JPH1169033A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH1169033A JPH1169033A JP9222837A JP22283797A JPH1169033A JP H1169033 A JPH1169033 A JP H1169033A JP 9222837 A JP9222837 A JP 9222837A JP 22283797 A JP22283797 A JP 22283797A JP H1169033 A JPH1169033 A JP H1169033A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 G3ファクシミリ装置では画像メモリの余裕に
は拘らずダイレクト送信が可能であるが、G4ファクシミ
リ装置においては、画像メモリに余裕が無い場合にはダ
イレクト送信が出来ず、その場合にはG3方式に切り換え
てダイレクト送信するための操作が必要であった。 【解決手段】 ファクシミリ符号データを蓄積する画像
メモリ7と、G3方式でファクシミリ通信するモデム5
と、G4方式でファクシミリ通信するG4通信制御部50と、
このG4通信制御部50によるダイレクト送信が指示された
場合に画像メモリ7の残容量が所定量以下であるときは
モデム5によるダイレクト送信を行なうCPU1とを備え
る。
は拘らずダイレクト送信が可能であるが、G4ファクシミ
リ装置においては、画像メモリに余裕が無い場合にはダ
イレクト送信が出来ず、その場合にはG3方式に切り換え
てダイレクト送信するための操作が必要であった。 【解決手段】 ファクシミリ符号データを蓄積する画像
メモリ7と、G3方式でファクシミリ通信するモデム5
と、G4方式でファクシミリ通信するG4通信制御部50と、
このG4通信制御部50によるダイレクト送信が指示された
場合に画像メモリ7の残容量が所定量以下であるときは
モデム5によるダイレクト送信を行なうCPU1とを備え
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ装置に
関し、特にG3方式とG4方式との双方で通信可能なファク
シミリ装置に関する。
関し、特にG3方式とG4方式との双方で通信可能なファク
シミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般的なG3ファクシミリ装置では、
原稿を読み取りつつ送信するといういわゆるダイレクト
送信が可能である。このダイレクト送信では画像メモリ
を使用しないため、既に画像メモリに何らかのデータが
蓄積されていて残容量に余裕が無いような場合に有効で
ある。
原稿を読み取りつつ送信するといういわゆるダイレクト
送信が可能である。このダイレクト送信では画像メモリ
を使用しないため、既に画像メモリに何らかのデータが
蓄積されていて残容量に余裕が無いような場合に有効で
ある。
【0003】一方、G4ファクシミリ装置においては、原
稿の読み取りに必要な速度よりも読み取った原稿のファ
クシミリ信号の送信速度の方が大きいので、ダイレクト
送信が指示された場合には1ページ分の原稿を読み取っ
て画像メモリに蓄積した後にそのページのファクシミリ
信号を送信するようにしている。しかし、G4ファクシミ
リ装置においても、画像メモリに何らかのデータが蓄積
されていて余裕が無いような場合にはダイレクト送信は
出来ない。特に、G4ファクシミリ装置は、同報通信の際
の中継,転送装置として使用されるように設定されてい
る場合が多いため、画像メモリに余裕が無い状態も往々
にして発生する可能性がある。
稿の読み取りに必要な速度よりも読み取った原稿のファ
クシミリ信号の送信速度の方が大きいので、ダイレクト
送信が指示された場合には1ページ分の原稿を読み取っ
て画像メモリに蓄積した後にそのページのファクシミリ
信号を送信するようにしている。しかし、G4ファクシミ
リ装置においても、画像メモリに何らかのデータが蓄積
されていて余裕が無いような場合にはダイレクト送信は
出来ない。特に、G4ファクシミリ装置は、同報通信の際
の中継,転送装置として使用されるように設定されてい
る場合が多いため、画像メモリに余裕が無い状態も往々
にして発生する可能性がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、G3ファ
クシミリ装置では画像メモリの余裕には拘らずダイレク
ト送信が可能であるが、G4ファクシミリ装置において
は、画像メモリに余裕が無い場合にはダイレクト送信が
出来ず、その場合にはG3方式に切り換えてダイレクト送
信するための操作が必要であった。
クシミリ装置では画像メモリの余裕には拘らずダイレク
ト送信が可能であるが、G4ファクシミリ装置において
は、画像メモリに余裕が無い場合にはダイレクト送信が
出来ず、その場合にはG3方式に切り換えてダイレクト送
信するための操作が必要であった。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、G3方式での送信も可能なG4ファクシミリ装
置において、G4方式でダイレクト送信が不可能な場合に
自動的にG3方式でダイレクト送信を行ない得るファクシ
ミリ装置の提供を目的とする。
ものであり、G3方式での送信も可能なG4ファクシミリ装
置において、G4方式でダイレクト送信が不可能な場合に
自動的にG3方式でダイレクト送信を行ない得るファクシ
ミリ装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るファクシミ
リ装置は、ファクシミリ符号データを蓄積する記憶手段
と、G3方式でファクシミリ通信する第1通信手段と、G4
方式でファクシミリ通信する第2通信手段と、第2通信
手段によるダイレクト送信が指示された場合に記憶手段
の残容量が所定量以下であるときは第1通信手段による
ダイレクト送信を行なう制御手段とを備えたことを特徴
とする。
リ装置は、ファクシミリ符号データを蓄積する記憶手段
と、G3方式でファクシミリ通信する第1通信手段と、G4
方式でファクシミリ通信する第2通信手段と、第2通信
手段によるダイレクト送信が指示された場合に記憶手段
の残容量が所定量以下であるときは第1通信手段による
ダイレクト送信を行なう制御手段とを備えたことを特徴
とする。
【0007】このような本発明のファクシミリ装置で
は、第2通信手段によるG4方式でダイレクト送信が指示
された場合に、記憶手段の残容量が所定量以下であると
きは制御手段が第1通信手段によるG3方式でのダイレク
ト送信を自動的に実行する。
は、第2通信手段によるG4方式でダイレクト送信が指示
された場合に、記憶手段の残容量が所定量以下であると
きは制御手段が第1通信手段によるG3方式でのダイレク
ト送信を自動的に実行する。
【0008】また本発明に係るファクシミリ装置は、上
述の発明における所定量が、標準的な原稿の少なくとも
1ページ分のファクシミリ符号データに相当するデータ
量であることを特徴とする。
述の発明における所定量が、標準的な原稿の少なくとも
1ページ分のファクシミリ符号データに相当するデータ
量であることを特徴とする。
【0009】このような本発明のファクシミリ装置で
は、記憶手段の残容量が標準的な原稿の少なくとも1ペ
ージ分のファクシミリ符号データに相当する所定量より
大きい場合には第2通信手段によるG4ファクシミリ送信
が行なわれるが、小さい場合には自動的に第1通信手段
によるG3ファクシミリ送信に切り替わる。
は、記憶手段の残容量が標準的な原稿の少なくとも1ペ
ージ分のファクシミリ符号データに相当する所定量より
大きい場合には第2通信手段によるG4ファクシミリ送信
が行なわれるが、小さい場合には自動的に第1通信手段
によるG3ファクシミリ送信に切り替わる。
【0010】更に本発明に係るファクシミリ装置は、前
述の発明において、制御手段が、第2通信手段によるダ
イレクト送信のためのファクシミリ符号データの記憶手
段への蓄積中に残容量が無くなった場合は、既に記憶手
段に蓄積されているファクシミリ符号データを第1通信
手段で送信し、その後に第1通信によるダイレクト送信
を行なうべくなしてあることを特徴とする。
述の発明において、制御手段が、第2通信手段によるダ
イレクト送信のためのファクシミリ符号データの記憶手
段への蓄積中に残容量が無くなった場合は、既に記憶手
段に蓄積されているファクシミリ符号データを第1通信
手段で送信し、その後に第1通信によるダイレクト送信
を行なうべくなしてあることを特徴とする。
【0011】このような本発明のファクシミリ装置で
は、第2通信手段によるダイレクト送信が一旦開始され
た後においても、記憶手段への蓄積中に残容量が無くな
った場合は、既に記憶手段に蓄積されているファクシミ
リ符号データが第1通信手段でG3ファクシミリ送信さ
れ、その後に自動的に原稿の残りの部分が第1通信によ
るダイレクト送信でG3ファクシミリ送信される。
は、第2通信手段によるダイレクト送信が一旦開始され
た後においても、記憶手段への蓄積中に残容量が無くな
った場合は、既に記憶手段に蓄積されているファクシミ
リ符号データが第1通信手段でG3ファクシミリ送信さ
れ、その後に自動的に原稿の残りの部分が第1通信によ
るダイレクト送信でG3ファクシミリ送信される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係るファ
クシミリ装置の一構成例を示すブロック図である。な
お、図1に示されている本発明のファクシミリ装置は、
アナログ回線網であるPSTN(Public Switched Telephone
Network:公衆電話回線網) を介してG3方式でのファク
シミリ通信と、またデジタル回線網であるISDN(Integra
ted Services Digital Network)を介してのG4方式での
ファクシミリ通信との双方が可能である。
示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係るファ
クシミリ装置の一構成例を示すブロック図である。な
お、図1に示されている本発明のファクシミリ装置は、
アナログ回線網であるPSTN(Public Switched Telephone
Network:公衆電話回線網) を介してG3方式でのファク
シミリ通信と、またデジタル回線網であるISDN(Integra
ted Services Digital Network)を介してのG4方式での
ファクシミリ通信との双方が可能である。
【0013】図1において、参照符号1は本発明のファ
クシミリ装置の制御部として機能するCPU(中央処理装
置) を示しており、このファクシミリ装置全体の動作を
制御するためのプログラム等を予め記憶したROM (Read
Only Memory)2と、CPU1による制御に必要なデータ、あ
るいは動作時に一時記憶が必要なデータ等を記憶するRA
M(Random Access Memory) 3とが接続されている。
クシミリ装置の制御部として機能するCPU(中央処理装
置) を示しており、このファクシミリ装置全体の動作を
制御するためのプログラム等を予め記憶したROM (Read
Only Memory)2と、CPU1による制御に必要なデータ、あ
るいは動作時に一時記憶が必要なデータ等を記憶するRA
M(Random Access Memory) 3とが接続されている。
【0014】また、CPU1にはNCU (Network Control Uni
t)4, 第1通信手段としてのモデム5及び第2通信手段
としてのG4通信制御部50が接続されている。NCU4は、CP
U1により制御されて、アナログ回線ALとこのファクシミ
リ装置との接続を制御すると共に、通信相手の電話番号
に応じたダイヤルパルスを送出する機能及び着信を検出
する機能を有している。なお、アナログ回線ALはPSTNに
接続されている。
t)4, 第1通信手段としてのモデム5及び第2通信手段
としてのG4通信制御部50が接続されている。NCU4は、CP
U1により制御されて、アナログ回線ALとこのファクシミ
リ装置との接続を制御すると共に、通信相手の電話番号
に応じたダイヤルパルスを送出する機能及び着信を検出
する機能を有している。なお、アナログ回線ALはPSTNに
接続されている。
【0015】G4通信制御部50はデジタル回線DLを介して
ISDN回線に接続している。ところで、通常のISDN回線に
は二つのBチャンネル一つのDチャンネルとが含まれて
おり、Bチャンネルが通常のデータ伝送に使用され、D
チャンネルは電話番号の信号,ベルを鳴動させる呼び出
し信号等の種々の制御用信号の伝送に使用される。従っ
て、G4ファクシミリ通信のデータそのものはBチャンネ
ルを使用して伝送されるが、呼接続,回線設定,呼切断
等の制御用の信号はDチャンネルをパケット通信で伝送
される。
ISDN回線に接続している。ところで、通常のISDN回線に
は二つのBチャンネル一つのDチャンネルとが含まれて
おり、Bチャンネルが通常のデータ伝送に使用され、D
チャンネルは電話番号の信号,ベルを鳴動させる呼び出
し信号等の種々の制御用信号の伝送に使用される。従っ
て、G4ファクシミリ通信のデータそのものはBチャンネ
ルを使用して伝送されるが、呼接続,回線設定,呼切断
等の制御用の信号はDチャンネルをパケット通信で伝送
される。
【0016】CPU1には更に、読取部6, 画像メモリ7,
コーデック8, 記録部9, 操作部10, 表示部11等が接続
されている。
コーデック8, 記録部9, 操作部10, 表示部11等が接続
されている。
【0017】読取部6はたとえば CCDイメージセンサ等
を利用して原稿画像の読み取りを行なう。画像メモリ7
は、読取部6が読み取った画データをコーデック8によ
り変換したファクシミリ符号データを記憶し、また外部
から回線L及びモデム5を介して受信したファクシミリ
符号データを記憶する記憶手段として機能する。コーデ
ック8は、送信すべき原稿を読取部6が読み取ったデジ
タルデータをファクシミリ符号データに符号化し、また
外部から受信して画像メモリ7に蓄積されているファク
シミリ符号データを復号化する。
を利用して原稿画像の読み取りを行なう。画像メモリ7
は、読取部6が読み取った画データをコーデック8によ
り変換したファクシミリ符号データを記憶し、また外部
から回線L及びモデム5を介して受信したファクシミリ
符号データを記憶する記憶手段として機能する。コーデ
ック8は、送信すべき原稿を読取部6が読み取ったデジ
タルデータをファクシミリ符号データに符号化し、また
外部から受信して画像メモリ7に蓄積されているファク
シミリ符号データを復号化する。
【0018】記録部9は受信画データまたは読取部6が
読み取った画データを記録紙(用紙)上に記録する。操
作部10は電話番号等の数字を入力するためのテンキー,
ワンタッチキー, 短縮キー, 種々の動作を指示するため
の操作キー等で構成されている。表示部11は、操作部10
の操作により入力された電話番号等の種々の情報を表示
する CRTディスプレイまたはLCD(液晶表示装置) 等で構
成されている。
読み取った画データを記録紙(用紙)上に記録する。操
作部10は電話番号等の数字を入力するためのテンキー,
ワンタッチキー, 短縮キー, 種々の動作を指示するため
の操作キー等で構成されている。表示部11は、操作部10
の操作により入力された電話番号等の種々の情報を表示
する CRTディスプレイまたはLCD(液晶表示装置) 等で構
成されている。
【0019】次に、上述のような構成のG3及びG4双方の
方式のファクシミリ通信が可能な本発明のファクシミリ
装置の動作について、CPU1による制御手順を示す図2及
び図3のフローチャートを参照して説明する。なお、以
下の説明では、簡単のために送信原稿は1ページのみで
あるとする。
方式のファクシミリ通信が可能な本発明のファクシミリ
装置の動作について、CPU1による制御手順を示す図2及
び図3のフローチャートを参照して説明する。なお、以
下の説明では、簡単のために送信原稿は1ページのみで
あるとする。
【0020】まず、CPU1はユーザがG3ダイレクト送信の
モードを指示したか否かを判断する(ステップS11)。こ
の際、G4ダイレクト送信以外のモードをユーザが指示し
ていた場合には (ステップS11 で”NO”) 、CPU1はユー
ザが指示したモードに従って通信を行なう (ステップS4
1)。
モードを指示したか否かを判断する(ステップS11)。こ
の際、G4ダイレクト送信以外のモードをユーザが指示し
ていた場合には (ステップS11 で”NO”) 、CPU1はユー
ザが指示したモードに従って通信を行なう (ステップS4
1)。
【0021】ユーザがG4ダイレクト送信のモードを指定
していた場合には (ステップS11 で”YES ”) 、CPU1は
次に画像メモリ7の残容量を調べ (ステップS12)、所定
量以上の残容量がある場合には (ステップS12 で”YES
”) 、読取部6が読み取った原稿の1ページ分のデジ
タルデータを画像メモリ7が符号化したファクシミリ符
号データの蓄積を開始する (ステップS13)。ここで、所
定量とは、標準的な原稿をファクシミリ符号データに変
換した場合のデータ量に若干の余裕をみたデータのこと
である。
していた場合には (ステップS11 で”YES ”) 、CPU1は
次に画像メモリ7の残容量を調べ (ステップS12)、所定
量以上の残容量がある場合には (ステップS12 で”YES
”) 、読取部6が読み取った原稿の1ページ分のデジ
タルデータを画像メモリ7が符号化したファクシミリ符
号データの蓄積を開始する (ステップS13)。ここで、所
定量とは、標準的な原稿をファクシミリ符号データに変
換した場合のデータ量に若干の余裕をみたデータのこと
である。
【0022】このようにしてファクシミリ符号データが
画像メモリ7に蓄積されるが、その間にもCPU1は画像メ
モリ7の実際の残容量を調べつつ (ステップS14)、ファ
クシミリ符号データの画像メモリ7への蓄積を行なう
(ステップS15)。これは、ファクシミリ符号データは実
際に符号化してみなければそのデータ量が不明なためで
ある。画像メモリ7の残容量を消費してしまわない内に
画像メモリ7への1ページ分のファクシミリ符号データ
の蓄積が終了した場合には (ステップS14 及びS15 で共
に”YES ”) 、CPU1はG4通信制御部50をISDN回線に接続
してユーザが入力している送信相手の電話番号に呼設定
を行ない (ステップS16)、接続すればISDN回線を通じて
G4方式でファクシミリ通信を実行する (ステップS17)。
画像メモリ7に蓄積されるが、その間にもCPU1は画像メ
モリ7の実際の残容量を調べつつ (ステップS14)、ファ
クシミリ符号データの画像メモリ7への蓄積を行なう
(ステップS15)。これは、ファクシミリ符号データは実
際に符号化してみなければそのデータ量が不明なためで
ある。画像メモリ7の残容量を消費してしまわない内に
画像メモリ7への1ページ分のファクシミリ符号データ
の蓄積が終了した場合には (ステップS14 及びS15 で共
に”YES ”) 、CPU1はG4通信制御部50をISDN回線に接続
してユーザが入力している送信相手の電話番号に呼設定
を行ない (ステップS16)、接続すればISDN回線を通じて
G4方式でファクシミリ通信を実行する (ステップS17)。
【0023】ここでは送信原稿は1ページであるので、
以上によりG4ダイレクト送信が終了する。
以上によりG4ダイレクト送信が終了する。
【0024】次に、上述のステップS12 において、画像
メモリ7の残容量が所定量以下、即ち画像メモリ7から
読み込んでコーデック8でファクシミリ符号データに符
号化した場合のデータ量が標準的な原稿をファクシミリ
符号データに変換した場合のデータ量に満たない場合に
ついて説明する。
メモリ7の残容量が所定量以下、即ち画像メモリ7から
読み込んでコーデック8でファクシミリ符号データに符
号化した場合のデータ量が標準的な原稿をファクシミリ
符号データに変換した場合のデータ量に満たない場合に
ついて説明する。
【0025】この場合には、CPU1はG3方式のファクシミ
リ通信を行なうこととし、まずNCU4をPSTNに接続してユ
ーザが入力している送信相手の電話番号を発呼する (ス
テップS21)。そして、CPU1は読取部6で原稿を読み取り
つつその結果をコーデック8でファクシミリ符号データ
に符号化し、更に符号化後のデータをモデム5でアナロ
グ音声信号に変調してPSTNを通じて送信する (ステップ
S22)。即ちこの場合、G3ダイレクト送信が実行される。
そして、原稿の読み取り, 符号化及び送信が終了すると
(ステップS23 で”YES ”) 、CPU1はNCU4に回線を開放
させて処理を終了する (ステップS24)。
リ通信を行なうこととし、まずNCU4をPSTNに接続してユ
ーザが入力している送信相手の電話番号を発呼する (ス
テップS21)。そして、CPU1は読取部6で原稿を読み取り
つつその結果をコーデック8でファクシミリ符号データ
に符号化し、更に符号化後のデータをモデム5でアナロ
グ音声信号に変調してPSTNを通じて送信する (ステップ
S22)。即ちこの場合、G3ダイレクト送信が実行される。
そして、原稿の読み取り, 符号化及び送信が終了すると
(ステップS23 で”YES ”) 、CPU1はNCU4に回線を開放
させて処理を終了する (ステップS24)。
【0026】このように、ユーザがG4ダイレクト送信を
指示した場合にも、画像メモリ7の残容量が所定量以下
である場合には、CPU1は自動的にG3ダイレクト送信に切
り換えてファクシミリ通信を実行する。
指示した場合にも、画像メモリ7の残容量が所定量以下
である場合には、CPU1は自動的にG3ダイレクト送信に切
り換えてファクシミリ通信を実行する。
【0027】次に、上述のステップS14 において、ファ
クシミリ符号データの画像メモリ7への蓄積途中に画像
メモリ7の残容量が無くなってしまった場合について説
明する。
クシミリ符号データの画像メモリ7への蓄積途中に画像
メモリ7の残容量が無くなってしまった場合について説
明する。
【0028】前述のように、ファクシミリ符号データに
際しては、実際にどの程度のデータ量のファクシミリ符
号データが最終的に得られるかを事前に厳密に予測する
ことは不可能である。このため、ステップS12 において
画像メモリ7の残容量を調べらたにしても、実際に原稿
のファクシミリ符号データへの符号化を開始すると、画
像メモリ7の残容量では不足する事態も生じ得る。
際しては、実際にどの程度のデータ量のファクシミリ符
号データが最終的に得られるかを事前に厳密に予測する
ことは不可能である。このため、ステップS12 において
画像メモリ7の残容量を調べらたにしても、実際に原稿
のファクシミリ符号データへの符号化を開始すると、画
像メモリ7の残容量では不足する事態も生じ得る。
【0029】このような場合には、CPU1は画像メモリ7
の残容量が無くなった時点で、またはそうなるであろう
ことが判明した時点で一端原稿の読取部6による読み取
り,画像メモリ7による符号化及び符号化後のデータの
画像メモリ7への蓄積を中止する (ステップS31)。
の残容量が無くなった時点で、またはそうなるであろう
ことが判明した時点で一端原稿の読取部6による読み取
り,画像メモリ7による符号化及び符号化後のデータの
画像メモリ7への蓄積を中止する (ステップS31)。
【0030】そして、CPU1はG3方式のファクシミリ通信
を行なうこととし、まずNCU4をPSTNに接続してユーザが
入力している送信相手の電話番号を発呼する (ステップ
S32)。そして、CPU1は既に画像メモリ7に蓄積されてい
るファクシミリ符号データをG3方式のファクシミリ通信
でPSTNを通じて送信し (ステップS33)、画像メモリ7に
蓄積されていたファクシミリ符号データの全てのG3方式
のファクシミリ通信での送信が終了すると (ステップS3
4 で”YES ”) 、原稿の読み取りを読取部6に再開させ
ると共にその結果をコーデック8でファクシミリ符号デ
ータに符号化させし、更に符号化後のデータをPSTNを通
じて送信する (ステップS35)。即ちこの場合、一枚の原
稿の途中からG3ダイレクト送信に切り換えられる。そし
て、原稿の読み取り, 符号化及び送信が終了すると (ス
テップS36 で”YES ”) 、CPU1はNCU4に回線を開放させ
て処理を終了する (ステップS37)。
を行なうこととし、まずNCU4をPSTNに接続してユーザが
入力している送信相手の電話番号を発呼する (ステップ
S32)。そして、CPU1は既に画像メモリ7に蓄積されてい
るファクシミリ符号データをG3方式のファクシミリ通信
でPSTNを通じて送信し (ステップS33)、画像メモリ7に
蓄積されていたファクシミリ符号データの全てのG3方式
のファクシミリ通信での送信が終了すると (ステップS3
4 で”YES ”) 、原稿の読み取りを読取部6に再開させ
ると共にその結果をコーデック8でファクシミリ符号デ
ータに符号化させし、更に符号化後のデータをPSTNを通
じて送信する (ステップS35)。即ちこの場合、一枚の原
稿の途中からG3ダイレクト送信に切り換えられる。そし
て、原稿の読み取り, 符号化及び送信が終了すると (ス
テップS36 で”YES ”) 、CPU1はNCU4に回線を開放させ
て処理を終了する (ステップS37)。
【0031】このように、ユーザがG4ダイレクト送信を
指示し、ファクシミリ装置が実際にそれを開始した場合
にも、画像メモリ7の残容量がその途中で無くなってし
まった場合には、CPU1はその時点でそれまでに画像メモ
リ7に蓄積されていたファクシミリ符号データをG3方式
で送信し、その後に残りの原稿を読み取って自動的にG3
ダイレクト送信に切り換えてファクシミリ通信を実行す
る。
指示し、ファクシミリ装置が実際にそれを開始した場合
にも、画像メモリ7の残容量がその途中で無くなってし
まった場合には、CPU1はその時点でそれまでに画像メモ
リ7に蓄積されていたファクシミリ符号データをG3方式
で送信し、その後に残りの原稿を読み取って自動的にG3
ダイレクト送信に切り換えてファクシミリ通信を実行す
る。
【0032】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明のファクシ
ミリ装置によれば、第2通信手段によるG4方式でダイレ
クト送信が指示された場合に、記憶手段の残容量が所定
量以下であるときは制御手段が第1通信手段によるG3方
式でのダイレクト送信を自動的に実行するので、ユーザ
は自身でG3またはG4の選択を行なうことなしに送信の指
示をすることが可能になる。
ミリ装置によれば、第2通信手段によるG4方式でダイレ
クト送信が指示された場合に、記憶手段の残容量が所定
量以下であるときは制御手段が第1通信手段によるG3方
式でのダイレクト送信を自動的に実行するので、ユーザ
は自身でG3またはG4の選択を行なうことなしに送信の指
示をすることが可能になる。
【0033】また、記憶手段の残容量が標準的な原稿の
少なくとも1ページ分のファクシミリ符号データに相当
する所定量より大きい場合には第2通信手段によるG4フ
ァクシミリ送信が行なわれるが、小さい場合には自動的
に第1通信手段によるG3ファクシミリ送信に切り替わ
る。
少なくとも1ページ分のファクシミリ符号データに相当
する所定量より大きい場合には第2通信手段によるG4フ
ァクシミリ送信が行なわれるが、小さい場合には自動的
に第1通信手段によるG3ファクシミリ送信に切り替わ
る。
【0034】更に、第2通信手段によるダイレクト送信
が一旦開始された後においても、記憶手段への蓄積中に
残容量が無くなった場合は、既に記憶手段に蓄積されて
いるファクシミリ符号データが第1通信手段でG3ファク
シミリ送信され、その後に自動的に原稿の残りの部分が
第1通信によるダイレクト送信でG3ファクシミリ送信さ
れる。
が一旦開始された後においても、記憶手段への蓄積中に
残容量が無くなった場合は、既に記憶手段に蓄積されて
いるファクシミリ符号データが第1通信手段でG3ファク
シミリ送信され、その後に自動的に原稿の残りの部分が
第1通信によるダイレクト送信でG3ファクシミリ送信さ
れる。
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の一構成例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】本発明のファクシミリ装置の動作説明のための
フローチャートである。
フローチャートである。
【図3】本発明のファクシミリ装置の動作説明のための
フローチャートである。
フローチャートである。
1 CPU 、2 ROM 、3 RAM 、4 NCU 、5 モデ
ム、7 画像メモリ、50G4通信制御部。
ム、7 画像メモリ、50G4通信制御部。
Claims (3)
- 【請求項1】 ファクシミリ符号データを蓄積する記憶
手段と、G3方式でファクシミリ通信する第1通信手段
と、G4方式でファクシミリ通信する第2通信手段と、前
記第2通信手段によるダイレクト送信が指示された場合
に前記記憶手段の残容量が所定量以下であるときは前記
第1通信手段によるダイレクト送信を行なう制御手段と
を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】 前記所定量は、標準的な原稿の少なくと
も1ページ分のファクシミリ符号データに相当するデー
タ量であることを特徴とする請求項1に記載のファクシ
ミリ装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記第2通信手段によ
るダイレクト送信のためのファクシミリ符号データの前
記記憶手段への蓄積中に残容量が無くなった場合は、既
に前記記憶手段に蓄積されているファクシミリ符号デー
タを前記第1通信手段で送信し、その後に前記第1通信
によるダイレクト送信を行なうべくなしてあることを特
徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9222837A JPH1169033A (ja) | 1997-08-19 | 1997-08-19 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9222837A JPH1169033A (ja) | 1997-08-19 | 1997-08-19 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1169033A true JPH1169033A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16788692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9222837A Pending JPH1169033A (ja) | 1997-08-19 | 1997-08-19 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1169033A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0948189A2 (en) * | 1998-03-30 | 1999-10-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Information transmission device |
WO2000044108A1 (fr) * | 1999-01-22 | 2000-07-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Egalisateur adaptatif et procede d'egalisation adaptative |
JP2008017231A (ja) * | 2006-07-06 | 2008-01-24 | Ricoh Co Ltd | 通信装置 |
-
1997
- 1997-08-19 JP JP9222837A patent/JPH1169033A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0948189A2 (en) * | 1998-03-30 | 1999-10-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Information transmission device |
EP0948189A3 (en) * | 1998-03-30 | 2001-01-17 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Information transmission device |
US6636333B1 (en) | 1998-03-30 | 2003-10-21 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Information transmission device |
WO2000044108A1 (fr) * | 1999-01-22 | 2000-07-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Egalisateur adaptatif et procede d'egalisation adaptative |
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