JPH04361628A - 紡機のドラフト機構の清掃装置 - Google Patents

紡機のドラフト機構の清掃装置

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JPH04361628A
JPH04361628A JP3159615A JP15961591A JPH04361628A JP H04361628 A JPH04361628 A JP H04361628A JP 3159615 A JP3159615 A JP 3159615A JP 15961591 A JP15961591 A JP 15961591A JP H04361628 A JPH04361628 A JP H04361628A
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Taku Iwade
卓 岩出
Masatoshi Osada
長田 公聖
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H5/00Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
    • D01H5/18Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
    • D01H5/60Arrangements maintaining drafting elements free of fibre accumulations
    • D01H5/64Rollers or aprons with cleaning surfaces

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のドラフト機構が機
台長手方向に所定の間隔をもって配設された紡機のドラ
フト機構の清掃装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、繊維束を所定の倍率にドラフト
処理するドラフト機構においては、ローラ、あるいは、
エプロンベルトの周面には繊維屑が付着し、該繊維屑を
除去しないと該繊維屑が繊維束に付着してスラブを形成
することになる。そこで、ドラフト機構のトップローラ
、あるいは、エプロンベルト等に付着した繊維屑を除去
する清掃装置が種々提案されている。例えば、特公昭6
1−6169号公報に記載されているような、ローラカ
バーの内側にドラフト機構のトップローラに接触するク
リヤラーエプロンと、該エプロンに付着した繊維屑掻取
り用コームを配設すると共に、該ローラカバーに吸引ダ
クトを連結した構成の清掃装置を設置し、該清掃装置を
ドラフト機構の上部位置を機台の長手方向に移動させる
ことにより、クリヤラエプロンが順次各ドラフト機構の
トップローラに接触して該トップローラ上の繊維屑をク
リヤラエプロンに付着させ、次いで、コームによってク
リヤラエプロンに付着した繊維屑を掻取り、吸引ダクト
から排出して屑箱等に集積するようになっている。
【0003】この様な清掃装置では、ローラカバーがド
ラフト機構の上部を走行するため、糸継操作等において
ドラフト機構のトップアームを持ち上げ非作動の状態に
すると、該トップアームがローラカバーの走行通路部に
突出した状態になる。そのため、該ローラカバーはそれ
以上走行ができなくなり、該ドラフト機構以降に位置す
るドラフト機構の清掃操作ができないという問題点があ
った。また、クリヤラエプロンが間歇動作を行ないトッ
プローラの清掃を行なうため、クリヤラエプロンの走行
状態と停止状態でトップローラに対する摩擦抵抗が異な
り、特に、トップローラにエプロンベルトが装着されて
いる場合には、ボトムローラとエプロンベルトの間でス
リップを生じて糸斑を発生するという問題があった。
【0004】また、特開昭64−26728号公報に記
載されているような、トップローラ、あるいは、エプロ
ンベルト等に接触するよう起毛されたクリヤラ用ローラ
を各ドラフト機構に回転、停止自在に設置すると共に、
起毛された無端ベルトを走行部材に回転自在に装着した
構成の清掃装置を使用している。該回収装置は、走行部
材に起毛された無端ベルトを回動自在に取付けた構成に
なっており、回収機構をドラフト機構の上部位置を機台
の長手方向に移動させることにより、各ドラフト機構に
設置したクリヤラ用ローラに無端ベルトが回転した状態
で接触し、クリヤラ用ローラ上の繊維屑を無端ベルトに
よって掻取り、次いで、スクレーパによって該繊維屑を
掻取って吸引ノズルから排出して屑箱等に集積するよう
になっている。
【0005】該清掃装置も、回収機構がドラフト機構の
上部を走行するため、糸継操作等においてドラフト機構
のトップアームを持ち上げ非作動の状態にすると、回収
機構がそれ以上走行できず該ドラフト機構以降のクリヤ
ラ用ローラの繊維屑の回収作業ができず、該状態が長く
続くとドラフト機構のトップローラの清掃操作ができな
くなるという問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第1の課題は、ドラフ
ト機構のトップアームを非作動の状態にすると、ドラフ
ト機構のトップローラ等の繊維屑を吸引除去するローラ
カバー、あるいは、クリヤラ用ローラに付着した繊維屑
を掻取る回収機構等が走行できなくなるという点である
【0007】第2の課題は、クリヤラエプロンの走行時
と停止時ではトップローラに対する摩擦抵抗が異なり、
特に、トップローラにエプロンベルトが装着されている
場合はボトムローラとエプロンベルトの間でスリップを
生じて糸斑を発生するという点である。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の課題、および、第
2の課題を解決するために、清掃装置をクリーニングベ
ルトに接触し、該ベルト上に付着した繊維屑を掻取り機
台の長手方向に搬送する搬送用ベルトを配設せしめた構
成にしてある。
【0009】
【実施例】図1は本発明の紡機の1実施例を示す正面図
、図2は図1におけるZ−Z矢視図、図3は図1におけ
るドラフト機構部の詳細を示す概略拡大図、図4は図3
の平面図、図5は図3におけるY−Y矢視図、図6は本
発明のドラフト機構の清掃装置の1実施例を示す概略図
、図7は図6における回収機構の詳細を示す概略図、図
8は図7におけるX−X矢視図、図9は図7におけるW
−W矢視図であって、図中、1はローラ等を回転する駆
動装置等を設置したギアエンドである。2は制御装置、
風綿吸引装置(図示せず)等を設置したアウトエンドで
ある。3は所定の間隔で設置したフレームをビームと角
バー等によって連結した機台である。4は機台3のビー
ムに取付けたドラフト機構であり、ローラスタンド部5
とトップアーム部6により構成し、繊維束を予め設定し
た倍率にドラフト処理する。
【0010】該ドラフト機構4の詳細は図3から図5に
示す通りであり、ローラスタンド部5は、ローラスタン
ド7とフロントボトムローラ8とセカンドボトムローラ
9とバックボトムローラ10とにより構成し、各ローラ
8、9、10はギアエンド1に設置された駆動装置(図
示せず)によって回転される。
【0011】上述のトップアーム部6は、サポートロッ
ド11によってローラスタンド7に回動自在に取付けた
トップアームフレーム12と、該トップアームフレーム
12に内蔵されているリテーナに支持されたフロントト
ップローラ13、セカンドトップローラ14、バックト
ップローラ15と、トップアームフレーム12にピン1
7によって回動自在に取付けたフック16とにより構成
し、該フック16をローラスタンド7に突設したピン1
8に係合させると、各トップローラ13、14、15は
リテーナに内装されたスプリングによって各ボトムロー
ラ8、9、10に所定の面圧でもって当接される。
【0012】上述のバックトップローラ15には、図3
、および、図5に示すような駆動用周面15aが形成し
てある。また、バックローラ10、15の川上側には、
繊維束を所定の位置に供給するためのトランペット19
がローラスタンド7のサポートロッド11に取付けてあ
る。
【0013】20はトップアームフレーム12に回動自
在に取付けたクリヤラ機構である。21は支持ピン22
によって該トップアームフレーム12に回動自在に取付
けたクリヤラフレームであり、駆動用ローラ23、従動
用ローラ24が回転自在に取付けてある。該駆動用ロー
ラ23は、回転力伝達用周面23aとベルト張架用周面
23bが形成してあり、該回転力伝達用周面23aがバ
ックトップローラ15の周面15aに接触して回転され
る。25はクリヤラフレーム21の先端側に回動自在に
取付けたテンサアームであり、端部にテンサーローラ2
6が回転自在に取付けてある。27は駆動用ローラ23
、従動用ローラ24、テンサーローラ26に掛渡したク
リーニングベルトであり、セカンドトップローラ14、
バックトップローラ15の周面に接触して走行する。該
クリーニングベルト27の外周面は、走行方向とは逆方
向に起毛してある。
【0014】そして、クリーニングベルト27がセカン
ドトップローラ14、および、バックトップローラ15
の周面に接触した状態でする。該クリーニングベルト2
7の走行速度は、バックローラ15の表面速度より遅い
のでセカンドトップローラ14、および、バックトップ
ローラ15の周面に付着している繊維屑は該クリーニン
グベルト27の起毛に引掛かってクリーニングベルト2
7上に付着する。
【0015】上述のテンサアーム25は捩りコイルバネ
28によって常時時計方向に回動され、クリーニングベ
ルト27を緊張状態にすると共に、セカンドトップロー
ラ14とバックトップローラ15に所定の面圧力を付与
する。
【0016】29はトップアームフレーム12に突設し
たピンであり、セカンドトップローラ14、バックトッ
プローラ15等を該トップアームフレーム12から取外
した時にクリヤラフレーム21が垂れ下るのを防止する
。30はローラスタンド7に取付けたベルト走行用ガイ
ドであり、31はローラスタンド7に取付けたベルト支
持用ガイドである。
【0017】32は図6に示すようにギアエンド1に設
置された駆動用プーリ33とアウトエンド2に取付けた
従動用プーリ34、35に掛渡された搬送用ベルトであ
り、外周面には、走行方向に向って起毛してある。該駆
動用プーリ33は電動機36によって回転される。また
、従動用プーリ34、35は緊張機構(図示せず)によ
って搬送用ベルト32の長手方向に移動して該搬送用ベ
ルト32を緊張する。37はギアエンド1に設置したニ
ップローラであり、搬送用ベルト32を駆動用プーリ3
3の周面に所定の面圧力でもって接触させる。
【0018】上述のクリーニングベルト27は、クリヤ
ラフレーム21に取付けた板バネ38によって搬送用ベ
ルト32に所定の面圧でもって接触される。
【0019】39は搬送用ベルト32の外周面に接触す
るように駆動用プーリ33に近接した位置に設置した回
収機構である。該回収機構39の詳細は図7から図9に
示す通りであって、図中、40は機台3に取付けたブラ
ケットであり、円筒状支持体41と支持板42が一体的
に取付けてある。該円筒状支持体41の周面には、螺旋
状のカム溝41aが形成してある。43は円筒状支持体
41に軸受によって回転自在に取付けた軸体であり、一
端に掻取り用ローラ44が、他端に従動用プーリ47が
取付けてある。45は支持板42に取付けた電動機であ
り、出力軸に駆動用プーリ46が取付けてある。該掻取
り用ローラ44は、その軸心が搬送用ベルト32の進行
方向に対して略45°傾斜した状態でその周面が搬送ベ
ルト32の外周面に接触するように配設してあり、外周
面には回転方向に対して45°傾いた方向に起毛してあ
る。48は該駆動用プーリ46と従動用プーリ47に掛
け渡したベルトであり、掻取り用ローラ44を所定の速
度で回転させる。49は掻取り用ローラ44の近接位置
に設置したワイパー機構である。50は電動機45の出
力軸に駆動用プーリ46と一体的に取付けた偏心板であ
り、連結具52を有する連結杆51が回動自在に取付け
てある。53は円筒状支持体41に軸受によって回動自
在に取付けた円筒状回動体であり、連結具52が一体的
に取付けてある。該円筒状回動体53の円筒部には、軸
心長手方向にカム溝53aが形成してある。54は円筒
状回動体に軸受によって軸心長手方向に移動自在に取付
けた可動部材であり、掻取り部材55が一体的に取付け
てある。該掻取り部材55は掻取り用ローラ44の周面
に所定の面圧で接触した状態で移動できるように剛性を
有する部材によって形成する必要がある。56は可動部
材54に取付けた第1カムフォロアであり、円筒状回動
体53のカム溝53aに係合してある。57は第1カム
フォロア56の端部に取付けた第2カムフォロアであり
、円筒状支持体41のカム溝41aに係合してある。
【0020】そして、電動機36によって偏心板50が
回転して連結杆51が往復動して連結具52と共に円筒
状回動体53が円筒状支持体41の周上を円周方向に往
復動すると、第1カムフォロア56が円筒状回動体53
のカム溝53aに、第2カムフォロア57が円筒状支持
体41の螺旋状のカム溝41aに係合しているため、可
動部材54は円筒状回動体53のカム溝53aに沿って
往復動する。そのため、電動機36の出力軸が1回転す
ると掻取り部材55が掻取り用ローラ44の周面上の軸
心長手方向の一端から他端に向って移動すると共に円周
方向に所定量回動し、該掻取り部材55が他端位置にく
ると反転して元の位置に戻る。
【0021】上述の回収機構39は機台3の長手方向の
中央部等に設置することもできる。
【0022】58は掻取り用ローラ44の端部に近接し
て設置した吸引機構であり、掻取り用ローラ44の端面
に対向して吸引口が開口するようブラケット40に取付
けたデフューザ59と、一端を該デフューザ59に他端
をアウトエンド2内に設置された風綿吸引装置(図示せ
ず)等に連結した吸引用管60により構成してある。
【0023】そして、搬送用ベルト32がクリーニング
ベルト27に接触した状態で走行すると、クリーニング
ベルト27に付着している繊維屑を掻取って該搬送ベル
ト32に付着させ、次いで、掻取り用ローラ44によっ
て掻取って該ローラ44の周面に付着させると、ワイパ
ー機構44の掻取り部材55が掻取り用ローラ44の軸
心長手方向、および周方向に移動して掻取り用ローラ4
4の周面に付着した繊維屑を掻落として吸引機構45の
デフューザ59に吸引し吸引用管60によってアウトエ
ンド2内に設置された風綿吸引装置(図示せず)に集積
する。
【0024】上述のワイパー機構44は、流体シリンダ
ー等によって掻取り用ローラ44上を直線的に往復動さ
せる構成にすることもできる。
【0025】65は開繊部と空気噴射仮撚部等を有する
紡績機構であり、ドラフト処理された繊維束を開繊して
仮撚りを付与して結束紡績糸を形成する。66は駆動ロ
ーラとニップローラからなる引取り機構であり機台3の
角バーに取付けてあり、紡績機構65から紡出された結
束紡績糸を所定の速度で引取る。67はボビンを把持す
るクレードルと、糸条を綾振りすると共にボビンを回転
する綾振りドラムにより構成された巻取機構であり、引
取り機構66から送出された結束紡績糸をボビンに巻取
る。
【0026】上述のドラフト機構4、紡績機構65、引
取り機構66、巻取機構67により一つの紡績ユニット
を形成し、該紡績ユニットを機台3の長手方向に所定の
間隔をもって数錘から数十錘設置してある。
【0027】上述のドラフト機構の清掃装置による繊維
屑除去操作について説明する。
【0028】上述の紡機を始動させてドラフト機構4に
よって繊維束のドラフト処理を行ない、該繊維束を紡績
機構65に供給して結束紡績糸を紡出し、引取り機構6
6によって該紡績糸を所定の速度で送出して巻取機構6
7に巻取る。該操作によってドラフト機構4のバックト
ップローラ15が回転すると、クリヤラ機構20の駆動
ローラ23が回転してクリーニングベルト27がセカン
ドトップローラ14のエプロンベルト14aとバックト
ップローラ15の周面に接触した状態で回動する。そし
て、繊維束のドラフト処理によって繊維屑がエプロンベ
ルト14a、あるいは、バックトップローラ15の周面
に付着すると、クリーニングベルト27の起毛によって
直ちに掻取られて該クリーニングベルト27に付着する
【0029】一方、搬送用ベルト32が板バネ38によ
ってクリーニングベルト27に対して所定の面圧で接触
した状態で走行しているため、クリーニングベルト27
に付着した繊維屑が搬送用ベルト32の起毛に引掛かる
。この時、クリーニングベルト27は、クリーニングベ
ルト27の走行方向と逆方向に起毛してあるので、繊維
屑は該起毛から抜出して搬送用ベルト32に付着する。 該搬送用ベルト32は連続的に回動しているため、各ド
ラフト機構4のクリーニングベルト27に付着している
繊維屑が順次掻取られる。
【0030】そして、該搬送用ベルト32が走行して繊
維屑が付着した箇所が回収機構39の位置にくると、該
搬送用ベルト32に接触している掻取り用ローラ44が
該搬送用ベルト32の走行速度より速い速度で回転して
いるため、該ローラ44の起毛によって繊維屑が掻取ら
れて該ローラ44の周面に付着する。次いで、ワイパー
機構49の掻取り部材55が掻取り用ローラ44の軸心
長手方向、および周方向に移動して掻取り用ローラ44
の周面に付着した繊維屑を掻落とし、吸引機構58のデ
フューザ59に吸引し吸引用管60によってアウトエン
ド2内の風綿吸引装置(図示せず)に集積する。
【0031】本発明の紡機のドラフト機構の清掃装置は
、クリーニングベルト27に接触し、該ベルト27上に
付着した繊維屑を掻取り機台3の長手方向に搬送する繊
維屑搬送用ベルト32を配設せしめた構成にしてあるた
め、ドラフト機構4のトップアームフレーム12の作動
状態に関係なく各ドラフト機構4の清掃操作を確実に行
なうことができると共に、クリーニングベルト27、搬
送用ベルト32、回収機構39が紡機の運転中常時接触
し一定速度で走行した状態になっているため、ドラフト
機構4のトップローラ14、15に作用する負荷が一定
になり、ドラフト斑を生じず均一な紡績糸を得ることが
できる。
【0032】また、搬送用ベルト32を、少なくともベ
ルトの片面がベルトの走行方向に向って起毛してあるた
め、クリーニングベルト27に付着している繊維屑を確
実に掻取ってその周面に付着させることができる。
【0033】該搬送用ベルト32を、ドラフト機構4の
トップアームフレーム12の下方位置を走行せしめるよ
うにしてあるため、ドラフト機構4のトップアームフレ
ーム12の操作位置に影響されず、全てのドラフト機構
4の清掃操作を行うことができる。
【0034】さらに、搬送用ベルト32に付着した繊維
屑を掻取って回収する回収機構39を機台3の端部に配
設し、該回収機構39を、掻取り用ローラ44と、該ロ
ーラ44上を移動するワイパー機構49と、吸引機構5
8とにより構成してあるため、搬送用ベルト32の清掃
操作を連続的に確実に行なうことができる。
【0035】
【発明の効果】本発明の紡機のドラフト機構の清掃装置
は、クリーニングベルトに接触し、該ベルト上に付着し
た繊維屑を掻取り機台の長手方向に搬送する搬送用ベル
トを配設せしめた構成にしてあるため、ドラフト機構の
トップアームフレームの作動状態に関係なく各ドラフト
機構の清掃操作を確実に行なうことができると共に、ド
ラフト機構のトップローラに作用する負荷が一定になり
、ドラフト斑を生じず均一な紡績糸を得ることができる
【0036】また、搬送用ベルトを、少なくともベルト
の片面がベルトの走行方向に向って起毛してあるため、
クリーニングベルトに付着している繊維屑を確実に掻取
ってその周面に付着させることができ、搬送用ベルトを
、ドラフト機構のトップアームフレームの下方位置を走
行せしめるようにしてあるため、ドラフト機構のトップ
アームフレームの操作位置に影響されることなくドラフ
ト機構の清掃操作を行うことができ、搬送用ベルトに付
着した繊維屑を掻取って回収する回収機構を機台に配設
し、回収機構を、掻取り用ローラと、該ローラ上を移動
するワイパー機構と、吸引機構とにより構成してあるた
め、搬送用ベルトの清掃操作を連続的に確実に行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紡機の1実施例を示す概略正面図であ
る。
【図2】図1におけるZ−Z矢視図である。
【図3】図1におけるドラフト機構部の詳細を示す概略
拡大図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図3におけるY−Y矢視図である。
【図6】本発明のドラフト機構の清掃装置の1実施例を
示す概略全体図である。
【図7】図6における回収機構の詳細を示す概略図であ
る。
【図8】図7におけるX−X矢視図である。
【図9】図7におけるW−W矢視図である。
【符号の説明】
1  ギアエンド 2  アウトエンド 3  機台 4  ドラフト機構 5  ローラスタンド部 6  トップアーム部 7  ローラスタンド 8  フロントボトムローラ 9  セカンドボトムローラ 10  バックボトムローラ 11  サポートロッド 12  トップアームフレーム 13  フロントトップローラ 14  セカンドトップローラ 15  バックトップローラ 20  クリヤラ機構 21  クリヤラフレーム 22  支持ピン 23  駆動用ローラ 24  従動用ローラ 25  テンサアーム 26  テンサーローラ 27  クリーニングベルト 28  捩りコイルバネ 29  ピン 30  ベルト走行用ガイド 31  ベルト支持用ガイド 32  搬送用ベルト 33、46  駆動用プーリ 34、35、47  従動用プーリ 35、36  電動機 37  ニップローラ 38  板バネ 39  回収機構 40  ブラケット 41  円筒状支持体 42  支持板 43  軸体 44  掻取り用ローラ 48  ベルト 49  ワイパー機構 50  偏心板 51  連結杆 52  連結具 53  円筒状回動体 54  可動部材 55  掻取り部材 56  第1カムフォロア 57  第2カムフォロア 58  吸引機構 59  デフューザ 60  吸引用管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ドラフトローラに接触するクリーニン
    グベルトを備えたドラフト機構を機台の長手方向に所定
    の間隔をもって複数設置した紡機において、前記クリー
    ニングベルトに接触し、該ベルト上に付着した繊維屑を
    掻取り機台の長手方向に搬送する搬送用ベルトを配設せ
    しめたことを特徴とする紡機のドラフト機構の清掃装置
  2. 【請求項2】  搬送用ベルトは、少なくともベルトの
    片面がベルトの走行方向に向って起毛されていることを
    特徴とする請求項1の紡機のドラフト機構の清掃装置。
  3. 【請求項3】  搬送用ベルトは、ドラフト機構のトッ
    プアームフレームの下方位置を走行せしめるようにした
    ことを特徴とする請求項1の紡機のドラフト機構の清掃
    装置。
  4. 【請求項4】  搬送用ベルトに付着した繊維屑を掻取
    って回収する回収機構を機台に配設せしめたことを特徴
    とする請求項1の紡機のドラフト機構の清掃装置。
  5. 【請求項5】  回収機構は、掻取り用ローラと、該ロ
    ーラ上を移動するワイパー機構と、吸引機構とにより構
    成せしめたことを特徴とする請求項4の紡機のドラフト
    機構の清掃装置。
JP3159615A 1991-06-03 1991-06-03 紡機のドラフト機構の清掃装置 Expired - Lifetime JPH0637729B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3159615A JPH0637729B2 (ja) 1991-06-03 1991-06-03 紡機のドラフト機構の清掃装置
US07/735,806 US5179764A (en) 1991-06-03 1991-07-25 Cleaning belts for the drafting mechanism of a spinning machine
EP91306795A EP0516903A1 (en) 1991-06-03 1991-07-25 Cleaner for drafting mechanism of a spinning machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3159615A JPH0637729B2 (ja) 1991-06-03 1991-06-03 紡機のドラフト機構の清掃装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04361628A true JPH04361628A (ja) 1992-12-15
JPH0637729B2 JPH0637729B2 (ja) 1994-05-18

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