JP3144319B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3144319B2 JP26586696A JP26586696A JP3144319B2 JP 3144319 B2 JP3144319 B2 JP 3144319B2 JP 26586696 A JP26586696 A JP 26586696A JP 26586696 A JP26586696 A JP 26586696A JP 3144319 B2 JP3144319 B2 JP 3144319B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ装置に
係り、特にメモリ送信機能を備えたファクシミリ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、送信開始の際のダイヤルキ
ー、宛先入力又は送信時、画情報の前手順となる被呼端
末識別(CSI:Called Subscriber Identification)
信号により、相手先の認識・識別を行う機能を有し、過
去の通信速度情報から今回の通信速度を決定し、フォー
ルバック等の制御時間を縮小し全体の通信時間を短縮す
るようにしたファクシミリ装置が知られている(特開平
5−75862号公報、特開平5−14661号公報、
特開平3−29441号公報、特開昭62−28557
5号公報など)。
【0003】図2は上記の従来のファクシミリ装置の一
例のブロック図を示す。この従来のファクシミリ装置は
特開平5−75826号公報記載のファクシミリ装置
で、通信管理部15はオペレータから相手受信機16へ
の通信を行うためにダイヤル番号を通知され、送信の要
求があったことを知ると、メモリ管理部11にそのダイ
ヤル番号を問い合わせ、過去にそのダイヤル番号が存在
しないことを知った場合は、予め決められている通信開
始速度で相手受信機16との通信を開始する。
【0004】相手受信機16との回線品質が悪い場合に
は、フォールバックし、回線速度を低速化する。一方、
回線品質が良い場合には、予め定められた通信速度によ
り通信が行われる。通信が終了すると、通信管理部15
は、相手受信機16との間で最終的に通信できた通信速
度とダイヤル番号をメモリ管理部11を介して新規デー
タ作成部12に通知し、これによりメモリ部14にその
通信速度と接続回数とを記憶させる。
【0005】オペレータがメモリ部14に登録されてい
るダイヤル番号に発呼しようとしたときは、メモリ管理
部11がメモリ部14からそのダイヤル番号の通信速度
を読み出して通信管理部15に通知し、その通信速度で
の呼設定を行わせる。通信が終了すると、メモリ管理部
11はデータ更新部13を介してメモリ部14の記憶内
容を更新させる。このようにして、この従来のファクシ
ミリ装置では、回線品質に対して適当と考えられる通信
速度から通信を開始させることにより、極力フォールバ
ック手順を避けることができる。
【0006】また、従来の他のファクシミリ装置とし
て、予め希望通信速度を設定しておき、相手との通信に
おいて確立した通信速度が上記の希望通信速度より速い
か若しくは同じ場合に原稿を送信し、遅い場合は送信停
止を行うことにより、通信費を削減する機能を有するも
のも知られている(特開平6−133145号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
のファクシミリ装置のうち図2のファクシミリ装置や特
開平5−14661号公報及び特開平3−29441号
公報記載のファクシミリ装置では、過去の通信履歴をも
とに通信速度の決定を行う仕組みのため、過去の通信時
よりも回線状態が良好である場合は、通信速度を上げる
ことができない。更に、複数の文書が蓄積されている場
合には、この従来のファクシミリ装置では、全文書の通
信時間の短縮が実現できないおそれがある。
【0008】また、特開昭62−285575号公報記
載の従来のファクシミリ装置では、過去の通信経験が全
くない相手先の場合、通信速度は最高速度で行う構成で
あるため、初めての相手先との回線状態が最高速度の通
信速度でできない場合には、その回線状態に適した通信
速度に設定するまでフォールバックする必要があり、最
適な通信速度の設定までに時間がかかり、初めての相手
先への送信文書が複数ある場合は、全体の通信時間が長
くなる可能性がある。
【0009】更に、特開平6−133145号公報記載
の従来のファクシミリ装置では、相手との通信において
確立した通信速度が希望通信速度よりも遅い場合には、
送信データを相手に送信しないために、複数の相手先へ
の文書がある場合には、どの文書も各相手先へ送信され
ないおそれがある。
【0010】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
複数の送信文書を蓄積している場合に、相手先への送信
順位を自動的に設定する機能を有することにより、原稿
蓄積率を下げ、次の原稿の読み取りを可能として伝送効
率を向上し得るファクシミリ装置を提供することを目的
とする。
【0011】また、本発明の他の目的は、回線経路が長
く回線特性の時間的変化に影響され易い遠距離通信の場
合においても、実際の最速の通信速度で通信し得るファ
クシミリ装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は送信原稿の画情報を順次蓄積する原稿蓄積
部と、変調等の通信処理を行うと共に、受信側装置との
接続後トレーニング等の通信速度の確定値と受信側装置
の符号化能力識別に関する手順を実行する機能及びトー
ン信号出力機能を有するモデム通信制御部と、原稿蓄積
部へ入力された原稿順にモデム通信制御部からの通信速
度と符号化能力の識別結果に文書管理番号を付加して格
納する通信管理部と、原稿蓄積部に所定時間内に連続し
て原稿が入力されないときは、その原稿の画情報をモデ
ム通信制御部を介してそのまま送信させ、連続して入力
されるときには、蓄積原稿のそれぞれについて受信側装
置との通信速度の確定値と受信側装置の符号化能力識別
に関する手順をモデム通信制御部に実行させると共に
画情報は伝送せず通信速度の確定と符号化能力識別に関
係する手順までを伝送することを受信側装置に通知する
ための第1のトーン信号を受信側装置へ送信し、すべて
の蓄積原稿について手順実行後送信を一旦終了してか
ら、第2のトーン信号送信後に通信管理部に格納した通
信速度と符号化能力の識別結果に基づいて、通信速度の
確定値と符号化能力識別に関する手順を省略して蓄積原
稿のそれぞれの画情報を順次モデム通信制御部より送信
させる制御手段とを有することを特徴とする。
【0013】この発明では、原稿蓄積部に所定時間内に
連続して入力された原稿のそれぞれについて、受信側装
置との通信速度の確定値と受信側装置の符号化能力識別
に関する手順をモデム通信制御部に実行させ、手順実行
後、その実行結果に応じて蓄積原稿のそれぞれの画情報
を順次モデム通信制御部より送信させるため、送信直前
の受信側装置との回線状況に応じた最適な通信速度で蓄
積原稿の画情報を送信することができる。
【0014】また、本発明は、モデム通信制御部が通信
速度の確定値と受信側装置の符号化能力識別に関する手
順を実行して得られた通信速度と符号化能力の識別結果
に基づいて、原稿蓄積部に蓄積された原稿の画情報を送
信するときは、制御手段は画情報送信時の手順におい
て、第2のトーン信号送信後に通信速度の確定値と受信
側装置の符号化能力識別に関する手順を省略して画情報
をモデム通信制御部を介して送信させる。
【0015】また、本発明は、受信側装置との通信速度
の確定値と受信側装置の符号化能力識別に関する手順を
モデム通信制御部に実行させて得られた通信速度と符号
化能力を記憶すると共に、過去に通信した相手先電話番
号を記憶している通信管理部と、原稿蓄積部に蓄積され
た原稿の相手先電話番号と通信管理部に蓄積されている
過去の電話番号一覧と比較を行って得られた比較結果
と、通信管理部に格納された各原稿の通信速度、符号化
能力の比較結果とに基づいて優先順位付けを行う優先判
断部とを有し、制御手段は優先判断部により決定された
優先順位に従って原稿蓄積部の蓄積原稿の画情報をモデ
ム通信制御部を介して順次送信させるようにしたもので
ある。
【0016】この発明では、優先判断部により決定され
た優先順位に従って原稿蓄積部の蓄積原稿の画情報をモ
デム通信制御部を介して順次送信するため、効率的な画
情報の送信ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。
【0018】図1は本発明になるファクシミリ装置の一
実施の形態のブロック図を示す。同図に示すように、こ
のファクシミリ装置は、原稿蓄積部1、モデム通信制御
部2、相手先認識部3、主制御部4、通信管理部5、優
先判断部6、及び網制御装置(NCU)7を有する構成
とされている。
【0019】原稿蓄積部1は、テンキー(図示せず)に
より相手先電話番号が入力されることにより、スキャナ
などの読み取り装置又はパーソナルコンピュータ(いず
れも図示せず)で作成されたテキスト文書やイメージ文
書を、読み取りを開始した順に蓄積する。モデム通信制
御部2は、NCU7に出力すべく変調等の通信処理を行
い、相手先への通信、及び通信速度の確定値と相手先電
話番号及び受信側装置の符号化能力について通信管理部
5へ通知を行う。
【0020】相手先認識部3は、原稿蓄積部1に蓄積さ
れた各文書の相手先電話番号を主制御部4を通じて通信
管理部5に蓄積されている過去の電話番号一覧と比較を
行い、同一の相手先と判断した場合は優先判断部6へそ
の旨の通知を行う。通信管理部5は、原稿蓄積部1へ入
力された原稿順にモデム通信制御部2からの情報に文書
管理番号を付加して格納する役割を持つ。優先判断部6
は、通信管理部5に格納された各文書の通信速度、二次
元符号化能力を比較し、通信速度の速いもの、高効率な
符号化能力を持つ相手先を優先し、更に相手先認識部3
からの通知があった文書から優先順位付けを行い、主制
御部4を通じてモデム通信制御部2へ送信動作を行うよ
う働きかけをする。
【0021】次に、この実施の形態の動作について説明
する。原稿蓄積部1に最初の送信文書が蓄積されたこと
を主制御部4が検出すると、主制御部4はモデム通信制
御部2に対して、その原稿の送信先へ発呼を行うように
働きかける。主制御部4は次の送信文書がある一定時間
内に続いて原稿蓄積部1に蓄積されたかどうかチェック
し、蓄積されない場合はモデム通信制御部2に対し、そ
のまま画情報の送信を開始するよう指示する。
【0022】一方、次の送信文書がある一定時間内に続
いて原稿蓄積部1に蓄積されたときは、主制御部4はモ
デム通信制御部2に対してトレーニング等の通信速度の
確定及び受信側装置の符号化能力識別に関係する手順を
実行するように指示する。なお、この手順としては、国
際電気通信連合電気通信標準化部門(ITU−T)の勧
告V.34の場合には、フェーズ2及びフェーズ3とフ
ェーズ4のコントロールチャネルまでの手順であり、勧
告T.30ではCSI信号、トレーニングチェック(T
CF:Training Check)信号及び受信準備確認(CF
R:Confirmationto Receive)信号までの手順である。
【0023】モデム通信制御部2は受信側ファクシミリ
装置が着信後、回線特性計測と符号化能力識別のために
トレーニング等の通信速度の確定及び受信側ファクシミ
リ装置の符号化能力識別に関係する手順を実施し、画情
報の伝送は行わない旨、受信側ファクシミリ装置にトー
ン信号を送出することで通知を行う。受信側ファクシミ
リ装置は、送信側ファクシミリ装置から送出された上記
のトーン信号を受信することで、通信速度の確定と符号
化能力識別に関係する手順までが送られてくることを認
識する。この時、通信速度が決定した時点で、画情報の
伝送は行わずに通信を一旦終了する。
【0024】 トレーニング等の通信速度の確定及び受
信側ファクシミリ装置の符号化能力識別に関係する手順
が行われている際にも、送信文書が複数ある場合には、
最初の文書蓄積開始時間からある所定の時間内において
順次、原稿蓄積部1は蓄積を行い、モデム通信制御部2
は蓄積順にトレーニング等の通信速度の確定及び受信側
ファクシミリ装置の符号化能力識別に関係する手順を実
施する。すべての文書において決定された通信速度と識
別された符号化能力は、蓄積順に付加されている文書管
理番号と共に通信管理部に格納される。
【0025】また、優先判断部6は通信管理部5に格納
された送信文書毎の通信速度の比較を行い、相手先への
送信文書の優先順位の判断を行い、その判断結果を主制
御部4へ通知し、これによりモデム通信制御部2を制御
して送信動作を開始させる。具体的には、優先判断部6
は主制御部4を通じてモデム通信制御部2へ働きかけ、
送信開始直前の状況で通信速度を最も速くして送信可能
と判断した原稿を順に原稿蓄積部1からモデム通信制御
部2へ転送を行い送信動作を開始する。
【0026】なお、このとき、送信手順はトレーニング
等の通信速度の確定及び受信側ファクシミリ装置の符号
化能力識別に関係する手順(ITU−T勧告V.34の
場合には、フェーズ2及びフェーズ3とフェーズ4のコ
ントロールチャネルまでの手順であり、勧告T.30で
はCSI信号、TCF信号及びCFR信号までの手順)
を省いて行い、その旨を受信側ファクシミリ装置へトー
ン信号を送出する。受信側ファクシミリ装置はこのトー
ン信号を受信することで、通信速度の確定及び受信側フ
ァクシミリ装置の符号化能力識別に関係する手順を省い
て送信側ファクシミリ装置から画情報が送られてくるこ
とを認識する。
【0027】優先判断部6による優先順位の判断の結
果、通信速度が同一の文書が存在した場合は、優先判断
部6は更に受信側ファクシミリ装置の二次元符号化能力
データの比較を行う。具体的には、優先判断部6は通信
管理部5より受信側ファクシミリ装置の符号化能力識別
結果を参照し、高効率の順、すなわち、垂直方向の相関
を利用し、一次元符号化の効率を高めたMMR符号化、
符号化しているラインとその直前の既に符号化が終了し
ている参照ラインとの相関を利用して変化画素の座標を
符号化するMR符号化、及び変化画素の座標を符号化す
るMH符号化の順に文書の優先付けを行い、主制御部4
へ通知する。なお、これら三種類の符号化について高効
率である順がMMR、MR、MH符号化の順であること
は公知である。
【0028】優先判断部6による優先順位の判断の結
果、通信速度と符号化能力の両方が同一の文書が存在し
た場合は、優先判断部6は更に相手先認識部3において
通信管理部5に記憶されている過去の相手先と同一の相
手先であれば優先する(つまり、送信頻度が高い文書を
優先する)。以上の条件のすべてが同一である文書が残
っている場合は、優先判断部6は主制御部4を通じてモ
デム通信制御部2へ働きかけ、原稿蓄積部1への蓄積順
に優先して送信させる。このような優先順で蓄積されて
いるすべての文書の送信が終了すると、主制御部4は優
先判断部6からの通信結果を出力し利用者に結果の通知
を行う。
【0029】このように、この実施の形態では、原稿の
蓄積順に相手先への接続を行い、トレーニング等の通信
速度の確定及び受信側ファクシミリ装置の符号化能力識
別に関係する手順(ITU−T勧告V.34の場合に
は、フェーズ2及びフェーズ3とフェーズ4のコントロ
ールチャネルまでの手順であり、勧告T.30ではCS
I信号、TCF信号及びCFR信号までの手順)によっ
て事前に得た、通信速度及び受信側ファクシミリ装置の
符号化能力識別情報に基づいて優先順位を決定した上で
画情報を送信するようにしたため、送信直前の回線状況
に応じた最適な通信速度で画情報を送信できるため、従
来に比べて通信時間の短縮化を実現でき、特に回線特性
の時間的変化に影響され易い遠距離通信の場合に最適な
通信速度で画情報を送信できる。更に、蓄積された全文
書を効率的に送信することができ、原稿蓄積部1におい
て次の原稿読み取りのために容量が空くまでの待ち時間
も短縮できる。
【0030】なお、上記の実施の形態では、トーン信号
を用いて、受信側ファクシミリ装置はトレーニング等の
通信速度の確定及び符号化能力識別に関する手順(IT
U−T勧告V.34の場合には、フェーズ2及びフェー
ズ3とフェーズ4のコントロールチャネルまでの手順で
あり、勧告T.30ではCSI信号、TCF信号及びC
FR信号までの手順)までが送られてくることの通知、
又はその手順を省いて画情報が送られてくることの通知
を受け取る構成を有しているが、この通知のためにはシ
ングルトーン及びデュアルトーンのいずれを用いても同
様の効果が得られることは明らかである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信側装置との通信速度の確定値と受信側装置の符号化
能力識別に関する手順の実行結果に応じて蓄積原稿のそ
れぞれの画情報を順次モデム通信制御部より送信させる
ことにより、送信直前の受信側装置との回線状況に応じ
た最適な通信速度で蓄積原稿の画情報を送信することが
できるようにしたため、時間を隔てた過去の通信速度の
参照や操作者が通信希望速度の入力を行うことによる誤
差が生じにくくでき、回線経路が長く時間的な回線特性
の変化の影響を受け易い遠距離通信において、実際に可
能な通信速度よりも下回ることなく、最速で通信するこ
とができ、信頼性を向上できる。
【0032】また、本発明によれば、優先判断部により
決定された優先順位に従って原稿蓄積部の蓄積原稿の画
情報をモデム通信制御部を介して順次送信することによ
り、効率的な画情報の送信ができるため、原稿蓄積部に
おいて次の原稿読み取りのために容量が空くまでの待ち
時間を従来よりも軽減することができ、伝送効率を向上
できる。このため、特にパーソナルコンピュータで作成
した文書等をスキャナで読み取らずに、直接送信可能と
なるサーバー機能を有した、最近のインテリジェントフ
ァクシミリ装置のように多くの文書データの処理及び送
信動作が要求されるファクシミリ装置に適用してより一
層の送信の効率化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】従来の一例のブロック図である。
【符号の説明】
1 原稿蓄積部 2 モデム通信制御部 3 相手先認識部 4 主制御部 5 通信管理部 6 優先判断部 7 網制御装置(NCU)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信原稿の画情報を順次蓄積する原稿蓄
    積部と、 変調等の通信処理を行うと共に、受信側装置との接続後
    トレーニング等の通信速度の確定値と受信側装置の符号
    化能力識別に関する手順を実行する機能及びトーン信号
    出力機能を有するモデム通信制御部と、 前記原稿蓄積部へ入力された原稿順に前記モデム通信制
    御部からの前記通信速度と符号化能力の識別結果に文書
    管理番号を付加して格納する通信管理部と、 前記原稿蓄積部に所定時間内に連続して原稿が入力され
    ないときは、その原稿の画情報を前記モデム通信制御部
    を介してそのまま送信させ、連続して入力されるときに
    は、蓄積原稿のそれぞれについて受信側装置との通信速
    度の確定値と該受信側装置の符号化能力識別に関する手
    順を前記モデム通信制御部に実行させると共に、画情報
    は伝送せず通信速度の確定と符号化能力識別に関係する
    手順までを伝送することを前記受信側装置に通知するた
    めの第1のトーン信号を受信側装置へ送信し、すべての
    蓄積原稿について前記手順実行後送信を一旦終了してか
    ら、第2のトーン信号送信後に前記通信管理部に格納し
    た前記通信速度と符号化能力の識別結果に基づいて、前
    記通信速度の確定値と符号化能力識別に関する手順を省
    略して前記蓄積原稿のそれぞれの画情報を順次該モデム
    通信制御部より送信させる制御手段とを有することを特
    徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記通信管理部は、前記受信側装置との
    通信速度の確定値と該受信側装置の符号化能力識別に関
    する手順を前記モデム通信制御部に実行させて得られた
    前記通信速度と符号化能力の識別結果を記憶すると共
    に、過去に通信した相手先電話番号を記憶しており、 前記原稿蓄積部に蓄積された原稿の相手先電話番号と該
    通信管理部に蓄積されている過去の電話番号一覧と比較
    を行って得られた比較結果と、該通信管理部に格納され
    た各原稿の通信速度、符号化能力の比較結果とに基づい
    て優先順位付けを行う優先判断部を有し、前記制御手段
    は該優先判断部により決定された優先順位に従って前記
    原稿蓄積部の蓄積原稿の画情報を前記モデム通信制御部
    を介して順次送信させることを特徴とする請求項1記載
    のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記優先判断部は、前記蓄積原稿のうち
    最も通信速度が速い原稿を最優先し、同じ通信速度の蓄
    積原稿に対しては前記符号化能力が高いものほど優先
    し、前記通信速度及び符号化能力のそれぞれが同じ原稿
    に対しては送信頻度の高い受信側装置宛の蓄積原稿を優
    先し、前記通信速度、符号化能力及び送信頻度がそれぞ
    れが同じ原稿に対しては蓄積順に優先するように、優先
    順位付けを行うことを特徴とする請求項記載のファク
    シミリ装置。
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