JP3131461B2 - データ通信システム - Google Patents

データ通信システム

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JP3131461B2 JP13014391A JP13014391A JP3131461B2 JP 3131461 B2 JP3131461 B2 JP 3131461B2 JP 13014391 A JP13014391 A JP 13014391A JP 13014391 A JP13014391 A JP 13014391A JP 3131461 B2 JP3131461 B2 JP 3131461B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ通信システムに関
し、詳細には、データ端末からISDNなどを介して接
続されたデータ蓄積交換装置にデータの蓄積及びデータ
の検索等のサービスを提供するデータ通信システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】近時、データ通信システムにおいて、デ
ータ通信技術が向上することにより、例えば、ファクシ
ミリ装置の普及に伴って、複数のファクシミリ端末を管
理して種々のサービスを提供するファクシミリ蓄積交換
装置が出現している。以下、ファクシミリ端末とファク
シミリ蓄積交換装置からなるファクシミリ通信システム
を一例に説明する。
【0003】このようなファクシミリ蓄積交換装置にお
いては、複数の内線と外線を収納しており、回線にはフ
ァクシミリ端末が接続される。ファクシミリ蓄積交換装
置はファクシミリ通信部を有し、回線からの種々のサー
ビス要求に応えて種々のサービスを提供するとともに、
回線に接続されたファクシミリ端末との間でファクシミ
リ通信を行って画情報の送・受信を行う。
【0004】また、近時、高度情報化社会を実現する通
信ニーズに対応する通信網としてISDN(サービス総
合デジタル網)が実用化されており、このISDNに対
応する各種ISDN端末も開発され、実用化されてい
る。例えば、ISDN対応のファクシミリ装置としてG
4規格のものがあり、また、ファクシミリ蓄積交換装置
も実用化されている。
【0005】したがって、ISDNを介してファクシミ
リ装置とファクシミリ蓄積交換装置を接続し、ファクシ
ミリ蓄積交換装置がISDNを介してファクシミリ装置
から送信される種々のサービス要求に応えて種々のサー
ビスを提供するファクシミリ通信システムを構成するこ
とも可能であり、ファクシミリ装置とファクシミリ蓄積
交換装置の間でより大容量の画像データの伝送が可能と
なり、画像データの処理能力が増大する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のデータ通信システムにおける例えば、ファク
シミリ蓄積交換装置にあっては、ファクシミリ蓄積交換
装置に蓄積された画像ファイルについての情報、例え
ば、送信元名称、蓄積時刻、画像データの用途や内容に
より分類された画像ファイル種別等は、管理者用の専用
端末でのみ検索が可能であり、遠隔地のファクシミリ装
置等からファクシミリ蓄積交換装置に画像ファイルの検
索を指示し、その検索結果により必要な画像ファイルを
選択して取り出すといったサービスには使用することが
できなかった。
【0007】すなわち、ファクシミリ装置とファクシミ
リ蓄積交換装置を相互に接続する回線網として公衆電話
網(PSTN:Public Switched Terminal Network)や
ISDN交換網を利用した場合、ファクシミリ装置から
画像ファイルの検索を行なうと、通信時間に占める検索
時間の割合が高くなり、通信コストを上昇させるという
問題が発生するためである。
【0008】そこで本発明は、データ蓄積交換装置に蓄
積されたデータを検索する際に、データ端末とデータ蓄
積交換装置からパケット交換網を利用して検索データの
授受を行ない、また、検索したデータは公衆回線網を利
用して伝送して低通信コストでデータの検索サービスを
提供するデータ通信システムを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
データ端末がパケット交換網や公衆回線網等の複数の回
線網を介してデータ蓄積交換装置と接続され、データ端
末からパケット交換網および公衆回線網を介してデータ
蓄積交換装置に所定の交信によりデータの蓄積や蓄積さ
れたデータの検索等を行なって種々のサービスを提供す
るデータ通信システムであって、前記データ端末からデ
ータ蓄積交換装置に蓄積されたデータを検索する検索デ
ータを授受するときは、前記パケット交換網を利用し、
データ蓄積交換装置から検索したデータをデータ端末に
伝送するときは、前記公衆回線網を利用することを特徴
とし、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明にお
いて、前記データ蓄積交換装置が、前記検索データの授
受に際して前記パケット交換網に接続するとともに、検
索したデータをデータ端末に伝送するときは、前記公衆
回線網に接続する回線接続機能を有し、該検索データの
授受に際して所定の交信によりデータ端末との間で会話
型通信手順を実行することを特徴とし、請求項3記載の
発明は、請求項1記載の発明において、前記データ端末
が、前記検索データの授受に際して前記パケット交換網
に接続するとともに、データ蓄積交換装置で検索された
データを受信するときは、前記公衆回線網に接続する回
線接続機能を有し、該検索データの授受に際して所定の
交信によりデータ蓄積交換装置との間で会話型通信手順
を実行することを特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、データ端末からパケ
ット交換網および公衆回線網を介してデータ蓄積交換装
置に所定の交信によりデータの蓄積や蓄積されたデータ
の検索等を行なって種々のサービスを提供するデータ通
信システムであって、データ端末からデータ蓄積交換装
置に蓄積されたデータを検索する検索データを授受する
ときは、パケット交換網が利用され、データ蓄積交換装
置から検索したデータをデータ端末に伝送するときは、
公衆回線網が利用される。
【0011】したがって、データ端末とデータ蓄積交換
装置の間で会話形式でデータの検索サービスを実行する
ことができ、検索処理時の検索時間の短縮とデータ伝送
処理時の伝送時間の短縮を実現でき、通信コストを低減
することができる。請求項2記載の発明では、請求項1
記載の前記データ蓄積交換装置が、検索デ ータの授受に
際してパケット交換網に接続するとともに、検索したデ
ータをデータ端末に伝送するときは、公衆回線網に接続
する回線接続機能を有し、該検索データの授受に際して
所定の交信によりデータ端末との間で会話型通信手順を
実行する。したがって、データ蓄積交換装置に複数のデ
ータ端末が同時にアクセスしてデータの多重検索を行な
うことができる。
【0012】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
前記データ端末が、検索データの授受に際してパケット
交換網に接続するとともに、データ蓄積交換装置で検索
されたデータを受信するときは、公衆回線網に接続する
回線接続機能を有し、該検索データの授受に際して所定
の交信によりデータ蓄積交換装置との間で会話型通信手
順を実行する。したがって、データ端末からデータ蓄積
交換装置にデータの検索サービスを依頼するときに対話
形式で検索操作を実行でき、操作性を向上させることが
できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。図1〜図3は、本願各発明を適用したファクシ
ミリ通信システムの一実施例を示す図である。図1は、
データ通信システムとしての一例であるファクシミリ通
信システムのシステム構成を示しており、ファクシミリ
蓄積交換装置(データ蓄積交換装置)1と複数のファク
シミリ端末(データ端末)3〜5が、回線交換網(公衆
回線網)やパケット交換網を収容するISDN2に接続
されている。
【0014】ファクシミリ蓄積交換装置1は、複数の通
信インターフェイスにより同時に複数のファクシミリ端
末3〜5からの着信を受け付けることが可能であり、フ
ァクシミリ端末3〜5毎に送信される画像データを受信
して蓄積するとともに、ファクシミリ端末3〜5毎に送
信される蓄積した画像データの検索処理要求等を受信し
て画像データの検索処理を実行する。また、ファクシミ
リ蓄積交換装置1は、画像データの検索処理及び画像デ
ータの伝送処理に際してISDN2に収容された回線交
換網とパケット交換網を選択して接続する回線接続機能
を有する。
【0015】ファクシミリ端末3は、図2に示すよう
に、システム制御部6、ROM7、RAM8、回線制御
部9、画像メモリ10、圧縮・再生部11、プロッタ12、ラ
インバッファ13、スキャナ14及び操作部15等から構成さ
れている。システム制御部6は、ROM7内に格納され
たプログラムに従って各部を制御してファクシミリ端末
3としてのシーケンスを実行するとともに、本発明の画
像データ検索処理を実行する。
【0016】ROM(Read Only Memory)7は、ファク
シミリ端末3としてのシーケンスを実行するためのプロ
グラムや本発明の画像データ検索処理を実行するための
プログラムを格納する。RAM(Random Access Memor
y)8は、システム制御部6がファクシミリ端末3とし
てのシーケンスを実行する際の各種データを一時的に格
納するメモリエリアを形成する。
【0017】回線制御部9は、外部の通信線Lを介して
ISDN2と接続されており、通信線LからISDN2
に収容された回線交換網あるいはパケット交換網を介し
てファクシミリ蓄積交換装置1との間で、システム制御
部6からの制御により後述するISDN通信プロトコル
に基づくファクシミリ制御信号を交換して画像データの
伝送及び検索データの授受を実行するとともに、画像デ
ータの検索処理及び画像データの伝送処理に際してIS
DN2に収容された回線交換網とパケット交換網を選択
して接続する回線接続機能を有する。
【0018】画像メモリ10は、所定容量を有し、送信用
の画情報や受信した画情報を蓄積する。圧縮・再生部11
は、送・受信時に画情報を所定の符号化方式、例えば、
MH(Modified Huffman)方式やMR(Modified Read)
方式あるいはMMR方式に従って符号化(圧縮)し、ま
た、符号化された画情報を復号化(再生)する。
【0019】プロッタ12としては、例えば、サーマル素
子を利用したサーマル記録装置が使用されており、プロ
ッタ12は感熱記録紙に直接、あるいは、普通記録紙にイ
ンクシートを介して間接的に画像を記録する。ラインバ
ッファ13は、数ライン分の画像データを蓄積する容量を
有し、圧縮・再生部11で復号化されプロッタ12で記録さ
れる画像データを一時的に蓄積し、スキャナ14から転送
される1ライン毎の画像データの入力速度と圧縮・再生
部11における処理速度の整合をとるように、スキャナ14
から転送される画像データを一時的に蓄積する。
【0020】スキャナ14としては、例えば、CCD(Ch
arge Coupled Device)を利用したイメージスキャナが利
用されており、スキャナ14は原稿を走査して原稿の画情
報を読み取る。操作部15は、テンキーやスタートキーお
よびファンクションキー等の各種操作キーを備えるとと
もに、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)等を
備え、キー操作により各種命令が入力されるとともに、
入力された内容やファクシミリ端末3からオペレータに
伝達する各種情報をディスプレイに表示する。
【0021】次に、作用を説明する。本実施例のファク
シミリ通信システムにおいては、ファクシミリ端末3〜
5からISDN2を介してファクシミリ蓄積交換装置1
に蓄積された画像データの検索サービスを行なえるよう
にしたところにその特徴があり、この検索サービス処理
について図3に示すISDN通信におけるセッションプ
ロトコルシーケンスを参照して説明する。なお、検索サ
ービスとして不動産物件情報を例にとって説明する。
【0022】まず、ファクシミリ蓄積交換装置1には、
1つの不動産物件の広告図面が1つの画像ファイルとし
て登録されているものとし、この画像ファイルには各種
の検索用パラメータが付加されて登録される。検索用パ
ラメータとしては、例えば、地域、価格、床面積等があ
る。ファクシミリ端末3〜5からファクシミリ蓄積交換
装置1に画像ファイルの検索を行なうときは、検索用信
号、オペレータにより入力指示される検索用パラメータ
がISDN2に収容されたパケット交換網を利用して送
信される。ファクシミリ蓄積交換装置1では、これらの
検索データを受信すると、蓄積された画像ファイルが受
信した検索用パラメータに基づいて検索され、該当ファ
イル件数や個別の画像ファイルの検索用パラメータの内
容、すなわち、画像ファイルを特徴づける情報がパケッ
ト交換網を利用してファクシミリ端末3〜5に送信され
る。
【0023】ファクシミリ端末3〜5では、これらの情
報を受信すると、操作部15のディスプレイ上に画像ファ
イルの検索メニューが表示され、オペレータにより表示
内容によってさらに検索操作が繰り返し行なわれたり、
必要な画像ファイルの取り出しを指示する入力操作が行
なわれる。ここで、画像ファイルの取り出しを行なう場
合は、検索のためのパケット通信を終了し、再び、ファ
クシミリ端末3〜5からISDN2に収容された回線交
換網を利用してファクシミリ蓄積交換装置1に発呼し、
所望の画像ファイルの伝送を依頼して受信する。
【0024】さらに、画像ファイルの検索終了後に、フ
ァクシミリ端末3〜5から画像ファイルの伝送を指示
し、パケット通信終了後、ファクシミリ蓄積交換装置1
からISDN2の回線交換網を利用してファクシミリ端
末3〜5に発呼し、所望の画像ファイルを送信すること
もできる。以上のように、ファクシミリ端末3〜5とフ
ァクシミリ蓄積交換装置1における対話型の通信時に
は、通信料金が時間に依存しないパケット交換網を利用
し、図面等のデータ量の多い画像ファイルを送信すると
きには、回線交換網を利用した通信を実行することによ
り、検索サービス時の通信コストを低減させることがで
きる。
【0025】次いで、ISDN2のパケット交換網を利
用して画像データの検索を行なう場合のファクシミリ端
末3〜5とファクシミリ蓄積交換装置1の間の通信動作
について説明する。ファクシミリ端末3〜5のオペレー
タが操作部15において「画像ファイル検索メニュー」を
選択して発呼操作が行なわれると、回線制御部9により
パケット交換モードでファクシミリ蓄積交換装置1に発
呼され、ファクシミリ蓄積交換装置1との呼接続が完了
すると、CCITT(国際電信電話諮問委員会)のT.
62勧告で規定された会話型セッションプロトコル(I
SP:Intermedia Service P-art )により交信が行な
われる。ISPには半二重モードと全二重モードがある
が、本実施例では半二重モードを用いて説明する。セッ
ション層におけるプロトコルシーケンスの一例を図3に
示す。
【0026】図3において、まず、ファクシミリ端末3
〜5とファクシミリ蓄積交換装置1の間でCSS(Comm
and Session Start)信号及びRSSP(Response Sessio
n S-tart Positive)信号が交信されると、会話型セッシ
ョンプロトコルを実行するためのネゴシエーションが行
なわれ、各々のセッション機能パラメータがビット3が
“1”にセットされ、会話型の通信が可能な状態とな
る。
【0027】次いで、ファクシミリ端末3〜5からCS
UI(Command Session Under Inf-ormation)信号によ
りファクシミリ蓄積交換装置1内に蓄積された画像ファ
イルを検索することが通知される。この通知情報として
は、その意味を定義したコードを用い、このコードを
SUI信号の情報フィールドに含めて送信する。ファク
シミリ蓄積交換装置1では、このコードを受信すると、
自機に登録された画像ファイルの分野別一覧メニュー情
報を送信するため、セッションの制御変更を要求するR
SUI(Response Session User Information)**信
号が送信される。このRSUI**信号には、制御変更
要求を意味するセッション制御機能パラメータが付加さ
れている。
【0028】次いで、ファクシミリ端末3〜5では、こ
のRSUI信号を受信すると、ファクシミリ蓄積交換装
置1に制御変更を与えるCSUI信号が送信される。こ
のCSUI信号もセッション制御機能パラメータが付加
されており、制御変更を意味する。以後、このように制
御変更を意味するCSUI信号を“CSUI*”として
表示する。
【0029】次いで、ファクシミリ蓄積交換装置1で
は、CSUI*信号を受信すると、画像ファイルの分野
別一覧メニュー情報がCSUI信号に付加されて送信さ
れ、続いてCSUI*信号が送信される。ファクシミリ
端末3〜5では、受信した分野別一覧メニュー情報が操
作部15のディスプレイに表示され、オペレータに分野の
選択が促される。この分野別メニューとしては、例え
ば、不動産物件、株価情報等があげられ、オペレータに
よりこれらの分野から検索を行ないたいものが選択され
ると、その検索指示データがCSUI信号に付加されて
送信され、続いてCSUI*信号が送信される。
【0030】次いで、ファクシミリ蓄積交換装置1で
は、分野を選択する検索指示データを受信すると、その
分野における検索項目がCSUI信号に付加されて送信
され、続いてCSUI*信号が送信される。ファクシミ
リ端末3〜5では、受信した検索項目がディスプレイに
表示され、オペレータに検索項目の選択が促される。不
動産物件の場合、検索項目として、例えば、地域、価
格、床面積等があげられ、オペレータによりこれらの検
索項目から必要な項目が選択されると、その検索指示デ
ータがCSUI信号に付加されて送信され、続いてCS
UI*信号が送信される。
【0031】次いで、ファクシミリ蓄積交換装置1で
は、受信した検索項目に基づいてさらに画像ファイルの
検索が行なわれ、該当ファイル数、さらに個別の画像フ
ァイルの検索項目の内容、すなわち、その画像ファイル
を特徴づける各種情報がCUSI信号に付加されて送信
され、続いてCSUI*信号が送信される。次いで、フ
ァクシミリ端末3〜5では、受信した該当ファイルの各
種データがディスプレイに表示され、次のステップとし
て、さらに検索を続けるか、あるいは、検索抽出した画
像ファイルを受信するかどうかがオペレータに促され
る。検索の続行が選択された場合は、上記の検索データ
の授受が繰り返し行なわれ、検索抽出した画像ファイル
の受信が選択された場合は、画像ファイル受信要求がC
USI信号に付加されて送信され、続いてCSUI*信
号が送信される。
【0032】ファクシミリ蓄積交換装置1では、要求を
受信すると、画像ファイルが送信可能な状態のときは、
画像ファイル送信可のコードがCUSI信号に付加され
て送信され、送信できない状態のときは、送信不可のコ
ードがCUSI信号に付加されて送信され、続いてCS
UI*信号が送信される。次いで、ファクシミリ端末3
〜5では、画像ファイルの送信不可信号を受信したとき
は、ディスプレイに「受信できません。」等のメッセー
ジが表示されて通信を中止させるか、あるいは再度、検
索用画面に戻すかの選択が促される。画像ファイルの送
信可信号を受信したときは、通常の通信終了手順により
CSE(C-ommand Session End)信号とRSEP(Resp
onse Session End Positive)信号が交換されてパケット
通信が終了される。
【0033】次いで、ファクシミリ端末3〜5では、回
線制御部9により自動的にISDN2の回線交換網を利
用する回線交換モードでファクシミリ蓄積交換装置1へ
の発呼処理が行なわれ、ファクシミリ蓄積交換装置1か
ら検索抽出された画像ファイルが回線交換網を利用して
送信される。この回線交換モードにおける画像ファイル
の送信手順は、従来から行なわれているため説明は省略
する。
【0034】なお、セッション層における無通信監視タ
イマは、60秒であるため、この時間より短い時間、例
えば、58秒間無通信状態が続いた場合、セッション制
御権を持つ側より通信を継続するための所定のコード情
報をCSUI信号に付加して送信するようにすれば、オ
ペレータは、メニューを選択する時間を気にする必要な
く、また、ファクシミリ蓄積交換装置1においても画像
ファイルの検索に時間がかかっても通信に支障をきたす
ことを回避することができる。
【0035】また、ファクシミリ蓄積交換装置1では、
パケット通信を利用する場合、論理多重通信を行なうこ
とにより、検索等の会話型通信処理を回線交換のみを利
用した場合より多くのファクシミリ端末3〜5と実行す
ることができる。以上のように、画像ファイルの検索処
理に際してファクシミリ端末3〜5とファクシミリ蓄積
交換装置1が、検索データの授受をISDN2のパケッ
ト交換網を利用して行なわれるため、検索時間の通信時
間に対する割合を低減して通信コストを低減することが
できる。また、ファクシミリ端末3〜5に会話型通信を
行なわせることにより画像ファイルの検索サービスの検
索項目を選択する際の操作が簡単になり、オペレータに
対する操作性を向上させることができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、データ端
末からパケット交換網および公衆回線網を介してデータ
蓄積交換装置に所定の交信によりデータの蓄積や蓄積さ
れたデータの検索等を行なって種々のサービスを提供す
るデータ通信システムであって、データ端末からデータ
蓄積交換装置に蓄積されたデータを検索する検索データ
を授受するときは、パケット交換網を利用し、データ蓄
積交換装置から検索したデータをデータ端末に伝送する
ときは、公衆回線網を利用している。従って、データの
検索時に時間が掛かっても、通信料金は時間に依存しな
い課金がなされるため、公衆回線網のみを利用した場合
に較べ通信コストを低減することができる。また、デー
タの伝送時には公衆回線網を利用するため、パケット交
換網のみを利用した場合に較べ通信コストを低減するこ
とができる。
【0037】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の前記データ蓄積交換装置が、検索データの授受に際
してパケット交換網に接続するとともに、検索したデー
タをデータ端末に伝送するときは、公衆回線網に接続す
る回線接続機能を有し、該検索データの授受に際して所
定の交信によりデータ端末との間で会話型通信手順を実
行ているので、データ蓄積交換装置に複数のデータ端末
が同時にアクセスしてデータの多重検索を行なうことが
できる。
【0038】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の前記データ端末が、検索データ の授受に際してパケ
ット交換網に接続するとともに、データ蓄積交換装置で
検索されたデータを受信するときは、公衆回線網に接続
する回線接続機能を有し、該検索データの授受に際して
所定の交信によりデータ蓄積交換装置との間で会話型通
信手順を実行しているので、データ端末からデータ蓄積
交換装置にデータの検索サービスを依頼するときに対話
形式で検索操作を実行でき、操作性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願各発明を適用したファクシミリ通信システ
ムの構成図。
【図2】図1のファクシミリ端末の構成のブロック図。
【図3】本願各発明を適用したファクシミリ通信システ
ムで画像ファイルの検索時に交信されるセッション層の
プロトコルシーケンスを示す図。
【符号の説明】
1 ファクシミリ蓄積交換装置(データ蓄積交換装
置) 2 ISDN 3〜5 ファクシミリ端末(データ端末) 6 システム制御部 7 ROM 8 RAM 9 回線制御部 10 画像メモリ 11 圧縮・再生部 12 プロッタ 13 ラインバッファ 14 スキャナ 15 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/54 H04L 12/58 H04N 1/00 104

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ端末がパケット交換網や公衆回線網
    等の複数の回線網を介してデータ蓄積交換装置と接続さ
    れ、データ端末からパケット交換網および公衆回線網を
    介してデータ蓄積交換装置に所定の交信によりデータの
    蓄積や蓄積されたデータの検索等を行なって種々のサー
    ビスを提供するデータ通信システムであって、 前記データ端末からデータ蓄積交換装置に蓄積されたデ
    ータを検索する検索データを授受するときは、前記パ
    ット交換網を利用し、データ蓄積交換装置から検索し
    ータをデータ端末に伝送するときは、前記公衆回線網
    を利用することを特徴とするデータ通信システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の発明において、 前記データ蓄積交換装置が、前記検索データの授受に際
    して前記パケット交換網に接続するとともに、検索し
    ータをデータ端末に伝送するときは、前記公衆回線網
    に接続する回線接続機能を有し、該検索データの授受に
    際して所定の交信によりデータ端末との間で会話型通信
    手順を実行することを特徴とするデータ通信システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載の発明において、 前記データ端末が、前記検索データの授受に際して前
    ケット交換網に接続するとともに、データ蓄積交換装
    置で検索されたデータを受信するときは、前記公衆回線
    網に接続する回線接続機能を有し、該検索データの授受
    に際して所定の交信によりデータ蓄積交換装置との間で
    会話型通信手順を実行することを特徴とするデータ通信
    システム。
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