JPH04356509A - 水溶性カチオン系重合体の製造方法 - Google Patents

水溶性カチオン系重合体の製造方法

Info

Publication number
JPH04356509A
JPH04356509A JP3157824A JP15782491A JPH04356509A JP H04356509 A JPH04356509 A JP H04356509A JP 3157824 A JP3157824 A JP 3157824A JP 15782491 A JP15782491 A JP 15782491A JP H04356509 A JPH04356509 A JP H04356509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monomer
water
cationic polymer
ion
polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3157824A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3113698B2 (ja
Inventor
Takushi Yamamoto
山本 琢司
Hiroari Hara
原 宏有
Nobuhiro Maeda
暢浩 前田
Morio Nakamura
守男 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd filed Critical Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
Priority to JP03157824A priority Critical patent/JP3113698B2/ja
Publication of JPH04356509A publication Critical patent/JPH04356509A/ja
Priority to US08/095,830 priority patent/US5334679A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3113698B2 publication Critical patent/JP3113698B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F20/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride, ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F20/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms, Derivatives thereof
    • C08F20/10Esters
    • C08F20/34Esters containing nitrogen, e.g. N,N-dimethylaminoethyl (meth)acrylate

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、凝集剤、帯電防止剤、
抄紙時の歩留り向上剤などの目的に使用される水溶性カ
チオン系重合体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】従来、凝
集剤、帯電防止剤、抄紙時の歩留り向上剤などの目的に
使用される水溶性カチオン系重合体の製造方法として、
種々の方法が提案されている。例えば水溶液中での静置
重合(例えば特開昭50−39379号公報)、油中水
型のエマルジョン重合(例えば特開昭54−10238
8号公報)、疎水性溶媒中での懸濁重合(例えば特開昭
54−69196号および特開昭55−66911号公
報)等がある。
【0003】現在、水溶液の静置重合法によりメタクリ
レート系カチオン性単量体またはアクリレート系カチオ
ン性単量体の単独重合体あるいは該単量体と共重合可能
な単量体(例えばアクリルアミド等)の共重合体が製造
されているが、一般的にはメタクリレート系カチオン性
単量体を高比率に含むものが多い。これはアクリレート
系カチオン性単量体を高比率(60%以上)で含むもの
についてはその製造が非常に困難であるためである。即
ち、これはアクリレート系カチオン性単量体がメタクリ
レート系単量体よりも加水分解に対して敏感である性質
と、アクリレート系カチオン性重合体の吸湿性がメタク
リレート系カチオン性重合体に比べて大きいことによる
ものである。つまりアクリレート系カチオン性単量体を
主体とする重合体を製造する場合、該単量体の加水分解
を抑えるためにはできるだけ該単量体の濃度を大きくす
る必要があるが、単量体濃度を大きくした場合には重合
温度の制御が困難となり、重合温度が上がりすぎるため
かえって加水分解を招く結果となる。アクリレート系カ
チオン性単量体の加水分解を犠牲にして重合することは
、高価なカチオン性単量体を無駄に消費する点で好まし
いとはいえず、また重合しても得られた重合体の吸湿性
が高いために乾燥中に乾燥器内に付着し乾燥効率を低下
させるのみならず、粉砕においても粉砕した粒子が再び
接着するため粉砕が困難となる等の問題点が指摘されて
いる。この傾向はアクリレート系カチオン性単量体の比
率が高いほど顕著になる。
【0004】また、油中水型のエマルジョン重合法では
製品中に多量に引火性有機溶剤を含むことになるため製
品であるエマルジョンを使用する際に危険であるばかり
か、貴重な有機溶剤を無駄に消費するという欠点を有し
ている。
【0005】一方、懸濁重合法においては、界面活性剤
としてソルビタン脂肪酸エステルたとえばソルビタンモ
ノオレエートあるいはエチルセルロースなどを使用する
方法が知られている。しかし、ソルビタンモノオレエー
トを使用して懸濁重合を行った場合、得られた重合体の
粒径は10μm〜100μmと非常に微粉末状のものと
なってしまうため、粉体を取り扱う場合の粉塵対策が必
要となるばかりか流動性が悪く非常に取り扱いにくいも
のとなる。また水に溶解するときに粒径が小さいため“
ままこ”現象を起こしやすく溶解が非常に困難となる。
【0006】また、エチルセルロースを使用して懸濁重
合を行う場合には、重合安定性が良好ではないためエチ
ルセルロースの使用量が多くなり、それゆえ水に溶解し
た場合の不溶解物も多くなる。また乾燥機への付着が著
しく、生成物の全体または一部が塊状物となり良好な方
法とはいえない。
【0007】このように従来より水溶性カチオン系重合
体の製造方法として、種々の方法が提案されているが、
いずれも前記のような種々の問題点が指摘されていた。 従って、これらの問題点が解消され、特に高カチオン化
度、高粘度の重合体を工業的に有利に製造する方法の開
発が望まれているが、未だ有用な方法は見出されていな
いのが実情である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決するために鋭意検討した結果、本発明に到った。即
ち、本発明の要旨は、カチオン性ビニル単量体として、
一般式(1)で示されるアクリレート系カチオン性単量
体単独または該単量体と共重合可能な単量体との混合物
を、分散媒中、界面活性剤を用いて懸濁重合法により重
合させ、水溶性カチオン系重合体を製造する方法におい
て、界面活性剤としてHLBが2〜12であるショ糖脂
肪酸エステルおよび/またはHLBが2〜16であるポ
リグリセリン脂肪酸エステルを使用することを特徴とす
る水溶性カチオン系重合体の製造方法に関する。
【0009】
【化2】 (但し、R1 ,R2 は炭素数1〜4のアルキル基を
示し、R3 は水素原子または炭素数1〜4のアルキル
基を示し、X− はハロゲンイオン、硫酸イオン、硝酸
イオン、リン酸イオン、カルボン酸イオンまたはスルホ
ン酸イオンを示す。)
【0010】本発明で使用されるカチオン性ビニル単量
体は、一般式(1)で示されるアクリレート系カチオン
性単量体単独または該単量体と共重合可能な単量体との
混合物である。一般式(1)において、R1 ,R2 
またはR3 で表される炭素数1〜4のアルキル基は特
に制限されるものではなく、直鎖状、分枝状のいずれで
もよく、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、
イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基等が挙げ
られ、なかでもメチル基、エチル基等が好適に用いられ
る。X− はハロゲンイオン、硫酸イオン、硝酸イオン
、リン酸イオン、カルボン酸イオンまたはスルホン酸イ
オンを示し、これらのいずれでもよい。
【0011】このようなアクリレート系カチオン性単量
体としては、例えば2−アクリロイルオキシエチルトリ
メチルアンモニウムクロライド、2−アクリロイルオキ
シエチルトリエチルアンモニウムクロライド、2−アク
リロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムメチルサ
ルフェート、2−アクリロイルオキシエチルジメチルエ
チルアンモニウムブロマイド、2−アクリロイルオキシ
エチルジメチルエチルアンモニウムモノエチルサルフェ
ートなどが挙げられるが、好ましくは2−アクリロイル
オキシエチルトリメチルアンモニウムクロライドである
【0012】本発明におけるアクリレート系単量体と共
重合可能な単量体としては、例えばアクリルアミド、メ
タクリルアミド、アクリル酸、2−ヒドロキシエチルメ
タクリレート、N,N−ジメチルアクリルアミドなどが
挙げられるが、好ましくはアクリルアミドまたはメタク
リルアミドである。
【0013】重合に際し用いる単量体水溶液の濃度は2
5〜80重量%であれば良いが、高カチオン化度、高重
合度の水溶性カチオン系重合体を得る場合、単量体水溶
液の濃度は40〜80重量%が好ましい。単量体水溶液
の濃度が25重量%よりも低ければカチオン性モノマー
は加水分解を受けやすく、容積効率も低くなり経済的に
好ましい方法とはいえない。また、単量体水溶液の濃度
が80重量%を超えると水不溶性の重合体が得られ好ま
しくない。
【0014】単量体の構成成分として、前記のようなア
クリレート系カチオン性単量体および該単量体と共重合
可能な単量体を比較すると、アクリレート系カチオン性
単量体の割合が通常60〜100モル%であるものが用
いられる。アクリレート系カチオン性単量体の量が60
モル%より少ないと、カチオン系重合体としての作用効
果が低下するため好ましくない。
【0015】本発明において使用する界面活性剤として
は、HLBが2〜12であるショ糖脂肪酸エステルおよ
び/またはHLBが2〜16であるポリグリセリン脂肪
酸エステルが挙げられる。ここで、ショ糖脂肪酸エステ
ルとしては、脂肪酸がステアリン酸、パルミチン酸、ラ
ウリン酸、オレイン酸の中から選ばれた1種または2種
以上からなり、ショ糖1単位当りのエステル個数が、モ
ノ、ジ、トリの中から選ばれた1種または2種以上から
なるものである。例えばショ糖トリステアレート、ショ
糖ジ・トリステアレート、ショ糖ジ・ステアレート、シ
ョ糖モノ・ジステアレートなどが挙げられる。これらは
単独もしくは混合して用いてもよい。HLBが2〜6の
範囲では100〜500μmのビーズ状ポリマーが得ら
れ、HLBが6〜12の範囲では100〜500μmの
顆粒状ポリマーが得られる。HLBが2未満のショ糖脂
肪酸エステルを使用した場合、安定なエマルジョンを形
成することはできるが、得られた重合体が塊状物となっ
たりする。またHLBが12以上のショ糖脂肪酸エステ
ルを使用した場合は安定なエマルジョンが形成されない
ため好ましくない。
【0016】本発明において使用するポリグリセリン脂
肪酸エステルとしては、一般式(2)で示される化合物
であり、脂肪酸がラウリン酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、オレイン酸、ベヘニン酸の中から選ばれた1種ま
たは2種以上からなるものである。
【0017】
【化3】 (式中、Rはアシル基または水素原子を示し、Rは各々
同じでもよいし異なっていてもよい。nは0〜8の整数
を示す。)
【0018】例えば、ジグリセリルモノベヘニレート、
ジグリセリルモノステアレート、ジグリセリルモノラウ
レート、ヘキサグリセリルジパルミテート、ヘキサグリ
セリルモノステアレート、ヘキサグリセリルジオレエー
ト、ヘキサグリセリルモノベヘニレート、デカグリセリ
ルペンタステアレート、デカグリセリルヘプタステアレ
ートなどが挙げられる。HLBが2〜16の範囲では1
00〜600μmの粒状重合体が得られる。HLBが2
未満のポリグリセリン脂肪酸エステルを使用した場合、
安定なエマルジョンを形成することはできるが、得られ
た重合体は塊状物となる。HLBが16を超えるポリグ
リセリン脂肪酸エステルを使用した場合は、このものが
石油系炭化水素溶媒に溶解しにくいため、界面活性剤と
して作用しにくい。
【0019】また水溶性カチオン系重合体の用途により
所望の粒子径、水溶液粘度等を得るため、前記のショ糖
脂肪酸エステルとポリグリセリン脂肪酸エステルを混合
して用いると良い結果が得られる場合もある。これらの
界面活性剤の使用量は単量体に対して0.05〜5重量
%、好ましくは0.1〜2重量%が適切な範囲である。 0.05重量%以下では安定なエマルジョン状態が保て
ず、5重量%以上使用してもこれに伴う好結果が得られ
ず経済的とはいえない。
【0020】本発明において使用する分散媒としては、
特に限定されるものではなく、一般に懸濁重合に使用さ
れているものを使用することができる。例えばヘキサン
、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素系溶剤、シクロヘキサ
ン、シクロヘプタンなどの脂環式炭化水素系溶剤が好ま
しく使用できるが、ベンゼン、トルエンなどの芳香族系
炭化水素系溶剤なども使用することができる。
【0021】本発明において使用される重合開始剤の例
としては、アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩
、4,4’−アゾビス−4−シアノワレリアン酸等のア
ゾ系化合物、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の
過酸化物もしくはこれらの過酸化物と還元剤とを組み合
わせたレドックス系重合開始剤などが挙げられる。これ
ら重合開始剤の使用量は、通常単量体に対して0.00
5〜0.5重量%である。重合開始剤の使用量が0.0
05重量%より少ないと重合を良好に行うことができず
、また0.5重量%より多いと高分子量で粘度の高い水
溶性重合体を得ることができない。
【0022】本発明の方法においては、前記のような単
量体を分散媒中、界面活性剤を用いて懸濁重合法により
重合させるが、懸濁重合自体は公知の方法に従ってなさ
れる。また、重合終了後は公知の方法により容易に目的
とする重合体を得ることができる。例えば、重合終了後
に共沸還流により水を除去した後、溶剤を留去して本発
明におけるカチオン系重合体を得ることができる。
【0023】このようにして得られる本発明における水
溶性カチオン系重合体は前記のアクリレート系カチオン
性単量体の単独重合体または該単量体と共重合可能な単
量体との共重合体である。その分子量は、一般に知られ
ている極限粘度と分子量との関係式により求められるが
、後述の極限粘度測定方法によると[η]が5〜15の
範囲にある高粘度の重合体である。また、本発明で得ら
れる水溶性カチオン系重合体のカチオン化度は、後述の
カチオン化度の測定方法による測定で3.0〜5.2で
あり、高カチオン化度を示すものである。
【0024】
【実施例】次に実施例により本発明を具体的に説明する
が、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではな
い。なお、得られた重合体の物性は以下の方法により測
定した。
【0025】[極限粘度の測定]重合体0.2gを1N
−NaCl水溶液200mlに溶解し0.1%溶液を調
製する。これをさらに1N−NaCl水溶液で希釈し、
0.075%、0.05%溶液を調製した。これらをオ
ストワルド粘度計を使用して30℃で粘度を測定し、求
めた比粘度から外挿法により極限粘度[η]を求める。
【0026】[カチオン化度の測定]重合体0.2gを
イオン交換水100mlに溶解し0.2%水溶液を調製
する。この0.2%水溶液をさらに希釈し、500pp
m水溶液としたもの10mlを200mlビーカーに採
取し、さらにイオン交換水90mlを添加する。これを
希塩酸でpH4に調製した後、トルイジンブルー指示薬
溶液を添加し、N/400ポリビニル硫酸カリウム水溶
液で滴定してカチオン化度(meq/g)を求める。
【0027】実施例1 冷却器、窒素導入管、滴下ロートおよび撹拌翼を備えた
1Lの4ツ口セパラブルフラスコにノルマルヘプタン5
65ml、界面活性剤としてHLB=3のショ糖ジ・ト
リステアレート1.48gを添加する。一方、単量体水
溶液として2−アクリロイルオキシエチルトリメチルア
ンモニウムクロライド(75%水溶液)89.6g、ア
クリルアミド16.5gをイオン交換水103gに溶解
したもの(単量体濃度40%)、および開始剤としてア
ゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩の10%水溶
液0.88gを滴下ロートに導入する。界面活性剤を完
全に溶解した後、滴下ロート内の単量体水溶液をフラス
コに入れ窒素気流中30〜50℃で分散させた後70〜
80℃まで昇温し、この温度で1時間保温し重合する。 重合終了後共沸還流により水を除去した後、溶剤を留去
し、150〜350μmのビーズ状のカチオン系重合体
88.4gを得た。この重合体の極限粘度は8.4であ
り、カチオン化度は4.0であった。なおこのときフラ
スコへの付着物はなかった。また、得られた重合体の水
への溶解性も良好であった。
【0028】実施例2 単量体水溶液として2−アクリロイルオキシエチルトリ
メチルアンモニウムクロライド(75%水溶液)119
.7g、アクリルアミド8.2gをイオン交換水116
.6gに溶解したもの(単量体濃度40%)、および開
始剤としてアゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩
の10%水溶液0.22gを使用した以外は実施例1と
同様に重合を行ない、150〜350μmのビーズ状の
カチオン系重合体103.9gを得た。この重合体の極
限粘度は8.0であり、カチオン化度は4.4であった
。なおこのときフラスコへの付着物はなかった。また、
重合体の水への溶解性も良好であった。
【0029】実施例3 単量体水溶液として2−アクリロイルオキシエチルトリ
メチルアンモニウムクロライド(75%水溶液)134
.7g、アクリルアミド4.1gをイオン交換水26.
3gに溶解したもの(単量体濃度64%)、および開始
剤としてアゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩の
10%水溶液0.22gを使用した以外は実施例1と同
様に重合を行ない、150〜350μmのビーズ状のカ
チオン系重合体111.4gを得た。この重合体の極限
粘度は12.2であり、カチオン化度は4.8であった
。なおこのときフラスコへの付着物はなかった。また、
重合体の水への溶解性も良好であった。
【0030】実施例4 単量体水溶液として2−アクリロイルオキシエチルトリ
メチルアンモニウムクロライド(75%水溶液)149
.6gをイオン交換水37.4gに希釈したもの(単量
体濃度60%)、および開始剤としてアゾビス(2−ア
ミジノプロパン)二塩酸塩の10%水溶液0.22gを
使用した以外は実施例1と同様に重合を行ない、150
〜350μmのビーズ状のカチオン系重合体118.9
gを得た。この重合体の極限粘度は8.8であり、カチ
オン化度は4.8であった。なおこのときフラスコへの
付着物はなかった。また、重合体の水への溶解性も良好
であった。
【0031】実施例5 界面活性剤としてHLB=3のショ糖ジ・トリステアレ
ート0.22gを、単量体水溶液として2−アクリロイ
ルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロライド(7
5%水溶液)149.6g(単量体濃度75%)、およ
び開始剤としてアゾビス(2−アミジノプロパン)二塩
酸塩の10%水溶液0.22gを使用した以外は実施例
1と同様に重合を行ない、150〜350μmのビーズ
状のカチオン系重合体120.0gを得た。この重合体
の極限粘度は12.6であり、カチオン化度は4.9で
あった。なおこのときフラスコへの付着物はなかった。 また、重合体の水への溶解性も良好であった。
【0032】実施例6 単量体水溶液として2−アクリロイルオキシエチルトリ
メチルアンモニウムクロライド(75%水溶液)149
.6gをイオン交換水74.8gに希釈したもの(単量
体濃度50%)、および開始剤としてアゾビス(2−ア
ミジノプロパン)二塩酸塩の10%水溶液0.22gを
使用した以外は実施例1と同様に重合を行ない、150
〜350μmのビーズ状のカチオン系重合体121.2
gを得た。この重合体の極限粘度は7.0であり、カチ
オン化度は5.0であった。なおこのときフラスコへの
付着物はなかった。また、重合体の水への溶解性も良好
であった。
【0033】実施例7 界面活性剤としてHLB=5のショ糖ジ・ステアレート
1.48gを用いた以外は実施例1と同様に重合を行な
い、150〜350μmのビーズ状のカチオン系重合体
88.0gを得た。この重合体の極限粘度は7.8であ
り、カチオン化度は4.0であった。なおこのときフラ
スコへの付着物はなかった。また、重合体の水への溶解
性も良好であった。
【0034】実施例8 界面活性剤としてHLB=9のショ糖モノ・ジステアレ
ート1.48gを用いた以外は実施例1と同様に重合を
行ない、150〜350μmの顆粒状のカチオン系重合
体88.5gを得た。この重合体の極限粘度は8.1で
あり、カチオン化度は4.0であった。なおこのときフ
ラスコへの付着物はなかった。また、重合体の水への溶
解性も良好であった。
【0035】実施例9 界面活性剤としてHLB=3.5のデカグリセリルペン
タステアレート(商品名:Decaglyn 5−S、
日本ケミカル株式会社製)1.48gを用いた以外は実
施例1と同様に重合を行ない、200〜600μmのビ
ーズ状のカチオン系重合体88.7gを得た。この重合
体の極限粘度は8.0であり、カチオン化度は3.9で
あった。なおこのときフラスコへの付着物はなかった。 また、重合体の水への溶解性も良好であった。
【0036】実施例10 界面活性剤としてHLB=7.8のジグリセリルモノベ
ヘニレート(商品名:ノニオンGV−102、日本油脂
株式会社製)0.74gを用いた以外は実施例1と同様
に重合を行ない、200〜600μmのビーズ状のカチ
オン系重合体87.5gを得た。この重合体の極限粘度
は7.9であり、カチオン化度は4.0であった。なお
このときフラスコへの付着物はなかった。また、重合体
の水への溶解性も良好であった。
【0037】実施例11 界面活性剤としてHLB=13.1のヘキサグリセリル
モノベヘニレート(商品名:ノニオンGV−106、日
本油脂株式会社製)0.06gを、単量体水溶液として
2−アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム
クロライド(75%水溶液)149.6g(単量体濃度
75%)、および開始剤としてアゾビス(2−アミジノ
プロパン)二塩酸塩の10%水溶液を用いた以外は実施
例1と同様に重合を行ない、150〜350μmのカチ
オン系重合体119.5gを得た。この重合体の極限粘
度は11.8であり、カチオン化度は5.0であった。 なおこのときフラスコへの付着物はなかった。また、重
合体の水への溶解性も良好であった。
【0038】実施例12 分散媒のノルマルヘプタンをシクロヘキサン565ml
に代えた以外は実施例1と同様に重合を行ない、150
〜350μmのビーズ状のカチオン系重合体88.4g
を得た。この重合体の極限粘度は8.2であり、カチオ
ン化度は4.0であった。なおこのときフラスコへの付
着物はなかった。また、重合体の水への溶解性も良好で
あった。
【0039】比較例1(水溶液重合) 2−アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム
クロライド(75%水溶液)224.4gにイオン交換
水112.2gを添加して50%単量体水溶液とし、こ
れを20℃に保ちながらアゾビス(2−アミジノプロパ
ン)二塩酸塩の10%水溶液0.33gを添加混合し直
ちにこれをテフロンライニングしたステンレス製容器に
移し、系内の気相部を窒素ガスで置換し、50℃の水浴
中に静置した。15分の誘導期間の後、重合が始まり、
その後急速に発熱し7分で中心部の温度が107℃の最
高温度に達し終了した。生成重合体はゴム状弾性を有し
かつ粘着性のあるゲル状体であった。ついでこのゲル状
重合体をエクストルーダーを使用して直径5mmのひも
状に押出し成形したものを100℃の熱風で1時間乾燥
した後ミキサーで粉砕した。しかしこの重合体は吸湿性
が強く粉砕した粒子が再融着し、団子状になってしまっ
た。得られた重合体は183.4gであった。この重合
体の極限粘度は3.0であり、得られた重合体は分子量
の小さいものであった。またカチオン化度は3.9であ
り、加水分解の程度が大きいことが判った。重合体の水
への溶解性も悪いものであった。
【0040】比較例2(低い単量体濃度での重合)単量
体水溶液として2−アクリロイルオキシエチルトリメチ
ルアンモニウムクロライド(75%水溶液)89.6g
、アクリルアミド16.5gをイオン交換水312.4
gに溶解したもの(単量体濃度20%)を使用した以外
は実施例1と同様に重合を行ない、150〜350μm
のビーズ状のカチオン系重合体87.6gを得た。この
重合体の極限粘度は4.0であり、得られた重合体は分
子量の小さいものであった。またカチオン化度は3.2
であり、加水分解の程度が大きいことが判った。
【0041】比較例3(界面活性剤としてソルビタンモ
ノオレエートを使用) 界面活性剤としてソルビタン脂肪酸エステルであるソル
ビタンモノオレエート1.48gを用いた以外は実施例
1と同様に重合し、20〜80μmの微粒子状のカチオ
ン系重合体88.2gを得た。このときフラスコへの付
着物はなかった。この重合体の極限粘度は8.2であり
、カチオン化度は4.0であった。なおこの重合体は微
粒子状であるため水への溶解時にままこを生じ溶解が非
常に困難であった。
【0042】比較例4(界面活性剤としてエチルセルロ
ースを使用) 分散媒にシクロヘキサンを、界面活性剤にエチルセルロ
ース(商品名:エチルセルロース  N−200、ハー
キュリーズ製)5.02gを用いた以外は実施例1と同
様に重合し、100〜350μmのビーズ状のカチオン
系重合体70.4gを得た。この重合体の極限粘度は7
.9であり、カチオン化度は4.0であった。なおこの
ときフラスコへの付着物は18.2gであった。またこ
の重合体を水に溶解した場合、不溶解物が多く水溶液は
白濁した。以上の結果を表1にまとめた。
【0043】
【表1】
【0044】
【発明の効果】本発明により、凝集剤、帯電防止剤、抄
紙時の歩留り向上剤などの目的に使用される優れた水溶
性カチオン系重合体を得ることができる。特に高カチオ
ン化度、高粘度の重合体を容易に得ることができるため
、凝集剤用として最適なカチオン系重合体を提供するこ
とができる。また、生成重合体の粒径が大きくなったこ
とにより、粉塵対策が不要となったこと、粒子同士の接
着性が低下し貯蔵安定性が増したこと、流動性が増し作
業性を改良することが可能になったこと、溶解性が良く
なったことにより作業性を改良することが可能になった
。さらに反応容器内および乾燥機内に重合物の付着がな
いので安定操業を可能にし、製品を経済的に安定供給で
きるようになった。このように本発明の製造方法によれ
ば、従来からの種々の問題点が解消され、特に高カチオ
ン化度、高粘度の重合体を容易に製造することができる
点で工業的に有利な方法である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  カチオン性ビニル単量体として、一般
    式(1)で示されるアクリレート系カチオン性単量体単
    独または該単量体と共重合可能な単量体との混合物を、
    分散媒中、界面活性剤を用いて懸濁重合法により重合さ
    せ、水溶性カチオン系重合体を製造する方法において、
    界面活性剤としてHLBが2〜12であるショ糖脂肪酸
    エステルおよび/またはHLBが2〜16であるポリグ
    リセリン脂肪酸エステルを使用することを特徴とする水
    溶性カチオン系重合体の製造方法。 【化1】 (但し、R1 ,R2 は炭素数1〜4のアルキル基を
    示し、R3 は水素原子または炭素数1〜4のアルキル
    基を示し、X− はハロゲンイオン、硫酸イオン、硝酸
    イオン、リン酸イオン、カルボン酸イオンまたはスルホ
    ン酸イオンを示す。)
  2. 【請求項2】  アクリレート系カチオン性単量体およ
    び該単量体と共重合可能な単量体との混合物において、
    アクリレート系カチオン性単量体の割合が60〜100
    モル%である請求項1記載の水溶性カチオン系重合体の
    製造方法。
  3. 【請求項3】  アクリレート系カチオン性単量体が、
    2−アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム
    クロライドである請求項1記載の水溶性カチオン系重合
    体の製造方法。
  4. 【請求項4】  アクリレート系カチオン性単量体と共
    重合可能な単量体が、アクリルアミドである請求項1記
    載の水溶性カチオン系重合体の製造方法。
  5. 【請求項5】  単量体水溶液の濃度が、25〜80重
    量%である請求項1記載の水溶性カチオン系重合体の製
    造方法。
  6. 【請求項6】  ショ糖脂肪酸エステルが、ショ糖ジ・
    トリステアレートである請求項1記載の水溶性カチオン
    系重合体の製造方法。
  7. 【請求項7】  ポリグリセリン脂肪酸エステルが、デ
    カグリセリルペンタステアレートである請求項1記載の
    水溶性カチオン系重合体の製造方法。
  8. 【請求項8】  分散媒が、ノルマルヘキサン、ノルマ
    ルヘプタン、シクロヘキサンから選ばれた1種である請
    求項1記載の水溶性カチオン系重合体の製造方法。
  9. 【請求項9】  界面活性剤の使用量が、単量体に対し
    0.05〜5重量%である請求項1記載の水溶性カチオ
    ン系重合体の製造方法。
JP03157824A 1991-06-01 1991-06-01 水溶性カチオン系重合体の製造方法 Expired - Fee Related JP3113698B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03157824A JP3113698B2 (ja) 1991-06-01 1991-06-01 水溶性カチオン系重合体の製造方法
US08/095,830 US5334679A (en) 1991-06-01 1993-07-22 Method for production of water-soluble cationic polymer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03157824A JP3113698B2 (ja) 1991-06-01 1991-06-01 水溶性カチオン系重合体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04356509A true JPH04356509A (ja) 1992-12-10
JP3113698B2 JP3113698B2 (ja) 2000-12-04

Family

ID=15658117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03157824A Expired - Fee Related JP3113698B2 (ja) 1991-06-01 1991-06-01 水溶性カチオン系重合体の製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5334679A (ja)
JP (1) JP3113698B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006508224A (ja) * 2002-11-29 2006-03-09 チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド ホモポリマー及び/又はコポリマーを含む水性組成物
JP2013170183A (ja) * 2012-02-17 2013-09-02 Goo Chemical Co Ltd 洗浄剤用組成物及び洗浄剤

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3098404B2 (ja) * 1995-09-20 2000-10-16 帝人株式会社 帯電防止性ポリエステルフィルム
US6059930A (en) * 1996-09-24 2000-05-09 Nalco Chemical Company Papermaking process utilizing hydrophilic dispersion polymers of dimethylaminoethyl acrylate methyl chloride quaternary and acrylamide as retention and drainage aids
NO324301B1 (no) * 1996-09-24 2007-09-17 Nalco Chemical Co Hydrofile dispersjons-polymerer for papiranvendelser
JP3825510B2 (ja) * 1996-10-07 2006-09-27 三菱化学株式会社 蔗糖脂肪酸エステル水溶液の粘度低下剤
US6315866B1 (en) * 2000-02-29 2001-11-13 Nalco Chemical Company Method of increasing the dry strength of paper products using cationic dispersion polymers
AU2003296763A1 (en) * 2002-11-29 2004-06-23 Ciba Specialty Chemicals Holding Inc. Fabric softener compositions comprising homo- and/or copolymers
US20080092776A1 (en) * 2006-10-19 2008-04-24 Rebecca Reid Stockl Low-VOC additives for extending wet edge and open times of coatings
US8444758B2 (en) * 2006-10-19 2013-05-21 Eastman Chemical Company Low voc additives for extending the wet edge and open time of aqueous coatings

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5828284B2 (ja) * 1973-08-14 1983-06-15 三菱レイヨン株式会社 水溶性カチオン重合体の製造法
JPS6024122B2 (ja) * 1977-01-05 1985-06-11 三菱化学株式会社 ビ−ズ状重合体の製造方法
JPS5469196A (en) * 1977-11-14 1979-06-02 Mitsubishi Chem Ind Ltd Preparation of bead polymer
JPS54102338A (en) * 1978-01-31 1979-08-11 Toyota Motor Corp Two-coat and one-bake coating system
JPS5815491B2 (ja) * 1978-11-10 1983-03-25 ソシエテ・フランセ−ズ・ヘキスト アクリルアミドおよび四級化または造塩化ジメチルアミノエチルアクリレ−トを基にした粉末カチオン系高分子電解質およびその製造法
DE2951087A1 (de) * 1979-12-19 1981-07-09 Röhm GmbH, 6100 Darmstadt Verfahren zur herstellung wasserloeslicher polymer-festprodukte
TW201758B (ja) * 1988-06-28 1993-03-11 Catalyst co ltd
KR930007272B1 (ko) * 1988-06-28 1993-08-04 닙본 쇼쿠바이 가브시기 가이샤 흡수성 수지 및 그 제법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006508224A (ja) * 2002-11-29 2006-03-09 チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド ホモポリマー及び/又はコポリマーを含む水性組成物
JP2013170183A (ja) * 2012-02-17 2013-09-02 Goo Chemical Co Ltd 洗浄剤用組成物及び洗浄剤

Also Published As

Publication number Publication date
JP3113698B2 (ja) 2000-12-04
US5334679A (en) 1994-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4158726A (en) Process for preparing bead polymers
EP0183466B2 (en) Process for the production of a water-soluble polymer dispersion
CA1062399A (en) Process for water-soluble synthetic polymer in powder form
US4464508A (en) Water-in-oil emulsions of water-soluble cationic polymers having improved stability
JPS625170B2 (ja)
JPH04356509A (ja) 水溶性カチオン系重合体の製造方法
US3759861A (en) Ic or amphoteric surface active agent polymer complex of a carboxy containing polymer and a nonionic cation
EP0137728B1 (en) Water-in-oil emulsions having improved low temperature properties
US4612345A (en) Hydroxypropyl methyl cellulose ethers useful as suspending agents for suspension polymerization of vinyl chloride
JPS5916563B2 (ja) 水溶性カチオン重合体の製法
GB2084585A (en) The Preparation of High Molecular Weight Hydrophilic Polymer Gels
JPH06329866A (ja) カチオン性ポリマーの高濃度水溶液組成物
AU742527B2 (en) Process for the preparation of dispersions of water-soluble polymers
JPS6220502A (ja) 水溶性重合体分散液の製法
JPH0374682B2 (ja)
JPS6326123B2 (ja)
JP4109145B2 (ja) 高分子凝集剤及びその製造方法
JPS6024123B2 (ja) ビ−ズ状重合体の製法
JPS6157323B2 (ja)
JPS5826962B2 (ja) ラテツクスケイギヨウシユウザイノ セイゾウホウホウ
JPH05279542A (ja) 水溶性カチオン系重合体の改質方法
JPH0112766B2 (ja)
JPS5826362B2 (ja) ポリアクリルアミドの製法
JPH0195104A (ja) ビニル化合物の懸濁重合用分散安定剤
JP2003041141A (ja) 水溶性高分子分散液及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees