JPH04355537A - データ通信装置 - Google Patents
データ通信装置Info
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- JPH04355537A JPH04355537A JP3130144A JP13014491A JPH04355537A JP H04355537 A JPH04355537 A JP H04355537A JP 3130144 A JP3130144 A JP 3130144A JP 13014491 A JP13014491 A JP 13014491A JP H04355537 A JPH04355537 A JP H04355537A
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- Japan
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 48
- 238000004891 communication Methods 0.000 abstract description 47
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000009131 signaling function Effects 0.000 description 1
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- Facsimiles In General (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一旦蓄積された原稿デ
ータを内線または外線に送信するファクシミリ蓄積交換
装置に関し、特に種類の異なる複数の送信回線を収納す
るファクシミリ蓄積交換装置に関する。
ータを内線または外線に送信するファクシミリ蓄積交換
装置に関し、特に種類の異なる複数の送信回線を収納す
るファクシミリ蓄積交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置の急激な普及に
より、オフィス内に点在する数台のファクシミリ端末と
回線を一括して管理し、通信効率の向上および通信コス
トの削減を達成するために、ファクシミリ蓄積交換装置
(以下、FMS装置と呼ぶ)が開発されている。
より、オフィス内に点在する数台のファクシミリ端末と
回線を一括して管理し、通信効率の向上および通信コス
トの削減を達成するために、ファクシミリ蓄積交換装置
(以下、FMS装置と呼ぶ)が開発されている。
【0003】この種の従来のFMS装置には、複数の内
線端末(例えばファクシミリ装置)と数種類の外線が収
納されている。FMS装置は、外線から受信した原稿デ
ータまたは内線から送信された原稿データを一旦装置内
部の記憶部に格納し、この原稿データを内線または外線
に向けて送信するようになっている。
線端末(例えばファクシミリ装置)と数種類の外線が収
納されている。FMS装置は、外線から受信した原稿デ
ータまたは内線から送信された原稿データを一旦装置内
部の記憶部に格納し、この原稿データを内線または外線
に向けて送信するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常のファ
クシミリ装置であれば、1本の外線(例えばPSTN:
公衆アナログ網)のみが接続されているので、交信用パ
ラメータ(例えばモデム送出レベル等)は、装置に対し
て1種類のみ設定すればよい。しかしながら、FMS装
置は、上述したように、内線と外線が接続される。また
、外線もPSTNに直接接続される場合と、構内交換機
を通してからPSTNや専用線に接続される場合がある
。従って、接続される回線の形態により、回線の品質が
異なる。
クシミリ装置であれば、1本の外線(例えばPSTN:
公衆アナログ網)のみが接続されているので、交信用パ
ラメータ(例えばモデム送出レベル等)は、装置に対し
て1種類のみ設定すればよい。しかしながら、FMS装
置は、上述したように、内線と外線が接続される。また
、外線もPSTNに直接接続される場合と、構内交換機
を通してからPSTNや専用線に接続される場合がある
。従って、接続される回線の形態により、回線の品質が
異なる。
【0005】このため、従来のFMS装置において、送
信する回線の形態(種類)によらず交信パラメータを一
律とした場合、通信が安定せず、エラーで終了する場合
があるという欠点があった。そこで、請求項1記載の発
明は、送信回線の種類に応じてモデムの送出レベルを切
り換えることにより、通信を安定させ、伝送エラーの発
生を防止するファクシミリ蓄積交換装置を提供すること
を目的としている。
信する回線の形態(種類)によらず交信パラメータを一
律とした場合、通信が安定せず、エラーで終了する場合
があるという欠点があった。そこで、請求項1記載の発
明は、送信回線の種類に応じてモデムの送出レベルを切
り換えることにより、通信を安定させ、伝送エラーの発
生を防止するファクシミリ蓄積交換装置を提供すること
を目的としている。
【0006】また、請求項2記載の発明は、送信回線の
種類に応じてモデムのトレーニングを開始する際のデー
タ伝送速度を切り換えることにより、通信を安定させ、
伝送エラーの発生を防止するファクシミリ蓄積交換装置
を提供することを目的としている。また、請求項3記載
の発明は、送信回線の種類に応じてモデムの送出レベル
およびトレーニング開始時のデータ伝送速度を切り換え
ることにより、通信を安定させ、伝送エラーの発生を防
止するファクシミリ蓄積交換装置を提供することを目的
としている。
種類に応じてモデムのトレーニングを開始する際のデー
タ伝送速度を切り換えることにより、通信を安定させ、
伝送エラーの発生を防止するファクシミリ蓄積交換装置
を提供することを目的としている。また、請求項3記載
の発明は、送信回線の種類に応じてモデムの送出レベル
およびトレーニング開始時のデータ伝送速度を切り換え
ることにより、通信を安定させ、伝送エラーの発生を防
止するファクシミリ蓄積交換装置を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的を達成するために、原稿データを蓄積して格納
する記憶部と、この記憶部に格納された原稿データを変
調するモデムと、を備えたファクシミリ蓄積交換装置に
おいて、前記記憶部に格納されている原稿データを送信
する場合の使用回線を識別する回線識別手段と、識別さ
れた使用回線の種類に応じて前記モデムの送出レベルを
切り換えるレベル切換手段と、を備えたことを特徴とす
る。
上記目的を達成するために、原稿データを蓄積して格納
する記憶部と、この記憶部に格納された原稿データを変
調するモデムと、を備えたファクシミリ蓄積交換装置に
おいて、前記記憶部に格納されている原稿データを送信
する場合の使用回線を識別する回線識別手段と、識別さ
れた使用回線の種類に応じて前記モデムの送出レベルを
切り換えるレベル切換手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0008】また、請求項2記載の発明は、上記目的を
達成するために、原稿データを蓄積して格納する記憶部
と、この記憶部に格納された原稿データを変調するモデ
ムと、を備えたファクシミリ蓄積交換装置において、前
記記憶部に格納されている原稿データを送信する場合の
使用回線を識別する回線識別手段と、識別された使用回
線の種類に応じて前記モデムのトレーニングを開始する
際のデータ伝送速度を切り換える開始速度切換手段と、
を備えたことを特徴とする。
達成するために、原稿データを蓄積して格納する記憶部
と、この記憶部に格納された原稿データを変調するモデ
ムと、を備えたファクシミリ蓄積交換装置において、前
記記憶部に格納されている原稿データを送信する場合の
使用回線を識別する回線識別手段と、識別された使用回
線の種類に応じて前記モデムのトレーニングを開始する
際のデータ伝送速度を切り換える開始速度切換手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0009】また、請求項3記載の発明は、上記目的を
達成するために、原稿データを蓄積して格納する記憶部
と、この記憶部に格納された原稿データを変調するモデ
ムと、を備えたファクシミリ蓄積交換装置において、前
記記憶部に格納されている原稿データを送信する場合の
使用回線を識別する回線識別手段と、識別された使用回
線の種類に応じて前記モデムの送出レベルを切り換える
レベル切換手段と、識別された使用回線の種類に応じて
前記モデムのトレーニングを開始する際のデータ伝送速
度を切り換える開始速度切換手段と、を備えたことを特
徴とする。
達成するために、原稿データを蓄積して格納する記憶部
と、この記憶部に格納された原稿データを変調するモデ
ムと、を備えたファクシミリ蓄積交換装置において、前
記記憶部に格納されている原稿データを送信する場合の
使用回線を識別する回線識別手段と、識別された使用回
線の種類に応じて前記モデムの送出レベルを切り換える
レベル切換手段と、識別された使用回線の種類に応じて
前記モデムのトレーニングを開始する際のデータ伝送速
度を切り換える開始速度切換手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0010】
【作用】上記構成を有する請求項1記載の発明において
は、記憶部に格納されている原稿データを送信する場合
の使用回線を識別し、識別された使用回線の種類に応じ
てモデムの送出レベルを切り換える。また、上記構成を
有する請求項2記載の発明においては、記憶部に格納さ
れている原稿データを送信する場合の使用回線を識別し
、識別された使用回線の種類に応じてモデムのトレーニ
ングを開始する際のデータ伝送速度を切り換える。
は、記憶部に格納されている原稿データを送信する場合
の使用回線を識別し、識別された使用回線の種類に応じ
てモデムの送出レベルを切り換える。また、上記構成を
有する請求項2記載の発明においては、記憶部に格納さ
れている原稿データを送信する場合の使用回線を識別し
、識別された使用回線の種類に応じてモデムのトレーニ
ングを開始する際のデータ伝送速度を切り換える。
【0011】また、上記構成を有する請求項3記載の発
明においては、記憶部に格納されている原稿データを送
信する場合の使用回線を識別し、識別された使用回線の
種類に応じてモデムの送出レベルを切り換えると共に、
識別された使用回線の種類に応じてモデムのトレーニン
グを開始する際のデータ伝送速度を切り換える。
明においては、記憶部に格納されている原稿データを送
信する場合の使用回線を識別し、識別された使用回線の
種類に応じてモデムの送出レベルを切り換えると共に、
識別された使用回線の種類に応じてモデムのトレーニン
グを開始する際のデータ伝送速度を切り換える。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は請求項1〜3いずれかに記載の発明の一実施例に
係るファクシミリ蓄積交換装置を示す図であり、同図(
a)は本実施例を用いたシステム構成図、同図(b)は
G3通信制御部の回路構成図を示す。
係るファクシミリ蓄積交換装置を示す図であり、同図(
a)は本実施例を用いたシステム構成図、同図(b)は
G3通信制御部の回路構成図を示す。
【0013】まず、構成を説明する。図1(a)におい
て、FMS装置(ファクシミリ蓄積交換装置)11は、
内線12または外線13を介してファクシミリ端末14
に接続されている。なお、外線13は、PSTNに直接
接続されたものと、構内交換機15を介してPSTNま
たは専用線に接続されたものがある。FMS装置11は
、例えばCPUからなるシステム制御部16によって制
御されており、システム制御に必要なパラメータや蓄積
原稿データは記憶部17に記憶されている。
て、FMS装置(ファクシミリ蓄積交換装置)11は、
内線12または外線13を介してファクシミリ端末14
に接続されている。なお、外線13は、PSTNに直接
接続されたものと、構内交換機15を介してPSTNま
たは専用線に接続されたものがある。FMS装置11は
、例えばCPUからなるシステム制御部16によって制
御されており、システム制御に必要なパラメータや蓄積
原稿データは記憶部17に記憶されている。
【0014】G3通信制御部18は、G3ファクシミリ
交信を制御するためのもので、種々の交信パラメータを
決定する。回線交換部19は、外線13または内線12
とG3通信制御部18との接続や切断を行なう。回線I
/F部20は、内外回線とのインタフェースを制御する
。オペポート部21は、FMS装置11にパラメータを
入力したり、レポート送出を指示したりするためのキー
入力装置および表示装置を有している。
交信を制御するためのもので、種々の交信パラメータを
決定する。回線交換部19は、外線13または内線12
とG3通信制御部18との接続や切断を行なう。回線I
/F部20は、内外回線とのインタフェースを制御する
。オペポート部21は、FMS装置11にパラメータを
入力したり、レポート送出を指示したりするためのキー
入力装置および表示装置を有している。
【0015】図1(b)に示すG3通信制御部18にお
いて、モデム(変復調装置)22は、前記記憶部17に
格納されている原稿データを送信(TX)するときには
、符号化されたデジタルデータをアナログデータに変換
し、また原稿データを受信(RX)したときには、アナ
ログデータをデジタルデータに変換して前記記憶部17
に転送する。また、モデム22のRX、TXに接続され
たアナログラインには、帯域制限用のフィルタ23、2
4と、信号レベルを可変するアッテネータ25と、周波
数特性を補償するイコライザ26と、が設けられている
。
いて、モデム(変復調装置)22は、前記記憶部17に
格納されている原稿データを送信(TX)するときには
、符号化されたデジタルデータをアナログデータに変換
し、また原稿データを受信(RX)したときには、アナ
ログデータをデジタルデータに変換して前記記憶部17
に転送する。また、モデム22のRX、TXに接続され
たアナログラインには、帯域制限用のフィルタ23、2
4と、信号レベルを可変するアッテネータ25と、周波
数特性を補償するイコライザ26と、が設けられている
。
【0016】上記構成において、システム制御部16は
回線識別手段として、前記記憶部17に格納されている
原稿データを送信する場合の使用回線が、内線12また
は外線13のいずれであるかを特定し識別する。ここで
、識別された使用回線の種類に応じて、システム制御部
16はG3通信制御部18に向けて制御信号を出力する
。G3通信制御部18において、制御信号を受けたアッ
テネータ25は、レベル切換手段として、図2に示すよ
うに、信号レベルを減衰させてモデム22の送出レベル
を切り換える。また、制御信号を受けたG3通信制御部
18は、開始速度切換手段として、モデム22のトレー
ニングを開始する際のデータ伝送速度を切り換えて、図
2に示す速度から順次下位の速度に変更してトレーニン
グを行なう。
回線識別手段として、前記記憶部17に格納されている
原稿データを送信する場合の使用回線が、内線12また
は外線13のいずれであるかを特定し識別する。ここで
、識別された使用回線の種類に応じて、システム制御部
16はG3通信制御部18に向けて制御信号を出力する
。G3通信制御部18において、制御信号を受けたアッ
テネータ25は、レベル切換手段として、図2に示すよ
うに、信号レベルを減衰させてモデム22の送出レベル
を切り換える。また、制御信号を受けたG3通信制御部
18は、開始速度切換手段として、モデム22のトレー
ニングを開始する際のデータ伝送速度を切り換えて、図
2に示す速度から順次下位の速度に変更してトレーニン
グを行なう。
【0017】次に、本実施例の動作を説明する。まず、
内線12に接続されたファクシミリ端末14からFMS
装置11に、一旦原稿を蓄積する場合の動作について説
明する。内線12に接続されたファクシミリ端末14を
オフフックし、原稿を一旦蓄積するための特別な番号(
以下、ダイヤルコマンドと呼ぶ)を入力する。このダイ
ヤルコマンドは、例えば、 151 211 A1A2…An ##のように
入力される。ここで、「151」は原稿蓄積を指示する
ダイヤルコマンドであり、「211」は蓄積後に送信を
指示するダイヤルコマンドである。A1〜Anは、蓄積
された原稿を送信する相手先を指示するダイヤルコマン
ドであり、通常は相手先の電話番号を入力する。なお、
A1〜Anは、あらかじめFMS装置11に登録されて
いるグループ番号、登録ID番号等であっても構わない
。このダイヤルコマンドは、回線I/F部20を通過し
、システム制御部16に通知される。
内線12に接続されたファクシミリ端末14からFMS
装置11に、一旦原稿を蓄積する場合の動作について説
明する。内線12に接続されたファクシミリ端末14を
オフフックし、原稿を一旦蓄積するための特別な番号(
以下、ダイヤルコマンドと呼ぶ)を入力する。このダイ
ヤルコマンドは、例えば、 151 211 A1A2…An ##のように
入力される。ここで、「151」は原稿蓄積を指示する
ダイヤルコマンドであり、「211」は蓄積後に送信を
指示するダイヤルコマンドである。A1〜Anは、蓄積
された原稿を送信する相手先を指示するダイヤルコマン
ドであり、通常は相手先の電話番号を入力する。なお、
A1〜Anは、あらかじめFMS装置11に登録されて
いるグループ番号、登録ID番号等であっても構わない
。このダイヤルコマンドは、回線I/F部20を通過し
、システム制御部16に通知される。
【0018】システム制御部16は、回線交換部19お
よび回線I/F部20を制御し、内線12に接続された
ファクシミリ端末14とG3通信制御部18を接続し、
通常のG3FAX交信を受け付ける。受信された原稿デ
ータは、G3通信制御部18からシステム制御部16に
送られ、記憶部17に格納される。受け付けたFAX交
信が終了すると、システム制御部16は、回線交換部1
9および回線I/F部20を制御し、前記内線ファクシ
ミリ端末14とG3通信制御部18を切断する。以上が
内線ファクシミリ端末14からFMS装置11に原稿を
蓄積するときの動作である。
よび回線I/F部20を制御し、内線12に接続された
ファクシミリ端末14とG3通信制御部18を接続し、
通常のG3FAX交信を受け付ける。受信された原稿デ
ータは、G3通信制御部18からシステム制御部16に
送られ、記憶部17に格納される。受け付けたFAX交
信が終了すると、システム制御部16は、回線交換部1
9および回線I/F部20を制御し、前記内線ファクシ
ミリ端末14とG3通信制御部18を切断する。以上が
内線ファクシミリ端末14からFMS装置11に原稿を
蓄積するときの動作である。
【0019】次に、蓄積された原稿をFMS装置11か
ら送信するときの動作について説明する。一旦蓄積され
た原稿は、上述したダイヤルコマンドのA1〜Anの番
号に基づいて送信される。システム制御部16が回線交
換部19と回線I/F部20とを制御し、G3通信制御
部18と外線13、またはG3通信制御部18と内線1
2を接続する。その後、記憶部17より送信原稿を読み
出し、G3通信制御部18に転送する。G3通信制御部
18は、通常のG3FAX交信を実行し、原稿を外線1
3または内線12に接続されたファクシミリ端末14に
送信する。通信が終了すると、システム制御部18は、
回線交換部19と回線I/F部20を制御し、G3通信
制御部18と外線13、またはG3通信制御部18と内
線12を切断する。
ら送信するときの動作について説明する。一旦蓄積され
た原稿は、上述したダイヤルコマンドのA1〜Anの番
号に基づいて送信される。システム制御部16が回線交
換部19と回線I/F部20とを制御し、G3通信制御
部18と外線13、またはG3通信制御部18と内線1
2を接続する。その後、記憶部17より送信原稿を読み
出し、G3通信制御部18に転送する。G3通信制御部
18は、通常のG3FAX交信を実行し、原稿を外線1
3または内線12に接続されたファクシミリ端末14に
送信する。通信が終了すると、システム制御部18は、
回線交換部19と回線I/F部20を制御し、G3通信
制御部18と外線13、またはG3通信制御部18と内
線12を切断する。
【0020】ここで、内線12の場合は内線ファクシミ
リ端末14に、また外線13の場合は外線ファクシミリ
端末14に送信されるが、外線13は、図1(a)に示
したように、直接PSTN(公衆アナログ網)に接続さ
れる場合と、構内交換機15に接続される場合がある。 構内交換機15の場合は、さらにその後PSTNに接続
される場合と、専用線に接続される場合がある。
リ端末14に、また外線13の場合は外線ファクシミリ
端末14に送信されるが、外線13は、図1(a)に示
したように、直接PSTN(公衆アナログ網)に接続さ
れる場合と、構内交換機15に接続される場合がある。 構内交換機15の場合は、さらにその後PSTNに接続
される場合と、専用線に接続される場合がある。
【0021】本実施例では、この送信する相手先の種類
(内線、PSTN、専用線)によって、G3FAX送信
のモデム22の送出レベルやデータ信号速度のトレーニ
ング開始速度を切り換える。このときの動作を以下で説
明する。図3は本実施例の動作を示すフローチャートで
ある。まず、システム制御部16は、上述したダイヤル
コマンドのA1〜Anを解析し(ステップS1)、送信
する相手先の種類すなわち使用回線の種類を識別する(
ステップS2)。
(内線、PSTN、専用線)によって、G3FAX送信
のモデム22の送出レベルやデータ信号速度のトレーニ
ング開始速度を切り換える。このときの動作を以下で説
明する。図3は本実施例の動作を示すフローチャートで
ある。まず、システム制御部16は、上述したダイヤル
コマンドのA1〜Anを解析し(ステップS1)、送信
する相手先の種類すなわち使用回線の種類を識別する(
ステップS2)。
【0022】次に、システム制御部16は、識別した相
手先の使用回線の種類に基づき、FAX交信のためのパ
ラメータを記憶部17から読み出す。すなわち、図2に
示した内線用パラメータ(ステップS3)、PSTN用
パラメータ(ステップS4)、または専用線用パラメー
タ(ステップS5)のいずれかを読み出し、これらの交
信用パラメータによってG3通信制御部18を設定する
。なお、これらの交信用パラメータは、オペポート部2
1から、あらかじめ記憶部17に設定してあるものとす
る。
手先の使用回線の種類に基づき、FAX交信のためのパ
ラメータを記憶部17から読み出す。すなわち、図2に
示した内線用パラメータ(ステップS3)、PSTN用
パラメータ(ステップS4)、または専用線用パラメー
タ(ステップS5)のいずれかを読み出し、これらの交
信用パラメータによってG3通信制御部18を設定する
。なお、これらの交信用パラメータは、オペポート部2
1から、あらかじめ記憶部17に設定してあるものとす
る。
【0023】次いで、記憶部17から送信原稿データを
読み出し、該原稿データをシステム制御部11からG3
通信制御部18に転送する。G3通信制御部18は、前
記交信用パラメータに基づき、モデム22の送出レベル
を切り換えると共に、設定されたデータ伝送速度からト
レーニングを開始して、G3FAX送信を行なう(ステ
ップS6)。
読み出し、該原稿データをシステム制御部11からG3
通信制御部18に転送する。G3通信制御部18は、前
記交信用パラメータに基づき、モデム22の送出レベル
を切り換えると共に、設定されたデータ伝送速度からト
レーニングを開始して、G3FAX送信を行なう(ステ
ップS6)。
【0024】図4は本実施例における使用回線の識別処
理を示すフローチャートであり、図3のステップS1お
よびS2の動作を詳細に示すものである。まず、前記ダ
イヤルコマンドA1〜AnにおけるA1の番号数字によ
り内線12または外線13いずれに送信するのかを判断
する(ステップS11)。例えば、A1=0ならば内線
12への送信であると判断する(ステップS12)。
理を示すフローチャートであり、図3のステップS1お
よびS2の動作を詳細に示すものである。まず、前記ダ
イヤルコマンドA1〜AnにおけるA1の番号数字によ
り内線12または外線13いずれに送信するのかを判断
する(ステップS11)。例えば、A1=0ならば内線
12への送信であると判断する(ステップS12)。
【0025】一方、A1=1ならば外線13への送信で
あると判断し、外線13の種類がPSTNであるかPB
X(構内交換機15)であるかをA2の番号数字により
判断する(ステップS13)。例えば、A2=0ならば
PSTN(ステップS14)、A2=1ならばPBX(
ステップS15)のように振り分ける。A2=0ならば
即座にPSTNと判断できるが(ステップS16)、A
2=1ならばPBXからPSTNに送信する場合と、P
BXから専用線に送信する場合とがあるので、A3の番
号数字により送信先を識別する(ステップS17)。
あると判断し、外線13の種類がPSTNであるかPB
X(構内交換機15)であるかをA2の番号数字により
判断する(ステップS13)。例えば、A2=0ならば
PSTN(ステップS14)、A2=1ならばPBX(
ステップS15)のように振り分ける。A2=0ならば
即座にPSTNと判断できるが(ステップS16)、A
2=1ならばPBXからPSTNに送信する場合と、P
BXから専用線に送信する場合とがあるので、A3の番
号数字により送信先を識別する(ステップS17)。
【0026】A3=X(例えばX=0)ならば(ステッ
プS18)、PBXからPSTNへの送信であると判断
し(ステップS19)、使用回線はPSTNと判断する
(ステップS16)。一方、A3=Y(例えばY=8)
ならば(ステップS20)、PBXから専用線への送信
であると判断し(ステップS21)、使用回線は専用線
と判断する(ステップS22)。
プS18)、PBXからPSTNへの送信であると判断
し(ステップS19)、使用回線はPSTNと判断する
(ステップS16)。一方、A3=Y(例えばY=8)
ならば(ステップS20)、PBXから専用線への送信
であると判断し(ステップS21)、使用回線は専用線
と判断する(ステップS22)。
【0027】一方、A3がXでもYでもないときは(ス
テップS23)、PBXが管理している内線端末への送
信であると判断し(ステップS24)、使用回線は専用
線と判断する(ステップS22)。このように、本実施
例においては、送信する回線の種類によりモデム送出レ
ベルとトレーニング開始速度の少なくとも一方を切り換
えることができるので、ファクシミリ通信のエラーを未
然に防ぐことができ、安定した通信(送信)を行なうこ
とができる。
テップS23)、PBXが管理している内線端末への送
信であると判断し(ステップS24)、使用回線は専用
線と判断する(ステップS22)。このように、本実施
例においては、送信する回線の種類によりモデム送出レ
ベルとトレーニング開始速度の少なくとも一方を切り換
えることができるので、ファクシミリ通信のエラーを未
然に防ぐことができ、安定した通信(送信)を行なうこ
とができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係るファクシミリ蓄積交換装置によれば、記憶部に
格納されている原稿データを送信する場合の使用回線を
識別し、識別された使用回線の種類に応じてモデムの送
出レベルを切り換えることにより、通信を安定させ、伝
送エラーの発生を防止することができる。
明に係るファクシミリ蓄積交換装置によれば、記憶部に
格納されている原稿データを送信する場合の使用回線を
識別し、識別された使用回線の種類に応じてモデムの送
出レベルを切り換えることにより、通信を安定させ、伝
送エラーの発生を防止することができる。
【0029】また、請求項2記載の発明に係るファクシ
ミリ蓄積交換装置によれば、記憶部に格納されている原
稿データを送信する場合の使用回線を識別し、識別され
た使用回線の種類に応じてモデムのトレーニングを開始
する際のデータ伝送速度を切り換えることにより、通信
を安定させ、伝送エラーの発生を防止することができる
。
ミリ蓄積交換装置によれば、記憶部に格納されている原
稿データを送信する場合の使用回線を識別し、識別され
た使用回線の種類に応じてモデムのトレーニングを開始
する際のデータ伝送速度を切り換えることにより、通信
を安定させ、伝送エラーの発生を防止することができる
。
【0030】また、請求項3記載の発明に係るファクシ
ミリ蓄積交換装置によれば、記憶部に格納されている原
稿データを送信する場合の使用回線を識別し、識別され
た使用回線の種類に応じてモデムの送出レベルを切り換
えると共に、識別された使用回線の種類に応じて前記モ
デムのトレーニングを開始する際のデータ伝送速度を切
り換えることにより、通信を安定させ、伝送エラーの発
生を防止することができる。
ミリ蓄積交換装置によれば、記憶部に格納されている原
稿データを送信する場合の使用回線を識別し、識別され
た使用回線の種類に応じてモデムの送出レベルを切り換
えると共に、識別された使用回線の種類に応じて前記モ
デムのトレーニングを開始する際のデータ伝送速度を切
り換えることにより、通信を安定させ、伝送エラーの発
生を防止することができる。
【図1】請求項1〜3いずれかに記載の発明の一実施例
に係るファクシミリ蓄積交換装置を示す図であり、同図
(a)は本実施例を用いたシステム構成図、同図(b)
はG3通信制御部の回路構成図を示す。
に係るファクシミリ蓄積交換装置を示す図であり、同図
(a)は本実施例を用いたシステム構成図、同図(b)
はG3通信制御部の回路構成図を示す。
【図2】使用回線に応じたモデム送出レベルとデータ伝
送速度のトレーニング開始速度を示す図である。
送速度のトレーニング開始速度を示す図である。
【図3】実施例の動作を示すフローチャートである。
【図4】実施例における使用回線の識別処理を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】原稿データを蓄積して格納する記憶部と、
この記憶部に格納された原稿データを変調するモデムと
、を備えたファクシミリ蓄積交換装置において、前記記
憶部に格納されている原稿データを送信する場合の使用
回線を識別する回線識別手段と、識別された使用回線の
種類に応じて前記モデムの送出レベルを切り換えるレベ
ル切換手段と、を備えたことを特徴とするファクシミリ
蓄積交換装置。 - 【請求項2】原稿データを蓄積して格納する記憶部と、
この記憶部に格納された原稿データを変調するモデムと
、を備えたファクシミリ蓄積交換装置において、前記記
憶部に格納されている原稿データを送信する場合の使用
回線を識別する回線識別手段と、識別された使用回線の
種類に応じて前記モデムのトレーニングを開始する際の
データ伝送速度を切り換える開始速度切換手段と、を備
えたことを特徴とするファクシミリ蓄積交換装置。 - 【請求項3】原稿データを蓄積して格納する記憶部と、
この記憶部に格納された原稿データを変調するモデムと
、を備えたファクシミリ蓄積交換装置において、前記記
憶部に格納されている原稿データを送信する場合の使用
回線を識別する回線識別手段と、識別された使用回線の
種類に応じて前記モデムの送出レベルを切り換えるレベ
ル切換手段と、識別された使用回線の種類に応じて前記
モデムのトレーニングを開始する際のデータ伝送速度を
切り換える開始速度切換手段と、を備えたことを特徴と
するファクシミリ蓄積交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3130144A JPH04355537A (ja) | 1991-06-03 | 1991-06-03 | データ通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3130144A JPH04355537A (ja) | 1991-06-03 | 1991-06-03 | データ通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04355537A true JPH04355537A (ja) | 1992-12-09 |
Family
ID=15027026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3130144A Pending JPH04355537A (ja) | 1991-06-03 | 1991-06-03 | データ通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04355537A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5815288A (en) * | 1992-07-17 | 1998-09-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Facsimile apparatus with changeable transmission energy level and transmission speed |
US6674550B1 (en) | 1992-07-17 | 2004-01-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Facsimile apparatus |
-
1991
- 1991-06-03 JP JP3130144A patent/JPH04355537A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5815288A (en) * | 1992-07-17 | 1998-09-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Facsimile apparatus with changeable transmission energy level and transmission speed |
US6674550B1 (en) | 1992-07-17 | 2004-01-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Facsimile apparatus |
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