JPH04144476A - ファクシミリ端末 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はファクシミリ端末に関し、特に加入電話回線で
使用するファクシミリ端末に関する。

〔従来の技術〕

従来のファクシミリ端末は、着側の意志に関係なく、送
信元がダイヤルした着信ファクシミリ端末に情報が無条
件に出力されていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のファクシミリ端末ては、着側の意志に関
係なく送信元からの情報を着側ファクシミリ端末に出力
していたため、着側加入者には不必要な情報も出力され
るので、ファックス用紙が無駄に使用され経費がかさみ
、紙切れのために必要な情報が受信できない等の欠点が
あった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のファクシミリ端末は、加入電話回線で接続され
る不特定多数の発側端末からの着信を許容するか特定端
末からの着信のみを許容するかの着信モー１〜を切り替
える手段と、自端末番号と着信を許容する複数の発側端
末番号とを記憶する手段と、着信した発側端末に対し端
末番号の送出を要求する手段と、前記端末番号の受信を
一定時間監視する手段と、着側端末からの端末番号送出
要求を受信し前記自端末番号を送出する手段と、受信し
た発側端末番号と記憶済みの発側端末番号とを比較する
手段と、前記比較結果が一致のとき前記発側端末に対し
て送信開始を指示する手段とを有する。

〔作用〕

発側端末からのファクシミリ通信要求が着側端末に到達
すると、着側端末は着信モードをチエツクし、全着信呼
を許容する状態であれは通常のファクシミリ通信と同様
にデータ受信可情報が発側端末に送出され通信が開始さ
れる。しかし、特定端末からの着信しが受信しない状態
であれば、着側端末は発側端末に対し発側端末番号の送
出を要求する。発側端末はこの要求に従い自端末番号を
送出する。着側端末は一定時間発側端末番号を待つかこ
の時間内に発側端末番号を受信できない場合は通信回線
を切断（終話）する。一定時間内に発側端末番号を受信
するとこの発側端末番号を複数の記憶済み許容相手先端
末番号と比較する。記憶済み許容相手先端末番号に一致
するものがない場合は通信回線を切断するが、一致する
ものがあった場合は着信を許容し発側端末に送信開始を
指示する。発側端末はこの送信開始指示を利用者に伝達
し、利用者の指示で通信を開始する。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。第１図
は本発明の一実施例のブロック図である。

本実施例において、ファクシミリ端末１は送信時に必要
となる自端末番号記憶部２、受信時に必要となる許容相
手先端末番号記憶部３、送信時および着信時に必要とな
る情報送出部５、情報受信部６、制御部７、および端末
の受信モードを予め設定するための着信モード切替部４
から構成される。

第２図は本実施例の動作を説明するためのブロック図で
あり、発側ファクシミリ端末８と着側ファクシミリ端末
１４とが交換機１３により接続される。

まず、着側端末が不特定多数端末からのファクシミリ通
信の全てを許容する場合について動作を説明する。第１
図の着信モード切替部４が利用者の操作入力により全着
信を許容する旨の指示を受けると、着信モードを全着信
許容モードに設定する。この状態下で着信接続があると
着側端末は従来のファクシミリ通信と同様にデータの受
信準備を行ない、データ受信可の状態になるとＣＥＤ信
号（２１００１−１２のトーン信号）が第２図の情報送
出部１７から発信端末に送られる。発側端末では利用者
がこの１・−ンを聞き送信キーを押下すると送信か開始
される。

つぎに、着側端末か特定端末からのファクシミリ通信の
着信しか許容しない場合について動作を説明する。この
場合、発側端末、着側端末にはそれぞれ自端末番号およ
び許容相手先端末番号（複数）がデンキー（数字キー）
を用いて利用者により予め設定されている。着側利用者
は特定端末からの着信しか認めない限定着信を指示する
。この指示は第２ＵＡの着信モー１＜切替部１６で受信
され限定着信モー１へになる。通常の電話接続と同様に
発側端末８から、交換機１３経由て着側端末１４に着信
かあると、着側端末１４の制御部１９が着信モート切替
部１６の着信モー１〜を判定する。判定結果は限定着信
モー１〜であるため、制御部１９から情報送出部１７に
指示が出て、情報送出部］７から発側端末８に発側端末
の端末番号を要求する。この要求は発側端末８の情報受
信部１］で受信され、制御部１２に送られる。制御部１
２は自端末番号記憶部９がら自端末番号を読出し、情報
送出部］０経由て着側端末に送る。この介側端末番号は
着側端末１４の情報受信部１８で受信され、制御部１つ
に送られる。制御部１９ではこの発側端末番号を許容相
手先端末番号記憶部１５に登録されている端末番号の全
てと比較する。比較した結果、一致したものがある場合
はＣＥＤ信号を情報送出部１７から発側端末に送出する
。以後データ通信が開始されるまでの動作は」二連の着
側端末が不特定多数からのファクシミリ通信の着信を許
容する場合と同様である。

但し、発側端末から発側端末の自端末番号が送られてこ
ない場合や、発側端末番号と一致する端末番号が許容相
手先端末番号記憶部に登録されていない場合は着側端末
は交換機１３と接続されている通信回線を切断（受話器
のＯＮ　　ＨＯＯＫに相当）することにより、発側端末
からのファクシミリ通信を拒否する。

なお、着側端末のみが本実施例の端末を使用した場合で
も、着信モードを全着信許容モードにずれば既設端末か
らの着信も受信可能であり、しかも、着信モード切り替
えを有効に利用すれば必要時以外は着信を規制すること
ができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、着側端末で送信元を指定
できるため、不必要な発信者からの着信を規制できファ
クシミリ端末の使用時間が軽減でき端末の有効利用か図
れる。またファックス用紙が無駄に使用されず経済効果
が図れるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のフロック図、第２図は本実
施例の動作を説明するためのブロック図である。 １・・・ファクシミリ端末、２・・・自端末番号記憶部
、３・・・許容相手先端末番号記憶部、４・・・着信モ
ード切替部、５・・・情報送出部、６・・・情報受信部
、７・・・制御部、８・・・発側ファクシミリ端末、９
・・・発側ファクシミリ端末の自端末番号記憶部、１０
・・・発側ファクシミリ端末の情報送出部、１１・・・
発側ファクシミリ端末の情報受信部、１２・・・発側フ
ァクシミリ端末の制御部、１３・・・交換機、１４・・
・着側ファクシミリ端末、１５・・・着側ファクシミリ
端末の許容相手先端末番号記憶部、１６・・・着側ファ
クシミリ端末の着信モード切替部、１７・・・着側ファ
クシミリ端末の情報送出部、１８・・・着側ファクシミ
リ端末の情報受信部、１９・・・着側ファクシミリ端末
の制御部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、加入電話回線で接続される不特定多数の発側端末か
   らの着信を許容するか特定端末からの着信のみを許容す
   るかの着信モードを切り替える手段と、自端末番号と着
   信を許容する複数の発側端末番号とを記憶する手段と、
   着信した発側端末に対し端末番号の送出を要求する手段
   と、前記端末番号の受信を一定時間監視する手段と、着
   側端末からの端末番号送出要求を受信し前記自端末番号
   を送出する手段と、受信した発側端末番号と記憶済みの
   発側端末番号とを比較する手段と、前記比較結果が一致
   のとき前記発側端末に対して送信開始を指示する手段と
   を有することを特徴とするファクシミリ端末。 ２、前記比較結果が不一致のとき着信回線を切断する手
   段を有することを特徴とする請求項１記載のファクシミ
   リ端末。 ３、前記着側端末からの送信開始指示を扱者に通知する
   手段を有することを特徴とする請求項１または２記載の
   ファクシミリ端末。