JPH0332532Y2 - - Google Patents

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JPH0332532Y2
JPH0332532Y2 JP1987145712U JP14571287U JPH0332532Y2 JP H0332532 Y2 JPH0332532 Y2 JP H0332532Y2 JP 1987145712 U JP1987145712 U JP 1987145712U JP 14571287 U JP14571287 U JP 14571287U JP H0332532 Y2 JPH0332532 Y2 JP H0332532Y2
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JP
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fiber waste
clearer
scraper
belt
draft
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JP1987145712U
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JPS6451672U (ja
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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本考案は紡績機におけるドラフト部の清掃装置
に関する。
〓従来の技術〓 紡績機のドラフト部には、該ドラフト部を構成
するローラに短繊維等の繊維屑が付着するため、
この繊維屑を除去するためのクリヤラー装置が設
けてある。このクリヤラー装置は、外周面の全面
に起毛を有したローラまたはベルトを、ドラフト
ローラまたはエプロンベルトに接触走行させ、該
ドラフトローラまたはエプロンベルトの表面に付
着した繊維屑を掻き取るようにして転着させるも
のであつた。これによりドラフトローラまたはエ
プロンベルトに付着した繊維屑を除去することが
できるものの、クリヤラー装置には時間の経過と
ともに多量の繊維屑が堆積し、このため、ドラフ
トローラまたはエプロンベルトに付着した繊維屑
を除去できなくなつてくるばかりか、遂にはクリ
ヤラー装置の繊維屑がドラフトローラまたはエプ
ロンベルトに付着する弊害が生ずることとなつ
た。そこで、クリヤラー装置に付着した繊維屑を
除去するために、オペレーターが巡回し、これを
手作業で処理していたが、これではあまりにも非
能率であることから、本出願人はクリヤラー装置
の繊維屑を自動的に回収する装置を発明し、特許
出願をした。その従来装置の有する問題点を解決
するために特許出願をした発明の要旨とするとこ
ろは、複数の錘を列設してなる紡績機の、各錘の
ドラフト部に設けられたクリヤラー装置の上方
を、該クリヤラー装置に接触しつつ往復運動する
回収装置を設けたもので、この回収装置により、
各錘のクリヤラー装置から繊維屑を剥離し除去す
るものであつた。
〓考案が解決しようとする問題点〓 各錘のドラフト装置に設けたクリヤラー装置に
付着した繊維屑は、各クリヤラー装置を往復自走
して回収する繊維屑回収装置により自動的に除去
することができるようになつたが、繊維屑回収装
置から繊維屑を除去するのはオペレーターの作業
によるものであつたため、これを自動化し、繊維
屑の除去を効率的に行う上で改善の余地があつ
た。
本考案装置は、繊維屑の除去を自動化し、効率
良く行うことができるように構成したものであ
る。
〓問題点を解決するための手段〓 複数の錘を並設してなる紡績機の各錘のドラフ
ト部に、該ドラフト部に付着した繊維屑を剥離し
除去するクリヤラー装置を設け、また、並列する
複数の錘に沿つて自走する繊維屑回収装置を設
け、該繊維屑回収装置により前記各錘に設けたク
リヤラー装置から繊維屑を剥離し除去するように
し、更に、該繊維屑回収装置の移行路程に、スク
レーパを設け、繊維屑回収装置で回収した繊維屑
を回収装置から剥離するようにし、スクレーパに
は、集綿ダクトに連なるサクシヨンノズルを臨ま
せ、スクレーパ内の繊維屑を集綿ダクトへと給送
するように構成した。
〓作用〓 各錘のドラフト部に設けたクリヤラー装置によ
りドラフト部の繊維屑はクリヤラー装置へと移
る。各クリヤラー装置に付着された繊維屑は、回
収装置によつてクリヤラー装置から剥離され、回
収装置に付着される。各クリヤラー装置を経て回
収した回収装置の繊維屑は、回収装置の折り返し
点等に設けたスクレーパによつて掻き落とされ、
スクレーパ内に収容される。そして、このスクレ
ーパ内の繊維屑はサクシヨンマウスに吸引されて
集綿ダクトへと給送され、集綿ダクト内へ導かれ
た繊維屑はダストボツクス内へと吸引される。こ
のようにして、ドラフト部の繊維屑は自動的に除
去される。
〓実施例〓 本考案の実施の一例を図面と共に次に説明す
る。
本考案装置は、複数の錘を並設した紡績機に設
置され、各ドラフト部に生じる繊維屑を自動的に
除去する。
紡績機のドラフト部1はトツプ側とボトム側と
で一対をなすバツクローラ対2、ミドルローラ対
3、フロントローラ対4からなり、ミドルトツプ
ローラ3aとミドルボトムローラ3bにはそれぞ
れエプロンベルト5,6が懸回してある。該ドラ
フト部1の後工程には空気噴射ノズル7と、更に
後工程には図示しない巻取装置が設けてある。該
ドラフト部1にはクリヤラー装置8が設けてあ
り、このクリヤラー装置8は、バツクトツプロー
ラ2aとトツプ側のエプロン5の双方に接するよ
うにしてローラ9をアーム10により回転自在に
支持してなり、ローラ9の表面は全面に起毛11
を有している。このクリヤラー装置8の構成は従
来装置と変るところはない。クリヤラー装置8の
上位には、並列する錘に平行して往復自走する繊
維屑回収装置12が設けてある。該繊維屑回収装
置12は前記クリヤラー装置8のローラ9に接触
して該ローラ9から繊維屑を除去する無端環状ベ
ルト13と、該ベルト13の駆動装置14、それ
にベルト13及びベルトの駆動装置14の全体を
自動走行させる走行装置15よりなり、この繊維
屑回収装置12も従来装置と変るところはない。
繊維屑回収装置12の往復自走路程の適所、本
実施例では繊維屑回収装置12の折り返し点とな
る紡績機の側端に設置した駆動ボツクスには、ベ
ルト13の表面に接しながら揺運動して繊維屑を
掻き落とすスクレーパ16と、該スクレーパ16
の収容部17へ開口を向けたサクシヨンノズル1
8が一体に設けてある。該スクレーパ16はベル
ト13の巾より若干広巾の帯鋼よりなり、掻き落
とした繊維屑を受けとめるための収容部17を折
り曲げて形成してある。サクシヨンノズル18は
開口が前記スクレーパ16の収容部17に向けて
あり、本体の一部にピストン腕19を軸着してあ
る。該ピストン腕19はサクシヨンノズル18を
揺動させることにより、該サクシヨンノズル18
と一体に設けたスクレーパ16をベルト13に接
触させながら揺動運動させるためのものである。
該サクシヨンノズル18にはフレキシブルホース
20がベアリング21を介して接続してあり、該
フレキシブルホース20の他端は図示しない紡績
機の集綿ダクトに接続してある。
次に、本考案装置の作用を上記実施例に基づい
て説明する。
紡績機のドラフト部1の作動に伴つて、バツク
トツプローラ2a及びトツプ側エプロン5に接し
て設けたクリヤラー装置8のローラ9は、接触に
より回転力を受けて回転し、この時、ローラ9の
表面の起毛11が、バツクトツプローラ2a及び
トツプ側エプロン5の表面に付着した繊維屑を掻
き取り、ドラフト部1の繊維屑はローラ9へと付
着される。ローラ9の表面に付着した繊維屑は、
並列された各錘に沿つて往復自走する回収装置1
2のベルト13が、ローラ9の表面に接触した際
ベルト13に掻き取られる。該回収装置12は各
錘を順次経て、各錘のローラ9から繊維屑をベル
ト13に付着させて除去して行く。回収装置12
が紡績機の端部に達すると、回収装置12はこの
折り返し点で一時走行を停止する。ベルト13は
回転運動を継続している。そこで、ピストン腕1
9が作動し、回転運動しているベルト13にスク
レーパ16を接触させながら揺動運動させ、ベル
ト13の表面に付着している繊維屑をこのスクレ
ーパ16で掻き落とす。繊維屑はスクレーパ16
の収容部17に落とされ、サクシヨンノズル18
に吸引されて、フレキシブルホース20を経て紡
績機に備えられた風綿ダクトへと送られ、ダスト
ボツクス内に収容される。
ベルト13に付着した、各錘のドラフト部1か
ら回収された繊維屑がスクレーパ16で掻き落と
され、サクシヨンノズル18に吸引されて除去さ
れると、ピストン腕19の作動が停止してスクレ
ーパ16の揺動運動は停止し、回収装置12は自
走を再開して、上記の作用を繰り返す。
〓考案の効果〓 本考案装置は、各錘のドラフト部から生じる繊
維屑を、先ずローラの表面に付着させ、これを回
収装置で回収し、各錘から集めた繊維屑をスクレ
ーパで掻き落として、サクシヨンノズルに吸引さ
せて風綿ダクトへと給送するように構成してある
ので、紡績機のドラフト部に生じる繊維屑を自動
的に効率良く除去でき、生産性は向上し、また、
ドラフト部の環境が清浄な状態に維持されて、高
品質の糸が生産される効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置の実施の一例を示したもの
で、第1図は使用態様を概略的に示した縦断側面
図、第2図は要部の横断平面図。 8……クリヤラー装置、9……ローラ、12…
…回収装置、13……ベルト、16……スクレー
パ、18……サクシヨンノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の錘を並設してなる紡績機の各錘のドラフ
    ト部に、該ドラフト部に付着した繊維屑を剥離し
    除去するクリヤラー装置を設け、また、並列する
    複数の錘に沿つて自走する繊維屑回収装置を設
    け、該繊維屑回収装置により前記各錘に設けたク
    リヤラー装置から繊維屑を剥離し除去するように
    し、更に、該繊維屑回収装置の移行路程に、繊維
    屑収容部17を持つスクレーパー16を先端に有
    し、上記繊維屑収容部17に向いた開口を有し集
    綿ダクトに連なるサクシヨンノズル18を、スク
    レーパー16が無端環状ベルト13のベルト面に
    接触させて支持し、かつ、前記サクシヨンノズル
    には揺動運動部材を設けてなる紡績機におけるド
    ラフト部の清掃装置。
JP1987145712U 1987-07-22 1987-09-24 Expired JPH0332532Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987145712U JPH0332532Y2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24
US07/221,737 US4922705A (en) 1987-07-22 1988-07-20 Cleaning device for a drafting device in a spinning machine
DE3824986A DE3824986A1 (de) 1987-07-22 1988-07-22 Reinigungseinrichtung fuer streckwerke von spinnmaschinen

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987145712U JPH0332532Y2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6451672U JPS6451672U (ja) 1989-03-30
JPH0332532Y2 true JPH0332532Y2 (ja) 1991-07-10

Family

ID=31414541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987145712U Expired JPH0332532Y2 (ja) 1987-07-22 1987-09-24

Country Status (1)

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JP (1) JPH0332532Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4922228U (ja) * 1972-05-24 1974-02-25
JPS6253429A (ja) * 1985-08-29 1987-03-09 Toyoda Autom Loom Works Ltd 紡機におけるロ−ラパ−ト清掃装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4922228U (ja) * 1972-05-24 1974-02-25
JPS6253429A (ja) * 1985-08-29 1987-03-09 Toyoda Autom Loom Works Ltd 紡機におけるロ−ラパ−ト清掃装置

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JPS6451672U (ja) 1989-03-30

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