JPH04359141A - 感湿素子 - Google Patents

感湿素子

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Publication number
JPH04359141A
JPH04359141A JP3161114A JP16111491A JPH04359141A JP H04359141 A JPH04359141 A JP H04359141A JP 3161114 A JP3161114 A JP 3161114A JP 16111491 A JP16111491 A JP 16111491A JP H04359141 A JPH04359141 A JP H04359141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
humidity
resistance value
mol
sensitive element
moisture
Prior art date
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Pending
Application number
JP3161114A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Endo
晃 遠藤
Kazuo Hashimoto
和夫 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marcon Electronics Co Ltd
Original Assignee
Marcon Electronics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Marcon Electronics Co Ltd filed Critical Marcon Electronics Co Ltd
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Publication of JPH04359141A publication Critical patent/JPH04359141A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
  • Non-Adjustable Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属酸化物からなり、
湿度の変化を電気抵抗の変化として検出する感湿素子に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、金属酸化物は吸水性に優れてい
るため、この性質を利用して感湿素子として利用し得る
ことが知られている。
【0003】このような感湿素子は、Fe2 O3 ,
Al2 O3 ,Cr2 O3 などの金属酸化物の微
粉末を、無機質絶縁基板の表面に印刷又は塗布などを行
って感湿層を形成し、この感湿層の電気抵抗の湿度に対
する変化を利用したものである。しかしながら、この種
の感湿素子は、物理的,化学的,熱的には安定であるが
、概して固有抵抗が高いため、吸脱湿現象による多少の
抵抗変化があっても、これを電気的に、かつ高精度に検
出することは難しい。また、スピネル構造酸化物の半導
体性を利用したものもあるが、抵抗値が比較的低く、相
対湿度5〜95%の広範囲の湿度を検出することはでき
るが、室温で放置すると抵抗値が増加し、再現性が得に
くい欠点がある。この欠点をなくすために素子事態を加
熱することも一部行われており、このことによって再現
性を得ることは可能であるが、繰り返される加熱によっ
て電極材の特性が変化するという難点があった。以上の
ような理由から、従来の感湿素子は、信頼性に欠け、か
つ構造が複雑で高価なものとなる欠点を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な事情に鑑みて成されたもので、従来問題とされていた
■抵抗値が高い。■経時的安定性に欠ける。などの問題
点を解決できるもので、抵抗値が比較的低く、室温放置
で加熱しなくとも安定した抵抗値を得ることができ、経
時特性にも優れ、しかも湿度ヒステリシスの小さい感湿
素子を得るようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明になる感湿素子は
、金属酸化物のZnO,Cr2 O3 ,Li2 O,
V2 O5 ,MO2 (ただしMはTi,Zr,Hf
,Mn,Si,Ge,Sn,Pb,Se,Te,Ru,
Ir,Ni,Ce)に換算して、ZnO49〜30モル
%,Cr2 O3 49〜30モル%,Li2O0.5
〜10モル%,V2 O5 0.5〜10モル%,MO
2 1〜20モル%の組成を有する焼成体からなるもの
である。
【0006】
【作用】本発明になる感湿素子は、抵抗値が低く、室温
放置で加熱処理を施さなくとも経時安定性に優れ、湿度
ヒステリシスも小さく、高信頼性を有するものである。
【0007】
【実施例】
(実施例1)本発明は、金属酸化物のZnO,Cr2 
O3 ,Li2 O,V2 O5 ,MO2 (ただし
MはTi,Zr,Hf,Mn,Si,Ge,Sn,Pb
,Se,Te,Ru,Ir,Ni,Ce)に換算して、
ZnO49〜30モル%,Cr2 O3 49〜30モ
ル%,Li2 O0.5〜10モル%,V2 O5 0
.5〜10モル%,MO2 1〜20モル%の組成を有
する焼成体からなることを特徴とするものである。その
構造の一例は、図1に示すような構造からなり、1はア
ルミナなどからなる基板、2は白金,金などからなる櫛
形電極で、3はリ−ド端子、4は前述の組成からなる焼
成体であり、この焼成体4は一部破断面として図示して
ある。
【0008】表1に示す組成で試作した感湿素子の湿度
−インピ−ダンス特性を図2に示すが、C,D,Eの組
成がリニアリティに優れているのがわかる。
【0009】
【表1】
【0010】(実施例2)次に表2に示す組成で試作し
た感湿素子の湿度50%RHでの経時特性を図3に示す
が、H〜Lは経時劣化の小さいものとなっている。しか
しながら、参考例Mはスピネル構造酸化物からなるMg
Cr2 O4 系感湿素子の場合である。
【0011】
【表2】
【0012】(実施例3)次に、ZnO:43.5モル
%,Cr2 O3 :43.5モル%,Li2 O:5
モル%,V2 O5 :5モル%にTiO2 ,ZrO
2 ,HfO2 ,SiO2 ,GeO2 ,PbO2
 ,SeO2 ,TeO2 ,RuO2 ,IrO2 
,NiO2 ,CeO2 を3モル%加えた組成で試作
したそれぞれの感湿素子の経時特性は、いずれも100
0h後±7%RH以内であった。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、抵抗値が低く、回路的
に利用度が高く、室温放置で加熱しなくとも特性(抵抗
値)が安定で、経時特性に優れ、しかも湿度ヒステリシ
スの小さい高信頼性の感湿素子を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感湿素子の一部破断斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す湿度−インピ−ダンス
特性を示す曲線図である。
【図3】本発明の他の実施例からなる感湿素子の50%
RHにおける経時特性を示す曲線図である。
【符号の説明】
1  基板 2  櫛形電極 3  リ−ド端子 4  焼成体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  金属酸化物のZnO,Cr2 O3 
    ,Li2 O,V2 O5 ,MO2 (ただしMO2
     におけるMは、Ti,Zr,Hf,Mn,Si,Ge
    ,Sn,Pb,Se,Te,Ru,Ir,Ni,Ceで
    ある)に換算して、ZnO49〜30モル%,Cr2 
    O3 49〜30モル%,Li2 O0.5〜10モル
    %,V2 O5 0.5〜10モル%,MO2 1〜2
    0モル%の組成を有する焼成体からなる感湿素子。
JP3161114A 1991-06-04 1991-06-04 感湿素子 Pending JPH04359141A (ja)

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