JP3408274B2 - 構内交換機 - Google Patents

構内交換機

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JP3408274B2 JP33745092A JP33745092A JP3408274B2 JP 3408274 B2 JP3408274 B2 JP 3408274B2 JP 33745092 A JP33745092 A JP 33745092A JP 33745092 A JP33745092 A JP 33745092A JP 3408274 B2 JP3408274 B2 JP 3408274B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内線端末から発された呼
を、最適な方路を選択して発信する最適ルート選択機能
を持つ構内交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の構内交換機においては、通信にか
かるコストを低減させるために、発信に使用する内線の
発信クラス、通話相手先、通話の行われる時刻・曜日等
に応じて最適な局線トランクを捕捉した上で、ダイヤル
番号を適当に変換して方路を選択して発信する最適ルー
ト選択と呼ばれる機能を有する。ここで、「最適」とは
「最廉価」を意味することが多く、この場合、上記機能
は、最廉価ルート選択(LCR)と呼ばれる。このLC
Rでは、単位料金当たりの通話時間など、通信コストを
表す値が方路選択時の指標としてよく用いられる。
【0003】この最廉価ルート選択機能を用いて外線発
信を行う際のフローチャートを図2に示す。内線端末か
ら最廉価ルート選択発信特番がダイヤルされる(S1)
と、まず、その内線端末に許されている発信クラスがメ
モリから読み出され(S2)、その発信が許可されてい
るか否かを調べる(S3)。もし、発信が規制されてい
れば内線端末に対して規制音を出す(S4)。許可され
ている場合には、次に内線端末からのダイヤルを記憶し
(S5)、対地が規制されているか否かを調べ(S
6)、規制されていれば内線端末に対して規制音を出す
(S7)。対地が許可されていれば、対地情報と曜日、
時刻をもとに図3に示すテーブル中から最も安いトラン
クルートを読み出し(S8)、そのルートが空いている
か否かを判定する(S9)。そして、そのルートが空い
ていれば、局線を捕捉し発信を行う(S10)が、ルー
トが話中のときには次に安いルートを図3のテーブル中
から読み出し(S11)、空いているか否かを再度判定
する。内線のクラスにより使用できるルートを制限する
場合もあるが、発信を行った内線端末に許可されている
ルートがどれも空きでないときは話中音を出したり、空
き待ちなど次のサービスを起動する。
【0004】図3は、上に説明した最廉価ルート選択に
行う際に参照されるルート選択テーブルの一例である。
通話対地A、B、C毎にデータテーブルが設けられ、曜
日と時刻を与えると最廉価のルートが順番に読み出せる
ようになっている。ここに許可クラスとあるのは、内線
のクラスにより一定レベル以上のルートは使用できなく
するためのものであり、例えば、内線の許可クラスの値
とデータテーブル中の許可クラスの値とを比較して、内
線の許可クラスの値の方が大きければそのルートの使用
を許可するというように機能する。
【0005】このような処理方式においては、通話の対
地、時刻、曜日等の条件によっては複数の方路が同じ指
標を持つ場合があることが十分推察される。従来の最廉
価ルート選択機能によれば、このように複数の方路がま
ったく同じ条件で最適方路として候補に上げられたとき
に、いずれの方路を用いるかは最初に見つかった方路で
あるとか、データ設定時に最初に入力された方路である
とか、固定的な方法で決定されていた。また、通信コス
トが異なる場合には、そのコストの差が微少であっても
単純に比較してしまうので、最廉価な方路に発信が集中
しがちであった。そのため、同じ料金指標の場合には均
等に方路を使いたいとか、料金格差が微少であれば最廉
価な方路のみにこだわることなく、最廉価に近い幾つか
の方路を適当な比率で選択したいなど、利用者の希望に
応じた柔軟な方路選択管理を実現することがたいへん困
難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように従
来の構内交換機においては、複数の方路が同じ指標を持
ち発信に最適として挙げられている場合や、複数の方路
の通信コストが微少な差しか持たない場合でも方路は固
定的な方法で選択されてしまい、利用者の希望に応じた
柔軟な方路選択ができないという問題があった。
【0007】そこで本発明はこのような問題を除去し、
利用者の希望に応じた柔軟な方路選択ができるようにす
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、内線端末から
発信要求があった場合に、通信コストの削減を含む利用
者の意図に応じた最適な方路を選択して発信する機能を
有する構内電話交換装置において、方路毎に予め任意に
設定された使用比率に関する情報を記憶する記憶手段
と、前記発信要求のあった方路に対応するトランクの捕
捉時間に基づいて、実際の使用比率を方路毎に監視する
監視手段と、前記監視手段で監視された方路毎の使用比
率に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記方路
毎の使用比率に対する前記実際の使用比率が最も低い方
路を選択する選択手段とを有する。
【0009】
【作用】方路毎に基準となる使用比率を予め設定して、
記憶手段に記憶しておく。その後、発信要求のあった方
路に対応するトランクの捕捉時間を集計して、実際の使
用比率を方路ごとに監視し、その監視結果に基づいて、
実際の使用比率が予め設定した使用比率に近づくよう
に、方路の選択を行う。これにより、実際の使用比率と
予め設定した使用比率との差異が少なくなる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。図1は本発明に従う構内電話交換機の一
実施例の構成を示すブロック図である。11は交換機全
体の制御を行う中央制御部(CC)であり、10は内線
と外線ならびに内線相互間の交換動作を行う通話路スイ
ッチである。通話路スイッチ10には、ライン回路20
a〜20nを介して内線電話機21a〜21nが接続さ
れ、またトランク回路30a〜30nを介して局線が接
続され、さらに受付台インタフェース16を介して受付
台15が接続され、また各種トーン信号を発生する信号
発生器13も接続されている。また、前記中央制御部1
1はフロッピーディスクドライバやハードディスクドラ
イバからなる外部記憶装置17に接続されている。さら
に中央制御部11は、制御プログラムの他、システムデ
ータやナイン線データを格納するROMやRAMからな
る、記憶部12に接続されている。さらに中央制御部1
1は図示しないインタフェースを介して保守用端末14
に接続されている。
【0011】図4は局線発信時の処理を軽減するため
に、発信に最適な方路を選択するための参照テーブルを
予め作成しておく処理を示す図である。まず、或る通話
対地、曜日、時刻の組合せに関して最適方路選択のため
の指標を各トランクルートTGN1〜TGN5について
計算する。例えば、単位時間当たりの通話時間など通信
コストを表す指標を計算し、図4にてT1として示すよ
うな表を作る。従来の方路選択ではこの表T1の中から
最も通信コストのかからない方路、つまり最も高い指標
をもつトランクルートTGN4を選択して発信する。そ
れに対して本発明に従う方路選択では、最廉価方路であ
るTGN4の指標に対してあらかじめ設定されている許
容値内に入る指標を持つ方路はすべてをピックアップし
て、これを最適方路テーブルT2に登録する。図4の例
の場合は許容値が「10」であり、最廉価方路TGN4
の指標は「181」であるので、指標が「171」以上
の方路TGN1、2、4、5が最適方路としてテーブル
T2に登録される。すなわち、最廉価の方路の指標を
M、ある方路の指標をN、許容値をKとするときに |N−M| ≦ K であれば、この方路を最適方路としてテーブルT2に登
録する。このような最適方路テーブルT2を、種々の通
話対地、曜日、時刻の組合わせ毎に予め作成して、記憶
部12内に格納しておく。
【0012】図5は本発明に係わる、最適な方路として
テーブルT2に登録された複数の方路から一つの方路を
選びだすために使用される方路選択ロジックを示したも
のである。方路選択ロジックを示すデータD1は、複数
の最適方路から一つの方路を選択する際に何を基準にし
て選択するのかという基準を示す。図中では方路の捕捉
回数で見るのか(この場合「0」)、方路の捕捉された
時間数で見るのか(この場合「1」)という区別が例示
されている。この他にも特定対地に対して閉じて判断す
るか、全対地にわたって判断するかなどの条体を加味す
ることも可能である。テーブルT3は各方路毎TGN1
〜TGNxに、利用者がその方路の使用を希望している
比率(方路使用比率)と、方路が実際に使用された状態
(方路使用状態)を格納するテーブルを示したものであ
る。方路使用比率は利用者の希望にできるだけ従った方
路管理を可能とするためにあらかじめ設定しておくもの
である。方路使用状態は方路選択の際に参照される他、
各方路が実際に選択される毎に方路選択ロジックデータ
D1に応じて捕捉回路あるいは捕捉時間に相当する値が
加算され、プログラムにより自動的に更新される。この
テーブルT3は記憶部12内に格納されている。
【0013】図6は、テーブルT2に登録された最適な
方路のなかから一つの方路を選択する処理の流れを図示
したフローチャートである。まず、中央制御部11は内
線端末からのダイヤル数字を分析し、通話対地を決定す
る(S20)。次に、内線発信クラスや対地規制テーブ
ルを調べ(S21)、その内線発信クラスに対してその
対地発信が許可されているかどうかの判断を行い(S2
2)、もし規制されていれば規制音を内線端末に送出す
る(S23)。許可されていれば、対地情報と、曜日、
時刻をもとに作成された図4の最適方路テーブルT2か
ら全トランクルートを読みだし(S24)、各ルートに
ついて空きかどうかを調べて空きトランクルートのテー
ブルを作成する(S25)。さらに、図5のテーブルT
3を参照して、各空トランクルートについて利用者によ
って予め設定されている方路使用比率と実際の使用状態
とを調べ、方路の実際の使用比率が利用者の希望する使
用比率に近づくように、利用者の希望する使用比率に比
べて実際の使用比率が最も少ない方路を選び出し(S2
6)、局線を捕捉して発信する(S27)。
【0014】このように本発明によれば、最適ルート選
択のサービスにおいて従来画一的であった方路管理方式
を大幅に改善し、最適ルート選択の最大の特徴である通
信コストを削減するという機能を保持したまま、利用者
の希望するような方路運用管理を可能ならしめ、より自
由度の高いサービスを提供できる。
【0015】なお、本発明は上に記載されたないしは図
示された実施例に限定されることなく、その要旨を変更
しない範囲で適時変形して実施し得るものである。例え
ば、最適方路テーブルを作成するのに、通話対地、曜
日、時刻以外のデータを用いて指標を計算してもよい
し、料金を表す指標以外の指標を用いてもよい。また、
方路選択ロジックもさらにいろいろな条件を加味して細
分化することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
最適ルート選択の機能を保持したまま、利用者の意思に
基づいた方路運用管理を可能ならしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる構内交換機の構成を
示すブロック図。
【図2】最廉価ルート選択機能を用いて外線発信を行う
際の処理を示すフローチャート。
【図3】従来技術による最廉価ルート選択のためのルー
ト選択テーブル。
【図4】本発明に係わる、許容値を用いた最適方路テー
ブル作成の処理を示す図。
【図5】本発明に係わる、方路選択ロジックと方路毎の
データを格納するテーブル。
【図6】本発明に係わる、許容値を用いたルート選択の
処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
10 通話路スイッチ 11 中央制御部 12 記憶部 20 ライン回路 21 内線端末 30 トランク回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/58 101 H04M 1/26 H04M 3/42 H04M 15/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内線端末から発信要求があった場合に、通
    信コストの削減を含む利用者の意図に応じた最適な方路
    を選択して発信する機能を有する構内電話交換装置にお
    いて、 方路毎に予め任意に設定された使用比率に関する情報を
    記憶する記憶手段と、 前記発信要求のあった方路に対応するトランクの捕捉時
    間に基づいて、実際の使用比率を方路毎に監視する監視
    手段と、 前記監視手段で監視された方路毎の使用比率に基づい
    て、前記記憶手段に記憶されている前記方路毎の使用比
    率に対する前記実際の使用比率が最も低い方路を選択す
    る選択手段とを有することを特徴とする構内電話交換装
    置。
  2. 【請求項2】方路の最適性を判断するための通信時間ま
    たは通信回数を表す指標を方路毎に計算し、計算された
    前記指標が所定の許容範囲内に含まれる方路すべてを最
    適方路として列挙する最適方路リストアップ手段をさら
    に備え、 前記選択手段は、前記列挙された最適方路中から発信方
    路を選択することを特徴とする請求項1に記載の構内電
    話交換装置。
  3. 【請求項3】前記最適方路リストアップ手段は、発信の
    相手先地及び時期の種々の組合せ毎に、方路毎の指標を
    計算して得られた最適方路すべてを列挙したテーブルを
    作成し、 前記選択手段は、前記内線端末から発信要求を受ける
    と、その発信の相手地及び時期に対応して登録されてい
    る最適方路を前記テーブルからピックアップし、ピック
    アップした最適方路中から1つの発信方路を選択するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の構内電話交換装置。
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