JPS5826362B2 - ポリアクリルアミドの製法 - Google Patents

ポリアクリルアミドの製法

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JPS5826362B2
JPS5826362B2 JP13034079A JP13034079A JPS5826362B2 JP S5826362 B2 JPS5826362 B2 JP S5826362B2 JP 13034079 A JP13034079 A JP 13034079A JP 13034079 A JP13034079 A JP 13034079A JP S5826362 B2 JPS5826362 B2 JP S5826362B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリアクリルアミドの製法に関するものである
詳しくは水に対する溶解性の優れたポリアクリルアミド
の製法に関するものである。
アクリルアミドを単独重合するか又はアクリルアミドと
側鎖にカルボン酸塩、スルホン酸塩、アンモニウム塩な
どの官能基を有する水溶性ビニル七ツマ−とを共重合し
て得られるポリアクリルアミドは、増粘剤、糊料、凝集
剤、製紙工業における紙力増強剤、填料歩留向上剤、炉
水性向上剤、白水の回収などの数多くの用途に用いられ
る有用なポリマーである。
これらの用途のうち凝集剤用のポリアクリルアミドとし
てはとくに高分子量のものが要求される。
また輸送上の問題からポリアクリルアミドは粉末状の製
品として供給され、使用現場において水に溶解して用い
られるのが一般的である。
したがって、高分子量でしかも水に溶解しやすいポリア
クリルアミドを、粉末状の製品として効率よく製造する
方法が望まれている。
粉末状のポリアクリルアミドを製造する方法としては、
モノマーを溶解しポリマーを溶解しない溶媒中における
沈澱重合法、モノマーを加熱条件下溶融して重合を行う
方法、さらにモノマーおよびポリマーを溶解しない分散
媒中でモノマーを溶融分散して重合する方法等が知られ
ている。
これらの方法によれば直接粉末状のポリマーが得られる
が、いずれの方法においても凝集剤として使用し得る程
の分子量のポリマーは得られない。
凝集剤として使用できる程の高分子量のポリアクリルア
ミドを得るためには、アクリルアミドを含有する水溶性
上ツマ−の水溶液を用いて重合する必要がある。
そして粉末状のポリマーを得るためには、七ツマー水溶
液をそのまま重合し、得られたゴム状含水物を粉砕した
のち溶媒抽出や熱乾燥により脱水する方法、あるいはモ
ノマーの水溶液を乳化剤や分散安定剤を用いて分散媒中
で懸濁重合したのち分散媒−水系の共沸蒸留や溶媒抽出
により脱水する方法が用いられる。
アクリルアミドを含有する水溶性上ツマ−の水溶液を用
いて重合する場合、その濃度が高い程生産効率が高いが
アクリルアミドを50モル%以上含有するビニルモノマ
ーにおいてはモノマー濃度が45〜90重量%の高濃度
の水溶液を用いて重合すると激しい重合発熱を制御でき
ないという問題と、重合中の架橋反応により水溶性のポ
リマーが得られないという問題があった。
激しい重合発熱は前述のような分散媒を使用する重合方
法により対処できるはずであるが、一般的に良く知られ
ている乳化性能を有する界面活性剤を用いる方法では、
分散媒に対する高濃度のモノマー水溶液の分散安定性が
悪く、重合反応中に乳化破壊が起こり塊状のポリマーを
生じて重合発熱の制御が困難になる傾向が゛あった。
分散媒を沸騰させて激しい条件下重合することによりこ
の方法でも塊状化を防止できる場合があるが必然的に激
しい重合反応を生起して高分子量のポリマーを得るため
には好ましくない。
分散媒中で重合する場合、高濃度のモノマー水溶液を用
いる程発熱制御のためより多くの分散媒を必要としてし
まうが、これはモノマーの水溶液を連続的に添加したり
少量ずつ分割して添加することにより重合発熱を制御す
れば分散媒を必要最小限にすることができる。
しかし一般的に良く知られている乳化性能を有する界面
活性剤を用いる方法においてこの方法を用いると、初期
に添加した重合反応中の粒子と後に添加した七ツマー水
溶液が接触するため円滑な重合反応を行うことができず
高分子量のポリマーが得られなかったり、重合後のポリ
マー中に残存モノマー量が多い、などの問題があった。
重合中の架橋反応は一般的には重合発熱の激しい場合起
こりやすいがアクリルアミドを50モル%含有スるビニ
ルモノマーの45〜90重量%の水溶液においては重合
発熱を制御しても防止できない本質的なものであるので
、このような高濃度の七ツマー水溶液を用いて凝集剤と
して使用し得る高分子量の水溶性ポリマーを製造するこ
とは極めて困難とされていた。
本発明者らはアクリルアミド−を50モル%以上含有す
るビニルモノマーの水溶液を用いて高分子量の水溶性ポ
リマーを製造する方法について鋭意検討した結果、高濃
度のモノマー水溶液を非乳化性の分散安定剤である油溶
性高分子物質の保護コロイド作用により分散媒中に安定
に分散しつつ、水溶性多価アルコールの存在下水溶性ア
ゾ化合物を重合開始剤として用いて重合すると前述のご
とき重合発熱と重合中の架橋反応による問題点を回避し
て極めて効率よく高分子量の水溶性ポリアクリルアミド
を製造できることを見い出し本発明に到達した。
すなわち本発明はアクリルアミドを50モル%以上含有
する水溶性ビニルモノマーの水溶液を油溶性高分子物質
を分散安定剤として油中水型に分散して重合し粒状の水
溶性ポリアクリルアミド゛を製造する方法において水溶
性ビニルモノマーの濃度が45〜90重量%である水溶
液を用い炭素数3〜9の水溶性多価アルコールの共存下
ラジカル重合開始剤として水溶性アブ化合物を用いるこ
とを特徴とするポリアクリルアミドの製法に存する。
以下本発明の詳細な説明するに、本発明方法において原
料として使用される水溶性ビニルモノマーはアクリルア
ミド単独あるいはアクリルアミドを50モル%以上含有
するアクリルアミドの他の水溶性ビニルモノマーとの混
合物である。
アクリルアミドと共重合する水溶性のビニルモノマーと
しては例えばメタアクリルアミド;アクリル酸、メタア
クリル酸、およびこれらのアルカリ金属塩やアミン塩:
ビニルスルホン酸ソーダ、アリルスルホン酸ソーダ、ス
チレンスルホン酸ソーダ、ソヂウムスルホエチルアクリ
レート、ソヂウムスルホプロビルアクリレート、2−ア
クリルアミドエタンスルホン酸ソーダ、2−アクリルア
ミド−2−メチルプロパンスルホン酸ソーダなどのスル
ホン酸塩;p−ビニルベンジルトリメチルアンモニウム
クロライド、p−ビニルベンジルジメチルアンモニウム
クロライド、2−ビニルピリジニウムクロライド、4−
ビニルピリジニウムクロライド、4−ビニル−Nメチル
ピリジニウムクロライド、メチルジアリルアンモニウム
クロライド、ジメチルジアリルアンモニウムクロライド
、メチルベンジルシア°リルアンモニウムクロライド、
ジメチルジアリルアンモニウムメチルサルフェート、ジ
メチルアミノエチル(メタ)アクリし・−トおよびジエ
チルアミノエチル(メタ)アクリレートの鉱酸および有
機酸との中和塩、β−メタクリロイルオキシエチルトリ
メチルアンモニウムクロライド、β−メタクリロイルオ
キシエチルトリメチルアンモニウムメチルサルフェート
、β−アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウ
ムクロライド、β−メタクリロイルオキシエチルジメチ
ルベンジルアンモニウムクロライド、2−ヒドロキシ−
3−メタクリロイルオキシプロピルトリメチルアンモニ
ウムクロライド、2−ヒドロキシ−β−アクリロイルオ
キシプロピルトリメチルアンモニウムクロライドなどが
挙げられる。
アクリルアミドの単独あるいはアクリルアミドを50モ
ル%以上含有するアクリルアミドと他の水溶性ビニルモ
ノマーの混合物は水溶液の状態で使用される。
水溶液の濃度は全ビニルモノマーの重量が水溶液に対し
て45〜90重量%、好ましくは70〜90重量%の範
囲である。
重合開始剤としては2,21−アゾビス−2−アミジノ
プロパン(アゾピースイソブチルアミジン)の塩酸塩、
硫酸塩、酢酸塩、アゾビスN、N’−ジメチレンイソブ
チルアミジンの塩酸塩、硫酸塩、酢酸塩、4,4/−ア
ゾビス−4−シアノ吉草酸のナトリウム塩、カリウム塩
などの水溶性アゾ化合物が使用される。
水溶性の重合開始剤の使用量はモノマーの水溶液の重量
に対して50〜5000p prn s好ましくは20
0〜l100Oppの重量の範囲で使用される。
使用する高濃度のモノマー水溶液には、分散媒中に分散
する前に重合開始しないようにあらかじめ重合禁止剤を
共存させておく必要がある。
重合禁止剤としては、一般的に使用されるいずれの重合
禁止剤も使用できるが特にハイドロキノン、ハイドロキ
ノンモノメチルエーテル、ハイドロキノンモノエチルエ
ーテル、ハイドロキノンモノベンジルエーテル、2−メ
チルハイドロキノン、2,5−ジメチルハイドロキノン
、2,5−ジ−t−ブチルハイドロキノンなどのハイド
ロキノン誘導体が好ましい。
その使用量は七ツマー水溶液に対し、20〜11000
0pp。
好ましくは100〜2000ppmの範囲である。
従ってラジカル重合開始剤として水溶性の過酸化物を用
いると重合反応が生起しにくかったり著しく重合率が低
下する場合がある。
また分子量も低下する。
アクリルアミドの単独あるいはアクリルアミドを50モ
ル%以上含有するアクリルアミドと他の水溶性ビニルモ
ノマーの混合物の45〜90重量%の水溶液をラジカル
重合開始剤を添加して重合しても生成物は水に不溶化す
る。
本発明方法において水溶性のポリマーを得るためにモノ
マー水溶液に架橋反応防止のため炭素数3〜6の水溶性
多価アルコールを添加する。
水溶性のポリマーを得るために七ツマー水溶液に添加す
るアルコールとしては水溶性で懸濁重合に使用する分散
媒に実質的に不溶性である化合物が使用される。
好ましくは分散媒よりも高沸点で分散媒と共沸しない化
合物が良い。
水溶性のポリマーを得るために有効なアルコールとして
はプロピレングリコール、グリセリン、1,2−ブタン
ジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジ
オール、1,2−ベンタンジオール、2,5−ヘキサン
ジオール、1.2.6−ヘキサンジオール、2−メチル
−2、4−ヘンタンジオール、トリメチロールプロパン
、ジプロピレングリコール、1,2−シクロヘキサンジ
オール、1,4−シクロヘキサンジオール、ジェタノー
ルアミン、トリエタノールアミンなどが挙げられる。
なかでも特にプロピレングリコールが好ましい。
アルコールの添ttU量は七ツマ−の水溶液の重量に対
して0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜5%の重
量の範囲である。
本発明方法においては、水溶性ビニルモノマーの水溶液
を溶解しない有機溶媒の存在下重合を実施することが必
要であり、分散系は水溶液が分散相で有機溶媒が連続相
である油中水型である。
水溶性ビニルモノマーの水溶液を溶解しない有機溶媒と
しては、炭化水素またはハロゲン化芳香族炭化水素が用
いられる。
炭化水素としては炭素数6〜10の芳香族炭化水素、脂
環族炭化水素もしくは脂肪族炭化水素が好ましく、ハロ
ゲン化芳香族炭化水素としては塩素化ベンゼンが好まし
い。
とくに好適な有機溶媒はベンゼン、トルエン、キシレン
、イソプロピルベンゼン、シクロヘキサン、メチルシク
ロヘキサン、シクロオクタン、デカリン、n−ヘキサン
、n−へブタン、n−オクタン、n−デカン、クロルベ
ンゼン、ジクロルベンゼンなどである。
これらの有機溶媒は重合中の発熱に応じて水溶性ビニル
モノマーの水溶液に対し普通0.5〜10重量倍の範囲
で用いられる。
水溶性ビとルモノマーの水溶液を連続的に添加したり少
量ずつ分割して添加することにより0.5〜4重量倍の
範囲で使用することができる。
分散安定剤は油溶性のセルロースエステルまたはエーテ
ルのごとき非乳化性油溶性高分子物質を使用する。
例えば水に不溶性で油溶性のセルロースプロピオネート
、セルロースブチレート、セルロースアセテートブチレ
ートのようなセルロースエステルや油溶性のエチルセル
ロース、ベンジルセルロース、エチルヒドロキシエチル
セルロースのようなセルロースエーテルが好ましい。
分散安定剤として油溶性のセルロースエステルまたはエ
ーテルを使用する場合、これらの分散安定剤を良く溶解
する溶媒と溶解しない溶媒を混合するか、あるいは、こ
れら分散安定剤に対して難溶性の単一溶媒を選択して分
散安定剤が溶媒中で室温(15〜25℃)において相分
離するが重合温度において均一になるようにして゛40
℃以上の温度で重合するのが良い。
このような状況下では分散安定剤がミクロの相分離現象
(コアセルベーション)状態にありモノマーの水溶液を
安定に保護するので70〜90重量%の濃度のモノマー
水溶液をも0.1〜1%の水滴状に分散することができ
る。
この方法によれば微粉を含まない粒径0.1〜1駕のビ
ーズ状のポリマーを得ることができる。
分散安定剤の使用量は前記有機溶媒に対して0105〜
10重量%、好ましくは0.5〜5重量%である。
重合に際し、分散安定剤、有機溶媒、七ツマー水溶液、
ラジカル重合開始剤および水溶性多価アルコールの添加
順序はとくに制限されないが、次の方法が特に好ましい
有機溶媒中に分散安定剤を分散乃至溶解し、重合すべき
所定温度に保持し窒素ガスを通じて脱酸素する。
モノマー水溶液に水溶性のラジカル重合開始剤と水溶性
多価アルコールを添加し均一に混合する。
攪拌しつつ開始剤を含有するモノマー水溶液を分散媒中
にすみやかに添加する。
窒素ガスを通じつつ攪拌し、所定温度に保持する。
重合温度は40℃から分散媒の沸点まで任意の温度で重
合することができるが、高分子量のポリマーを得るため
には50〜70℃で重合するのが好ましい。
七ツマー濃度70〜90重量%の水溶液を用いた場合は
分散媒を分離するだけで固体状の微粉を含まない粒径0
.1−・1闘のビーズ状ポリマーを得ることができる。
かくして本発明方法により水溶性の優れたポリアクリル
アミドを極めて効率よく取得することができる。
次に実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明
はその要旨を越えないかぎり以下の実施例に限定される
ものではない。
実施例1〜12、比較例1 冷却管、窒素導入管、滴下ロートおよび弗素樹脂製の攪
拌翼を備えた2 00 ccの4ツロフラスコに、2.
5gのエチルセルロースと100.!i’のシクロヘキ
サンヲ導入し、エチルセルロースをスラリー状に分散し
た。
攪拌しつつ60℃に保温するとエチルセルロースは均一
に溶解した。
窒素ガスを通じて反応器(4ツロフラスコ)内の酸素を
除いた。
β−メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウ
ムクロライドの80重量%水溶液8,44g、アクリル
アミド9.24.!i’および脱塩水2.12gを混合
して溶液としたのち、これに2,2/ −アゾビス−2
−アミ−ジノプロパン2塩酸塩(ABA・2 HCA)
の10重量%水溶液を0.1加えて得られた水溶液(全
ビニルモノマーに対するアクリルアミドの含有量が80
モル%、水溶液に対する全ビニルモノマーの濃度は80
重量%、ABA・2HC1は水溶液に対し0.1重量%
である。
)20gに第1表に示す種類と量の多価アルコールを加
えたのち滴下ロート中に導入した。
攪拌しつつモノマー水溶液を反応器(4つロフラスコ)
に導入すると、七ツマー水溶液は水滴状に分散した。
窒素気流中、攪拌しつつ60℃に3時間保持し重合を行
った。
生成物を60℃のシクロヘキサン50gでデカンテーシ
ョンにより2回洗浄後、生成物を炉別し、通風乾燥する
と、粒径0.1〜IXの固体のビーズ状ポリマーが得ら
れた。
乾燥ポリマーの還元粘度を第1表に示した。
エチルセルロース;バーキュリーズ社製、商標エチルセ
ルロース T−100 (エトキシ含有量49重量% 実施例 13.14 実施例1の重合開始剤ABA・2HCtの代りに第2表
に示す種類の重合開始剤の10重量%水溶液を0.2g
を使用し、第2表に示す重合温度に保持した以外は実施
例1と同様に重合を行った。
生成物の還元粘度を第2表に示した。
実施例15〜22、比較例2〜10 冷却管、窒素導入管、滴下ロートおよび弗素樹脂製の攪
拌翼を備えた2 00 cc 4つロセパラブルフラス
コに、2.5gのエチルセルロースと100gのシクロ
ヘキサンを導入し、60℃にて溶解した。
窒素ガスを通じて反応器(4つ目フラスコ)内を脱酸素
した。
第3表に示す組成のモノマー成分及びモノマー濃度のモ
ノマー水溶液30.!i’に、プロピレングリコール(
PG)、ついで2,2′−アゾビス−2−アミジノプロ
パン2塩酸塩(ABA・2HC7)をそれぞれ第3表に
示すモノマー水溶液に対する濃度になるように10重量
%の水溶液として添加した。
攪拌しつつモノマー水溶液を反応器(4つロフラスコ)
に徐々に導入シ、窒素雰囲気下、攪拌しつつ60℃にて
3時間保持した。
生成物を60℃のシクロヘキサン50gで2回デカンテ
ーションにより洗浄後炉別し通風乾燥すると、粒径0.
1〜1%の固体ビーズ状ポリマーが989J、上の収率
で得られた。
生成物の形状*・と乾燥ポリマーの還元粘度を第3表に
示した。
エチルセルロース;バーキュリース社製、商標エチルセ
ルロース T−100 (エトキシ含有量49重量%) なお第3表中の記号は次の化合物を示す。
DMAEMA−MC;β−メタクリロイルオキシエチル
トリメチルアンモニウムクロ ライド DMAEMA・1/2H2SO4;ジメチルアミノエチ
ルメタクリレートの硫酸中和塩 Na−AMPS ;2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸ソータ Na−SEA ;ソヂウムスルホエチルアクリレート ABA・2HC1; 2 、 2’−アゾビス−2−ア
ミジノプロパン2塩酸塩 実施例23〜26 実施例1のシクロヘキサン、およびエチル上ノーζロー
ス(バーキュリーズ社製商標エチルセルロースT−10
0)の代りに第4表に示す種類の溶剤と分散安定剤を用
いた以外は実施例1と同様に重合を行った。
生成物の形状と還元粘度の値を第4表に示した。
還元粘度(η5./。
)は1規定食塩中の0.1重量%のポリマー溶液をオス
トワルドの粘度計を用いて25℃で測定した。
(to= 30秒)実施例に示した七ツマー水溶液とし
ては0.03〜0.2重量%(対モノマー水溶液)のハ
イドロキノンモノメチルエーテルを含有するものを用い
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アクリルアミドを50モル%以上含有する水溶性ビ
    ニルモノマーの水溶液を油溶性高分子物質を分散安定剤
    として、油中水型に分散して重合し、粒状の水溶性ポリ
    アクリルアミドを製造する方法において、水溶性ビニル
    七ツマ−の濃度が45〜90重量%である水溶液を用い
    、炭素数3〜6の水溶性多価アルコールの共存下ラジカ
    ル重合開始剤として水溶性アゾ化合物を用いることを特
    徴とするポリアクリルアミドの製法。 2、特許請求の範囲第1項記載のポリアクリルアミドの
    製法において分散安定剤として油溶性のセルロースエス
    テルまたはセルロースエーテルを使用することを特徴と
    する方法。 3 特許請求の範囲第1項ないし第2項記載のポリアク
    リルアミドの製法において水溶性ビニルモノマーの濃度
    が70〜90重量%である水溶液を用いることを特徴と
    する方法。
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