JPH04355959A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH04355959A
JPH04355959A JP3185816A JP18581691A JPH04355959A JP H04355959 A JPH04355959 A JP H04355959A JP 3185816 A JP3185816 A JP 3185816A JP 18581691 A JP18581691 A JP 18581691A JP H04355959 A JPH04355959 A JP H04355959A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor
semiconductor substrate
layer
type
semiconductor layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3185816A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2735407B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Matsushita
松下 嘉明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3185816A priority Critical patent/JP2735407B2/ja
Priority to US07/753,043 priority patent/US5220191A/en
Publication of JPH04355959A publication Critical patent/JPH04355959A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2735407B2 publication Critical patent/JP2735407B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier the substrate being a semiconductor body
    • H01L27/08Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier the substrate being a semiconductor body including only semiconductor components of a single kind
    • H01L27/085Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier the substrate being a semiconductor body including only semiconductor components of a single kind including field-effect components only
    • H01L27/088Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier the substrate being a semiconductor body including only semiconductor components of a single kind including field-effect components only the components being field-effect transistors with insulated gate
    • H01L27/092Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier the substrate being a semiconductor body including only semiconductor components of a single kind including field-effect components only the components being field-effect transistors with insulated gate complementary MIS field-effect transistors
    • H01L27/0927Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier the substrate being a semiconductor body including only semiconductor components of a single kind including field-effect components only the components being field-effect transistors with insulated gate complementary MIS field-effect transistors comprising a P-well only in the substrate
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デバイスが形成される
表面部分の結晶欠陥や酸化膜欠陥をほぼ完全に抑制する
半導体基板を有する半導体装置およびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のULSI等の高密度実装化された
CMOSデバイスにおける基板構造を図10に示す。一
様な抵抗を有するn型半導体基板101の表面部分に、
島状にp型ウエル(拡散領域)102が形成されている
。各素子を形成すべき領域は、フィールド酸化膜108
により分離されている。n型半導体基板101の表面に
ゲート酸化膜105とゲート電極G1が形成され、その
両端にp+型不純物層103が形成されてドレイン電極
D1及びソース電極S1が接続されている。これにより
、PチャネルMOS型電界効果トランジスタ(以下、P
チャネルMOSトランジスタという)が構成されている
。p型ウエル102の表面には、ゲート酸化膜106及
びゲート電極G2、キャパシタ酸化膜107とキャパシ
タ電極Cとが設けられている。さらにn+型不純物層1
04が形成され、それぞれソース電極S2及びドレイン
電極D2が接続されている。このようにして、Nチャネ
ルMOSトランジスタと容量とが構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、半導体装置の
微細化が進むにつれて、パターンの端部に結晶欠陥が導
入されたり、ゲート酸化膜中に微小な欠陥が導入されて
、MOSトランジスタの酸化膜欠陥を招いていた。パタ
ーン端に結晶欠陥が存在すると接合リークを起こしたり
、半導体装置がメモリの場合はデータの保持時間が短く
なり、歩留まりを著しく低下させることになる。また、
ゲート酸化膜中に欠陥が存在すると、MOSトランジス
タの動作不良をおこしたり、データの保持ができなくな
り、さらに歩留まりの低下を招く。このような結晶欠陥
の導入は、シリコンウェーハ中に固溶されている過飽和
酸素に起因している。このため、結晶欠陥の発生を抑制
するには、各デバイスが形成される表面部分の酸素濃度
を低減させる必要があるが、酸素濃度を3×1017c
m−3以下にすると、結晶欠陥や酸化膜欠陥を完全に抑
制することが可能になる。ところで、内部に過飽和に酸
素を含有し、表面部分の酸素濃度が3×1017cm−
3以下となるような構造を持つものには、イントリンシ
ックゲッタリング(IG)ウェーハやエピタキシャルウ
ェーハ等が存在する。しかし、IGウェーハの表面層の
酸素濃度は、処理条件やウェーハ特性に依存するため常
に3×1017cm−3以下にすることは困難である。 またエピタキシャルウェーハは、エピタキシャル成長中
に基板が汚染されたり、形成されたエピタキシャル層中
に欠陥が含まれるなどの問題がある。このため、微細な
CMOSデバイスを製造すると、接合リーク等が発生す
るおそれがでてくる。このように、従来は表面層の酸素
濃度を低減させ接合リーク等の発生を抑制することは困
難であった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、デバイス活性層の結晶品質が優れた微細なデバ
イスを信頼性高く形成し得る半導体装置およびその製造
方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
半導体基板と、この半導体基板上に一様に形成され、前
記半導体基板よりも酸素濃度が低く、前記半導体基板と
は異なる導電型の半導体層と、この半導体層の内部に島
状に形成され、その底面が前記半導体基板表面から1〜
20μm離れており、前記半導体層とは異なる導電型の
ウエル領域と、前記半導体基板とは電気的に絶縁され、
前記半導体層もしくは前記ウエル領域に形成されたMO
Sトランジスタまたは容量もしくはその両者を備えてい
ることを特徴としている。前記半導体基板の酸素濃度は
、8×1017cm−3から12×1017cm−3の
範囲にあり、前記半導体層の酸素濃度は、3×1017
cm−3以下である。前記半導体層はエピタキシャル成
長層(以下、エピタキシャル層という)であり、その厚
さは30μmを越えないことを特徴とする。前記半導体
基板は、不純物濃度が1×1014〜5×1018cm
−3である。また、前記ウエル領域は、接合深さが1〜
8μmであることが適当である。また、本発明の半導体
装置の製造方法は、半導体基板の表面を還元性雰囲気中
で熱処理する工程と、前記熱処理を行った半導体基板の
表面領域に不純物を拡散して、この半導体基板の導電型
とは異なる導電型の半導体層を形成する工程と、前記半
導体層内に、この半導体層とは異なる導電型のウエル領
域を形成する工程と、前記半導体層内もしくはウエル領
域内にMOSトランジスタまたは容量もしくはその両者
を形成する工程とを備えている事を特徴としている。他
の製造方法としては、導電型の互いに異なる酸素濃度の
高い半導体基板と酸素濃度の低い(3×1017cm−
3以下)半導体基板の接合面を重ね合わせて両者を接合
する工程と、前記半導体基板のうち、酸素濃度の低い半
導体基板を研磨して半導体層とする工程と、前記半導体
層内にこの半導体層とは異なる導電型のウエル領域を形
成する工程と、前記半導体層内もしくはウエル領域内に
MOSトランジスタまたは容量もしくはその両者を形成
する工程とを備えている事を特徴としている。また、本
発明においては、前記MOSトランジスタおよび容量は
CMOS構造を有するメモリを構成することが可能であ
る。
【0006】
【作用】デバイスが形成される表面の活性層のみ酸素濃
度を低減させた半導体層を形成したので接合リークなど
を効果的に減少させることができる。その製造方法とし
ては、第1は、エピタキシャル層を用いる方法である。 第2は、還元性または不活性ガス雰囲気中で熱処理し、
反対導電型ド−パントを拡散する方法である。第3は、
酸素濃度の高い半導体基板に低酸素ウェ−ハを接着し、
これを薄層化する方法である。
【0007】
【実施例】図1を参照して本発明の実施例1を説明する
。図に示されるように、p型シリコン半導体基板11の
表面全体に、エピタキシャル成長法によりn型半導体層
12が形成されている。そしてこのn型半導体層(以下
、n型層という)12内部に、島状にp型ウエル13が
形成されており、デバイス活性領域は、n型の領域(n
型層12)とp型の領域(p型ウエル13)とに分離さ
れている。そして、各素子が形成される領域は、フィー
ルド酸化膜19により分離されている。n型層12の表
面にゲート酸化膜16を介してゲート電極G1が形成さ
れ、その両端に形成されたp+型不純物層14にソース
電極S1及びドレイン電極D1が接続されて、Pチャネ
ルMOSトランジスタが構成されている。一方、p型ウ
エル13の表面にはゲート酸化膜17を介して設けられ
たゲート電極G2、キャパシタ酸化膜18およびその上
のキャパシタ電極Cとが設けられている。さらにn+型
不純物層15にソース電極S2及びドレイン電極D2が
それぞれ接続されて、NチャネルMOSトランジスタと
容量とが形成されている。従来のように、半導体基板1
1の表面に直接デバイス活性領域を形成するのでなく、
半導体基板11上に反対導電型のn型層12を形成し、
その表面部分にデバイス活性領域を形成した構造となっ
ている。このような基板構造としたことにより、シリコ
ン結晶中で深い準位を形成する金属不純物が、デバイス
活性領域から離れたp型半導体基板11の内部に吸収さ
れて、デバイス活性領域が清浄化される。さらにデバイ
ス活性領域の存在するn型層12は、エピタキシャル成
長法により形成されているため、酸素濃度が3×101
7cm−3以下に低減されており、結晶欠陥や酸化膜欠
陥の発生が抑制される。
【0008】ついで、実施例1に係る半導体装置の製造
方法を説明する。引上げ(CZ)法により育成されボロ
ン(B)をドープされた1〜2Ωcmのp型ウェーハを
用いた。このウェーハ表面上にホスフィン(PH3 )
をドーピングガスとして、ジクロルシラン(SiH2 
Cl2 )をソースガス、H2をキャリアガスとして、
エピタキシャル成長により10μmの厚さのn型シリコ
ン層を形成した。表面にレジストを塗布し、島状のレジ
スト膜をエッチングにより形成して、このレジスト膜を
マスクとしてボロンイオン(B)を加速電圧70kV、
ドース量1×1013個/cm2 で注入した。さらに
1200℃で6時間熱拡散を行い、p型ウエルを形成し
た。そして、一般に用いられるMOSトランジスタの形
成法により、素子分離領域に局所体に膜厚が厚いフィー
ルド酸化膜を形成した後、ゲート酸化膜形成領域を露出
する。その後、ゲート酸化膜を形成し、さらにソース、
ドレインとなる領域にp+型あるいはn+型不純物層を
形成して、図1に示されたような構造の半導体装置を得
た。ここで、p型ウエル13とp型半導体基板11との
間隔が1μm以下になると素子動作時にp型ウエル13
からの空乏層が伸びてp型半導体基板11と導通しソフ
トエラー耐性が低下する。このため、p型ウエル13の
深さを8μmにして間隔を2μmとり、p型半導体基板
11との間を電気的に完全に分離した。
【0009】つぎに、図2を参照して実施例2を説明す
る。図に示された半導体装置は、半導体基板21とその
上に形成された半導体層22の導電型が、図1の半導体
装置と反転した関係にある。すなわち、n型半導体基板
21の表面に、エピタキシャル成長法によりp型半導体
層(以下、p型層という)22が形成されている。この
p型導電層22にn型ウエル23が形成されており、図
1の半導体装置と同様に、デバイス活性領域がn型の領
域(n型ウエル23)とp型の領域(p型層22)とに
分離されている。p型層22には、ゲート電極G1が設
けられたゲート酸化膜26と、ソース電極S1及びドレ
イン電極D1が接続されたn+型不純物層24、キャパ
シタ電極Cが接続されたキャパシタ酸化膜27が形成さ
れて、NチャネルMOSトランジスタと容量とが構成さ
れている。n型ウエル23には、ゲート酸化膜28とゲ
ート電極G2、さらにソース電極S2及びドレイン電極
D2がそれぞれ接続されたp+型不純物層25が形成さ
れて、PチャネルMOSトランジスタが構成されている
。この装置では、n型半導体基板21内の電子が、p型
層22とのpn接合部を障壁としてはねかえされ、デバ
イス活性領域が存在するp型層22へは拡散しない。 またこのp型層22がエピタキシャル成長法により形成
されているため、酸素濃度が低減されて結晶欠陥や酸化
膜欠陥が抑制される。
【0010】つぎに、実施例2に係る半導体装置の製造
方法について説明する。実施例1とはn型半導体基板2
1とp型層22の導電型が反転しているだけで、製造プ
ロセスは実施例1と同様である。CZ法により成長させ
たn型ウェーハを用い、ジボラン(B2 H6 )をド
ーピングガス、水素(H2)をキャリアガスとして、エ
ピタキシャル成長法により10μmの厚さのp型シリコ
ン層を形成した。リンイオンを加速電圧150kV、ド
ーズ量2×1013個/cm2 で注入し、1200℃
で10時間熱拡散させてn型ウエルを形成した。この後
NチャネルMOSトランジスタ及びPチャネルMOSト
ランジスタを形成した。n型ウエルの深さは8μmとし
た。
【0011】つぎに、図3を参照して実施例3を説明す
る。図3に示された半導体装置は、半導体基板上に形成
される反対導電型の半導体層の形成方法が異なっている
。p型半導体基板31の表面近傍の酸素濃度を低減化す
るため、1200℃の還元制雰囲気中で、4時間熱処理
が行われる。そしてリンイオンが、加速電圧150kV
、ドーズ量2×1013個/cm2 で全表面に注入さ
れる。1200℃で12時間に渡って熱拡散が行われ、
均一な10μm厚のn型層32が形成される。このn型
層32の表面に8μm厚のp型ウエル33が形成されて
、デバイス活性領域がn型の領域(n型層32)とp型
の領域(p型ウエル33)とに分離されている。n型層
32の表面には、p+型不純物層34とゲート酸化膜3
6が形成されて、ドレイン電極D1,ゲート電極G1及
びソース電極S1を備えたpチャネルMOSトランジス
タが構成されており、p型ウエル33表面には、n+型
不純物層35、ゲート酸化膜37、キャパシタ酸化膜3
8が形成されて、ソース電極S2、ゲート電極G2、ド
レイン電極D2及びキャパシタ電極Cを有するNチャネ
ルMOSトランジスタと容量とが構成されている。この
装置では、n型層32を形成する際に還元性雰囲気中で
熱処理を行っているため、酸素濃度が低減されている。 このため、図1又は図2に示された装置と同様に結晶欠
陥や酸化膜欠陥が抑制される。
【0012】次に、p型半導体基板とN型半導体基板と
を張り合わせることによって、半導体基板とその上の酸
素濃度の低い半導体層とからなる半導体ウェ−ハを形成
した実施例4を説明する。引上げ法(CZ)により成長
させたp型シリコン基板とフロ−テイングゾ−ン法(F
Z)により成長させたn型シリコン基板を用意する。各
基板のいずれか1つの面もしくは両方の面を鏡面研磨し
て表面荒さ500オングストロ−ム以下の鏡面を形成す
る。両基板はこの面を重ね合わせて接合する。その際、
両基板の鏡面同志を重ね合わせ、1100℃で1時間熱
処理して接着する。この接合により両者の結晶格子はほ
ぼ一致する。そして、n型半導体基板の表面は、基板が
30μmになるまで鏡面研磨する。ついでこの表面にボ
ロンイオンを注入してp型ウエルを形成する。これによ
りn型の領域(n型半導体基板)とp型の領域(p型ウ
エル)とからなる半導体ウェ−ハが形成される。両領域
の間には酸化膜が介在することがある。厚さは20〜3
0オングストロ−ムと薄いが、両領域を絶縁する作用は
十分奏する事ができる。またp型半導体基板はゲッタリ
ング作用を有する。この後は、第1図に示された装置と
同様に、それぞれの領域に不純物層が形成されて、トラ
ンジスタが形成される。ここで基板の導電形を反転し、
CZ法によるn型基板とFZ法によるp型基板とを接着
してもよい。この場合には、p型FZ基板に鏡面研磨を
行ってデバイスを形成する。この装置では、デバイス活
性領域がFZ法により形成された基板表面に存在するた
め酸素濃度は低く1×1016cm−3となり、やはり
結晶欠陥や酸化膜欠陥の発生が抑制される。
【0013】次に、比較例を参照して発明の効果を説明
する。実施例1では、p型半導体基板11上にn型層1
2を形成したが、比較例1はn型半導体基板上に同一導
電型のn型導電層を形成した点が異なっている。このn
型導電層は、エピタキシャル成長法により形成した。そ
の後、同様の方法でp型ウエルやp型不純物層、n型不
純物層を形成し、MOS型トランジスタ及び容量を形成
して比較例1とした。図10に示されたような、従来の
基盤構造を持つものに相当する1〜2Ωcmのn型半導
体基板の表面をデバイス活性領域として、p型ウエルや
不純物層を形成し、MOSトランジスタ及び容量を形成
して比較例2とした。比較例3は、従来の基板構造を有
し、比較例2と導電型が反転した関係にある。即ち、p
型半導体基板の表面をデバイス活性領域としてn型ウエ
ルを形成し、p型半導体基板表面とn型ウエル内にMO
Sトランジスタ及び容量を形成した。実施例2と同様に
第2図に示された構造を有するが、n型ウエル23とn
型半導体基板21との距離が異なっているものを比較例
4とした。実施例2では、その距離が2μmであるが、
比較例4では25μmと離れている。
【0014】実施例1、比較例1及び比較例2による半
導体装置をそれぞれ100個ずつ用意し、p型ウエル内
のn+/P接合リークの試験を行った。第4図に、実施
例1(a)、比較例1(b)、比較例2(c)において
、リーク電流が発生した頻度と、そのときの電流値Iを
示す。実施例1及び比較例2は、リーク電流値Iが約1
×10−12 (A)に集中しており、良好な結果が得
られた。一方、比較例1では、1×10−10 〜1×
10−8(A)と大きなリーク電流が流れた。これは、
実施例1と異なりn型半導体基板上に同一導電型のn型
層を形成していること、さらに、このn型層をエピタキ
シャル成長法により形成したため基板が汚染されるため
であると考えられる。
【0015】実施例1、比較例1及び比較例2による半
導体装置をそれぞれ100個ずつ用い、それぞれのP型
ウエル内に形成された10mm2 の大きさの酸化膜に
対し、電界強度と頻度との関係を調べた。第5図に、実
施例1(a)、比較例1(b)及び比較例2(c)にお
ける酸化膜耐圧分布を示す。この試験結果より、実施例
1及び比較例1における酸化膜は耐圧性に優れているこ
とがわかる。これは比較例2と異なり、半導体基板上に
エピタキシャル成長法により酸素濃度の低い反対導電型
の層を形成し、この層にデバイス活性領域を形成してい
るため、酸化膜欠陥の発生が抑制されているためと考え
られる。実施例2、比較例3及び比較例4による基板構
造をもった半導体装置であって、p型基板領域にNチャ
ネルMOSトランジスタと容量、n型ウエルにPチャネ
ルMOSトランジスタが形成された1MbitのDRA
Mをそれぞれ100個用意した。そしてサイクル時間を
変えたときに、放射線によりソフトエラーが発生する割
合を調べた。第6図に、この測定結果を示す。実施例2
による装置は、比較例3及び比較例4と比べてソフトエ
ラー率が1/100〜1/1000に低減されて、著し
く改善されている。比較例4は、基板の基本的な構造は
実施例2に共通しているが、従来の基板構造を有する比
較例3と比べてあまり改善されていない。これは、n型
ウエルとn型半導体基板との距離が25μmと離れ過ぎ
ており、n型半導体基板上にp型層を形成した効果が薄
く、p型半導体基板上に直接n型ウエルを形成した場合
に近いためであると考えられる。逆にn型ウエルとn型
半導体基板との距離が1μmに満たないと、上述したよ
うに、素子動作時にn型ウエルからの空乏層が伸びてn
型半導体基板と導通し、ソフトエラー耐性が低下する。 このため、1〜20μmの範囲に設定するのが好ましい
【0016】前述の実施例1〜3では、エピタキシャル
層は、10μmの厚さがあったが、本発明ではこの厚さ
に限定されない。シリコンなどの半導体基板上にエピタ
キシャル層を形成すると、半導体基板表面の状態も変化
するように、その影響は大きい。半導体基板も半導体層
もともに必ずしもその表面は平坦ではなく、かなり凹凸
がある。半導体基等の表面部分に厚さの変化(Loca
l Thickness Variation 、半導
体基板の17.5mm角の領域において最大厚さと最小
厚さの差から求め、LTVという)が存在するとこの表
面部分の素子が精密には形成されず、半導体装置の製造
歩留まりが小さくなる。したがって、このLTVが小さ
い程半導体装置の製造上良いことは明らかである。例え
ば、半導体基板上に素子を形成する工程において、リソ
グラフィ技術を利用する場合、LTVが大きいとフォ−
カシングが困難になってプロセスゆらぎが生ずるように
なる。したがって、半導体基板のLTVはできるだけ小
さい程よい。現状では0.8〜1μm程度にすることが
可能である。図7は、ウェ−ハに設けられたエピタキシ
ャル層厚のLTV変化に及ぼす影響を示す特性図であり
、縦軸は、ウェ−ハのエピタキシャル成長前後のLTV
変化(μm)を表し、横軸は、エピタキシャル層厚(μ
m)を表す。LTV変化は、エピタキシャル層のあるウ
ェ−ハにおいて、エピタキシャル成長前の半導体基板の
LTVとエピタキシャル成長をした後のウェ−ハのLT
Vの差を意味している。 エピタキシャル層を形成する前の半導体基板は、LTV
が1μm以下の小さいものを用いている。図に示すよう
に、LTVの小さい半導体基板を用いても、その上にエ
ピタキシャル層を成長させると、ウェ−ハのLTVは、
エピタキシャル層厚によってかなり変化する。エピタキ
シャル層の厚さが20μm程度までは、LTV変化はさ
ほど大きくはないが、20μm位から急にLTV変化が
大きくなり始め、25μmでは0.5μmを越え、30
μmを越えるとLTV変化は、1μm以上にもなるので
、30μmを越える膜厚のエピタキシャル層を有するウ
ェ−ハを集積回路作成に用いても素子の微細化には役立
たない上に、製品の歩留まりも悪くなる。
【0017】上記の試験結果より本発明による半導体装
置は、接合リーク性、酸化膜耐圧性及びソフトエラー発
生率のいずれにおいても改善されていることがわかった
。また、半導体基板の抵抗が0.1Ωcm以下であると
、接合リークやソフトエラー率をさらに低減させること
が可能である。これは酸化膜欠陥や結晶欠陥が活性領域
である半導体層において減少し、半導体基板側のゲッタ
リング効果が大きくなるためである。半導体基板の抵抗
をこのように0.1Ωcm以下にするには、不純物濃度
を、少なくとも、p型基板の場合は約3.5×1017
cm−3以上、n型基板の場合は約2×1017cm−
3以上にする必要がある(いずれの基板においても、大
体1×1020cm−3の濃度まで可能である)。もっ
とも本発明においては基板の不純物濃度をこの範囲に限
定することは、必ずしも必須の要件ではない。1×10
14cm−3程度の基板(このときの抵抗は100Ωc
m程度になる)。また、半導体基板上に形成される酸素
濃度の低い半導体層は、その不純物濃度を5×1014
〜5×1016cm−3程度で用いられる。その時の抵
抗は、20Ωcm程度から1Ωcm以下である。一方、
ウエルの接合深さは、約1〜8μmである。ウエルの深
さが浅いと、ウエルの空乏層がチャネルの空乏層と結合
してしまいトランジスタ特性が変化するので、その結合
を防がなければならない。また、あまり深くすると、ウ
エル形成工程において、ウエルの横方向の拡がりが大き
くなるので、ウエルが必要以上に大きくなって微細化の
妨げになる。したがって、前記接合深さは上記の範囲が
最適である。
【0018】IC、LSIなどの半導体装置の特性は、
ウェ−ハの表面状態に大きく左右されるので、その製造
歩留まりは、LTVの変化にかなり影響される。図8は
、例えば、4MダイナミックRAMなどのメモリを形成
したときの歩留まりのLTV依存性を示した特性図であ
り、縦軸は、歩留まりの相対値、横軸は、LTVの値を
それぞれ示している。LTVが1μmより小さいウェ−
ハに形成したメモリの歩留まりを基とし、各LTV値を
有するウェ−ハで形成したメモリの歩留まりを比較して
歩留まりの相対値を求める。この特性図を見ると、LT
Vが1.5μmを越えると、急速に歩留まりが悪くなっ
てくる。すなわち、図7に示すようなLTV変化が0.
5μm程度になるウェ−ハは、LTVが約1.5μmに
なる。そして、LTVがこの値より大きくなると、図8
に示すように、半導体装置の歩留まりは急激に低下する
【0019】前述のように、本発明では、1014〜1
020cm−3と広い範囲の不純物濃度を有する半導体
基板を用いることができる。しかし、半導体基板に含ま
れる酸素の濃度は制御しにくく、半導体基板に含まれる
不純物濃度によってその制御のし易さがかなり左右され
る。図9は、シリコンなどの半導体基板中の酸素の制御
可能な濃度範囲とその半導体基板の不純物濃度との関係
を示す特性図であり、縦軸に半導体基板の不純物濃度(
cm−3)、横軸に半導体基板中の酸素濃度(cm−3
)をとる。図において、斜線の部分が酸素濃度の制御可
能な領域である。シリコン半導体基板は、引上法(CZ
)や磁場中引上法(MCZ)によるp型シリコン基板を
用いる。酸素濃度の制御可能な範囲は、不純物濃度が大
きくなるほど小さくなり、大体2.2×1018cm−
3を越えるとその範囲が狭くなりはじめ、5×1018
cm−3を越えると、その範囲は著しく狭くなる。不純
物濃度の低い方向では特にその範囲に格別な変化は認め
られない。また、イントリンシックゲッタリング(IG
)は、外部からの操作ではなく、ウェ−ハ内部に微小欠
陥を作り、ウェ−ハ自体にゲッタリング能力を持たせる
方法で、その微小欠陥の発生は、半導体基板の結晶中の
酸素濃度に依存する。そして、IGが可能になる酸素濃
度の範囲すなわち、BMD(BulkMicrocry
stal  Defect)制御可能領域は、約8〜1
2×1017cm−3である(好ましくは、8.5〜1
1.7×1017cm−3である)。この範囲では、不
純物濃度が1019cm−3以上では制御不可能になり
、5×1018cm−3以上でもIGが可能になる酸素
濃度の範囲は極端に狭くなる。以上のことから、本発明
では、不純物濃度が1×1014cm−3以上であり、
5×1018cm−3を越えない範囲の半導体基板を用
いるのが好ましい。
【0020】本発明は、シリコン半導体を用いて実施例
を説明したが、これに限るものではなく、例えば、ゲル
マニウムや化合物半導体など従来から知られている半導
体を適用する事ができる。また、本発明は、特定のデバ
イスにのみ適用されるのではなく、DRAM、SRAM
、EPROMなどのメモリやロジックなど、どのような
デバイスにも適用する事が可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置によれば、半導体基板上に反対導電型であって酸素濃
度が低く清浄化された一様な半導体層が形成されており
、この半導体層と半導体層の内部に島状に形成された領
域とに、半導体基板と絶縁された状態で素子が形成され
ているため、結晶欠陥や酸化膜欠陥が抑制されて接合リ
ーク、酸化膜耐圧が向上し、ソフトエラーの発生が防止
される。また。その半導体層についても、エピタキシャ
ル成長で形成したり、基板の張り合わせや基板に不純物
をドープして形成するなど多様な方法を用いることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による半導体装置の構造を示
した断面図。
【図2】本発明の実施例2による半導体装置の構造を示
した断面図。
【図3】本発明の実施例3による半導体装置の構造を示
した断面図。
【図4】本発明の実施例と比較例による半導体装置を用
いてpn接合リークの分布を測定した試験結果を示す特
性図。
【図5】本発明の実施例と比較例による半導体装置を用
いて酸化膜耐圧分布を測定した試験結果を示す特性図。
【図6】本発明の実施例と比較例による半導体装置を用
いてソフトエラー率を測定した試験結果を示す特性図。
【図7】LTV変化のエピタキシャル層依存性を示す特
性図。
【図8】歩留まり相対値とLTVとの関係を示す特性図
【図9】酸素濃度制御可能範囲の不純物濃度依存性を示
す特性図。
【図10】従来の半導体装置の構造を示す断面図。
【符号の説明】
11        p型半導体基板 12        n型層 13        p型ウエル 14        p+型不純物層 15        n+型不純物層 16        ゲート酸化膜 17        ゲート酸化膜 18        キャパシタ酸化膜19     
   フィールド酸化膜21        n型半導
体基板 22        p型層 23        n型ウエル 24        n+型不純物層 25        p+型不純物層 26        ゲート酸化膜 27        ゲート酸化膜 28        キャパシタ酸化膜29     
   フィールド酸化膜31        p型半導
体基板 32        n型層 33        p型ウエル 34        p+型不純物層 35        n+型不純物層 36        ゲート酸化膜 37        ゲート酸化膜 38        キャパシタ酸化膜39     
   フィールド酸化膜101        n型半
導体基板102        p型層 103        p+不純物層 104        n+不純物層 105        ゲート酸化膜 106        ゲート酸化膜

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体基板と、この半導体基板上に一
    様に形成され、前記半導体基板よりも酸素濃度が低く、
    前記半導体基板とは異なる導電型の半導体層と、この半
    導体層の内部に島状に形成され、その底面が前記半導体
    基板表面から1から20μm離れており、前記半導体層
    とは異なる導電型のウエル領域と、前記半導体基板とは
    電気的に絶縁され、前記半導体層もしくは前記ウエル領
    域に形成されたMOS型電界効果トランジスタまたは容
    量もしくはその両者を備えていることを特徴とする半導
    体装置。
  2. 【請求項2】  前記半導体基板の酸素濃度は、8×1
    017cm−3から12×1017cm−3の範囲にあ
    り、前記半導体層の酸素濃度は、3×1017cm−3
    以下であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】  前記半導体層は、エピタキシャル成長
    層であり、その厚さは30μmを越えないことを特徴と
    する請求項1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】  前記半導体基板は、不純物濃度が1×
    1014から5×1018cm−3の範囲にあることを
    特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】  前記ウエル領域は、接合深さが1μm
    から8μmの範囲にあることを特徴とする請求項1に記
    載の半導体装置。
  6. 【請求項6】  半導体基板の表面を還元性雰囲気中ま
    たは不活性ガス雰囲気中で熱処理する工程と、前記熱処
    理を行った半導体基板の表面領域に不純物を拡散して、
    この半導体基板の導電型とは異なる導電型の半導体層を
    形成する工程と、前記半導体層内に、この半導体層とは
    異なる導電型のウエル領域を形成する工程と、前記半導
    体層内もしくはウエル領域内にMOS型電界効果トラン
    ジスタまたは容量もしくはその両者を形成する工程とを
    備えている事を特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】  導電型の互いに異なる酸素濃度の高い
    半導体基板と酸素濃度の低い半導体基板の接合面を重ね
    合わせて両者を接合する工程と、前記半導体基板の一方
    を研磨して半導体層とする工程と、前記半導体層内に、
    この半導体層とは異なる導電型のウエル領域を形成する
    工程と、前記半導体層内もしくはウエル領域内にMOS
    型電界効果トランジスタまたは容量もしくはその両者を
    形成する工程とを備えている事を特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  8. 【請求項8】  前記MOS型電界効果トランジスタお
    よび容量は、CMOS構造を有するメモリを構成するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
JP3185816A 1990-08-30 1991-07-01 半導体装置およびその製造方法 Expired - Fee Related JP2735407B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3185816A JP2735407B2 (ja) 1990-08-30 1991-07-01 半導体装置およびその製造方法
US07/753,043 US5220191A (en) 1990-08-30 1991-08-30 Semiconductor device having a well electrically insulated from the substrate

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-228932 1990-08-30
JP22893290 1990-08-30
JP3185816A JP2735407B2 (ja) 1990-08-30 1991-07-01 半導体装置およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04355959A true JPH04355959A (ja) 1992-12-09
JP2735407B2 JP2735407B2 (ja) 1998-04-02

Family

ID=26503348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3185816A Expired - Fee Related JP2735407B2 (ja) 1990-08-30 1991-07-01 半導体装置およびその製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5220191A (ja)
JP (1) JP2735407B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006253715A (ja) * 1995-04-14 2006-09-21 Sharp Corp 半導体装置
JP2012253086A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Elpida Memory Inc 半導体装置及びその製造方法
US10109710B2 (en) 2014-11-05 2018-10-23 Japan Science And Technology Agency Semiconductor device having germanium layer as channel region and method for manufacturing the same

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2726583B2 (ja) * 1991-11-18 1998-03-11 三菱マテリアルシリコン株式会社 半導体基板
US5923071A (en) * 1992-06-12 1999-07-13 Seiko Instruments Inc. Semiconductor device having a semiconductor film of low oxygen concentration
US5403753A (en) * 1993-07-15 1995-04-04 Texas Instruments Incorporated Method of forming implant indicators for implant verification
US6720627B1 (en) * 1995-10-04 2004-04-13 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor device having junction depths for reducing short channel effect
JPH09306904A (ja) * 1996-05-20 1997-11-28 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JP2985796B2 (ja) * 1996-09-30 1999-12-06 日本電気株式会社 半導体装置
GB2340999A (en) * 1998-08-28 2000-03-01 Ericsson Telefon Ab L M Isolating MOS transistors from substrates
JP4669246B2 (ja) * 2004-08-16 2011-04-13 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置およびその製造方法
JP2007067012A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置
EP2112254A3 (en) * 2008-03-05 2011-06-01 Sumco Corporation Silicon substrate and manufacturing method thereof
JP2011034992A (ja) * 2009-07-29 2011-02-17 Toshiba Corp 半導体装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS601861A (ja) * 1983-06-20 1985-01-08 Nec Corp 半導体集積回路装置
JPS6089931A (ja) * 1983-10-24 1985-05-20 Matsushita Electronics Corp 半導体装置の製造方法
JPS62219529A (ja) * 1986-03-19 1987-09-26 Fuji Electric Co Ltd 半導体装置の製造方法
JPH0237771A (ja) * 1988-07-28 1990-02-07 Fujitsu Ltd Soi基板

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814538A (ja) * 1981-07-17 1983-01-27 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法
JPH0618255B2 (ja) * 1984-04-04 1994-03-09 株式会社東芝 半導体装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS601861A (ja) * 1983-06-20 1985-01-08 Nec Corp 半導体集積回路装置
JPS6089931A (ja) * 1983-10-24 1985-05-20 Matsushita Electronics Corp 半導体装置の製造方法
JPS62219529A (ja) * 1986-03-19 1987-09-26 Fuji Electric Co Ltd 半導体装置の製造方法
JPH0237771A (ja) * 1988-07-28 1990-02-07 Fujitsu Ltd Soi基板

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006253715A (ja) * 1995-04-14 2006-09-21 Sharp Corp 半導体装置
JP2012253086A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Elpida Memory Inc 半導体装置及びその製造方法
US10109710B2 (en) 2014-11-05 2018-10-23 Japan Science And Technology Agency Semiconductor device having germanium layer as channel region and method for manufacturing the same

Also Published As

Publication number Publication date
US5220191A (en) 1993-06-15
JP2735407B2 (ja) 1998-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2666945B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US6198157B1 (en) Semiconductor device having buried boron and carbon regions
JPH0745800A (ja) Soi基板
JP2735407B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH0245327B2 (ja)
WO1988008202A1 (en) Radiation hardened semiconductor device and method of making the same
TWI239557B (en) Semiconductor on insulator apparatus and method
US6008110A (en) Semiconductor substrate and method of manufacturing same
KR100288815B1 (ko) 반도체기판의제조방법
US6670259B1 (en) Inert atom implantation method for SOI gettering
US20090309190A1 (en) Semiconductor processing
US5306939A (en) Epitaxial silicon wafers for CMOS integrated circuits
US6423615B1 (en) Silicon wafers for CMOS and other integrated circuits
JP3404873B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH04130731A (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
US5702973A (en) Method for forming epitaxial semiconductor wafer for CMOS integrated circuits
KR940009583B1 (ko) 반도체 장치 및 그 제조 방법
JP3296307B2 (ja) ゲッタリングサイト層を有する半導体装置及びその製造方法
JPH10303207A (ja) 半導体ウエハおよびその製造方法、ならびに半導体集積回路装置
JP3145694B2 (ja) 半導体装置
JP2005294341A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH10509276A (ja) Cmos集積回路用のエピタキシャル半導体ウエーハ
JPH0661234A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS6149427A (ja) 半導体装置の製造方法
Tsuya Oxygen effect on electronic device performance

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080109

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees