JPH0374682B2 - - Google Patents

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JPH0374682B2
JPH0374682B2 JP24415284A JP24415284A JPH0374682B2 JP H0374682 B2 JPH0374682 B2 JP H0374682B2 JP 24415284 A JP24415284 A JP 24415284A JP 24415284 A JP24415284 A JP 24415284A JP H0374682 B2 JPH0374682 B2 JP H0374682B2
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  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は廃水処理用の凝集剤、脱水剤、製紙工
程に用いる製紙用薬剤として使用されるカチオン
性水溶性重合体の新規な製造方法に関するもので
ある。 (従来の技術) 従来、廃水処理用の凝集剤あるいは製紙用薬剤
として使用されているカチオン性水溶性重合体の
製造方法として、水溶液での静置重合、油中水型
のエマルジヨン重合(特開昭54−102388)、疎水
性溶楳中での懸濁重合(特開昭54−69196)など
がある。またノニオンあるいはアニオン性の水溶
性重合体を取得する方法として硫酸アンモニウム
水溶液中での沈澱重合が開示されている(特開昭
50−70489)。 (発明が解決しようとする問題点) 水溶液の静置重合法では、高分子量の重合体を
得るためには、10重量%以上の単量体濃度で重合
を行うため、生成物は含水したゲル状となり、そ
のままでは溶解も困難なため、さらに希釈して流
動性のある低濃度溶液で市販するか、乾燥して粉
末化する必要がある。低濃度で市販する場合、輸
送費が高くなる欠点を有し、また粉末化する場
合、乾燥のための熱エネルギーが多大なものとな
り、また加熱により、三次元的架橋が起こり、水
不溶性の部分を生じる欠点を有している。 油中水型のエマルジヨンでは引火性を有し、さ
らに貴重な有機溶剤を無駄に消費する欠点を有し
ており、また、疎水性溶楳中での懸濁重合ではシ
クロヘキサン、トルエン等の引火性物質を用いる
ため、製造設備に多額の費用が必要となる欠点を
有している。硫酸アンモニウム水溶液中での沈澱
重合は、設備の面でも低コストであり、良い方法
ではあるが、生成した重合物が互いに付着し合
い、大きな塊となり、取り扱いが非常に困難にな
る欠点を有している。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らは、これらの欠点を克服し、低コス
トの製造設備で流動性がよく取り扱いやすい、カ
チオン性水溶性重合体の分散液を製造することを
目的に鋭意研究をした結果、本発明に到達した。 すなわち本発明は下記式()で示されるカチ
オン性単量体の一種あるいは二種類以上と、これ
と共重合可能な他の単量体とをモル比で100:0
〜5:95の範囲で共重合を行うに際し、該単量体
の重合体あるいは共重合体を溶解しない、塩水溶
液中で、その塩水溶液に溶解可能な高分子の共存
下に重合を行い、分散状態で重合体を取得するこ
とを特徴とするカチオン性水溶性重合体の製造方
法に関するものである。 (式中R1はHまたはCH3;R2、R3は炭素数1〜
3のアルキル基;Aは酸素原子またはNH;Bは
炭素数2〜4のアルキレン基またはヒドロキシプ
ロピレン基;X-はアニオン性対イオンである。) この式()で示されるカチオン性単量体の代
表的なものとしてジメチルアミノエチル(メタ)
アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)ア
クリレート、ジメチルアミノヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル
(メタ)アクリルアミドを塩化ベンジルにより四
級化したものが挙げられるが、式()を満足す
る単量体はすべて使用できる。 式()のカチオン性単量体と共重合可能な単
量体の代表例としては(メタ)アクリルアミド、
N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、ジメ
チルアミノエチル(メタ)アクリレート及び、こ
れを塩化メチル、ジメチル硫酸等で4級化したも
の、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルア
ミド及びこれを塩化メチル、ジメチル硫酸等で4
級化したものが挙げられ、これ以外の単量体で
も、共重合体が水溶性であるかぎりにおいては特
に限定されない。また、スチレン、メタクリル酸
メチル等の疎水性単量体も共重合体が水溶性を保
つ量においては使用可能である。また共重合可能
な単量体を二種類以上共重合することも可能であ
る。 本発明の方法では式()のカチオン性単量体
の単独重合においても、他の共重合可能な単量体
を95モル%まで用いた共重合においても分散状態
で重合体を取得することができる。 本発明で用いる、重合の分散楳である塩水溶液
については、重合生成物が溶解しないことが条件
である。その代表的な塩は、硫酸ナトリウム、硫
酸アンモニウム、硫酸マグネシウム、硫酸アルミ
ニウム、塩化ナトリウム、リン酸二水素ナトリウ
ムあるいはこれらの塩の二種類以上を混合したも
のである。これら以外の塩においても、重合生成
物を溶解しないものならば、本発明の範囲であ
る。塩水溶液の濃度は、式()のカチオン性単
量体のモル比や、使用する塩により異なり特に限
定されないが、15重量%以上で、溶解度の限界ま
での範囲が、一般的に好ましい。 重合の際に共存させる高分子は塩水溶液に溶解
するものならば、特に限定されないが、生成重合
体が、カチオン性であるため、ノニオン性高分子
かカチオン性高分子が好ましい。特に好ましいも
のは特許請求の範囲第二項記載の下記式()で
示されるカチオン性単量体の一種あるいは、二種
類以上とアクリルアミドとをモル比で100:0〜
20:80の範囲で共重合した重合体である。 (式中R1はHまたはCH3:R2、R3は炭素数1〜
2のアルキル基;R4はHまたは炭素数1〜2の
アルキル基;Aは酸素原子またはNH;Bは炭素
数2〜4のアルキレン基またはヒドロキシプロピ
レン基;X-はアニオン性対イオンである。) 式()のカチオン性単量体の代表的なものと
してジメチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルア
ミド、ジメチルアミノヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート及びこれらを塩化メチル、ジメ
チル硫酸で4級化したものが挙げられるが、式
()を満足する単量体はすべて使用できる。 この高分子の量は塩水溶液に対して0.1重量%
以上が好ましく、0.1%未満では生成重合体が分
散状態で得られずに、互いに付着し大きな塊とな
つてしまい好ましくない。 次に重合方法についてであるが、詳しくは実施
例に記載するが、その概略は以下のようである。 高分子を溶解した塩水溶液に所定の単量体を仕
込み、窒素ガスにより、脱酸素した後、重合開始
剤を添加し撹拌下、重合を開始させる。重合が完
結すると粒径約1mm以下の重合体粒子が分散状態
で得られる。この時単量体濃度は塩水溶液100重
量部に対し5重量部以上の任意の量でよく、5重
量部未満では水溶液重合に対して優位性がない。
また上限は生成物の流動性がなくなる量まで可能
である。 重合温度は、重合開始剤の種類により異なり、
開始剤が機能する温度であればよく、特に限定さ
れない。また、重合開始剤も一般的に使用されて
いるレドツクス系、アゾ系などどのようなものを
使用しても良く、限定されない。 (作用) 本発明の特徴は塩水溶液中でそれに溶解可能な
高分子の共存下に式()を含む単量体を撹拌下
に重合するところにある。 この時、塩水溶液は生成した重合体を溶解させ
ないためにあり、共存する高分子については、そ
の作用は充分解明されていないが、おそらく保護
コロイドとして作用し、生成重合体の付着を防止
しているものと考えられる。 式()のカチオン性単量体はアミノ基に疎水
性の強いベンジル基が結合しており、その結果、
カチオン性水溶性重合体にもかかわらず塩水溶液
に溶解しにくくなつている。 (実施例) 次に本発明を実施例にもとづき更に具体的に説
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以
下の実施例に制約されるものではない。 実施例 1 撹拌器、温度計、還流冷却器、窒素導入管を備
えた1の五つ口のセパラブルフラスコに、アク
リロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムク
ロライドの単独重合体2.5g、硫酸アンモニウム
112.5g、及びイオン交換水335gを加えて溶解
し、これにアクリルアミド35.1g(90モル%)、
アクリロイルオキシエチルジメチルベンジルアン
モニウムクロライド14.9g(10モル%)を仕込
み、50℃に加温して窒素置換した。 これに、重合開始剤として1%の2,2′−アゾ
ビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩水溶液を1
g加え、撹拌下、50℃で10時間重合すると、塩水
溶液中に分散した微粒子の重合体が得られた。 この製品の粘度は、25℃で、500cpであり、重
合体0.5%の、IN食塩水中での粘度は22.0cpであ
つた。 実施例 2 実施例1で用いたセパラブルフラスコに、アク
リルアミドとアクリロイルオキシエチルトリメチ
ルアンモニウムクロライドを75:25のモル比で重
合した共重合体3.8g、硫酸アルミニウム42.5g、
硫酸ナトリウム42.5g、及びイオン交換水336.2
gを加えて溶解し、これに、アクリルアミド52.7
g(90モル%)、アクリロイルオキシエチルジメ
チルベンジルアンモニウムクロライド22.3g(10
モル%)を仕込み、50℃に加温して窒素置換し
た。 これに、1%の2,2′−アゾビス(2−アミジ
ノプロパン)塩酸塩水溶液を1.5g加え、撹拌下、
50℃で10時間重合すると、塩水溶液中に分散した
微粒子の重合体が得られた。 この製品の粘度は、25℃で2400cpであり、重
合体0.5%のIN食塩水中での粘度は32.0cpであつ
た。 実施例 3 撹拌器、温度計、還流冷却器、窒素導入管、及
び滴下ロートを備えた1の五つ口のセパラブル
フラスコに、メタアクリロイルオキシエチルトリ
メチルアンモニウムクロライドの単独重合体1.3
g、硫酸ナトリウム90g、及びイオン交換水
318.7gを加えて溶解し、50℃に加温して窒素置
換した。次に、アクリルアミド34.6g(90モル
%)、メタアクリロイルオキシエチルジメチルベ
ンジルアンモニウムクロライド15.4g、イオン交
換水40g、及び、2,2′−アゾビス(2−アミジ
ノプロパン)塩酸塩0.05gを混合溶解したものを
滴下ロートに入れ、撹拌下、塩水溶液中に徐々に
滴下した。50℃で10時間重合すると、塩水溶液中
に分散した微粒子の重合体が得られた。 この製品の粘度は、25℃で1080cpであり、重
合体0.5%のIN食塩水中での粘度は20.0cpであつ
た。 実施例 4 実施例1で用いたセパラブルフラスコに、アク
リルアミドとメタアクリロイルオキシエチルトリ
メチルアンモニウムクロライドを50:50のモル比
で重合した共重合体3.8g、硫酸アンモニウム
127.5g、及びイオン交換水293.7gを加えて溶解
し、これに、アクリルアミド30.0g(70モル%)、
ジメチルアミノエチルメタアクリレート硫酸塩
12.4g(10モル%)、アクリロイルオキシエチル
ジメチルベンジルアンモニウムクロライド32.6g
(20モル%)を仕込み、40℃に加温して窒素置換
した。 これに、10%の過硫酸アンモニウム水溶液を
0.38g、10%の亜硫酸水素ナトリウム水溶液を
0.38g加え、撹拌下、40℃で10時間重合すると、
塩水溶液中に分散した微粒子の重合体が得られ
た。 この製品の粘度は25℃で2820cpであり、重合
体0.5%のIN硫酸ナトリウム水溶液中での粘度は
17.0cpであつた。 実施例 5 実施例1で用いたセパラブルフラスコに、ジメ
チルアミノエチルメタアクリレート硫酸塩の単独
重合体10g、塩化ナトリウム100g、及びイオン
交換水290gを加えて溶解し、これに、アクリル
アミド32.9g(65モル%)、アクリロイルオキシ
エチルジメチルベンジルアンモニウムクロライド
67.1g(35モル%)を仕込み、50℃に加温して窒
素置換した。 これに、10%の2,2′−アゾビス(2−アミジ
ノプロパン)塩酸塩水溶液を0.5g、10%の亜硫
酸水素ナトリウム水溶液を0.5g加え、撹拌下、
50℃で10時間重合すると、塩水溶液中に分散した
微粒子の重合体が得られた。 この製品の粘度は25℃で1920cpであり、重合
体0.5%のIN硫酸ナトリウム水溶液中での粘度は
18.0cpであつた。 実施例 6 実施例1で用いたセパラブルフラスコに、アク
リロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムク
ロライドの単独重合体6.3g、硫酸アンモニウム
131.3g、及びイオン交換水237.4gを加えて溶解
し、これにメタアクリロイルオキシエチルトリメ
チルアンモニウムクロライド54.4g(50モル%)、
アクリロイルオキシエチルジメチルベンジルアン
モニウムクロライド70.6g(50モル%)を仕込
み、50℃に加温して窒素置換した。 これに、10%の2,2′−アゾビス(2−アミジ
ノプロパン)塩酸塩水溶液を1.3g加え、撹拌下、
50℃で10時間重合すると、塩水溶液中に分散した
微粒子の重合体が得られた。 この製品の粘度は25℃で2120cpであり、重合
体0.5%のIN硫酸ナトリウム水溶液中での粘度は
10.3cpであつた。 実施例 7 実施例1で用いたセパラブルフラスコに、メタ
アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウ
ムクロライドの単独重合体5.0g、硫酸マグネシ
ウム100g、及びイオン交換水295gを加えて溶解
し、これに、メタアクリロイルオキシエチルジメ
チルベンジルアンモニウムクロライド100gを仕
込み、50℃に加温して窒素置換した。 これに、10%の2,2′−アゾビス(2−アミジ
ノプロパン)塩酸塩水溶液を1.0g加え、撹拌下、
50℃で10時間重合すると、塩水溶液中に分散した
微粒子の重合体が得られた。 この製品の粘度は25℃で1080cpであり、重合
体0.5%のIN硫酸ナトリウム水溶液中での粘度は
14.0cpであつた。 実施例 8 実施例3で用いたセパラブルフラスコに、アク
リルアミドと、アクリロイルオキシエチルトリメ
チルアンモニウムクロライドを40:60のモル比で
重合した共重合体8.8g、リン酸二水素ナトリウ
ム113.8g、及びイオン交換水158.6gを加えて溶
解し、50℃に加温して窒素置換した。次に、アク
リロイルオキシエチルジメチルベンジルアンモニ
ウムクロライド175g、イオン交換水43.8g、及
び、2,2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)
塩酸塩0.18gを混合溶解したものを滴下ロートに
入れ、撹拌下、塩水溶液中に徐々に滴下した。50
℃で10時間重合すると、塩水溶液中に分散した微
粒子の重合体が得られた。 この製品の粘度は25℃で460cpであり、重合体
0.5%のIN硫酸ナトリウム水溶液中での粘度は
13.5cpであつた。 実施例 9 実施例1で用いたセパラブルフラスコに、メタ
アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム
クロライドの単独重合体10g、硫酸アンモニウム
120g、及びイオン交換水270gを加えて溶解し、
これに、アクリルアミドプロピルジメチルベンジ
ルアンモニウムクロライド100gを仕込み、50℃
に加温して窒素置換した。 これに、10%の2,2′−アゾビス(2−アミジ
ノプロパン)塩酸塩水溶液を1.0g加え、撹拌下、
50℃で10時間重合すると、塩水溶液中に分散した
微粒子の重合体が得られた。 この製品の粘度は25℃で960cpであり、重合体
0.5%のIN硫酸ナトリウム水溶液中での粘度は
15.0cpであつた。 比較例 実施例1で用いたセパラブルフラスコに、硫酸
アンモニウム112.5g及びイオン交換水337.5gを
加えて溶解し、これに、アクリルアミド35.1g
(90モル%)、アクリロイルオキシエチルジメチル
ベンジルアンモニウムクロライド14.9g(10モル
%)を仕込み、50℃に加温して窒素置換した。 これに、1%の2,2′−アゾビス(2−アミジ
ノプロパン)塩酸塩水溶液を1.0g加え、撹拌下、
50℃で10時間重合させると、直径2〜3ミリの粒
子が分散した重合体が得られたが、このように共
存するポリマーが存在しないときは一晩静置する
と、これらの粒子は互いに付着し合つて塊とな
り、再び分散しなかつた。 (効果) (1) 実施例で製造した本発明品と通常の水溶液重
合で製造したものとについて、その性状を比較
した。
【表】 このように、同じ分子量をもつものが水溶液重
合品に比べ低粘度で流動性のある製品として得
られた。 (2) 実施例で製造した本発明品と市販されている
粉末状製品とについて水中に完全に溶解するま
での時間を比較した。 (溶解はマグネチツクスターラーにより、重合
体0.2%水溶液になるように行なつた。)
【表】 このように粉末状製品に比較し、溶解速度が非
常に早いことが判明した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式()で示されるカチオン性単量体の
    一種あるいは二種以上と、これと共重合可能な他
    の単量体とをモル比で100:0〜5:95の範囲で
    共重合を行うに際し、該単量体の重合体あるいは
    共重合体を溶解しない塩水溶液中で、その塩水溶
    液に溶解可能な高分子の共存下に重合を行い、分
    散状態で重合体を取得することを特徴とするカチ
    オン性水溶性重合体の製造方法。 (式中R1はHまたはCH3;R2、R3は炭素数1〜
    3のアルキル基;Aは酸素原子またはNH;Bは
    炭素数2〜4のアルキレン基またはヒドロキシプ
    ロピレン基;X-はアニオン性対イオンである。) 2 上記の重合中に共存させる、塩水溶液に溶解
    可能な高分子が式()で示されるカチオン性単
    量体の一種あるいは二種類以上とアクリルアミド
    とをモル比で100:0〜20:80の範囲で共重合し
    た重合体であり、その量が塩水溶液に対して0.1
    重量%以上である特許請求の範囲第一項記載のカ
    チオン性水溶性重合体の製造方法。 (式中R1はHまたはCH3:R2、R3は炭素数1〜
    2のアルキル基;R4はHまたは炭素数1〜2の
    アルキル基;Aは酸素原子またはNH;Bは炭素
    数2〜4のアルキレン基またはヒドロキシプロピ
    レン基;X-はアニオン性対イオンである。)
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