=55℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.70mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−4−1)
実施例1−4−1は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT4(Tgt=60℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.30mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−4−2)
実施例1−4−2は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT4(Tgt=60℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.35mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−4−3)
実施例1−4−3は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT4(Tgt=60℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.40mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−4−4)
実施例1−4−4は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT4(Tgt=60℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.45mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−4−5)
実施例1−4−5は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT4(Tgt=60℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.50mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−4−6)
実施例1−4−6は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT4(Tgt=60℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.55mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−4−7)
実施例1−4−7は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT4(Tgt=60℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.60mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−4−8)
実施例1−4−8は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT4(Tgt=60℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.65mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−4−9)
実施例1−4−9は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT4(Tgt=60℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.70mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−5−1)
実施例1−5−1は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT5(Tgt=65℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.30mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−5−2)
実施例1−5−2は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT5(Tgt=65℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.35mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−5−3)
実施例1−5−3は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT5(Tgt=65℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.40mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−5−4)
実施例1−5−4は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT5(Tgt=65℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.45mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−5−5)
実施例1−5−5は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT5(Tgt=65℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.50mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−5−6)
実施例1−5−6は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT5(Tgt=65℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.55mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−5−7)
実施例1−5−7は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT5(Tgt=65℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.60mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−5−8)
実施例1−5−8は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT5(Tgt=65℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.65mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−5−9)
実施例1−5−9は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT5(Tgt=65℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.70mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−6−1)
実施例1−6−1は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT6(Tgt=70℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.30mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−6−2)
実施例1−6−2は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT6(Tgt=70℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.35mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−6−3)
実施例1−6−3は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT6(Tgt=70℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.40mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−6−4)
実施例1−6−4は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT6(Tgt=70℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.45mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−6−5)
実施例1−6−5は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT6(Tgt=70℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.50mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−6−6)
実施例1−6−6は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT6(Tgt=70℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.55mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−6−7)
実施例1−6−7は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT6(Tgt=70℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.60mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−6−8)
実施例1−6−8は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT6(Tgt=70℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.65mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−6−9)
実施例1−6−9は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT6(Tgt=70℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.70mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−7−1)
実施例1−7−1は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT7(Tgt=75℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.30mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−7−2)
実施例1−7−2は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT7(Tgt=75℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.35mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−7−3)
実施例1−7−3は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT7(Tgt=75℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.40mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−7−4)
実施例1−7−4は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT7(Tgt=75℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.45mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−7−5)
実施例1−7−5は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT6(Tgt=75℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.50mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−7−6)
実施例1−7−6は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT7(Tgt=75℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.55mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−7−7)
実施例1−7−7は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT7(Tgt=75℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.60mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−7−8)
実施例1−7−8は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT7(Tgt=75℃)を用いてクリアトナーの媒体上の屑厚を0.65mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例1−7−9)
実施例1−7−9は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT7(Tgt=75℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.70mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(A−2−2−3)評価方法
次に、第1の実施形態に係るイエロートナーの上層にクリアトナーを置いて印字したときの印字評価について図面を参照しながら詳細に説明する。
[印字作成方法]
まず、第1の実施形態で用いた印字作成方法を説明する。
(a)画像形成ユニットY2のトナータンク36yに、イエロートナー(Y1)を100g収容したものを準備した。また、画像形成ユニットT2のトナータンク36tに、各クリアトナー(T1〜T7)を100g収容したものを、それぞれ1台ずつ準備した。
(b)上記(a)の各画像形成ユニットを備える画像形成装置1を温度23℃程度、湿度55%程度の環境(以下、NN(ノーマル温度、ノーマル湿度)環境と呼ぶ。)に一晩(例えば12時間以上)放置する。ここで、NN環境とは、画像形成装置1が置かれる環境の温度及び湿度が、通常の状態の環境をいう。この実施形態では、NN環境は、温度が23℃程度、湿度が55%程度と定義する。すなわち、第1の実施形態では、通常の環境状態に画像形成装置1が置かれている場合を想定して耐光性の確認評価を行なう。
(c)NN環境において、画像形成装置1に画像形成ユニットY2、画像形成ユニットT2をセットして印刷媒体4に印字を行なった。
第1の実施形態では、印刷媒体4としてHAMMERMIL241b(90g/m、216mm×279mm)を用いている。
図3及び図4は、耐光性を確認するための印刷媒体4上の印字範囲を説明する説明図である。
図3は、第1の実施形態に係るイエロートナーY1の単色印字を行なったときの印字範囲を説明する説明図である。図3(A)は、印刷媒体4の印字面を上から見た図である。図3(A)の上方向が印刷媒体4の通紙方向である。図3(A)に示す印刷媒体4の上端部の左角部を原点として、左方向がx軸方向(mm)とし、下方向がy軸方向(mm)とする。図3(B)は、図3(A)のX−X矢視断面図である。図3(B)は、図3(A)のy=9.0cmの位置としている。
図4は、第1の実施形態に係るイエロートナーY1と、各クリアトナーT1〜T7とを用いて、印刷媒体4上の付着量(層厚)を変えて印字したときの印字範囲を説明する説明図である。なお、印刷媒体4上の層厚は、0.40mg/cm2〜0.60mg/cm2とし、0.05mg/cm2刻みで変化させた。
図4(A)は、印刷媒体4の印字面を上から見た図である。図4(A)の上方向が印刷媒体4の通紙方向である。図4(A)に示す印刷媒体4の上端部の左角部を原点として、左方向がx軸方向(mm)とし、下方向がy軸方向(mm)とする。図4(B)は、図4(A)のX−X矢視断面図である。図4(B)は、図4(A)のy=9.0cmの位置としている。
図3(A)に示すように、イエロートナーY1の単色印字の耐光性を確認するため、イエロートナーY1単色の印字範囲は、x=1.0cm〜28.0cm、y=1.0cm〜10.0cmとした。
図4(A)に示すように、イエロートナーY1の上層にクリアトナーT1〜T6を重ねた印字の耐光性を確認するため、イエロートナーY1の上層にクリアトナーT1〜T6を重ねたときの印字範囲は、x=1.0cm〜28.0cm、y=1.0cm〜10.0cmとした。
(d)印字サンプルの作成
上記(c)で印字媒体4上に印字した印字範囲のうち、耐光性試験用の印字サンプルと、定着性確認用サンプルの印字サンプルとを作成した。
具体的には、耐光性試験用の印字サンプルの範囲は、比較例及び全ての実施例で共通とし、x=2.0cm〜14.0cm、y=2.0cm〜8.0cmとした。
また、定着性確認用の印字サンプルの範囲は、比較例及び全ての実施例で共通とし、x=15.0cm〜27.0cm、y=2.0cm〜8.0cmとした。
[耐光性確認評価(評価1)]
図5及び図6は、第1の実施形態に係る比較例及び各実施例の評価結果を示す評価結果図である。
耐光性確認評価は、印字媒体4上の形成された印字部の耐光性を確認する評価である。図5及び図6では、耐光性確認評価を評価1として示している。
一般的に、印刷物は、長時間、例えば太陽光や蛍光灯等の光にさらされると、退色(色あせ)する。この退色は、光に含まれる紫外線がトナー顔料を構成する化合物の結合を壊すことが原因である。より具体的には、イエロートナーY1の顔料を構成する化合物の結合(−N=N−)は、弱い結合のため、紫外線によって壊されやすい。
耐光性確認評価の測定方法は、次のようにして行なった。
まず、印字濃度測定装置(X−rite528(X−Rite社))使用し、図3(A)、図4(A)で示す、イエロートナーY1単色、イエロートナー+クリアトナーT1〜T6の耐光性確認用の印字領域を対角線で結んだ位置の印字濃度を測定した。この光照射前の印字濃度をOD1とする。
次に、耐光性試験用の印字サンプルの印字領域に、キセノン耐候性試験機Ci4000型(ATLAS社製)を使用し、キセノンランプ55000luxの照射条件にて700時間照射を行なった。
その後、印字濃度測定装置(X−rite528(X−Rite社))使用し、図3(A)、図4(A)で示す、イエロートナーY1単色、イエロートナー+クリアトナーT1〜T6の耐光性確認用の印字領域の対角線で結んだ位置(すなわち、光照射前と同じ位置)の印字濃度を測定した、この光照射後の濃度をODとする。
そして、下記式(1)に従って、光照射前の印字濃度OD1、光照射後の印字濃度OD2の濃度変化(濃度維持)率CR[%]を求めた。
濃度維持率CR[%]=OD2/OD1×100 …(1)
評価の判定は、以下のように実施した。
良好(A):700時間照射後の濃度維持率が70%以上
不良(C):700時間照射後の濃度維持率が70%未満
[定着性確認評価(評価2)]
定着性確認評価は、印字媒体4上の形成された印字部分の定着性を確認する評価である。図5及び図6では、定着性確認評価を評価2として示している。
クリアトナーは、定着補助を目的に使用される事が多く、トナーが溶融し易いという特徴を持つ。そのため、クリアトナーを用いた印字では定着不良が発生し易くなる。
熱定着したトナーは、記録媒体内にトナーが浸潤し定着される。トナーに加えられる熱量が低すぎるとトナーの溶融が不十分となるため未定着となる印字不良が発生する。一方、加えられる熱量が高すぎるとトナーの溶融が進み過ぎるため、トナーが加熱ローラ側にくっつき、トナーと加熱ローラが接触した位置から加熱ローラが一周した位置にトナーが付着(本評価では、定着残像の発生と呼ぶ)する印字不良(ホットオフセット)が発生する。
定着性確認評価の測定は、以下のように、未定着の確認は、テープ剥離法による定着率測定で行い、ホットオフセットの確認は、定着残像発生の有無を目視判定で行なった。その結果も纏めて図5及び図6に示す。
まず、印字濃度測定装置(X−rite528(X−Rite社))使用し、図3(A)、図4(A)で示した、イエロートナーY1単色、イエロートナーY1+クリアトナーT1〜T6の定着性確認用の印字サンプルの印字領域の対角線で結んだ位置の印字濃度を測定した。この印字濃度をODとする。
次に、図3(A)、図4(A)に示した、イエロートナーY1単色、イエロートナーY1+クリアトナーT1〜T6の定着性確認用の印字サンプルの印字領域に、スコッチテープ(住友スリーエム株式会社製、型番810)を貼る。そして、スコッチテープの上を500gのおもりで一往復させてから剥離した。
その後、印字濃度測定装置(X−rite528(X−Rite社))使用し、スコッチテープで剥離後の定着性確認用の印字サンプルの印字領域の対角線で結んだ位置の印字濃度を測定した。この印字濃度をODとする。このとき、おもりは自重以外に上から力をかけず、おもりの移動速度目安は10mm/sec程度とする。
そして、下記式(2)に従って、印字濃度OD、印字濃度ODを用いて、定着率FR[%]を求めた。
定着率FR[%]=OD/OD×100 …(2)
評価の判定は、以下のように実施した。
良好(A):定着率が90%以上であり、ホットオフセットも未発生である事を確認した。
不良(C):定着率が90%未満、またはホットオフセットが発生している事を確認した。
[光沢度確認評価(評価3)]
光沢度確認評価は、印字媒体4上の形成された印字部分の光沢度(グロス値)を確認する評価である。図5及び図6では、定着性確認評価を評価3として示している。
クリアトナーは、定着補助だけでなくグロス調整を目的としても使用される。そのため、異なるTgを有するクリアトナーを用いた印字では高グロス化が望める一方、逆に低グロス化する可能性もある。
同じ条件(180℃、37ppm)で熱定着する場合、クリアトナーのグロスは、Tgが高ければトナーの溶融が不十分となりグロスが下がる。一方、Tgが低いとトナーが十分に溶融し、グロスが上がる。
光沢度確認評価の測定は、作成したグロス確認用の印字に対して行なった。グロス値の確認は、グロスメーター(MODEL GM−26D FOR75°)(村上色材研究所)を使用し、図3(A)、図4(A)で示したイエロートナーY1単色、イエロートナーY1+クリアトナーT1〜T6の定着性確認用の印字サンプルの印字領域の対角線で結んだ位置の印字のグロス値を測定した。
評価の判定は、以下のように実施した。
良好(A):グロス値が60以上である事を確認した。
普通(B):グロス値が40以上、60未満である事を確認した。
不良(C):グロス値が40未満である事を確認した。
[総合評価]
評価1、評価2、評価3の全ての評価が「A」の場合は、総合判定を「A」とする。全ての評価に「B」が含まれていれば総合判定を「B」とする。全評価とも「C」、または、いずれかの評価の1つに「C」があれば、良好な印字が保てないと判断し総合判定を「C」とした。
(A−2−4)評価結果
第1の実施形態では、比較例1、上述した各実施例の組み合わせで作成した印字に対して上述した耐光性確認に関する評価を行なった。図5及び図6を参照しながら評価結果を説明する。
[比較例1]
比較例1は、上述したように、ガラス転移点が70℃のイエロートナーY1のみで作成した画像印字である。この場合、評価1の結果は「C」であり、評価2の結果は「A」であり、評価3の結果は「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
[クリアトナーT1を用いた実施例1−1−1〜実施例1−1−9]
実施例1−1−1は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−1−2は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−1−3は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−1−4は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−1−5は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−1−6は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−1−7は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−1−8は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−1−9は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
[クリアトナーT2を用いた実施例1−2−1〜実施例1−2−9]
実施例1−2−1は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−2−2は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−2−3は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例1−2−4は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例1−2−5は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例1−2−6は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「B」となった。
実施例1−2−7は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「B」となった。
実施例1−2−8は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−2−9は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
[クリアトナーT3を用いた実施例1−3−1〜実施例1−3−9]
実施例1−3−1は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−3−2は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−3−3は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例1−3−4は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例1−3−5は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例1−3−6は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「B」となった。
実施例1−3−7は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「B」となった。
実施例1−3−8は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−3−9は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
[クリアトナーT4を用いた実施例1−4−1〜実施例1−4−9]
実施例1−4−1は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−4−2は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−4−3は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例1−4−4は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例1−4−5は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例1−4−6は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「B」となった。
実施例1−4−7は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「B」となった。
実施例1−4−8は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−4−9は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
[クリアトナーT5を用いた実施例1−5−1〜実施例1−5−9]
実施例1−5−1は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−5−2は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−5−3は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例1−5−4は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例1−5−5は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例1−5−6は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「B」となった。
実施例1−5−7は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「B」となった。
実施例1−5−8は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−5−9は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
[クリアトナーT6を用いた実施例1−6−1〜実施例1−6−9]
実施例1−6−1は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−6−2は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−6−3は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例1−6−4は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例1−6−5は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例1−6−6は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「B」となった。
実施例1−6−7は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「B」となった。
実施例1−6−8は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−6−9は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
[クリアトナーT7を用いた実施例1−7−1〜実施例1−7−9]
実施例1−7−1は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−7−2は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−7−3は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−7−4は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−7−5は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−7−6は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−7−7は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−7−8は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例1−7−9は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(A−3−1)第1の実施形態では、イエロートナーY1の上層に重ねるクリアトナーの印刷媒体4上の付着量(層厚:MT)は、以下の範囲のときに、耐光性を改善することができる。
0.40mg/cm≦MT≦0.60mg/cm …(3)
このように、イエロートナーY1の上層にクリアトナーを重ねることにより、クリアトナーがイエロートナーを覆うことになる。そのため、イエロートナーに到達する光照射を低減させることができ、トナー顔料を構成する化合物の結合破壊を抑制できる。その結果、イエロートナーY1の退色を防ぐことができ、イエロートナーY1の耐光性が改善する。
イエロートナーY1の上層に重ねるクリアトナーの付着量(層厚)が少ないときには、イエロートナーY1に到達する光量を充分に低減することができない。逆に、クリアトナーの付着量(層厚)を多くすれば、その分だけイエロートナーY1の耐光性を改善することが期待できる。しかし、クリアトナーの付着量を無駄に多くすることは望ましくない。また、クリアトナーの付着量を多くすることは、イエロートナーとクリアトナーとの溶融させるための熱量が不足し、定着不良の発生や、光沢度(グロス値)の低下も考えられる。そこで、第1の実施形態によれば、イエロートナーY1の上層に重ねるクリアートナーの付着量(層厚:MT)を、0.40mg/cm≦MT≦0.60mg/cmの範囲とすることで、イエロートナーの耐光性を良好なものとするクリアトナーの最適な付着量(層厚)を求めることができた。
(A−3−2)また、第1の実施形態では、イエロートナーY1のガラス転移点(Tgy)と、その上層に重ねるクリアトナーのガラス転移点(Tgt)との関係が、以下の関係にあるときに、印字媒体4上でのトナーの定着性を維持することができる。
0℃≦Tgy−Tgt≦20℃ …(4)
イエロートナーY1のガラス転移点と、クリアトナーのガラス転移点との差(Tgy−Tgt)を上記(4)の範囲にすることで、トナーを溶融させるときにかかる熱量を最適とすることができる。つまり、クリアトナーのガラス転移点を従来よりも高くすることで、クリアトナーによる光沢度(グロス値)を向上させることができる。その一方、クリアトナーのガラス転移点がイエロートナーのガラス転移点よりも高くしてしまうと、クリアトナーがイエロートナーよりも溶融しやすくなり、ホットオフセットが発生しやすくなり、光沢度(グロス値)の低下やトナー定着性に影響を与えることになる。逆に、ガラス転移点の差(Tgy−Tgt)がマイナスになると、クリアトナーが溶融せず、光沢度(グロス値)が低下することになる。そこで、第1の実施形態では、イエロートナーY1のガラス転移点とクリアトナーのガラス転移点との差が、0℃≦Tgy−Tgt≦20℃のときに、光沢度を向上させながら、トナーの定着性を維持することができた。
(A−3−3)さらに、第1の実施形態では、以下の範囲のとき、イエロートナーY1の耐光性を改善させることができ、かつ、印字媒体4上で十分な定着性も維持できる。
0.40mg/cm≦MT≦0.60mg/cm
かつ、0℃≦Tgy−Tgt≦20℃ …(5)
また、クリアトナーの付着量を多くすることは、イエロートナーとクリアトナーとの溶融させるための熱量が不足し、定着不良の発生や、光沢度(グロス値)の低下も考えられる。
(A−3−4)また、第1の実施形態では、イエロートナーY1の上層に重ねるクリアトナーの付着量(層厚:MT)と、イエロートナーY1のガラス転移点とクリアトナーのガラス転移点との関係が、以下の関係のときに、耐光性、定着性に加えて、光沢度(グロス値)も良好となった。
0.40mg/cm≦MT≦0.50mg/cm
かつ、0℃≦Tgy−Tgt≦20℃ …(6)
(B)第2の実施形態
次に、本発明に係る画像形成装置の第2の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(B−1)第2の実施形態の構成及び動作
第2の実施形態では、クリアトナーの結着樹脂が、第1の実施形態と異なる。そのため、第2の実施形態においても、第1の実施形態で説明した画像形成装置1の構成及び動作を用いることができる。また、第2の実施形態においても、イエロートナーY1、クリアトナーを用いた印字の評価方法(すなわち、印字作成方法、耐光性確認評価方法、定着性確認評価方法、光沢度確認評価方法、総合評価方法)は、第1の実施形態で説明した方法を用いることができる。従って、第2の実施形態においても、図1〜図4を用いて説明する。
第1の実施形態では、クリアトナーの結着樹脂がスチレンアクリル樹脂である場合を例示した。また、第1の実施形態では、印刷媒体4上の付着量(層厚:MT)とトナーのガラス転移点(Tg)を変化させた複数種類のクリアトナーを作成して、イエロートナーY1の耐光性を改善し、かつ、良好な定着性を維持した。
しかし、クリアトナーに使用する結着樹脂原料を変えた場合、光の透過率が変化する。そのため、クリアトナーの下層に位置するトナー(イエロートナー)への光照射量が変化する可能性がある。
そこで、第2の実施形態では、クリアトナーの結着樹脂原料としてポリエステル樹脂を用いた場合についても耐光性の改善が見られるかの確認を行なった。
(B−2)耐光性確認評価について
第2の実施形態も、第1の実施形態と同様に、イエロートナーと、製造条件を変えた複数種類のクリアトナーのうちのいずれかのクリアトナーとを用いて画像形成を行ない、印字した画像の耐光性確認の評価を実施した。
(B−2−1)イエロートナーについて
第2の実施形態で使用するイエロートナーは、第1の実施形態と同様に、例えば乳化重合法によって製造されたものを使用する。つまり、第2の実施形態においても、ガラス転移点(Tgy)が70℃のイエロートナーY1を使用した。イエロートナーY1の製造方法及び条件は、第1の実施形態と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
(B−2−2)クリアトナーについて
第2の実施形態のクリアトナーは、結着樹脂としてポリエステル樹脂を使用する。ポリエステル樹脂は、現在トナーの結着樹脂原料としてスチレンアクリル樹脂と同様に、広く一般的に使用されている樹脂である。
次に、第2の実施例で使用するクリアトナーについて説明する。
第2の実施形態のクリアトナーは、例えば粉砕法で製造したものを使用した。
結着樹脂としてのポリエステル樹脂(数平均分子量:3700、Tg:62℃)が100重量部、帯電制御剤としてのサリチル酸錯体が1重量部、離型剤(Tg:100℃)が10重量部からなる組成混合物を混合機(三井三池化工機(株)製へンシェルミキサー)中で十分撹拌混合する。
撹拌混合後、得られた混合物をオープンロール型連続混練機(三井鉱山(株)製ニーデックス)により、100℃の温度で、約3時間、加熱溶融混練して、室温まで冷却する。
冷却後、得られた混練物についてジェット気流を用いた衝突版粉砕機(日本ニューマチック工業(株)製ディスパージョンセパレーター)を用いて粉砕し、その後、遠心力を利用した風力ロータ回転型乾式気流分級機(ホソカワミクロン社製ミクロンセパレータ)にて分級を行い、ベーストナーを製造する。
製造したベーストナー100重量部に、第1の実施形態で説明した乳化重合法と同様の外添剤を加え、へンシェルミキサー(三井鉱山株式会社製)で混合する。
混合後、外添剤を混合したベーストナーを篩にかけて、クリアトナーを製造した。複数のガラス転移点が異なる複数種類のクリアトナーを製造した。
具体的には、ガラス転移点(Tg)がTgt=45℃のクリアトナーを「T8」という。Tgt=50℃のクリアトナーを「T9」という。Tgt=55℃のクリアトナーを「T10」という。Tgt=60℃のクリアトナーを「T11」といいう。Tgt=65℃のクリアトナーを「T12」という。Tgt=70℃のクリアトナーを「T13」という。Tgt=75℃のクリアトナーを「T14」という。
(B−2−3)比較例、実施例について
第2の実施形態においても、印字媒体4としてHAMMERMIL241b(90g/m、216mm×279mm)を用いる。
なお、比較例と下記の各実施例の画像印字を作成するための定着温度、定着速度は、180℃、37ppmで固定して評価を実施した。
(比較例2)
比較例2は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)のみで作成した画像印字とした。
(実施例2−1−1)
実施例2−1−1は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT8(Tgt=45℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.30mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−1−2)
実施例2−1−2は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT8(Tgt=45℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.35mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−1−3)
実施例2−1−3は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT8(Tgt=45℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.40mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−1−4)
実施例2−1−4は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT8(Tgt=45℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.45mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−1−5)
実施例2−1−5は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT8(Tgt=45℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.50mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−1−6)
実施例2−1−6は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT8(Tgt=45℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.55mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−1−7)
実施例2−1−7は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT8(Tgt=45℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.60mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−1−8)
実施例2−1−8は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT8(Tgt=45℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.65mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−1−9)
実施例2−1−9は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT8(Tgt=45℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.70mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−2−1)
実施例2−2−1は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT9(Tgt=50℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.30mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−2−2)
実施例2−2−2は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT9(Tgt=50℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.35mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−2−3)
実施例2−2−3は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT9(Tgt=50℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.40mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−2−4)
実施例2−2−4は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT9(Tgt=50℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.45mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−2−5)
実施例2−2−5は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT9(Tgt=50℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.50mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−2−6)
実施例2−2−6は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT9(Tgt=50℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.55mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−2−7)
実施例2−2−7は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT9(Tgt=50℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.60mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−2−8)
実施例2−2−8は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT9(Tgt=50℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.65mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−2−9)
実施例2−2−9は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT9(Tgt=50℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.70mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−3−1)
実施例2−3−1は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT10(Tgt=55℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.30mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−3−2)
実施例2−3−2は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT10(Tgt=55℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.35mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−3−3)
実施例2−3−3は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT10(Tgt=55℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.40mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−3−4)
実施例2−3−4は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT10(Tgt=55℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.45mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−3−5)
実施例2−3−5は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT10(Tgt=55℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.50mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−3−6)
実施例2−3−6は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT10(Tgt=55℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.55mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−3−7)
実施例2−3−7は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT10(Tgt=55℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.60mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−3−8)
実施例2−3−8は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT10(Tgt=55℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.65mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−3−9)
実施例2−3−9は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT10(Tgt=55℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.70mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−4−1)
実施例2−4−1は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT11(Tgt=60℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.30mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−4−2)
実施例2−4−2は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT11(Tgt=60℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.35mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−4−3)
実施例2−4−3は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT11(Tgt=60℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.40mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−4−4)
実施例2−4−4は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT11(Tgt=60℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.45mg/cmに調整して作成した画像印字
(実施例2−4−5)
実施例2−4−5は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT11(Tgt=60℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.50mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−4−6)
実施例2−4−6は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT11(Tgt=60℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.55mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−4−7)
実施例2−4−7は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT11(Tgt=60℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.60mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−4−8)
実施例2−4−8は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT11(Tgt=65℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.65mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−4−9)
実施例2−4−9は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT11(Tgt=60℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.70mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−5−1)
実施例2−5−1は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT12(Tgt=65℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.30mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−5−2)
実施例2−5−2は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT12(Tgt=65℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.35mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−5−3)
実施例2−5−3は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT12(Tgt=65℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.40mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−5−4)
実施例2−5−4は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT12(Tgt=65℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.45mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−5−5)
実施例2−5−5は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT12(Tgt=65℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.50mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−5−6)
実施例2−5−6は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT12(Tgt=65℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.55mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−5−7)
実施例2−5−7は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT12(Tgt=65℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.60mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−5−8)
実施例2−5−8は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT12(Tgt=65℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.65mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−5−9)
実施例2−5−9は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT12(Tgt=65℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.70mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−6−1)
実施例2−6−1は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT13(Tgt=70℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.30mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−6−2)
実施例2−6−2は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT12(Tgt=70℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.35mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−6−3)
実施例2−6−3は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT12(Tgt=70℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.40mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−6−4)
実施例2−6−4は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT12(Tgt=70℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.45mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−6−5)
実施例2−6−5は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT13(Tgt=70℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.50mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−6−6)
実施例2−6−6は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT13(Tgt=70℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.55mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−6−7)
実施例2−6−7は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT13(Tgt=70℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.60mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−6−8)
地指令2−6−8は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT13(Tgt=70℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.65mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−6−9)
実施例2−6−9は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT13(Tgt=70℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.70mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−7−1)
実施例2−7−1は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT14(Tgt=75℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.30mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−7−2)
実施例2−7−2は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT14(Tgt=75℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.35mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−7−3)
実施例2−7−3は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT14(Tgt=75℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.40mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−7−4)
実施例2−7−4は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT14(Tgt=75℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.45mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−7−5)
実施例2−7−5は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT14(Tgt=75℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.50mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−7−6)
実施例2−7−6は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT14(Tgt=75℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.55mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−7−7)
実施例2−7−7は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT14(Tgt=75℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.60mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−7−8)
実施例2−7−8は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT14(Tgt=75℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.65mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(実施例2−7−9)
実施例2−7−9は、イエロートナーY1(Tgy=70℃)、クリアトナーT14(Tgt=75℃)を用いてクリアトナーの媒体上の層厚を0.70mg/cmに調整して作成した画像印字とした。
(B−3)評価結果
図7及び図8は、第2の実施形態に係る比較例及び各実施例の評価結果を示す評価結果図である。
第2の実施形態では、比較例2、上述した各実施例の組み合わせで作成した印字に対して、第1の実施形態と同様の評価を行なった。
また、第2の実施形態でも、第1の実施形態と同様に、評価1、評価2、評価3の全ての評価が「A」の場合は、総合判定の結果を「A」とした。また、いずれかの評価で「B」があれば、総評判定の結果を「B」とした。さらに、全評価とも「C」、又は、いずれかの評価に1つでも「C」があれば、良好な印字が保てないと判断して総合判定の結果「C」とした。
[比較例2]
比較例2は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合評価結果は「C」となった。
[クリアトナーT8を用いた実施例2−1−1〜実施例2−1−9]
実施例2−1−1は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−1−2は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−1−3は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−1−4は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−1−5は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−1−6は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−1−7は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−1−8は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−1−9は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
[クリアトナーT9を用いた実施例2−2−1〜実施例2−2−9]
実施例2−2−1は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−2−2は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−2−3は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例2−2−4は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例2−2−5は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例2−2−6は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「B」となった。
実施例2−2−7は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「B」となった。
実施例2−2−8は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−2−9は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
[クリアトナーT10を用いた実施例2−3−1〜実施例2−3−9]
実施例2−3−1は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−3−2は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−3−3は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例2−3−4は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例2−3−5は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例2−3−6は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「B」となった。
実施例2−3−7は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「B」となった。
実施例2−3−8は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−3−9は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
[クリアトナーT11を用いた実施例2−4−1〜実施例2−4−9]
実施例2−4−1は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−4−2は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−4−3は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例2−4−4は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例2−4−5は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例2−4−6は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「B」となった。
実施例2−4−7は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「B」となった。
実施例2−4−8は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−4−9は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
[クリアトナーT12を用いた実施例2−5−1〜実施例2−5−9]
実施例2−5−1は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−5−2は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−5−3は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例2−5−4は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例2−5−5は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例2−5−6は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「B」となった。
実施例2−5−7は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「B」となった。
実施例2−5−8は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−5−9は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
[クリアトナーT13を用いた実施例2−6−1〜実施例2−6−9]
実施例2−6−1は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−6−2は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−6−3は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例2−6−4は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例2−6−5は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「A」であった。そのため、総合判定結果は「A」となった。
実施例2−6−6は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「B」となった。
実施例2−6−7は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「A」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「B」となった。
実施例2−6−8は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−6−9は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
[クリアトナーT14を用いた実施例2−7−1〜実施例2−7−9]
実施例2−7−1は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−7−2は、評価1の結果が「C」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−7−3は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−7−4は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「B」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−7−5は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−7−6は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−7−7は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−7−8は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
実施例2−7−9は、評価1の結果が「A」、評価2の結果が「C」、評価3の結果が「C」であった。そのため、総合判定結果は「C」となった。
(B−3)第2の実施形態の効果
以上のように、第2の実施形態によれば、クリアトナーの結着樹脂をポリステル樹脂としても、第1の実施形態と同様の効果を得ることが確認できた。
(B−3−1)第2の実施形態では、イエロートナーY1の上層に重ねるクリアトナーの印刷媒体4上の付着量(層厚:MT)は、以下の範囲のときに、耐光性を改善することができる。
0.40mg/cm≦MT≦0.60mg/cm …(7)
(B−3−2)また、第2の実施形態では、イエロートナーY1のガラス転移点(Tgy)と、その上層に重ねるクリアトナーのガラス転移点(Tgt)との関係が、以下の関係にあるときに、印字媒体4上でのトナーの定着性を維持することができる。
0℃≦Tgy−Tgt≦20℃ …(8)
(B−3−3)さらに、第1の実施形態では、以下の範囲のとき、イエロートナーY1の耐光性を改善させることができ、かつ、印字媒体4上で十分な定着性も維持できる。
0.40mg/cm≦MT≦0.60mg/cm
かつ、0℃≦Tgy−Tgt≦20℃ …(9)
また、クリアトナーの付着量を多くすることは、イエロートナーとクリアトナーとの溶融させるための熱量が不足し、定着不良の発生や、光沢度(グロス値)の低下も考えられる。
(B−3−4)また、第1の実施形態では、イエロートナーY1の上層に重ねるクリアトナーの付着量(層厚:MT)と、イエロートナーY1のガラス転移点とクリアトナーのガラス転移点との関係が、以下の関係のときに、耐光性、定着性に加えて、光沢度(グロス値)も良好となった。
0.40mg/cm≦MT≦0.50mg/cm
かつ、0℃≦Tgy−Tgt≦20℃ …(10)
(C)他の実施形態
上述した第1及び第2の実施形態においても種々の変形実施形態を言及したが、本発明は、以下の変形実施形態にも適用可能である。
(C−1)第1及び第2の実施形態では、カラープリンタに本発明を適用した例を説明したが、トナーを使用して現像を行う画像形成装置に広く適用することができ、例えば、複写機、FAX、MFPにも適用可能である。
(C−2)また、第1及び第2の実施形態で例示したベーストナーの原材料(例えば、結着樹脂、帯電制御剤、着色剤)の種類及びその量、ベーストナーと混合する外添剤である微粉末(例えば、シリカ、酸化チタン、メラミン)の種類及びその量、製法、ガイド部材の材質等はあくまで一例であり、他の物質を用いたとしても、その効果に影響を与えるものではない。
(C−3)上述した第1及び第2の実施形態では、顔料を使用する現像剤が、イエロートナーである場合を例示した。しかし、現像剤が顔料を使用しているものであれば、イエローに限定されるものではなく、マゼンタ、シアンなどのとトナーにも適用することができる。
1…画像形成装置、3…中間転写ベルト、5…用紙カセット、6…供給ローラ、7…搬送ローラユニット、8…位置検出センサ、9a、9b…駆動ローラ、T2、Y2、M2、C2、K2…画像形成ユニット、10t、10y、10m、10c、10k…1次転写ローラ、11…加熱ローラ、12…加圧ローラ、13…定着ユニット、20t、20y、20m、20c、20k…感光体ドラム、21t、21y、21m、21c、21k…帯電ローラ、22t、22y、22m、22c、22k…現像ローラ、23t、23y、23m、23c、23k…供給ローラ、24t、24y、24m、24c、24k…現像ブレード、25t、25y、25m、25c、25k…クリーニングブレード、36t、36y、36m、36c、36k…トナータンク。

Claims (5)

  1. 静電潜像を担持する像担持体に、顔料を用いて製造された第1の現像剤を供給して第1の現像剤像を形成する第1の現像装置と、
    静電潜像を担持する像担持体に、顔料を用いていない第2の現像剤を供給して第2の現像剤像を形成する第2の現像装置と、
    前記第1の現像剤像及び前記第2の現像剤像を媒体上に転写する転写装置と、
    前記転写装置によって前記媒体上に転写された前記第1の現像剤像及び前記第2の現像剤像を定着する定着装置と
    を有する画像形成装置において、
    前記第1の現像剤像の上層に、前記第2の現像剤像を設けることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2の現像剤のガラス転移点Tgyと前記第1の現像剤のガラス転移点Tgtが、
    0℃≦Tgy−Tgt≦20℃
    であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の現像剤像の上層に設ける前記第2の現像剤像の付着量MTが、
    0.40mg/cm≦MT≦0.60mg/cm
    であることを特徴とする請求項1又2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の現像剤像の付着量MTが、
    0.40mg/cm≦MT≦0.50mg/cm
    であること特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2の現像剤がイエローの顔料を含むものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
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