JPH0436230Y2 - - Google Patents

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JPH0436230Y2
JPH0436230Y2 JP1985195327U JP19532785U JPH0436230Y2 JP H0436230 Y2 JPH0436230 Y2 JP H0436230Y2 JP 1985195327 U JP1985195327 U JP 1985195327U JP 19532785 U JP19532785 U JP 19532785U JP H0436230 Y2 JPH0436230 Y2 JP H0436230Y2
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JP
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terminal
transistor
power
drive
transistors
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JP1985195327U
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JPS62104592U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】
本考案は、ベース絶縁形のパワートランジスタ
を接続して構成するインバータ装置に関する。
【従来技術とその問題点】
インバータに用いるパワートランジスタとして
は、第3図に示すように容器5の上面にパワーコ
レクタ端子1,パワーエミツタ端子2,ドライブ
用ベース端子3,ドライブ用エミツタ端子4の4
端子を配列したものが知られている。しかし、こ
のような素子を用いて第4図に示す。直流モータ
10の制御に用いられるフルブリツジ形インバー
タを組む場合、次のような問題点がある。すなわ
ち、第5図に示すHブリツジを構成するとき、第
4図の回路図中の各トランジスタにつけられた符
号に対応するようにHブリツジのトランジスタ1
1,12,13,14を用い、トランジスタ1
1,13のエミツタ端子2とトランジスタ12,
14のコレクタ端子1をそれぞれ接続するパワー
ブスバー31,32とトランジスタ11,13の
ドライブ用配線41,43とが交差する。この交
差によつてドライブ用配線41,43がパワーブ
スバー31,32の電磁誘導成分を受けて発振や
誤動作の原因となる。また、それぞれ並列接続さ
れたトランジスタを用いて第4図に示されるトラ
ンジスタ11〜14のようにインバータを構成す
る場合、第6図に示すようにトランジスタ11,
21のエミツタ端子2とトランジスタ12,22
のコレクタ端子1とを互いに接続しなければなら
ないが、同時に配線のインダクタンスを減少させ
る必要があるため鋼板33を用いて接続が行われ
ることが多い。しかしこの場合、図示のようにト
ランジスタ11,21のドライブ端子3,4が鋼
板33の下に位置するため、パワー配線後ドライ
ブ配線をするとき、トランジスタ11,21のド
ライブ端子3,4の上に当たる銅板33の位置に
作業用の穴34を開けなければならない。しかし
このような特別の穴あけ加工は工数が必要であ
り、さらに配線作業が難しい。
【考案の目的】
本考案は、上述の問題を解決し、容器上面にパ
ワーコレクタ端子、パワーエミツタ端子およびド
ライブ用端子を有するトランジスタを用い、一つ
のトランジスタのパワーコレクタ端子と他のトラ
ンジスタのパワーエミツタ端子との接続ならびに
ドライブ用端子へのドライブ配線の接続の必要が
あるインバータ装置において、パワー配線とドラ
イブ配線が交差することなく、またトランジスタ
を並列接続する場合のドライブ配線作業が容易で
あるようにすることを目的とする。
【考案の要点】
本考案によるインバータ装置は、容器の一方に
位置するドライブ用端子に対してパワーエミツタ
端子、パワーコレクタ端子の順に配置された第1
のトランジスタと、その第1のトランジスタと同
一の定格、電気的特性を有し、ドライブ用端子に
対するパワーエミツタ端子、パワーコレクタ端子
の順が逆である第2のトランジスタとを用い、そ
れぞれ第1のトランジスタのパワーコレクタ端子
と第2のトランジスタのパワーエミツタ端子を隣
接させて互いに接続することにより、ドライブ端
子が隣接する二つのトランジスタの外側に位置す
ることにより、配線の交差による電磁誘導の悪影
響が防止され、また配線作業が容易になる。
【考案の実施例】
第7図は本考案により第3図に示したパワート
ランジスタと共に用いられるパワートランジスタ
の端子配置を示し、第3図の場合とパワーコレク
タ端子1,パワーエミツタ端子2の位置が逆にな
つていることがわかる。第1図は本考案によるイ
ンバータ装置の一実施例で、第5図に対応する部
分を示す。この場合トランジスタ12,14には
第3図に示した端子配置のものが用いられている
が、トランジスタ11,13には第7図に示した
端子配置のものが用いられていて、ドライブ端子
3,4をトランジスタ12,14より遠い側にし
て配置されている。従つてドライブ配線41,4
2,43,44は各トランジスタ11〜14の配
置の外側にあり、パワー配線31,32あるいは
35,36と交差することがない。 第2図は第6図に対応する各アームが並列接続
トランジスタからなるインバータ装置における本
考案の実施例を示す。この場合、トランジスタ1
1,21に第7図に示した端子配置のものを用
い、トランジスタ12,22に第3図に示した端
子配置のものを用いる。これによりドライブ用端
子3,4へのドライブ配線は各トランジスタ配置
の外側で行われ、トランジスタ11,21のエミ
ツタ端子2とトランジスタ12,22のコレクタ
端子1の接続のための銅板33に穴を開ける必要
がなくなる。
【考案の効果】
本考案は、パワーコレクタ端子,パワーエミツ
タ端子がドライブ用端子に対して互いに逆の配置
である対の同一定格、特性のトランジスタを用い
てインバータ装置を構成し、それぞれドライブ用
端子を外側に来るように配置することにより、ド
ライブ配線とパワー配線と交差することがなくな
つて電磁誘導の影響がなく、ドライブ配線の配線
作業がパワー配線に邪魔されることもないので配
線作業も容易になるなど、得られる効果は極めて
大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部平面図、第2
図は別の実施例の要部平面図、第3図はパワート
ランジスタの端子配置図、第4図は第1図の実施
例の対象となるインバータ回路図、第5図は第3
図のトランジスタを用いた第4図のインバータの
要部平面図、第6図は第3図のトランジスタを用
いた並列接続アームのインバータの要部平面図、
第7図は本考案により第3図のトランジスタと対
として用いられるパワートランジスタの端子配置
図である。 1……パワーコレクタ端子、2……パワーエミ
ツタ端子、3……ドライブ用ベース端子、4……
ドライブ用エミツタ端子、11,12,13,1
4,21,22……トランジスタ、31,32,
35,36……ブスバー、33……銅板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器上面にパワーコレクタ端子、パワーエミツ
    タ端子およびドライブ用端子を有するトランジス
    タを用い、一つのトランジスタのパワーコレクタ
    端子と他のトランジスタのパワーエミツタ端子と
    の接続ならびにドライブ用端子へのドライブ配線
    の接続が行われてなるインバータ装置において、
    容器の一方に位置するドライブ用端子に対してパ
    ワーエミツタ端子、パワーコレクタ端子の順に配
    置された第1のトランジスタと、該第1のトラン
    ジスタと同一の定格、電気的特性を有し、ドライ
    ブ用端子に対するパワーエミツタ端子、パワーコ
    レクタ端子の順が逆である第2のトランジスタと
    が、それぞれ第1のトランジスタのパワーコレク
    タ端子と第2のトランジスタのパワーエミツタ端
    子とを隣接させて配置され、隣接する該両端子が
    接続されたことを特徴とするインバータ装置。
JP1985195327U 1985-12-19 1985-12-19 Expired JPH0436230Y2 (ja)

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JP1985195327U JPH0436230Y2 (ja) 1985-12-19 1985-12-19

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JPS62104592U JPS62104592U (ja) 1987-07-03
JPH0436230Y2 true JPH0436230Y2 (ja) 1992-08-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0644538Y2 (ja) * 1988-12-21 1994-11-16 本田技研工業株式会社 インバータ式直流抵抗溶接機
JP2580804B2 (ja) * 1989-06-23 1997-02-12 富士電機株式会社 電力変換装置用トランジスタモジュール
JPH0671063B2 (ja) * 1989-09-11 1994-09-07 株式会社東芝 大電力半導体装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
IPEC-TOKYO INTERNATIONAL POWER EIECTRONICS CONFERENCE SESSION 5-POWER DEVICE *

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